2013-06-08

家族とも自分自身ともどう接して良いかからなくなった

家族が嫌いだ。

たまに2chまとめに取り上げられるような、

親が犯罪者タイーホされていたり、借金で一家離散してたり、そういう「壮絶」な家庭、では無い。

しかし自身が成人に近づくにつれて、家族に対する「違和感」というものが、実感を持って帯びていった。

父は、典型的内弁慶だ。家族には高圧的、逆らえば激昂し壁などを蹴り自分の威厳を示さんとばかりに脅す。

一方で他人には、簡素簡潔な会話で済ませただ愛想笑いを浮かべている。自分の親兄弟相手でもそうだ。

父が他人と話しが弾んでいるのを見た記憶が無いし、そもそも話し合っている様子自体覚えが無い。

当然家に客人を招き入れたこともほとんどない。あっても上のような感じだ。

多分、人間が嫌いなんだと思う。


母は、考えない人だ。良く言えば天然、悪く言えばバカ。何でも鵜呑みにしてしまう。

他人にも愛想よく振りまくが、何を言ってるかわからなかったり、会話が成立しない事が多い。

父とはお見合い結婚だ。結婚するまで父の本性に気づけなかった。

色々あって半宗教的なものにハマっていった。


父は最初はそこそこ給料の良い会社に勤めていたようだが、私が幼い頃、突然辞めた。

母は説得したが、父は「俺を殺す気か」と母を殺す勢いで捲くし立て、辞めた。

多分、パワハラとか受けてたのかなと今は思うけど、にしても言い方ってものがあると思う。

父も一応思うことあったのかわからないけど、資格を得てどうにかしようとしたようだが、結果上手くいかなかった。

母を怒鳴り散らす日々が続いた。


更に家計が厳しくなった。

にも関わらず、父は家を買うと言い出した。

このタイミングしかないと言い張った。多分世間への見栄だったんだと思う。

もちろん母と母方の祖母は反対したのだが、父は包丁を持って脅し、強行採決された。

母と祖母は号泣していた。私は小2くらいだったが、そのときのやりとりが鮮明に目に焼き付いている。

母は父が最初会社を辞めてから仕事を探し、当時は懸命に働いていたようだ。母が独身時代貯めていた貯金も、祖母の年金も取り崩され頭金にされた。

ちなみに父は自分の親には頭を下げられないと遠まわしにいい祖父からは一銭も援助を求めなかった。これは今でもクズだと思う。


小4くらいの頃、急に学校に行くのが嫌になって、不登校になった。

そのとき自分でもよくわからなかったけど、単に人間が怖くなったってのもあるんだろうけど、

今思うと、一番は両親に抗議してたんじゃないかな。色々考え直してくれって。

実際、父の会社辞めた経緯とかはこのときから聞かされた。車の中で二人っきりのときとかに、母は父のグチを言いまくってた。

母はノイローゼだったんだろう。

知りたく無い事がどんどん耳に入ってくるしなんかそういう話の後はいつも滅入ってた。

不登校になって、父は学校行け!と私を無理やり引っ張ってケツを蹴り飛ばしたりとか、今の御時世では考えられないような扱いをしてた。

ますます行かなくなった。

不登校中に母親は半宗教的なものにのめりこんでいった。

朝4時半とかに信者が迎えに来て出て行く。

まあ8時ごろには戻るからある意味健全だけど、あんまりにも朝早いから父はキレまくって迎えを追っ払ったりしてた。


先生がちょくちょく様子を見にきてくれてたけど、不登校から3ヶ月?くらいしたころ、クラスみんなの寄せ書きの入った色紙を持ってきてくれた。

私は病気になって休んでるって体だったらしいけど、今思うと、賢い子は察してただろうし、めんどくさいって思った子もいただろう。

私はどっちかというと母親寄りのバカだったから、そのときはそんな邪推なんてなくてえらく感動して、同時にみんなに嘘ついてる状態に申し訳なくなって、また行くことに決めた。

そしたら、とりあえず家族は喜んでたが、母の一言に私は愕然とした。


「私が祈りはじめたから、○○は登校するようになった」


この人何言ってるんだろう?私は、クラスのみんなの支えで、行くことに決めたんだけどなあ。

でも、そういうこともあるのかなあ。とか思ってしまったりしてた。

もともとこの前から頭がぼーっとなってたけど、もうなんかますます頭がぼーっとなってた。もう意味からなくなった。


この頃からゲームにのめりこむようになった。

ゲームの中には現実とはまったく別の、理想の世界がある。

RPGが好きだった。クロノトリガードラクエ5、6、FF7、8、9、、、あのときは本当にその世界にいた。幸せだった。

中学校はずっとゲームだった。ゲームに夢中すぎて回りの友人等の扱いもぞんざいだったと思う。

いわゆる自己中と化した。

母は、大分から専業主婦になっていたが、金が無い金が無いとか言いながら家事もあまりしなくなって、私がリビングプレイするFF7のフィールド曲を子守唄に寝てた。

父は二つ目会社本社に引き上げとなり、転職したが、人と関わらなくてすむ夜勤中心になってた

朝やっても午前中で帰ってくるから、母が嫌がってた。

仕事の内容は全然話さないからよくわからなかったけど、責任が少ないプレッシャーにならない仕事を選んだんだろうなと思う。

高校に入った。とりあえず進学校に入れた。でも、文武両道名目の武ばっかりの体育会系高校だった。

マジでゲームしかしてなかったから、案の定クラスのノリとか話題についていけなくなった。

でも不登校だけはもうしたくなかった。部活をやってみたけど人間関係が上手く行かなかったりして、ぐったりしていた。

この変で家族に思いをぶちまけるようになった。この家には愛が足りないとかクサいこと言ってた。家族みんなに鼻で笑われた。

中学時代はなかったぼーっと状態がまた出てきた。

今で言う離人症っていうのかな。自分自分がみてるっていうか、自分から自分が半分出てる、浮いてるみたいな感覚が続いていた。

文字が頭に入ってこなくて、同じページを何十回も読み返したりとかあった。

このままじゃ駄目だと思った。「環境」を変えないと行けないと思った。上京しよう、と思った。


一生懸命勉強して、なんとか関東大学に入った。入学金は父方の祖父に、授業料は祖母に出してもらった。生活費奨学金を借りた。

一人暮らしを始めた。みんな親のありがたみがわかるとか言うけど、私は逆だった。

私はバイトしながら、勉強しながら、なんとか家事やってるのに、なんで母は専業で寝てばっかだったんだろうとか、

父もなんであんなに変な働き方なんだろう、もっとやれるじゃないかとか、両親とも人と交流してないのっておかしくないかとかむしろ疑問ばかり吹き上がった。

友人の家庭環境の話を聞くと、驚くほど違っていた。父親は一生懸命働いていて、みんなで出かけたり、今日あったことを話し合ったり、、、

私は壮絶な家庭ではないけども、やっぱり、振る舞いとか、思いやりとか、常識とか、そういうことが欠落した家庭だったんだっていう実感が湧いてきた。

うちの地元はなんとなく人が良いってイメージがあって、家族団欒なんでしょとか、近所みんなで助け合うんでしょとか言われて、正直かなり苦痛だった。

自分の話をする気にはならなかった。

しかしながら、そういうステレオタイプはあるものの、大学出会った友人達は、みんな私から見れば高い教養常識を持った人達だった。

私は彼らにえらく迷惑をかけたと思う。根本的に常識が欠落していた。

なんとか参考にしようとして、真人間になろうと思って、いっぱい気を使った。、

またぼーっとしたりもしてたけどなんとか頑張って、無事卒業就職できた。

就職して3年目。とにかく人の役に立つ、真っ当な人間であろうと努めてきた。

幸い職場も素晴らしい人格の方々に恵まれ、少しずつ、そうなっていけてると思っている。

しかしみんな素晴らしすぎて、自分の生まれ育った環境比較してしまい、時折憂鬱になる。

ステレオタイプ質問が来るたび、「あなたがたのほうが、格段に幸せ家族をもっている」と言い返したくなる。

私の親は、私は、あなたたちのような、人を慮る、という事の出来る域にいない。

真っ当な人間は、みんな、親を愛している。家族仲が良い。

そういう人達は、自分ルーツに自信があるから自分が好きだし、他人も好きになれる。それが人を愛するってことのようだ。

私には根本的にそれが不足しているから、誰かと付き合っても、自分を曝け出せないし、

真っ当に振舞おうとする余り、サプライズとかプレゼントとか色々考えすぎて無理してしまう。

そろそろ、誰かと付き合うにも結婚を有る程度念頭に置いたものになってくる。

でも、はっきり言って親を紹介なんて出来ない。ありえない。

親のせいにするなと言ってきた人もいる。でも違う。親のせいにしないために、独り立ちし、今までやってきた。

親に感謝がないわけじゃない。育ててもらったとは思わないけど、食べさせてもらった恩はある。

実際、父は直接の暴力だけは絶対振るわなかったし、母親も、その素直な性格のためにたくさん心配して、振り回されて、その中で無理していたと思う。

二人とも、無理をしたから無理できない人達になってしまったのかもしれないとも思う。

私が何か子として手助けできていれば、また違ったのかなとも思う。

ではこれから手助けしていけばいいのでは、と思ったこともあるが、

少なくとも今は、私はたくさん傷つけられた部分を無視して、その人達と接するという事が、正直言って出来ない。

その人達人間性を認めて受け入れる事は、出来ない。

しかし、先の理屈で言えば、それが出来ないと、自分を愛する事が出来ないし、他人も愛せない。

私が一番望んでいる、目指している、真っ当な人間になる事ができない。


これは、親を回避して得られないものなのだろうか、、、

どうすれば、いいんだろう。

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