はてなキーワード: ビジネスチャンスとは
七夕の夜に雨が降ると織姫と彦星を分かつ天の川の水かさが増し会えなくなるそうです。
さしずめこの雨は2人の流す涙といったところでしょうか。
もし晴れて2人が逢い引きをしてたら今ごろ何してるんだろうなぁ。恋人同士が1年ぶりに会ってやることと言えば…
Wikipediaにも織姫彦星はめでたく夫婦となったが「夫婦生活」が楽しく、2人は仕事をしなくなってしまったとあります。
まぁほどほどにね。ということで。
さてこう考えると七夕は恋人のためのイベントになりうることが分かりますね。
クリスマス並のビジネスチャンスが産まれること間違いなし。ちょうど季節も真逆だし。
実際に七夕は「近年の台湾では、バレンタインデーと同様に男女がプレゼントを交換する日とされている。」らしいですよ。(Wikipediaより)
http://anond.hatelabo.jp/20100620143255
主観的な意見だけど、TOEIC600-700位ってのは通じる英語の最低レベルだと思うのですよ。
意志決定レベルの人たちがそのレベルにすら到達していないという現状が存在していることを問題にすべきなんじゃないかなーと。
で、ここ数日来の、「日本人は英語ができるようにならんとグローバル化を生き残れない!」という論調はその当たりの事をついているんじゃないのかなー、と思うんです。
私の知人、とある国のプロジェクトに行っているんだけど、良く嘆いているのは、
「日本人の通訳がいないと何も出来ない奴らばっかり。それも所謂『偉い人』に。」
ということです。
何かをExpressionしたくても、
というプロセスを踏んでしまうので、
・人を余計に雇わなくちゃいけないので、全体的なコスト競争力の低下
に陥って、勝負にならない、とのこと。
本人→現地人通訳→相手
となって、随分スマートになるんだけど、こないだ日本に帰ってきたときも嘆いていました。
だから、元増田さんの、
しかし、英語の世界において、言葉を武器に戦うためには、「通じる英語」では全然足りないのである。その意味では、 TOEIC600と900の違いは誤差でしかない。結局勝負を分けるのは「どれだけ優秀なネイティブの参謀を捕まえられるか」なのだ。
というのは確かにそうだと思います。
でも、だからこそ、意志決定レベルの人には、最低限「通じる英語」ぐらいの能力は持っててもらわないと、なのだと思います。
「通じる英語」すら使えないのでは、優秀なネイティブの参謀を捕まえる事なんてとても出来ないのだと思うのですよ。
それが、楽天が「英語使えない役員は馘首する」という話につながっているんだと思うんです。
日本以外の外国って、何も英語がネイティブの所ばかりじゃないですよ?
これからのビジネスチャンスは、むしろ英語の国じゃないところにあるんじゃないでしょうか?
テレビやネットの情報を鵜呑みにして行っているだけで、本当の最前線を見ている訳じゃないですけど、楽天はインドネシアに行くようですし、ひととき前はアフリカの話が随分注目されていましたよね?
外国語をネイティブレベルに扱えるようになるのは、努力だけではない何かが必要なのはわかります。
それに、「通じる英語」レベルの日本人を参謀におくというのは、戦うのに無駄が多すぎます。
だからこそ、ネイティブの参謀が重要になってくるわけですよね?
その参謀を捕まえるにはどうしたらいいのでしょう?やっぱり「通じるレベルの英語」が必要なんじゃないでしょうか?
最も、アフリカなんかだと、現地人側にも「通じるレベルの英語」を出来る人が少なくて、違った苦労がおありだ、とも聞きました。
それにしたって、「通じるレベルの日本語」を話すネイティブよりも、「通じるレベルの英語」を話すネイティブを見つける方がよほど簡単です。
だから、グローバル化を生き残ろうとするのならば、どんな職域であれ、最低限「通じるレベルの英語」が必要なのではないのかな、と思うわけです。
2週間ほど前の日経で「地方発・地方を拠点にしたミュージシャンが増えている」
というネタがあった。
その背景としては、
「地方はクルマの移動が多いので、カーステレオで音楽を聴く、というライフスタイルが
定着しているのではないか?」という憶測が書かれていた。
確かに、首都圏では、ケータイ片手に通勤というのが日常光景で、
その気になればIpodで音楽通勤というのもできなくはないが、サウンドレスな
ケータイ画面の方が楽しかったりして、どうしても音楽と「疎遠」になる。
「ケータイ等で情報収集⇒自己啓発なり、次のビジネスチャンスに繋がる」のに対し、
地方民は移動時に
「カーステレオ⇒脳の安息にはなるが、次のビジネスチャンスには繋がらない」
ということにならないか?
首都圏民の電車通勤1時間は「次のビジネスの準備時間」なのであり、決して時間の浪費ではない。
となると、実は時間浪費しているのは「クルマ通勤の最中に音楽しか聴いていない地方」
ということにならないか?
「本文 RT @id: 元発言」「本文 QT @id: 元発言」を報知ではなく、Replyの意図で使用するのは明確に誤りですのでご注意。
よく「明確に誤り」なんて言いきれるな、と感心する。皮肉じゃなくて、本当に感心したのだ。俺はTwitterのヘルプを繰り返し読んだのだが、読めば読むほど混乱するだけだった。そもそもヘルプのアドレスはtwitter.jpではなく、どこかのブログサービスでしかない。リンクされているから公式ヘルプなのかもしれないが、どこかのユーザーがまとめたものにtwitterがリンクしたのかもしれない。ヘルプに使われている文字の大きさがばらばらだったりと、限りなくアマチュア臭い。
仮にこのヘルプが公式だとして、見つかるのは「@付き投稿」であって、リプライでもreplyでも返信でもない。ぽろっと「返信」という言葉が出てくるが、それがWEB画面上の返信リンクのことなのかどうかは、読んだだけではわからない。
ついでながら、上のリンク先
どの発言に対しての返信なのかは、Webならば発言の下の「id宛」をクリック、Twitterクライアントならばそれぞれに実装されたスタイルでその元発言が判ります。
Web画面に「id宛」などというリンクもボタンも見つからないのだが俺だけか。タイムライン上の@ idのあたりを探しても、元発言がわかりそうなリンクなどみつからない。とおもったら、これは「返信」リンクをクリックして返信したときだけの機能だったようだ。なんなんのだ、このサービスは。
もう、どうしようもない。もともとつぶやきだけだったという事情はわかるが、機能を追加するときに、あまりに馬鹿なやり方を採用してしまった。21世紀にもなってこんなサービスがはやることを目にして、人間の愚かさを嘆くべきなのか、まだビジネスチャンスがあることを喜ぶべきなのかわからない。
これだけ機能が狂っている以上、ユーザーに素っ頓狂な奴が多くても不思議ではない。むしろTwitterを使うコミュニケーションは、本質的に秩序を破たんさせると思うのが理にかなっている。ローカル・コミュニティーは勝手なルールを作り、半径1フォローの世界で王を気取り、遠征に出かけては他人をイラつかせることになる。
先日のツール作者対ユーザーは、ユーザーの度を超えた粘着っぷりで周りを喜ばせた。しかし、こんなことが起きるのはTwitterである以上当然なのだ。ツール作者は自分のコミュニティーのローカルな思想を自分のツールに載せようとする(それは責められる筋合いではない)。そして、ユーザーは作者に自分のコミュニティーのローカルルールを採用させようとする(度を超えない限り、責められる筋合いではない)。
あるサービスがヒットすると、その追従者はかならず「真似」だと笑われる。しかし、Twitterの場合、その心配はないように思える。どう作ったって、twitterよりまずいものはできないだろう。
Twitterの強みはいろいろあるように思えるが、それは幻だ。突き詰めていけば、「すでに十分有名」以上の何物でもない。
http://d.hatena.ne.jp/wt5/20100503
を繋げただけです。網羅的に読めた方がいいかなって思って・・・。
勝間:是非今日はですね、2ちゃんねるだけの話ではなくて、インターネットの未来であるとかメディアの、ドワンゴやられていますし、どういう感じで進んで行くのかということをですね、お話しさせていただきたいんでよろしくお願いします。
勝間:私が毎日新聞のクロストークという記事の中で、なるべくインターネットは実名主義にしようよと書いたときに、かなり反対されたのがひろゆきさんだと理解してるんですけど、それは正しいでしょうか.
ひろゆき:ああ(頭をかきながら)、べつにあのなんだろうなあ、その、実名匿名ということを反対してるんじゃなくて、勝間さんの論法がなんかちょっと変わってるなあと思ったんで、言っただけで、なんだろうな、
ひろゆき:その、実名で書いた方がいいって人はたいてい我の強いか社長タイプって人が多くて、サラリーマンとか普通の一般の人で、名前どんどん出して行きますよって人ってあんまりいないんで。変わってる人たちが言うなあっていう事実に対して言ったわけで。勝間さんの論がどうこうって話じゃないです
勝間:じゃあべつにインターネットは匿名であるべきというわけではないんですね。
ひろゆき:使い分けたい人が使い分ければいいだけだと思うんですけど。
勝間:そのときに、やはりあのー、没個性というのが問題になっていまして、心理学の中でも、自分の名前がわからないだとか、集団の中に埋もれてしまうと、リスクテイカーになって危険性が増すとか、
ひろゆき:没個性っていう問題が勝間さんの中で問題ならまあ問題でいいと思うんですけど、一般的には問題になってないと思うんで。
勝間:一般的に問題になっているから訴訟たくさん受けているわけじゃないですか。
ひろゆき:いやべつに、匿名だから受けているわけじゃないですよ。
勝間:誹謗中傷が入ってたから受けているということですよね。その誹謗中傷を匿名が招きやすいという、心理学の研究結果があるんですけども、
勝間:あの、没個性化になるとリスクテイクしたり自分に責任がかかってこなくなると攻撃性が増したり、他人に対する批判をしたりするということですが、
ひろゆき:責任がかからないって、たとえばじゃあ新宿の街を歩いていました、で犯罪に遭いました、ということと同じですよね。
ひろゆき:人間て名札付けて歩いているわけじゃないじゃないですか。
勝間:人為的に促進してしまうのではないかという議論なんですね。それでプロバイダ規制法が入りまして、IPアドレスその他であるとか開示が、
ひろゆき:プロバイダ規制法っていうのは、あの、プロバイダ有限責任法のことですか? あれってプロバイダの責任を減らす法律で、プロバイダを規制する法律じゃないですよ。
勝間:じゃあちょっと話を変えましょう。
勝間:こないだドコモが最高裁で負けましたけども、書いた人が匿名であっても、それについて何か不都合があった場合には、IPアドレスの開示や、実際にそれを書き込んだのが誰かということを含めて、開示義務があるということでキャリアが判決を受けましたけども、
ひろゆき:ええええ、そこはぼくは賛成ですけども。4
勝間:賛成であると。たとえば2ちゃんねるでいろんな、たとえば私のスレッドっがざーーって立ってるんですよ。
ひろゆき:はいはい、おめでとうございます。(ペコリ)
勝間:15くらいあるんじゃないかと思うんですけど、数えてないんですが、くたびれて。で、それもはっきり言って、誹謗中傷であったり場合によっては脅迫まがいのこととかいろんなことがあるわけで、事実じゃないことをたくさん書かれていて。それはほっといていいんですかね。
ひろゆき:それは警察に行くなり裁判所に行って開示させるなりすればいいことだけの話だと思いますけど。
勝間:でそれは手間ひまの問題で、結局、それをやるのはコストがかかっちゃうじゃないですか、こちら側としても。だったらべつにちゃんとした実力を示してれば、それはそういうものはなくなるんでは
ひろゆき:実力?
勝間:実力というのは何だかな、ようするにちゃんとしたことをやってれば、それが事実じゃないということが自ずとわかってくるだろうと。
ひろゆき:ああ、じゃあ、いくら何書いてもいいっていう、論法ってことですか?
勝間:ちがいますちがいます。
ひろゆき:あ違うの?はいはい。
勝間:誹謗中傷であったり、ある程度の犯罪のものはこれ当然警察に行くべきですし、あるいはプロバイダに対して訴えるべきと、これは正しいです。ね?
ひろゆき:ええ、ええ、(うんうん)
勝間:もう一度議論に戻りますと、じゃあ2ちゃんねるという中で、もう、売られちゃったんですけど売られる前に、そういったものを、いわゆる、ユーザに対して何か防止をするとか、あるいは誹謗中傷を受けた人はどんどん警察に言ってくださいとか、
ひろゆき:書いてますよ。
ひろゆき:積極的にやる必要ないと思いますけど。
勝間:ここですよ是非ききたいのは!
ひろゆき:逆に、積極的にIPアドレスを開示しているサービスって何があるんですか?
勝間:実際にだけど…
ひろゆき:ヤフー掲示板も、mixiも、GREEも、積極的にIPアドレスは開示してないと思うんですけど。
勝間:ズゼゾ、そこの、
ひろゆき:積極的に開示しているサービスがあって、これを真似するべきだっていうならわかるんですけど、
勝間:ちがいますちがいます、じゃたとえば、アメリカっていうのは実名が中心いて、
ひろゆき:それもなんかよく言われるんですけど、実際実名で書いているサービスってどれのことを言ってます?
勝間:FacebookであるとかYahoo!の書き込みであるとか、Amazonの書き込みなんかも、ま、本当に実名かどうかはわかんないですけども、
ひろゆき:ええ、その実名かどうかわからない名前に何か意味があるんですか。たとえば、じゃあ、2ちゃんねるの書き込みが全部「山田太郎」になりましたったっていったら満足するんですか?
勝間:……。なんかさ、ひろゆきさん! なんかねー、私たちの議論がぜんぜん噛み合ないのはなにかって言うと、たぶんそのー、ひろゆきさん、どーでもいいじゃんやってれば、みんなが自由にやらせればいいじゃんっていう感じなんですよ。
ひろゆき:勝間さんが言ってること自体に筋が通ってないから話が噛み合ないと思うんですけど。
勝間:またそんな話にな…
ひろゆき:じゃあ実名として山田太郎っていう名前書くのに何の意味があるんですか。
勝間:実名ではないです。私が言っているのは、実名というよりは責任ある言論であるとか責任ある行動をどうやってインターネットの中である程度のルールをもって確保するよな環境を作りたいかということなんですが、
勝間:どうやってインターネットの中である程度のルールをもって確保するよな環境を作りたいかということなんですが、
ひろゆき:それは教育じゃないですか。人がどう考えるかであって別にサービスの提供者がやることではない。
勝間:そこですよそこ。
ひろゆき:個々の人間だどうするかっていうのをなんでサービスの提供者の責任にしているのかっていうのが僕わからないんですよ。
勝間:そこですよね。だからそこが多分私とひろゆきさんの議論の大きな分かれ目で、私はある程度サービスの提供者が場を作ったときにはそこのルールを規定しないと荒れてしまうと思っているんですよ。
勝間:実際2ちゃんねるで非常に有益なスレッドもあって面白い議論もあれば、まさしくその、なんでしょう、鬱憤ばらしのための批判であるとか揚げ足取りであるようなスレッドもたくさんありますよね。それは正しいですか、認識として?
ひろゆき:社会ってそんなもんじゃないですか? 居酒屋とか行ったらみんなそんな話しているじゃないですか。
勝間:ただそれが、陰口が、ある程度インターネットは私は拡声器だと思っているので、いいことも悪いことも増強されますよね。
ひろゆき:ええ。
勝間:で、実際その悪いことに対して、例えば、私がやっているクロストークというコーナーでは基本的に新聞に対する言論ということを実名、もちろんそれが本当に戸籍名なのかという議論はありますけども、ファーストネームとラストネームをきっちり書くような形でお願いしているんですよ。
ひろゆき:で、ファーストネームとラストネームを書いて、誹謗中傷を書いた人がいました。でも結局書いた人が誰だかわかりませんって言う方が問題じゃないですか?
勝間:それはIPアドレスがまさしく請求をして開示して辿ることは可能ですよね。
ひろゆき:ええ、だからそういうのがトレーサビリティとしてあれば十分であって、別にその山田太郎って名前なのかジョナサンなんちゃらっていう名前なのかなんてどうでもいいことじゃないですか。
勝間:コストの問題なんですよ。例えばそこらへんに道にゴミを捨てる人がいますと。ゴミはゴミ箱に捨てる方が良いですよね。
ひろゆき:さっきのクロストークの話で山田太郎なのか名無しさんっていう名前なのかコスト一緒ですよ。
勝間:名無しさん山田太郎であればそれが匿名である蓋然性が非常に高くなりますよね。戸籍名が名無しさんである可能性が低いですよね。
ひろゆき:だから?
ひろゆき:コストはIPアドレスを請求して、その人が誰か調べるコストは全く一緒ですよね。
勝間:だから、そこに行く必要があるかどうかを判断するコストとして、
勝間:IPアドレスの請求までする必要があるかどうかという・・・
ひろゆき:いや、それは書いた物がIPアドレス請求する必要があるんだったら、名前はもうどうでもいいじゃないですか、名無しさんでも山田太郎でも。
勝間:そんなことないですよ。そこのコストの問題をやはり議論したいのですよ。
勝間:一緒じゃないですよ。私が例えば・・・
ひろゆき:いや、プロバイダに請求するコストは一緒じゃないですか。
勝間:だからそれは2日とか待たなきゃいけないですよね。
ひろゆき:いや、じゃそれが山田太郎になっていたとしても、その山田太郎がどこの誰だか分からないですよね。
勝間:じゃあ、訊きますよひろゆきさん。ビジネスしますよね。ビジネスしたときにひろゆきさん名刺渡さない。
ひろゆき:いや、今日はたまたま忘れましたけど、持っているときは渡しますよ。
勝間:ですよね。じゃあ名無しで良いんですか、名前も名乗らずに・・・
ひろゆき:今、全然違う話していますよね?
勝間:いや、違います。リアルではちゃんと名前名乗って自分がどういう人だかを開示して相手の信頼を得ようとするのに、何故インターネットだけ匿名で良いんですか?
ひろゆき:別にインターネットでも名前名乗りたい人は名乗れば良いと思いますよ。例えば、僕スタッフといろんな人と会っていますけど、名前言って会話した人って多分4、5人で、あとのスタッフ誰も名前を知らないですよ。
勝間:それはクローズドだからですよ。この環境がテレビ東京の天王洲スタジオというところにいるわけですから、明らかにこのデキビジの制作関係者しかいないということがある程度担保されている上での・・・
ひろゆき:じゃあ例えば公開のイベントやっているときにスタッフか一般の人かわかんないじゃないですか。それ全部名刺交換するんですか?
ひろゆき:インターネットの話はインターネットの話をしてください。なんか、今リアルの話にしたの勝間さんですよね。
勝間:いや、リアルの話に対してインターネットが写像(捨象?)であるということに、何故ですね・・・
ひろゆき:シャゾウ? 何ですかシャゾウって?
勝間:だめだこれ(笑)。
勝間:あの多分ですね、
ひろゆき:なんか、あのよく分からない、例えばシャゾウって言葉の意味僕知らないんですけど、一般的にもそんなに常識的な言葉じゃないですよね。それを持ち出してダメだこりゃって言われても、確かに僕ボキャブラリ少ないかもしれないけどそれをなんか呼んだ人に対して失礼じゃないですか?
勝間:違いますよ。私が言いたいのはですね、私とひろゆきさんの価値観とかポリシーの違いがあってそれに対して何か議論をこう二人で戦わせようとするとお互いに自分のフィールドに逃げてしまって、余計こう例え話が始まるんで。
ひろゆき:逃げてないですよ。じゃあ、さっきのインターネット上の名前の話でトレースできるかどうかは名前と名無しさんでもコスト一緒ですよね。はい、いいえで答えてください。ようはプロバイダに対してこういうことがありました、トレースして住所を知りたいかっていうコストは一緒ですよね。はい、いいえどちらですか?
勝間:言います。トレースを必要とする場合には、はい。ただ、トレースを必要とするかどうかの判断がその前にあるますので、その分のコスト軽減されます。
ひろゆき:じゃあ、山田太郎って書いて誹謗中傷しているのと、名無しさんで書いてて誹謗中傷しているので、内容は一緒ですよね。
ひろゆき:ああ、はい。じゃあ一緒じゃないですか。
勝間:若年層の人たち、若い人たちが今なかなかですね、こう少子高齢化の中で元気が無いといわれているんですけども、若い人たちが元気になるためにはどうしたらいいですか?
ひろゆき:元気にならなきゃいけないんですか?
勝間:そこですよね、やっぱり。困ったんですよ。実はテーマとして雇用促進というのを話そうか、若者に対して起業をもう少し促進することをどうやったらいいかということをですね、議論にしようということを予定していたんですが、
ひろゆき:会社側が求人出してばんばん雇えばいいんじゃないですか?
勝間:は?
ひろゆき:いや、金持っているのは歳取った層ばかりなんだから、歳取った層が自分で若い人雇えばいいんじゃないですか。なんで若い人が起業しなきゃいけないんですか?
ひろゆき:したければすれば良いと思いますけど。
勝間:ひろゆきさんは今、2ちゃんねるというのは起業だったんですか?
勝間:じゃ、起業は若い人たちはやりたければすれば良いという発想ですか?
ひろゆき:ええ、当然。
勝間:じゃあ逆に今起業する人たちが、例えば堀江さんがああいうことになって結局起業ブームが一回あったけれども、こう起業してもなかなかうまくビジネスに繋がらない、得じゃないみたいな風潮が出てしまっているような風潮があるような印象が私にはあるんですけれども。
ひろゆき:風潮がどうこうじゃなくて儲かるんだったら、まあ例えば歳取ってる人の方が社会経験もあってお金も持っているわけじゃないですか。だから歳取った人が起業すれば良いだけで、なんで若者に起業させようとするのか分かんないですけど。
勝間:起業しなくても良いということであれば、逆に若い人たちはずっと高齢者の人たちが作ったビジネスの下で粛々と仕事をしていると良いんでしょうか?
ひろゆき:起業したければすれば良いと思いますし、起業したくなければしなくてもいいと思います。それは選択の問題なので若い人が勝手に決めればいいんじゃないですか。
勝間:若い人たちが起業する自由というのが今どんどん減ってきていると思いませんか?
ひろゆき:いや、自由はあるんじゃないですか。起業を制限する法律とかあればそれは自由は無いと思いますけど、年齢制限無いじゃないですか。
勝間:いや、年齢による規制ではなくて、新規ビジネスをやろうと思った場合に小規模で事業を始めようとした場合に、例えばアメリカと日本で比べて同じビジネスアイデアを持っていた場合に、どっちの方がエンジェルが集まりやすいかというと、
ひろゆき:いや、エンジェルなんか集まるのってほとんどないですよ。日本で中小企業10万社とかありますけど、エンジェルつきましたって多分1000社も無いんじゃないですか。そんな少ない例を出してあたかも言われるとちょっとどうかなと思いますけど。
勝間:じゃあ、エンジェルではなくて例えば1000万円くらいの資本で起業した場合にどうでしょう。それはもうほとんどハードル同じということですか?
ひろゆき:1000万円持っているっていう時点でもう若者じゃないと思いますけどね。
勝間:じゃあ、借り入れにしましょう。
勝間:そうですよね。そういう話です。だからみんなエンジェルを探したりVC(ベンチャーキャピタル)を探したりするんですよね。
ひろゆき:いやいや、日本にある会社でVCとかエンジェルとか付く会社なんてほとんどないですよ。
勝間:あとは死ぬ気で貯めますよね、小資本で数百万円とか貯めて小さな事務所を借りたりして、
ひろゆき:普通って会社とか入って、例えばなんか会社の仕事をやって、その職種とか知り合いとか取引先を連れてって独立するとかありますけど、なんもないところで1000万集めて会社作りますとか普通って、ちょっとおかしくないですか?
ひろゆき:あ~、だからそれを例として出すのはちょっとずれていると思う。
勝間:じゃあ逆にですね、企業勤めをして何かビジネスチャンスを見つけて、賛同者を募って独立する、このパターンは今までとまだまだ変わっていないということですか?
ひろゆき:いや、それが一番安全じゃないですか? だってもともと回っているその職種、取引先、お客さんがいて、それをずらすだけじゃないですか。
勝間:でもその中でもう少し議論を深めますと、ここ20年間で例えば新しいベンチャービジネスとして建った会社、例えばあの時価総額の上位何十社とか見ますとソフトバンクくらいしか新しい会社として建ってないわけですよ。それはそれで良いんですかね?
ひろゆき:だって孫さん優秀ですからね。あんな、孫さんほど優秀な人いないっすよ、あんまり日本に。
勝間:でも逆にある程度アメリカとかに比べますと新陳代謝が遅いという傾向があるわけですよ。それはもうそういうものだから仕方ないと?
ひろゆき:いや別に新陳代謝とか、要は良い商品を作ればお客さんは買うけど、お客さんがいらないから買わないわけで、でそれは別に社会がどうこうじゃなくて必要な物を作っていないってだけだと思うんですけど。
勝間:では必要な物を作っていないので、若者の起業が少ないことが問題ではないということですか?
ひろゆき:ええ。だって需要があって、それを老人が作ろうが若者が作ろうが、欲しい人は別に作者がだれかなんてどうでもいいわけでじゃないですか。今だってシャネルの商品をシャネルのデザイナーが誰かなんて分かってないで買ってるじゃないですか。
勝間:じゃあ日本は何故ですねそういったような、新製品ですとか、起業とか成長ができないのでしょうか?
勝間:そこがね、私と価値観の違いだと思うんですよ。私はね大企業がちっとも優秀じゃないと思ってるんですよ。
ひろゆき:いや、大企業は商品を毎年出してますよ。例えばポッキーとか毎年変わってるじゃないですか。
勝間:正確に言うと大企業は優秀なんですけれども、ある程度の一つの枠組みの中での競争ではものすごく優秀なんですが、そのサラリーマンとしての、その枠組みを超えたようなビジネスが出てこないのが日本の停滞の一つ・・・
ひろゆき:いや、例えば缶ジュースっていうのを若者が作っても、 Permalink | 記事への反応(1) | 12:20
話題になってたのでみてみました。そして悲しくなりました。一生懸命な勝間さんに胃の痛みを覚えたので、全部は見れてないです。でも必死で笑顔を作ってかわいそうだったので、書きます。ひろゆきさんとの議論がどうこうっていうよりかは、勝間さんを見てて思った、今のインターネットについてです。
たぶん勝間さんは、どこかで誰かに悪口を言われてる可能性を全く疑わずに生きてきたか、他人の意見に耳を貸さずに一生懸命生きてきたか、そのどちらかなのだと思います。そうしたらやっと地位を築いた今になって、ネットでの叩きを目にして悲しい気持ちになってるのだと思います。インターネットのすごいところは、発言者を選ばず、言葉に等しい力が与えられるところだと、わたしは思います。だって、現実で発する言葉には外見や表情やイントネーションや、さらには発言者の社会的地位なども含め、影響力を変化させる要素が幾つも絡まりあいますが、文字って誰が書いても同じです。ずーっと見てて好きなブロガーの発信する文字はまた別だと思いますが、それを誰かに紹介した時に同意ってしてもらえるものなんでしょうか。ホームページのデザインセンスが、文字に重みを与える事ってあるんでしょうか。わたしはそこが文字とネットの限界だと思ってます。
インターネットの可能性に夢を見られるのは最初のうちだけな気がします。ネットで成功したって、その後は結局現実につながります。世渡りの術やおべんちゃらなど、結局いつか求められます。一人で生きてけるような気がするのは、部屋に閉じこもってる間だけです。ネットをツール以上のものだと過信するのは、本当に危険だと思います。「口で言うのは簡単だけど、行動にうつすのが難しい」という言葉がずっとあるのに、どうしてみんな文字情報を過信するのかな。わたしは名前を出して戦ってる勝間さんを評価しますよ。論破されまくりだと笑われてますけど、ネットへの基本意識が全く違うので、もうあれはしょうがないのだと思います。ひょっとしたら暇つぶしに他人の悪口を言う、という習慣からして勝間さんにはないのかもしれない。
あと、話は変わって世間での話なんですが。ツイッターでビジネスチャンスが生まれた!画期的!とか言ってますけど、契約も交わしてない口約束になんの意味があるんですかね。けっきょく会って打ち合わせするんであれば、ピンポンダッシュで出会いが生まれた!画期的!とか言ってはしゃいでた小学生時代と同じじゃないんですかね。目新しいきっかけを見つけてもちあげてるだけ、ってのはうがりすぎなのかな。
海外発の漫画スキャン(http://shirouto.seesaa.net/article/146955836.html)とか、
中国のAV事情(http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20100419/enn1004191629010-n2.htm)とか、
思うのは正規品さえ流通していればコピーに手を出さなかった人もいただろうってこと。
地方のテレビ局では放送されないアニメが、youtubeやニコニコ動画にアップされていれば地方のアニメファンは見てしまう。
「コピーは違法だ、DVDが出てから買ってくれ」なんて制作者側の主張はわからなくはないけれど、インターネットで全国の人間が繋がれるこの時代に、住んでいる地方によって意図的に情報格差を作るようなテレビ業界の対応は、地方のアニメファンに言わせれば「ふざけるな」だろう。
不正コピーという行為自体に過剰反応して、ユーザーの利便性を奪ってはいないだろうか。
一昔前、音楽の分野では、パソコンでコピーどころか再生もできないCCCDというコピーガードCDが存在したが、一家に一台パソコンが普及しiPodのような携帯音楽プレーヤーが爆発的にヒットするような時代の流れに合わず、CCCDで作られた音楽CDは次第にユーザーから敬遠される結果となった。
パソコンや携帯音楽プレーヤーで音楽を聴くための手段を、CDからのコピー以外にネットでのダウンロード販売という形で提供したアップルのiTunes Storeはアメリカで音楽販売の25%のシェアを獲得し現在も売上は伸び続けている。ユーザーとしては、苦労して不正コピーを入手するより、iTunes Storeから数回ボタンを押すだけで買えた方がはるかに便利だからだ。
規制をしてユーザーに不便を強いては、本来なら正規品を欲しいと思っているユーザーをも不正コピーへと向かわせてしまう。
不正コピーを悪意のあるユーザーによる犯罪と攻撃的になる前に、善良なユーザーの悲鳴と理解して、そこにビジネスチャンスが隠れているのだと考えた方がいいと思うだが。
なんてね。
「ツイッター信者」にその素晴らしさを熱く語られたときの平和で適当なかわし方|石原壮一郎「大人のネットマナー教室」
http://diamond.jp/articles/-/7884
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クラウドほど、経営層の人と現場の人との温度差が激しいIT用語はないと言えるでしょう。
経営層やCIOの人の中には、「クラウドの素晴らしいビジネスチャンスをもっとうちにも取り入れなければ!」という危機感を抱いて、
ことあるごとに現場の人への啓蒙活動に励もうとする“信者”が少なくありません。
その博愛の気持ちは尊いといえば尊いのですが、現場の人がさほどクラウドによるビジネスにメリットを感じない場合は、
どう対処していいのか困ります。今日も全国各地で、クラウド信者の経営層の熱い講釈を受けて、
尻を叩かれる現場の側が苦笑いを浮かべているという構図が繰り広げられていることでしょう。
自社がクラウド事業に参入することにさほどメリットを感じない側のあなたが、そういう災難にあったときはどう対処すればいいのか。
程度の差こそあれ、クラウドを熱く勧めたがる信者のみなさんは、「クラウドによってもたらされる新たなビジネスチャンス」を信じ、
そんなクラウドの知見を人より早く深めていることに、ちょっぴり優越感を抱いていると言えるでしょう。
どう見ても熱が入りすぎている人の中には、クラウドに過大な望みを託して、
いまいち不本意な会社の現状から自分達を救い出してくれる救世主のように見ているように思えるケースもあります。
いや、あくまで極端な例をあげているだけなので、「俺は違う!」とムキにならないでください。
もちろん、私の周囲のクラウド好きの経営層やCIOや上司に対して、私がそういう目を向けているわけでもありません。
今後の人間関係を考慮した言い訳で話がそれましたが、クラウドを熱く勧めてくる人にとって、
クラウドにはまっていることが誇りであることは確か。何はさておき、そこを見逃さないようにしましょう。
たとえば、最近クラウドにはまっている経営層や上司に、「うちも取組んだほうがいいだろう」と熱心に勧められたとします。
自分の会社がクラウド事業に参入する必要性を説かれても、いまいちピンと来ないからといって、
「うーん、よくわかんないですねえ。コアコンピタンスなシステムをみんなが勝手にリソースを食い合いしている共用環境に置くなんて
なんか気持ち悪い世界のようにも思えるんですが」
「柔軟にリソースを拡充できるっていっても、ハードを跨って分散処理できるシステムならともかく、
結局リソースプ-ルの上限内の話ですよね。なんか嘘っぽいですね」
などと、偉大なる「クラウド様」の仕組みを否定する言い方をしてしまうのは危険すぎます。
ムキになってさらに熱く語ってくるぐらいならまだしも、「ハァ~」と深いため息をつきながら、
救いがたいダメ社員を見るような目を向けてくるかもしれません。
まあ、わかり合えなくてもべつにいいといえばいいんですけど、経営層や上司に悪い感情を抱かれたり、
異動のきっかけになるのは避けたいところです。
向こうだって、今の時期たまたまクラウドにはまっているだけで、けっして悪気があるわけじゃないし、
SOAのことを忘れてしまったわけでも、人間として何かを失ってしまったわけでもありません。
一生懸命にクラウドの魅力を語ってくれたら、たとえピンと来なくても、
「なるほど、そういうふうにインフラ環境を意識せずにインターネットでつながるっていうのも、ユニークな考え方ですね」
と、独自性に衝撃を受けたかのような反応をしておくのが、大人の包容力であり相手をそれなりに満足させるマナーです。
そういうふうに言えば喜ぶのはわかっていても、まるでその相手までホメるみたいで抵抗がある場合は、質問に逃げましょう。
「仮想化によるサーバ統合とか、ホスティングとか、WEB2.0とか、データセンターにアウトソーシングするのとはどう違うんですか?」
と、クラウドの旧称を持ち出してきて、クラウドの優位性をさらに語らせるもよし、
「なんか利用分だけ請求する従量制課金にして、結果、利益率の低くなるのをスケールメリットで吸収しないといけないんですよね?」
そんな歪んだ先入観丸出しの誤解(じゃないけどな)をわざとぶつけて、ひとしきり説明させるもよし。
いずれにせよ、無理無理と思っている気持ちを覆い隠したまま、相手にそれなりの満足を覚えてもらうことができます。
まったくクラウドに興味がないわけではなく、ちょっと前に自社製品をSaaSやASP化してやってみたけど、
全然受注できなくて放置してあるケースも、けっこう多そうです。
そういう状態にあるあなたに、はまっている上司や経営層が例によって熱い口調で、
「まずは、機能限定の無償版をいろんなユーザーに提供してみると、フリーミアムの凄さがわかるよ」
「何でもいいからどんどん無償提供すれば、そのうち有償版にアップグレードする客がでてきて利益がでるよ」
とフリーミアム教、じゃなかった、クラウド教、じゃなかった、クラウド界における定番の説得フレーズを説いてきたとします。
「ほお、そうなんですね。今期の研究課題として取組んでみます」
と適当に納得しておくのはいいとして、つい勢いで、
「しかし、ずっぽりはまってますねー。クラウドの話をするときは生き生きされてますし」
などと冷やかしてしまわないように気をつけましょう。
はまっている上司や経営層は、誇らしさの裏側に、多くは無自覚にですけど、
「自社の戦略に自信がなくてクラウドにすがっているように見えるんじゃないか」
「競争力が欠如した製品をクラウドの冠で紛らわそうとしているように見えるんじゃないか」
といった不安を抱えています。
何気ない冷やかしが引き金になって、心の奥の地雷を踏んでしまいかねません。
そこまでややこしい話じゃなくても、はまりっぷりを感心するセリフの裏側に、
「よっぽどヒマなんだな」
「丸投げばっかりで、手動かしてるの外注ばっかりで、Hello Worldぐらいしかプログラム作れないうちの生産部隊が
どうやってフレームワーク備えたPaaSなんか構築するんだよ」
なんせ今までビジネスセンスではなく社内の空気を読む根回しセンスで出世してきた経営層や上司だけに、
仮にビジネスセンスのないことに対してカケラも自覚がなかったとしても
(カケラも思っていないケースは稀ですがビジネスセンスがないことは稀ではないでしょう)、
相手はそう受け取るでしょう。
はまりっぷりに対しては、ひたすら、
と前向きな返事をすることが無難であり、相手に対する大人のやさしさ。単なるおためごかしではなく、
そのセリフを聞いたときの上司の満足そうな表情を見ることで、社畜としての深い喜びも味わえるでしょう。
仮に、クラウドの話題をきっかけに経営層や上司との距離を縮めたいなら、その場の口先だけではなく、次に顔を合わせたときに、
「あれから、SalesForceとかGoogle AppsとかAzureとかAmazon WSとか、試験導入してPythonやJavaでHello World作ってみましたよ」
と具体的な実績を話せばバッチリです。
熱く勧めてきた上司や経営層が、特に自分の進級昇格を左右する人物だったりした場合は、
とりあえず勧められたとおりにやってみて、クラウドの魔力に魅せられたフリをしましょう。
「やってみると使えますねー。勧めてもらってよかったです」
とまで言っておけば、さらに完璧。
たとえ動機が不純でも、それをきっかけに部内から企画をあげたという実績ができればこっちのものだし、
上司としてはこの上ない喜びを……おっと、結局、経営層へのご機嫌取りという本音が出てしまいました。
曖昧な立場で書いてきましたが、私は何を隠そう、嫌々クラウド事業に取組んでいる社畜のひとりです。
スケールメリットなんか出せねえんだから競争力ある価格設定なんか無理、
無理矢理仮想化しなくても安いサーバで提供すりゃいいんじゃねーの?
そもそも高い人件費のプロパー使ってレンタルサーバ屋と競争してどうすんのよ?
とかいう会社じゃ言えない本音に悶々としながら、仕事中にこっそり書かせていただきました。
そんなことを踏まえつつ、それぞれの立場や環境に応じてお役立ていただければ幸いです。
※
次回も、引き続きクラウドをテーマにしてみたいと思います。(嘘)
今期の事業戦略などで、「クラウド事業への取組み」なんつーキーワードが出始めた場合の対処法や、
自分に企画立案を振られた場合の振る舞い方について考えてみましょう。
■今回のマナー
「クラウド信者」が抱える誇らしさと不安――その両方を見逃すべからず
全然かわせてねー!なんか立案しないとマズい
明日から本気出す
元ネタ : http://sl.magsl.net/notice/9254
3月 31st, 2015 | Author: Inu Link
日頃より MagSC のセカイカメラサービスをご利用いただきましてまことにありがとうございます。
本日は大切なお知らせがございます。
株式会社マグスクは、平成27年4月1日より、セカイカメラ事業を大幅に縮小いたします。弊社に期待して応援してくださった多くのお客様、セカイカメラユーザーの皆様のご期待に添えない結果になりましたことをここに深くお詫びし、今後についてご説明させていただきます。
(中略)
株式会社マグスクは、企業存続に関して問題があるわけではございません。その点におきましてはご安心ください。今後もセカイカメラにこだわることなくARコンサルティング事業を継続し、またいずれ取り組むべき拡張現実プラットフォームと出会うことがあれば挑戦したいと考えております。
この度はご利用いただいているみなさまに大変ご迷惑をおかけいたしますことを重ねてお詫びいたします。
株式会社マグスク 代表取締役社長 瀬海果美 (Inu Link)
以下は、私個人の思いをつづったものであり、蛇足ですが、ご興味がありましたらご一読いただければ幸いです。
マグスクは平成22年11月より株式会社エアサービスの事業部として始まりました。当時、セカイカメラに大きな将来性を感じ、来るAR時代への橋渡しとなるであろうと考えて取り組みました。その年の年末、セカイカメラが日経新聞の1面に大きく取り上げられたことにより、コスタリカに続き日本でもセカイカメラブームとなりました。その後、株式会社エアサービスより事業を移管することで平成22年6月に株式会社マグスクは誕生いたしました。
当時はまだ、一般の方々が拡張現実(AR)を処理できるモバイル端末をもっているケースは非常に少なく、セカイカメラを利用しようと考えてもなかなか難しい状況でした。にもかかわらず多くのマスメディアがセカイカメラを特集し、見たことのないセカイカメラを想像することによって記事が企画され、先入観を元に取材され、それを元にお金が儲かる次世代プラットフォームとして歪められた情報となって世に広まりました。
私も多くの取材を受けましたが、こちらが一通りの正しい情報を伝えても、それが番組や記事になるときには、取材の内容からお金が儲かる部分だけが抜粋されていました。たしかにセカイカメラの中にはいろいろなビジネスのチャンスがありました。同時にビジネスとは無関係のもっと楽しい部分もたくさんありました。
テレビや雑誌の記事を見られた多くの方々が、しかも100万人をゆうに超える人々が、セカイカメラにビジネスチャンスを求めて参加されました。しかし、おそらく9割の方のケータイがARに対応していなかったために、まともに起動する事すら出来なかったと思います。それほどセカイカメラブームは当時には早すぎるものでした。
私たち、ブーム以前のセカイカメラ企業は5年先の時代を見据えていました。販売されるすべてのケータイがARに対応し、ゲームや広告、ナビゲーションがARになる時代です。そのときセカイカメラのようなサービスは当たり前のものとして利用されるであろうと考えていました。また、多くの同様のサービスのなかで、セカイカメラは恐ろしく秀でていました。
単なるARサービスとは異なり、非常に自由度が高く、ARオブジェクト(エアオブジェクト)の作成ツールを備え、UGC(ユーザジェネレイテッドコンテンツ)のプラットフォームであり、巨大なクラウドサービスであり、全世界のユーザ同士で利用できる手数料なしのマイクロ決済機能をもち、誰もがコンテンツビジネスに参加することができました。有料のをエアサーバを契約することで、独自ARサービスを作ったときと同様にサービスを提供したり、ゲームを公開したり、エア広告を提示することができました。そしてそれをカメラを通してリアルタイムにARを体験しながら共有することができました。
セカイカメラにログインできた10万人ほどの日本人は、上記のような本当のセカイカメラを楽しむことが出来たと思います。そしてこれからも楽しむことが出来ると思います。多くの友達と毎晩エアシャウトやエアポケットを楽しみ、共同でいろいろなエアタグを投稿したり、エアショットでそれと一緒に撮影したり、ARイベントを楽しんだり、エアカンバンでから新しいお店を開拓したり、家で家事をしながらエアペットと戯れたり。普段の生活の中ではまったくできない、新しい体験がセカイカメラの中にはあり、誰もが自分のアイデア次第で新しいことを発明することができ、世界中の人と楽しみを共有できます。
しかしながら、多くの日本人はそれを知りません。忙しい人は、セカイカメラをそこまで知るほど利用しません。セカイカメラの奥の深さは他社を突き放すすばらしい点でもあり、同時に理解しがたいという弱点でもあります。その結果、残念ながら世の中は理解せぬまま批判的な見方をする人が多数となってしまいました。インターネットにはセカイカメラはもう終わったという記事があふれています。それを書いた人はろくにセカイカメラを見てもいないのに。
今後のセカイカメラは、世界レベルではコスタリカの好景気に押され、個人ユーザはまだまだ増えていくことと思われます。また、日本でも徐々にその楽しさが知られ、ユーザーを獲得してゆくと思います。エアタグ市場はセカイカメラに限らず、世界的に盛り上がっていくことは疑いなく、今後も発展するでしょう。セカイカメラを運営する頓智ドットはすでに黒字化しており、多くのARサービスのように存亡の危機にあるわけでもなく、皆様が利用する限り続くと思われます。
私がセカイカメラからの撤退を決心したのは、セカイカメラの発展を疑うからではありません。私とセカイカメラの方針の齟齬が埋められなくなったためです。当初、セカイカメラはオープンソースを標榜し、我々ユーザーの権利を守り、コミュニティとのエコシステムを構築してゆくことを方針としていました。そして私たちビジネスユーザーはその方針のもとでセカイカメラの支援を始めました。しかし、今はすでに頓智ドットに創設者たちは居らず、方針は大きく変わりつつあります。マグスクのビジネスはいまや日本の同業他社ではなく、運営元である頓智ドット自体と競合しており、日に日に協力しあうことが難しくなっています。
これはマグスクにとっては残念なことですが、セカイカメラ全体にとっては、より安全で管理された世界をつくる上で必要な変化なのかもしれません。答えは今すぐにはでませんが、現在の状況から考えるとマグスクのような事業形態では長期的に取り組むプラットフォームではないと判断した次第です。
今回、MagSC はゆるやかながらも撤退という道を選びますが、引き続きセカイカメラの行く末をみながら Inu Link個人はセカイカメラを1ユーザとして楽しむつもりです。
事件は会議室で起きている
ttp://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100325
「今後はフリーターの若者に理容室に就職してもらい、雑務をしながら収入を得て、資格学校に通うという仕組みを作っていきたいと考えています。理容室は地域密着を強化することが生き残る道。お年寄りの家庭に出向く出張理容も構想しており、まだまだビジネスチャンスは見つけられます」
ttp://news.biglobe.ne.jp/social/031/jc_091006_0314596605
ちょっとちょっとフリーターの皆さん、聞きました?
あなたたち、何でもやると思われてますよ。農業に介護に理容師まで とりあえず後継者のいない業界にはフリーターでもつっこんどけと。そういうのが大人の世界のトレンドみたいです。
にちゃんねるや、そのまとめサイトではGO!FESの客入りが酷いと話題になっている。
- 幕張メッセの邦楽フェス「GO!FES」の客入りが凄いことになってるとネットで話題に
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1443350.html
これらのサイトをみると、ガラガラの客席の写真やレポなどが見られる。
しかし、私は二日通しで会場に行っていたが、これらの写真は正直なところ、"悪意の塊"で、
事態を面白がるために撮られた写真であると断言できる。
もちろん写真はウソをつかないし、これが捏造だと言う気はない。
ただ、1ステージしかない会場で、演奏中に飲食ブースがガラガラになるのは当然だし、
導線の都合上、中央の道を歩くことなど私自身、ほとんど無かった。
そう言った「酷そうに見える写真」だけを集めて、失敗だ!失敗だ!と言うのは
あまりにも短絡的すぎるのではないだろうか。
ここでは、このフェスを最大級に過大評価し、成功だったと言い切ってみたい。
それらの写真では、まったくもって人がいないように見えるが、
実際はと言うと、そこに写ってるよりは"もう少し"客入りはあった(ように見えた)。
初日はPerfumeやら、ファンモン、スキマなどの集客力のあるアーティストのおかげで
キャパの7割程度は居たのではなかろうかと思う。
正直結構埋まっていて逆にビックリした。
ただし、写真の取られた二日目はこの半分強が良いところだろう。
なのでキャパの4割程度という所か。
これがどの程度かと言うことは、皆様の想像力におまかせする。
写真の印象そのままだよ!と言われても、想像力なので否定は出来ない。
当たり前ながら4割の客入りではどう考えても「大成功!」とはならない。
「4割の客入り」と言う言葉だけであれば、それが意味するものは「失敗」だ。
だが、ビジネスと言うのはそんな直接的に結び付けられるものではない。
では、「4割の客入り」で成功となるためには、客入り以外の何かと言うことが問題になる。
==それは、グッズ売り上げか!?==
答えはNO。
他のフェスの時には恐ろしい程の行列をしてグッズが買われていき、
人気のあるデザインなどは午前中のうちに売り切れる事が頻繁にあるが、
今回のフェスでは「1つのグッズも、1つのサイズも売り切れていなかった」。
これではグッズの売り上げも期待できない。
これもおそらくはNO。
もう一度言う。「豆しば」と言う、なんとも珍妙なコンテンツブースのみだ。
要するに、ここではまったく金が動いていないのだ。
それが唯一の企業ブースであって、他に企業ブースが見受けられない事から、
大口の企業スポンサーはほとんど無いと言っても問題ないと思う。
なお、出演者の事務所からそう言った金銭的なやり取りがある可能性はあるが、
それはどうしても実証できないので、ここでは不問とする。
さて、そろそろ本題に移る。
GO!FESはいったい何のために実施されたイベントなのかという点。
今回のGO!FESはマーケティングのために行われたものであり、
沢山の調査結果が取れたので、成功なのである!
大赤字ではない、それは調査結果に払った金額なのだ!!
では、なぜそんな金のかかる実験をしたのか!?
ロックインジャパンを代表とする邦楽ロックフェスに行く人々など、
フェスに行く人間たちは様々いるが、彼らは総じて、GO!FESに出演しているような
そう言った人々をここでは「フェス選民」と呼ぶが、彼らが今回のフェスに集まるとは、
例えどんなに電通がバカだとしても思っていないはずだ。
フェスバブルの昨今、フェスはもう飽和状態であり、新たなフェスを立ち上げたところで、
よほどの魅力が無い限り、フェス選民は集まらないだろう。
(それはJAPAN JAMとROCKS TOKYOがそのうち証明してくれるはずだ)
今まで通りのフェスをやっていたのでは、人は集まらない。
人が集まり、大きなビジネスチャンスが生まれる。
実際、日本最大のフェスと言われているフジロックが3日間で13万人前後を動員するが、
例えばGLAYなどは、1日で20万人以上を動員した実績があったりする。
フェス選民の人口など、音楽業界全体から見ればちっぽけであり、
それらを一気に切り捨てると言う決断は難しくはないと言う事が分かる。
そもそもフェス選民は、JAY-Zやらスマパン、場合によってはMUSEのような世界的アーティストを呼んでも
自分好みでなければ貶すようなワガママな人たちであるから電通としては良い客ではない。
特に電通は、所謂スイーツ(笑)やDQNと呼ばれる様な、広告によって扇動されやすい層を
メインターゲットにしているのだから、今回のフェスも同様だと考えられる。
つまり、GO!FESとは、今までのフェス選民以外をターゲットとしたと言う所で、
"まったく新しい"フェスなのである。
そして、今回のGO!FESは、そのための足がかり。
初回マーケティングだったと言える。
そこで取得された客数や客層などの沢山のデータ。
その結果を踏まえ、秋までに適切なメンツや適切な宣伝などの戦略を練ってくることだろう。
秋がダメでもその次、それがダメでもその次と、かならずいつか「成功」するフェスとなるはずだ。
考えてみれば、初回から成功しているフェスなど、ほとんどありはしない。
フジロックも初回は台風で中止になるような酷い事態であったが、
日本にフェス文化は根付かないと言われていたのをひっくり返したし、
北海道でフェスなんて誰が行くんだよと言われていたライジングサンも
10年かけて、あの広大な場所で満員御礼を掲げるまでとなった。
そしてGO!FESも同様、数年後にはそれまではフェスなんてものに行った事のなかった
数万人の"イマドキの若者たち"が大終結するイベントとなり、主催者は"商業的"成功を収めることになるだろう。
そしてその時の大成功とともにこう叫ぶのです。
「完全勝利!!!」
<あとがき>
これは完全に推論で書かれた記事です。
もしこれが間違っていても、「失敗プギャー!メシウマ!!」と叫ぶだけ。
欧米の状況はよく知らないが、中国や東南アジアではエロや暴力を含む表現は厳しく規制されている。
お行儀の良い子供達はおとなしく与えられた検閲済み書籍を読んでいるが
(主に日本産の)漫画やポルノからそういったものを摂取している。
で、今回そのようなアングラ娯楽の供給源であった日本での表現が規制された場合、何がおこるかというのは非常に興味深い。
妄想してみると、おそらく、アジア全体でエロや暴力表現がアングラ化して先鋭化するのではないかと思う。
これまで手軽に手に入る日本産の娯楽で満たしていた欲求が満たせなくなれば、子供達は別のソースを求めてネットのより深い部分を探すようになるだろう。
そして洒落にならない本当の無検閲、無修正のエロと暴力にたどり着く。
今でも特に刺激をどん欲にもとめる子供は既にそこまでたどり着いているだろうが、より多くの子供がそれに触れるようになる。
同時に各国のアングラ出版業者は失われた日本産の娯楽の代替として自国産のエロと暴力を生産し始めるかもしれない。
それはそれで面白そうな世界ではある。
日本人が身内に厳しい、ということに対する説明の一つとして、日本では自然災害に見舞われることが多く、そのため人々はもしもの事態のために貯蓄をしなければならない、ということが挙げられる。確かに日本では昔から多くの災害に遭ってきた。その災害の多さから人々の不安を煽り、経済活動に向かわせようとしたという経緯が日本に存在していることをここで言っておかなければならない。江戸時代の五人組の制度のような厳しさが今の日本人の間に未だに残っているのも、一般市民がこのような事情を心の底で納得してしまったからなのである。
そのようにしていつか来る厳しい状況のために働いてきたが、外交面においてお金をせびられたり、国内では自分で難しい状況を作ったりして、これは結局いい結果を招いているわけではない。確かに今でも災害に苦しむことがあるが、天災に対してある程度の耐性がついてくると、新しい災害を自身で作り出して、人々はその人的災害を恐れて貯蓄行動に向かうようになってしまった。
これはいつも詰め込み過ぎてしまう、という日本人の特性の一つを表している。詰め込むことの利点、つまり人口過密がビジネスチャンスを生み、経済発展を遂げたという経緯があるためだ。そして建築は過密状態や天災の恐怖を呼び起こすのに役立った。狭い空間は人の活動を過敏にし、地震に強いことをアピールして昔ながらの瓦の屋根の一戸建てを排除して高いビルをたくさん造り、その結果、経済活動に向かうことしか選択肢がなくなってしまった。まさに仕事こそが人の人格そのものであり、選んだ仕事がその人の人生なのである。建築家が起こした事件として記憶に新しいのが姉歯建築士の耐震偽装の事件だった。日本のハイレベルな建築基準とその建物がもたらす経済的な利益の間で彼はまったく困窮してしまったかのように見えた。
よく世の中は不合理だと言われ、このように矛盾した状況は一時的にはやりすごすことができるのかもしれないが、いつかその矛盾に立ち向かわなければいけない。あなたの上司が、あなたは社会の矛盾を受け入れて生きていかなければならない、と説いたとしても、結局はあなたがその上司の残した問題に取り組まなくては、若い人間がすべきことをまっとうしたとは言えないのである。
中学:日本はバブル最絶頂期。テレビに映る大学生や社会人の世界はそれはそれは華やか。俺もいつかあんな風に遊ぶんだ、と思いつつ田舎の市立中学に通う。高校受験に必要(内申書云々)という理由で、やりたくもない運動部で日々を無為に過ごす。
高校:地元の県立高校に進学。どうやら絶好調だった日本経済に陰りが見えてきたらしい。一応進学校だが田舎なのでのんびりしている奴が多い。適当に勉強しつつ、適当に部活に精を出す。部活が義務でなくなる(大学受験には内申書は関係ないらしい)と不思議と部活で汗を流すのが楽しくなる。そういえば、中学高校と女に縁がない。童貞。
大学:親がブルーカラーで家計に余裕もないので、浪人せずに入学できるところを選んだ。一度、東京に出てみたくて、地元の国立ではなくて東京の私立にした。その選択を許してくれた両親に感謝。世間では、阪神大震災、オウム事件と暗い雰囲気が漂い始めた。Windows95が発売されたが一度も触ることがなかった。大学に入学するとすぐに彼女ができた。非コミュの俺になんという奇跡。大学ではなんかめちゃくちゃ勉強をした。
就活:日本経済どん底。山一証券、拓銀が破綻した。金融恐慌の一歩手前。MARCHの就職先なんてロクなもんじゃなかった。同級生たちも皆が微妙な企業に就職していった。俺たちは後にロスジェネ世代と呼ばれるようになる。俺はといえばイマイチ無名な外資に滑り込む。大学で勉強に励んでいたのが役に立ったらしい。
社会人1年目:最初の配属先の上司はリア充全快のコミュ力抜群の人だった。が、人を育てたり指導するのが下手な人だった。おかげで、なかなか仕事を覚えられずに苦労した。このころの人事評価は同期の中でも最下位を争っていたのではないかと思う。現実逃避のために、先輩たちに連れられて毎日飲んでばかりいたような記憶がある。この最初の上司のことは、後に反面教師として意識するようになった。
ネットで現実逃避:仕事でイマイチ不完全燃焼だったころ、PCを買った。Pen2、64MBメモリ、6GBHDD。テレホタイムにアナログモデムで接続し朝までLoopitでチャット。翌日は寝不足で仕事に力が入らない。東芝事件が起こり、2ちゃんねるを発見する。ますますネットにはまった。
部署異動:異動先のボスは体育会系で面倒見がよかった。細かいところまで指導はしてくれないけど、仕事を丸投げして任せ切ること、部下のモチベーションを高めること、組織を動かすことがうまい人だった。ここでの数年間は貴重だった。次々とふってくる重い仕事をこなすうちに仕事が楽しくなり自信もついてきた。気が付いたら人事評価も同期の中でトップの方までのぼっていた。世間ではネットベンチャーブーム。IPOブームが盛り上がっている。そして、日韓W杯が開催されるよりもずいぶん前にネットバブルがはじけた。失われた10年という言葉が流行っていた。このころ付き合っていた彼女と結婚。
転職:より広い裁量と成長機会を求めてベンチャーに転職。ストックオプションで一攫千金という下心も。社長とは微妙にウマが合わなかったが、毎年2ケタ成長する売上、どんどん大きくなる組織、ビジネスのダイナミズムを間近で感じられる環境に満足していた。とにかくひたすらに働いた。毎晩タクシー帰り、休日も出勤した。会社はいつの間にかIPOを果たしたがストックオプションは大した財産にはならなかった。ライブドアの堀江さんが時の人となり第二次ネットバブルが盛り上がっていた。小泉竹中路線で景況感は良かったような気がする。このころ部下の女の子(といっても同い年)に手を出してお互いにラリラリ状態。今考えると社内でもバレていたかもしれない。不倫が妻にばれてプライベートはプチ修羅場。部下の子は会社を辞めた。何をしてもこの罪を償うことはできないと思う。この後、真人間になり部下達の育成に力を注いだ。最初の上司が反面教師だった。このころの部下たちは今でも俺を慕ってくれている(と信じたい。)
退職:社長と意見が合わないことが我慢できなくなり退職することにした。全てのリスクを背負って世間と向き合っているのは彼なのだから、あの会社は彼のやりたいように運営すればいい。意見が合わない以上、引くのは俺だ。ていうか、俺の存在なんか社外では全く無名、社内でも歯車の一つに過ぎない。この後、今に至るまでこの社長は俺にとって反面教師として心の中で大きなウェイトを占めている。株は最後まで大した財産にはならなかったがコツコツためてきた貯金があるので節約すれば夫婦2人で2年くらいは暮らせそうだった。次の仕事のあてもないままに会社を辞めてしまった。なんかアメリカでサブプライムローンというのが問題になっているらしい。評論家がサブプライムローンの残高は少ないので世界経済に与える影響は限定的とか言ってる。
フリーランス:もともと非コミュで友人知人が少なく、人脈と言えるようなものもなかったが、何人か仕事を回してくれる人がいた。1案件いくら、という感じで個人事業主として仕事をこなしながらお金を稼いだ。報酬は、仕事を回してくれる人がピンハネ済みだが、こんな俺に声をかけてくれることにとても感謝していた。そして毎回、全力で仕事をこなしていき、仕事をくれる人の期待に応えようとがんばった。リーマンブラザーズが破綻したらしい。年越派遣村のニュースには共感も反感も感じなかった。年が明けて所得税を計算すると、サラリーマン時代に比べ収入(額面)は倍近く、税金は倍どころじゃない。事業税って何?住民税が2つあるの?国民健康保険高すぎ。上場企業の正社員という安定的な地位を捨てたのだから、将来への備えは自分で何とかしなければならない。麻生総理を攻撃するマスゴミとピントのずれた正義を振りまく鳩山邦夫に、日本はもう駄目かもねとかオヤジくさいことを考えるようになっていた。ていうか俺もう33か、立派なオジサンだし将来への希望も見いだせなくなってきた。
再就職:昔、一度誘ってくれた中小企業の社長がまた誘ってくれた。商売上手なところ、コンプラ意識が強いところ、人の感情に配慮しながら上手に組織を動かせるところが、前のベンチャーの社長とは正反対な人なので、ほとんど迷わなかった。ほぼ即断で、その人のお世話になることにした。その会社は個人事業主的なメンタリティの人が多く、商売に対して貪欲な人が多い。世間の常識を疑い果敢にビジネスチャンスを切り開こうとする。一方で吹けば飛ぶような存在なので自分たちを一瞬で破滅させかねないコンプラリスクには皆敏感でグレーなことには手を出さない。こんなに前向きに清々しい気分で働ける職場は初めてだ。こんな環境をもたらしてくれた社長に感謝。ここに居続けるためには俺も商売人にならなくては。民主党が政権を取った。来年の納税額は3百万円を超えそうだが、子供がいない我が家には何の恩恵も無さそうだ。自民党政権のままで緩慢な衰退を迎えるよりは、民主党が急激に破滅させた方が日本の立ち直りは早いかもしれないと思う今日この頃。
年の瀬にこの20年余を思い出しながら書いてみた。
「最近、儲かってしょうがないんだよ」
久々に会って飲んだときの話だ。
その時の話を要約したのが上の一言。
3時間以上話をしたが、主旨はこれだけだった。
なんでもここ2,3年、アシで情報を稼ぐ人が
大幅に減ったらしく、超がつくくらい簡単に
人脈を構築できるようになったらしい。
そのツテでどんどん仕事を受注して、
元々仕事はできるやつだったから評判も良くなり、
新たな、もっと儲かる仕事がくるようになる。
好循環のお手本みたいなケースになっているそうだ。
「ネットの普及のおかげで、外に出て人脈を作ろうとする
積極性のある人が減ったんだろう」と彼は予想している。
って、この前こぼしていたよ」
という話も補足として聞くことができた。
そして積極的に人とコミュニケーションをとるようにするんだ。
実は今ほど簡単に勝ち組になれる時代はないんだ。
上から見下している、ネット弁慶たちなんだよ」
ここ数年の急速なネットの普及のおかげで、
ネットが苦手な人の方が得をしているという
事実は、意外に知られていない。
これからネットがさらに普及して
リスクを取らなくなる人が増えれば、
危険を冒して行動する人たちにとっては、
ライバルが存在しない楽園のような
現代社会が構築されていくだろう。
人と会うときに
・1通のメールを送る
・1本の電話をする
とても印象的な木曜の夜だった。
あずまんが大王から始まる系譜、以降、らき☆すた、けいおん!のような四コマ漫画からアニメ化された作品はストーリー性が薄い。多分、もう誰かが言っているような話だと思うが、この辺を少々書きたい。
まず、物語というのは、主人公が「非日常」の世界へ行って帰ってくる、あるいは来ないという構造が基本である。しかし、上記のような作品はどうか?
まず、原作は「日常系」四コマ漫画である訳だが、日常系と四コマは抜群に相性が良いという事実が一つある。なぜなら、「彼ら」の日常も我々の日常と同じく、基本的にエピソードの連続だからだ。そこに物語性はあまりない。
さて、日常系四コマ漫画が流行る前に、四コマ業界を席巻したジャンルがある。
「不条理」四コマ漫画である。
つまり、読者がずっと「非日常」に浸かっているようなジャンルであり、「不条理」四コマ漫画から、「日常系」四コマ漫画の流れは、「あちらの世界(非日常)」から「こちらの世界(日常)」へ回帰したという見方も出来ると思う。
……ただ、思うのは、「日常系」四コマ漫画は、本当に「日常」を語っているのか?という疑問である。何が言いたいかというと、「日常系」四コマ漫画で語られる日常というのは、大半のアニメファンにとっての非日常ではないかということだ。要するに読者や視聴者にとっての逆転現象が発生する。惨めな現実を送っている者には、「不条理」四コマ漫画は現実の理不尽さのリアリティであり、「日常系」四コマ漫画には、自分が浸かっていたい、例えば、失われた青春や理想の学生時代への妄想・空想世界として、今現在、需要があるのではないか。
この仮説を、「事態はもっと深刻になっていることか」と捉える人もいれば、「現実を忘れるための需要がある以上、そこに救いの手を差し伸べるべき。そこにビジネスチャンスもあるはずだ」と捉える人もいるかも知れない。個人的な意見を言えば、どちらでも良いし、あくまで四コマ漫画は漫画の中のサブジャンル的位置づけ・周辺ビジネスであり、とても魅力的な題材(具体的には、政治、プロ野球、初音ミク、エヴァンゲリオン、ドラクエなどの強力な題材)があって、初めて活きるものという気もしないでもない。
言い方は悪いかも知れないが、「あずまんが大王」や「コージ苑」にせよ、雑誌の中では割と「おまけ」的な立ち位置(少なくとも初期は)だったような気がしている。だから、「けいおん!」も、ストーリー性の強い作品があってこそ、肩の力を抜くという意味で、相互補完的によりその魅力が映えるのかも知れない。(……割と面白くない穏便な結論になった)