はてなキーワード: スライドとは
リフレ村の方では「ブランチャードがインフレ率を4%前後に誘導することに言及した」ことで色々と盛り上がっているようでありますな。
http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100214#p2
要するに、マクロ経済学の大御所ブランチャードが「今まではインフレ率は2%前後に誘導するのが望ましいとされていたが、2%程度だとゼロ金利に陥りやすいので、もう少し高めの4%前後にインフレ率を誘導した方がいいのかもしれない」という論文を発表したと。で、日頃から高めのインフレターゲットによる景気回復を主張なさっている皆様が盛り上がったという構図のようであります。
で、それに対して(直接言及があったわけではないものの)、我らが池田先生が果敢に反論。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51377205.html
あちこちで話題になっているIMFの論文をざっと読んでみた。日経の記事には「平時から4%など高めの物価上昇率を容認し金利水準も引き上げることで、金融危機のような経済ショック時の利下げの余地を広げることが望ましい」と書いてあるが、この記者は明らかに原論文を読んでいない(か英語が読めない)。論文にはこう書いてある:
Should policymakers therefore aim for a higher target inflation rate in normal times, in order to increase the room for monetary policy to react to such shocks? To be concrete, are the net costs of inflation much higher at, say, 4 percent than at 2 percent, the current target range?
[...]
Perhaps more important is the risk that higher inflation rates may induce changes in the structure of the economy (such as the widespread use of wage indexation) that magnify inflation shocks and reduce the effectiveness of policy action.But the question remains whether these costs are outweighed by the potential benefits in terms of avoiding the zero interest rate bound.
と書いており、むしろ高いインフレ目標には否定的だ。
うわぁ。読めてない。全然読めてないよ池田先生。ここでブランチャードが書いているのは、
ということであって、「高いインフレ目標には否定的」なんてこの段落から読み取れるわけがありません。これでは突っ込まれてもしょうがない。池田先生にはエントリーをアップする前に深呼吸を3回することをお勧めしたいと思います。
さて、一方でリフレ村で給食当番をなさっているらしい矢野先生は、高らかに以下のエントリーをアップされました。
http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1
(以下略)
…いや、先生、ブランチャードの論文はリフレを全然サポートしてません。ちょっと考えれば分かる話です。なぜブランチャードは2%ではなく4%のインフレを検討課題としてあげているのでしょうか?ご自身も翻訳されているとおり、「ゼロ金利制約(それ以上利下げできない状態)にハマるリスクを回避するため」です。リフレ派の人たちが主張するとおり、「ゼロ金利制約に陥っても、中銀が高めのレートでインフレターゲットを実行すればデフレから脱却できる!」のであれば、なにも4%のインフレを許容してまでゼロ金利を回避する必要などありません。処方箋はあるのですから、それを粛々と実行して安定成長へと復帰すればよろしい。
ブランチャードらがここまで繰り返しゼロ金利制約の問題を強調するのは、その処方箋が当てにならないと判断したからです。この点を明確にするために、以下でブランチャード論文の一節を翻訳します。この論文は
という3部構成になっており、問題の4%インフレは第3部の一項目です。以下で翻訳するのは第1部のB節、つまり「今や否定されつつある過去のコンセンサス」について語った一節です。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/spn/2010/spn1003.pdf
「インフレーションはただ安定しているだけでなく、非常に低く抑えられているべきだ(多くの中央銀行は2%前後をターゲットに選んでいる)」という広いコンセンサス(increasing consensus)があった。これは低インフレによって流動性の罠へ陥ってしまうのではないかという議論へと繋がった。低い平均インフレは低い平均名目金利を招き、そして名目金利はゼロ以下には下げられないので、低インフレの下では不景気の際に利下げ(金融緩和)の余地が小さいと言うことになる。しかしながら、この低インフレの危険性は低いと見なされた。なぜなら、中央銀行が将来の高い名目マネーサプライ成長率とひいては将来の高いインフレーションにコミット(訳注:約束)できるなら、中銀は期待インフレ率の上昇によって将来の予想実質金利を低下させ、それによって現在の景気を刺激することが出来るからだ(脚注)。そして、それほど景気へのショックが大きくない世界では、2%のインフレがあればゼロ金利制約を回避するのには十分だと思われたのである。こうして、議論の焦点は、コミットメントの重要性と中央銀行のインフレ期待への影響力へと絞られたのである。
大恐慌時に発生した流動性の罠、それに伴うひどいデフレと低い名目金利は、もはや歴史上の出来事であると認識され、そのような政策の失敗は今や回避可能であると考えられた。1990年代の日本の経験、すなわちデフレ、ゼロ金利および長く続く不景気は、この認識の前に不愉快に立ちふさがる問題だった。しかし、これは日銀が将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力ないしは意思に欠けるからであると片付けられてしまった(公平を期しておくと、Fedは日本の経験を無視したわけではなく、2000年の初めにデフレのリスクを憂慮した論文を発表している)。
(脚注ではEggertsson and Woodford (2003)が参照されている)
ブランチャードらがなぜゼロ金利(流動性の罠)に陥るリスクを重視するのか、このB節から明らかであると言えると思います。 特に太字で強調した部分を参照してください。どこかで見たことがある主張ではありませんか。少し分かり易く言い換えれば、リフレ政策が役に立ちそうにないから、「低インフレによって流動性の罠へ陥ってしまうのではないか」という懸念が復活しており、だからこそリフレ政策が必要になるような状況に陥らないように政策を運営すべきだと彼らは主張しているのです。4%のインフレ率というのはそのための政策案です(ただし、ブランチャードらもイマイチ自信がないのか、6つ挙げられた政策オプションのうち、この4%インフレの案だけは表題にクエスションマークが付いています)。
紅茶を片手に「まぁ、当然の話だよね」などと余裕をかましている場合ではありません。さぁ、今こそ高らかに「リフレ政策があれば流動性の罠など恐るるに足らない、だから4%のインフレ率なんか必要ない!」と宣言を!
私は今大学○年で、実家を離れて一人暮らしをしている。長期休暇でもないと滅多に実家へは帰らない。去年、といっても一カ月ちょっと前に年末ぐらいは帰ろうと実家に帰った。バイトがあったので四日ぐらいの滞在である。
母親に19時にT駅に着くとメールした。すると「わかった。車はブルーのワンボックスだよ。」と返信が来た。ブルーのワンボックス?新しく車を買ったのだろうかと私は思った。
駅に着くとブルーのワンボックスが確かに止まっていた。私は扉を横にスライドさせて中へ乗った。聞くと父親が母親の車で買い物へ行き、戻ってきて駐車しようとした時にブレーキとアクセルを踏み間違えたために後方を勢いよくぶつけ、その時はよくどんな惨状かわからなかったらしいが翌日来てみると後方が無残に潰れ、窓ガラスは粉々に砕けていたそうである。僕が小学校のころにも似たようなことがあったのだ。その時は踏み間違えたのではなく、床にひくシートがアクセルとブレーキの間に挟まったために駐車しているときに後ろに止めてあった車を一メートルほど吹っ飛ばした。その時は伊豆へ旅行へ来ていたときでホテルの駐車場での出来事だった。そのあとでの人のいない浴場で父親が「おかしいな。」とか言いながらしかし顔はいつも見せない強張ったような不自然な様相を呈していた。
今回の場合はそれとは違うらしい。本人はブレーキを踏んだつもりだったと言っている。それにもかかわらず後ろへ加速したのはブレーキとアクセルを踏み間違えたのだと考えるのが妥当であろう。何故か心配だった。どうしてしまったのだろう。ボケたのだろうか。ただそれだけのことであるが何かもっと悪いことが起きる前触れのような気がした。気がしただけだろう。そう願う。
家へ着く。父親がいた。まあ元気そうである。テレビ画面に映し出される映像の色が灰色っぽく、ぼやけていた。壊れたのだろう。紅白歌合戦の字幕はもはや読めないぐらいであった。パソコンラックの上に見なれない機関紙が置いてあった。それは私が忌み嫌う団体、創価学会のものであった。生協新聞だ。「なにこれ」私は父親に言った。「お母さんが入ったんだよ。お父さんもそれの活動をやらされてるんだよ。ハハハハハ。」いつもの父親の笑いと思われる音声のなかで私は悲しくなった。「この団体がどんな団体か知っているの?」私は信じられなかった。まさか両親がこんな忌まわしき団体に入会するなんて。「まあいいでしょ。先にご飯にしよう。」と母親は言った。
私はこの家が崩壊へと進んでいるのを感じ取った。夕食の折にいろいろ話をした。で破産したということもその時に初めて知った。以前に母親から父親は自身の会社を閉めると言ったことは聞いていたがそれだけでまさか破産しているなんて思わなかった。破産何ていう言葉はその時には出てこなかったはずだ。俺が知らない間にこの家は確実に変わって行っている。それも悪い方向へと。
俺はなんでそんな重要なことを知らせないのだと言った。言ったじゃないと母親は言った。会社を畳むこと、すなわち破産したことを母親は私に知らせたのだろうが、私にとっては会社を畳んだだけで破産はしているなんて夢にも思わなかったのだ。父親は創価学会を前から嫌っていた。母親もそうだった。それなのになぜ。
「お父さんは創価学会嫌いだったじゃん」と私が問うと、
「好きではない。」といった。
「じゃあなんで・・・」私は両親が他人であるような、昔の私にとっての両親ではない何か違う人たちのように感ぜられた。俺はもうこの人たちに頼っていてはいけない、とその時に私は思った。
もうこんな家から早く抜け出して自分の住んでいるアパートへ帰りたいと思った。
私はこの大晦日に一度に多くの衝撃的なことを聞いてさすがに動揺していた。破産。車の事故。創価学会への入信。壊れたリビングのテレビ。
なんで入ったのと問うたら
「お母さんだって心のよりどころが欲しいよ。」といった。
「なんでだよ。それならほかにもいろんな宗教あるだろ。仏教でもキリスト教でも。なんでよりによって創価学会なんだよ。あんなの宗教団体じゃないよ。」
母親は口を噤んだ。「まあいいじゃない。」
「よくないよ。創価学会がどんな宗教団体か知ってるの?あれはいろんな犯罪を起こしている宗教団体でフランスからはカルト指定を受けている。あれは不幸な人を入信させる対象としている宗教団体なんだ。最悪だよ。もうこんな宗教団体やめろよ。やめないなら俺はもうこの家に帰ってこない。」
私は悲しかった。確かにこの一年はよくないことばかりあった。創価学会に入っている両親を見て、彼らはもう普遍的な不幸のようなものをなぞり始めていると私は感じた。私はとにかく悲しかった。
「あのね」母親が話し始めた。母親が言うには車が壊れたことで母親は仕事にも買い物にも行けなくなってしまう。それではいけないので車を買いたいが破産をしたぐらいだから当然手元にお金などない。それでたまたま創価学会の友人にお金を借りたのだそうだ。それで創価学会へ入信させられたのだろう。
母親は充血した目を潤ませながら言った。その姿を見て母親が不憫でならなかった。悲しく、悲しかった。
しばらくたって弟の部屋でダウンタウンの笑ってはいけないを見ていたら母親がやって来て、話し始めた。
「ヒロシがいやならやめるよ。」
やめられるはずがない。もうそういう事情なら分かった。もう創価学会を批判したりしないよ。俺は嫌いだけれど事情があるなら仕方がない。創価学会を憎んではいるけれどお母さんたちがその活動に参加していることはとくに今後批判したりしないと伝えた。
帰るとき玄関で父親が見送りに来た。また帰っておいでと。うんと私は返事した。
「さようなら。」と私は言った。
父親はうなずいた。
http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/20100130/p1
所得税を引き上げると勤労世帯からのみ徴収することになるので、これからの高齢化社会を考えると好ましくありません。というわけで増税するならば年金生活者からも徴収できる消費税を引き上げるべしという議論になるわけです。
この人は年金からも所得税が取られてること知らないんだろうか。
老人からもっと所得税を取りたいなら、公的年金等控除・老年者控除・利子所得のマル優・70歳以上の扶養控除配偶者控除の加算の廃止縮小をやればいいのに。
それに年金の物価スライドの基準である消費者物価には消費税も含まれてるので、消費税が増えた分年金も増える仕組みになってる。だから消費税増税したほうが老人から取りやすいとはいえない。
駅前や路上で歌うロックなフリーターがいた。ロックを知らない僕から見ても、彼はロックだった。
いらっしゃいませーとか、ありがとうございましたーという挨拶ですらYAZAWAみたいだった。
いらっしゃませェィェァァッみたいな感じだった。ィェァって小声で言ってた絶対言ってた。
彼は今まで引きこもり体質の僕の周りにいないタイプの人だったので、妙に惹かれるものがあり(恐らくカリスマ性ではない)
僕は彼と積極的に同じシフトに入った。
彼とのアルバイトは刺激的だった。
彼は金髪で、コンビニの制服の上から懐中時計(洋画で爺さんの形見にもらいそうなアンティークなヤツ)をぶらさげ接客していた。
時折スライドする蓋を開き、目を細め見つめるので、本当に大切なものかと思ったが、レジにガンガンあててたので恐らく違う。まじうるさい。
指にはシルバーアクセを付けていた。絶対三ノ宮の路上で黒人から買ったヤツだと勝手に思った。
そんな個性的な彼なので客やバイト仲間との衝突も多々あったようだが、やはり人を惹きつける魅力があるのだろう。ぼくもその一人であるように。
ある日、一人でレジをしていると鈴木さりな風のおねーさんが照れくさそうにノートの切れ端を渡してきた。
「これあの金髪の人にわたしといてーww私のメルアドwwwマジうけっしょ?」
愛想笑いをして受け取ると
「は?お前笑うなよキメェ」
みたいな事を言われて僕は歯軋りをした。すごく悔しかった。悔しかったから、勝手に二十歳そこらでヤンキーと結婚して、
お金無いのに子供を産んでクレジットカードとか考えも無しに使って、
多重債務者になって闇金に手をだし泥沼にハマり最終的にソープとかに売られて不幸になるんだし許す、とその場は自分を宥めた。
後日
「あー悪い、俺そーいうんじゃないんだわ」
ファックなことに、この人ロックだった。
「でもかわいらしい感じの人でしたよ。じゃあこれ、どうすんですか?」
「捨てといてー」
「じゃあ捨てときますねー、やっぱ細野さんレベルになるとしょっちゅうある事なんですかね」
といいゴミ箱にその紙を捨て売り場に出た。
フリをして事務室の小窓から覗き見る。僕は器の小ささには自信があった。
細野さんはそれを気にかける様子もなくブラックコーヒーを飲んでいた。
僕は彼のロックに感服した。
それから間もなくして、この、知れば知るほど面白い人を質問攻めにしてみようと企てた。
バイト終了後、事務室に細野さんが入ってきて先に休んでいた僕におつかれーっと一礼してくれた。
「林くんてそんなん飲んでるんだ。俺ブラックしか飲まねーわ」とニヒルに片方の口角を歪める。
さすがの刺身とか食べるときワサビの量ハンパない僕も、この昨日2時間しか寝てねーwみたいな中学生自慢にたじろぐ。
「すんませんまだ味覚がガキで、やっぱ細野さんは小さい時からブラックなんですか?」
何とか立て直す。我ながらうまい、このまま幼少期の細野さんの話にもっていき、それから今のHOSONOまで質問攻めにしようという流れ。
きっと自分語りが好きなので、一回話し出したら止まらなく――
「俺、小学生時代はヒザまで髪伸ばしてたわー教師まじうぜ」
僕の妄想をさえぎってさりげなくとんでもないことを言った。
「まじですか……ヒザって……紫式部じゃないですか……」
というと彼は満足げな笑みを浮かべて言う。
「そんな感じ?」
紫式部が気に入った様だった。
続いて
「その懐中時計かっこいいですね、なんかアンティークっぽくて高そうだし……」
「あー、1900円だったよ?」
「あー」
「ど、どこで買ったんですか?」
「サティ」
「サティ」
「あー、服は?」
「イオン」
「あー……近いっすもんね」
「まぁ」
「シブイっすよ」
「そんなんじゃネーけどw」
ロックだった。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51636751.html
また、年金生活者にとって物価が上がることも「悪」以外の何者でもないので、ゼロ金利でマネーをジャブジャブにしている金融緩和はとても容認できるものではありませんし、国家の財政規律というのは何にもまして重視されることになるでしょう。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51338256.html
増税は政治的に不可能なので(物価か資産価格の)インフレが起こるでしょう。それによって政府債務は維持可能になり、年金の実質価値が下がって世代間の所得格差も縮小します。
一応国内の交換につかってるわけだから0になると困るが、価値の尺度として使えるように少しは価値はあったほうがいい。
企業に関しては中小企業のように借金の多いところは実質負担が減る。株不動産とか持ってればハイパーインフレ起きればこれの値段もハイパーなので大丈夫。無借金経営で国内相手にやってるから外貨もってなくて店舗や工場とかの不動産や他社の株とかも持ってないような企業ならやばいね。
個人については住宅ローンや奨学金多重債務者とか借金もちは楽。年金受給者も物価スライドがある。労働者の賃金もハイパーになるので給料の範囲で生活できてる人は野垂れ死にはしない。今の日本は4分の一が無貯蓄世帯だから下層の4分の一もあまり関係ないはず。ただ預金の価値は激減するのでこれが打撃だろう。株不動産等の資産もなく賃金も年金もなく預貯金を取り崩して生活してる人のセーフティネットは必要になると思う。
http://anond.hatelabo.jp/20091010101021
自分個人だと携帯の機能は目覚まし時計とカメラとメール(実にめんどいので切りたいくらい)しか使わない。
画面むき出しなので壊れるかもしれなくて嫌。
つかわんけどお財布ケータイが使えない。あと料金設定がわかりにくい。
さらに自分みたいにデジカメ代わりにつかってると、数年たつと画素数に不満が出てくる。
女だと持ち物に化粧ポーチ、ケータイ、お財布、ハンカチ、ちり紙と最低限これだけもたなきゃならない上、自分はさらにipodmini、文庫本←ど近眼のため液晶で文字読みたくない、カードケースとキーケースと定期いれが入って、それでコンデジまで持ちたくないってのが本音。もうバックに入らない。
改善案
昔のクリエみたいに、ふたがついたらいい。
カメラは付け替えできるともっといい。
スライド式かなんかになってもっと小さいのがいい。
結局PDAにはたりず携帯には大きすぎるってのが自分の結論。ソニーのクリエシリーズが残っててそれで電話ができてたら即乗り換える程度です。
年金など金銭の給付の場合、給付総額以下にはコストの下げようがないです(民間生保みたいに株やデリバティブで運用するとかそういうのは一応除外して、あと給付額のインフレスライドは前提ですが)。健保の場合、薬価や診療報酬の改訂などでコストダウンの努力はしてます。
問題はお役人の待遇改善に使われてる部分の比率が見えないこと。一応どんぶり勘定(役所に税金が際限なく消える)をやめようという方向ではあって、それを前提に年金や医療の「財源」を論じていることにはなっています。消費税を福祉目的税とすることで、他の用途(役人の保養施設とか)に流用することはある程度防げるとか、なんとか。つまり必ずしもトータルの増税になるという話とイコールではありません。
ただ、具体的には慶應の商学部の権丈教授や与謝野大臣みたいな人が「財源なき福祉論議は無責任」とアジェンダセッティングしたのを政党もメディアも何も考えずに乗っかっているだけですね。
最低賃金は、所定内賃金の半額程度と見積もられている。所定内賃金とは、労働基準法で定められた標準雇用の範囲での雇用者全体の賃金の平均値である所定内給与を、週休2日の8時間労働として時間給換算したものである。したがって、未熟練者から熟練者までの賃金構造を維持したまま引き上げるとなると、全体的にスライドすることになる。現在の最低賃金(全国加重平均時間給)は703円なので、賃金総額を1.42倍にするか、労働時間を0.703倍するかのどちらかという事になる。
最低賃金を実情を無視して引き上げた場合、雇用が消失する場合と、雇用は変わらず物価が上昇するという場合が発生しうるのだが、どちらが発生するかは、その社会の事情によって変わる。物価が上昇しても吸収できる場合には、物価の上昇が選択される。その前提条件として、自給自足状態の人が多く、現金が必要なのは租税公課や燃料や医療費といった出費だけというような状況で、いわゆる売り手が強い商売しか存在しない状態である。逆に、雇用が消失するのは、物価の上昇を吸収できない場合に発生する。これは、給与生活者が多く、食料のような基本的物資まで貨幣経済に依存しているという状況の時に発生する。売り手は限られた需要の中で売り上げを確保しなければならず、価格競争が必要になることから、売り手が弱く買い手が強い状態の時には、物価に転嫁できないので雇用を減らして対応するようになると言える。
労働者の労働力も商品なので、買い手である企業が強く、法で高い最低賃金が規定されるのであれば、雇用を減らして省力化を進める事になるし、
売り手である労働者が強くて、企業という買い手が弱い状態では、買い手はもともと最低限の労働力しか買っていないので、物価の上昇によって吸収するしかないとなる。
合理化省力化が進んで、最低限の労働力しか買わない状態では、現状維持が精一杯となり、経済的な発展は無くなる。
地方の疲弊の原因は、人的資源の都会への流出であるが、これは地方に雇用の場が無い為であり、労働力の余裕が無いから現状維持が精一杯になり、都会との競争に負け、現状維持すら出来なくなるという事の繰り返しが発生した結果である。
最低賃金の実情を無視した引き上げは、疲弊している日本の企業活動、特に、中小企業にとって、とどめの一撃となるであろう。
雇用を増やす事も、賃金を引き上げる事も、条文を一本でっち上げれば実現するという問題ではない。むしろ、企業の活動を阻害し、現状維持が一番の得となる法制度を改廃して競争を活性化させることで、実現するべきである。
まじめに働いた人が生計を立てられないほど賃金が低いのは、労働力の需給バランスが狂っている為であり、教育や政治が間違っているという事である。
条文を一本でっち上げるだけで解決すると考えているような世間知らずが政治家ヅラしているという事を、選挙によって改めなければならない。
心が満たされていればそんなに気にならないが、疲れている時は本当に腹が立つ。
端の一つ隣に座っていた人が、端の席が空いた瞬間にケツをスライドさせる
ようにして端の席に移動する行為。
猛者は、例え端の席の前に人が立っていたとしても容赦なくスライドしてくる為、
立っている人は椅子取りゲームのようにすばやく座らなければならない。
放置してある雑誌を集めてリサイクルしているプロフェッショナルの方と、
降車駅で早く改札に行けるように事前に移動している人の二種類がいる。
どちらのタイプも、席の前に立っている人の背中とかカバンにぶつかりながら
移動することが多い為、大変うざい。
満員電車で、大体の人は顔と顔が近づかないように同じ方向を向いているのに
なぜか一人だけ逆方向を向く行為。その人の前に位置した人は至近距離で
その人と顔をつき合わせなければならない為、なんだかすごいつらい。
http://www.waseda-giari.jp/sysimg/imgs/20080125_report.pdf
24~27頁以降
「日本発子供のポルノの現状と課題」
早水 研(日本ユニセフ協会専務理事)
早水
皆さんこんばんは。ご紹介いただきました日本ユニセフ協会の早水でございます。今日は早稲
田大学のグローバル COEプログラムにですね、こういった形で「日本発の子どものポルノの現
状と課題」ということでプレゼンテーションさせていただく機会をいただきまして大変有難い
と思っています。と言いますのは、この問題は、国際的には大きな問題として注目されている
んですけれども、日本国内では子ども買春の問題は新聞、テレビでしょっちゅう取り上げられ
ますけれども、ポルノの問題についてはまだまだ十分知られてないのではないかなと思いまし
て、今日こういう機会でみなさまにお話できること非常に有難く思っています。それではプレ
ゼンテーションさせていただきます。
私共、日本ユニセフ協会とはですね、ユニセフは世界 191現場にあるわけですけれども。そ
れとは別にですね、先進 36 カ国に、今国内委員会という形で独立したそれぞれ NGO として活
動している組織があります。その役割はですね、皆様ご承知かと思いますけれども、ユニセフ
を支援するための募金活動、広報活動、それともう 1つ大きな柱が、こういった子どもの権利
を守るために必要なアドボカシー活動を行うというのがございます。日本ユニセフ協会は 1996
年、先程のお話しにもありましたけれども、スウェーデン、ストックホルムで行われました第
1 回「子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」以降ですね、この子どもの商業的性的搾
取、CSECと略称しますけれども、それに対する取り組みを中心に据えて、これまで取り組んで
きております。
日本発の子供ポルノということでございます。「子供ポルノ」という言葉を使わせて頂いて
いるのは、必ずしも「児童ポルノ」に限定したものではないという意味を含ませていただいて
いるからです。「児童ポルノ」というのは、法律の名称にもあります通り、実際の子どもを被
写体とする、被害者が実在するポルノのことでございます。「子供ポルノ」というのは、必ず
しも実在の子どもの存在が必須の条件として考えるだけじゃなくて、いわゆる漫画、コミック
の類、それからアニメーション、それから最近ではゲームソフト、こういったような形を使っ
てですね、実在しない子どもを描いたものが非常に多く出回っているということです。場合に
よっては、これが実在する子どもを被写体としたポルノ以上に社会に悪い影響を及ぼしている
という事態がある。そして、日本が世界に名だたる、冠たる、アニメの大変素晴らしい作品を
世界に送り出している国であるにも関わらず、そういったような技術が悪用されて、こういっ
たものに使われているということについて非常に大きな危惧を抱いているということです。そ
ういったことから、私どもの取り組みに含めているという主旨で、この「子供ポルノ」という
言葉を使わせて頂きます。
「子供ポルノ」は、実在の子どもが対象になっている場合、製作の現場でまさに虐待に遭っ
ているのです。そして、それがインターネット等を通じて消費される時、またそこで虐待が行
われている。そしてその後も、特にインターネット社会においてはですね、一度バーチャルな
世界に画像が出てしまいますと、ある意味で永遠にそこに残るわけですね。そういった形で、
繰り返し、繰り返し虐待を受けると。もう既に自殺者が出るくらい、被害に遭った子どもがい
るわけでございます。
これまで私どもの取り組みを含めてですね、日本においては「児童ポルノ」にフォーカスし
ますけれども、流れとしては、ここに書かれているような経緯の中で、除々にですけれども関
心を集めているということだと思います。最初のきっかけがスウェーデン、ストックホルムで
行われました第 1回世界会議です。この中で日本はですね、世界最大の「児童ポルノ」の発信
国の 1つという非難を受けたわけでございます。それを受けてですね、先程もちょっと出まし
たけれども、フォローアップ会議というものを働きかけて、日本で何回か行われました。それ
には今日ご参加の横田先生にもお越しいただいたこともあります。勉強会とか、国会議員の方
が超党派で勉強会を開いて頂いたりということで、除々に立法への働きかけが強まってきたわ
けであります。そのおかげで 1999年に、「児童買春児童ポルノに関わる行為等の処罰及び児童
の保護等に関する法律」という、いわゆる「児童買春児童ポルノ禁止法」というものが制定さ
れました。これは超党派の国会議員による議員立法という形で作られたものでございます。と
ころがこれができた直後から、当時既にサイバーポルノが急激に大きな問題となったのです。
私どもも官民をあげてですね、最初の法律ができて以降、直後からサイバーポルノの問題への
取り組みを開始させていただいております。
そして、そういった世界的な動きの中で、2000年に子ども買春、子供ポルノ、子供のトラフ
ィッキングも入っておりますけれども、それに関する子どもの権利条約の選択議定書が採択さ
れています。日本は 2005 年に批准しています。これはですね、日本はトラフィッキング関係
の法整備が不十分であったがために若干遅れましたけれども、2005年に批准を致しました。そ
ういった法律の整備ですとか取り組みが評価されてですね、スウェーデン政府から日本政府は
要請を受けて第 2回の横浜会議を主催するまでにその評価を高めたということでございます。
2004 年、1999 年に制定されました児童買春・児童ポルノ等禁止法、この中で特に罪刑の強
化それからサイバーポルノ関係についての規定の充実というようなことを含めて、改正が行わ
れました。具体的には特定少数に対する児童ポルノの提供ですとか、提供目的が明らかでなく
ても、いわゆる児童ポルノを製造すれば、それは処罰されますよと。それから電磁的記録いわ
ゆるコンピューター上の記録ですね。それを提供すること。それから提供目的で保管すること
を処罰するということで強化されています。児童ポルノの罰則については 3年 300万というも
のが、5年 500万という形で強化されています。
ただ、ここで不十分というのはですね、2 つ大きくありまして。1 つは単純所持。提供目的
ではない所持については何ら禁止規定がないということ。すなわち児童ポルノを製造した人か
らそれを買う、もしくはダウンロードするということ自体、児童ポルノの製造を助けるわけで
すけれども、買ったほうに対しては全く罰則がないということで、ある意味、商業的性的搾取
を促進するものについて片手落ちのような形に今なっているということ。
それからもう 1つが、先程皆さんに申し上げました、非常に大きな影響を及ぼしている漫画
ですとかコミックそれからゲームソフト等に関する規制は全くないという状況でございます。
ただ、児童買春・児童ポルノ禁止法が施行されて以来、ここに挙げてあります通り、非常に多
くの事件が摘発されて、検挙され、そして裁判にかけられているということでございます。全
ての検挙件数で見ますと、2005 年に 2000 件を超えてからですね、2006 年に史上最高の 2229
件という検挙件数をカウントしております。被害の児童数というのは、子ども買春を含めます
けれども、2000人弱、1500人から 1700人というレベルで推移していると。これだけ警察は非
常に力を入れて摘発しているということです。これに占める児童ポルノの検挙件数はですね、
これご覧いただくとよく分かりますように、2005 年、2006 年、新しい法律の改正があってか
ら非常に大きく増えています。470 件、616 件という形で児童ポルノの摘発件数が増えていま
す。その中で特にインターネットを利用したものが 1番下の段にございますけれども、2006年
では 251件を占めるということでございます。
実は、この次のスライドはみなさまのお手元に配布されたものの中には入っておりません。
非公式に提供していただいたものですから、公表は勘弁してくれと言われておりますので、画
面だけご覧いただきたいと思います。先ほど申しましたように、警察、検察含めまして非常に
児童ポルノの摘発に力を入れてくださっているのですが、結果的に判決がどうなっているかと
いうことまで中々フォローしづらいのですけれども。これご覧いただくと 1 番下の段が 2005
年の実績でございます。地方裁判所レベルでございますけれども。実は右側に執行猶予プラス
罰金刑のパーセントっていうのが書いてあります。97%が実刑を伴わない判決になっているん
ですね。無罪になるってことはあんまりないのです。ただ、判決で有罪と判決されても、執行
猶予もしくは罰金で終わってしまう。その日のうちに日常生活に復帰できるという扱いがほと
んどです。これでは社会に対して間違ったメッセージを送ることになりはしないかということ
が、私ども若干懸念しているところでございます。これは司法の問題でございますので、中々
私どもも働きかけるのが難しい世界でありますけれども、注意深くフォローすることによっ
て、こういった実態も分かってきましたので、これからさらにこういった方面まで働きかけを
強める必要があると思っております。
「児童ポルノ」の氾濫というものはですね、単純に製造者がいて被害者がいるという単純な
構造では中々理解しづらいんですけれども。出会い系サイトを使って会ってみて、顔写真を撮
って、これをばら撒くぞと。ばら撒かれたくなかったら、自分の携帯で自分の裸の写真を撮っ
て送れと言われて、そうせざるを得ない。送ったら、またそれを公表されてしまったというよ
うな形で、特に子どもさんの場合、最初の入り口で無防備な形で第三者と会ってしまうことか
ら泥沼にはまってしまうというようなケースが多々発生しています。
それから最近では、ここでは触れられませんけれども、私ども街でみつけたものを警察に持
ち込んで調べてもらったことがありますけれども、「児童ポルノ」と書いてあるにも関わらず、
実際には、本当に私も見ました。気持ち悪くなったぐらいのポルノ DVDですけれども、実際に
はそこに写っているのはみんな 18、9歳以上の、子どもではない、大人だということが警察の
調べでは明らかになったということでございました。その例をこれからちょっとご紹介しま
す。これらも差し障りがありますので配布資料には入れておりません。
これがですね、秋葉原の大通りに面した、みなさんよくご存知の家電量販店が運営している
ソフトの売り場ですね。誰でも買える状態で置かれているものでございます。右下は 5歳と書
いてあります。それからその上にありますのは児童ポルノというものを標榜しておるわけです
ね。こうしたものが平日、白昼堂々と売られていて、かつ買えるということでございます。こ
こに出ている左上は各国の、国籍様々の女子がポーズをとっているというような DVDでござい
ます。こうしたものは、先程申し上げました通り、法律で摘発できるかと言われればできない
ようなのですけれども。ただ、社会への害悪、特に子どもへの今後の影響等考えますと、やは
りこういったものはぜひ何らかの形で排除していく必要があるかなという風に思っています。
次はアニメの DVDですね。こちらのほうが、ある意味よりリアルなものも多くあります。表
現の自由といった観点からの反論の声もあろうかと思いますけれども、諸外国においてはです
ね、こういったものを持っていただけで、アメリカ、カナダのケースでは摘発されて、実際に
場合によっては 20 年の実刑判決とものも出ています。日本発のアニメもしくはコミックを持
っていたということで、一発有罪、実刑判決というのが実際に出ています。日本は全く野放し
で、そういったものが諸外国においても出回ってしまっているというのが現状でございます。
これは漫画でございますけれども、こちらは表通りから 1本入ったところにある、雑居ビル
の 2階まで上がっていかないと入れない本屋、書店なんですけれども、それでもここにいらっ
しゃる方誰でも入れます。そういったところで売られています。
現状はこういうことなのですけれども、これからの取り組みとしてどういうことがあるかと
いうことです。児童買春・児童ポルノ禁止法だけにとどまらず、各地で一定の努力がなされて
いることもみなさんご承知いただきたいと思います。1つは、2004年に新聞販売員の女児の誘
拐殺人事件というのが起きた奈良県。こちらではですね、13歳未満の子どもに付きまとう行為
ですとか子どもポルノなどの所持ということも禁止する条例が制定されました。実際にこれを
適用されて摘発された、いわゆる単純所持というケースもございます。奈良県条例は、最初の
きっかけとなった子どもの誘拐殺人事件の捜査のプロセスで、加害者が高校生の時に初めてロ
リコンのポルノアニメを見たと、それが忘れられないと供述したということもあってですね、
翌 2005年の7月には条例ができたということでございます。
茨城県警では、インターネット上の子どもポルノの販売サイトを自ら調べて、そこをクリッ
クしようとすると、ここにあるような警告文が出るというようなことをやっています。これは
お読みいただければ分かると思います。実際に削除はされていません。サイトそのものは。た
だ見に行くこと自体が犯罪を助長するのだとはっきりとうたって、利用しないようにと働きか
けています。これは極めて大事な取り組みだと私どもも評価しております。
それから、IT業界のほうで大きな取り組みがあります。去年の暮れから携帯電話のフィルタ
リングサービスというものが、いわゆるデフォルトで設定されるということになりました。特
に、未成年の新規契約者に対してですけれども。これは先ほども申しました出会い系サイトへ
の子どものアクセスというものを制約する、制限するというような意味で非常に重要なワンス
テップじゃないかと思います。
更に、民主党がインターネット上の違法有害サイトの削除をプロバイダーなどに義務付ける
法案。プロバイダーの責任でそういったものは載せないようにすることを義務づけるというこ
とを検討していらっしゃるという風に報道されております。
そして、これからの取り組みでございますけれども、やはり法律の上で不足していると思わ
れる部分をはっきりと規制して頂く。すなわち単純所持の件。それから下の方に書いてありま
す、今の児童ポルノの定義ではなくて、もっと幅の広いアニメそれからコミックそういったも
のを含む子どもポルノ全体に網をかける必要があるということでございます。このあたりの表
現とかについては、まだ検討中でございます。昨日も、ここに何人か参加して頂いていますが、
関係の方々と一緒の勉強会をさせて頂いて、更に内容を詰めているところでございます。これ
は特にですね、先程申し上げましたアメリカ、カナダのケースがありますけれども、各国ほと
んど規制されているにも関わらす、日本だけが抜けているというようなことで、諸外国からも、
こういった方面について何とかならないのかということを言われているという分野でござい
ます。それから、先程申し上げました携帯電話のフィルタリングだけでなくて、インターネッ
ト全般に関する業界をあげての取り組み、これをぜひ求めたいと思っています。
先程、甲斐田さんのほうからコードプロジェクトというお話がありました。これは旅行業界
で今、行われているものでございますけれども、私どもの方から日本旅行業界等に働きかけを
行っています。法律が整備されればそれだけでいいという訳ではなくて、官民をあげた取り組
みというものがこういった問題の解決には絶対に必要だということで、旅行業界自身が自分達
は子ども買春、子どもポルノに反対しますという立場を鮮明に出していただくということで
す。実際に、みなさまルック JTBとかですね、JALパックのパンフレットございますけれども、
裏表紙に小さいですけれども、そういったメッセージが刷り込まれています。多分、全てのパ
ンフレットに刷り込まれています。これは、そういった態度をまず表明していただき、それか
ら内部的な取り組みを行い、且つそれを報告して頂くという、1 つの行動規範というセットで
お願いしているものでございます。日本の日本発の旅行を扱う 90%が、それに賛同して頂いて
やっているということでございます。それと、最後が司法も含めてですね。こういった問題へ
の取り組みをもっと強化していただきたいというふうに考えています。
以上、早口で分かりづらかったかもしれませんけれども、日本発の子どもポルノの現状と課
題ということで報告させて頂きました。どうもご清聴ありがとうございました。
勝間
早水さん、ありがとうございました。最初にソマリーさんと甲斐田さんから子ども買春のこと
を中心にカンボジアの現状についてご報告いただいたのですが、早水さんのお話を伺ってです
ね、子ども買春の問題だけではなくて、子どもポルノという問題があると。また日本が製造基
地になっているという問題提起がございました。この性的搾取に関わるサービス、性的搾取に
関わるモノの問題なのですけれども、これらは両方お互いに関係しあっているというお話かと
思います。カンボジアの話から始まったのですけれども、実は私達の足許を見てみると、日本
の中にもずいぶんたくさんの問題があるということが教えていただけたかと思います。カンボ
ジアにおける人権の意識とかですね、法の執行という話があったのですけれども、日本におい
てもまだまだ課題があるということかと思います。
それでは 3人目の報告者として外務省人権人道課長の木村さんにですね「子どもの商業的性
的搾取に反対する世界会議~横浜からブラジルへ」と題してお話しいただきます。日本の政府
は横浜会議に非常に強く取り組んで、次の開催国を探すところも一生懸命されたということ
で、非常に強いコミットメントを持って活動されておりますので、そのことを伺いたいと思い
ます。よろしくお願いします。
「子供ポルノ」というのは、必ずしも実在の子どもの存在が必須の条件として考えるだけじゃなくて、いわゆる漫画、コミックの類、それからアニメーション、それから最近ではゲームソフト、こういったような形を使ってですね、実在しない子どもを描いたものが非常に多く出回っているということです。場合によっては、これが実在する子どもを被写体としたポルノ以上に社会に悪い影響を及ぼしているという事態がある。そして、日本が世界に名だたる、冠たる、アニメの大変素晴らしい作品を世界に送り出している国であるにも関わらず、そういったような技術が悪用されて、こういったものに使われているということについて非常に大きな危惧を抱いているということです。
結局の所、この太字部分を何とかせにゃならんのだろう。
しかし、なまじアジア諸国のリアルな児童売春・買春の実態を知っているが故に日本の二次元媒体の流布と結びつけずにはいられないという状況なんだろうな。
こっちのが正確です。写真付き。
ひろゆき&夏野コンビが語る「日本のITよ、自信を持て」 (1/6) - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/12/news098.html
INTEROP2009 基調講演 K-08 6/12 11:45-12:30
夏野 剛
特別招聘教授
西村 博之(ひろゆき)
約1000人 (椅子)
+立ち見で満員
11:45
謎のアップテンポの曲がかかりはじめる。
11:49
曲がトーンアウト
夏野、ひろゆきの順で紹介し、壇上へ。
二人
よろしくお願いします。
夏野
皆さんすごいですよ、この人(ひろゆき)がこの時間に起きていることは珍しい
ボクは見たことないですもん。
(苦笑)
夏野
ひろゆきって、セッションになると人気あるのに、普通にいると誰にも声かけられないよね。
さっきも列の後ろに 2 人で立ってたんですけど、誰も声かけてくれないし。
普通のこんな感じですから。
夏野
今朝は私、車で来たんですけど、駐車場から歩いてくると、
駅のほうから不審人物が、、、と思ったらひろゆきでした。
電車で来たんだね?
ええ、ああ、京葉線立ってきましたよ。
というか、この講演、立ってまで聞くものなの?(会場後ろを見渡して)
夏野
このセッションが満杯になるのは日本経済が危機なんじゃないかと思うんですよ。
こんな話聞いてる場合じゃないでしょ、って。不景気なんだから。
あ、っていうか、あの本※ってうれてんの?
(※最近ひろゆきが書いた「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」のこと)
まあ、多分そこそこ…。
しっかし、テーマ「インターネットの未来」って言われてもねえ…。
夏野
まあ、オレ達に与えられた話題ですね。
ボクこれ、10分前にみましたよ。
夏野
私は、3日前に聞きました。
まあ、インターネットで新しいことが起きている、と。
それに基づく未来というか。
そこで、トピックスを用意してきました。
(客席に向かって) あ、会社員ってどれくらいいますか?
夏野
ほぼ全員だろう!
学生とか、ニートとか、無職とかいるのかな、ってふと気になって。
(客席に向かって) そういう人いますか?
(ほぼ誰もいない、1人、2人ぐらい)
やっぱり、みんな会社員なんですね。
…あ、ここきて給料もらえる感じ!?
(会場爆笑)
夏野
いいよなあ。
あ、そういえば、オレらは講演料もらえるんですかね?(ステージ袖に向かって)
講演料の話何にも聞いてないですね。
夏野
一応、私は、今回の interop プログラム委員会の一員なんですが、
「この講演が夏野さんはメインです」って言われて、
まあ、夏野さん、お忙しいんですもんね。
そんなかでも、取締役が10個くらい!
夏野
いや、取締役は7つですね。
あ、今度8個目が出来ます。
夏野
まあ、今まで自分のフルネームのオフィスは理解出来なかったんですが、
やっと今回理解出来たんです。
お金が払いやすいのと、何をやってるか他の人にはっきりする、というか。
ひろゆきも持てば?
(会場笑)
夏野
さて、そろそろトピックスに。
夏野
「オバマさんはインターネットで大統領になった?」(スライドを読む)
支持母体が無いところから出てきて、支持母体がないところからニーズを掴んできましたね。
夏野
そういえば、ノムヒョン大統領は、インターネットで大統領になったって
言われてましたよね。
夏野
じさt…まあまあ。
インターネットを選挙に使うのが当たり前になってきてるっていうか。
夏野
それでも、みんなブログとかもってる。
あ、ちなみに二人でニコニコ動画ってサービスをやってるんです。
夏野
まあ、一応ね、さすがに知ってるでしょう!
スライド:オバマの選挙戦における双方向メディア利用状況グラフ
夏野
そういえば、twitter も使ったってね。
twitter ってわかんないひといます?
夏野
それじゃ答えづらいでしょ。
24時間内に使った人?
(6割ぐらい挙手)
リアルタイムにボクに直接届けてくれる、というのは twitter が初めてです。
twitter のようなリアルタイムなものはオバマさんが初めてなんじゃないですか。
夏野
リアルタイムなものは本人に近い人がやらないとばれちゃうね。
リアルタイムにネットを使いこなしたっていうのは、オバマさんが初めて、すごい。
やっぱり、親近感が違うんでしょう。
今までとは違う、本人を感じる感じ方というか。
夏野
あとでそれは話をします。
ちょっと名前の売れている政治家さんはニコ動で生放送をやってたりします。
まあ、分からなすぎてたのが良かったんじゃないですか。
「炎上」すら知らないでしょ。
多分、「オバマが使ったインターネット、あ、オレも使う」こんな感じなのでは?
炎上しないようにすることも出来るし、
自由な場合は、本人がきちんとコントロールをすべき。
好きなリアクションをさせるのは出来るでしょう。これは初めての現象。
夏野
まあ、炎上しても本人気付かないでしょ。
本人気付いてない、絶対。
夏野
若者はその場にいない。地元で何度握手しても高齢者だけだったり。
インターネットはそれを埋めたんですね。
ほら、最初はコメントとかにかなり怒ってたけど、今はコメント無いと寂しがっている元首相がいる。
元イットの人。
ああ、漢字一文字の。
夏野
漢字一文字、ですね。
夏野
生中継と言えば、例えば孫さんは新端末の発表会を必ず生中継して、
お客さんの様子を伺いながら発表会を進行しますけど、
ぼくの古巣は絶対やらないですね。ていうか、原稿ありますから。
孫さんは自信がありますよね。
実際に、お客さんのリアクションを上手くコントロール出来る人ですよ。
夏野
というか、原稿あると緊張します。
…いや、この話題はやめときましょう。
(苦笑)
続き
この記事は、
「自慰中の死亡」について
http://anond.hatelabo.jp/20090606092243
の補足記事です。
コメントを見て、うちの法医学は伝説的にひどかった(褒め言葉)のだなあと再認識。
では、補足説明。
id:rna いやいや、そこじゃなくてもう一本のほうのロープの使い方が気になるんだ。
id:nasunori ドアノブはなんとなーく分かるが、"押し入れに釘を打ちつけ、自ら宙吊りになりつつ(首も絞まりつつ)"ってのが全く想像できない…。
つhttp://plaza.img.jugem.jp/20090606_660602.jpg (グロ注意)
法医学の期末試験に「異常性行為による死亡の例を挙げよ」という問があったので、
上の写真みたいな図を一生懸命描いたのをおぼえている。...ふう。
自らそれを試し、ガムテープで顔をぐるぐる巻きにしてダッシュして
窒息死した事例
これは彼の講義でも出色の内容だった。本文にも書いたが、彼の講義はすべて現場の写真つき。
まず、講義スライドは、顔をガムテープでぐるぐる巻きにされた若い男性が
道端に倒れて死んでいるところからはじまる。当初は殺人の線で捜査されていたのが
自室で妙なマシーンが見つかり、本棚にはジョジョの単行本、そしてガムテープの切れ端が
彼を死に至らしめたものと一致した。本人の指紋も検出。
これがサスペンスタッチのスライドショーで流れるのだから、いかにも不謹慎だ。
いきなりトラックに自ら突っ込んで死亡した事例が2例あったそうで、
法医学会では「jojoの奇妙な冒険」は危険という話が(半分冗談で)
あってるんですよ~と教授は言っていた。
id:anigoka 鹿肉うんぬんは聞いたことないなぁ そもそも他人の家の鍋でも抵抗あるのに人ンちの風呂いっぱいのわけわからんスープ飲んじゃったりするかなぁ??
id:Meat_eating_orchid いや、首吊りオナニーはホントだけど、さりげなく都市伝説混ぜるな。なんで人ん家の風呂の中の正体不明の有機物に口つけるんだよ。
id:memoclip 風呂の中で煮込まれた云々は本当にあるのか。。?
id:atcgouch 鹿の肉と間違えられてどうなったの・・・
書ける範囲で書きます。
東北の寒村。鹿撃ちが盛ん。村祭り近し。毎年村祭りには鹿料理登場。
村祭りの役員が訪問→干上がった風呂でグズグズのものを発見→鹿と誤認
→飼い犬にあげた(本人は食べてないと主張)→死体遺棄罪で捜査→教授登場
鹿を煮るか?とか疑問はもっとも。うろ覚えだけど、鹿だったのはまちがいない。
(6/6 21:05追記) 要望がありましたので、補足記事を書きました。jojoと鹿。
http://anond.hatelabo.jp/20090606210553
http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2608961/4231903
えーっみたいな反応が多いが(当然か)、自慰中の首吊り死亡って実はかなりありふれているらしい。
自分が医学部の学生だったとき、法医学の教授の専門が「異常性行為中の急死例」だった。
緊縛プレイ撮影中に死亡したAV女優は自然死なのか監督による過失致死なのかとか、
PTA会長のおばさんと不倫中に腹上死した教頭の死因は心不全かガス漏れのCO中毒かとか、
そういうのを解明する専門家。かなりインパクトのある講義だった(すべてスライド付き)。
(余談だが、医学部の学生の受けはそこそこだったが、法学部の学生が授業見学に来たときは
不謹慎な内容だと怒り出す人がいた。この「正義感」の違いは興味ぶかいと思った。)
教授の講義でもっとも興味ぶかく、そして就職後もっとも役に立たなかった事例が、
まさに自慰行為中の急死、特に自絞行為をともなう死亡例だった。
その死亡例たるや実に多彩であり、ドアノブにタオルを引っかけて、、という基本編から
押し入れに釘を打ちつけ、自ら宙吊りになりつつ(首も絞まりつつ)オナって事故死という
アドバンストモードまでいろんなスライドが出てきた(それだけ事例が多いのだろう)。
1990年代後半、あるロックグループのメンバーがドアノブにタオルをかけて急死した事件でも
教授は後に事故死と公表される以前から「あれは自慰行為中の死亡です。99%間違いない!」と
きわどく断言していた。(公式発表は別の理由になっているので。念のため。)
ほかにも彼の講義では、ジョジョのファンだった○北大学の大学院生が
自らそれを試し、ガムテープで顔をぐるぐる巻きにしてダッシュして
窒息死した事例とか(1秒間に10回呼吸しろッだったっけ?)、
入浴中に死亡した人がそのまま3日間煮られてスープになってしまい、
隣人に「鹿の肉」とまちがえられて××られた話とか
いろいろあったが本題ではないので措く。
とりあえず、自慰行為中の急死は結構ありふれているっぽいですということで。
これ読んで真似しようとか思わないでね。このプレイは致命率が高そうなので。
第一発見者になることが多い家族が、本人の名誉のために現場を「荒らす」し
この場を借りてお礼:
前に書いた、
高収入と平等の罠
http://anond.hatelabo.jp/20090520020718
では、たくさんのぶくまとコメントをいただきありがとうございました。
みなさんの意見を参考にして、現状ではあたらしい解決策を試し中です。
メラネシアのクラ交換もヒントにしました。続きを書いたときにはまたお願いします。
1999年4月1日の改正により、募集・採用、配置・昇進、教育訓練、福利厚生、定年・退職・解雇において、男女差をつけることが禁止された。制定当初、募集・採用、配置・昇進については努力目標とするにとどまっていたが、この改正で禁止規定とした。
10年前に恐ろしい法律が施行された。良い悪いを別にして、明らかに日本の文化、風習とはズレている法律だ。
これによって、今までは日本の風習の恩恵に与ってきた、ちょっと良い程度の学歴を持つもの、良い大学の中の落ちこぼれ組などが、女性に負けてしまい、企業からはじき出されてしまっている。男だからという事で、それなりに対面を保っていられた層が崩壊してしまっている。男の中で勝負していれば済んだものが、男と同じ数だけいる女と勝負しなければならない。
女性さえいなければ、就職できる層がかなりの数になる。企業の就職枠は当然限られているから、10年前は入社できるレベルの男性が、女性がいる為に入社できないという現象が当然起きる。バブル崩壊などが昔あったが、就職難というのは男女雇用機会均等法の施行(1999年改正)によっても起きているのだ。もちろん、現代でもだ。
一方、世の中の文化、風習はというと、近頃は少なくなったものの、男性優位、女は男を立てるものという事になっている。就職という大きなイベントが男女平等である事が法で明記されているにも関わらず、世間様は、「男性優位、女は男を立てるもの」という事になっているので、男にとってみれば、日本の文化、風習に合致して生活していく事に対してのハードルが高くなっている。世の中は男女平等で動いているのに、男は常に優位で強くある事が求められる。毎晩、毎晩、増田の断末魔がそこらかしこで見られる。
学歴うんぬんは抜きにしても同じこと。力仕事の分野ではさすがに男にアドバンテージがあるものの、もはや女性がいない職場など無い。男が、男というだけで生きていける場所が年々少なくなっている。これから益々進行していくだろう。
男ばかりが不幸になる訳ではない。女性の専業主婦幻想は強い。家族、親戚、友人、どこを見ても専業主婦だらけだ。女は、結婚して子供産んでナンボという感覚は現代でも根強い。アタマで勝負できない女性は、いつかは専業主婦になるという目標で生きていく。日本の文化、風習も後押しをする。ところが、その感覚は昔は良かったかもしれないが、今は全くダメなのだ。男がカミさんを楽に養える状態ではないのだ。男女平等の世の中で、男が優遇されていないから、頼れる男はずっと少ないのだ。
よって、アタマで勝負できない女性、ルックスで勝負できない女性は余ってしまうのだ。男に余力がある時代なら、助かる女性も多かった。しかし、男が強くない時代に、男に養ってもらおうなどと考えるのは無理だ。
この10年で男の価値は半減した。男というだけでのメリットは無くなったのだ。と同時に稼げない女の価値も半減した。
全体的にスライドしただけなのであるが、今までブラック企業で働かずに済んだ男はブラック企業で働かざるを得なくなった層も多い。これも増田でよく見られる。
以前なら、弱者でいられた女性達。しかし、制度上は弱者では無い。
地獄はこれからだ。
とはいえ、すでに現象は現れている。数字も出ている。女性の早婚化である。又、アタマでもルックスでもない、カラダで勝負する女性も増えているとか。