2013-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20130608045638

つのステップがあると思う。

  • 両親のことはとっとと忘れたほうがいい。

最初ステップ

具体的に言うと、まずは「俺は両親のことで劣等感をため込んだり思い悩んだりしない」という決心をした方が良い。

実際には縁を切るのも難しいだろうしつきあいはあっても良い。でも、それで色々苦痛を覚えなくても良い。俺だって苦しいのはいやだけどどうしても感じてしまうんだ! って思うかもしれないけれど、「もう感じない」って決心するだけでけっこう変わる。そもそも苦痛増田の義務ではないし、そんな事で苦しむ必要あなたにはない。別に増田が苦しんだって増田も両親も含めて、世界中の誰も得なんてしない。

関係ないって思って良いんだ。そんな事で悩むのは俺の人生の目的じゃない、俺はそんな事はしないよって捨てて良いんだ。時間がかかるかもしれないけどすぐにでもこれははじめられる。

2番目のステップ

大事な人とかありがたい人にはさっさとそれを言葉で伝えた方が良い。たぶんだけど増田の両親はそれがとてつもなく下手なのじゃないか。そしてそれは増田も同じ教育を受けている。そんな伝統はさっさと捨てて、自分ポジティブ感情はさっさと伝えた方が良い。とりあえず大事な人とかありがたい人には感謝を伝えるべき。

手始めに祖父母はどうだろうか。大学の時は援助してくれて非常に助かった。そのおかげでいまは安定した暮らしが出来ていると伝えるのが良いと思う。一度伝えたことがある手土産が無いと失礼とか距離が遠いとかそういうことじゃない。感謝や好意を伝えるのは相手のためじゃない。増田自身のリハビリのためにも意識してやるべきだ。

増田はしつけの良い普通の家庭に育った友人達の暖かさについて触れてるけれどそれは獲得不可能なものじゃない。彼らは子どもの頃からそういう感謝自然にやってきて増田スタートでちょっぴり出遅れただけだ。まだまだ人生の先は長い。ありがとうも言えないで壁を蹴り飛ばす中年になるのはとても不幸なことだ。孤独な老人になって余生を送るのは増田にとって先が長すぎる。

大事な人とかありがたい人に感謝を伝えられたら身近な人の日常のさりげない美点を探すと良い。「わざわざ探すのはなんか偽善っぽい気がする」かもしれないけれど、これはすべて訓練なのだ自分のためにやってるんだ。偽善でも良いんだ。むしろ善悪とは関係なく、自分の将来を幸せにするために他人を利用させてもらってるくらいで良いんだ。相手の良いところを探して、なにかしてもらったら感謝言葉を言うだけで良いんだ。その当人がいないところでも「あいつは、これこれこういうところが良い点で、実は目立たないけどこういう美点があるんだよ」って言って良いんだ。人間はそういう目で見れば増田の大好きだったゲームと同じくらい面白いんだ。ちゃんと歴史があっていろんな理由で動いてるし、それらは背後で繋がり有ってるし。

それに感謝は往々にして手遅れになる。言えるうちに言っておいた方が良い。次の機会はないことの方が多い。メール一本出すだけで良いんだ。たいしたものじゃなくて良いんだ。

三番目。増田は非常にコンプレックス持ってるしそれはすごくよくわかるんだけど、家族はもう一回作れるんだ。

だって、もし、悪い親子関係が遺伝のように、あるいは毒のように伝播して、増田が人を愛せない人間なっちゃって家族が作れないのだとすれば、確率的にみてとっくに人類は滅びてる。一回ダメ家系になったらその子孫は全部ダメなんて有るわけがない。

ここで言う家族結婚をして子どもを産んでということには限らない。一緒の家に住んで隠し事が出来ない至近距離で人間関係長期間維持できればそれで家族だ。それは、もう一回作れる。

最初からハードルあげなくても良い。友だちとどっか遊びに行ったり旅行に行ったりとかでも良い。というか友だちじゃなくたって良い。同僚程度で言い。どうせ「どのラインから先が友だちか?」なんて設問に明確な答えを返せるやつなんかいやしない。後から振り返って「ああ、あの時俺らは友だちだったんだな」なんてよくあるし、社会人における友だちづきあいはそんなに親密でもべったりじゃなくてもあたりまえだ。

ともあれ、家族はもっかいつくれる。ステップ1とステップ2を5年続けてみてほしい。ぜひ。それらをやる前が思い出せなくなるくらい自然になったら、家族を作る準備が増田にはきっとできてる。いまから5年じゃ適齢期に間に合わないと思うかもしれないけれど、歩き出さなければゴールもない。増田大学進学から世界が変わったんだとおもう。もう一回世界を変えても良い時期じゃないか

家族って言うのは、それが悪い記憶であれば、スティグマのように残っていつまでも苦しめてくるけれど、上書きできないものじゃない。上書きしながら前に進むエンジンにもなり得る。

もちろんこの時代から結婚家族人生のすべてではないと思うけれど、でも確かなのは増田家族記憶いつまでも苦しめられる必要はないって事だし、家族記憶は新しい家族記憶で上書きも祝福も出来るって事だ。

なんだか、非常に乱暴な記事になっちゃったけれど、似たような人生を歩いた年寄りの書き込みでした。望めば絶対幸せになれるよ。

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