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はてなキーワード: ibmとは

2008-12-01

元IBMerの思い出




http://www.jmiu-ibm.org/2008/11/209.html

で話題になってるみたいなので、1OBとして会社感想を書いておきます。

仕事については本当に恵まれている

私は新卒で入社し5-6年ぐらい在籍して辞めました。辞めたのは数年前でしたが、中に残っている人の話を聞く限り、状況はそんな変わってないように思います。

IBMはすごく良い会社でした。特に仕事面ではいい仕事をたくさんさせてもらい、随分成長できたと思います。

  • 研修が大変手厚い。入社して最初の半年は研修だけ。その後半年〓1年ぐらいはOJT研修を行ったり来たりの生活
  • 研修終了後本格的にプロジェクトに配属。いきなり下請けさんの部下がついてマネジメントをさせられる。客先に放り出されて1人で会議に出ることもしばしば。そうして早くに独り立ちすることができた
  • 30歳前後の先輩方が皆優秀でよく働く。彼らからいろいろなことを教えてもらった。

このような形で、若手が仕事をする上ではかなり良い環境だったと思っております。((あくまで若いうちは、ですが。昇進して上になるとまた変わるのですがそのあたりは割愛いたします))

老害としか言いようの無い存在

大変充実し、恵まれている環境でしたが、嫌な事も多かったです。その一つが、何も仕事をしていない50代以上の年寄りスタッフが多すぎることでした。

彼らは、かつてはIBMが主力のビジネスにしていたメインフレームの営業さんであったり、それら周りのエンジニア等でした。

IBM90年代初頭に業績が悪化しましたが、ガースナーという経営者を外部から招聘し、彼のもとで大きな改革が行われました。それにあわせて、日本以外の国ではそのような今後のビジネスに必要の無い従業員はあらかたいなくなりました。

しかし、日本だけは特別で、中々クビを切れないということで、「配置転換」や「再教育」が行われたのです。

自分顧客資産を生かして再度サービスの販売でのし上がった人もいますし、40過ぎてjavaを覚えて新しい領域のエンジニアになり今でも前線で活躍している人もいます。工場勤務時代の経験を生かして、最先端工場運営についてコンサルティングをしている人もいます。

しかし、そのように再チャレンジすることを拒否し、ただ会社にいて高い給料をもらうという選択をした人たちもたくさんおりました。

仕事が無いので現場において置けないので、ビジネスマネジメントとかクオリティコントロールなどという間接部門(正確な名前はもう忘れました。意味不明な横文字言葉が多すぎるのも悪いところです)が置かれ、そこに大量の使えない人があぶれていました。

彼らは9時5時でネットを見たりマインスイーパを一日中やってて帰る生活を送り、しかも彼らは長年勤務しているだけあってかなり給料があがっていました。

正直言って自分が稼いだ金を奴らに吸われているという感覚はありましたし「あいつら全員首にしたら絶対この会社は良くなるのに」という話を若手同士でよくしていた記憶があります。

組合?何それ?おいしいの?

そんな彼らの代弁者になっているのが今回の記事を書いた組合なのでしょう。元記事も随分過激な内容になっています。

しかし、私がみると「またか、いい加減にしろ」としか思えません。私にとって組合は、毎週のように意味不明な内容をエキセントリックに書き散らすチラシを配る存在であり、毎週オフィスをうろうろ回ってカンパを募りに来るだけの存在でした。彼らの目は死んでおり、チラシはそのままゴミ箱に捨てられ、誰もカンパに応じていなかった。少なくとも私の周りで組合員だった者を知りません。

よく組合の幹部で、役員と交渉することがエリートコースというようなことが普通日本企業では言われてるそうです。少なくともあの会社に関してはそのような雰囲気は微塵も感じられず、終わっている集団という認識でした。

そんなに社内で存在感の無い人たちの寝言が、ネットで話題になっていることには、率直に言って悔しいですし怒りを覚えます。こんな人たちの目線で見たIBMネットで有名になるのには我慢なりません。IT業界に身を置いたなら生涯勉強だろうが。それもやらないでダラダラくだらない仕事して不当に給料もらってやれ降格だクビだといわれてギャーギャー騒ぐんじゃねえよ。

これから

今回の大元となったリストラ報道を聞いたときは、ようやく日本IBMもまともな会社に生まれ変わることができそうと思いました。むしろ、元記事にあるような低評価、降格人事、退職強要なるものを行ってこなかったことが今の業績不振を招いており、若干遅きに失したかなとも思います。30代、40代前半の優秀な方々で見切りをつけて出て行ってしまった方もたくさんおります。ただ、これで少しでも本当にまともに金を稼いでいる人への還元がなされればよいと思います。

以上1個人の意見ですが、中にはこう考えている人もいたということで何かの参考になればと思います。

それでは。

2008-11-30

On File Systems

(http://www.kev009.com/wp/2008/11/on-file-systems/)

訳した。分からなかったところは英語のまま。ファイルシステムについて完全な素人なので変な所があるかも。

Introduction(前置き)

ファイルシステムOS重要な要素だが最近ではあまり関心を払われていない。ビットが入ってきてビットがでていく……デスクトップシステムにとっては、たいてい十分に働いてくれる……ただし、電源が落ちるまでは。しかし、そんな状況ですら近頃ではあまり困ったことにはならない。

Linuxファイルシステムの分野には競合製品が多い。ext2が長い間標準とされてきたが、2001年辺りから他の選択肢も主流となった。あまり歴史に深入りせずに要約すると(順番は適当)、ext2進化してext3となり、ジャーナリング機能が付いた。ReiserFSがリリースされた。SGIはXFSを移植した。IBMはJFSを移植した。

いくつかの理由があって(主に政治的な理由で)ext3Linuxデファクトファイルシステムとなった。

Classic File Systems(古典ファイルシステム)

私が古典ファイルシステムと呼ぶとき、基本的にいつも同じ概念を指している。つまり古典的なUnixレイアウトファイルシステムジャーナリング機能を追加したものだ。ここに述べるのは、それら古典ファイルシステムハイライトである。

これは後知恵だが、JFSやXFSが牽引力を持たずに、ext3が人々を古典的時代に停滞させたのは一種の悲劇だった。しかしながらext3は信頼性を証明し、きちんと動くように一貫として保守されてもいる。

NextGen File Systems(新世代ファイルシステム)

2005年SunZFSという爆弾リリースした。ZFSは私が次世代ファイルシステムと呼ぶ時代への案内人である。

ハードディスクが大きくなるにつれて、バックアップ戦略、完全性(integrity)の検証、巨大なファイルサポートは前より遥かに重要になってきている。

ここあげるファイルシステム古典的なVFS lineを曖昧にしたりLVMとRAIDを強固な結合することによって管理を楽にする事を目的としている。

ダメハードウェアで起きる静かな(観測されない)データの破損も心配の種である。これに対抗するために、次世代のファイルシステムチェックサムを供えている。

いろんな意味Linuxコミュニティーは完全に油断しきっており、多くの開発者ZFSリリースされるまで次世代ファイルシステムについて真剣に考えてこなかった。Reiser4はいくつかの新しいアイデアを持っていてキラーファイルシステムとなろうとしたが、Hans Reiserは、他のカーネル開発者との著しく酷い関係を楽しんでいたのだった。ただ幸運な事に、いまではいくつかの、より先進的なファイルシステムが登場しようとしている。

Conclusion(結論)

kernel 2.6.28と一緒にext4がリリースされるが、BtrfsやTuxs3が安定するのを待った方がよい。Btrfsの開発陣は短距離走開発を行っているので、Linuxカーネルの開発サイクルに次か、あるいはその次で取り込まれると思われる。

SSDが普及するのは明白だ。理論的に速度の面で磁気ストレージより圧倒的に早く、現実にも既に書き込み速度が追い付きはじめている。最新のIntelランダムアクセスやIOPSは非常に印象的である。Btrfsは当初からSSDへの最適化を取りいれようとしている。しかし、これらの新しいデバイスは、更に速度の早い新しいファイルシステムを生むだろう。

私自身の考えでは、ウェアレベリングやFATエミュレーションSSDの性能を押し止めているため、 新たなファイルシステムが登場すればパフォーマンス改善できるだろう。

2008-11-29

旧帝大09卒だが、内定取消に怯えている。

09卒だと、最低でも内定式までにはどれか1つに絞るのが常識だった。

10卒は、複数の内定を入社直前の3月までキープするのが常識になる。

そして今(2008年10月..2009年3月)は「内定取消」が話題になっているけれど、

来年度(2010年3月)は「内定辞退」がニュースになっている(はずだ)

数字で見る内定取消

内定取消はしか関係無い、という意見も見かけるし、実際騒がれているほど内定取消は多くない。

厚生労働省の発表では、今のところ内定取消にあった大学短大生は302人。

リクルート ワークス研究所「2008年版 雇用の現状」によると、09卒の民間就職希望者は44万3100人。

単純計算だと、約1500人に1人の割合で内定取消になる。

Fランしか関係無いでしょ?

今のところは、Yes。でもこの先分からない。

そして分からないから、怖い。

内定取消を行うような企業内定しか取れないFランm9(^Д^)プギャー的な書き込みを良く見かけるけど、

こういうのはイメージが大事だと思うんだ。

確かに今のところ、いわゆる人気大手企業ソニーとかNTT5とか)で内定取消は出てない。

でもヒトはリスク過大評価するとはよく言ったもので、もしも、万が一…を考えてしまう。

入社前のリストラ発表

内定取消まで行かなくても、入社前にリストラ発表した企業内定者も辛い。

例えばIBM正社員1000人のリストラ発表している。

IBMといったらSI系(≒IT系)ではNTTデータ野村総合研究所IBMアクセンチュアなんかと並んで学生の一番人気を争う会社

例えばソニー任天堂内々定を蹴ってIBMにした奴だって居る。

ソフトバンク経営危機説が流れている。

ソフトバンク採用活動は2月と早いため、ドコモとかKDDIとかに行きたい奴が滑り止め・面接の練習として受ける場合が多いけど、それだってそれなりに人気だ。

まとめ

つまり人気の企業でさえ一寸先は闇という今、09卒は内定取消の恐怖に怯え、10卒は複数内定キープによるリスク分散を心に誓うのです。

おまけ:理系09卒 一般的な就活の流れ(僕の周り調べ)

・B3/M110月..:ボチボチ就活を始める。説明会行ったりとか。

・2..3月:外資、中小、ベンチャー面接など。

B4M2の4..5月:内資大手の面接など。順次、内定者懇親会等が開かれる。

10月内定式

内資大手は経団連倫理憲章により採用活動はB4M14月1日からと決まってるらしく、学生としては内資大手とそれ以外の2段階で就職活動をするような形になる。

例えば通信系希望なら、B3/M1の2月にソフトバンクとかで面接の練習して、4月1日からはNTTドコモなんかを受ける。

順当に行けば5月の段階で内々定がいくつかGETできて、6月ぐらいまでにはそのうちどれか1つに絞る感じ。

内々定の辞退は、殆どの場合電話メール一本。

メール内定辞退は失礼!という意見もたまに見かけるが、(IT系など)会社によってはそもそも内々定の連絡とかもメールで来るわけで、そんなもんかなと。

ちなみに内々定蹴ったらコーヒーかけられた、カレー投げつけられた、ネクタイ切られたエトセトラetc…という逸話のある企業もあるけど、たぶん都市伝説だと思う。

2008-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20081127144450

おー、同じく230Csから。

でもT43で終止符を打った。

もうIBMからはThinkpadは出なくなった。

Lenovoとかいうよくわからない三流メーカーから

Thinkpadって出てるけど別物だよね。

2008-11-18

たぶんしってるとおもう

14年か15年前くらいだとおもう。高松のちいさなパソコン専門店IBMのAptivaというPCを衝動買いした。それがぼくのPC生活の始まりだった。30数万円して、そのうえデスクトップだった。でかかった。

当時はテレビCMでさえ、インターネットという言葉はとくに目にしなかった。ぼくはインターネット、という言葉は知っててもそれがどんなもので、どんなことができるのかほとんど無知だった。

インターネット接続にはダイヤルアップという方法があるらしく、マニュアルを片手に、帰省していた姉といっしょに接続を試みた。どうやらクレジットカードが必要らしく、当時クレカを持っていなかったぼくは一時的に姉のカードを借りて接続を試みた。

契約はすんなりと終え、ガチャピーピー、ファックスのような音がパソコンから聞こえる。静かになって、そこからなにも始まらない。姉とぼくのふたりは???の中にしばらくいた。ただ1分数十円というお金がこの間もかかっているということだけはわかっていたので、もったいない、と思い、とりあえず切断した。

いろいろ試行錯誤して、インターネットをするには接続とは別にインターネットエキスプローラーというソフトを立ち上げなくてはならない、ということがわかった。

次は接続ののち、IE(当時はこんな略しかたさえもちろん知らない)を立ち上げた。Yahoo!が開いた。とてもシンプルなページあった。検索、というボタンを押すのに、キーワードがいったいなんだったのか記憶がない。そこからなにをしたのか、記憶がない。ゆいいつ、姉ががっかりしていたのだけは覚えている。インターネットってべつになんかができるわけじゃないわけね、そんなかんじの振る舞いを姉はした。

あれから10年以上インターネットをしているわけだけど、今やネットは生活にはなくては困るくらいに利用している。かりになかったとしても、たぶん、そんなに困りはしないんだろうな、ともおもったりする。

今日、昼のきゅうけいのときにふと思ったのは、インターネットはあらゆるものをShareする場所なんだな、ということだった。情報・知識をShareして、データShareして、そして、ぼくだけじゃないだろう、人は人生の一部までもShareしている、ネットを使って。ぼくの恋愛のいくつかはネットなくしては語れない。なければぼくは仙台にもいかなかっただろうし、誰かの手を握ることもなかったとおもう。

ネットのまえにいる時間が減って感じるのは、いつでもつなげられるという安心感さえあれば、とくに今つながってなくてもいいな、ということ。これまでは何かのきっかけにネット存在していたんだけれど、これからはそのきっかけをここに依存することはそんなにないだろう、と。

向こうから舞い降りたり、転がっていればわからないけど、きっかけをこちらから探しにでかけることは、たぶん、ない。

書店への出かけ方も知っていれば、本の選び方も知っている。そんなかんじで、人生の選び方も少しだけれどわかってきたような気がする、やっとこの年齢になって。

2008-11-02

これがソフト屋の違いなのか

人気エントリIBMが入ってますね。

IBMって、こういうプログラミングに関する記事を書いていて、javaの他、javascriptやその他LL、他にもMySQLとかlinuxだったり、サーバ管理の話だったり、そういう記事を沢山書いていて、そして日本語訳しています。

MicrosoftSunも、自社製品に関してが中心ですが、MSDNとかSDCといったサイトをもっています。

それにひきかえ日本はどうでしょう。

もちろん、中の人達は論文雑誌書籍などを出しているでしょう。

しかし、だからこそ、会社として公開の場をもつ事が、技術者を育て、集める事につながると思うのです。

はてなだってやっているのです。

大企業なら、日本のITのために一肌脱いでみませんか。

2008-10-02

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アドバイスをするというのは、疑わしい療法だ。ユング

Amazon.co.jp: 上司は思いつきでものを言う (集英社新書): 橋本 治: 本

Amazon.co.jp: 会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」: 冨山 和彦: 本

「『空気より重い空飛ぶ機械』は不可能だ。」ロード・ケビン、英国学士院総裁

「ギターバンドはもう流行らない」と言われて、大手レコード会社デッカのオーディションに落ちたビートルズ

マイクロソフト・ジョークス/先見の迷惑

「将来コンピュータの重量は、1.5トン以下になるかも知れない。」

Popular Mechanics誌、科学の果てしなき進歩予測して、1949

「恐らく世界中コンピュータ市場の規模は、5台だろう。」

トーマスワトソンIBM会長1943

「家庭にコンピュータを欲しいと思う人などいる訳がない。」

ケン・オルソン、Digital Equipmentの創設者社長会長、1977

石油を掘るだって? 地面にドリルで穴を開けて、石油を探すっていうのかい? あんた頭がおかしいよ。」

エドウィンドレイクが、石油採掘プロジェクトに協力を要請したドリル業者たち




「すべては主観である。」モニモス

常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう

人が投げたボールをすべてキャッチすることはない

なぜ怒鳴りつけたのでしょうか? - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定)

Yahoo!辞書 - さんにん‐さんよう【三人三様】

Yahoo!辞書 - じゅうにん‐といろ【十人十色】

鳴かぬなら、殺してしまえ、ホトトギス

織田信長

鳴かぬなら、鳴かせてみよう、ホトドギス。

豊臣秀吉

鳴かぬなら、鳴くまでまとう、ホトドギス。

徳川家康

Amazon.co.jp: 戦国武将に学ぶ処世術―信長・秀吉・家康: 津本 陽: 本

[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬

[権内][権外][エピクテートス]意志の力でどうにもならない物事

2008-08-30

インド系のIT企業(笑)は日本じゃ成功しないね

タタとかインフォシスとかウィプロとかサティヤムとか、インド系のSIerの進出著しい。少なくともグローバルで見れば、彼らは「勝ち組」なんだろう。

でも、グローバルなんとかとやらがその実アメリカン、それもモルスタWASPとかゴールド萬系ジューイッシュとかがたった2年のMBAカリキュラムで学んできた範囲の狭い理論に基づいているのは今さら俺が言うまでもない。

そして、そこで必ず出てくるつまらんフレームワークにハメ込むのが得意なのが、ほかならぬインド系の連中だ。インド系ということで、周辺のバングラとかスリランカとかも(もしあるんだったら)含めてしまっていい。

そういう型通りのビジネスを愚直にやる姿勢、それは過去日本製造業も歩んできた道だ。高度経済成長期のようななーんもない時代だったら、そのやり方も成功の余地があった。

でも、このモノ余り、カネ余り、均質化の時代で企業各社はどうやって他と違うことをやろうかとアタマを抱えてるときに、型通りのことをやるしか能のないインド系はまったく使えない。簡単に言えば、気が利かない連中だ。

そういうインド系は、少なくとも今の日本には要らない。日本企業が求めているのは、自身が問題を抱えているときに根源の理由を見つけそれの解決に現場と汗水垂らして頑張ってくれるヤツだ。インド系は、そういうシゴトは今だ残るカーストの下層の役割なんだろう。

もちろん、現場で汗水流し頑張ることは、日本人労働者でも今や下層の役割にあるとされる。でも、彼らの利点は、問題解決というゴールに実に忠実であることだ。仕様カバーされたことしかやらない、仕様外のことが出た途端に費用を上乗せすると言っても対応しないインド系は要らない。

冒頭で挙げたインド企業群が、IBMとかNECとか日立とかがやっているようにコンサル業務を拡大させると言われている。まったくもって馬鹿馬鹿しい。機械ガンガン音を立てる現場じゃなく空調の効いた快適なビルの一室で鉛筆ナメナメしながらフレームワークをイジってるかと思うとアタマにくる。そういう連中、あるいはそういうキャリアパスを描きながら日本に大挙押し寄せようとしているインド系は回れ右でクニに帰れと言いたい。

2008-07-29

「元社員がつくるライバル会社は元会社に勝てない」の法則

グーグル社員Googleのライバルとなる検索エンジンをつくったらしいけれど。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/28/news048.html

マイクロソフトや、IBMアップルとかには当然優秀な社員がたくさんいると思うけど、そこをやめて、同じ畑で元会社より成功したってのは聞かない気がする。ジョブスのネクストアップルのライバル会社というスタンスではなかったと思うし。

それって、技術的にはどうかわかんないけれども、人格的になんとなく自然な成り行きな感じがしないでもない。だって、「この技術はいける」「これなら今のGoogleエンジンよりいいはずだ」と思ってほんとにやりたかったら、Google内でなんでやんなかったんだっていう。

ちなみに法則といってるけど、いま思っただけ。

2008-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20080721132909

みずほz/Linux案件がITProのニュースになってました。

140台のRS/6000を20台のSystem z/SUSEコンソリしたそうです。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080711/310594/?ST=system&P=1

# "Principles of Operation"ってのは、IBMのMVSのアーキテクチャが記載されたドキュメントです。ESA/390, z/Architectureの各版にアップデートされてます。最新版はこれかな?古い版では日本語もあったと思うんだけど・・・

 z/OS V1R9.0: http://www-03.ibm.com/systems/z/os/zos/bkserv/r9pdf/

# メインフレームUNIX/Linuxよりも優位にあると思うのは、チャネルサブシステム、Sysplex、アドレス空間管理かな。

2008-07-21

日立製作所官公庁もまともなシステム構築をすべき(続)

http://anond.hatelabo.jp/20080720184208

トラバレス続編です。

http://anond.hatelabo.jp/20080721190509

中の人」によるトラバレスですね。やはり社内調整が大変なんですね。一言で片付ければ大企業病であります。しかし、「縦割り官僚病」に患った官公庁と「大企業病」にかかった大企業によって、国家予算の多くが割かれているということは、もう一段上からの目線で、見直す必要があると思います。

http://anond.hatelabo.jp/20080721063221

ユーザ側がリスクに対する許容度をRFPに明記しないので、メーカー側は過剰品質で高価なシステムを納入せざるを得ないという主旨かと思われます。

池田信夫先生blog

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/05bc2cfe0e759ee46e41bc14eaa2a322

の記事を参考に勉強したいと思います

「代表性 ヒューリスティック」によるリスク過大評価の可能性についても配慮していきたいと考えています。

http://kyoumu.educ.kyoto-u.ac.jp/cogpsy/personal/Kusumi/heuristics.htm

http://anond.hatelabo.jp/20080721094315

>元増田は本来業者が準備すべき書面を自分が作らされているのがおかしいと感じている

>のかもしれないが、そもそもの発端は逆だったという可能性はないかな。

そのとおりかも知れません。些細なことに文書報告を求めるのが役所の悪弊だと思います。

しかし、本件のような億単位案件に限って、小さな事案に比べ「政治力」が意思決定に大きく関わり、文書が残らないということも、あまりいいことではないと考えます。

あと、僕は国家??種です。

http://anond.hatelabo.jp/20080721104034

>サービスとその対価を良く考えてね。

行政コスト意識を持って」と省内で言われ、無駄コピーとり削減とか、わかりやすいことは、みんな頑張っているのですが。高価なシステム購入のことになると、不思議コストに関して思考停止になる関係者が多いのも事実です。

よく、スーパーの買い物とかは他のスーパーの値段を調査をして節約するけど、マイホーム購入となると、舞い上がってしまい、セールスマンの言われるがまま、大きな買い物をしてしまうということがあるじゃないですか。個人と組織は似たところがありますね。

http://anond.hatelabo.jp/20080721083720

>日立コンサルティングという会社がある。

これはIBMがプライス・ウォーターのコンサル部門を買収して、ソリューション力を強化しようという戦略をとったのを日立が後追いしているものだと思います。

NECアビーム・コンサルティングを買収したし、富士通富士通総研戦略コンサルティング会社として位置づけ強化する、そういった流れですね。今は。

提案(ソリューション)部分とハードソフト売りの部分を明確に分けて、価格を透明化するという試みなのかもしれません。

省庁がコンサルを使う場合は、意思決定の外部評価を得たいとき、つまり「お墨付き」をもらいたいときだと思います。予定調和型の玉虫色コンサル報告書が○百万円といった金額で売れている。これでは、日本コンサルティグ業界健全な成長を求めるのは酷かもしれません。

::コンサル目指している学生さんがいたら、夢を潰してご免なさい。

http://anond.hatelabo.jp/20080721095826

>日立は各社内カンパニー研究所とそれぞれ独立採算制を取っているのでシステム費用

>の高さと研究所の豪華さを引き合いに出すのは筋違い

中央研究所の件はすいませんでした。

しかしながら、少なくとも情報・通信グループの中では、事業所間(戸塚とか新川崎とか秦野とか小田原とか)の利益調整は行っているようですよ。

>下落合迎賓館云々は日立子会社が運営しているので、あくまで別会社

年金事業は厚生省ではなく、別庁の社会保険庁が運営しているので、本省には問題がない」と言った感じの意味でしょうか。すいません。なんか、つっかっていますね。

http://anond.hatelabo.jp/20080721103010

>金融三菱東京UFJメインフレームIBMに取られてボロボロらしいし。

日立メインフレーム事業の長男坊「三和銀行」と次男坊「東海銀行」が合併して、新しい絵が書けるかと思ったところで、三菱東京との合併、IBMへのシステム片寄せ。日立には逆風でしたね。ゆうちょ銀行システムはNTTデータ日立が旧UFJシステム採用して開発中。中途半端金融事業とメインフレーム事業が生き延びる理由ができてしまい、また経営判断を誤る要素ができました。

日立金融ソリューションは「NEXTCAP」というものですが、売れてないそうです。熱心に旧日立ユーザであった興銀=みずほコーポレート銀行に売り込んだのですが、失敗したとか。いつまでも「NEXT」というこのネーミング・センス。日立ってちょっと面白い会社ですね。

http://anond.hatelabo.jp/20080721115630

>深夜残業の帰りはいつも居酒屋タクシー使ってたらしいよ。

僕は自費タクシーか、会社に泊まるか、新橋カプセルホテルに泊まっています。おそらく日立もごく一部の人だけでしょうね。特権的に居酒屋タクシーなんかできる人は。

http://anond.hatelabo.jp/20080721125502

>所員だな。「落としどころ」という言葉を使う当たりが。

どきっ。。こわい。こわい。

http://anond.hatelabo.jp/20080721190509

中のひとがんばってーねー。

商店街から応援してるよ^-^

あと、下請けの会社がしにそうな話ししか聞きません。H。

かわいそうです・・・。

ダムとかやってるHだっけ?Fかな?

関連で茶談義。

IBM

さっき海外ニュースよんでたらIBMが好調っていうニュースがあがってた。

ふーんという感じ。日本はもうアジア重要拠点でもなくなっちゃったのかな?

ちょっとさみしい。

NEC

NEC北米研究所NECだとおもっているんですが、違いますかね?

NEC違い?北米研の成果っていつもすごいなーとおもってウオッチしています。

線虫だかを研究しているひともいましたよね。10年先をみすえて研究ができているので楽しみです。

将来が愉しみなのはいいんですが現在が心配です。

収益エンジンなさすぎ。

いろんな部門売っちゃったしね。。。

H、N、F、T

一番最初に人身御供的につぶれる企業はどこだとささやかれて久しいですが、どこでしょうか?

Tはちょっと復活しましたね。

ほかは安定的にダメな感じです。

ただ、Tが浮上しては沈むギャップが毎度大きいので、ボラがでかいと・・・少し心配です。

三洋はどこまでいくんだろう。

太陽電池関係パテントはどこへ?そこだけが注目です。

松下はマネシタ電気とかいわれてたのはどこへやら。

着実なブランディングができているので、ここのグループにははいらないかな。

さて、どこだ。

ま、ものづくりといっても工場生産ものをメインに据えたメーカーである以上、これらの業界に芽はないかもしれん。。

日立製作所官公庁もまともなシステム構築をすべき

http://anond.hatelabo.jp/20080720184208

トラバレスしてみました。

http://anond.hatelabo.jp/20080720200848

>日立メインフレーム開発の末端に居るけど、

>お偉いさんが「前期は競合他社を抑えて売上トップになった」と言ってた。

>ぶっちゃけ性能よりしがらみと売り方次第なんだろうな。

「しがらみ売り」の部分は大きいと思います。「性能よりは」ということではIBMのZシリーズ設計思想や、システム全体戦略の描き方ということで、国産メインフレームは大きく遅れをとっています。

>他社を知らないから多いか少ないかはわからないけど、トラブルの報告は結構来てる気がする。

>「負荷がかかりすぎ」「処理時間が異常に長い」とか。

>で、本業の開発にどんどんしわ寄せが来たり。

戦略なき「現状維持でなんとか利益をとる」本社方針で、国産メインフレーム自体は技術的進歩は終焉し、「制度疲労化」が目立っています。結局、苦労するのは現場保守のSEさんだと思います。これで、「メインフレーム止ーめた」となると、雇用の問題が発生しますね。

http://anond.hatelabo.jp/20080720201039

>そんなのに金払って文句が出ない組織ならそれでいいんじゃないの。

税金の使い方について、もう少し繊細に(神経質いうわけでなく)なるような組織に変っていけたらなあと、微力ながら感じます。

http://anond.hatelabo.jp/20080720201914

>そのようなことは、別に日立だけじゃないが

>ただ、政府や公共機関の発注の仕方や、年度予算に縛られることなどを考慮して

>批判すべきだろう

他の官需が大きい会社は、同様の問題を抱えているのだろうと思います。

>日本政府や公共機関をガラリと変えて、血の入れ替えを行わなければ、この問題は解決

>しないのではないのかなとも思う。

一度はかなりの混乱が現場では生じるかもしれませんが、長期的に見ると何十年に一回は「ちゃぶ台ひっくり返し」みたいなことがあった方がいいのかもしれません。それが、総選挙による政権交代で可能なのかは、わからないところですね。

http://anond.hatelabo.jp/20080720210231

>日本の人(特に大規模な組織)ってコンピュータに関してはとことんお金の使い方が

>下手だなあって思います。

官公庁のITシステムって、EAとか声は聞きますが、やはり個別最適で局所局所に多額のお金を投下しているのではないかと思います。適度な自由さと柔軟性を取り入れていくことで、上手なIT投資につながっていくことを望みます。

http://anond.hatelabo.jp/20080720225934

>木を見て森というか山を見ずな断定表現ですべてを台無しにしている。

>日立技術者だけでなく、増田も十分幼いかと。

おっしゃるとおり、未熟な点が多いと思います。自分自身も視野狭窄に陥っていると感じますこの頃。

http://anond.hatelabo.jp/20080720230018

>いま日立は必死こいてネットワークがんばってるみたい。

>ただそれでもぱっとしないけど。正直僕もどうだろ…とは思う。

ネットワーク技術の遅れは日立にとって痛手だと思います。優秀な研究者も好きな研究課題を選べるわけではないと思いますので、インターネット技術をはじめとした、ネットワークコンピューティング面での掘り込みの拙さは、今後、日立足枷になってしまう可能性がありますね。

http://anond.hatelabo.jp/20080720234630

>日立どうのこうのというよりも増田の部署は相見積もとらんの?

メインフレーム等、明らかに現行システムとの連接性が強いものについては競争入札対象外としてきた経緯があります。長期的視点に立って、調達方式を全面的に見直す時期に来ているのではないかと思います。

>こういう部署を再構築すれば、いまの政府予算の3割削減は可能と思われるのだがどうよ。

>というか発注するもののRFPをしっかり作れない国家公務員は全員クビ。

財政赤字を鑑みれば、行政システムストップして大きな社会混乱がおきない程度の「過激さ」でリストラクチャリングが必要だと思います。

FPですが、システムのリプレースの場合、現行システムに関する仕様・設計が日立側で行われており、暗黙的に日立側が主導権を握っているのが現状です。既存ベンダーである日立としては、情報開示を積極的に行わず、再発注を受けたいというバイアスがあり、RFP作成が困難な状況でもありますが、公務員のIT知識不足は改善すべきだと思います。

http://anond.hatelabo.jp/20080721000253

>会社は(組合の都合で)一方的に解雇できないけど、給料は基本的に年功序列ベース

>働かなくても年取れば給料up。これ最強(嫌な意味で)。

>成果主義といっても、前後数%ブレるだけで、正直あまり意味を成してない。そういうこ>とです。

>そしてこのタイプの主任さん、各事業部に数%の割合でほぼ確実に存在します。これは揺>るぎない事実

よく日立の方は「工場を維持するのに必要なのです」という捨て台詞的な受け答えをされます。こちらは、支払う料金に対する工場の体制(できれば見なしで人数も)を教えて下さいと再三にわたりお願いしていますが、上記のような状況では開示は難しいですね。ある意味、そのタイプの主任さんたちも税金で悠々な生活を送っているとも言えますね。

http://anond.hatelabo.jp/20080721001010

>納入先によって値段が違うの当たり前だろうに。

価格が違うことを指摘しているのではなく、不透明意識的に複雑化した価格体系について問題意識を持ちました。言葉が足りず誤解を与え申し訳ありませんでした。

http://anond.hatelabo.jp/20080721023302

>官公庁システムがただただ高い理由。

>調達先の業者が指定されているからというだけなんじゃないか?

>官舎に出入り業者として入ったことがあるが、どこぞのメーカーとしてしか入れなかった。

>それがされないのは、企業の信用力という名のもとの参入障壁。

競争入札制度」というものが適正に運用されていれば、参入障壁は低くなると思います。しかし、入札にすると莫大な体力と時間がかかるので、連接性を認めて随意契約に持っていくというパターンは全国の官公庁で行われているのではないかと思います。改善要だと思います。

http://anond.hatelabo.jp/20080721032323

>リスクをとれない、とりたくないってことなんだろ。

>金を払ってもいいから危険は冒したくないってことなら理屈としては間違ってはいない。

リスクに関してはハードの信頼性技術は向上しているので日立稼働率等を数字で示し、発注側にどれくらいのリスクを許容できるか、相談する余地を示すべきです。「変更すると運用が大きく変更する懸念あり」といった定性的日立の回答では、外に出ると交通事故に合うので、子どもは家の中でじっとしておきなさいという理屈が「間違ってはいない」と同レベルです。

http://anond.hatelabo.jp/20080721034820

>契約した当時、HP-UXAIXを除いてミッションクリティカルシステムOSサポート

>てるとこあったのかなぁ?

導入時に担当していた人に聞いてみようと思います。システムは更改が不可欠なので、更改時に必要な要件、またコストの可能性について、やや日立は説明不足また、当方側も説明をお願いしてドキュメントに残すという姿勢が不足していたと思います。

http://anond.hatelabo.jp/20080721041350

>SWとHWを一元的に見られるメーカサービスプロバイダって、少ないからねー。

同感です。日立富士通日本市場でやっていけるのはSWとHWを一元的に管理できるユーザ能力が欠けているのも一因だと思います。日立富士通等の強みでもあり、しかし、そこに安住していては、長い目でみれば、国際的競争力を失う(もう失った)ことになるのではないかと思います。

>ちなみに、メインフレーム、悪くないよ。というか、むしろ技術的には、UNIX/Linux

>りも優位性があると思う。

IBMメインフレームは優位性があると思います。国産メーカ戦略分野と位置づけていないと思いますよ。

>詳しくは、"Principles of Operation"でも読め。今でも、たいして変わってないと思う。

読んでみようと思います。

>最新の事情は、各社のドキュメントを読め

日立ドキュメント少ないですね。必要以上に情報を「社内秘」扱いにしており、ユーザを「日立ファン」にさせることに失敗していると思います。

http://anond.hatelabo.jp/20080721042906

>何事も100%を求めるなら高コストになるのは当たり前のこと。

99.99%の稼働率確保と99.999%の確保ではコストで大きな違いが出ると思います。

個人的には99.99%を正副確保するレベルで十分だと思いますが。予想停止時間で判断するのも変な話ですが、99.99%の二乗にすれば24時間365日で瞬断が起こる程度にリスクを下げることができると思います。

100%を求めるというのはシステム的な問題ではなく、組織リスク管理の問題であるとも感じます。

http://anond.hatelabo.jp/20080720184208

日立の公共部門って、もともとはファコム・ハイタックって富士通との合弁会社だったんだよ。

社内的には外様と日立人間から聞いたことがある。金融三菱東京UFJメインフレームIBMに取られてボロボロらしいし。

日立が強いのは重電と鉄道だけじゃないの?

2008-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20080720184208

日立お家芸のストレージ部門は大丈夫か。

 日立IBMからハードディスクドライブ製造部門を買収しました。HGST日立・グローバル・ストレージテクノロジー)という会社を作りましたね。ハードディスク価格競争は激しく、シーゲート社、ウェスティン・デジタル社などどリテール部門は激しいプライス競争をしています。

 リテール部門での赤字をエンタープライズ部門でのディスク装置へ取り付けるハードディスクドライブ価格を高くすることで補っているのではないかと疑惑があります。

 内のシステムでは日立ディスク装置(製品名USP V)をメインフレーム接続用として導入しています。その製品に搭載するドライブは、1個36GB、72GB、146GB、300GBの中から選定するのですが、この時代300GBで単価1万円くらいだろうと思っていたのですが桁違いなのです。

 企業用オンラインなので、大事をとって日立としては36GBのドライブRAID1で採用して欲しい。そして標準価格は1ドライブ100万円です。提供価額で70万円に下がったとしても実質18GBで70万円のハードディスクドライブってそんなむちゃくちゃ高いですやん。

 結局、玉が小さいのでたくさんの数を購入しましたが、これってリテール部門で赤字が出ているのを官公庁向け販売で補填しているのではないかと疑念が沸きました。

 リテールハードディスクドライブはまあ信頼性が低く、3年1日8時間持てば幸いという品質だそうですが、企業用は違うのだと日立の人は言ってましたが。そう「ザクとは違うのだよザクとは」と。でもですね、その高いハードディスクドライブも結構エラーや警告が出て交換しているのです。今に大事に至りそうで心配です。

 それと日立の「USP V」という高機能ディスク装置ですが、一杯メモリがついていたり、カタログでは仮想ストレージ機能、自動プロビジョニング機能やら「世界最高」の機能がたくさんついていて値段も世界最高なのですが、メインフレームディスクとして使う際には、それらの豪華機能は残念ながら一切使えないですね。

 だから、メインフレーム用の高信頼性だが、機能はシンプル製品を出せと言ってもそれは出せない。「USP V」を買えという話になりました。パソコンハードディスクと違って、企業ハイエンドディスクって目茶苦茶高いんですよ。メインフレームとの連接製ということでこれまた随意契約で入札なしで日立から購入するのです。工夫すればEMCのディスクも使えるんですけどね。やっぱ外資系はいつ撤退するかわからん・・心配というか、先立つ金は税金で自分の金じゃないので、アンパイ日立を選択するんですね。EMCの営業マンをつれてきた私は上司に「日立とうまく行っているのだから余計なことをするな」とお叱りを受けました。

 高機能ディスクアイデアはEMCが先に機能開発して日立が後追いでちょっと性能が高いということで「世界一」という謳い文句で販売しているようですが。EMCの「TimeFinder」機能をそのままマネして日立が「タイムトラベラー」と言う名前でリリースしたときは笑いました。日立にも笑いが分かる人がいるんですね(今は「TrueCopy」と改名)。

DELLねー

企業用途ならお勧めできないな。

担当者がえらい苦労するから。

まだ、HPとかNECとかの方がマシじゃね。

オンサイトで一番サービスが良いのはIBMだけどね。

専用機は専用機なりの良さと悪さがあるんで

それを切り分けせずに、汎用パソコンサーバ

入れ替えただけだと、後で泣く羽目になるよ。

このケースでは何がマストで要求されているのか

どんな運用だから、どんなサポートが必要なのか

クラッシュした場合はどの時点からの復旧でいいのか

をきちんと考え、発注側で要求仕様をきっちり考えてから

SIerとは話したほうが良いです。

2008-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20080714214413

iPhoneiPhone、と騒がしいけど、もともと興味がない人たちが無理に関心を持ったり買う必要ないと思うんだがなあ。

わざわざiPhoneを従来の携帯電話と比較して騒いでいる人たちは、結局携帯電話自体に価値があることを認めていて、それを否定することでしかiPhone価値を認められない人たちなのではないか。本当に欲しくて買った人たちはわざわざ比較するまでもなく楽しんでると思うんだが、違うのか?

iPhoneを持っている人たちも、iPhoneに興味がない人たちに対して無理に関心を持たそうとしなくてもいいんじゃないか?欲しくて買ったならそれでいいだろ。それとも周りに同じものを持っている人がいなくて不安か?

今後、流行で買ったり、知り合いにそそのかされたりして買った人たちが見限って従来の携帯電話に戻った後、本当に必要だから買った人たちや、買って良かったと思えた人たちが残ればよいと思ってる。それで十分じゃない?

以下質問への返答:

iPhoneでなにをするの?

主に電話、出先でのウェブサイト閲覧とメール読み書き。

他にはメモ書き、iPodとして使う、写真を撮る、ゲームで遊ぶ、などなど。

文章にすると従来の携帯電話でもいいじゃないかと思えるけど、それなら逆にiPhoneでもいいわけだろ。

iPhoneは二年間の利用に耐えるの?

耐えられる。少なくとも私には。他の人のことは知らん。

なぜ既存の日本携帯電話では駄目なの?

うん、iPhoneじゃないから。私はiPhoneが欲しかったからiPhoneを買ったんだ。

これまでiPod携帯電話を持ち歩いていたが、結構かさばっていたし、片方だけ忘れると言うことをよくしていた。それが一つになったら私にとってもう買うしかないと思った。iPhone発表時からそう思ってて、ようやく買えたんだよ。

また、以前IBM WorkPadを使っていた頃から「PDA+携帯電話」というのに憧れていて、iPhoneはこれまで手にしたものの中で一番理想に近いものだと感じた。過去スマートフォンをいくつか使ったが、どれもPDA携帯電話のどちらかに偏った使い方しかできなかった。

あと、10キーが使いやすいのは同感。しかし必ずしもハードウェアでなくてもいいのではないか。iPhoneを買うまで10キーなしの携帯電話を使っていた経験からすると、タッチパネル上の10キーでも十分使える。そして10キーが不要なときにはその分画面を広く使える。私にはコレで十分。

2008-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20080617185058

やっぱ時代はペタだろう。

IBMがペタフロップス達成したことだし。

2008-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20080604004749

DELLとかHPは平気なんだが、中台韓はどうもNIES時代のイメージがあって、買う気が起こりにくい。

レノボも元IBMとはいえ「でも中国だぜ」とかつい思ってしまう。

イメージの問題なんだけどさ。ホントのところはどうなんだろう。

あと、マウスコンピューターメーカー品だと思って買っていいのだろうか。気になる。

2008-02-26

ウェブを変える10の破壊トレンド渡辺氏のインタビューがひどい

ウェブを変える10の破壊トレンド」著者 渡辺氏のインタビュー記事 世界にコンピュータが5つしかない時代がくる があまりにひどい。インタビューイ渡辺氏の発言が事実誤認だらけだというのもだが、それをスルーしている小川氏も本気でこれに同意してるとしたら見識を疑いたくなる。

2004年7月にJETRO経由でニューヨークにいきまして、IT部のディレクターという仕事をしていました。(略)たとえば、まだフィッシングという言葉がなかった時代に、クレジットカード情報漏えいなどのプライバシーセキュリティ情報を追いかけていました。

2004年7月にフィッシングという言葉が無かった? 日本語記事ですら 「電子メールのフィッシング攻撃が拡大,2003年の被害額は推定12億ドル」,米Gartnerの調査:ITpro というのがあるんだが。

日本にも優秀なエンジニアがいると思うんですけど、これは(Ruby on Railsの)松本さんがおっしゃってたんですけど

Ruby松本氏はいつのまにそんな肩書きに。

本を書くにあたって、なるべく事実に基づいて、事例を載せた本を出そうと思ったんです。ネットをみれば書いてある話なんですけど

いやー、本を書くならせめて裏をとろうよ。ネット情報だけじゃなくさ。

たとえばアメリカWi-Fiが当たり前なんですけど

たまたま生活圏がそうだったというだけなんでは。都市部Wi-Fi普及率は日本米国も大差ないんじゃないかな。

新幹線の予約をしようとして、JRサイトに登録しようとしたら、まずは専用のメンバーズクレジットカードを作れ、というんです。びっくりして、全部のJR系を試したら、JR東日本以外はみんなクレジットカードを作らないとサイトの会員になれない。

いやいや、JRクレジットカードなんて作らなくても、少なくともJR東日本では新幹線の予約は手持ちの好きなカードで出来てますよ。帰国後の経験が浅い渡辺氏が勘違いするのはしょうがないにしても、記事にする前にインタビューア・編集部が裏を取ってフォローしようよ。

ベータ版をユーザーに使ってもらってユーザーの声を聞きながら製品を作るという気分も、日本大企業にはないですね。

そもそもそれが可能になったのはソフトウェアデリバリの制約から開放されたASPないしSaaSでの特徴であって、欧米企業でもパッケージソフトハードウェアベータのままリリースするということは、少なくとも建前上は無いんだが…。

米国ケータイはしゃべる専用、単機能の文化なんだと思います。(略) ただ、iPhoneが出て、変わってきたかも知れないとは思います。アメリカでは革命的なんじゃないですかね。

この方、もともと日本携帯電話を売り込みにいってたそうだけど、その人の知識がこれというのはちょっとどうなんだろう。NokiaSamsungMotorola や SonyEricsson の携帯電話にふれたことが無いんだろうか。Blackberry と言うサービス・端末を使っているビジネスマンと話したことは無いんだろうか。

世界コンピュータは5つあればいい、とSunCTOが言ったらしいですけど(MicrosoftGoogleYahoo!Amazon、 Salesforceなど、クラウドコンピューティング世界を指す)、IBMあたりはこの兆候にちゃんと気づいていると思うんですけど、日本メーカーは分かってないのかも、と危ぐしたりしています。

これを締めの言葉にするあたりで残念感が溢れすぎている。こういう方が公費で海外に長期滞在して帰ってきて講演して本を書くというのがIT企業人に受け入れられるなら、確かに日本のIT業界は危機敵状況にあるのかもしれない。

2008-01-26

ヤフオクで売ってるVistaプロダクトキーを買ってみた【平成20年1月27日(日):修正および追記あり】

Vista OEM」あたりでヤフオクを検索すると、プロダクトキーのみを売る出品に出会います。

「正規」や「認証可」と謳っているので、買ってみました。3500円くらいでした。

落札して、代金を振り込むと、びっくりします。

そういえば送料取られなかったな??なんて考えていた矢先です。

プロダクトキーがメールで送信されてきます。

本来なら、最低でも機器+シールです。OEM版、DSP版は機器と一緒に売られる形態ですから。

それがメール、しかも本文にそのまま記載されるとは夢にも思いませんでした。

そして、インストールガイドが添付されてきます。

それがもう、突っ込みどころ満載なので載せてみます。

オンラインの登録は失敗でしたら、MICROSOFT電話をかけて登録をしてください

(電話認証する時、MSホームページで認証するために、インターネットをつながる必要です)。

日本語でおkwwwwwwww

そうなんです。出品者は中国の方みたいです。

その後も面白い解説が続きます。

日本語に適宜直しながらお読みください。

担当者電話がつながりましたら、質問をされますので私が下の教える「電話オペレーターに返答仕方」を順番に答えると認証番号を教えてもらえます。

電話オペレーターに返答仕方:

最初の自己紹介に 「パソコンHDDは壊れましたのでインストールし直したいですとか、元々のWindowsは壊れちゃうとか」と適当にReinstallの原因を説明してください(ネットで買ったものと教えないてください)。そしてMicrosoftから幾つかの質問があります。Microsoft の質問を答えるように次の情報を準備しておいてください。

1. 登録・認証は初めてですか?==>答え:初めてです。

2. プロダクトキーの貼ってあるPCメーカー?==> 答え:DELL(偶にIBM,HP,SONYなどメーカシールもある。その場合、メーカー名前言えばOKです)

3. プロダクトキーの貼ってあるPCの型番? ==>答え:プロダクトキーのメーカーさんに対して適当XP,Vistaプレインストールされたマシン型番を自分で調べて、答えてください。

注:実は 初心者のため、詳しく分かりませんって言った方が良い。

4. WindowsインストールDiscはメーカーのものですか? ==> 答え:はい 購入時についてましたDiscです。

5. プロダクトキーの番号(ID)は何番?==>答え:ライセンスの番号を読んであればOK。

6. Windows Discの色は?==>答え:落札されたディスクの色を教えてください。

7.ID 最初の6文字を教えて下さい。==>答え:認証画面を見ながら、インストールIDを言って下さい。

すると、認証番号を教えてくれます。

これ以外に質問はありませんからご心配しないでください。(これ以外に質問はあれば==>答え:中古パソコンを買ったのでわかりません。)

とても簡単ですので、頑張ってください。

頑張るとか、頑張らないとか、そういう問題じゃねぇよ!

ネットで買ったって教えないでくださいって、真っ黒じゃねぇかよ!

しかも質問をかわすためのテクニックが参考になるよ。

そうか。初心者を装って、中古で買って、HDDがぶっ壊れたっていえば完璧ですね!

んなわけねー。

察するにこのキーは、キージェネかなんかで作ったものなんじゃないでしょうか?

出品者の評価を見ましたが、同一内容の出品を100以上こなしています。明らかにおかしい。

ここまできたら、インストールしてみるしかない。ということで、インストールを敢行しました。

平成20年1月27日(日):以下、具体的な方法を記載していましたが、このエントリーの趣旨から外れると判断し再編集を行っています。

というわけで、ライセンスキーを打ち込み「次へ」

お。通った。

普通インストールが終わりました。

起動してみますが、普通です。いつも使ってるのと変わりありません。(Vistaはすでに使っていて今回は興味本位で試しただけ)

設定が終わったのでオンラインで認証かけてみましょう。

…お。これは駄目か。

ということで、添付ファイルにあったとおり電話してみましょう。

…あれ。

オペレーターに行かずにID発行されてしまった。

プッシュボタンポチポチ押しただけで終わりました。

拍子抜け。

IEを立ち上げ、正規のWindowsなんちゃらで認証をかけてみるも、正規のまま。

これは、MSが早急に対応しないとまずいってレベルじゃない。

Vistaの認証の仕組みが根幹から崩れてる。

ここまで読んだ皆様は賢明だと思いますが、このライセンスキーは不正に発行されたか、中国生産ラインで出品者が覗き見しているとかしてそうな、真っ黒なものです。

買わないようにしてください。

DSP版で買えば、15000円くらいで正規品が買えます。(Vista Home Premiumの場合)

「これ大丈夫なのか?こえぇええええ!」なんて考えながら使うより、安心して使える正規品を買うことを強く勧めて、今回の実験は終了です。

追記:平成20年1月27日(日)(不正利用であることを認識して欲しいので追記を行います)

はてブ見てたらいつの間にか50Userくらいになっていて、使える情報として認識されてしまった感があるのですが、

再度言わせてください。これは利用してはならない。

今回、増田という形で書いたのは一種のMSへの通報を兼ねています。詳細な情報は教えるまでもなく、上のままです。

MSの方も落札してみれば分かると思います。

あと、こういった商品は複数の出品者が売り出していますが、商品説明を見れば一目瞭然です。同一出品者です。

一字一句違わず同じです。デザインだけちがいますが。

あとは、DELLDVDをつけて売ってたりもしますが、これも同じ出品者です。

また、この後元に戻すためにXPクリーンインストールしようとしたら、HDD認識エラーになってしまいました。

Vistaを入れたことと関係はないですが、こういった方法で入手したOSはこういった時にきちんとサポートが受けられません。

こんなことをやっておいて言うのもおかしいですが、ライセンス条項を守らないと、実は逆に消費者不利益を被ります。

不正利用なんて無ければオンラインでの認証なんていらなかった。

それを必要とさせてしまったのは消費者です。これ以上の締め付けを無くすためにも、ヤフオクで買うのは避けてください。

自作PC派なので、MS電話した回数は2桁を超えています。夜中の3時にオペレーターと会話したこともあります。

糞面倒ですよ。

という訳で、最後までお読みいただきありがとうございました。

プロダクトキーはファイル抹殺の上シュレッダーがおいしくいただきました)

2007-12-08

いったいどうすれば

IBM科学賞って取れるんだろう・・・?

2007-12-01

IT関連事業者の国内外の差が酷すぎる。

差と言っても、憧れの差だ。

Googleには夢がある、Microsoftにも(賛否両論あろうけれど)、Appleにも、IBMにも、Sunにも、Intelにも、AMDにも、Oracleにも、Nokiaにも、憧れるべきものがある。KasperskyAviraYahoo!最近ではASUSだって)にも、まだ輝きがある。大きな会社が輝いていると、小さな会社まで輝いて見える。

で、日本って何があるよ?

今のNECには夢がない(少なくとも、PC98時代には、もっと違っていた)、東芝にも、松下にも、富士通にも、NTTデータにも、シャープにも、憎たらしい某会長Canonにも、沖電気にも、憧れなど無いじゃない。三菱とかに至っては、もはや存在さえ忘れかけてるじゃない……。微かに、林檎に惨敗したSonyとか、この木何の木の日立とかに有るか無きか程度じゃない。任天堂の方が(そして、かつてのセガの方が)、100万倍も1000万倍も憧れるものを持っているじゃない。まあ、サイボウズとかJUSTSYSTEMとかの例外もあるにはあるけれど……大会社が軒並み死んでるじゃない……。

2007-11-07

おまえら

SIerSIerとかいってるけど、

具体的な企業名あげてみろよw

NTTデータNRIIBMとかは誰でもいえるとして、

ほかに何がある。

お前らがSIerSIerっていってるけど、

SIerっていう言葉に踊らされてたりしてないか?

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