今はこれからの夢や未来に対する明るい気持ちと上手くできるかといった不安な気持ちと入り混じっていると思いますが、是非その気持ちは覚えておいてください。
3年たって擦れた人間になったときに思い出してほしいと思います。
10年程度ですが社会人やってきた私から、新社会人の皆さんに私なりの処世術、(ストレス少なく生きていく方法)を伝えたいと思います。
個人的な考えですが、参考になると幸いです。
「飲みニュケーション?ダルイ」とか「プライベートには干渉してほしくない、仕事だけの付き合いで十分」といった言葉をよく見かけます。
ただ、気付いてほしいのは、人間関係は良好であるほうが好ましいですし、人間関係で回避できるストレスや問題は多いです。
個人的にも「飲みニュケーション」や「プライベートの共有」は好きでありませんし、お勧めはしません。
しかし、それを避けることと人間関係を構築しないことを同義にしないようにしましょう。
上司・先輩に対して気に入られると非常に楽です。
といっても特別に媚びを売る必要はありませんし私生活の時間を売る必要もありません。
業務時間中だけのコミュニケーションで十分ですし、ただ当たり前のことをするべきなのです。
私が気を付けていることは下記のことです。
ただ、当たり前に朝、顔を合わせたら「おはようございます。」と、帰るときは「お先に失礼します。」と。
気を付けるのは返事ですね。呼ばれた気がしたら忙しくてもまず「はい」と返事をしましょう。
これ割と大事です。
忙しければすぐに「ちょっと待ってもらえますか?」なりなんなり付け加えましょう。(必要以上にかしこまらない言葉のほうが初々しくて可愛がられると個人的には思っていますがそれは趣味で。)
よほどのスーパーマンでない限り仕事のことは相談することが出てくるでしょう。ひょっとしたら仕事道具などのことなどからプライベートの話まで及ぶ関係になるかもしれません。
色々な相談事が出てくるでしょうが、必ず相談しっぱなしにならないように気を付けましょう。
例えば「満員電車疲れる」といった軽い愚痴から「通勤は1本早くすると座れていいよ」といった割とありふれた会話が繰り出されたとしましょう。
「いや朝眠いし別に我慢できないほどじゃないし」と思って流すのは簡単ですが、一度でいいのでやってみましょう。
その上で「1本早くしてみましたけどやっぱり朝早くてキツいですね。」といった会話があると、
「お、こいつはちゃんと人の話を聞いてくれるな」といった印象を受けます。
また、ちゃんと試すことは相手の承認欲求をとても刺激し、色々な知識であったりを授けてくれるようになるでしょう。
前の項目とかぶっていますが、言われたことはよほどでなければとりあえずやってみましょう。
内心(非効率じゃね?)とか(ミスになるんじゃね?)と思っていてもです。
これは割と大事で、百見は一験に如かずという言葉があります。百聞は一見に如かずのもう一歩先のようなものですが、やってみないと分からないことは世の中結構あります。
1つの無駄に思えることも、先々で10個の無駄を排除しているかもしれません。
1つのミスになることも、1度ハマってみないと実際の場面で思い出しにくいミスなのかもしれません。
新人がミスも無駄も(よほどでなければ)許されることが多いので、「とりあえずやってみる」という精神は後の財産になります。
というのはまぁ大事なんですが、そもそも「あの本面白かったよ」といった雑談をした後輩が「あの本読みました」っていってきたら面白かった面白くなかったに関わらず可愛いものです。(面白くなかった時もある程度言い方は考えましょう)
仕事を教えたときにあれこれいってやらない後輩よりとりあえずやってみてからやる意義などを(ポジティブな聞き方で)聞いてくるほうが可愛いです。
とりあえず行動!是非。
一番わかりやすいのは、メールをもらえるはずが、メールが届いていない時、なんて催促するべきか。
「メールが届いていません!」というべきなんでしょうか?
正解は「メールが見当たりません。」です。
実は原因が相手になかった時の相手の気持ちを考えれば理由は簡単です。
この場合も原因は「相手がメールを送信していない」の他にも「サーバーがおかしい」「メーラーが迷惑メールにしてしまった」や単純に見落としたといった可能性も考えられます。
様々な可能性が思い浮かぶようになるのは恐らく経験が必要になると思いますが、常に自分にも原因があるかも?と考えて言葉を選びましょう。
他にも「電話するから」といわれて電話がない時は「ちょっと電話かかってきてて通話中だったら申し訳なかったと思いこちらからかけてみました」といったパターンが考えられます。
「クッション言葉」を覚えると大変便利ですので勉強するといいと思います。
最初は優しかった先輩たちも時がたつと慣れてきてお客様扱いではなくなります。
やりきれないことにも潰されないようにストレスためない行動・考え方を。
でもこれ実は矛盾していないんですよ。
上司が求めているのは簡単なことで、自分で考えた上で何でも聞いてほしいんです。
質問の仕方も簡単な変化で、「○○はどうするんですか?」じゃなくて「○○はこういうことでいいですか?」や「こうすればいいですか?」と聞く。
ちょっとした意識の違いだと思いますが、どっちだよ!ってことに陥らなくて済みます。
ミスが起きたときに隠したくなりますが、報告しておいたほうが後々よりひどいことになるのを避けれます。といったありきたりのアドバイスもありますが、
とりあえずその一歩前のミスが起きそうな気がした時に報告しておくことができるとより良いでしょう。
まぁそんな難しいことを考えずに何でもかんでも(サボってること以外は)ピーチクパーチク報告しておくと自分では見えないミスの要因とかも見つけてもらえて楽ですよ。
また、相談したらアドバイス通りやってみましょう。先述の承認欲求満たすという話もありますが、それより大事なことで責任転嫁できますよ。
相手が責任感じたらフォローしてくれやすくなるので是非こまめな報連相を。
貧すれば鈍するという言葉がありますが、まぁとにかくお金があると気持ちに余裕ができます。
「こんな会社やってられるか!」と思ったときや何かあったときに自殺するのはとても悲しいことです。
死ぬくらいなら逃げてもいいんですよ、逃げても。
ただ、蓄えがないと「辞めてやる」とやりにくいのも事実。ある程度の貯金の習慣は必要です。
なぜ、2割か。
本当は1割でいいと思います。ただ、それは2年目以降の話。
前年の所得に対する課税なので、初年度は前年所得0やバイト程度に対する課税、2年目は社会人1年目の給与に対する課税。
大まかに10%かかるので、2年目のために1年目は10%は使わないようにしておくべきなのです。
勉強すべきことが明確じゃない場合も多いですし、そもそも仕事で疲れてやる気力を作るのが難しい。
明示的にやらなければならないこともないですし、「自分との闘い」が大変です。
毎日1時間読書など早いうちに習慣つけれると素晴らしいことだと思います。
が、とりあえず食べていければといっても楽はしたいじゃないですか。