性嫌悪云々の話で盛り上がっているけど、そういや自分もセックスに関しては絶対無理というか考えただけで吐きそうになるんだよな。
自分は男。30代。当然童貞。そもそも女性の体内に自分のチンポぶっこむとか狂気の沙汰としか思えん。
最近アニメの推しの子を見てるんだけど、英語圏では心理学者/セラピストが推しの子の解説をしていて、これがなかなか興味深いんですわ。
https://www.youtube.com/watch?v=xVG9QSnzLmg
愛するというのは、分け与えるということ。端的に言うと、腹減ってるときにパンひとつ持ってたら、それを半分こしたいと思うのが愛であり愛情。これは一般的な感情ね。極端な事いうと、あなたの命を捨てることで相手の命が助かるなら自分の命を投げうってでも助けたいという感情ね。はっきりいうけど、これは常識ね。愛というのはそういうもの。こういう風に誰かを愛せる人は多くないかも。だから、あなたに説教する友人も含めて、本当に愛情をもって誰かと付き合ってる人なんてあんまりいないかも。だからそれができないからといって気にすることはない。
で、あなたは本気で婚活してるわけだから、結婚したいわけでしょ。で、出会って付き合ってセックスまでいけるわけだから、表面的なスペックでは問題ないわけだ。これはとても幸福なことだよ。それは理解したほうがいい。
で、そっから先の恋愛感情とか愛情とかがわかんないってのは、結婚を実現するという目的とはまた別の次元の話だろ。大恋愛してラブラブでメロドラマみたいな結婚ストーリーを歩みたいの?そういうのは恋愛体質じゃないと難しいよ。
あなたの目的が結婚とか出産ならもうあんまりあなた自身の感情は問題ではなくて、相手の感情のほうが問題だよね。おおよそ過半数の人間は愛する人と結婚したがるから。そうなるとあなたに必要なのは愛することではなくて愛されることだ。わかるね?
あなたは自分の感情が冷めたら恋人と別れるという。まあ若いころの恋愛ならみんなそんなもんだけど、婚活はどういうふうにうまくいかないの?お互いの条件がわかってるんだから利害の一致を計るのはそれほどむずかしくないはずなのに。
子どもの時から母親に溺愛されマザコンになり、進路など色々なことの決定権を母親に委ねながら、母親からの「あなたは頑張り屋さんだから」の言葉に頑張ることを強いらされてきた。
その結果、どうしてか他人とのコミュニケーションはへりくだること以外の方法を知らず、そのくせ、親子関係の様に、他人に自分がただ好意を向ければその分ちゃんと相手からも愛されるという単純な世界観でしか考えられないので、端から見れば付きまといのような距離感でしか人との距離を埋められず、人間関係に失敗し「何故?」と世の中を呪いながら母親に泣きついてしまう自分になった。
そしてそんな自分は、水星の魔女最新話ラストにおけるスレッタの境遇が自分の人生のようだと感じている。
一期の最終話までは不穏な空気が漂いながらも、プロスぺラの教え通りに進めば二つを実現していくスレッタの描写にはどこか自分が肯定されているような気分がしていた。
しかし最新話のミオリネからキーホルダーを突き返され、現実に起こっていることを理解できず混乱するスレッタをみて自分が過去何度も繰り返したことのトラウマがよみがえってしまった。
自分はこういう人間でしかないとあきらめてしまっているのだが、作中のスレッタはきっと親の呪縛をとけるようになるんだろう。
その時に水星の魔女という作品が自分への救いになるのか、それとも今までの自分のアイデンティティを崩壊させてしまう呪いになるのかはわからない。
シャワって寝りゅ🥺
いやいや拙者など未熟者で御座る