「大工の源さん」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 大工の源さんとは

2011-07-15

勝手萌えパチンコパチスロの事を俺視点で書く/ツッコミその他コメにて補強ください

ざっと見る萌えパチンコ萌えパチスロ歴史

メーカー名は当時のものと、現在ものが入り混じって表記されています。ご了承ください。)



■92~94年 黎明期

パチンコパチスロ共に】

それまで、液晶を搭載した台はなかったので、登場するとしても、

 パチンコの盤面に描かれる

 スロットの台パネルに描かれる 例:「バニーガール(オリンピア/1988)」※1

 パチンコの役モノとして、動きがある部分に小物として取り入れられる 例:「ニューモンロー(西陣)」 ※2 「ビンビンバラエティ(西陣)」※3

程度でしかなかった。

もちろん、これらで登場した場合でも、実写調であったり劇画調であったりするのが普通だった。

萌え市場というものは、80年代にソコソコ形成されていたことを考えると、パチンコパチスロ萌えの取り入れはやや遅かったのかもしれない。


1991年、初カラー液晶搭載パチンコ麻雀物語」(平和)※4 が登場。

この初カラー液晶において、大当たり直後に女性の1枚絵が出てくるが、この時の女性タッチが、既にアニメ調であった。


そして、この「麻雀物語」の大ヒットを受けて、パチンコメーカー各社は、一気にカラー液晶搭載に突き進む事になる。

しかし、データ保持領域が大量にある訳でもない当時においては、荒い画素数で数カット女性が登場する程度のものばかりであった。

そんな中でも、大手メーカーは、それなりに「頑張った」萌えモチーフを投入してきている。


平和が、初出の麻雀物語以降、「プリンセス物語平和)/1993」※5 「弾丸物語平和)/199?」※6 等、「物語シリーズ」として、この手の台を出し続けた中、

これに対抗し、爆発的ヒットを飛ばしたのが、「フィーバーパワフル(三共)/1992」※7 となる。

今でも三共マスコットキャラクタとして、ここの出す台のあちこちに顔を出したり、主役となったりしている「夢夢ちゃん」の最初の作品。

そしてもう1つ特筆すべきは、この台の姉妹機として、「フィーバーガールズ(三共)/1993」があること。

パワフルに比べて台数は出なかったが、

 「版権と組み合わせた」「オタクを直接ターゲットとした」「萌え女性そのものを完全と主役としていた」「物語性を持たせた」

という意味で、「萌えパチ」として挙げられるべき、初めての台は、この台が一番相応しいかもしれない。

おたく星座FC用)」の版権を使い、キャラクターデザイン江口寿史…という辺り、実に80年代溢れるテイストタマラナイ台。

(またこの声優陣が、千葉麗子とか高田由美とか井上喜久子とかね…)



参考サイトリンク

※1■「バニーガール(オリンピア)/1988」

http://ameblo.jp/hi-up-turbo/entry-10006810607.html

※2■「ニューモンロー(西陣)/1991」

http://ameblo.jp/hi-up/entry-10005413668.html

※3■「ビンビンバラエティ(西陣)/1991」

http://blogs.yahoo.co.jp/newmitsuborn2008/13239836.html

※4■「麻雀物語」(平和)/1991」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E9%9B%80%E7%89%A9%E8%AA%9E

※5■「プリンセス物語平和)/1993」

http://retropachi.blog18.fc2.com/blog-entry-55.html

※6■「弾丸物語平和)/199?」

http://ameblo.jp/hi-up/entry-10044450859.html

※7■「フィーバーパワフル(三共)/1992」

http://ameblo.jp/hi-up/entry-10005687824.html

※8■「フィーバーガールズ(三共)/1993」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA

http://www.geocities.jp/pachinko_palor_teruteru_777/newpage31.html



パチスロ

この頃はまだ動き無し。




■95~99年 普及期

パチンコ

連続大当たり規制カード化、台の設置許認可ルールの変更など、業界として大きな事件が続いた。

そんな中で、液晶搭載機が普通となり、データ量も格段に増えていく中で、萌えモチーフの台も、それなりに受け入れられていった。

いわゆる「萌え」が、たった3年程度で、あっという間にパチンコ侵食していったのは、かなり面白い事と思う。


ダンスダンス2(大一)/1995」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B9

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6455634


ミルキーバー(ニューギン)/1995」

http://ameblo.jp/hi-up/entry-10110632872.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4852532



96年には、(版権としてはちょっとしょぼいが)既にゲームメーカーとの開発連携は始まっていた。

当時爆発的に導入された「CR大工の源さん三洋)/1996」も、アイレムとの連携版権モノである。(打ってる人は全く知らなかっただろうけどw)

http://ja.wikipedia.org/wiki/CR%E5%A4%A7%E5%B7%A5%E3%81%AE%E6%BA%90%E3%81%95%E3%82%93

http://www.youtube.com/watch?v=WFOU4Cp4OKg


しかし、今のように「まず版権を取って、その版権の人気にあやかる」という動きが出てくるまでには、もう少し先にすすまないといけない。


※個人的にはこの辺りも結構衝撃だった。

絵的に十分なレベルに達したと、初めて思わされた台

CR乙姫(メーシー)/1998」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9814525

及び、バカだなと笑いつつ、「絵柄が揃うだけ」から1歩踏み出した(踏み出しすぎた?w)台

CRラブラブカップル(メーシー)/1999」

http://ameblo.jp/hi-up/entry-10009539191.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6300433



パチスロ

なぜか、パチンコへのカラー液晶搭載とは背を向けたかのごとく、2000年まで、パチスロ台へのカラー液晶搭載は無い。

但し、萌えモチーフは欲しかったようで、パネルモチーフとしての進出は、少しずつ始まっていた。


温泉天国テクノコーシン)/1999」

http://777.nifty.com/cs/kuchikomi/777_777/freeList/n3_1/n3_2/aid_onsentengoku/1.htm

(この後しばらく、テクノコーシンは、この女性キャラクタを用いて台をリリースし続ける)




■00年~ 氾濫期

パチンコ

既にこの頃には、「液晶は当然として、どのような絵を使うか」という面で、コンテンツ不足が目立ち始めてきた。

完全オリジナルな路線に走るケースよりも、有名人アニメゲームなどの版権を持ってきた方が楽で、客が付きやすいという流れも出来つつある。

但し、オリジナルキャラで一発当てて…という夢は捨てがたいらしく、今でも各メーカーは様々な手法を試しているというのが実情かもしれない。


パチンコオリジナル版権で、オタクファンがそれなりに付いた台として幾つか。

※完全に趣味の為、偏りがあるのはご容赦を。


CR プリティバンド平和)/2004」

CR薔薇ローズテイル)物語豊丸)/2006

CR 超絶合体SRD(サンセイR&D)/2007」

CR 戦国乙女平和)/2008」

CR 上にまいりま~す(エース電研)/2009」

CR 新お天気スタジオ平和)/2009」

CR 南国育ち(平和)/2010」



パチスロ

2000年に、初のカラー液晶搭載機「ゲゲゲの鬼太郎サミー)/2000」が登場以降、萌えの侵略が一気に進むか…と思われた。

しかし、実際にあからさまにそれをターゲットとした台は、「賞金首(NET)/2003」まで見当らない。

NETテクモ提携して、オリジナルキャラ液晶演出を作り上げて、何作かリリースしている台は、どれも「あざとい」といわれつつも、オタク層を掴んだのだけは間違いない。

「賞金首(NET)/2003」

SuperBlackJackNET)/2003」※Rio初登場

十字架NET)/2004」


以降、NETは全面的にオタク層をターゲットとし、オリジナル版権確立に突き進んでいる。


また、2004年パチスロの性能許認可の方針が変わり、ギャンブル性を抑えられた台しかリリースできなくなった事をきっかけに、他のメーカーからも、新規顧客層を狙ってか、萌えを用いた台のリリースが出てくる。

はいえ、パチンコ同様、オリジナル版権で戦っているのは一部であり、アニメゲームで既に知名度のある版権を引っ張って作り上げるケースが殆どである


パチスロオリジナル版権で、オタクファンがそれなりに付いた台として幾つか。

※完全に趣味の為、偏りがあるのはご容赦を。


「超お父さん(SNKプレイモア)/2006

快盗天使ツインエンジェル(トリビー)/2006

モエるまりんバトるユニバーサル)/2006

スカイラブSNKプレイモア)/2007」

「がんばれ満月姫!(トリビー)/2009」



■特記事項として--フィールズという会社について

フィールズ株式会社

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA_%28%E4%BC%81%E6%A5%AD%29


パチンコパチスロに関して、既存版権アニメゲーム漫画芸能人等)を片っ端から抑え、メーカーへ販売。

また、メーカーが作った台の、店への卸販売など。


この会社が各種版権を抑えに出る前に取得した、幾つかの版権は、繰り返しリニューアルされてリリースされたり。特定の版権の噂が出たり出なかったり。ドマイナー版権しか勝負してこない小さなメーカーが有ったり。

今や、パチンコパチスロにおいて、台を売るセールスポイントとなった版権について、ここの会社抜きにして語れない事が非常に多い。

詳しくはWikipediaの詳細を見て欲しい。版権を抑えるという事の重要性がよーく判る沿革だとお分かりだろう。

2009-08-15

パチ業界アニメゲームタイアップする理由をつらつらと

タイアップ「する」理由、なんてアクティブな理由ではないけれども。



版権を買う側(メーカー/店)の理由

1)オリジナルキャラでの制作コストが掛る

最近のパチ/スロは、演出を強化しないと売れない(と、思いこまれてる)。

自然と、莫大な演出量が必要となるわけで。200時間やそこら打ったとしても、全く同じ演出で当たることなんか無い位。あとプレミア的演出も1つや2つじゃ済まない。

オリジナルキャラだけでそれを実現しようとしたときに、どれだけネタが必要になるか、想像しただけで大変なこと。

元々ネタ映像コンテンツが有れば、それなりにネタも出来れば、流用も出来る。

スロオリジナルである、ツインエンジェル2(スロ)が、どれだけ手間暇かけて演出を作ったことか。

版権料なんて安いものです。特にマイナーであればあるほど。

2)成功者が居る

言うまでもなく、「エヴァンゲリオン」。パチ及びスロだけで、あのコンテンツだけでもう6年近く食ってる。パチは5世代、スロは3世代。

エヴァパチンコパチスロ演出を作る制作会社脱税で捕まった位、あのシリーズは安定して儲ける事が出来た。

3)客を引き寄せる手法が見当たらない

今のパチ業界は、法律によって、以前のような高いギャンブル性をもった台をリリース出来ず、コンテンツによって客を惹くしかない(と、思いこまれてる)

4)客の引きが早い

コンテンツ系は、知名度が高いものであれば、一瞬大量に客が付いて、その後飽きられるのも早い。

北斗の拳」辺りのスマッシュヒットが一番良い例かも。

こういう台がリリース出来ると、「大量に売れて、早々に撤去してもらえる(結果としてメーカーは一番売上があがる)」事になる。

客として、店として、タマったものではないが、メーカーにとっては…ね。



ただ、演出はコンテンツそのもの出来ではなく、結局客は「(演出を含めて)楽しいかどうか」「勝てたかどうか」で打つかを判断するわけで。

コンテンツの持つ力はそれほどない、マイナー版権GARO)は、台の持つギャンブル性の高さでお客が付いた。

アニメ系ではないが、同じ版権であるはずの「ピンクレディー」は、初代と2代目を比較すれば間違いなく2代目の方がコンテンツとしての力を持っていたが、バランスや台の性能の為に、2代目は早々に消えてしまった。(客が付かなかった)

ドットだけの台が微妙に復権していたりもする。やっぱり作り手が勘違いしているよなぁ…と思わざるを得ない。



版権を売る側(コンテンツ制作側)の理由

1)その版権の知名度が上がる

パチ化されるだけで、そのコンテンツの知名度は上がる。漫画であれば愛蔵版やまとめ版が売れ、アニメであればDVDが売れるorレンタルが回転する。

花の慶次」なんか良い例かも。

ここでもエヴァは最大の成功を収めていて、結果としてエヴァブームを再点火させることができた。

2)コンテンツ制作時に、有る程度の予想売り上げが立つ

「絶対衝激」辺りは、プロジェクトの成立時点から、スロ化によるコンテンツの知名度Up及び売上が計算されていた。

そりゃ、最初から資金が有る程度見込めると分かっていれば、コンテンツ作成時に多少楽になる。

そうでなくても、最初に「パチ化による版権売上」が予想出来れば、制作側も色々手を尽くすことが可能だろう。





結果として、世の中のパチ屋には、版権が溢れまくる。

ドーベルマン刑事」を見かけた時には、腰を抜かした(苦笑)こんな版権すら引っ張ってくるのかと。

タイアップ黎明期ですら、「コットン」(ゲームシューティング)や「ぐっすんおよよ大工の源さん)」(ゲームアクションパズル)といった、マイナー版権が溢れていた事を考えれば、まぁ、理由が複数大量にあるからこそ、数も増えるということがお分かりいただけるかと。



※ちなみに、パチオリジナルコンテンツで成功した例。

海物語」「吉宗」「ドンちゃん」…いやぁ、パチに全く関わらない人たちが知るコンテンツ、殆どありませんね。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん