知らんじゃなくて答えろよ 愛してるぞ
例えば資産運用で1億円貯めた人の話見たけど、俺は資産運用してないから1円も損してないんだけど、その1億円貯めた人を基準にすれば俺は1億円損してるわけじゃん。成功した他人の到達点をプラマイゼロの基準点に設定すれば、俺は大きくマイナスになってるわけじゃん。
何もお金だけの話じゃなくて、恋人でも仕事でも娯楽でも、何かに到達した人の話を聞くと、その地点まで到達してない自分は、大きくマイナスの地点にいるんだって気づかされる。どうして自分はその地点にたどり着けなかったんだろうって思わされる。
それがつらい。つらいんだよ。
👩🦰💢『よくもそんなことを!』
私と同じ人がいるんじゃないかというかすかな希望を持ってこの記事を書いている。けれど、やっぱり身バレはしたくないので情報はところどころぼかしたりする。noteに書いていたものを移動してきたから、もしかしたら見たことある人いるかもね。
私は小学校高学年でオタクになった。もちろん(という言い方はあまり適切でないかもしれないが)、腐女子にもなった。オタク友達には腐女子であることを公言しているし、そろそろ家族にも腐バレしそう(オタバレ済み)。けれど、オタク趣味よりも腐趣味よりも、絶対にバレたくないことがある。それは、私が夢女子でもあること。「えっそんな事?w」「腐女子の時点で終わってるのに何を今更気にするのか」という意見も甘んじて受け入れる。
これは勝手な推測だが、世間一般では腐女子より夢女子の方が理解されやすいのではないかと思っている。ざっくり言えば腐女子は男キャラ×男キャラを好み、夢女子は男キャラ×自分を好む。「女体化CPもあるぞ」「自分じゃないしオリキャラ夢主だし」「男主の夢小説だってあるだろ」とかそういう声も聞こえてきそうだが、まあ落ち着いてくれ。各自の性癖は一旦置いてくれ。世間から見たとき、男同士のあんなことやそんなことを好んでいる腐女子はかなり異質だろう。その点夢女子は、煌びやかなイケメンにキャーキャーしているだけ(だけという言い方もいけないけれど)なのだから、どちらが理解されやすいかは一目瞭然である。多分。
では、なぜ私が夢女子を隠し続けるのか。理由は単純、恥ずかしいからである。本屋さんのレジに堂々とBL本を持っていけるのに、夢女子の公言ができない。支部の18禁BL小説は公開ブクマのくせに夢小説は非公開ブクマ。
ここから先は、色んな人に怒られるの覚悟で私の本音を書きつらねる。
え、だって恥ずかしくない? 二次元相手に恋してるの痛くない? 自分が推しに釣り合うとでも思ってるの? 夢小説なんて黒歴史の極み、読んでるのも書いてるのも恥ずかしい。なんでそんな恥ずかしい文章書けるの?
いやごめんほんとごめんマジごめん。夢女子本人が何言ってんだって感じだし、私も夢小説読んでる。何なら書いてる。楽しい。閲覧数やいいねが少しずつ伸びることに幸せを感じる。あと、腐女子だって十分痛い。
でもね、公言するのが本当に恥ずかしい。高校や大学で夢女子を公言する友達を見たときはめちゃくちゃ驚いたし、公言して夢女子トークできたらどんなに楽しいだろうと思った。私も夢女子トークしたいよ、推しとのデートコーデ考えたりしたいよ。夢女子になってもう何年も経つのに、未だに誰にも言えていない。中高時代にできた親友には、言ってみようかと何度も思った。けど結局言えないまま今に至る。もしかしたら、私みたいなクソ腐女子が夢女子兼業してましたなんて言ったら笑われるんじゃないか、引かれるんじゃないか。そんなことを思ってしまう。念のため言っておくが、もちろんそんな事をするような子じゃない。きっと「そうだったんだ!」で終わる。
でもなぁ……恥ずかしいんだよね、公言するのが。死ぬほど恥ずかしい。もし友達に自分の書いた夢小説が見つかったらと思うと今すぐ消したくなる。ブクマしてくれてる人のために何とか踏みとどまってるけど。どうしよう、カミングアウトしようかなぁ……。
🐈️『きっと小判だったの』
そもそも赤の他人なんだからよほどいいものか流行りもの作らないとそら目にすらつかなくない?
今時twitterやらで探せば同ジャンルで話せる人多少はいるんだしそういう人見つけてその人にだけ刺さればいいやぐらいの感情で描いた方がたぶん人生楽しいと思うよ。