強いて言うなら朝起きてすっぴんの池上彰が隣に寝ていたとしても
面識のないだいぶ年上で社会的地位の高い人に立ち入って批判めいたことを書くときは、喧嘩売るつもりがないんなら、敬称の一つも付けておこう、というのは、別にオタク的ではないと思うがなあ。
思うに嫌儲というのは「インターネット上における」無料至上主義なのではないか。
インターネットでは無料で手に入れられる情報が大半を占めているため、その環境に慣れてしまうと、次第に「カネがかかる状態」こそが不自然と認識するようになる。
「運営費を賄うために広告を掲載する必要がある」という運営者の論理は、「金がかかってまで運営しているのは不自然だから、私がAdBlockで広告収入を断ってあげる」と捉えられてしまう。
Anti-AdBlockでサイトを閲覧できないように対策しても「なんで無理して不自然な状態に戻そうとするの?バカなの?」と思われてしまう。当然AdBlockは解除しない。
広告収入を断たれて潰れるサイトというのは「不自然に生きながらえているサイトだったのだから、潰れたのは自然の摂理である」という発想なのである。
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大事なのは、この人たちは無条件にお金を払うのが嫌というわけではない。ひとたびインターネットから外れると、食材や家賃や交通費、ありとあらゆるものにお金がかかるのは当たり前と理解している。
ただ、インターネット上で金銭が移動するのが限りなく不自然であると感じているだけだ。
それはもうクズとかそういう概念を超越している。長年、インターネットという新興世界が熟成してきた価値観なのだ。
生まれも育ちもブルネイの人間が「教育費が無料なのが当然」と言うのは当たり前じゃないのか?そういう世界で育ってきているのだから。
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この価値観によってインターネットが縮小することはあっても、それは適正な大きさまでの縮小であって、つまるところ自然の摂理なのである。
リテイクは何回までって契約しなかったの?
多くの女の犠牲の上にやっと出来たセクハラという概念に、多くの男性は加害者側の立場で反感を示した。
でもセクハラって男も守られてるやん、女上司に性交強要されたり被害を受ける前にセクハラって単語に守られる立場ゲットできたわけやん。
この前警察でおきた59才のおじさん上司が20代の男性部下と当直になるたびに全裸になって、写真の練習と全裸や胯間の写真を撮るように強要していた事件とかも、セクハラって概念が無ければどう訴えたらいいか解らないし、そのままズルズル強姦までいってたかも解らんわけで。