2023-05-22

キモオタ不細工を脱するために努力したら別の悩みが発生した

俺は涼宮ハルヒの憂鬱きっかけでオタクコンテンツ世界に足を踏み入れた、歴としたキモオタだ。

ハルヒからオタクになったやつはにわか」という風潮の中で生きてきたか自分は一生にわかオタクだと思っていたが、どうやらそんなことはないらしい。

アニオタであることに加え、当然不細工な面を携えて生きてきたわけだが、いつのからかそんな状態を脱しようという努力をするようになった。

なぜそんな努力を始めたのかは自分でもわからない。依然としてオタクコンテンツが大好きなままだったし、もともとアニメゲーム(コンシューマゲームゲーセン音ゲーカードゲームにと色々やっていた)などに浸り続けてとても楽しく生活していた。オタクコンテンツを楽しみ続ける生活が嫌になったとかそんな気持ち微塵もなかった。

何か決定的なきっかけがあってそんな努力をし始めたわけではないと思うが、何はともあれキモオタ不細工男という立場から抜け出そうと試みたわけだ。

3,4年の試行錯誤の末、主にコミュニケーションの取り方と見た目の雰囲気を「まあ悪くない」程度にまで持っていくことができた。これは本当にめでたいことだ。

その甲斐あって、女性と仲良くなることもできた。

本当にありがたい。俺はとても運が良かったのだろう。

そうした努力のおかげか、俺には大学時代から仲がいい女友達がいる。

俺の見た目などが改善し始めたあたりからの付き合いで、こいつはなぜか俺のことをとても気に入っている。

(以下、この女のことは"ハルヒ"と称することにする。この呼称に他意は無い。本当にただ俺が涼宮ハルヒの憂鬱が好きだからそのキャラから取っただけだ)

ハルヒはちょくちょく俺に絡んできた。

大学時代はひたすらに二人でジェンガをして遊んだものだ。

今でもLINEのやりとりは続いているしたまに一緒に飯も食いにいく。

何があったわけでもないのに焼肉を奢ってもらったこともあるし、この前は爬虫類展に行きたいというからついて行ったら入場料を出してくれた。金払いのいい女だ。

この女、大学卒業してからやたらと俺に求婚をしてくるようになった。

付き合ってほしいと言われたことはない。

LINEで、

「ねえいつ結婚するの〜〜」

「住むならどのあたりがいいかね〜〜」

(「しゅきしゅきしゅき」とピンクうさぎが喋っているスタンプ)

みたいなメッセージたちがたまに送られてくる。

大学卒業後、半年くらいメッセージほとんど返さなくなったくせに急にこの調子だ。どういうことなんだ。

ハルヒ漫画が好きで俺と趣味がかなり合う。俺も一緒にいてまあ楽だしそこそこ楽しい

養ってくれ〜と言ったら「いいよー」と返されたこともある。

そのことをきちんと覚えているらしく、ハルヒ仕事が辛いという話をしてきたから「やめれば?」と適当に言ったところ、

「辞めたらあなたを養えないじゃん」

と言われた。

俺を養ってくれる女なんてこの先出会えるのだろうか。

養ってくれるのなら結婚することもやぶさかではない。というか将来のことなどを考えるとこの良物件を逃したくはない。

しかしここからが俺の目下の悩みだ。

きっととても贅沢な悩みだと思うし、「なんだよ自慢かよ」と感じる増田いるかもしれない。

ここまで読んだだけでも、「くそが…」という気持ちになった増田もいるだろう。

もちろん取り留めのない感想を述べてもらっても全く構わないが、できたら解決策や対処法を一緒に考え、提言してもらえると嬉しい。

大学卒業した後、ハルヒからなぜかメッセージがあまり返ってこなくなった時期があった。

それまでは即レスで返ってきていたのに、俺が何かLINEメッセージを送っても7割は既読無視。たまにかなり遅れて返信が来るといった感じだった。

その期間に俺は──






彼女が出来ていた。

キモオタ不細工を脱した俺は、2つ年下の女を引っ掛けて彼女にしていた。まあこれも運が良かっただけだ。

俺の悩みというのは、ひとことで言えば結婚だ。

今の彼女は俺には勿体無いくらいいい子で、とてもいい彼女だ。それは間違いない。

(以下、彼女のことは"長門"と称する。他意はない)

長門家事なども全てこなせて、気が利いて、何より俺のことを好きだと言ってくれる。俺も長門のことは本当に可愛いと思っているし、好きであることは否定のしようがない。

俺は長門と一緒にいることで、癒しとか安心かいった気分になっている。

しかし、しかしだ。

癒しとか安心を感じることができているのは良いのだが、それはそれとして、面倒だと感じることも多々ある。

これがよく聞く「彼氏、付き合い初めはすっごい優しくて色々お出かけとかしてくれたのに段々そういうこともしてくれなくなってきたんだよね…」というやつだろうか。なるほど。

彼女と一緒にいるのは確かに安心するし癒されもする。

しかしわざわざ金を出しておしゃれで高価な飯屋に行ったり、わざわざ休みを使って人の多いデートスポットに行ったりといったことをするのは、端的に言えば面倒なのだ

体力や手間や金などのコストをかけて、わざわざそんなところへ出かけたくないというのが本音だ。

というか、俺は普通に休みの日は一人でオタクコンテンツに浸っていたい。俺はキモいアニオタからな。

それでもたまーに出掛けたりご飯を食べたりしているが、面倒だし割に合わないと感じている。

それに、長門に対して安心癒しや安らぎを感じはするけれども、別に楽しくはないのだ。

友達と一緒に遊んだオタクコンテンツを楽しんでいる時のような、面白さとか楽しさとかそういったものは一切感じていない。

ただ癒されているだけだ。楽しくはない。

長門とは趣味が合うわけでもないしな。

俺は長門のことをハルヒに言っていない。

自分でもわからないが、彼女ができたと報告することで、結婚して養ってもらう話が反故にされてしまうのではないか危惧たからかもしれない。

もうここに関して、完全に俺が悪いことは否定できない。間違いなく俺が悪い。俺がここでそんな不誠実な態度をとったからいま悩んでいるのかもしれない。俺が悪いです。、

つまるところ長門彼女としてはめちゃめちゃいいのだが、結婚相手としてハルヒ長門どちらが適しているかと考えた時に、ハルヒに軍配が上がる、という話だ。

長門にそれとなく結婚のことを聞いたことがある。俺と結婚できるのかどうかを。

「する!」

と元気よく即答されてしまった。

「できる」ではなく「する」ときたもんだ。

付き合った後に俺がどれほどダメなところを見せても、長門から俺への愛は変わらなかった。

きっと本気で結婚もするつもりなのだろう。俺と。

しか長門現在正社員雇用を狙ってアパレル店で働いているフリーターなのだ

俺は結婚した時に自分相手生活、二人分の責任は持てないと感じているし、収入不安定長門ではそうした生活面や金銭面に不安がかなり残る。転職先を探してるとか言ってたし。お前新卒入社した仕事半年経たずに辞めたばっかりじゃん…それで今の店で働き始めたのにお前…

俺は長門のことが好きだが、結婚相手としてはハルヒには勝てない、というのが正直なところだ。

結婚するならハルヒなのだ

だったら、長門を今俺に付き合わせているのは良くないのではないか

さっさと別れて、ハルヒ結婚したほうが全員のためなのではないか最近ハルヒから結婚の圧が強いし。

そんなありきたりなことで俺は悩んでいるのだ。

もちろん長門ハルヒのことを知らない。

俺はどちらも不幸にさせたくないのだ。

俺が悪いのに欲張りすぎることを言っているとは思うが。

長門と別れてハルヒ結婚するのなら、長門にショックを与えたくない。悲しませたくない。

なんかやむに止まれぬ何かの事情で、お互いに好きだけど仕方なく別れることになったとかそんな感じのエモいあれになれたら一番いい。

もちろんそんな事情はないか捏造することになるが。

捏造とかそんな不誠実な俺が一番悪いのはその通りです。

まとめると

長門のことは好きだけど結婚するならハルヒ

長門にショックを与えたくない

・どうしたら円満ハルヒ結婚できるか?

ということだ。

円満長門と別れてハルヒ結婚する方法、もしくはそれ以外の更なる解決法や対処法があったら教えてほしい。

長門がめちゃめちゃ金持ちだったら長門結婚して終わりなんだけどな。

結局金ってことか。

長文でこんなこと書いてすまない。

推敲もしていないし、途中で「これ長すぎるな…」と思って雑に早足で書いてしまった。

読んでくれた増田ありがとう

今更追記してもしょうがないだろうが追記

キモオタ故にリアルな目の前の女の裸で興奮することが出来ずに未だ童貞

長門が俺のことを好きだと言ってくれたりすると本当に嬉しいし長門のことが好きだって気持ちになるしすごく愛しい気持ちになる。長門悪口のようなことばかり書いてしまたかもしれないが俺は本当に長門が好きなんだ

ハルヒのことは恋愛的にはまったく好きではない。少し変な友達、という感じ。

長門に「俺、そもそも人生結婚したいかどうかも自分でわかってないんだよね。このまま付き合ってても結婚できないかもしれないよ?」とは言ってある。それでもいいと言われた。

  • そんな妄想でした!

  • 円満にと希望してる時点で増田の不誠実さが透けて見える。 ことここまで来たら円満なんて考えずに長門を振れよ。早ければ早いほどいいぞ。 あと、ハルヒが仮に増田を養う力がないと...

  • 二兎を追う者は一兎をも得ず  👦なんでなんや!  🐇ネー🐇ダヨネー

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