「ユートピア」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ユートピアとは

2009-02-23

[][]必読書 浅田彰

http://aquirax.blog3.fc2.com/blog-entry-3.html

批評家作家としても名前のある近畿大学の教師たちが学生に読ませる本のリストを作ろうとして出来上がったのがこの「必読書150」で、柄谷行人の序文によれば浅田彰も積極的に参加したらしい。

浅田彰が紹介したのは以下の本だ。

「饗宴」プラトン

ユートピア」トマス・モア

「グラマトロジーについて 上」ジャック・デリダ

「グラマトロジーについて 下」ジャック・デリダ

アンチ・オイディプス」ジル ドゥルーズ (著), フェリックス ガタリ

オイディプス王ソポクレス

パウル・ツェラン詩集〈1〉」パウル・ツェラン

パウル・ツェラン詩集〈2〉」パウル・ツェラン

パウル・ツェラン詩集〈3〉」パウル・ツェラン

2009-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20090218205723 (ハアレツに寄せられたコメント) の訳抜

おつかれさまです。まず一箇所、訳抜けのところ。

Title: re #5

Name: B

City: SF State: CA

I get where you're coming from because I'm tired of utopian solutions from dreamers in Europe.

ヨーロッパ連中が言うユートピア的解決にはもう飽き飽きしちゃうよね。

  ↓

ヨーロッパ連中が言うユートピア的解決にはもう飽き飽きしちゃっているから、あなたの出身地に来ました。

ということでは。

#5の「ドンキホーテ」のコメントの人(Fed Upさん)は、この記事のコメントではCityのところに「バルセロナ」と書いていますが、おそらく別の記事のコメント欄で「米国出身」ということを書いているのではないかと思います。なおかつ、このコメントの投稿者のBさんは、Fed Upさんと過去にやり取りしたことがあるのでは、と。(ハアレツはコメントのページからコメント投稿者の過去コメントを確認する術がないようなので、推測することしかできませんが。)

 

 

同じコメントから:

I know we're not used to having media acknowledge our citizens as people, so we get defensive, but I give Mr. Murakami the benefit of the doubt.

メディアはぼくらを人間あつかいしないから、防戦一方だけど。でも村上さんに対して性急な判断は控えたい。

  ↓

確かに、メディアがぼくらを人間としてみなすことにぼくらは慣れていないから、どうしても防御的になるけど、村上さんに対して性急な判断は控えたい。

このdefensiveは「何かあると攻撃されていると思って過剰に身構える」といった意味でしょう。

(ところでここの「性急な判断は控えたい」って、いい訳ですね!)

 

 

もう少し下の方:

From his speech I feel he's criticizing the entire system that has our neighbors trying to destroy us in the first place and the world legitimizing it and the common acceptance of boycotting Israel because it's the in thing to do.

ぼくらのご近所さんイスラエル破壊しようとしている事、世界がそれを正当化しようとしている事、イスラエルボイコットの考えが一般化する事を強制するシステム全体を非難しているようにぼくには思えた。

ややこしい文ですね、これ。

he's criticizing

  the entire system that has our neighbors trying to destroy us in the first place

  and the world legitimizing it

  and the common acceptance of boycotting Israel because it's the in thing to do.

という構造ではないでしょうか。したがって、

彼の講演からは、まず(←in the first place)、ぼくらのご近所さんイスラエル破壊しようとするのを許している(←ちょっと訳語が変。that has our neighbous のhasが《使役》)システム全体を非難し、それを正当化している世界を非難し、流行しているから(←the in thing)という理由でイスラエルボイコットすることが一般に受け入れられていることを非難しているように、ぼくには思えた。

※「訳語」はちゃんと検討していませんのであしからずご了承ください。

 

 

あるいは、

he's criticizing

  the entire system that has our neighbors trying to destroy us in the first place

  and (the entire system that has) the world legitimizing it

  and the common acceptance of boycotting Israel because it's the in thing to do.

という構造かもしれません。この場合、

彼の講演からは、まず、ぼくらのご近所さんイスラエル破壊しようとするのを許し、また世界にそれを正当化させているシステム全体を非難し、また、流行しているからという理由でイスラエルボイコットすることが一般に受け入れられていることを非難しているように、ぼくには思えた。

常に卵の側に(ハアレツに寄せられたコメント

http://anond.hatelabo.jp/20090218005155

村上春樹:「常に卵の側に」( http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html )でハアレツに寄せられたコメントの一部です。


http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?resNo=4542207&itemno=1064909&cont=2

Title: To Mr. Murakami: a few words of reply from an egg

Name: A Philosopher

City: State:

First, let me welcome you to the region. Second, I would like to disagree with you about your description of literature as a skilful lie. A lie must, by definition, involve malice, deception, whereas literature is about imagination: there is no malice about that. Unfortunately, much of what you hear lately on international TV about Israel are indeed lies, not even fiction. You say that Israel is the wall and the Palestinians are the eggs, just because we have Tanks. You tend to forget that the Palestinians are part of more than one billion Muslims in the world, many of whom would like to get rid of Israel if they just could. You also forget that if the situation were reversed and the Palestinians were instead in possession of tanks, there wouldn`t be any eggs left in the middle-east. The wall we build is exactly to protect us, as eggs, from the wolf lurking outside. And If the terrorists didn`t use their own eggs as shield, they wouldn`t break either. All the best to you.

題:村上さんに卵からいくつかの回答

まずは、中東までご苦労さまでした。で、技巧に富んだ嘘として文学を称された件については賛成できません。嘘とはその定義によれば、悪意やごまかしを含んでいるのに対し、文学想像力に関するものであり、悪意はありません。不幸にもイスラエルに関してあなたが国際報道で目にしたことはまったくの嘘であり、創作でさえありません。イスラエルは壁でパレスチナは卵だとおっしゃられますが、たまたま戦車が私たちにあっただけです。お忘れのようですがパレスチナは10億以上の人口を抱えるイスラム世界の一部です。その多くがもし可能ならイスラエルを消滅させたいと願っています。逆の立場で考えればパレスチナ人戦車を持ったら中東から卵は消え去る事も思い出して下さい。外をうろつく狼から身を守るためだけに私たちは壁を作ったのです。テロリスト自分のところの卵を人間の盾に仕立てなければ、割れることもなかったでしょう。

ごきげんよう


http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?itemno=1064909&resNo=4543094

Title: Like Quixote tilting at windmills

Name: Fed Up

City: Barcelona State:

I don`t doubt that this fellow`s books may be addictive, but I do doubt the value of getting hooked on stories that are all, apparently, based on a false ontology of the world being clearly divided into "walls" and "eggs." As talkback #1 points out, even tank-drivers have their fragility, and to deny their humanity by summarily labeling them "walls," and considering them to be part of some chimerical menace called "the system," is to paint a thin veneer of chivalry over a rotten base of moral recklessness.

What`s been going on in Sderot over the last several years? Have Gazans, driven to desperation by the evil system-monster, been left with no option but to toss their eggs against the walls that surround them? Is it evil for people on the receiving end to retreat unto bomb-shelters (aka "walls") against which these eggs can`t help but break?

Mr. Murakami, walls don`t break eggs unless there is someone throwing those eggs.

題:まるでドンキホーテ

彼の本がやみつきになるのは私も否定しないが、与太話、明らかに間違った本体論、つまり「壁」と「卵」とに世界を分類するというのは何の意味もない。1番目のコメントが指摘するように戦車の兵士だって(卵のように)壊れやすい。あっさり彼らを「壁」とひとくくりして、「システム」という名のでっちあげた脅威にしたてるなんて、わけわからん理由で廃屋に挑む騎士のようなもんだ。スデロット(Sderot)でここ何年もなにが起きている?ガザ連中は悪のシステムモンスターのせいでやけっぱちのやけくそ自分とこの卵をぐるりと囲む壁に投げつけたというのだろうか?シェルターに追いつめられた(これも「壁」だよね、卵は仕方なしに投げつけられて壊れる)人々が邪悪だって?村上さん、誰かが卵を投げなければ壁は卵を壊さないんだよ。


http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?itemno=1064909&resNo=4543134

Title: wall & eggs

Name: JR

City: Amsterdam State:

bit folish to say that the only option is that the hurt civilians are the eggs and the israeli tank and bombs are the wall. Never thought that the israel people are the eggs in a small basket called eretz jisrael which is surrounded by a rather large muslim wall?

No fiction here mr , just hard facts.

Kind regards from the Netherlands

題:壁と卵

負傷した人々が卵でイスラエル戦車爆弾が壁だとしか言えないなんてちょっとまぬけだね。もっと大きいムスリムの壁に包囲されたイスラエルの地(eretz jisrael)という小さなかごにいる人たちが卵だって考えなかったのかね?フィクションじゃないよ、ちゃんとした事実だ。


http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?itemno=1064909&resNo=4543210

Title: re #5

Name: B

City: SF State: CA

I get where you`re coming from because I`m tired of utopian solutions from dreamers in Europe.

But I believe Murakami is a guy who also understands the tank driver and our kids in Sderot. I know we`re not used to having media acknowledge our citizens as people, so we get defensive, but I give Mr. Murakami the benefit of the doubt.

From his speech I feel he`s criticizing the entire system that has our neighbors trying to destroy us in the first place and the world legitimizing it and the common acceptance of boycotting Israel because it`s the in thing to do. This guy is acknowledging our fight to overcome this as individuals and as societies.

This guy is deeper than our critics from Europe, and this guy is a novelist, not a critic.

In Norwegian Wood he painted a really accurate picture of some self-righteous university organizations, quite similar to many of our critics. All I`m saying is before dismissing him or arguing, see that he`s not picking fights or sides.. besides us eggs

題:「ドンキホーテ」のコメント主へ

ヨーロッパ連中が言うユートピア的解決にはもう飽き飽きしちゃうよね。

村上戦車の兵士やスデロット子供たちも理解していると思う。メディアはぼくらを人間あつかいしないから、防戦一方だけど。でも村上さんに対して性急な判断は控えたい。ぼくらのご近所さんイスラエル破壊しようとしている事、世界がそれを正当化しようとしている事、イスラエルボイコットの考えが一般化する事を強制するシステム全体を非難しているようにぼくには思えた。こいつは僕らの戦いが個人として、社会として克服されるって事を知ってる。

ヨーロッパ評論家よりずっとわかってるし、彼は小説家であって評論家じゃない。

ノルウェイの森に出てくる独善的な学生運動家は評論家連中みたいで、きっちり描かれている。彼のことをくさす前に、論争を挑んだり一方の側につくつもりがないのを理解しないと。

2009-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20090212180850

でしょー?

永遠に与党第一党には成れないはずの共産党政権とったら、びっくりするほどユートピアだよ。

いろいろな意味で。

2009-01-15

フラット化した世界は次の瞬間にバランスを崩し大倒壊を起こす

一昔前(大体2年位前か)、世界フラット化という言説はブログ界隈で物凄い流行を見せた。

知と富のフラット化により、世界は大きく変わる。今後の世界は、今までのやり方では渡って行けなくなる。

多くのブロガーがこの言説に乗っかった。

フラット化により縦割りの硬直化した組織は破滅し、自由で伸び伸びとした知的生産活動ができるとされ、

また、知識はネットにより瞬間的に共有化されるため世界の知産労働者は互いに協力し合い、

素晴らしい成果を上げる事ができるようになるといわれた。

 

現実として、フラット化は進んだ。

多くの知識がネットにあふれ、それに溺れまいとブロガーたちは日々ライフハックの知識を出し合った。

だが、フラット化という魔物(そう、これは魔物だ)がもたらしたのは知の平滑化だけではなかった。

彼ら知的労働者が大手をふって大歓迎していた距離が0の世界にどんどん近づいていく中で、

知産では無い、単純労働力の平坦化すら始まっていたのだ。

日本においては、安い労働力を求めてのアジア圏への工場移転がそれである。

 

時間が進み、単純労働者が派遣に塗り替えられ、基礎的な経済力さえ失いつつある中、

盛んにフラット化を喧伝していた連中の言うことが単なる詭弁であることも明らかになっていく。

世界は一面的にはフラットになってはいたが、しかし完全にフラットになることは決して無いのだ。

人間というものは、結局は肉からなる動物であり、肉体によって感じるリアルを捨て去ることなど出来はしない。

このことを否定するのであれば、日本知的労働者のほとんどが

首都圏や地方の大都市圏に留まっていることを説明しなければならない。

本当にフラットになっているのであれば、世界のどこに居ても高い知的生産性を発揮することが出来るはずであるのに、彼らはそれをしない。

何故か。それは、彼らは自分の肉体が存在する場所によって、自分生産性が変化することを知性なり、直感なりで理解しているからだ。

肉体を介して言葉を交し合うことが知的生産にきわめて有効であることを彼らは承知している。

だから、知的労働者たちは同じ仲間が集う人口過密圏に居続け、

金を出してくれるスポンサー(雇用元の企業)の元で知的生産を行い、日々勉強会に励むのだ。

大都市圏で暮らすということは、平均以上の高い経済性を維持する必要があることを意味する。

日々暮らすための金を得るための労働に追われてしまえば、知的生産に励むことは難しい。

経済的に言えば、フラット化を叫ぶ人間のほとんどが、派遣村に居るようなその日を暮らすのにも苦労する立場にはない、

上流階層(一昔前でいうなら、ブルジョア)なのだ。

もし彼らがこのことを知りつつフラットであることを肯定し続けているのであれば、

それは単なる詭弁であり、邪悪な偽証であるとしか言いようが無い。

 

フラット化によって知識が共有されるようになった、そのことは肯定するべきだという向きもあるだろうが、本当にそうだろうか?

確かに、二年前に比べ現在ネット上の情報は精度も高く、素晴らしいものがあるといえる。

だが、質の高い情報人類の共有財産になったといえど、それを活用できなければそれは人類にとって宝の持ち腐れである。

さらに悪いことに、この共有財産労働力フラット化の煽りを食らっている単純労働者たちにとっては富を生むことの無い無駄情報である。

 

無駄情報などではない、ネットで学んで単純労働から脱せと思われるかもしれないが、

知産階級が増えることは、同時に知産階級椅子取りゲーム参加者の増大を意味し、いずれあなたの立場を危うくすることになる。

本当にそのように考えていてよろしいのだろうか?

答えは出ている。よろしくないから、ネット上にある知識は単なる知識に留まり、本当に価値ある情報は「オフレコ」として

これまた肉体、リアル関係性を介してのみ伝えうる情報(=経済的武装)として担保されているのだ。

 

フラット世界がもたらした共有知で真に富を生んでいる、生みうるものは、ごくごくわずかだ。

知る限りでは、経済的評価を下せるものはLinuxカーネルやいくつかのオープンソースプロダクトと、

一旦破壊されつくした後に再構築されつつある音楽配信、そのくらいのものだろう。

Googleなどのウェブ企業がもたらしているサービスは、その会社の所有物であり、

フラット下における生産物であると言うことはとてもでは無いが不可能だ。

そのほかのものは、趣味的な充足が可能、といった程度であり、富を生み出すには到底至っていない。

 

フラット化が生み出す富がたいしたもので無いのに比べ、

フラット化が破壊する富はたいしたものである。

無料情報が強力になりすぎることで、情報経済価値が物凄いスピードで落ち込んだ。

出版不況構造的問題も叫ばれるが、情報無料化を無視することはできない。

デジタルメディアに金を出すことがバカらしいという認識も世間一般に広まり、

情報産業守護し発展させていくべき立場の者ですら、情報に金を払うことを止め、ファイル共有ソフト活用に勤しんでいる。

 

企業は距離が無くなった世界のなかで、より税金労働力が安い国を求めてさまよっている。

結果、先進国途上国経済格差は解消されつつあるが、それは途上国が発展していると同時に、

これまでの富国が経済力を失っているということでもある。

若者だけが経済力を無くしたわけではない。

世代の中で、金を得ることが出来ない人間の割合が増えていっているのだ。

距離が、経済が、知識がフラット化することで、それを利用できるくらいに富んでいるものは更に富み、

利用できずに貧しているものは、窮するのだ。

 

所詮人間は個体間差を感じなければ生きていけない。動物だからだ。

動物だって個体差があるから、例えば同じライオンでも、子供を残せるものと残せないものがある。

肉体という頚木を人間の知性が上回ることは、どんなに科学が発展したところであり得ない。

科学人間動物性をなだめることくらいにしか、役に立たない。

世界慣性に乗り、このままのスピードで平坦になっていくだろう。

だが、完全に平滑化された次の瞬間に平坦を望まない誰かが均衡を崩す。

ユートピアの夢は終わり、破局が訪れる。

 

 

 

以上、いまさら的なたわごとでした。

2008-11-25

好きな人が夢を持ってた。しにたい…

むかーし、むかしのことじゃった。あるところに、非モテを自称する若い男子大学生が居たそうな。

で、その大学生は、同じサークル女の子が好きだったそうな。

だけども、その女の子は同じサークルの別の男と付き合った……というのは前回話したのう。http://anond.hatelabo.jp/20080219134732

が、しかし!なんとその女の子はその男の子と半年で別れたそうな。

「すげーチャンスじゃん!失恋したての女は狙い目だっていうし、告っちゃえよ告っちゃえよ!」

非モテにそんなことが出来るわけがないじゃろうに……その大学生は、〈そんな状態で告白するなんていうのは、なんか相手の弱っているところを狙っているみたいで嫌だな……〉とかいう妙な正義感で、スルーしたそうな。

「( ゜д゜)ポカーン.......馬鹿なの?死ぬの?」

オチを先に言うんじゃない。

で、まぁそれはともかく、そんな感じで、未だに好きなんだけどただこっちが思ってるだけの片思いっていう状況でキャンパスライフは過ぎていき、先日、そのサークル飲み会があったそうな。

で、なんとなーく話は就職活動とかそんな感じの話になって、どんな職業に就こうとしてるか、とか、そんな話になったんだよ……で、そんなとき、それまで「安定していればいいんだよー、だから地方公務員」とかだけ言ってた、その好きな女の子が、酒も進んでたんじゃろうなぁ、自分がなんで地方公務員を目指すかを語ったんだよね。

その女の子子どもが好きなんだそうな。だけど世の中には、生まれた家が貧しかったり、親から虐待を受けたりする、そんな子どもたちが沢山いる。そんな子どもたちを助けたい。それが彼女の「夢」なんだそうな。

「へー、すげーいい子じゃん、そりゃあお前も惚れるわけだよ。俺だってそんな話をされたらちょっとくらっとくるかもしれないぜ」

……本当にそう思うかい?

「え?うん。」

……そうなんだよ、確かにそうなんだよ。普通そんな話を聞いたら誰だってもっと好きになるに決まってるんだよ。「夢」ってすばらしいもんね!なんかどっかの本(ISBN:9784840123761 )にもあったけど、人間的な魅力っていうのは、その人が自分の「夢」を追い求める時に出てくる。それに男も女も惚れるんだって書いてあったしね!「夢」を追い求める人、それに対し、自分もその夢を追うのを助けたい、一緒に、夢を追いたい、そんな風に思うのが、普通の人の「恋愛」っつーもんなんだろう……

なのに、なのに僕は!その彼女が夢を語る姿を見て、「あの人と付き合いたい!」と思うどころか、逆に、自分はあの人の恋人になってはいけないんじゃないか、そう思ってしまったんだよ!

だって……しょうがないじゃないか!?僕には、夢なんてものが全然ない。自分がこれからどうなっていくか、その形すら描けない、「夢」を持とうとする努力さえ、しない!そんな僕には、そんな「夢を追うあの人」の恋人になることなんて出来ないんだよ!だって恋人になるってことは、その夢を助けるってことだけど、夢を持ってない僕に、そんなことできるわけがない!なんの助けにもなれないやつが、そんな人の恋人になる資格なんてない!

でも、それでも僕はあの人が好きだ。でもそれは、あの人と一緒にいたいって、ただそれだけのこと。一緒に同じ映画見たり、長時間話をしたりして、一緒の時間をすごしたい、ただそれだけなんだ。それ以上のことなんて、望まないしできない。「夢」なんてそんなもの、僕には重過ぎる……

だから、僕はこう思ってしまう。「あの人に『夢』なんてなければよかったのに!」と。

……わかってるよ。これがあまりに醜い汚らしい感情だってことは。だって、僕はあの人が好きなんだから、好きな人の「夢」は応援する。それは、恋愛する際の最低限の誠実さだ。だけど、僕はそれすらない、むしろその反対、夢を否定しようとしている。それは人を愛する態度ではない。それは分かってる、分かってるんだけど……

ああ、いっそそんな「夢」を語っている姿を見たとき、あの人のことが嫌いになれれば良かったのに。「夢を語るとかだっせー、なんか好きな気持ちも失せたわー」とか言えれば良かったのに、そもそも僕はそういうキャラだったはず。でも僕はそのようにすら思えなかった。「夢」は受け付けないのに、依然としてその夢を語るあの人の姿は嫌いになれなかった。「夢」は嫌い。でも「夢を持ったあの人」は好き。もはやこの矛盾は、その矛盾を抱えた僕の精神ごと殺すしかないんじゃないか!と……

「……言いたいことはそれだけ?」

……うん。

「じゃあ言わせてもらおうか。








てめぇ、ふざけるのもたいがいにしろ。







何が「『夢』は嫌い。でも『夢を持ったあの人』は好き。」だ!そんなのな、本当の意味でその人が好きってことじゃねぇんだよ。だってその人が好きなんだったら、その人が持ってる夢も、好きになれるはずなんだからな。

結局てめぇは、その彼女が好きなわけじゃなかったんだよ。ただ自分の心の隙間を埋めてくれる、高性能ダッチワイフが欲しかっただけなんだよ。心の隙間を埋めるためだから、きっと二次元じゃだめで、応答してくれる機能が必要だった。でも、それ以上の、人格とかそういうものは、むしろ邪魔になる。だからお前は『夢』を嫌ったんだ。『夢を追う』というのは、まさにその人の人格そのものだからな!何かの夢を追う、その夢を実現するためにどうすればいいか考える。それこそが人間人間たらしめている資格だ。それをお前は嫌う。それは結局、『人間が嫌い』ってことなんだよ!人間が嫌いな癖して、偉そうに「『人』を好きになった」とか言ってるんじゃねえ!人間に失礼だ。おとなしくダッチワイフオナニーしてるか、キャバクラにでも行って性労働を買え。人間に手を出すんじゃねえ!

まだ言うことはあるぞ。さっきお前は『自分には夢がない』って言ったよな。お前があの子を求める理由っていうのは、つまりそれなんじゃねぇか?つまり、自分には夢がない、でも、夢がない状況が苦しくないわけがない。だって、『夢がない』ってことはつまり、なんのために自分が生きてるかという理由がないってことだからな。だからお前は、持てない『夢』の代替物として、その彼女との『終わらない日常』を得ようとした。つまり、ずっと同じように、好きな人と一緒の気持ち良い空間を繰り返す、そこでは目指すものもなければ、それを得るための苦痛も犠牲も必要としない。まさにお前みたいなクズにとってはユートピアなんだろうな。でも、その『終わらない日常』を維持するには、その『終わらない日常』を楽しくする道具が必要だった。お前にとって彼女は、その道具にしかすぎないんだよ!結局お前は、彼女が好きなんじゃない、彼女を道具として作られる、自分にとって優しい世界が好きなだけなんだよ。この変態野郎が!

いいか、おめぇのようなどうしようもないクズにも分かるように言っておく。並みの人間ならな、そんな世界誰も望まねーんだよ。みんな目指してる目標、叶えたい夢がある。その夢を叶えるために、ある程度の苦労をする覚悟も出来てるんだ。だけどお前は、そんな覚悟もできずに、苦痛や苦労を嫌がって自分世界に引きこもってる。人間未満のクズだ。それだけで、お前はもう生きてる価値がねぇんだが、そこでさらにお前は、そんなクズの世界に、普通人間を巻き込もうとしているんだ。しかも、その行為の際にお前は、『その人を愛しているから』なんていう、お前みたいなクズがこの世でもっとも使ってはいけない、最悪の言い訳を使ってるんだよ!もうお前には『生きてる価値がない』という言葉すら生ぬるい。死ね首吊りでも飛び降りでも練炭でも感電死でもなんでもいいから、とにかく人に迷惑をかけない形で自殺しやがれ!



それができないなら、夢を持って、その夢を追いかけろ。そうすれば、お前にも人間的魅力がついて、『人間』になれるだろう?それができないなら、せめて他人に迷惑をかけず、自分世界に引きこもれ。今なら二次元進化してるし、お前の望む『ユートピア』も大体再現できるだろう。でも、それにも満足できないというなら……(( 「世の中に不満があるなら自分を変えろそれが嫌なら耳と目を閉じ孤独に暮らせそれも嫌なら・・・」))

……だなぁ。

---

ソレデモ、イキテイカザルヲエナイ……ノカ?

2008-09-03

Google! GooglegooglegoogleGooglett!!!

今、グーグルが攻めている。

昔、グーグルは受けだった。ネコだった。

グーグル!」と呼べば、「入れてください」「がんばって探します」「いっぱい見つかっちゃった」

そんな子だった。

しかし、いつの頃だろうか。Picasaあたりからだろうか。

「もっとよく見て」「こんなのもあるよ」「せっかくだから一緒になりましょう」

そんなことを言い出したのは。

思えば素質があったのだろう。しかし。

当時から羊の皮をかぶったビックブラザーだとは言われていた。

高度な分散処理や仮想化を行いながら、表向きは検索しか見せなかった。

それがどうだ。いまや立派なタチである。

「ふふ。本当はこれがほしいんでしょ?」「あら、こんなに使うなんて。便利なんだ?」「私なしじゃいられない体にしてあげようか?」

羊の皮は狼へと変わった。多大な物量とそれを支えるインフラを見せ始めた。

二次ではなく三次だと主張し始めた。

そう、画面の向こうにいる二次ではなく、この町に住む三次だったのだ。

子供から大人へと成長する三次だったのだ。

今は、まだ皮をかぶってるかもしれない。しかし、着実に大人への階段を上りつつある。

いつの日にか、その皮を破る時が来るのかもしれない。

その先にあるのは、ユートピアか、それともディストピアか。

選択のときは近いのかもしれない。そろそろ議論が必要かもしれない。

そんな時、何が必要だろうか。

Googleで、できること。

2008-08-16

んです

最近ようやく自分でも通えそうな美容院見つけたんです。

自転車で行ける範囲で、予約の電話が要らなくて、基本的にカットシャンプー含まれてなくて、「おまかせします」ってオーダーが通じて、そこそこ無口に切ってくれる美容院

で、やっとユートピア見つけたよって夫に話したら、そんなの普通じゃねーのってあっさり言われたんです。そらーもうあっさり。

なぬー、とーきょーしてぃーはそこまで未来的だったのか、今まで私がぶち当たった美容院は全て田舎仕様だった故に電話強要したり、有無を言わさずシャンプー台連れてって料金割り増ししたり、同じような髪型した女性の頭がずらっと並んでる本見せて「どれか決めてください!決めないと切れません!」って迫ってきたり、双方したくもないぎこちないコミュニケーションを取ったりしていたのか!って思ったんです、その時は。

でも http://anond.hatelabo.jp/20080816112717 読んで、これ地方の違いじゃなくて、美容院床屋の違いじゃないかと思い改めたんです。よくよく考えたら、当たって砕けた美容院の数は、上京してからの方が多いはず。

なので改めて、ユートピアであることを力説しようと思います。相手からしたら力説食らっても面倒に感じるだけな気がひしひしとするので、心の中と増田だけで。

2008-07-08

猿ベージ

http://anond.hatelabo.jp/20080315152400]

これを全部読んでいない人間は「猿」です。

ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。

プラトン『饗宴』岩波文庫

アリストテレス『詩学』岩波文庫

アウグスティヌス『告白』岩波文庫

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫

マキァベッリ『君主論中公文庫BIBLO, 岩波文庫

モア『ユートピア岩波文庫

デカルト方法序説岩波文庫

ホッブズリヴァイアサン岩波文庫

パスカル『パンセ』中公文庫

スピノザエチカ岩波文庫

ルソー『社会契約論』岩波文庫

カント純粋理性批判岩波文庫

ヘーゲル精神現象学平凡社ライブラリー, 作品社

キルケゴール死に至る病岩波文庫

マルクス資本論岩波文庫

ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神岩波文庫

ソシュール『一般言語学講義』岩波書店

ヴァレリー精神の危機』

フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫

シュミット政治神学』未来社

ブルトンシュルレアリスム宣言』岩波文庫

ハイデッガー存在と時間ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシック

ガンジーガンジー自伝中公文庫

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシック

ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社

アドルノホルクハイマー啓蒙弁証法岩波書店

アレント全体主義起源みすず書房

ウィトゲンシュタイン哲学探求』大修館書店

レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房

マクルーハン『グーテンベルグの銀河系みすず書房

フーコー『言葉と物』新潮社

デリダ『グラマトロジーいについて』

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』河出書房新社

ラカン精神分析の四つの基本概念』岩波書店

ウォーラーステイン『近代世界システム岩波書店

ケージジョン・ケージ青土社

サイードオリエンタリズム平凡社

ベイトソン精神と自然』新思策社

アンダーソン『想像共同体NTT出版

本居宣長『玉勝間』岩波文庫

上田秋成『胆大小心録』岩波文庫

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫

岡倉天心『東洋の理想』講談社学術文庫

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集?・?・?』岩波文庫

九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫

和辻哲郎『風土』岩波文庫

柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫

時枝誠記国語学原論』

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア岩波文庫

旧約聖書創世記岩波文庫

ソポクレスオイディプス王新潮文庫岩波文庫

『唐詩選』岩波文庫

ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫

ダンテ神曲岩波文庫

ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』岩波文庫

シェイクスピアハムレット角川文庫新潮文庫岩波文庫ちくま文庫

セルバンテスドン・キホーテ岩波文庫

スウィフトガリヴァー旅行記』岩波文庫

スターントリストラム・シャンディ』岩波文庫

サド『悪徳の栄え河出文庫

ゲーテファウスト新潮文庫岩波文庫

スタンダールパルムの僧院』

ゴーゴル『外套』

ポー『盗まれた手紙』

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

メルヴィル『白鯨』

フローベール『ボヴァリー夫人』

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー『悪霊』

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父の童心』

プルースト失われた時を求めて

カフカ『審判』

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン『魔の山』

ザミャーミン『われら』

ムージル『特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ『嫉妬』

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシアマルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット『荒地』

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキーの詩学』

ブランショ『文学空間』

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉『にごりえ』

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋『蒲団』

徳田秋声あらくれ

有島武郎『或る女』

志賀直哉『小僧の神様』

内田百〓『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩『押絵と旅する男』

横山利一『機械』

谷崎潤一郎『春琴抄』

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成『雪国』

折口信夫死者の書

太宰治『斜陽』

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如『エロ事師たち』

島尾敏雄『死の棘』

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉『円陣を組む女たち』

後藤明生『挟み撃ち』

円地文子『食卓のない家』

中上健次『枯木灘』

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥『小説神髄』

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉『福翁自伝

正岡子規『歌よみに与ふる書』

石川啄木『時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠』

保田與重郎『日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝『復興期の精神

吉本隆明『転向論』

江藤淳『成熟と喪失』

by 柄谷行人、他

追記

必読書150』柄谷行人浅田彰、他(太田出版

http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%85%E8%AA%AD%E6%9B%B8150-%E6%9F%84%E8%B0%B7-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4872336569

ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラリソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。

2008-05-27

非モテ特区を作ればいい

http://rate.livedoor.biz/archives/50645599.html

世界を見渡せば、嫁が旦那に決して顔を見せないという風習のある場所もあるらしい。これは厳しい自然を生き残るにためは、見た目にかまけてられないということなのだろう。一夫多妻というのも、女性の意志より男性甲斐性を重視する厳しい砂漠の文化ならではだろう。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20080404/152308/

一方、ローマ帝国のなれの果て、イタリアは見た目を重視する社会のようだ。イタリア男は色男で浮気者だという。

現在日本に、非モテという姿勢を表明する人が現れたり、少子化の道をたどっているのは、やはりマスコミが大きく力を持ち人々のマインドハブとなり、その回りに様々な産業が発達した資本主義経済のねじれの結果なのだと思う。高度な産業が広告を作り、広告視聴率を作り、視聴率が、美男美女のタレントと、恋愛消費文化を創り、その陰としてたくさんの非モテが現れる。

いわば、非モテ論は、性の階級間闘争である。しかし、ここで、、資本の産むヒエラルキー社会をゆだねてしまうのではなく、生命の本質に立ち返り、非モテも子孫を残せる社会を築いてみてはどうか?モテ憎い、この非モテに厳しい社会めなどと泣き言を言わず、いきなり非モテのためのユートピアを設計してしまい、それに従った非モテ特区を日本に作るのだ。

この非モテ特区では、上の記事にあるように女性は顔を見せないというルールを作るというのもありだろう。そうした議論の後作られた非モテユートピアでは諸君も気持ちよく、嫁、旦那、子供を持ち暮らしていけるだろう。

非モテ諸君!社会が君に何をできるかでなく、君が社会をどうするのかを語るのだ!

2008-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20080329020054

「高い城の男」は? 日本人にはユートピアかもしれんが、アメリカ人にとっては、ねぇ

眉村卓の司政官シリーズも、危機の予感が非常に濃厚で俺は好き

2008-03-27

君の本当の欠点

http://anond.hatelabo.jp/20080327041025

余りにも以前の自分と似ていたので一言。ブクマでも既に指摘されているが、このことをよく考えてみてほしい。

  • 君が指摘されたような「欠点」を持っていない人がどれだけいるのか?
  • その「欠点」は就職関係あるのか?
  • そもそも、それは本当に「欠点」なのか?

確かに、君にとってその社員(居酒屋ってまさかワタミじゃなかろうな)さんの指摘は痛いものだったのかもしれない。しかし、それが君の今抱えている問題と関係があるかどうかはよく考える必要がある。

就活ってのは、世の中で思われてるほど公平なものでもなんでもない。所詮は、君のご両親やら居酒屋店長やらその社員さんやらみたいな、良い意味でも悪い意味でもその辺のオッサンやらオバサンやら(もう少し具体的に言うと、今の君をそのまま十歳か二十歳程度延長したような人間)が、その日そのときの気分で君と一緒に働きたいと思うかどうか、その胸先三寸で決まるだけのことだ。

君の第一志望がどういう会社だったのかは知らないが、確実に言えることは

  • その会社が君の思い描いた通りのものであることはあり得ない。
  • その会社ユートピアではあり得ない。

ということだ。後者はどんな組織だろうが当たり前だ。前者について補足すると、君が全て想像できてしまう程度の組織なら、そんな組織に入る価値はない、君独りで何かやってたほうがはるかにマシだろうということ。


就活なんてそんなもんだ。入試がたかがテストの成績で決まるのと同様、就職先もたかが短時間面接で決まるのだ。そんなことのために、自分の人格自体を反省する必要はない。そんなことをやっていたら、坐禅を組んで悟りを開くまでは就職できないなんてことになってしまう。

いや、これは真面目な話だ。就職できない奴の中にはそういう奴が実に多い。奴らに足りないのは、自分に対する厳しさではない。自分に対する甘さといい加減さだ。「世の中は結構甘い、適当にやっててもなんとか食ってける」ぐらいの図々しさがあっても、誰も怒ることはない。だって、世の中の人間なんてその程度にいい加減なんだから。

というわけで、君はこれを読んだら俺のこの増田も含め、他人の下らないアドバイスを全て忘れ去り、自分の判断だけを頼りにして、君の利益になる道を探して粛々と邁進することをお勧めする。他人のアドバイスは所詮全て他人事であることを認識し、自分の頭で考えるべし。


追記 ブクマを見たところ、数名「ことわりがき」が読めない人間がいることがわかったので補足としてその部分を太字強調しておいた。

2008-03-15

anond:20080315145308

本当だ。消えないうちにグーグルキャッシュからサルベージしておこう。

グーグルキャッシュ初版なので違うところがあるかも。

プラトン国家』 

アリストテレス形而上学』 

ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 

ヘーゲル精神現象学』 

デカルト省察』 

パスカル『パンセ』 

ライプニッツ『単子論』 

カント純粋理性批判』 

キルケゴール『不安の概念』 

スピノザエチカ』 

ルソー社会契約論』 

バークフランス革命省察』 

ジェイムズ『宗教経験の諸相』 

ニーチェ権力への意志』 

フッサール論理学研究』 

ハイデガー存在と時間』 

サルトル存在と無』 

ベルグソン時間と自由』

レヴィナス『全体性と無限』 

フロイト快感原則の彼岸』 

ラカン精神分析の四つの基本概念』 

レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』 

フーコー言葉と物』 

ソシュール『一般言語学講義』 

チョムスキー『文法理論の諸相』 

ヴェイユ重力と恩寵』 

アーレント精神の生活』 

ブーバー『我と汝・対話』 

ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』 

ミンスキー『心の社会』 

ライル『心の概念』 

アドルノホルクハイマー啓蒙弁証法』 

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』 

ウェーバープロテスタンティズム倫理資本主義精神』 

デュルケム『自殺論』 

バタイユエロティシズム』 

モース『社会学人類学』 

キャンベル『千の顔をもつ英雄』 

マクルーハンメディア論』 

ブローデル地中海』 

ウォーラステイン『近代世界システム』 

アダム・スミス国富論』 

ゾンバルト恋愛と贅沢と資本主義』 

ベンタム『道徳立法の原理序説』

ミル『自由論』 マルクス資本論』 

アルチュセール資本論を読む』 

シュンペーター経済発展の理論』 

ケインズ雇用・利子および貨幣の一般理論』 

ヴェブレン『有閑階級理論』 

ポランニー『大転換』

ボードリャール消費社会神話と構造』 

オルテガ『大衆の反逆』 

ミルズ『パワーエリート

リースマン『孤独な群衆』  

イリイチシャドウ・ワーク』 

ベル資本主義の文化的矛盾』 

ネグリ『構成的権力』 

バーマス『晩期資本主義における正統化の諸問題』 

アンダーソン『想像共同体』 

バレーラマトゥラーナ知恵の樹』 

ルーマン社会システム理論』 

ロールズ正義論』 

ハイエク『法・立法・自由』 

ブルデュー資本主義ハビトゥス』 

オング『声の文化と文字の文化』  

M・ポランニー『暗黙知次元』 

クーン科学革命の構造』 

ポパー『推測と反駁』 

サイードオリエンタリズム』 

メルロ=ポンティ知覚現象学』 

フッサール論理学研究』 

ラッセル西洋哲学史』 

フロム『自由からの逃走』 

ベイトソン精神生態学』 

ベンヤミンパサージュ論』

デリダ『グラマトロジーについて』 

クール時間物語』 

ペンフィールド『脳と心の正体』 

スローターダイクシニカル理性批判』 

フレイザー金枝篇』 

シュミット政治神学』 

クラウゼヴィッツ戦争論』

ドラッカー『「経済人」の終わり』 

リップマン『世論』 

マンハイムイデオロギーユートピア』 

ブルームアメリカンマインドの終焉』 

ヴァイツゼッカー『ゲシュタルトライス』 

パノフスキー『イコノロジー研究』 

クーン科学革命の構造』 

ホワイトヘッド科学と近代世界』 

ソンタグ『反解釈』 

ドーキンス 『利己的な遺伝子』 

ギブソン生態学的視覚論』 

フランシス・フクヤマ歴史の終わり』 

ケストラー『機械の中の幽霊』 

ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』 

ホーキング『ホーキング宇宙を語る』 

イーザー『行為としての読書』 

イーグルトン『文学とは何か』 

ホフスタッター『ゲーデルエッシャーバッハ』 

ド・マン『ロマン主義レトリック』 

シオラン歴史ユートピア』 

ブランショ文学空間』 

ガダマー『真理と方法』 

ローティ哲学自然の鏡』 

セラーズ『経験論と心の哲学』 

パーソンズ社会的行為の構造』 

ジジェクイデオロギーの崇高な対象』 

アガンベンホモ・サケル』 

ダマシオ『生存する脳』 

クワイン『ことばと対象』 

マッキンタイア『美徳なき時代』

こういう時、トラバツリーが各所に残る今の仕様は便利だ。

ツリー内主要エントリ

2008-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20080313030006

これを全部読んでいない人間は「猿」です。

ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。

プラトン『饗宴』岩波文庫

アリストテレス『詩学』岩波文庫

アウグスティヌス『告白』岩波文庫

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫

マキァベッリ『君主論中公文庫BIBLO, 岩波文庫

モア『ユートピア岩波文庫

デカルト方法序説岩波文庫

ホッブズリヴァイアサン岩波文庫

パスカル『パンセ』中公文庫

スピノザエチカ岩波文庫

ルソー『社会契約論』岩波文庫

カント純粋理性批判岩波文庫

ヘーゲル『精神現象学平凡社ライブラリー, 作品社

キルケゴール死に至る病岩波文庫

マルクス資本論岩波文庫

ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫

ウェーバープロテスタンティズム倫理資本主義の精神』岩波文庫

ソシュール『一般言語学講義』岩波書店

ヴァレリー『精神の危機』

フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫

シュミット『政治神学』未来社

ブルトンシュルレアリスム宣言』岩波文庫

ハイデッガー存在と時間ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシック

ガンジーガンジー自伝中公文庫

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシック

ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社

アドルノホルクハイマー『啓蒙の弁証法岩波書店

アレント全体主義の起源』みすず書房

ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店

レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房

マクルーハン『グーテンベルグの銀河系みすず書房

フーコー『言葉と物』新潮社

デリダ『グラマトロジーいについて』

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』河出書房新社

ラカン精神分析の四つの基本概念』岩波書店

ウォーラーステイン『近代世界システム岩波書店

ケージジョン・ケージ青土社

サイードオリエンタリズム平凡社

ベイトソン『精神と自然』新思策社

アンダーソン『想像の共同体NTT出版

本居宣長『玉勝間』岩波文庫

上田秋成『胆大小心録』岩波文庫

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫

岡倉天心東洋の理想』講談社学術文庫

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集?・?・?』岩波文庫

九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫

和辻哲郎風土岩波文庫

柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫

時枝誠記国語学原論』

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア岩波文庫

旧約聖書創世記岩波文庫

ソポクレスオイディプス王新潮文庫岩波文庫

『唐詩選』岩波文庫

ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫

ダンテ神曲岩波文庫

ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』岩波文庫

シェイクスピアハムレット角川文庫新潮文庫岩波文庫ちくま文庫

セルバンテスドン・キホーテ岩波文庫

スウィフトガリヴァー旅行記』岩波文庫

スターントリストラム・シャンディ』岩波文庫

サド『悪徳の栄え河出文庫

ゲーテファウスト新潮文庫岩波文庫

スタンダールパルムの僧院』

ゴーゴル『外套』

ポー『盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

メルヴィル白鯨

フローベール『ボヴァリー夫人』

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー『悪霊』

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父の童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ『審判』

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン『魔の山』

ザミャーミン『われら』

ムージル『特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

サルトル『嘔吐』

ジュネ『泥棒日記』

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ『嫉妬』

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシアマルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集』

ベルダーリン『ヘルダーリン詩集』

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集』

エリオット『荒地』

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集』

ツェランツェラン詩集』

バフチンドストエフスキーの詩学』

ブランショ文学空間』

日本文学

二葉亭四迷『浮雲』

森鴎外舞姫

樋口一葉『にごりえ』

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村『破戒』

田山花袋『蒲団』

徳田秋声あらくれ

有島武郎『或る女』

志賀直哉『小僧の神様

内田百〓『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩『押絵と旅する男』

横山利一『機械

谷崎潤一郎『春琴抄』

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高『死霊』

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房『砂の女』

野坂昭如『エロ事師たち』

島尾敏雄『死の棘』

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉『円陣を組む女たち』

後藤明生『挟み撃ち』

円地文子『食卓のない家』

中上健次『枯木灘』

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集』

吉岡実吉岡実詩集』

坪内逍遥小説神髄』

北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉『福翁自伝

正岡子規『歌よみに与ふる書』

石川啄木『時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠』

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝『復興期の精神』

吉本隆明転向論』

江藤淳『成熟と喪失』

by 柄谷行人、他

追記

必読書150』柄谷行人浅田彰、他(太田出版

http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%85%E8%AA%AD%E6%9B%B8150-%E6%9F%84%E8%B0%B7-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4872336569

ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラリソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。

http://anond.hatelabo.jp/20080313030006

気合の入った釣り(?)だなあ。

さて、俺が読んだことあるのは下記のやつだけ。中途半端なんだ。他のはもう今読んだら恥ずかしいようなので、ストーリーさわりと主な登場人物だけ教えて。あっ、犯人まで教えちゃやだよ。

で、全部の犯人が分かると、どんないいことがあるの?幸せになれる?

アリストテレス形而上学』 

ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 

ヘーゲル精神現象学』 

デカルト省察』 

パスカル『パンセ』 

カント純粋理性批判』 

スピノザエチカ

ニーチェ権力への意志』 

ハイデガー存在と時間

サルトル存在と無』

ベルグソン時間と自由』

ラカン精神分析の四つの基本概念

フーコー言葉と物』

ソシュール『一般言語学講義

ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』 

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』

バタイユエロティシズム』 

フロム『自由からの逃走』 

シオラン歴史ユートピア

ブランショ文学空間』

2007-12-26

障害?性格?

TOPICS/不登校に潜む身体疾患―小児起立性調節障害/「怠け」,「根性なし」と否定される子供を救いたい

起立性調節障害OD)は,起立時に身体や脳への循環が悪化するために体調不良となる,中学生の1??2割に見られる一般的な身体疾患である。しかし,医学的対応を十分に受けていないケースもまれではない。むしろ,朝起きられず,夕方から元気になるため,親や教師に「怠け」,「根性なし」のレッテルを張られ,心まで傷つけられ不登校になる子供が多い。

色んな病気があるもんだ。

でも<病気じゃない「怠け」、「根性なし」>はどうしようもないってことか。

あるいは近い将来、「怠け」、「根性なし」は全て病気が原因って解明され、治療の対象になったりして。

病気治療法が確立されれば、世の中に「怠け者」はいなくなる……これはユートピアだろうか、デストピアだろうか?

それとも「怠け」や「根性なし」でも社会に許容されて、「障害は個性です」くらい言える社会の方が望ましいのかな?

2007-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20071219165545

少女セクトは神」の人じゃないけど。

世間から隔離された箱庭的世界美少女たちがいちゃいちゃするのを鑑賞して愛でる、というのが百合王道

少女セクトの場合、一巻はその王道に忠実。

次々と繰り出される百合カップルたちに、読者はベーシック萌える

これで、つかみはオッケー。

二巻に入って物語は大胆に動く。

スポットライトが主役二人に絞られ、一旦は箱庭が破壊される。

しかし主役二人は箱庭の外で再び結ばれる。

ここでカタルシスが生まれる。

さらに、箱庭から抜け出した先も美少女三人暮らしのユートピアでしたというオチ。

二重構造で百合精神を具現しているわけですよ。

まさしく神。

2007-10-13

マドンナ移籍の微妙なトーン ‐吉本興業を目指す音楽産業‐

Nine Inch Nailsレコードレーベルを捨て、今後はアルバムを直接一般に公開するというニュース土曜日に報じてから、OasisJamiroquaiも同じくレコード業界を離れた。しかし、今日一番のビッグニュースは何といってもMadonnaレコード業界を捨てたことだ。

(中略)

今回の件は、世界女優にとってさえ、デジタルダウンロードP2P音楽共有の時代には、もはやレコード会社は必要とされていないということを物語るものだ。

そして壁は崩れはじめた―マドンナ、レコード業界を捨てる TechCrunch

上記はてなブックマーク

世間的には「音楽データで収入を得ている」レーベルから離反したのだから音楽フリー(自由と無料)に近づいている、と取られているっぽい。

しかし、特に業界内部の見解を聞きたいところなのだが、これは知的創造従事者の受難“モダン・タイムス”の本格的な始まりではないのだろうか。

待っているのは世界中で作品を共有し啓発しあうユートピアなどではなく、クリエイティビティが限りなく無価値となり資本の規模だけがモノを言う世界ではないのか。

ユーザーにとっても、音楽無料にはなるかもしれないが自由とは言い難い未来しかないのではないかと危惧する。

万人が富豪で支配者になれる最終解決などでなく、工業化に伴う50年間の市民の試練が情報化によって知的生産者に今及んだと見るべきではないか。

世間の誤解はネットメディア進化が本物の錬金術と思われていることにある。例えば10万円する金貨を100円分ぐらいの材料と手間で製造する方法が発明されたらどうなるのかと想像してみたらいい。我々はあっという間に千倍の資産を手に入れることができて誰もが豊かになれる?

しかし少し考えを進めれば分かるようにこれは100円で10万円が手に入るのではなく、実際には10万円の価値だったものが100円に暴落するということを意味している。錬金術発明と同時に金は無価値になるのにも関わらず、人々はその術の完成を心待ちにしているのである。

現代に町から職人がことごとく消えたのは何故か。流通革新によって町に点在する必要がなくなったからである。現存する大工だって現実には大手住宅メーカーの下請け組立工である。例外的に飲食店職人は居るがこれは鮮度という要素がローカリティを維持しているためだ。

音楽流通には制作環境パッケージ流通広報が必要だった。つまり満遍なく金と手間がかかった。制作可能な者の偏在と流通の偏在が中小零細規模の商業作家存在を許容したのである。

ところが制作環境メディアおよび流通技術的な革新によってほぼゼロにまで暴落してしまった。このことにより音楽市場におけるキーは誰でも作れて流通できる楽曲そのものではなく希少な資本そのものである「ブランド」と資本によって成り立つプロモーションに完全に主導権が移ることになる。

音楽事業「マドンナ」にとって、誰にでも作れる「楽曲」自体に意味は無い。必要な才能はサラリースタッフとして雇い入れればよい。イベントでの収入は音楽にではなくマドンナというキャラクターに、そのビッグネームと空間を同じくする権利の対価として入ってくる。

自動車メーカ家電メーカーと全く同じである。タレントへのシンパシーという商品の販促“カタログ”である楽曲データは複数のスタッフによって作成され、ネットで配布される。場合によっては対価を払ってコミュニティ押し込み、手にとってもらうための大量の広告を打つ。この場合楽曲はもはや財産ではなくコスト広告宣伝費)である。

ここにいたって小資本どころか中規模ごときの音楽事業者では採算に乗せることができなくなるだろう。よく言えば近代化による産業の集約が進む訳だが、事業化するのに必要な最低資本がどんどん上がっていくからだ。

HITOMIヒット曲"SAMURAI DRIVE"のオリジネータバンドcuneはいかほど潤ったのだろうか。ちなみにミキシングは“エンタープライズHITOMIの方が遥かに洗練されていると思った。)

一方でユーザーはどうだろう。無料であらゆる楽曲へアクセスできる夢のような時代になるのだろうか?

大半の人にとってはメリットがあると思われる。いま無料テレビラジオプログラムと同じだからだ。社会全体で見ても効率は高いと思われる。

無料動画が見られる」と言われれば好きなだけ自分好み映画を見ることが出来る気になるが、現実は見たくもないCMとお仕着せのプログラムが待っている。今ユニクロで吊るしの服を買えば5千円で一通り揃うだろう。しかしオーダーメイドすれば10倍でも済まない。

悪い社会ではないかもしれないが、これがフリー(自由)かと言われればどうだろうか。

今までだってミュージシャン貧乏でどうしようもなかったのだから何も変わりはしないという向きもあるだろう。現実の変化は微妙なものだ。恐らくは中抜きが進む。池田先生が言うような中間業者を中抜きしてハッピーという話ではなく、業態空洞化で柔軟性が失われるだろうという話だ。

既にあるタレントメディア露出という両極端な評価軸しかなくてそれ自体の価格は限りなくゼロで日常的に流通しているもの。それは対人コミュニケーション、会話である。その中で唯一換金できるのがお笑い伝統芸能は含まない)だろう。お笑い芸人自虐ネタにもなるように一部スター以外の待遇は悲惨としか言いようが無い。また事務所の寡占が既に起こっている。

音楽業界吉本興業のようになるかもしれない。誤解しないで欲しいが、後進の育成とタレントの露出に力を注いでいる超優良企業という最善のケースとしてである。

2007-08-11

らきすたは「面白い」?「つまらない」?

まずは結論から言おう。

らきすたは「面白く」もないし「つまらなく」もない。

アニメ版らきすた」は作品ではなく、現象であるからだ。以下、「らきすた」という呼称はアニメ版のみを指す。

 

現象には内側に入り込むか、外側から眺めるかの二択しかない。

つまり参加することが面白いのであって、素材である「らきすた」そのものはどうでもいいのだ。

もちろんその素材足りうるいくつかの条件を「らきすた」は備えていた。

その条件は非常に流動的かつ偶発的であるため、マーケティング対象としては不適切である。

人為的な再現はほぼ無理だ。

らきすたの爆発的なブームは、最近巷でよく取り上げられる「祭り」の構造に近い。

作品としては典型的な「劣化あずまんが」以上のものではない。

それぞれのキャラクター立ち位置あずまんがキャラクターコンパチブルである場合も多い。

もちろん細部は違うから完全に互換だとは言えないまでも、かなり意識的に似通わせた構造の作品であることは明白であろう。

 

しかし、らきすたにはあずまんがには絶対に存在しなかったキャラクターが居る。

泉こなたである。

泉こなた存在によって、「らきすた」は「らきすた」足りえていると言うのは万人が否定の余地のないところだ。

では「らきすた」は泉こなたというキャラクター存在によって何を獲得したのか。

 

それはメタ視点であった。

泉こなたオタク男性のアヴァターラ(化身)であるということは、既に多くの指摘を受けている。

ここでいうオタク男性とは言うまでもなく

「一日2回の二次元オカズとしたオナニーが日課で、エロゲネトゲアニメ以外に生きがいのない汚らしい屑」のことである。

そんな俺たちであったが、それでもやっぱり美少女たちに囲まれる生活には憧れがある。

しかし異性として美少女の前に己を晒すという視点は、すでに俺たちにはリアルなものではない。

どんなに駄目なキャラクターでも、美少女たちに囲まれてチヤホヤされている男性キャラクターに自分自身を重ねることは到底無理であり

「このイケメンが」と嫉妬すら覚えることも稀ではない。

三次元をとうに諦め、二次元美少女にすら傷つけられることを恐れる絶望したオタクたちは、

「せめて二次元ではモテたい」「だがモテるはずがない」という二律背反に引き裂かれかけていた。

そこに生まれたコペルニクス的転換が

「自分が美少女になればいいんじゃね?」思想であった。

美少女美少女に拒絶されない。これがオタクがその絶望の地平線に見出した新たなる信仰であり

それにすっぽり嵌ったのが泉こなたというキャラクターだったのだ。

 

らきすた」という現象の中核はここにある。

本来、らきすたという作品はこなた抜きでも成立しうる。

時おり描かれる他キャラクターの日常をそのままに教室そしてそのほかの場所でのダベリ

こなたが居なかったとしても、かがみんはつかさに突っ込むだろうし、つかさは際限なくボケまくるだろうし、

みゆきは相変わらず豆知識を披露し続けるだろう。

 

基本的にこなたは彼女らの会話に対し、茶化したり感想を述べるなりするだけの存在である。

これがつまり「らきすた」が獲得したメタ視点なのだ。

視聴者の視点を作品内に持ち込むことで、「らきすた」は「らきすた」として確立した。

  

故にこなたはどうでもいいことしか言わない。

視聴者の代弁者たるこなたの興味は他の美少女キャラクター自身にあり、彼女らが本来牽引すべきストーリー(そんなものがあったとして)には無い。

だからチョココロネの食い方だとか、そういう

エンタティメントとして成立していれば明かす必要すらないどうでもいい情報」を知りたがる。

たとえばそれは設定資料集とかにチョロッと書いてある情報を喜ぶような、そういう心理だ。

 

ではそろそろ作品としての「らきすた」に評価を下そう。

らきすた」はエンタティメントとしてはつまらない作品である。

笑わせるでもなく、さほどの共感をえられるとも思えない単なる日常を山も谷も無く描くだけの作品だ。

そこにあるのは単なる空間である。

だから、らきすたがつまらないと感じ、ムーブメントに乗れない君らは正しくて幸せだ。

反発を感じる必要など無い。らきすたは面白くない。その通りだ。第一話から最新話まですべてチェックしてニコ同でコメントまくりDVDも全部予約した俺が保障する。

これまでと同じように充実したリアルとその他のアニメを楽しんで欲しい。

 

そして、らきすたを面白いと思っているオタクたち、君たちもまた幸せだ。

我々は我々の祭りを存分に楽しもうではないか。つかさにみwikiにかがみんに萌え彼女らに慰撫される、我々のそれと地続きではない日常を楽しもうではないか。

いずれ祭りが終わり、我々のリアルが帰ってくるまで。あるいは新たなるユートピアを見つけ旅立つその日まで。

2007-08-04

[]G子の場合

低ラン大はバカ比率高し、なんて大学単位で学コン話に花を咲かせている増田もおりますが、多くの学生さんは、まず自分の大学でバカを発見するのではないでしょうか。

また、バカと一口で言っても程度や具体は様々。そこで今日は、同じ大学に通うバカ女<G子>を例に挙げ、“バカって何だ”という愚かしい命題解法の一助にしたいと思います。サッカー関係ありません。

G子は、本当に困った女です。まず精神構造がメルヘンです(メンヘルではない、近いが)。自らをお姫様と称し、白馬王子様への焦がれを周囲に訴える、成人女性です。

口癖は「なんでみんな、物事を複雑に考えるの!?単純でいいのに!難しく考えたくない!」。

BL系の素質があるのか、はたまた女には生まれつき備わっているのか、何かと知り合いの男と男をくっつけたがり、一人で興奮して悲鳴(甲高い)をあげます。

http://anond.hatelabo.jp/20070623084221(なぜ『のだめカンタービレ』はセックスしないのか)

この点は上の増田が参考になりそうです。妄想甚だしい王子様を待つ恋愛観の人間は、具体的な男性性を避けるために、BLという空想世界に浸り込むのでしょうか。そこはどのような恋愛も許されるユートピアでしょうから。

話がそれましたが、G子は通常の挙動もおかしい。落ち着きがなく、「地がぶりっ子」という究極の属性持ちです。これを「ヂブリ」と周囲では読んでいます。

精神構造はメルヘンと言いましたが、言い換えると、文化記号弱者、というのがピッタリな気がします。

例えば、結婚人生のゴールだ、どんな占いも信じて疑わない、女性向けメディアの価値捏造にひれ伏す、といった具合です。

しかし、G子の最も困る点は、コミュニケーションできない、ということです。まず人の話を絶対に聞かない。人が話をしているとボーッと呆ける。一対一なのに。そして、何事もなかったかのように自分の話をし出す。

そこで私は、彼女が喋る間ずっと黙り続け、話が途切れた時の反応をうかがうことにしました。そしたら、数秒の間を空けて、何事もなかったかのように次の話題を展開し始めたのです。末はサンマ噺家か。

こんな彼女と、数日前にキャンパスで遭遇してしまいました。1ヶ月ほど会ってなかったのですが。たまたま用事で一緒に歩いていた友人(男)と僕をみて、「本当に○○君たちって愛しあってるのね、ステキ。私はぜんぜんモテない…」と言い出す始末。どちらかというと僕は連れの友人が嫌いな部類で、用があるとき以外は一緒に歩きたくない。しかし、こちらが「何を言ってんだ?」という空気を流しても全然動じず、目の前にあるBL刺激剤を貪ろうとする。否定する声には聞く耳もたず、友人が海外留学するという話が出ると初めて反応し、「○○君が寂しくなるよ??!だめじゃん!」と怒り出す。

BLの標的にされた嫌悪感吐き気がし、この界隈から脱出しようと強引に前進したところ、私はG子と接触してしまったのです。

G子はおかしな(形容しがたい、気持ち悪い)体勢でBL語りをしていたので、すぐにバランスを崩し、ゴロリと転がる。そして半笑いで涎をダラダラこぼしながら、「砂食べちゃった」とワンピースの裾で顔を拭く。起きあがり際、パンプスの踵をすべらせ、もう一度こける。

バカらしくなった私は、手を貸したが何も問わず、その場を去りました。

バカにもいろいろな基準があるようですが、私の思うバカとは、「付き合っているとバカらしくなってくる」種類の人間です。

以上、お付き合いいただき、ありがとうございました。

2007-07-30

ユートピア文学とか

俺は哲学科の必須で社会思想史をとって、

空想社会主義ユートピア文学歴史社会主義思想歴史やら

社会主義共産主義の成立過程やら違いやら習ったのだけれど、

それがこれほど一般的には知られていない知識になっていたとは驚いた。

プロレタリアート独裁とか言ってもみんなわからないのだね。

2007-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20070726173240

いじめのないユートピアは作れないかもしれないけど、いじめをするのはやめようよ。

2007-07-14

[]よつばと!が良すぎる

今更なのだが、全てがツボすぎる。

何度も何度も読み返してしまう。

あずまんが大王は正直そんなに好きじゃなかったのだが、よつばとは凄い。

読み返すうち、ギャグとしてはほとんどたいしたことないような箇所に声を出して笑ってしまう。たぶんよつばとのペースに完全に入り込んじゃってるのだろう。ユートピア。癒されるというのはまさにこのことだなあ

いやもーなんか今更なんですけどほんと

最初買ったときはあんまり良さがわからなかったが……これは凄い

こういう漫画他にもねーかなあ

っていうと、友人からみなみけとからきすたとか勧められたんだけどああいうのは絵が下手(つーか、いかにも萌え系って感じが…そういう絵柄が嫌いなわけじゃないが、ほのぼの系には合わないと俺は思う)だから読む気がしない。絵の具合からいってもよつばとはかなりちょうどいい位置にある。全てが。欠点は6冊しかないことだ!!!!あー読みてー。他にもないか、こういう漫画

2007-06-02

ぶっちゃけ頭が悪いの大杉

http://news.mixi.jp/list_quote_diary.pl?id=224312

名 前 (´・ω・`)

タイトル (´・ω・`)

本 文 (´・ω・`)武装工作員やったらどないすんねん やがな

作成日時 06月02日 17:50 詳細を見る

名 前 Matilda

タイトル .

本 文 これに関するの日記を書いた人の見出しを一通り読んでみた。率直な感想日本人って腐ってる。いや、恐ろしい。まず

作成日時 06月02日 17:46 詳細を見る

名 前 YOSSY

タイトル 気付け

本 文 脱北者を騙る工作員であることに。

作成日時 06月02日 17:46 詳細を見る

名 前 かまいたち

タイトル 北朝鮮難民

本 文 もうそろそろ国として破綻しそうな希ガス。そうすると日本へ攻め込んでくるような。

作成日時 06月02日 17:45 詳細を見る

名 前 エリオット ネス

タイトル 金正日だ!

本 文 んで、逮捕して「金正日不法入国」として3年ほどかけて、裁判すべき。判決ーハンギング!

作成日時 06月02日 17:42 詳細を見る

名 前 ♂(名仮)かみ★やみか

タイトル 作戦か?

本 文 逆に北が日本に『拉致された』という作戦。

作成日時 06月02日 17:41 詳細を見る

名 前 【のりか】

タイトル バカチョン難民

本 文 港湾警備が薄いまぁ海保にバカチョンスパイが居るからしょうがないけど

作成日時 06月02日 17:30 詳細を見る

名 前 シンイチ

タイトル ところで・・・。

本 文 工作員脱北者はどこで線引きするの?だれか教えてエロイ人

作成日時 06月02日 17:24 詳細を見る

名 前 慎吾ママ

タイトル 脱北?それとも、、、

本 文 これは、どう考えても脱北なんて考えられないね、日本スパイ行為失敗としか、考えられない、おまけに不法入国に相

作成日時 06月02日 17:24 詳細を見る

名 前 KR

タイトル 久しぶりに真面目な日記

本 文 結局のところ、アレでしょ?帰国事業にせよなんにせよ、自分らが住むのは日本ではないはず。日本国側ももう少し規制

作成日時 06月02日 17:19 詳細を見る

名 前 Taku

タイトル 北から来た

本 文 タイトルに今は反省している。つか、こんなこと今更、って感じなんですが。外国からの密入国なんて、たいして珍しく

作成日時 06月02日 17:12 詳細を見る

名 前 クヒオ大佐

タイトル 違和感のある脱北者

本 文  違和感その1何故か日本語喋れる、2亡命目的なのに新潟に行こうとしている 3あんなボート日本まで来れるの?

作成日時 06月02日 17:11 詳細を見る

名 前 のみら

タイトル これは・・・またうそじゃねーか

本 文 俺の予想ではただの韓国人不法入国者。「ウリは脱北者ニダ!」っていっとけばお人よし日本人は手厚く保護してくれ

作成日時 06月02日 17:10 詳細を見る

名 前 おっとっと

タイトル 昔からあったんでは・・・

本 文 拉致もあるし距離的にも近いし、海を隔ててといっても結構近い・・・高貴な方々の関係にもいないわけではない・・・

作成日時 06月02日 17:00 詳細を見る

名 前 アップルセルロース

タイトル アホらし

本 文 これを脱北者と判断する神経を疑う。まずは工作員かと疑うだろ。日本に潜伏している工作員と連絡を取りにきたとかさ

作成日時 06月02日 16:56 詳細を見る

名 前 ばるーん

タイトル 北朝鮮脱出者

本 文 ■ちょうど北朝鮮の実情を知れる機会ですな...それにしても、大海原を超えてやってくるとは、余程中朝国境の警備が

作成日時 06月02日 16:54 詳細を見る

名 前 とてもぶっ壊れている

タイトル うーん

本 文 保護して日本で暮らすことになればこれを機に脱北者の皆さんが次から次へと日本雪崩れ込んでくるに300ペリカ

作成日時 06月02日 16:46 詳細を見る

名 前 ALLE

タイトルetcスパイ?本物の脱北者

本 文 本当の脱北者なら保護すべきでしょうけど、スパイの可能性が捨てきれないからなぁ。慎重に捜査し、スパイなら即刻送

作成日時 06月02日 16:42 詳細を見る

名 前 ひみつ

タイトル 脱北者というより・・・

本 文 密入国者だろ・・・常識的に考えて。。。特にコレ   ↓>>数年前には秋田港にロシアの貨物船で入ってきた脱

作成日時 06月02日 16:38 詳細を見る

名 前 kazu

タイトル 工作員

本 文 だと思う。

作成日時 06月02日 16:35 詳細を見る

名 前 野良

タイトル 大事な情報

本 文 中朝国境の警備が厳しくなったというので、他の地域を探したのでしょうけど、これからこういう事も、ありうると思わ

作成日時 06月02日 16:34 詳細を見る

名 前 ☻えのき??

タイトル これは・・・!!!

本 文 札幌市在住榎本祐子さんはこう語る。「これは間違いなく迷子でしょう。」・・・だといいなぁ。でも工作員っていう線

作成日時 06月02日 16:31 詳細を見る

名 前 栗

タイトル 何故?

本 文 南北朝鮮も中共ボロクソに言う日本に何故来るの?世界の中心だとかユートピアだとか、文化発祥の地であると高吟し

作成日時 06月02日 16:28 詳細を見る

名 前 ken@虹

タイトル ぎゃんぶる。

本 文 遣唐使・遣隋使の逆ヴァージョン?w日本海とは言え、大海原に出るのは勇気がいるんじゃないかな?下手すりゃ途中で

作成日時 06月02日 16:26 詳細を見る

名 前 a.k.a.FU(400PP)

タイトル まずは話しを聞きましょう。

本 文  まぁ彼らが重要情報を持っている可能性は少ないのですが あの国の様子をうかがう事は出来るはずです。 工作員

作成日時 06月02日 16:25 詳細を見る

名 前 ヨセフ

タイトル ヘリコプター朝鮮語で誘導

本 文 津軽ベンは大好きです。でも、よその人には通じない。修学旅行上野駅で、みんなでしゃべっていたら、あ!朝鮮から

作成日時 06月02日 16:24 詳細を見る

名 前 玲ちゃん

タイトル 何故 ・・・

本 文 分かりきった事だと、思います。 北朝鮮を・・・・見たら、分かる気がする。 その後が、大変だろうな exclamation ×2

作成日時 06月02日 16:21 詳細を見る

名 前 Kazuhisa Takao

タイトル 送り返しましょう。

本 文 だって国交ないわけですし。問題あります?。拉致被害者と交換?、無理でしょう。だから送還です。

作成日時 06月02日 16:20 詳細を見る

名 前 Miler

タイトル <丶`∀´>

本 文 漁港に北の工作・・・ゴホッゴホッカーッ(゜Д゜≡゜д゜)、ペッ …失礼。漁港脱北者が流れ着いたそうです

作成日時 06月02日 16:15 詳細を見る

名 前 L

タイトル Lです。

本 文 う??ん。俺なら誰にも知らせずに殺すね。以下ニュースコピーですにょ。(毎日新聞 - 06月02日 13:51)  「自分た

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん