はてなキーワード: グローブとは
教師の本分は、児童の学習と成長に奉仕するための教科指導と生活指導に注力することだから、それ以外の雑音に悩まされるなら学校管理者の問題だし、本件の対応の決定を教育委員会が引き受けてくれるならそれで良いじゃん
「公立学校教育の基本理念」って言ってるけど、嵐であれ大谷翔平氏であれ、学校の主たる機能である児童の学習と成長の補助輪であるための教科指導と生活指導に関係することないから、仮に学校単体で学校管理者がどう処分するか考える必要があったとしても困ることないでしょ
困ることがあるとすると、上記の本分から外れた外野からの雑音と妨害によるものであって、寄付した大谷翔平氏や、寄付されたグローブとは、全く関係の無いこと
元増田は、学習指導要領に基づく学校の目的と教師の本分(教科指導と生活指導)に立ち返って、問題の所在をきちんと切り分けるべきだと思う
# 嵐の写真集はどういう教育効果が期待された寄贈されたものなの?良く分かんなかったら、公立図書館に寄贈すれば適切に処分してくれるんじゃないかしら
大谷選手にはリスペクトしかないし俺だって大谷モデルを見たいし触りたい。
だが、現場の慌ただしさは理解できるしその嘆きは共感を覚えので俺も書いてみた。
課題は4点あると感じた。
(1)どこでグローブ保管するのか
(2)どうやって児童に触れさせるのか
(1)どこでグローブ保管するのか?
できればトロフィーなどと同じように飾りたい。
都市部は教委単位で警備会社と契約していると聞くが全ての自治体がそうとは限らない。
(2)どうやって児童に触れさせるのか
できれば自由に触らせたい。
学級崩壊しているクラスを除けば子供は大人よりもよほどブレーキが利く。
子供は賢いのだ。
小規模校なら100人未満でも大規模校となれば1000人近くの児童が在籍している。
もし破損させてしまえば?
全学年回ったら校長室に保管だ。もう一度見たい子は校長室へ行けばよい。
体育の授業で使う?そんな恐ろしいこと俺ならできない。
保護者といっても色々な人がいる。
ものすごく腰の低い人もいれば連絡帳数ページにわたり連絡してくる人もいる。
コロナ全盛期には貸与した情報端末機器を売り払ったケースがあったとも聞く。
とりあえず職員室前にショーケースを置いて飾りフリーで見てもらうようにすればよいのではないか。
さすがにショーケースが壊されたら日中は気が付くだろう。
自治会長や民生委員、小学校はさまざまな立場の方々に支えられている。
その方々が「見たい」と言えば断ることはできないだろうよ。
こちらもショーケースで見てもらい、軽く管理職と世間話をしてもらうきっかけにすればよいのでは?
おわりに
元増田が書いたようにグローブへの対応は教委が一括して決めることもある。
しかし基本ラインだけ決めて「詳細は各校で決めてください」となる場合もある。
おそらく今頃「どうする?」と悩ませている管理職は多いだろう。
クラスから飛び出す子、クラスに入れない子、学校にしか居場所がない子。
DV等で避難している保護者、服役している保護者。そして保護者がいない子もいる。
対応できなければ「学校は何していたんだ」と言われることは間違いない。
なんせ俺にも「知り合い紹介してください」と電話がかかってきたからだ。
「大谷選手、グローブのついでに、管理運用してくれる人間もセットで派遣してくれませんかね?」
この一文なのだと感じた。
東北の新小学一年生全員に毎年キャップ贈ってる楽天イーグルスのやり方ってよく考えられてるよな
何せ全員だし、個人宛てだし、キャップだから野球をしない子でも普通に使える
イーグルスキャップ被ってる小学生がその辺に溢れるわけだから宣伝効果も高いだろう
先生方もただ配るだけで大した手間でもなさそうだし
大谷グローブの運用が大変になる、というのは当然だし教育現場は色々気を揉んでいるだろう。当たり前のことだ。
学校としては寄贈を希望すれば寄付される、ということだけど、これだけ大々的に話題になったものに対して「希望しない」という選択をとるのは難しいだろう。生徒としては普通に考えて納得できないだろうし、生徒以上に怒る保護者がいることも容易に想像できる。生徒や保護者、またあるいは地域の住人を納得させられるだけの理由を説明しなければいけない。いや、する必要はないんだけど、絶対どこかで教員が詰められるだろう。
では寄贈を希望してグローブをもらったとする。今度はグローブの管理運用について考える必要がある。
寄贈の意図、形式からして「ちゃんと使ってもらいたい」感が非常に強いので、ケースに入れて校長室に飾っておくわけにはいくまい。仮にグローブを死蔵していることがバレたら保護者から怒られるからである。「大谷選手の思いを無駄にしている」「せっかくなのにもったいない」「うちの子の可能性を奪った」何でもいい。
じゃあちゃんとグローブを使おうとした場合。ブコメでは「他のグローブとかといっしょに倉庫に入れて使いたいやつが使えば」なんて意見がいくつもあったけどそんなことが実際にできると本当に思っているんだろうか。ほぼ確実に盗まれて終わりだろう。
はてぶの超上級国民様たちは大変牧歌的で平和な小学校生活を謳歌されていたのだろうが、校内で窃盗・物隠しなんてごく当たり前にある現象で俺が小学生だった頃にはAIRMAXの盗難が続いたのでナイキ禁止令だって出た。別に特別治安の悪い地域ではなかったがそんなもんである。
盗まれたり、無くなったりしてそれでいいならいいが、保護者は納得しない。
グラブ3つあるうち、どれか紛失してしまったら即保護者にバレる。
当然保護者は怒る。「大谷グローブですらちゃんと管理できないなら給食費も盗まれて当たり前ですよね」「ちゃんと犯人は見つかったのでしょうか」何でもいい。
じゃあグローブを3つ、誰か教員の監督下において貸し出しの名簿を管理させようという話になる。それぞれグローブに番号をふって、使いたい人は名簿に名前と貸りた時間/返した時間を記入させるようにする。おそらく大体の現場ではこうなるのではないかと思う。別に特定の教員の監督下に置かなくてもよさそうだけど、備品である以上は保守が必要なので責任の所在を明確にするためにもとりあえず名前だけでも定めた方がいいだろう。何かあったらその教員の責任である。ただその教員には何も見返りはない。グローブと名簿の管理という仕事が増えただけだ。仕事が終わってもう帰りたくてもグローブが返却されていないとヤキモキしながら校庭の様子をながめる。
そしてその教員が大谷選手のファンだったとしてもグローブを使用することは許されない。許されるだろうが、リスクが伴う。
「大谷グローブ、生徒を差し置いてファンの教員が使用!!」なんて見出しのニュースになってもおかしく無いし、実際はもっと露悪的な見出しになるだろう。そんな教員はいないだろうけど。
こんな感じで大体学校内部の事情というよりは外部からの目線の内面化による理由がほとんどだろう。
そんな保護者無視すればいいと言うだろうがそんなヤベーやつから担任の教師は少なくとも一年間は逃げることができないのである。そして教員はクレーム処理の職能に特化した人間ではない。そしてそんなクレームに対応して当然の給料を果たしてもらっているのだろうか。日々の業務に追われ、残業時間や持ち帰り仕事の深刻さが問題視されるなかで。
もちろん、寄付を心がら歓迎しありがたく思う学校の方が多いだろう。ただ全国諸手を挙げて嬉しいと思っている、嬉しいと思うべきだ、と思っているならさすがに想像力に問題があると思う。
誰でも自由に使えるようにしとくだけじゃん
小学校に道具入れあったやろ 体育の時間の グローブとかラケットとかバットとかボールとか
そこに置いておくだけじゃん 何が大変なの
本校では希望しないので寄贈は結構です→「せっかくのチャンスなのになぜ断るのか」「子供たちがかわいそう」
寄贈の申し入れ受けますが平等に使うことが難しいので皆が見れる場所に飾ります→「使わないと意味がない」「大谷選手の思いが伝わってない。大谷選手がかわいそう」
せっかくなので使うようにします→「一部の児童ばかり使っている」「平等を考えるのが教育現場の仕事なのでは」「使えてない子供たちがかわいそう」
補正予算で同じグローブをいくつか買って皆で使います→「どれが大谷選手にもらったグローブか分からない。せっかく有名選手からもらったのにもったいない」「野球だけ優遇してお金をかけるのか」「野球部以外がかわいそう」