「本文 RT @id: 元発言」「本文 QT @id: 元発言」を報知ではなく、Replyの意図で使用するのは明確に誤りですのでご注意。
よく「明確に誤り」なんて言いきれるな、と感心する。皮肉じゃなくて、本当に感心したのだ。俺はTwitterのヘルプを繰り返し読んだのだが、読めば読むほど混乱するだけだった。そもそもヘルプのアドレスはtwitter.jpではなく、どこかのブログサービスでしかない。リンクされているから公式ヘルプなのかもしれないが、どこかのユーザーがまとめたものにtwitterがリンクしたのかもしれない。ヘルプに使われている文字の大きさがばらばらだったりと、限りなくアマチュア臭い。
仮にこのヘルプが公式だとして、見つかるのは「@付き投稿」であって、リプライでもreplyでも返信でもない。ぽろっと「返信」という言葉が出てくるが、それがWEB画面上の返信リンクのことなのかどうかは、読んだだけではわからない。
ついでながら、上のリンク先
どの発言に対しての返信なのかは、Webならば発言の下の「id宛」をクリック、Twitterクライアントならばそれぞれに実装されたスタイルでその元発言が判ります。
Web画面に「id宛」などというリンクもボタンも見つからないのだが俺だけか。タイムライン上の@ idのあたりを探しても、元発言がわかりそうなリンクなどみつからない。とおもったら、これは「返信」リンクをクリックして返信したときだけの機能だったようだ。なんなんのだ、このサービスは。
もう、どうしようもない。もともとつぶやきだけだったという事情はわかるが、機能を追加するときに、あまりに馬鹿なやり方を採用してしまった。21世紀にもなってこんなサービスがはやることを目にして、人間の愚かさを嘆くべきなのか、まだビジネスチャンスがあることを喜ぶべきなのかわからない。
これだけ機能が狂っている以上、ユーザーに素っ頓狂な奴が多くても不思議ではない。むしろTwitterを使うコミュニケーションは、本質的に秩序を破たんさせると思うのが理にかなっている。ローカル・コミュニティーは勝手なルールを作り、半径1フォローの世界で王を気取り、遠征に出かけては他人をイラつかせることになる。
先日のツール作者対ユーザーは、ユーザーの度を超えた粘着っぷりで周りを喜ばせた。しかし、こんなことが起きるのはTwitterである以上当然なのだ。ツール作者は自分のコミュニティーのローカルな思想を自分のツールに載せようとする(それは責められる筋合いではない)。そして、ユーザーは作者に自分のコミュニティーのローカルルールを採用させようとする(度を超えない限り、責められる筋合いではない)。
あるサービスがヒットすると、その追従者はかならず「真似」だと笑われる。しかし、Twitterの場合、その心配はないように思える。どう作ったって、twitterよりまずいものはできないだろう。
Twitterの強みはいろいろあるように思えるが、それは幻だ。突き詰めていけば、「すでに十分有名」以上の何物でもない。
「すでに十分有名」 はい、この時点で終了。 圧倒的な知名度を得たソーシャルサービスを倒したことがあるのはFacebookだけ。 自身がさらに革命的なサービスを作るのに加えて最大手の...