Net IB News: 「みんなで逮捕されようプロジェクト」がネット上で拡散中~サイバー犯罪対策課は「自分の子どもにもそんなことが言えるのか」と反発
https://www.data-max.co.jp/article/28329
ならない。運用がおかしい。まぁこれは最初から分かっていたことだ。ひどいのはこの後だ。
若年者という社会的立場の弱い者を、見せしめのために人権を侵害し、晒しものにした、と自白している。
警鐘にするためには晒し上げないといけない。だからこそ補導した後、報道させた。報道させて広く晒し者にしないと警鐘にならないからだ。
ある程度ひどい目に合わせないと警鐘にならない。だからこそ単に注意するのではなく、補導し家宅捜索し書類送検した。
これだけは許してはいけない。魔女裁判である。警察の権限を濫用した蛮行である。人間の尊厳に対する冒涜である。
補導、家宅捜索、書類送検、いずれも人権の制限であり、正当な理由なしに振るわれた場合には人権の侵害である。
すべて国民は、個人として尊重される(憲法第十三条)。見せしめ、晒しものにされるためだけにその人権が侵害されてよい訳はない。
モラルを一つ向上させるためだけに、その都度全国の中学生から一人が選ばれ、家捜しされ補導され、「モラルが向上しましたよかったですね(中学生のその後など知ったことではない)」となるような社会にしてはならない。
警鐘を鳴らすために、警鐘の数だけ人間を犠牲にするようなことをしてはならない。人間は警鐘にされるために生まれてきたのではない。
特に、警察の考える「モラルの向上」がとてもとてもとてもささいなことである今回の件ではなおさらである。
警察という国家機構が強い力を持ち、補導・家宅捜索・送検やその経歴等が人生に及ぼす大きな影響を理解していない。
その濫用が市民に直接的な害を与えることを全く自覚していない。
自分の子どもが補導され、全国にその事実を報道されても「娘は安易に行っている者への警鐘となりインターネットモラルの向上に貢献できた」と言えるのか。
そういうので痴漢冤罪とか色々言われでるわけだけど、実際に社会の窓をいじって露出しようとする男がいたら同性である男が注意してくれんのが一番効果的なんだって。
女が言うと喜ぶやつまでいるし、ついてくるやつとか...
最低限の注意はよろしくな!