はてなキーワード: ICタグとは
この記事に関して。
全コンビニに無人レジ 大手5社、流通業を効率化:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15427060Y7A410C1MM8000/
思いつくのは、
1. 価格の安い物はまとめ売りになる。記事でもRFIDタグの価格の高さについてと、例えばチロルチョコにつけたら、という写真が載ってたけど、タグが多少安くなっても包装コストはハンパ無い。
店員の負担軽減にはならないと思う。そもそもそれを見越して雇うし。
あまり国を挙げて公費投入してやっても、輸出出来る話とも思えないし、止めればいいのに。(自分で読み返して思った。コンビニ側はタグの費用持たないで良ければメリットあるわー。)
「本が売れないのは図書館のせいだ」というのがホッテントリ入りしていた。
で、コメントで
「前から図書館ってあったのに、何言ってるのこの人?」的反応が多数だったが、
というのも、数十年前と比べて、図書館の蔵書数もサービスも全く別物であり、
先日読破した図書館に関する本に、政令指定市の貸出冊数の推移が出ていた。
これを見ると、図書館利用の伸びが著しいことが実感できる。
例えば横浜市の年間貸出冊数は、
1959年 23千冊
1961年 18千冊
1965年 12千冊
1970年 58千冊
1975年 507千冊
1980年 2,325千冊
1985年 4,260千冊
1990年 5,323千冊
1995年 9,143千冊
2000年 10,893千冊
2005年 11,659千冊
2010年 11,122千冊
という具合であり、自分が子供だった頃(75年)の20倍の冊数に達している。
・貸出冊数の上限が拡大
・期間延長に柔軟に対応
・「深夜まで開館」が増えた
・貸出予約ができる
・市内他館からの取り寄せができるようになる
・従来はその市区町村に住民票があった人しか図書館カード作れなかったのが、
・バーコード・ICタグ化で、貸出時に行列せずにスムーズに借りれる
・サテライト館が増え、徒歩圏内に図書館が存在するようになってきた
で、利用者は無人本屋のドアを電子マネーで開錠し、利用者は蔵書を探索する。
(普段は電気も通っていないが、開錠した段階で電気が点いてICタグなども作動)
思い通りの本を見つけたら、セルフ決済を行って、無人本屋を出る。
というか、デポジット制にしておいて、
「入店時に10,000円を差引いて、
1,000円の本を持ち出した場合は、差額9,000円を電子マネーに入金する、
何も買わない(=何も持ち出さない)場合は、10,000円を返金する」
或いは、会員制、ないし入場料制にしてもいい。
「1日中鉄道本を読みふけって、結果買わなかったら、入場料の500円だけ取られる、
買い物したなら本の代金も取られる」という感じ。
以前なら、
「多摩ニュータウンの片隅にあるような本屋に行こうにも、そもそも道に迷う」
というのがあったが、幸いなことにナビシステムが発達してきたから、
その点の懸念も払拭される。
以上は「本」で例示したが、ほかにも「コレクターグッズ」とか「フィギュア」とか
「同人誌」とか「前衛芸術品」とかでも、このような無人店舗が成り立つかもしれない。
要は、電子マネーを使った入退店管理、ICタグを使った決済を応用すれば、
無人店舗が開ける、ということ。
そして、
「お目当て品を買いに行くのなら、交通費も厭わない」というマニア心理があれば、
神保町のような店舗集積がなくても、マニアの方が無人店舗に行くんじゃないか、という仮説。
この案のキッカケは、江頭2:50が、
「いわき市に救援物資届けたついでに、福島第一に潜入試みた」というルポ本を著し、
それを見て「いわき市まで買いに行きたい」というはてブコメントが多数あったため、
「ならば、ブックツーリズムが成立する余地があるんじゃないか」と直感した次第。
境港市(水木しげる出身地)ならオバケ・妖怪に関する古本・漫画・同人誌を集積して無人店舗展開すればいいし、
新潟市(水島新司出身地)なら野球に関する古本・漫画・同人誌を集積して無人店舗展開すればいいし、
北九州市(松本零士出身地)ならSF漫画・古本・同人誌を集積して無人店舗展開する、
そうすれば立派なブックツーリズムだ。
出荷時にICタグをつけてはどうか。
他業界では3500万個の使い捨てICタグを使用した実績がある。
3500万個の10kg袋に一つずつ取り付けたとすると、35万トンの米をカバーすることができる。
「魚沼産コシヒカリ」の生産量は約8万トン。という話もあるので、ブランド米に限れば十分足りるだろう。
官公庁がお墨付きICタグを与えるとなると、また官民癒着偽装うめーwにしかならないと思うので、各出荷元が自ブランドを守るために、自助努力でやるといい。
「わがブランドのお米はICタグつきで、偽装は絶対にありません」
ということが付加価値として認められるのではないか。
◆【RFID Journal LIVE!】米アパレル大手が個品をICタグで管理、年間数百万枚のタグを使い捨て:ITpro - [2008/04/18]
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070514/270815/
何か読んだ記憶があると思ったら「分裂勘違い君劇場」の「大多数が余裕を持って暮らせる豊かな社会の作り方」だった。考えのベースになるものは違うけど、その結論として導き出される社会の有り様は似ているといってもいいかも。
全ての商品にICタグがついており、レジにカゴを置くと、自動的に計算され、結果がスクリーンに表示される。
レシートも、ICカードの中に格納される。
もちろん、レジの付近はともかく、店内も監視カメラに録画されている。
しかし、そもそも、現金を扱わないので、泥棒が入っても、せいぜい洗剤や白菜を盗むことしかできない。
人々は、それらの高度に自動化された店舗システムを企画し、マーケティングし、戦略を練り、設計し、開発し、マネージメントし、改良し続ける労働に従事する。
大戸屋も、店内は、間接照明で、花が飾られ、静かに音楽が流れていて、シックな机と椅子で食事できるが、
注文は、テーブルに備え付けられたタッチパネルから注文する。
決済は、ICカードをかざして、電子マネーで支払い、レシートも電子的なものを、ICカードの中に入れてもらう。
食事ができたら、それとなくパネルが点滅し、鳥の鳴き声で知らせてくれるので、できた食事を、
調理室の受け渡し口のところまで、自分で取りに行く。
また、食べ終わったら、自分で返却する。
店舗をマネージする会社の社員は、やはり、その自動化されたシステムの企画、マーケティング、設計、開発、マネージメントに携わる。