はてなキーワード: コーヒーノキとは
コピ・ルアク(インドネシア語:Kopi Luwak)とは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである[1]。「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウネコの現地での呼び名である[2]。
日本では、コピ・ルアク、コピ・ルアック、ルアック・コーヒーと呼ばれることが多い。独特の香りを持ったコピ・ルアクは、産出量が少ないその希少性により、高額で取り引きされている。
産地と名称
コピ・ルアクはインドネシアの島々(スマトラ島やジャワ島、スラウェシ島、バリ島)で作られている。このほか、フィリピンや南インドでも類似のコーヒーが採取され、フィリピン産のものは、「アラミド・コーヒー」(Alamid coffee、現地の言葉で「カペ・アラミド」Kape Alamid)と呼ばれる。
アメリカ合衆国では、Civet coffee(ジャコウネココーヒー)やWeasel coffee[3](イタチコーヒー)との俗称があり、日本でイタチコーヒーと呼ぶのも後者に倣ったものと思われる。しかし、ジャコウネコ科のジャコウネコとイタチ科のイタチは異なる動物なので、イタチコーヒーという俗称は誤解を招きやすい。
かつて、ベトナムでは同種のマレージャコウネコによるものがイタチコーヒーと呼ばれて市場に出ていたが、現在は流通経路に乗る機会が乏しくなり、人為的に豆を発酵させたものがイタチコーヒーと称して販売されている。
特徴
インドネシアのコーヒー農園で栽培されるコーヒーノキの熟した果実は、しばしば野生のマレージャコウネコに餌として摂食される。果肉は栄養源となるが、種子にあたるコーヒー豆は消化されずにそのまま排泄されるので、現地の農民はその糞を探して中からコーヒー豆を取り出し、きれいに洗浄してよく乾燥させた後、焙煎する。フィリピンではリベリカ種など複数種のコーヒーノキが栽培されており、カペ・アラミドの場合は結果的に数種類のコーヒー豆が自然にブレンドされると伝えられる。
コピ・ルアクやカペ・アラミドは独特の複雑な香味を持つと言われている。ジャコウネコの腸内に存在する消化酵素の働きや腸内細菌による発酵の働きで、コーヒーに独特の香味が加わる。なお、この腸内発酵により、カフェイン含有量は、通常のコーヒーに比べて、およそ半分に減ることが分かっている。
世界で最も高価なコーヒーとして知られており、500グラムにつき300から500米ドルの価格で販売されている。かつては主にアメリカ合衆国と日本に出回っていたが、現在は供給量こそ限られてはいるものの、世界各地で入手できるようになった。その背景として、野生のジャコウネコを乱獲して、本来肉食のジャコウネコに無理矢理食べさせることで大量生産し、「WILD(天然もの)」と偽装して販売している実態を取材したドキュメンタリーが2013年9月にBBCで放映され[4]、イギリスで大きな反響を呼んだ。レストランでコピ・ルアクを提供していたハロッズは、「天然ものであることを保証する」との声明を発表していたが、このドキュメンタリー中でBBCから追及を受けたことが放映され、視聴者からの抗議を受けて提供を取りやめた。
世界最大の消費地は日本や台湾、韓国などのアジア諸国である[5]。コピ・ルアクやカペ・アラミドは、稀少価値の高さが魅力であり、素晴らしい味やフレーバーがあったとしても、コーヒー豆としての品質が最も優れているわけではない。その独特で豊かな香りや味のコクには高評価な反面、「ウンチコーヒー」 (poo coffee) と茶化す向きもある。
また、コピ・ルアク(カペ・アラミド)は、ルアクが食べるコーヒー豆の品質により、その味や風味が大きく左右される。ロブスタ種のコピ・ルアクよりもアラビカ種のものは味に優れ、より高値で取り引きをされている。一大観光地であるバリ島(インドネシア)で市販されるコピ・ルアクは、このロブスタ種である傾向がある。また、現地で市販されるコピ・ルアクは、観光客向けに大量生産されているため、鮮度や品質が低いことがある。
増田さんが「コーヒーの味がわからない」とお悩みのようなので、コーヒー豆を選ぶうえでご参考になればと思いました。
▼コーヒーの味
「これはとてもコクがある豆で・・・」
正直、そんなこと言われても味の想像なんてつかない!っていうのが正直なところだと思います。
多くの場合
フルーティー=酸味がある、後味がすっきりしている、紅茶のよう
コクがある=油分が多い、苦みが強い
ことが多いです。
(もちろん粉の挽き方や淹れ方に依存する部分も多々あるので、必ずしもとは言い切れませんよ!)
なんでフルーティーとかコクがあるとかっていうわかりにくい表現にしているかというと、
「酸味」とか「苦み」ってマイナスイメージが強いからでしょう。
▼豆の種類について①~スペシャルティコーヒー?~
まずはスペシャルティコーヒーor通常の豆という種類で分けられます。スペシャルティコーヒーってのは、要は「特別な豆ですよ!」ということなんですけど、必ずしも美味しいとは限りません。
もちろん、品質管理された生豆であるというの重要なポイントですが、日本でされる焙煎、ハンドピック、その後の管理等によっても味は大きく左右されるからです。
(ちなみに、コクテール堂さんなんかは通常の豆を使用していますが、とても美味しく、増田も大好きです)
▼豆の種類について②~産地とブレンド~
コーヒー豆って国名がつくことが多いですよね。けれども、例えば「コロンビア」という豆のすべてが同じ味かというと、そんなことはありません。
あくまでも「コロンビア」原産の生豆ですよっていうことであって、味は焙煎などの後工程でいくらでもかわります。だから、沼にハマるまではあまり気にしなくてもよいです。
むしろ、そのお店のブレンドを飲むことをお勧めします。ブレンドは文字通り、いろいろな種類の豆を混ぜたもので、そのお店の個性が非常によく出ます。
美味しいブレンドを作れるお店って本当に一握りしかない(と思っている)ので、ぜひぜひ飲み比べてみてください。
(ちなみに、一種類の豆から淹れることをシングルオリジンといいます)
▼豆の種類について③~焙煎~
コーヒー豆はコーヒーノキになる果実の中にある種です。もちろんそのままでは食べることも飲むこともしませんが、焙煎して、そのエキスを抽出することであんなに美味しいコーヒーになるんですね
。その焙煎ですが、一般的に煎りが浅いほど酸味がつよく、煎りが深いほど苦みが強くなります。
時々カル〇ィで行くと、レジ前に豆がずらーっと並んでいますよね。あの豆、たぶん半分以上は不良豆です。未成熟豆やカラが混じっていると、それだけでコーヒーの美味しさが損なわれます。
そのため、美味しいコーヒー屋さんはそうした不良豆を取り除く作業をしています。俗にハンドピックと呼ばれる作業です。この作業、地味だし豆の量が減るので倦厭されがちですけど、ちゃんとハンドピックがされた豆とそうでない豆とは、本当に味が違います。
▼コーヒー豆の買い方~豆が粉か~
コーヒーは粉にした瞬間から酸化が始まりますので、絶対に豆で買ったほうがおいしいコーヒーが飲めます。また、仮にハンドピックされていない豆であっても、家でピックできますからね。
どうしても粉がよいということであれば、密閉容器に入れて冷暗所で保存してあげてくださいね。
▼まとめ
・スペシャルティコーヒーとかはあんまり気にしなくてよい。
・ブレンドを飲んでみる。
・美味しかったら豆を買って帰る。
・自分で容れてみる。
・コーヒー沼へようこそ。