はてなキーワード: Marikoとは
BBCがトップで東京の感染状況を扱ってるな https://www.bbc.com/news/world-asia-58024158
五輪してるのに制限された生活を送れというメッセージが混乱を招いてる "holding the Olympics in such circumstances sends a confusing message to the public about the need to limit daily life." とか、都知事は「感染拡大を制御する鍵は若者がワクチン摂取すること」とか言ってるけど、そもそもワクチン足りてなくて打ちたくても打てない状況なのに(こんなメッセージ発するのは)ちょっとアンフェアじゃないか "Yuriko Koike has said the key to controlling the outbreak is young people, urging them to get vaccinated, but the BBC's Mariko Oi says this is a little unfair given the low availability of doses." とか、かなり正確に伝えてる
日本スゴイでもスゴクナイでもいいんだけどさ、マンガファンとしては海外にもこういう凄いコミックがあってね・・・という話をして欲しいよな。
俺個人としては日本スゴクナイの方がむしろ嬉しい。知らないコミックが沢山あるってことだから。海外に目を向けても、知ってる日本のマンガが席巻してるなんて白けるよな。統計データの話でスゴクナイんだ、スゴイって言ってるのは袋小路なんだっていう自戒的な説得より、いやいやこういう凄いコミックがあるんだから読んでみてよ・・・って言われた方が、オタクとしては気になるじゃんか。椎名ゆかり訳の『モンストレス』スゲエ面白いんだぜ? 中国系アメリカ人原作(元マーベル作家)と日本人作画(と言っても活躍の場は主にマーベル)のマッチアップで、アメコミで想像されるマッチョなテイストを感じさせつつもクトゥルフ的幻想SFを背景にイヌネコ半人間達が築き上げた文明世界で権力者の思惑に巻き込まれながら戦う、少女の話なんだ。日本語版は3巻で止まってるんだけどな。『ファン・ホーム』は……まあかなり人を選ぶっていうか、多分に衒学的すぎると思うからよく訳したなって正直凄いと思ったよ。あれを心底楽しめる人間は相当稀だろうな。作者名を取ったベクデルテストとかいう名前が独り歩きしてジェンダーバイアス測定の指標みたいな面してるの、正直英語圏のやつらは作品を鑑賞する時にいちいち杓子定規を持ち出して、ベクデルテスト、うーん…合格! とかやってると想像すると、あきれてしまう。そこまで数値的な規範に頼らないと何のバイアスがあるか無いか判断できないって、それはもう手前で作品を楽しむこと自体が不安なんだろうな。
話が逸れたけど、そういう個別作品の話をもっとして欲しいんだよ。それを「北米の(グラフィックノベル市場全体ではなく)一般書店で売られている紙の単行本に限定したベスト20でMANGAと呼ばれる商品が独占している」だけだから結論を導くことは出来ない、実際に北米で一番売れているのは「子供向けグラフィックノベル」のカテゴリーだ、って言われても、途端に何が真実という話なのかよく分からなくなるよ。その抗弁もするだけ苦しいっていうか「子供向けグラフィックノベル」って要は児童向け絵本のことでしょ? スマーフとか想像しちゃうけど、カートゥーンネットワークで放送してるアニメのボリュームゾーン。そのジャンルと比較して、いや日本の漫画は売り上げで及ばないし……って言われても、なるほどそんな市場規模ならコミック読んでる奴は精神的に幼いみたいな受け止め方もされるかって思うし、それにMANGAが次いで更に小規模なスーパーヒーロー・大人向けグラフィックノベルってマジで小さな市場なんだなってなるよね。実はゼロカルカーレの『コバニ・コーリング』がシニカルなサトリ世代の戦時ドキュメンタリーになってて新鮮だとか、ティリー・ウォルデンの『スピン』がヤングアダルトジャンルで出色なんだとか、いやいやMariko Tamakiの"Laura Dean Keeps Breaking Up With Me"が外せないとか、そういう話で盛り上がって欲しい。
こういう愚痴をユーロマンガも誠文堂新光社の『アイデア』も黙らせてくれるので、感謝してます。読みます。海外マンガであるというだけで正直かなりの下駄履かせて面白がってるように感じちゃうけれど、知らない変なコミックに出会えるというだけで高評価せざるを得ない。非凡な人は全世界にちらばってるので、そういうのを見つけて楽しむのによい。そう思います。