2018-06-16

トランスジェンダートイレ問題

パッと思いつく提案とそれらの問題を羅列してみました。

戸籍上の性別で分ける

まず戸籍性別を変更するには、いくつかの要件があるけど、

  1. 二人以上の医師により,性同一性障害であることが診断されていること
  2. 20歳以上であること 現に婚姻をしていないこと
  3. 現に未成年の子がいないこと
  4. 生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること
  5. 他の性別性器の部分に近似する外観を備えていること

とあります

トランスジェンダーの中にはそもそも診断を受けていない人もいるし、性同一性障害と診断されても、手術や戸籍変更をしない人も多いです。

しない理由は人それぞれですが、する必要性を感じない、お金がない、健康上の問題で手術出来ない、時間がない(いわゆる性転換手術には、まとまった休み必要になるし、術後もすぐに元と同じ生活が出来るわけじゃない)など。

しろトランスジェンダーの中で戸籍性別変更までする人は少数派で、この方法だとトランスジェンダー現在トイレで困ってる人の問題解決されません。

戸籍性別は変えてないけど、社会的性別は変えて上手く社会に溶け込んで生きている人が、戸籍性別トイレを使うと、当人も周りの人も困るでしょうし、

特に20歳未満の当事者は、戸籍性別変更を出来ないので、学校トイレ安全に使えず、学校に通うこと自体が困難なケースも出るでしょう。

具体的にはタレントはるな愛さんのように、服を脱いでも女性しか見えないけど、戸籍上は男性のままって人が男子トイレに入るようになり、

活動家杉山文野さんのような、見た目はひげ面のおじさんだけど、戸籍上は女性の人が女子トイレに入るようになり、かえって混乱を招く事態となるでしょう。

戸籍分けの問題は、NHKでやってたレインボー風呂ジェクトを見ると分かりやすいと思います。あれはトイレじゃなく温泉だったけど、そこそこ問題共通してるので。

https://www.youtube.com/watch?v=slTtgwCSyXI

動画の6分15秒辺りから

生殖器の形で分ける

この場合だと、はるな愛さんのような人は女子トイレに入れるようになりますね。

ただ杉山文野さんは男性ホルモン注射や胸の縮小手術はしても、子宮や卵巣はそのまま、男性器の形成手術もしていないので、女子トイレのままです。

また女→男で戸籍性別変更する場合子宮や卵巣の摘出は必要ですが、男性器の形成必須ではありません。

なので戸籍を男に変えても、男性器は作っていない人も多く(理由は手術代が高い、今の医療技術だと本物の男性器と同じクオリティの見た目や機能のものは作れない等)、こういう人たちは戸籍男性だけど女子トイレを使うべきなのでしょうか。

またトランスジェンダーかどうか関係なく、病気障害、ケガや事故生殖器を切除したりユニークな形の人はどうするんでしょうか。

そして何より、生殖器の形を確かめ方法が難しい。トイレに入る前に下着を下ろして、形を見るのは非現実的ですし、

事前に病院等で発行された男性器、女性認定証を持ってない人はトイレに入れないようにするとかでしょうか。

見た目(客観的)で分ける

これなら杉山文野さんのようなケースも男子トイレに入れます

しかし見た目だけだと、男女どちらとも判別しづらい人はどうするかが難しいです。

戸籍性別変更をしている人でも、見た目の性別も変更出来ているかは人によります日本での戸籍性別変更には、医師の診断や手術してるかが重要で、望みの性別社会通用出来るかは問われません。

なので戸籍性別変更したのに、変更前の性別トイレを使う事態になる可能性もあります

またあくまファッションとして異性装してる人や、ショートヘアで化粧もしなくてよく男性に間違われる女性とか、こういう人たちもどうするのか。

それと外見上、女性に見えない人は女性として扱わないとなると、フェミニストから批判も想定されます

盗撮など性被害心配する意見もありますが、それらは同性間でも起こることですので(女子トイレ盗撮して、映像を売る女性かいますし)、トランスジェンダーだけを排除する理由にはならないでしょう。

しろトランス女性男子トイレを使わせることによる、トランス女性の性被害リスクもあるわけで。

他の利用者理解があれば好きな方を使ってよい

職場学校など、利用者がある程度決まっている場所なら可能選択です。

ただこの場合、他の利用者の反対があれば利用できないこと、新しい人が入ってきたり、トランスジェンダー当人部署移動などしたら、その都度理解を求める必要があること、理解を求める為にはカミングアウトをしなければならないなど問題が多く、安心してトイレが使える環境とは言いづらいです。

自己申告(使いたい方を使う)

トランスジェンダーの側からみると、1番良い選択かと思いますが、問題トランスジェンダーの人とは同じトイレを使いたくないという人との、軋轢が恐らくもっとも深くなる選択肢だと思います

アメリカ2016年、当時のオバマ大統領トランスジェンダーの生徒たちが自分の望む性別トイレ更衣室を使うことを認めるよう公立学校通達しましたが、全米で抗議の声が上がりました。

あと自己申告の都合上、男性(女性)としては社会通用しづらい人が男子(女子)トイレ使用するケースも出てくると想定されます

多目的トイレ、誰でもトイレ、男女両用トイレを使う

数が少ないです。トイレに行きたいのに近くない。あっても使用中で使えないといった事態が起こります

数を増やせば解決しますが、トイレを設置するスペースや費用課題になります

そしてトランスジェンダーであることを明かさずに生活してる人にとっては、多目的トイレを利用することで、トランスジェンダーである不本意な形でバレてしまリスクもあります

またトランスジェンダーの中でも、障害者やベビーカーを押してる人を待たせてまで、多目的トイレを使うのは気が引けるといった意見や、

自分は男(女)なのだから男子(女子)トイレが使いたいのに、これでは隔離されてるようで嫌だという意見もあります

ただ反面、男女で分けられるのが嫌だという当事者もいます。そういう人からすれば、むしろ自己尊重してくれた選択ともとれます




あとは男性用のパウダールームや、男子トイレにサニタリーボックスの設置も検討も。

トランスジェンダートイレで何をしているかと言えば、おしっこやうんちをしたり、ナプキンを変えたり、手を洗ったり、化粧直しをしたり、髪型を整えたり、シスジェンダーの人と同じことをしてるので、

この問題社会個人が、トランスジェンダーを受け入れるか否かという、それだけの話です。

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