はてなキーワード: 組織票とは
先日の投票に関する増田を読んでいて、アメリカの大学に通っていた時の政治学の授業で聞いた話を思い出したのでシェアしたくなったんや
結論から言うと、最も重い一票は集票組織に属した組織票としての一票なんや
そして最も軽い一票は気に入らない候補者を落とす為に投じる個人としての死票や
簡単に説明すると、組織票として一票には政治家を動かす力がある
統一教会を見れば明らかなように、政党政治家と関係を持って選挙協力する代わりに、政策をねじ込んだり自分たちの組織に利益のある活動をやらせることも出来る
仮に落ちたとしても、次の選挙では当選する候補者を擁立することを求めることが出来るし、所属する政党に対する影響力は行使出来るから
一方、個人として死票の場合は、落ちる候補者に入れるだけなので文字通り死票となり、投票しにいったという事実だけが残ることになる
政治家は当然自分を応援してくれる人の為に動くので、そうじゃない死票の為に政治活動はしないんだよな
授業内容を1/100ぐらいにぎゅっとするとこんな内容だ
投票の基本的な原則なんたが、10人で投票を行うと仮定したとき、世界一頭の良い1人の一票よりも、頭の悪い9人の組織票の方が強いんだ
組織票がますます強くなり、絶対に投票する人を多く抱える例えばカルト宗教等に都合の良い国にどんどんなっていく。
国の進む道や自分の収めた税金の使い道選ぶのに、他の人が選んだ人でいいやーと権利放棄して言う人が一番多い属性が、一番国に蔑ろにされる。
組織票と汚職が今よりも大きな政治力を持ちすぎて、汚職市場ではより汚職をした者が勝ち汚職票田の獲得に競い合う汚職競争が過激化して政治家の汚職の負担が今よりも大きくなる
普通はそのまま汚職抗争と政治が共倒れしていくんだけど、でも日本は世襲や華族系が多いからね
多分最終的には汚職競争もバランスが取れていくと思う。月に200円しか収入がない人と、今以上の超金持ち一族が同居する国、汚職天国になるんではないかな?
組織票にくらべたら?