2022-07-27

anond:20220727091657

ケーキの切れない非行少年って優れた表現だし、深いドキュメンタリーだよね。

夜回り先生もいい漫画でしたね。

https://diamond.jp/articles/-/224307?page=2

要約本文

反省以前の子どもたち

◇「厄介な子」が行き着く先は少年

 著者はこれまで多くの非行少年たちと面接してきた。そこで気づいたのは、凶悪犯罪を行った少年にその理由を尋ねても、難しすぎて彼らには答えられないことが多いということだ。更生のためには自分の行いと向き合い、被害者のことを考えて内省し、自己洞察することが必要となる。ところが、そもそもその力がない。つまり反省以前の問題」を抱えた子ども大勢いるのだ。

 彼らは簡単な足し算や引き算ができず、漢字も読めないだけでなく、見る力や聞く力、そして見えないもの想像する力がとても弱い。そのため話を聞き間違えたり、周りの状況が読めなくて人間関係で失敗したり、イジメに遭ったりしやすい。それが非行の原因になっているのだ。

 こうした子どもは、小学校2年生くらいか勉強についていけなくなる。やがて学校に行かなくなり、暴力万引きなど問題行動を起こすようになる。軽度知的障害や「境界知能(明らかな知的障害ではないが状況によっては支援必要)」があったとしても、気づかれることはほとんどない。学校では「厄介な子」として扱われるだけだ。

 非行は突然降ってくるわけではない。必要支援がうまく届かず、手に負えなくなった子どもたちが、最終的に行き着くところが少年なのだ

ケーキを切れない非行少年たち

 児童精神科医として公立精神科病院に勤務した後、著者は、医療少年院に赴任した。そこで驚いたことがいくつもある。その一つが、凶悪犯罪に手を染めていた非行少年たちが「ケーキを切れない」ことだった。著者は、紙に描いた丸い円をケーキ見立て、「3人で食べるために平等に切ってください」と促した。すると、ある粗暴な言動が目立つ少年は、悩んで固まってしまった。少年といっても中高生だ。その年頃で「ケーキを切れない」ようでは、非行反省被害者気持ちを考えさせる従来の矯正教育を行っても、効果は見込めない。こうした少年たちは非常に生きにくいはずだ。だが、学校がそこに気づくことはなく、非行化して少年院に来ても理解されず、ひたすら反省を強いられてきた。これこそが問題なのだ

 著者が幼稚園や小中学校学校コンサルテーションや教育・発達相談を行う中で、よく挙がってくる問題がある。例えば、感情コントロールが苦手ですぐにカッとなる子ども。嘘をつく子ども。そして、じっと座っていられない子ども存在だ。彼らの特徴は、実は少年院にいる非行少年小学校時代のそれとほぼ同じである

 幼女への強制猥褻罪逮捕された16歳の少年は、次のように語った。「勉強についていけずイライラして悪いことをした。特別支援を受けられていたら、ストレスが溜まらなかったと思う」。もし小学校特別支援教育につながっていたら、彼が少年院に来ることもなく、被害者を生まずに済んだかもしれない。

クラスの下から5人には支援必要

 一般的に、IQが70未満で、社会的にも障害があれば知的障害と診断される。この基準1970年代以降のものだ。1950年代の一時期は、IQ85未満が知的障害とされていたことがある。だが、この定義では全体の約16%の人が知的障害となり、あまりに人数が多過ぎる。支援現場実態にそぐわないなどという理由で、基準IQ70未満に下げられた経緯がある。

 時代によって知的障害定義が変わっても、事実が変わるわけではない。現在IQ70~84は「境界知能」にあたるが、ここに相当する子どもたちは、知的障害者と同じしんどさを感じており、支援必要としているかもしれない。こうした子どもたちの割合は約14%と算定される。つまり標準的な1クラス35名のうち、下から数えて5人程度は、かつての定義であれば知的障害に相当していた可能性があるのだ。

受刑者の半数は知的ハンディを抱える

2022-07-27

向上心も応用力もない人

仕事のできない無能部下だと思っていた。

中途採用した50代の人だが、採用して2年経つの積極性が皆無だし報連相しないし小さいミス多いし、それを指摘すれば不貞腐れたような態度取るし、

とんでもないゴミ拾っちゃったなぁと思ってた。

 

 

だがちょっと待ってほしい。

ゴミ判断して風景の一部になってもらうことは難しくはないが、まだ可能性はあるんじゃないだろうか。

ここで正しい方向へ導ければ本人の為にも私の為にもなる。

もう少し頑張ってみよう、と。そう思った。

 

そこでタイミングよく、振るのに適切な仕事が舞い込んだ。

あっちの数字とこっちの数字とそっちの数字をそれぞれ確認して、合計金額と内訳をメモ書きにして担当者に渡す仕事だ。

すべての数字はこの一台のPCに入っている。

それぞれの数字日常的に取り出している。

ただ、この組み合わせで足し算してって普段は言わない数字なだけだ。

その業務の背景を説明し、「そういう理由でこれらの数字を拾ってほしい。できますか?」と聞いてみると、

即答で「わかんないです。」

考えもせずに返ってくる返事にひきつる私の笑顔😅

 

一瞬迷った。

「なんでわからないの?どういうシミュレーションしてどこで躓いたか教えてくれるかな?😄😄😄」ってネチネチその場で問いただしてあげようかと。

でもめんどくさかったんで、私がPCいじってソフト立ち上げてあとは相手操作させて

「ほら、まずはあっちの数字はいつも出してるでしょ?これであっちの数字出せるよね?

次にこっちの数字もいつも出してるよね?これでこっちの数字出せるよね?

あとはそっちの数字もこうやっていつも出してるから大丈夫だよね?」

まで手取り足取り説明すると、「あー、わかりました。」と。

 

ケーキの切れない非行少年の家庭環境が良かった場合、こういう大人になるのかなぁと少し思いました。

ちょうどその漫画読んでたので。

記事への反応 -
  • 仕事のできない無能部下だと思っていた。 中途採用した50代の人だが、採用して2年経つのに積極性が皆無だし報連相しないし小さいミス多いし、それを指摘すれば不貞腐れたような態度...

    • ケーキの切れない非行少年って優れた表現だし、深いドキュメンタリーだよね。 夜回り先生もいい漫画でしたね。 https://diamond.jp/articles/-/224307?page=2 要約本文 ◆反省以前の子どもたち ...

      • マンガあったわ この三頭分の方法、天才っぽくもあるけどな https://bunshun.jp/articles/-/43261

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