「少女セクトは神」の人じゃないけど。
世間から隔離された箱庭的世界で美少女たちがいちゃいちゃするのを鑑賞して愛でる、というのが百合の王道。
少女セクトの場合、一巻はその王道に忠実。
次々と繰り出される百合カップルたちに、読者はベーシックに萌える。
これで、つかみはオッケー。
二巻に入って物語は大胆に動く。
スポットライトが主役二人に絞られ、一旦は箱庭が破壊される。
しかし主役二人は箱庭の外で再び結ばれる。
ここでカタルシスが生まれる。
さらに、箱庭から抜け出した先も美少女三人暮らしのユートピアでしたというオチ。
二重構造で百合の精神を具現しているわけですよ。
まさしく神。
Permalink | 記事への反応(2) | 17:34
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(質問者じゃないけど)ほうほうなるほど。 俺にとっては百合の構造はどうでもいいという事が分かった。
何か一昔前の(やおいでもJUNEでも耽美でもない)BLと同じような。