はてなキーワード: 雪の女王とは
エルサは子供の頃から触れるものを氷にしてしまう能力を持ち、そのせいで妹アナを傷つけてしまい、その能力を誰にも知られることのないようひっそりと暮らしていた。
成人し女王となったエルサはちょっとしたきっかけでアナと言い争い力を発動させてしまい、自分の制御できない力を恐れたエルサは山奥に引きこもってしまう。
はい、このストーリーを聞けば何をオマージュしているかわかりますね。
そうです、この「アナと雪の女王」はディズニーが作った「幻魔大戦」なのです。
「幻魔大戦」の主人公東丈は超絶サイキックとして目覚めますが、力を制御できない不安定さを自覚し、“高校生教祖”として有名になっても超能力を人に見せることはありません。
エルサが引きこもった山奥は東丈が祈りをささげた奥吉野の大台ケ原そのままです。
そこに現れてエルサを説得しようとするアナは、側近の井沢郁江そのものです。
また雪の女王といえば「新・幻魔大戦」の香川千波が思い起こされますね。
このようにそこかしこに幻魔大戦へのオマージュがしこまれており、日本のファンを楽しませてくれます。
ただ残念なのは東丈の精神的支柱であった姉三千子に匹敵する存在が「アナと雪の女王」にはいなかったことです。それにより物語が平板なものとなってしまったことは否めない。
ネタバレありありだよー。とにかくシナリオが悪いしなんつーか着地点が気持ち悪いんだよね。
もちろん脚本上の要請から来るところもあると思うんだけど、それにしたってその脚本があんまりだと思うわけ。
純粋な憎しみに燃え上がって人を凍らせて殺した→封印とかならまだ分かる話なんだが、エルサのミスは本人の言うとおり完全なる事故、射撃の命中率的な意味でコントロールに問題があるのであって解決策は明らかに日常的にぶっ放す練習をさせて精度を上げていくのが正解だったのに封じ込め一択とかマジキチ。
どこでどうなったらそんな判断になるんだ政治家向いてないぞ。
実際エルサは完全に萎縮してるし、そのビビリが却って力を増幅させているのは明らかだ。
1年2年ならともかく18になるまでその調子で育てたとか子どもの様子も見てなかったのか。お前ら本当に親か。今流行りの毒親か。
住めよ。せっかく建てたんだから。住み続けろよ。
王国が氷漬け?知った事か。「知った事か」と歌い上げて建てた城じゃねえか。なめてんのか?
本家雪の女王見習えよコノヤロウ。たまにお出かけするけど普通にあそこに住んでるぞ。城主以外は召使いすらいないんだぞ。手違いでついてきちゃったショタを軟禁してるだけだぞ。
唐突すぎるし意味がわからん。呪いだったらまだ「愛はすべてに勝つ!」的な感じで理屈がつかないでもなかったが「生まれつき」なんだろ?
何?自分の能力を愛してなかったから暴走してたとかそういうアダルトチルドレンこじらせた感じだったの?でもそんな描写なかったんじゃね?
これが一番きもちわるい。
これ何の物語だかわかってんのか?
社会とかコミュニティには受け入れられない力を持った人間が、そこから叩き出されて孤独を受け入れると同時に、自由と自分自身のアイデンティティを全力発揮する楽しみを謳歌する物語だろうが。
少なくとも目玉シーンまではそういう話だっただろ。
何が「みんなで歌おう」だアホか。その「みんな」がそいつを蹴り出したから生まれた歌を「みんな」で歌ってどうする。ヘドが出るわ。
「最終的には(コミュニティのために)異分子受け入れエンド」だというこの映画そのものと似た構造のキモさがあるぞ死ね。
ジェンダーとかフェミニズム界隈では評価されてるって話だけど、ぶっちゃけはっきり快挙と言えるのは白雪姫とかのトラディショナルな一目惚れプリンセスは完全否定してみせたという点くらいで、本質的なとこがジェンダー以前の問題なんじゃないのこれ。
あ、逆? 本質的にジェンダー以前の問題であるところを最終的に「能力を抑えることを覚えてみんなのために暮らしましためでたしめでたし」ってオチに持ってかれる、その所以がジェンダーだって話?
だったらわかるんだけど。男主人公だったらどう考えても魔王として覚醒して城に住み続けてみんな凍え死ねーっていう話になりそう。っていうかそういう作品あるっぽくね。ライブアライブとかあのへん。
ディズニーアニメなので日本のアニメと比べて表情が豊かすぎるし、キャラデザがバタ臭いというブヒ阻害要素があるものの、「雪の女王」のキャラクター自体は萌え豚ウケも良さそうな設定だと思う。
アレンデール王国家の長女。優雅で落ち着きがあり、なにごとも慎重に考えてから行動するタイプ。触れるものを凍らせる特別な力を持っていて、幼いころ、大好きな妹のアナを危険な目にあわせて以来、その力がトラウマになっている。人を遠ざけ、ひたすら感情を抑えることで、力をコントロールしようとするものの、やがて秘密を知られてしまい、王国を永遠の冬に閉ざして、雪山に逃げ込んでしまう。氷の城を築き、“雪の女王”となったエルサは、そこで本当の自分に目覚めていく。
あとクリストフという山男のキャラクターが、山中で相棒のトナカイと暮らしており、喋れないトナカイのセリフを自分で補完して自作自演会話?をしているなかなかの変人。トナカイだけでなくトロールとも仲良しだが、どちらにしろ人間の知り合いが全然居なかった。ディズニーのプリンセスものと言えば、イケメン王子が出てきてプリンセスを全面肯定するお話だったけれど、最近の男キャラは皮肉屋が多く、割と好感が持てる。