http://anond.hatelabo.jp/20140516113017
原子核分野のとある古典的な方面では人の引退とともに技術も失われていっている。
ブラックボックス化したコード(フォートランで書かれている)とか「〇〇さんが生きていればこれを計算できたのにね」
みたいな場面を何度か見てきた。
他の分野もきっと似たようなものなのだろう。原子力工学とか冶金とかは絶滅危惧種なんだっけ?
次世代に引き継がれなければ失われていく。
そして一度失われたものを取り戻すのは難しい。
日本が金にならない能を保護するのも金のないイタリアがオペラを保護するのも同じ理由だろう。
各国が科学技術にそれなりにお金をつぎ込んでいるがそれでも次世代に伝えられるものは一部だ。
各分野は専門化し、細分化し、それに伴い必要な専門家の数は増えていく。一方、継承できる次世代の人数は増えない。
人気のなくなったところからひっそりと消えていく。これは悲しいけどしょうがないね。
まあ、俺じゃないけどさっきの「底辺プログラマで400万」の人が「バナナの袋詰め」と本質的に変わらないというのならそうなんだろな、お前の中ではな。
ある日の新聞に『報告書に「いつ起きてもおかしくはない」と警戒する記述を盛り込むことを検討しながら、委員の議論を受けて削除していた』という記事が載りました。
(注:この議論は地震があった3月11日の8日前、3月3日に行われました。)
これを読んで怒った人が「地震津波のあることを日本政府は知ってました。地震津波の8日前に知ってました」と言いました。
その人の心情は、次のうちどちらでしょう。
国語のテストでこういう問題がでたとき①を選ぶ人ってそんなにいないと思うんだが、井戸川発言が①だと解釈されるのは何故だろう。
鼻血の件で非科学的なことを言ってるのが先入観になって、変なことを言ってるに違いないと思い込んでしまうということだろうか。
何のために使うのかわからないゆえ
やりたい学問をやる、それでいいじゃないかと。
そのことに関する意義や意味なんて
本人だけが知ってりゃいいことじゃないかと。
儲かるか儲からないかの話は実業の人がすればいいんじゃないかな。
研究者がそんなことを考えてたら、そもそも研究なんて出来ない。
普通に働いた方がよっぽど儲けるためには近道なわけで。
いや、情報工学でも、学士レベルで学ぶ参考書くらいは読み切らんとダメだろ。
読み切って読み込んで、出来れば覚えるくらいじゃないとダメだろ。
目を通すだけでも一週間じゃきついって言ってるんだが。とても頭に残らんと思うけどな。