はてなキーワード: サマーソルトキックとは
宙返りしながらキックを繰り出す大技。なにせ魅せ技の側面が強いから実用まで持っていくのは大変だったけど、うまく決まればかなり相手の戦意を削げる。
熱出してる状態で族20人くらいに囲まれたときはかなりしんどかったけど、サマソを2発決めたら帰れた。熱サマソ!とかいってw
カッケェな縮地…と思って練習してたらいつの間にかできるようになってた謎の技。5〜6メートルくらいを文字通り瞬きくらいの時間で詰められるから重宝してる。
膝の力を抜いて重心が落ちるのを移動に転用する、みたいな説明を信じて練習してたんだけど実際の運用は結構違う気がするんだよな。でもじゃあどうやってるのかつったら自分でもマジでわからん。古武術は奥が深いぜ。
カンフー映画みて頑張って体得した技。これも原理はよくわからんけど、この前ウチのコンクリの壁に撃ってみたら思いっきりヒビ入っちゃって最悪だった。
人に撃ったらほぼ死ぬから路上の喧嘩なんかでは使えないんだけど、予備動作少なく撃てるから仕事では重宝してるな。
昔イギリスで仕事中に某女王が襲われてるのをこれで助けたことがあって、以降コードネームとしてこう呼んでる。呼んでるというか、居合わせた同僚に面白がって広められてしまった。あのときは勲章とかボディーガードのオファーとかで大変だったけど、アイドントスピークイングリッシュ連呼でなんとか乗り切れたな。人生イチつらかった時期かも……
気合入れてパンチ撃って、うまいこと音速を出せればコレが出る。目立つからあんま乱用できないんだけど、敵はテキメンにビビってくれる。
この前走り込みしてて、気持ち良くなって川沿いで全力疾走してたら白い壁が見えたときは焦った。全身でソニックブーム出したらかなり怒られそう…
当時同級生だったナイジェル(本名は吉村。純日本人だ。)は相手のガイルが放ったソニックブームを波動拳で相殺しながらそう言った。
ゲームセンターに対戦台といわれる背中合わせに並ぶ2台で同じゲームを楽しむ仕組みが取り入れられ始めた頃のことだ。
相手のガイルは遠距離でソニックブームを連打し、近づけば中足払いで牽制するというスタイルを徹底していた。
リュウの竜巻旋風脚がソニックブーム対策になる前のシリーズでは、せいぜい中足払いに対して大足払いで相打ちを取って、ダメージで優位をとるのが関の山だった。
ナイジェルはガイルの鉄壁を崩せず、すでに10試合近く負け続けていた。
最終ラウンド、すでに絶望的な体力差だ。
「そんなの知らねぇよ。リュウでも真空投げができるっていうなら別だろうけど。」
適当なことを言ったわけではない。ナイジェルは強豪が集う新宿や神保町のゲームセンターにもよく顔を出していた。
ひょっとしたら当時噂になっていたリュウの真空投げをナイジェルは知っていて、これ以上の負けに耐えきれず暴露しようとしているのではないか。
隣にあるすでに誰もやらなくなったようなパズルゲームに腰掛けていた僕は、ギャラリーの視線を気にしながらそんな淡い期待を胸に言葉を返した。
「いいか見てろよ。」
一つため息を付いてから、何かを心に決めたような真剣な目でナイジェルは言葉を続ける。
「それはな、、、」
画面上のリュウがバックジャンプして距離を取ると、おもむろに竜巻旋風脚を放った。
ガイルはそれを対処しようと冷静にしゃがんだ姿勢を維持している。
僕の目は次に起こる出来事を見逃さないようにと画面に釘付けになる。
しかし、次の瞬間ナイジェルが叫んだ言葉は、僕の全く予想していないものだった。
突如として椅子を蹴り立ち上がるナイジェル。呆気にとられる僕を背に対戦台の反対側めがけて走りだした。
ナイジェルは無類のゲーム好きだが、じつは柔道の有段者で部のエースでもある。
腹がたったのはわかるが暴力沙汰はまずい。学校帰りにゲーセンにいたことが発覚すれば僕の問題にもなってしまう。
「吉村!」
僕は焦って立ち上がり筐体の影に消えたナイジェルの姿を追った。
しかし、そこにナイジェルの姿はなく、サマーソルトキックできっちりとKOされたリュウの叫び声だけが悲しくゲームセンターに響いた。
なるほど。
ナイジェルは負けなかったのだ。
この翌日から純和風な顔立ちの彼はナイジェル(Nigel)と呼ばれるようになった。
発売応援の意味を込めて、2016年5月20日に投稿した増田を再投稿しました。(一部修正)
思い出そう!あの時の熱気と狂気を!みんなで再び熱くなろうぜ!
ピンクのTシャツを上手く着こなす男子はサブカル系女子にモテるのであります。
とはいえ「サブカル系」という言葉は定義が広大すぎるきらいがありますので、ここでは「くるり系」女子に話を限定させていただきます。
くるり系女子とは私の造語であり、「嫌々行った飲み会などで、どんな音楽を聴くの?と男子に質問されて、本当ははっぴいえんどとか言いたいところを、自意識との葛藤の結果、絶妙なメジャーさであるくるりを選んでしまう女性」のことであります。能町みねこ氏が提唱いたしましたモテない系女子を想像していただければ大きく違いはございません。モテない系の定義をより限定したものとお考えください。くるりはもはや少々メジャーすぎる、というのであれば、フジファブ系でも髭系でもPOLYSICS系でも、お好みのバンドに読み代えていただいて構いません。
さて、世のくるり系女子の悩みと言えば「趣味を共有しあえる仲間が(実際はたくさんいるのですが、彼女達の観測範囲では)少ない」ということであります。情報技術の発達した今日ではネットを利用すればすぐに見つけられるのですが、そのような積極性を持っているのは、くるり系女子の中では少数派です。
人生マイノリティであるくるり系女子は、自尊心を保つためにGReeeeN系女子やFUNKY MONKEY BABYS系男子を見下しています。
そんなくるり系女子は、これまたねじ曲がった自尊心を保つために、頑なにフェミニンな服装を忌避します。自然、どことなく男っぽい、彩度の低い服装を好むようになります。
翻って、これまでのことはそっくりそのままくるり系男子にもあてはめることが出来ます。つまり、くるり系男子はくるり系女子とは反対に、彩度の高い服を好むようになります。
従って、男性がピンクを上手く着こなしている、ということは、くるり系女子と同タイプのメンタリティであることを暗にほのめかしている、ということになります。
この時、「暗に」という部分が肝心です。くるり系女子には(くるり系男子にも)積極性がありません。それはまた傷つくのを恐れる巨大な自己愛の裏返しとも言えるのです。
そのため、そのままくるりのバンドTシャツを着てしまったり、会田誠の女子高生Tシャツ等を自慢気に着てしまうと「なんだあいつ、露骨にアピールしやがって。けっ」と逆効果になってしまいます。
あくまでさりげなく、自分にとってこのショッキングピンクのTシャツはいたって普通のチョイスなのですよ、と思わせる姿勢が大切なのです。待つのです。しゃがんでタメて待ちます。
ピンクに引き寄せられて相手が近づいてきても慌ててはいけません。弱ソニックブームで牽制しながらなおも待ちます。
相手が痺れを切らして飛び込んできたときがチャンスです。満を持して強サマーソルトキックを放ちます。
結論:初代スト2では待ちガイルが一番強い。