はてなキーワード: コンポストとは
あれね、あれの正体はドブ川のソコに溜まったヘドロとか、溝のヌトヌトね。
なんでヌトヌトしてるかっていうとね、寝てるの。
酸素がないから寝てるの。酸素無いし、もーいいや!ってヌトヌトのお布団出して、寝ちゃうの。
だからね、ドブ川の底を攫えばトン単位でゲットしてもタダなの。オトクなの。
そんでそれをコンポストとか共同溝に突っ込んでね、酸素を含ませるようにかき混ぜるだけで
あゝご飯だ、あゝ酸素だつって起き上がって元気に仕事してくれるの。
超働いちゃうの。
だからね、そういうのをね、また川に投げ込むとね、寝ちゃうの。
川を綺麗にするにはね、とにかく大量の空気送り込んで、撹拌してね、
「あゝ酸素だ、あゝクロロフィルだ。美味し。クロロフィル旨し。」ってなんないとダメなの。
投げ入れないといけないのは菌じゃないの。酸素なの。
菌じゃないです。
今更ながら、「米のとぎ汁乳酸菌」というのを知った。
米のとぎ汁をペットボトルに入れて蓋をして一週間放置する。できたものが臭かったら失敗、酸っぱいにおいなら「米のとぎ汁乳酸菌」の出来上がり、というものらしい。これを飲んだり部屋に撒いたり庭に撒いたりすると、この中に含まれる光合成菌が放射能を分解するのだそうだ。
僕は一応理系の人間なので、まずは「マジありえない、馬鹿馬鹿しい」と思った。と同時に、似非科学批判をかじった人間なので、「これ信じる人も結構いるんだろうな」とも思った。「米のとぎ汁乳酸菌」の記事を読み進めると、「EM」という言葉が出てきた。有名で代表的な疑似科学だ。僕は苦々しい気持ちになった。
EMについては、すでに沢山の方々が批判を書いておられるので、ここではEMの非をあげつらうことはしない。以下に書くのは、僕とEMとの、個人的でささやかな、しかし長い期間の関わりについてだ。EMやコメのとぎ汁乳酸菌についての検証や批判を読みたい人は、このページを閉じて別のところに行った方がいい。
初めて「EM」に触れたのは、僕が中学生の頃だった。母がどこからかEMというのを仕入れてきた。世の中の割と多くの母親が、「化学」や「合成」よりも「自然」「天然」を好むのと同じく、僕の母もそういう人であった。母は毎晩米をといで、とぎ汁とEM菌と糖蜜をペットボトルに入れて蓋をし、家族が入り終わった後の浴槽に浮かべるようになった。そうして出来上がった汁を「発酵液」などと呼んでいたが、母はそれを庭やトイレに撒くだけでは飽き足らず、洗濯にも使うようになった。洗いあがったタオルを触って、母は「柔軟剤使ってないのにふわっとしてるでしょ?」と訊いてきた。言われてみればふんわりしているような気がしないでもなかったので、「うーん、そうだね」などと曖昧な返事をした。しかし、菌は菌である。発酵液の臭いは、糖蜜の甘いにおいに何とも言えない酸っぱいにおいが重なっていて、あまり嗅ぎたい臭いではなかった。その上、僕の家では入浴剤を入れた風呂の残り湯を翌日の洗濯に使っていたので、洗いあがった洗濯物は他所では嗅げない独特の臭いがしていた。僕は小学生のころから、洗濯だけは自分のものを分けて洗っていたので、服についてはEM洗濯の被害を免れたのだが、EM洗濯をはじめてからは自分専用のタオル類も自分で洗うようになった。
EMを使っている母は楽しそうに見えた。環境に良いコトをしているのがうれしかったのかもしれない。僕はそんなにEMのことは好きになれなかったが、楽しそうにしている母を見るのは悪くなかった。その後僕は(EMとは無関係のところで興味を持って)生物学を学べるところに進学した。進学が決まったころ、母が「学校で習ったら、菌のこと教えてね」と言ってきて、僕は快く返事をした。
僕が進学して、非リアながらも楽しいスクールライフを送っているあいだに、母はEMを個人の趣味から団体での活動へとシフトさせていった。僕と違って母は顔が広く、何人かの知人女性たちと一緒にEMの活動を推進しはじめていた。
進学してからしばらくして、母が僕にEM関係の頼みごとをしてきた。自治体に提出する、EMの影響について実験したレポートを添削してほしいという事だった。僕は菌の種類やBODなどについてようやく学んだところで、教科書や図書館の本を参考にしてレポートを読んでみたが、そのレポートは、凡そ科学とはかけ離れたものであった。実験といっても、比較対象もなくデータの単位もあやふやでデータ数も少なすぎた。未熟ながらも科学者としては、「この実験からは何の結論も言えない」としか言えなかった。だがレポートの結論は「EMは有効」と決まっていた。それで僕は、「この実験からEMが有効であるという結論は導けない」ということをオブラートに包みながら母に言った。母を失望させるのはしのびなかったが、科学者(の卵)としての良心にも嘘はつけなかったので、これが僕の当時の精一杯の対応だった。しかし結局そのレポートが議会で承認されたのか、母のEM活動はさらに拡大していくことになった。
やがて僕は一人暮らしを始めた。高速のインターネット環境を手に入れ、ネットの海をひとしきり漂った挙句、とある疑似科学批判のコミュニティにたどり着いた。僕は一応科学者の端くれを自認していたし、マイナスイオンなどの詐欺的な疑似科学的言説に憤りを感じてもいたから、コミュニティに参加(ROM専だったけど)し、そのなかの議論を観察し続けた。当然ながらそこには、EMに対する批判もあった。
僕はそれまで、EMが批判されていることを知らなかった。僕自身はEMを胡散臭く感じていたし、好んでもいなかったけれど、たとえEMで川が綺麗にならなかったとしても汚くなることもないだろうし、多少なりとも良い点があるのならば別にいいんじゃないか、と思っていた。母が推進しているEM活動に対して、きっぱりと批判の対象にしてしまうのが怖かったのかもしれない。少なくとも、他の疑似科学みたいにお金を儲けたり人を殺したりしているわけじゃない、と。
でも僕は知ってしまった。疑似科学と人の善意が交わると嫌なことが起こったり、困ったことになったりする。しかも善意だから、批判しにくいこともあるし、批判された方も自分の善意を否定されたと感じて素直に受け入れられない。特に子供がかかわってくると問題は複雑になる。
時々は実家に帰る。風呂場には今もEMのペットボトルが転がっているし、食器洗いを手伝うときはEMを混ぜ込んだ茶色い食器用洗剤を使う。台所の隅には生ごみのコンポストがあり、蓋を開けるとあの何とも言えない異臭が漂う。母は一時期、電磁波を遮断するというEMブレスレットをつけていたこともあったし、あの有名な「水からの伝言」を持っていたこともある。そういうものを見かけるたびに、皮肉を混ぜ込んだうえオブラートで包んだ僕の意見を伝えてきた。そのためかわからないが今では母はもう僕にそういうものを勧めてくることはなくなった。
母は知人にEMを配布したりしているのだが、それに同行したことがある。その知人には一人暮らしを始める娘さんがいて、母は彼女にもEMを渡していた。彼女は笑顔で受け取り、「これを入れるとトイレが本当に臭くならないんですよね」と言った。僕よりも若い娘さんが、一人暮らしの部屋でEMを使う。そのことを考えると、とても奇妙な心地がした。
僕は今も母のEM活動を静観しつづけている。EMは母の日常に完璧に溶け込んでいる。そしてもはや母一人の活動ではなく、親戚や知人や自治体、さらに周辺の自治体や団体にまで影響範囲は拡大している。僕にはそれを止める力はないし、母との関係を悪くしたくもない。
ネットで疑似科学を叩けても、母には何も言わなかった、僕は卑怯者かもしれない。
だけど今の僕には何もできない。
ところが衣になった途端、「サイズと長さはこれこれで、素材と仕立てがどうこう、柄はチェックとアルファベットとケミカルナントカがNGで、
家だってそんくらいあるじゃん。
追い炊き付き、風呂トイレ別、マンションでオートロック付き、アパートでトイレ共同、出窓、セコムあり、
管理人常駐、マンションのロビーに共同図書館、屋上に居住者専用温水プール、
もっと言えば台所のコンロがIHか3つ口か生ゴミ破砕機付きか共同コンポスト付きか。
そういうのを単に元増田は気にしないだけ。
恐らく自分はユニクロでいいや、と思ってユニクロな家に住んでいるだけ。
単に増田は家には関心がないが、ファッションには関心を持つほどのあこがれがあるのではと推察します。
(恐らくモテ系の理由で)
なんとなくフルタチを見ててサーマルリサイクルってなにさ?と思ったのでしらべつつつらつら書いておく。
サーマルってあれか、サーモスか。熱のことか。
・日本のゴミ焼却場での熱の再利用率は10%とかぐらいらしい。
・海外先進国ではドイツが75%以上が法律で定められてたり、イギリスでは99%とか
・熱の再利用のことをサーマルリサイクルいうんだって(放送では肝心のここに触れてなかったきがする)
・プラスティックも燃やすようになるとゴミ埋め立てが50年先までいけるらしい
・ダイオキシン類とかはフィルターが高性能だから大丈夫なんだって
・23区ででたゴミは各地の焼却場で処分したあと埋め立て地まで運んでるんだって
・家庭の1/3が生ゴミなんだって
・コンポストみたいな湿式のやつは生分解するときに微生物が働くと温度が50度ぐらいになるんだって
・埋立地とかはレアメタルとかの鉱山なんだって。日本は資源がない国っていってるけどこれを再利用できれば一番資源があるんだって。
・でも最近は使えそうなゴミは世界の途上国に輸出されてるんだって。
・濡れたゴミを燃やすのは大変だよね。生ゴミは生分解できるんだから何も燃やす必要がないのではないか。
・ビルの屋上とかにコンポストを作って生ゴミをそこで分解すれば屋上緑化ぐらいの土はすぐできるのではないか。
・微生物が分解の際に発した熱を菅を通った水で拾えば、ビルまるごとの暖房とか、コンプレッサーつかえば冷房ぐらいにはなるのではないか
・かもした後の土なら緑豆もやしぐらい作れるのではないか。
・というか、黒土って燃えるよね。
・というか微生物に頑張ってもらうか頑張れる微生物を人間がつくれば土から泥炭ぐらいつくれそうだよね。
・生分解可能なプラスティックというのはできたけど、頑張ればプラスティックを分解可能な菌ぐらいつくれるんじゃない?
・というか、高温高圧下で活動する菌ならプラスティックの重合食って解けるんじゃない?
・プラスティックも燃やさないでためておけば将来はそこからオイルにもどせるんじゃないかな。
・菌をあまり進化させすぎると・・・もしかして腐界ってこうやってできるのかな?
・あれ、もしかして酸の海って特殊菌の排泄物だったりして。
・そうかキョシンヘイは焼却炉の未来の姿だったのか!
・じゃぁ僕はラピュタに住むよ!