はてなキーワード: チーズスイートホームとは
もう5年以上も前になるが、とある北欧の国の大学に留学していた。
初海外で留学だったため、最初のころは何を見ても新鮮でとても元気にすごしていた。
しかしながら、そんな新鮮さは徐々に失われ、留学生活が日常になっていく中、英語コミュニケーション能力の不足、ほとんどグループワークを伴う課題などでストレスがかかり、
日照時間も白夜に近づいていき、徐々に元気をなくし、授業にも出ずに引きこもりがちになっていた。
日本に留学していたアニメ好きの現地の友達の家にあそびに行って、ピザとかを頼んで一緒にアニメを見ていた。
その当時放映していた、偽物語、あの花などのアニメを2週間に一度くらい一緒に見ていた。
そのほかにも、大学のギルド(サークルみたいなもの)にオタクギルドがあって、毎週、大きな講義室を借りて上映会をしていた。
こちらは、主催者が用意したアニメを2~3話ずつ、3種類くらいを毎週続けて見ていた。
このとき見ていたのは、神霊狩、Aチャンネル、STEINS;GATE、チーズスイートホームという猫アニメなどを見ていた。
アニメ見てただけじゃねーか、と思うかもしれないが、普通に日本でアニメを見ているのと違った感覚で見られたことを鮮明に覚えている。
海外にも日本のアニメは人気だということは知っていたが、実際にどんなふうにアニメに触れているのか、どのように楽しんでいるのか、全然知らなかった。
そこでまず自分が感じるのは、これだけ面白いアニメが生まれるアニメ先進国民としての自負とか自尊心である。
簡単にいえば、「こんな面白いアニメがたくさん生まれる、日本スゲーだろ」ということである。
別に自分がアニメ制作に関わっているわけではないので、何を誇らしげに思っているんだ、と思うかもしれないが、
留学して授業もろくに出ていない日本人が心の拠り所にした誇りみたいなもんだ。
しかし現地学生と一緒にアニメを見ているうちに、色々と思った。
まず、なぜ日本のアニメを面白いと思って見ているのか、疑問に思った。
アニメを見る環境というのは、そのアニメの見方も大きく変える重要なものだ。
自分の場合、北欧人と一緒に見るのだが、そうすると相手がこのシーンをどのように捉えているのかという見方になる。
例えば、にらめっこのネタがあったとして、外国人にはそもそも「にらめっこ」とはなんなのか分からない。
大抵そういう説明の要るものに対しては、別途字幕で説明されていることが多いのだが、されないこともある。
すると、日本人なら分かるはずの面白さが本当に伝わっているのか、とても気になってくる。
すると逆に、日本では普通だったけど、海外では普通じゃないことの多くが見えてきた。
日本の学校は決まりごとがたくさんあって独特の文化を築いていること、魂や霊から見える死生観、友達のあり方など。
もちろん普通に留学してるだけでも、違いがたくさん見えてきて面白いことは多かった。
普通は自分が異なる文化に飛び込んで、異文化や違いを学ぶものだと思う。
一方で、アニメという自分のフィールドの中で、外国人と一緒にアニメを見るだけで、自分の中で見え方がこれほど異なり、多くの発見があったのはとても面白いことだった。
小さな国に留学したことがあれば分かると思うが、小国は外国からテレビ番組や映画を輸入してくることが多く、海外の文化に親しみやすい。
というのも、自国民向けの娯楽番組を作ったとしても、国民そのものが少ないので利益に繋がりづらく、なかなか娯楽に投資できない。
そういう点において、日本は大国であり、自国民向けの娯楽の作成に多くをつぎ込むことができる。
すると、国内の少数向けに作った娯楽が外国の人にも受けるものが出てくることがある。それがアニメだったわけだ。
彼らはカジュアルにtorrentで最新アニメをダウンロードして視聴し、そこから日本に興味を持ち日本語を学び、秋葉原までやってくる。
バイト先に、日本のアニメに各国の字幕を付けて流す副業をしている人がいて話を聞いたが、かなり儲かるらしい。
キャラクターによって性格や口癖のタイプがあるので、それを考慮して字幕を作成、その国の留学生をバイトで雇っておかしなところを修正してもらい、流すらしい。
月収50万くらいって言ってたな。
今結構ドキドキしている。こんなにブコメがつくとは…
初めて書いた増田が人気エントリー入りするとは思っていなかった。ちょっと嬉しいが、反面恐い。読んでくれた皆さんありがとう。
ブコメとトラバ1つ1つに返事を書いて回りたい気分だが、うざすぎるのでやめておく。
あれから少し考えた。またダラダラと長くなるが、日記なので自重しない。ヒマな人は読んでやってくれ。
言い訳させてもらうと、あれは「アニメオタク」や「ゲームオタク」といった、メディア等から連想されるステレオタイプなオタクではない、という意味だった。
だが、ここでの「オタク」の定義は、アニオタ・ゲーオタ的な、ある意味わかりやすいオタク、とさせてくれ。
自己弁護乙!
まあぶっちゃけええかっこしいなだけだ。わかってる。増田ですらオタクだと思われたくなかったんだ。普通の人でいたかったんだ。
なぜこれほどまでにオタクと呼ばれるのが嫌なのかというと、私の根底に「オタクはキモイ」という思想があるからだ。ブコメでも指摘があった「オタフォビア」なのだろう。(「ホモフォビア」ではない。むしろ肯定派だ)
偏見であることは認める。申し訳ない。だが現在のところ、あまりオタクに対して肯定的な見方をすることができないでいる。(一応言っておくが、頭の中で思ってるだけで、実際にオタクに会ったときにあからさまな態度を取ったりするつもりは全くない)
今までほとんどオタクに出会ったことがないので、実際に会ったそのわずかなオタク達(はっきり言って痛かった)と、TVやネットなどメディアで見るオタク像だけでイメージが出来上がっているのかもしれない。
それから中学の頃は私もいかにもなオタだったので、その裏返しで同族嫌悪している、というのもあるかもな。
世の中にはかっこいいオタクや可愛い腐女子もたくさんいるんだろう。最近はイベントに行ってもみんなオシャレで、とか聞いたことあるし。
そして腐女子も同じ事が言える。根本的に「腐女子はキモイ」と思っている。
中野腐女子シスターズとか頭おかしいんじゃないかと思う。ジェネレーションギャップなのか、何なのか。(ネタ集団だってことはわかってるが)
そういえば、マンガ的な絵を描くのはやっぱりオタクなのか?絵を描けることは誰にも隠しているし、隠すってことはオタクなのかな…
などと、こんな風にオタクかオタクじゃないかで悶々と悩んでいる時点で既にオタクなのかもな。
私は他人にオタクだとばれない自信がある。絶対に、と言いたいところだが世の中に絶対はあり得ないので、99%にしておく。
ブコメをいただいた皆さんと私がどこか出会っても、一緒に仕事しても、例え親友になったとしても、皆さんは私が腐女子だと気付かないだろう。
(初めから疑ってかかられたり、トラップをいっぱい仕掛けられたりすればまた話は別だが、それでも回避できる可能性はあると思う)
なぜかというと、私は家の外では普通の人になっているからだ。普通の人という言い方も変だが。
これは書きながら考えていて気が付いたことなんだが、どうやら私が腐女子になるのは家の中、更に言うなら部屋の中でのみ、らしい。
言葉にすると「外では擬装している」ということなんだが、それもちょっと違う。本当に擬装しているという意識がない。
嘘を自分の中で真実だと思い込んでしまい、嘘をついている意識のない女性とかいるが、もしかしたらそれに少し近いかもしれない。
あまりにも隠れてきた年月が長かったからかもしれないが、これはおそらく普通の人にも腐女子の人にも理解しにくい特殊な感覚なんじゃないだろうか。
二重人格とまではいかないが、かなり二面性を持っているんだと思う。
だがこの二面性も、家の中では擬装解除できるからこそ、成り立っているのかもしれない。
ここに引っかかった人が大勢いらっしゃったようだ。
私がそう思ったのは彼と過ごしてきた7年間の経験からなので、なかなか細かいニュアンスを伝えるのは難しい。
ただ、私が腐女子だと知ったとき、彼は「へー、そうなんだ」では終わらない性格だと感じた。なのでそう書いた。
もちろん私の勝手な思い込みかもしれない。でも、それならそうであってくれた方がずっといい。
理解できないと決めつけて隠されていたことの方がショックなのでは、という意見はもっともだと思う。
が、この辺の話はどれだけ私の気持ちを話しても、多分わかってもらえないだろう。私は隠す以外の選択肢を考えられなかった。
これって自分が理解できない趣味を相手が持っているのを知ったら許せないと思ってる、ってことだよね。旦那が人に言えない趣味を抱えていたら自分のことは棚に上げて非難するんだろう
こんなブコメもいただいた。
許せないとは思わないし、非難もしない。自分のことを棚に上げてなんてもってのほかだ。なぜなら私は腐っていることに大きな負い目を持っていると自覚している。そんなことを言える立場じゃない。
ただ、私にもどうしても受け入れられないものっていうのはある。
男女関係は別に無償の愛ではないから、明らかに相容れないレベルの場合は、残念だが別れることになるだろう。
極端な例えだが、彼がもしハード猟奇エログロ趣味を持っていたら、多分私は無理だ。3次元の幼児ポルノ好きだったときも厳しいだろう。そりゃどうにか許容できないか模索するだろうが、多分終わる確率の方が高いから、できれば知りたくない。
実は彼氏もオタでした、鬼畜エロゲ好きでした、ぐらいのレベルなら超平和的解決。
ブコメでは圧倒的に「その程度の秘密なんてさっさとゲロってしまえ」的な意見が多かった。
ちょっと目からウロコだった。自意識過剰なのか。そうか、腐女子趣味は大したことないのか。(もちろん程度にもよると思う)
けど、本当に「その程度」なのか?
男性の皆さんにガチで聞きたい。自分の彼女や嫁が、男同士が突っ込んだり突っ込まれたりすることに興奮し、自分でもそれを描いたり書いたりしているとする。気持ち悪いと思わないか?ゲイサイトでガチホモ本番動画とか見て喜んでいるのに引かないだろうか?さらに、自分と自分の友人をカップリングして妄想されているかもしれないぞ?
私は、そういう嗜好を受け入れがたい男性がいてもおかしくないと思っている。人によっては、上で触れた「私が受け入れられない物」と同じレベルになりうると考えている。
現にネット社会では腐女子は忌み嫌われる存在だし(2chに影響されているところはあるだろうが)、ブコメでも腐を下に見た意見がごくわずかだが見受けられた。
彼がそういう感覚を持った人だったら。決定的な別れの理由になってしまうかもしれない。それを考えると、恐くてどうしても打ち明けられなかった。
そんな男ならそれまでだ?悪いが聞き入れられない。彼に惚れてるんだ。
そんなに惚れてるんならやめれるだろ?なかなかそれができないから苦しんでいるのだよ…(ループ)
私自身、元々隠し事は得意ではない性質だ。腐女子として萌えながら隠し続けるのは難易度が高いだろうということは、薄々勘づいていた。ゴールが遠すぎて全く現実味がないが、やっぱり一生は…無理かもしれない。
思い詰めながら書いた増田と皆さんのトラバブコメを読み返しながら、考えた末の現在の結論は
「段階的カミングアウト」
これがいいのかもしれないな、と思い始めた。
ただし、小出しにして徐々に、と言ってもさすがに最終段階まで全ては言いたくない。どんな猛者でもドン引くであろうことが目に見える。
やはり18禁BLゲーとゲイ動画と自分もサイトを持っていて描いちゃうことなんかは、楽しい結婚生活を送るためには隠した方がいいと思ってる。
それほど過激でないラブストーリーBLマンガぐらいにとどめておければ…絵がきれいなものならまだ、比較的、どちらかと言えば、受け入れられやすい、か?(それでも濡れ場はあるがな)
まあそんな感じで少し考えを改めた。
ただひとつだけ、結婚前に実行するのはどうしても避けたい。婚約破棄の恐れがあるからだ。卑怯かもしれないが、彼と一緒になりたい。
数年計画で実行できたらいいな、ぐらいに考えている。甘いだろうか。
それから彼に打ち明ける前に、やはり妹に話そうと思う。彼女は味方になってくれる可能性を秘めた唯一といっていいぐらいの人物だろう。問題はどうやって二人で秘密のガールズトークをするぐらい親密になるかだが。親戚付き合いをしていけば自然と仲良くなれるのかな。
あと、一体何て切り出せばいいのかも今のところさっぱりわからない。
「最近ボーイズラブとか好きで、○○ちゃんそういうのやってるって聞いてたから」とかか?「ちょっと同人誌に興味があって…良かったら○○ちゃんどんなの作ってるのか教えて」って感じか?
でもいきなり出した本読ませてとかお願いされたら私なら引くな。確実に。
あー、この趣味を今までの人生で他人に打ち明けたことがないので、考えただけで気絶しそうなほど恐ろしい。
が、多分その方が後々自分のためになるだろうということはわかる。
善処する。
恐いよー…
とりあえず当面は、ブコメでいろいろ教えていただいた素晴らしい情報の数々を駆使して秘密を守り通そうと思う。
TrueCryptとiTunesのプロファイル、Safarのプライベートブラウズ機能は神のお告げレベルだ。今最も有益な情報を書いてくれた方々には本当に感謝している。
これから、きっと腐女子活動に割ける時間は減るだろう。全く取れなくなるかもしれない。
願わくば結婚生活がとても楽しくて、その離れている期間の内に腐萌えなんてどうでも良くなってしまって欲しい。
今は米や味噌汁のように大事なBLも、興味がなくなってしまえばただの萌えないゴミだ。
ジャンルに冷めていくときのようなあの感覚が、腐萌え全体にやってきてくれればいい。今まで萌えていたものに心を動かされなくなる瞬間を待ち望む。
あなたのブクマを見させてもらったが、安心しろ!人違いだ!
伏せた箇所には特に意味はないw何となく伏せただけだ。別に伏せる意味もないけどな。で、眼鏡派?ノマ派?
すまんそれは知らない。良く聞くのはUKが多い。ブロックパーティーとか好き。
さらにあのダンコーガイ先生も乗っかってきた!すごい!アルファブロガーになった気分だ!
彼って構ってちゃんなイメージがあるので襲い受けなど妄想してしまったよ。
あまり彼の交友関係を良く知らないのでとりあえず攻めはjkondoを当てがってみたが、はてな男住民×dankogaiで総受けというのも捨てがたい。
世の中にはいろんな人がいるんだな、ということを改めて感じた。
こうやってたくさんの意見を知ることができただけで、私にとっては増田に書いた価値があった。
何かおもしろおかしい結論にならなくてすまんな。
これがネタだったら最初の増田が彼氏に見つかって(略)とか彼氏の妹が(略)とかで修羅場あるいはご都合的展開になるんだろうが、これはリアルなのでそんなメシウマなことにはならないよ。
もしかしたら、何年か経ったらまた増田に書き込んでるかもしれないな。そのとき私が幸せいっぱいなのか、バツイチになってるのかはわからないがな。
あ、そもそも数年後にはてなが存在して…いやいやはてなは安泰ですよねー!
長々とお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
こんくらいは子供に見せても無害なアニメなんじゃないかと思う。
夜更かしせずに早起きしてアニメ観てれば子供向けアニメが結構あるように感じられる。
あとはアンパンマンも未だにやってるしな。