はてなキーワード: 禅宗とは
あれだよな。
高校の生物の教科書で刷り込みの例として、ヒヨコは生まれて最初に見たものを親だと思い込むって話が載っていて、
へー、動物って下等だなーって思っていたけれど、40才過ぎて人の親になってみたり、心理カウンセリングだとかを色々と受けてみると、自分も結局は親の影響を受けていたんだなー、としみじみと思う。
家から出たい出たいと思って、実家から1人暮らしや結婚して共同生活をしての期間も含めて20年間以上、経った。
だけど、小学校ぐらいのトラウマとか、祖母に優しくしてもらった思い出とか、忘れないものだし。
むしろ、個人の力で、どうにもならなくなって思い出すものかもしれない。
「家族」「仕事」「親戚づきあい」「結婚」みたいなものって皆、普通に使うけど。
汎用性のあることばだけに、色々な意味合いというか、文化的に違うというのか。
たまに、「バスタオルは毎日洗うのか?」「まくらカバーはどれぐらいの頻度で換えるのか?」とかは言語化されたりするので、なんとなく違いを意識することはあると思うのだけど。
「人は過労死するものだ」とか「どこまで、嫁姑問題で耐えるべきものか?」とか、
なんというか、親の影響なり、幼少期の影響というのは、少なからずあるし。
仕事上、どんな出会いをしてきたかで、自分のパーソナリティ(人格)も、随分と変容するものだったり。
ふだん、そんな刷り込みなんて意識しないで、コミュニケーション取れてる人はスゴイ尊敬するし、
ネットではそこかしこで、議論が噛み合わないってことはしょっちゅうだし。
刷り込みからの脱却というか、無意識の認識を改める事って、結構、大変だよな。
のもりのかがみ【野守鏡】
鎌倉時代の歌論。作者は,源有房,天台僧(氏名不詳)など諸説がある。1295年(永仁3)9月に成立。書写山(播磨の円教寺)に参詣したおりに住僧から聞きえた話を紹介するという趣向は,《大鏡》などと同巧。上下2巻から成り,上巻では二条派的な平淡美を重んじる歌論を説き,京極派,とくに為兼を批判,下巻ではおもに宗教論を述べ,禅宗や浄土宗を非難している。反京極派の歌論として,また仏教思想史上の資料として貴重。【赤瀬 知子】
出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報
【歌論】より
…為家の子の代で,二条家,京極家,冷泉(れいぜい)家と歌の家が三つに分裂し,以降,派閥争いが激化したために,〈歌論〉も本質を理論的に深めるという方向ではなく,派閥意識をあらわにして,他派を攻撃するケースが増えていったからである。たとえば《野守鏡(のもりのかがみ)》は作者未詳の歌論書であるが,二条派の立場に立って為兼を初めとする京極派を攻撃した書であったし,《延慶両卿訴陳状(えんきようりようきようそちんじよう)》と呼ばれる,《玉葉和歌集》の選者をめぐっての二条,京極両家の厳しい対決を伝える応酬もある。南北朝・室町時代では頓阿(とんあ)の《井蛙抄(せいあしよう)》,二条良基・頓阿の《愚問賢注》,良基の《近来風体抄(ふうていしよう)》等の二条派の歌論書,冷泉派の今川了俊の《弁要抄》《落書露顕(らくしよろけん)》などがある。…