はてなキーワード: グループ面接とは
グループ面接の場で自己紹介して下さいと言われ、台本通りに練習した事を一字一句間違えないよう細心の注意を払いながら
息を切らさずに吸って吐くようにスラスラと話したら、面接官の方に一言、「それ、どこの会社でもやってるよね?」でした。
もう、頭が真っ白になってしまいました。
それでも何とか落ち着いて「御社が第一志望なのでどうすれば良いのか事前に考えておりました」と答えたものの、どうにも挙動不審に思われたようで
「とりあえず落ち着いて下さい」とやんわり言われてもうダメだと思いました。
結果、予感していた通りお祈りでした。
どうして見抜かれてしまったのでしょうか。
落ち着いて答えれば問題なかったのでしょうか。
落ち着くってどうやって?
深呼吸して息を整えた所で持ちカードが完全に消えた私の自己紹介はもはや事故紹介です。
あれほど時間をかけて何度も復習して志望動機を聞かれたらこう答えようとか、逆質問ではこれを聞こうとかイメトレも万全でした。
人前で緊張しない事に自信があっただけに、唐突に話す内容が妨げられた場合の対応も考えなくてはいけないでしょうか。
どっちにしても、もうあの会社には行けない。
いわゆるコミュ不足だと思われる原因で、いまだに就職活動を続けている私。
最近、明らかに周りの学生の雰囲気が変わってきたのを肌で感じる。
あるグループ面接時。
左から2番目に座った彼は、椅子に斜めにもたれかかり、最初の自己PRで「私のこと最初から理解するのは無理なんですよ…中略…一緒に働く中で私の力をご理解できるとおもいまーす」と発言。
真ん中に座る彼女は身なりはきちっとしていて、好印象だったのだが、面接では同じことを何回も繰り返す。
これにはさすがの私もびっくりしてしまった。そして、私は彼等と同じラインに立っていることにショックを覚えた。
国営放送なんかで「100社受けたけど・・・」なんて答えている学生と同じラインになっていると思うとつらい。。。
最近の説明会や面接は大体こんな感じの顔ぶれである。そもそも、説明会や面接にいける数がもう少ないのだが。。。
早くなんとかして職につきたい。
・2012年卒採用、企業は予定人数確保に難航――マイナビ調査[Business Media 誠]
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1110/05/news096.html
・民間企業「厳選採用してるはずなのに、クソみたいな学生しか来ない。なぜだ」暇人\(^o^)/速報
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51668356.html
この調査によると文字通り人材確保が上手く進んでいないようだ。
しかし、やっぱりコミュ力基準の厳しい審査を通過しなければ、選ばれないという。。。
コミュ力。。。
想定される答えに対して漫然に下準備を行なうことは別に面接に限ったことではないことを、あるインターンの時に思い知った。
下準備を行なう。。。準備なんかせずに今まで過ごしてきた私にはとってもたいへんなことである。
受験勉強も好きなことを勉強して、嫌いなことはやらないで高校に入れたし、大学にも入れた。まわりが予備校で必死こいて勉強している姿はなんだかうらやましかったし、尊敬を感じていた。
部活では、問題に立ちあたってから考えることがほぼ全てだった。
やりたいことは、やっていくうちに何とかなった。それはもちろん、生活費がかからないことが前提であるが。
こんな感じで過ごした学生生活、別に後悔なんてないが、思わぬハードルを背負っているのかなと今になって思う。
ケチな性格な私は、お金に関しては計画性を持って取捨選択も行なってきた。また、そのための情報収集もかなり得意な分野である。
一方、全員ではないが大学生は金持ちが多い。平気で対しておいしくない駅前にある居酒屋チェーンの店で1人3000円とか落とすし、隣にスーパーがあってもわざわざ高いコンビニで買い物するし。。。
「お金ないんだよね~」としゃべりながら“いろはす”買ってるし。。。
この点で、他と差別化を出して個を出すべきなのかなと思った時期もあるが、この個を説明するためには現状の大学生のお金に対するルーズさを説明する必要がある。
世の中の消費は決して牽引しているとは思っていないが、わりと身近な点ではルーズなことを。
こうなるとやはり、面接官に説明が無くてもある程度理解できることを説明していく必要が出てくるが。。。
大学時代に“まあそんなこともあるよね”と聞き流せないようなことをやっている人がいくらいるか。。。
内定を決めた人はみんなわりと”まあそんなこともあるよね”ってことを自分だけのものにして上手く説明していると思う。
“まあそんなこともあるよね”ってことを“まあそんなことあるよね”って感じでしかしゃべれない点で私はコミュ力無しであり、それを理解しながら対処方法を見出せない、もしくは対処方法を実行できない私は。。。
追記。
私が労働者現役時代に野菜工場が完全自動化して、農業もほぼ自動化されて、欲を満たすための産業、研究だけが残るなんてことが起こりそうかなと夢物語を想像するとやる気が。。。
この時期に追加募集に食いつく人たちなので、
なんとなく「ああ、そりゃ無い内定だよな」と、
思わされてしまう要素が、たくさん見受けられた。
・距離がある面接官に対して、声が異様に小さい。
・緊張しすぎて、日本語が支離滅裂に。
・聞かれている内容からずれて、
・普段使わないだろ!っていう小難しいカタカナ語を入れてくる。
・やたらと自己評価が低い。
中身がなくて上滑りしてる言葉は大嫌いだ。
しかし、具体的な場面に下ろしてくれば、
目の前にいるオッサンに、適切な方法で、
聞かれたことに答えつつ、自分を売り込むんだよな。
自分を売り込まないといけない場所なのに、
「自分はこんなにダメです」「こんなことが出来ません」「こういう力はありません」
自分の売り方、見せ方、を意識していないとダメだな、と思いました。
自分も気をつけよっと。
軽い自己紹介の後、
「自己PRなんですが、『私こう見えて実は・・・』という文からはじめてください。」と要求された。
つまり、「あなたの意外性のあるところをアピールしてください。」と言うことだ。
そして数あるギャップのなかから、自己PRとなりうるようなものを選択し、
効率的に伝達しなければならないのだ。
これって、就職活動の質問の中ではものすごくレベルが高い方に位置するのではないだろうか。
自分が他人に与える印象を深く知っていなければならない。
しかも、部屋に入り自己紹介をするまでの短い間に与えると言うとても限定的なもの。
グループ面接では、他の学生と相対的な評価をする必要があるかもしれない。
他人に与える印象と、自分の「自己像」の齟齬を素早く認識する。
もちろん自分の内面をきちんと把握しておく必要があり、客観的にみても妥当性があると感じられるもの。
瞬時に、自分の表層・内面を言語化し、会話を組み立てなければならない。
新たな印象を形成しなくてはならない。
「私、先ほどの自己紹介ではアツイだけの体育会系に見えたかもしれませんが、ゼミで論理的な議論が大好きなんです!」
と言うことを伝えたいのに、論理的に話すことができなければ、それは失敗である。
よく、合コンなどで「私こう見えて天然なんですぅ〓♪」という女性がイタイ・・・という言説がある。
これのイタイ理由はいくつかに分けることができるのかもしれない。
「“こう見えて”・・・て、どう見えてると思ってんだよ;;」
「見たまんまだよ!or興味ねえよ!まったく意外じゃないし。orそれって良いことなの?言わない方がいいんじゃね?ORオメーのは間抜けって言うんだろ・・・」
「えっ?あいつ天然って言ってたよな?めっちゃテキパキ動いてんぞ?裏番長?」
ポジティブな“意外性”というのは対人関係において、かなり強力な武器になるのでしょう。
ただし、意外性をアピールすることはかなり難度が高く、ハイリスクでもありますね。