はてなキーワード: 臨場感とは
han_org:日韓条約締結後も、在日コリアンに対するさまざまな差別は温存された。「日本人に準じる様々な権利が付与された」という歴史的事実をひとつでも出せるか。
miyadai:差別はなくなっていない。だからといって「在日=強制連行」図式を前提にした政策を継続するべき理由もない。強制連行の虚偽を知れば永住権を与えているだけでも相当なもの。永住権には生活保護や社会福祉の受給権が含まれている。
han_org:強制連行がなかったのは「ウソ」ではないけど、植民地支配によって伝統的秩序と経済基盤が破壊された。それで朝鮮半島の膨大な人口が半島外へ流出したのだから「強制移動」だ。マクロな社会状況を見ていない。
miyadai:朝鮮半島の一部の人が日本に出稼ぎに来ただけなのを「強制移動」とするのは嘲笑されるか、水掛け論。それなら在日政策を強制連行を前提にしないで強制移動を前提で実行すればよい。
コリアンは長年「強制連行された」つーて日本を罵ったり交渉材料にしたりしてきたくせに
嘘がばれたら「嘘つきました、すみません」もなく次のポジションに移ろうとしてる。それは通らないだろう。
「村で話をしてたら突然縛られてトラックに詰め込まれた」みたいな臨場感溢れる作り話をたくさん流布させてたんだぜ。
その話を信じてたら本当に奴隷商人みたいな感じに朝鮮人を100万人さらってきました、みたいな認識になるし
まず、嘘だったじゃんと。
飽きずに毎日何となく続けられる英語Podcastを、また色々と漁ってみた。前に書いたのから特に変化なければ内容省略してるのもある。
★=今回の新項目。
NBC Today ←雰囲気が明るくて毎日いい感じの朝のニュース。
CBS Evening News ←見ごたえに定評のある夜のニュース。
New York TimesのWorld News ←数分の世界各地のドキュメンタリー。音声の異常な臨場感が抜群に素晴らしい。
★Mr.Deity ←動画、週イチ。キリスト教の神が主役の知的でシニカルなショートコント。面白いので初回まで遡って全部観た。
The CNN Daily
★Onion News Network ←動画、週2。ガセネタ・バカニュース。本気の出し方を間違えてる。電車の中で;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )の危険。英語のLv.はけっこう高め。
★Stuff You Should Know ←「○○って何さ?どーなのさ?」を2人の男性の会話で概説してくれる。ファシズムって?臓器提供って?ミツバチって?など多方面の話題。リスナーのお便り紹介もあり。
TIME Magazine Video Podcasts ←日替わりだが、インタビューイが「誰?」てのが多い。How they train(スポーツのオフシーズン時の練習もの)が最近あまり無くて残念。
Monocle
★Planet Japan Podcast ←月2、音声。男女がまったりと世間話をしている。ネットニュースを見てる人にとっては特に珍しい話題は無い。
★NewScientist ←月2、動画。素人っぽいおねーちゃんが色んな方面の新技術を紹介する8分前後の番組。物珍しくてよい。
Slate V ←新作アメリカ映画情報を早く知りたい人にはいいだろうが…日本公開はまだ先だし…他の話題もマンネリ気味に。
Big Ideas ←話が1時間ぐらいと長いので集中力が持たなかった。
★TechCrunch ←SNSとかiPhoneとかtwitterとかそれ系の新しい話題メイン。自分がそれ系に疎いのと、DJ♀の鼻にかかったセクシーボイスwに耐えられずギブ。
Podcastの有名どころは白人様のご提供のが多いので、そうでないものも探してみた。
★CNN-IBN's Podcast ←インド。毎日、音声。現地のだなぁ…という雰囲気。
★Whats' Up India? ←インド。毎日、音声。
★Al Jazeera Riz Khaj - Video ←アルジャジーラw 週1程度、動画。中東からの視点ではどんなニュースやってるんだろーか?
★Forbes.com: Notes On The News ←週1動画。経済誌フォーブスの記者さんのご意見?
★Jpost.com-Middle East News ←エルサレム・ポスト。JはJapanじゃあない。毎日、音声。どっち寄りのメディアなのか知らないが…
★H&M Fashion Video ←英会話はあまり無いけど、海外ファッションもので見てて絵的に楽しい。
★The Washington Post Video Podcast ←言葉は無く、映像とSEのみ。景色、祭り、町の人々の様子などだが、毎回とても美しくて見ごたえある編集。
★NASACast ←月に数回、動画。NASAですよこれは見るしかない。
なんかブクマしてくれてる人は沢山おられるようだが、その後、皆さんのPodcast視聴は続いてるんだろうか。
どれが気に入ったとか、新しくすげーの見つけたとか、そういう意見も聞きたいんだけど…
都議会なんて飾りですか?
ttp://d.hatena.ne.jp/ageha0/20100316/p1
当協議会で「配布・回覧された資料」は公開されていない。事の性質上、公開に相応しく無い資料がある事は想像に難くないのだが、その結果、議事録を読んでも討議内容はパワポのプレゼンをラジオで聞くが如しになっている。一方で、ベタウチ議事録の臨場感は高い。この結果、個々の委員の発言 ~ものすごい怒りを発するような事例を多々見聞きしておられるとは思うが~ には怒りが充ちる事があり、時に疑問のある発言が脳に残る。
漫画家達が凄い数の抗議メールを送ってきたのは、どう考えても暴力だ。
子供に対する性暴力漫画を好む人達を放免とするのであれば、彼らは認知障害を起こしているという見方を主流化する必要があるのではないか。
こういった汚らしい過激な性表現を許すという事自体がおかしい。
何で実在しない児童だと許されるのか全く理解出来ない。
何で反論している人の事まで考えなきゃいけないのか。
説明や調査データを示す必要も無いくらい規制は当たり前の事だ。
冷静さを欠いた発言は目を引くものだ。議事録に残る場でそんな事言ったら、潜在的なミカタも敵に押しやってしまうのが、「当たり前」ではないだろうか。反対派の目を避ける為に情報公開を控えるみたいな発言や、都が動けば全国に波及するみたいな戦術論も散見されたが、頼むからそんな汚らしいウラバナシを公文書でダダ流しにせんでくれ。反対派を理解出来ず、考える事も放棄したら、どうやって条例改正を通すというのか。守りたいのは青少年なのかそれとも己のプライドか。
*東京都青少年保護条例改正案東京都「顔や声がどうみても18歳以上に見えない二次元キャラを『非実在青少年』と定義して規制する」
■倫理上は正しくとも、法や条例で明確に罰する対照として確定させることが、現実問題として想像以上に日本の漫画・アニメやゲームなどPOPカルチャーの制作会社・クリエイター・コンテンツを取り扱う店舗など市場に影響を及ぼします。
■表現への法や条例の規制は、制作する側のクリエイターや企業にとって大きな障壁となる実状。
①優れた、エンターテイメントコンテンツ、芸術作品はクリエイターの想像力が自由に爆発したものであり、脳裏に、表現の良し悪しや規制対象を考慮しながら制作すれば、それだけエンターテイメント制、臨場感や迫力が失われること。
②大手、真面目な会社ほど、コンプライアンスを遵守しますので、法や条例の規制対象となる“可能性のある”(非実在)キャラクターなど表現描写が一部あれば、企画そのものに神経質となり、内容的に優れたコンテンツであっても、企画が稟議を通りにくく、斬新さや、購買力のあるコンテンツ作りの障壁となること。
■経済的な影響:規制の対象となりうるコンテンツは、現実問題でPOPカルチャ、ソフトウェアを扱う店舗の大きな収入源となっている(一般的なソフトは値下げ合戦で実は薄利)ため、コンテンツを取り扱う店舗経営者などにとって、条例による規制は不況のさなか死活問題となりうること。特に、秋葉原など抱える東京都が現状において法の下で規制することは、日本のコンテンツ市場に全般的にブレーキを踏む結果をまねく恐れがあること。(悪質なコンテンツは、現法でも罰することができる。また、禁酒法のように条例を無視した悪質な業者による取引のみ横行し肥大化する可能性がある)
■実例的にゲームで暴力的描写に神経質に規制をかけた結果、圧倒的に描写能力に優れていた日本のゲームソフトにおいて、国際競争力の低下が見られた実例。
■ネット上に県境があるわけでもなく、携帯電話を始めとするフィルタリングなどの規制に関しては、各関係企業や国での議論などで深化させる必要性があり、東京都の条例として策定するのは不適切であること。
■単純所持に関しましては、冤罪でありながら罰せられたり、捜査権の乱用につながる可能性を有すること。 クリエイティブクラスの時代に逆行するのは今後の経済を考えるとバカらしい限りである。
[2010-03-02 21:50:00]
やったるい!たるい良和 Official Site
もし自分が戦争にいったら、怖くて何も出来ないだろう。みっともない自分をさらけ出してしまう。自分の弱さをさらけ出してしまう。それだけは絶対さけなければいけない。ディベートではこの pro & con システムがよく使われる。
そうだ、戦争に行くということ自体をなくせばいいんだ。その可能性をなくするのがが一番だ。
自衛隊海外派遣はけしから! ゆくゆく自分が徴兵されるようになったらどうなるんだ! 惨めな自分をさらけだしてしまう。
靖国問題、そんなには自衛隊海外派遣につながる可能性がある。自分が徴兵されたらどうするだ! 惨めな自分をさらけだしてしまう。
さあ、反対する理由をさがそう、宗教から引用しようか、それもと国連憲章か、いやいや小学校の時の◯◯先生の言葉あった、
いや、それよりもさらに弱者をさがそう。戦争になって被害をつけるのはつねに弱者である。かれらを守るために戦争はすべきではない。
おお、なんだか調子がでてきたぞ。そうか、たしかにこれは良い考えだ、自分より弱いものを見つけてそれを守る言い訳にすれば、
自分の弱ささえも認識しないですむ。自分のほうが役立つ強者でいられる。自分の臆病さを忘れられる。
おお、なんとすばらしい、一石二鳥とはこのことだ。
でも、反対理由だけ言ってたら、臆病者の自分がばれてしまう、ここはひとつ賛成する理由も出しておいて公平性をアピールしておこう。
そうだ、pro & con 議論だ。それで自分のプライドをなんとか整えて、それから反対すればいい!!
もし自分が戦争にいったら、怖くて何も出来ないだろう。みっともない自分をさらけ出してしまう。自分の弱さをさらけ出してしまう。それだけは絶対さけなければいけない。<注意>私はなんでもかんでも派兵賛成といっているのではない。取り返しの出来る範囲で何度も何度も失敗を繰り返しながら、失敗しない自分をすこ少しずつ築き上げていくため、にどれくらいがライン適切なのかを判断することが大切‥‥と思っている 。
そうか、簡単だ。自分が弱いのだから、強くなればいいんだ。
強くなるにはどうすればいいのだろう? 簡単だ! トレーニングだ。
取り返しの出来る範囲で何度も何度も失敗を繰り返しながら、失敗しない自分をすこ少しずつ築き上げていけばいい。
そのためのトレーニングの舞台はどこにしよう‥‥。
敵との対比(実際の敵であることもあれば空想上の敵であることもある)において自己を定義しようとする様々なイデオロギーである。>
このようなイデオロギーでは敵(すなわち自分が無力である原因)が悪の元凶扱いされ、反対に、道徳的に優れているのは自分だとされる。
彼らは悪人だ、従ってわれわれは善人だ、というわけである。
あるいはまた、世界はどうしようもなく悪によって支配されている。したがってわれわれのほうが世界より優れている、ともなる。
twitterの公式アカウントで微妙な発言をした産経さんですが、日本語版twitterは自重せず微妙な発言をするのに使用するものなのですからこれからもどんどん微妙な発言を重ねていただきたい。
J-CASTさんは産経さんの謝罪発言をいち早く伝えるなど、twitterの性質をよくわかってらっしゃる様子。感心しました。
個人的には報道各社の本音バトルがtwitter上で見られると大変面白いのですが。○日と○経の殴り合いとか。J-CASTがそれを遠くから見守ってるの。
産経新聞社会部 | 産経新聞が初めて下野なう(2009-08-31 05:34:52) | ■ |
産経新聞社会部 | でも、民主党さんの思うとおりにはさせないぜ。これからが、産経新聞の真価を発揮するところ。(2009-08-31 05:36:49) | ■ |
産経新聞社会部 | 乞うご期待、ということで、13日間に渡った本ツイッターはこれにて終了させていただきます。ごフォローありがとうございました。またアレします。(2009-08-31 05:41:01) | ■ |
産経新聞社会部 | 下記の発言について、たくさんの厳しいご意見をいただきました。軽率な発言だったと反省しています。ご不快の念を抱かれた方には、お詫び申し上げます。(2009-08-31 17:15:12) | ■ |
産経新聞社会部 | 産経新聞は、保守系の「正論路線」を基調とする新聞です。発言は、新政権を担う民主党に対し、これまで自民党政権に対してもそうであったように、社会部として是々非々の立場でのぞみたいという意思表示のつもりでした。(2009-08-31 17:15:44) | ■ |
産経新聞社会部 | また、本ツイッターは、新聞という媒体だけでは伝えられない臨場感や現場の記者の思いを伝えるための社会部としての試みでした。(2009-08-31 17:16:07) | ■ |
J-CASTニュース | RT @SankeiShakaibu: 「産経新聞が初めて下野なう」http://twitter.com/SankeiShakaibu/status/3651457841(2009-08-31 17:26:41) | ■ |
J-CASTニュース | RT @SankeiShakaibu: 「でも、民主党さんの思うとおりにはさせないぜ。これからが、産経新聞の真価を発揮するところ」http://twitter.com/SankeiShakaibu/status/3651489549(2009-08-31 17:27:50) | ■ |
J-CASTニュース | 産経新聞、謝罪なう。http://twitter.com/SankeiShakaibu/status/3662041584(2009-08-31 17:29:04) | ■ |
産経新聞社会部 | これまで同様に客観的な事実に基づき、中立的な立場に立った上で、公正な報道をするよう、さらなる努力をしていきます。(2009-08-31 17:39:30) | ■ |
「産経新聞は、保守系の「正論路線」を基調とする新聞です。」と言っておきながら「中立的な立場に立った上で」というのがよくわからないのですが、そんなことはよくわからないままでもいいのでしょう。NHKも「中立的な立場で」と言ってるくらいですから。両論併記すればいいってもんじゃないでしょうに。「中立」とは何か。答えられますか?
「客観的な事実に基づき」というのは当たり前ですが、非常に重要だと思いました。
発言からは、民主党中心の政権が誕生するにあたり産経新聞の記者さんたちが非常に熱くなっているのが伝わってきます。それは、一読者として大変うれしいことです。一国民としては、頼もしいなあと思います。個人的には、熱意を持って仕事をされておられる姿に元気付けられます。
麻生首相の「読み間違い」レベルの報道なんか聞きたくありません。もっと、こう、政治とは何か、国家とは何かを考えさせられる記事が読みたいのです。もちろんそれは「事実に基づいた記事」の上に成り立つものです。結論ありきの記事の上に記者の個人的感想を述べられても困ります。
保守ってなんでしょうか。民主党政権の誕生を嘆くことでしょうか。自民党の再生をひたすら願えば保守になるんでしょうか。
国家の存続と反映を願うのなら、嘆くより先にやれることがまだまだあると思います。
がんばってください。応援しています。
日本では、老若男女1人1台携帯電話を持っている世の中になったといっても過言ではない。
今では小学生でも持っているのが普通だろう。小学4年生くらいになれば、
「パパとママのせいで友達できないよ」と言われ携帯電話を買わされる。
親としても防犯上の理由で買い与える。
(PSPとかニンテンドーDCも同じ、持っていなければBluetoothの輪に入れなく友達から置いてけぼりをくらう)
副作用といってもそれが良いか悪いかはハッキリしていないので、
ここではそれを銘々で考えて欲しいとしておく。
ゆえに、いつでも人との繋がりがリセットできるので、
深い話をあまりしないフラットな付き合い方、広く浅い付き合い方をするようになる
そのことで何が起きたかというと、
空洞的な気持ちに陥る現象が起きた。そのことが切り口となり過剰の同調が起き、
どこか私の知らないところで悪口を言われてないだろうか。
返事が直ぐ返ってこないから嫌われてるのではないだろうか。
このこで分かる通り、昔みたいな地域共同体や家族、親戚、友達の中に埋め込まれているリアルな繋がりではなく、
例えば、悩みや情報などは昔だと家族、友達などから収集、相談をしていたのが、
今はそんなことせずに情報ならネットで調べるし、悩み相談なら面識の無いメル友やSNSの相手などで満たされる。
ということは、どこにいても不自由せずに暮らすことができる概念が生まれてくるわけで、
例えばアキバで一時一世を風靡した個人が自分のコレクションを売る小ケース制度というものがあった。
それに紛れ込んでくるレア商品を目的にオタクはアキバに通いチェックしていた。
しかし、ネットオークションが当たり前になった今では小ケース制度はなくなり、
つまり、アキバに行かなくても情報ツールが満たしてくれて、アキバへ行く必要がないとなるわけだ。
今はまだ、携帯電話という低レベルの情報ツールしか蔓延していないが、
これからはもっと技術が発展しどうなるか分からない。一つの例としてコテハンがある。
言うならばリアル世界で役職や場所、性別、アイデンティティが変わってもコテハンだけは変わらずネット内で存在し自分を維持できる。
時期尚早となったセカンドライフがコテハンの発展版と言っていいだろう。
確かにまだ時代の流れとして社会に溶け込まなかったセカンドライフだが、
コテハンにアバターがつき臨場感ある3Dの世界へ在住する人は少数ながらいる。
もしこれから、こんなネットのアチラ側在住がマジョリティになればどうなるだろうか。
ネットに魂を置きリアルではご飯と入浴、排便をするだけみたいな、
リアル社会よりネット社会が主になる考え方にシフトしていく可能性も否定できない。
宮台氏がもっとも視座していたのが、昔の非流動型共同体(場所に拘る)と現代の流動型人間関係(場所に拘らない)、
どっちが良いか分からないが、こういうことを知って考える必要があるのではないかと示唆している。
でないと、ネットのアチラ側に在住した場合、リアルの場所には拘らないわけだから愛国心すら希薄になる。
この先IT技術や科学が発展し、言語と稼ぎ方の革命が起きるとより暮らしやすい海外に行くのは必然になるだろう。
別に、愛国心でも愛郷心でもどちらでもいいのだが、茹で蛙で愛郷心になるのはどうかと思う。
現在ではまだ、技術も発展中で非流動型もかなり残っているわけだから、
今一度、友達がいるけど寂しい状態ではなく本当の寂しさを補う事とは何ぞや、
本当の絆とは何ぞやと、改めて意識する必要があるのではないだろうか。
どういう順番でなにをするかを間違えなければ、個々の作業が遅くても、ミスしても誤差でしかない。
取り返しのつかない事態を遠ざけ安定して仕事をするには、段取りさえ間違えなければいい。
段取りを策定するときは、楽をするにはどうすればいいかを徹底的に考える。
普段からも折に触れて楽をするにはどうすればいいかを考え、段取りをブラッシュアップしていく。
楽ができるようになり余裕が生まれると、自然と頭が働き出す。
楽するためのさらに効率的な段取りを思いつき、好循環に入る。
ここ数週間で、人生ではじめて仕事をつつがなくこなせるようになった。
なんでいままで嫌だったり苦しかったりすることを放置していたんだろう。
楽をするにはどうすればいいかを真剣に考えはじめることができて、ほんとうによかった。
会社に入って1年と少しで辞めた。
まったく仕事ができないし、先輩の説明も頭に入らなかったからだ。
仕事ができずに所在のない苦しみから解放されるには自殺しかない。
でも自殺できなかった。
自殺するときの苦しみを恐れる自分をなんとか説得しようとしたけどだめだった。
楽になりたくて自殺したいのに自殺できない苦しみ。この苦しみから逃れたい。
自殺せずに楽になるしかない。そう思った。
突破口は、確実にできることが少しずつ増えてきたときに見えた。
確実にできることをしている最中、その作業を余裕を持ってメタ視点で眺めることができる。
作業のあとで考えるよりも、作業している最中のほうが臨場感があるので意欲を持って分析できる。
聞きなれたCDを前のめりで聞くなんてしないけど、ライブに行けば前のめりになる。
そんな感じで前のめりで楽にできることがないかチェックしたら、もっと楽ができる段取りが見えてきた。
これが好循環の始まりだった。
正直、レベルの低い話をしているんだと思う。
こんなことを書いておきながら、頭がまわらなくなって段取りを見失うことも少なからずある。
苦しいことが減ったとはいえ、なくなったわけではない。
自殺への想いが跡形もなく失せたわけでもない。
でも、仕事ができずに職場で居場所がない苦しみが激減したことだけはたしかだ。
楽への欲求があるかどうかがこれほどまでに大事だとは知らなかった。
表紙や巻頭折込じゃなくて、中の(概ねモノクロ&線画の)挿絵だよね?
ラノベは本文で伝えるべき描写はほぼ終わってるわけですから、挿絵はあくまで読者の脳内イメージを完成させるための存在です。
絵の一コマ一コマで1から10描写しなきゃいけない漫画と求められているものが違います。
どれだけ描き込んでも目を通す必然性の低い挿絵の評価は、(たとえ実際多くの読者が閲覧してるにしても)絵師の労力に見合わないものになるでしょう。
加えて臨場感あふれる描写は、場合によっては読者の脳内イメージと食い違いを起こし、かえってマイナス効果になるかもしれない。
そういう意味では読者毎のイメージと軋轢を起こさない、曖昧さの残った絵でちょうどいい。(もちろん作品次第ではありますが。)
だから機能的にも、金銭的にもあのクオリティで出版社・絵師・読み手共に妥協してしまうわけです。
…なーんて、知ったかぶりしたい単なる読み手はそう思ってますが。
個人的には挿絵の存在価値というのは、絵のクオリティ云々より、いかにイメージし辛い場面や演出的な場面に挿絵を配置し、
読みやすく・分かりやすく・テンポを崩さないようにする部分が大きいと感じますね
----
トラックバックが…
失礼しました
【ガミって】みんなのケイバ Part16【大喜び】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1218720267/
3 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 00:22:56 ID:QcTV5IwI0
バラエティー化で台なし!民放競馬番組は何とかならんか (ゲンダイネット)
「もう、バラエティー路線は勘弁してくれ!」――。ちまたの競馬ファンからこんな不満の声が聞こえてくる。
フジテレビの新競馬中継番組「みんなのケイバ」の評判が良くないのだ。
これまで、日曜日の午後3時からフジが生中継していた「スーパー競馬」は87年から昨年まで続き、ファンから支持されていた。
フジは今年1月にそんな草分け的な競馬番組を全面リニューアル。川合俊一(45)とほしのあき(30)をメーン司会に起用し、
「競馬ファンだけでなく、初心者も楽しめる内容を目指す」と胸を張っていた。
しかし、いざフタを開けてみると……。
「“競馬はまったく知らない”というほしのはもちろんですが、大の競馬ファンとの触れ込みだった川合も初心者丸出し。
“当たった!外れた!”と大騒ぎするだけで、落ち着いて見ていられません。
予想の参考になるような情報や分析は減っているし、2人ともしゃべりがたどたどしいからヒヤヒヤしてしまう」(マスコミ関係者)
フジとしては、あまり競馬に興味がない層にアピールすることが狙いだったのだろうが、
今のままではこれまで中継を見ていた競馬ファンが離れるのは確実。本末転倒だ。
「狙いも完全にブレています。ほしのは競馬中継だということを意識してか、露出の少ない衣装で中継に臨んでいる。
川合の起用にしても、6年近く司会をしていたフジの午前中の情報番組を打ち切ったことに対する救済措置なのはミエミエ。
テレビ東京の「ウイニング競馬」も俳優の萩原流行が司会を務めているが、こちらも“片手間感”がありありで評判は良くない。
競馬番組にしろ、スポーツ中継にしろ、民放がバラエティー化に力を入れるとロクなことがない。
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/15gendainet07024563/
22 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:2008/08/16(土) 16:02:31 ID:sh/Rp6IGO
今さらだけど…
テレ東は、イイ中継だな!今さらだけど…
フジは…川合とほしのは消えてくれないかな!
お願いします。東原さん
36 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/17(日) 15:23:06 ID:dSHepHNC0
51 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:2008/08/17(日) 15:45:49 ID:fFjMg4j40
細江に向かって「欲張り女」
川合・・・
71 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/17(日) 16:33:21 ID:lEeEqZLa0
「こんな簡単なレース外すなんて」
時々消音にしてたから知らなかった。
川合氏ね
72 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:2008/08/17(日) 16:56:50 ID:A4t+WTa40
>>71
青島が訂正後謝罪したのに川合は全く謝罪なし。普通なら謝るだろ。
細江が明らかに幸四郎がレース中に八百長をしたとか言ってた様な気が?
言葉は選んで言わないと大変な事になると言う事が分かってるのかな?
73 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/17(日) 17:26:14 ID:m35+iN2K0
>>72
細江に関しては
禁句のひとつである「(マイネルチャールズは)早熟」とも言っていた。
昔、あの大川でさえ、リザーブユアハートを早熟と言ってしまった翌週の番組内
で謝罪していたことを思い出す。
来週、細江は無事番組に出られるのだろうか。
74 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/17(日) 17:28:07 ID:EIBymddT0
バラエティ番組だからいいんじゃない
84 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/17(日) 23:39:07 ID:M3rKXrXW0
つーか、ほしのの「ごってぃ」が安田の「うちのウオッカ」並みにウザく
感じるのは俺だけ?
92 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 01:36:25 ID:WaBnV88cO
>>84
同意
「まっちー」もうざい
128 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/22(金) 23:07:07 ID:SuUaneKr0
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2008/08-193.html
> 2008年フジテレビの北京オリンピック中継は、「リアルタイムの夏、リアルタイムの感動」というテーマで、20年ぶりアジア開催の時差のない大会を臨場感たっぷりにお伝えします。
> スペシャルキャスターに関しては新鮮な感動をより多くの人に伝えてもらうために、「オリンピック番組史上最高にフレッシュなキャスター」というコンセプトで選ばせていただきました。
> フジテレビ北京オリンピック中継、「明るく」・「さわやかに」・「フレッシュに」競技を盛り上げてまいりますので、どうぞご期待ください。
129 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/23(土) 00:09:55 ID:uIbEFWo6O
矢延はスポーツ中継の癌
147 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:2008/08/24(日) 11:40:15 ID:5WlvcSfW0
http://jp.youtube.com/watch?v=LLmrswxlfZs
井森「また手綱を引き締めて、引き締めなおして
来週も頑張りますかね、私たちも。
勉強させてもらいたいと思います。」
バカYと偽乳は井森の爪の垢でも飲めよ。
164 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/24(日) 15:24:44 ID:hR7f9SY/0
166 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/24(日) 15:25:18 ID:O/lH5tOH0
ほしのはシャドーロールすら知らんのか?
マツリダゴッホの「鼻、白いとこ何?」みたいなこと言ってたが・・・
209 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/08/24(日) 16:42:07 ID:z0pCN9JP0
川合
開始早々「久々にワクワクする。」
ほしの
シャドーロールみて「鼻の所、白いのは?」
夏競馬はつまんないといってるのと同じだよね
なん…だと…(イサコ風に)
「普段のHを披露」じゃなかったんかーい!
(ここで公式サイトを確認)
http://www.mutekimuteki.com/top.html
全Flashで固定リンクを示せない、面倒だけど何回かクリックしてね
業界激震の問題作!!はっきりいって無敵です。
………それのどこがAVじゃー!!!!1111ぬぬぬぬ
でもおじさん、なにかちょっとホッとしたよ…ありがとな増田…
読者層がそういう話を好むのだから、そういう話が量産されるのは当然のような気がする。
読者のルサンチを晴らすために、悪役は悪役らしく(浮気相手の役)愚かな者はとことん愚かに(たいてい女の役)描かれ、読者の投影である>1は理想通りに行動し、最後にちゃんと悪者を懲らしめ、誤解を解き、勇者(>1)は惜しまれながら去り、とカタルシスを味わえる構成になっている。現実だと、どうしようもない理不尽さとか、最後まで解けない誤解とか、悪役になりきれないただの人間の行為が重なった結果とか、そういう割り切れないものが残るからね。
逆に自分は、こういうの読んでると素人の創作すごいなーと思うよ。読者の願望に対する嗅覚とそれを実際にやれる厚顔さがすごいと思う。>1スタイルというのか、2ch以前はなかったけど今じゃ当たり前にあるスタイルというのも考えようによってはすごい。臨場感を上げるために挿入される書き込み中の>1の描写とか。
http://anond.hatelabo.jp/20080227092510#tb
それ、『少女漫画』っていう言葉に振り回されて、食わず嫌いしてるだけなんじゃ?あるいは、『精子少なそう』とか言ってるとこを見ると、男児かくあるべし、みたいな理想の男像を自分の中に作っていて、格闘とかギャンブルとか少年漫画的な題材にしか興味がないからなのか?
面白い漫画は、少年漫画であれ、少女漫画であれ、作者が取材や人の観察を綿密に行って、作品にそれを取り込もうとする。だから、描かれるものには臨場感があって、読んでるこちらに喜怒哀楽や共感の念を起こさせる力がある。食わず嫌いならしょうがないけど、男が描いたか女が描いたかなんてことにこだわらず、そういう観点で読んだら、もっとたくさんの面白い漫画を見つけられるんじゃないかと思うよ。
まあ、もともと『センス良くて顔が良くて、姉妹がいないお勉強の出来る(俺様カッコイイ)』って言いたいだけの記事にこんなこと返事しても無駄かな。
元ネタの記事を読まずに書きますよ。
たとえば相撲中継では、観客の表情まではっきり見える。金色の帽子をかぶった常連のおじさんもくっきりだ。
いつも見てる番組をハイビジョンで見ると、違いがよくわかると思う。
もう戻れない太陽の牙ダグラムだよ。
そもそも、HD解像度が必要か必要でないかという問いはナンセンスだと思うなあ。
カラー放送って必要? 白黒のままでいいんじゃね、的な話も昔はあったんじゃないかな。
でも今はカラー放送しかないよね。
受像器が普及すれば、ああハイビジョンで困ることはないねえきれいだねえ、でおさまるんでないのかな。
問題は、ハイビジョンで放送されている番組が今は基本的にコピーワンスだということだ。
でもこれは解像度とは別の話であるね。
本当にデザインが、求められているのか。
リンク元記事の、「臨場感」「リアル」「webと重力を交えた新しいデザイン」を
これからのデザイナーが目指すのは、なんとなくわかる(それが仕事だから)。
われわれが失った、あるいは失いつつあるもの。
社会性(とくに地域共同体経由の)、身体性、あるいはそれらがもたらす現実感、など。
しかし、来ているのは、デザインの時代なのか。
デザインは、われわれが失ったものを取り戻すことができるのか。(金儲けの糸口にするだけでなく)
取り戻せるとしたら、それは、何を、どのようにデザインすることによってなのか?
あったよ
中越沖地震の避難所となっている柏崎市の第一中学校で21日、現場からの中継準備をしていた中京テレビ(名古屋市)のスタッフが配膳(はいぜん)用テントに小型マイクを付けようとして、「隠しマイク」と思い込んだ避難所スタッフから注意を受け、設置を取りやめた。隠しマイクではなく、臨場感を出すための食器の音などを集めるためのものだったが、同社記者は「配慮が足りなかった」と謝罪しているという。
市災害対策本部などによると、午後4時ごろのことで、同本部はその後、「隠しマイクを付けようとした報道機関があった」と公表したが、事実関係が違ったとして発表を撤回。市は「好ましくないことだが、こちらにも誤解があった」と説明した。
…どうだかね
というか、確認したら、元記事も書き換えられている。どんどん書き換えてるのかな
西暦2026年。日本にある奇妙な現象が起こった。出生率が激減したのだ。
もちろん、出生率の低下はつい最近に始まったことではない。前世紀半ば1970年ごろの、いわゆる第二次ベビーブーム以来日本の出生率は一貫して下がり続けていた。だが、2026年に起こった出生率の低下はそれを凌ぎ、前年度の半数以下にまで落ち込んだのだった。だれもが首を傾げ、専門家も市井のブロガーも、ありとあらゆる人がこの問題の分析を議論した。
21世紀の情報化社会にあっても、丙午の女性は男を食い殺すほど強い、という迷信が健在なのだというトンチンカンな分析をする社会学者も居た。
O社というある小さな会社の出した女性型ロボットが、その原因らしい。
そもそも、人間の基本的な欲求、適応度を上げると言う意味で生物的に基礎的な欲求は、あるレベルを超えれば経済学で言う収穫逓減の状態を示す。水も空気も食品も、あるいは快適な生活空間も人間の生存には無くてはならないが、ある一定以上を求めることは無い。もうおなかいっぱい、と言う状態が存在する。だが、男性の性的な欲求だけは例外であって、際限が無い。
三大欲求という言い方がある。食欲、睡眠欲、そして性欲を指すのだそうだ。このうち、食欲と睡眠欲は自身の存在を存続させる欲求、性欲は自身の存在を拡散させる欲求であると言い換えられる。では何故自身を存続させたいと思うのだろうか? それは、自身の存在を拡散させるため、自身の遺伝子のコピーを広げるためであると言える。生物の存在という目標のためだけに生物は存在し、またその目標が無ければ生物自身も存在し得ない。果てしの無い自身の再生産のためだけに生物は存在する。
男女の愛に関する悲劇の全ての源泉は、男女によって生物学的な適応度を高める方法が違うということに由来する。女性はいくら多くの男性と関係を持ったとしても、直接には子供の数を増やせないが、男性は数多くの女性と関係を持てば、原理的にはほぼ無限に多くの子供を持つことができる。それゆえ、自身の適応度を際限なしに高めることができる。だから、男性の性欲には限度がない。1000人、あるいは10000人と関係を持ったとしても、1001人目、10001人目の女性とセックスできるだろう。
だが、一般的な水準の容姿と金銭と道徳観念を持った男性にはそんなことはできない。だから、売春が生まれ、ポルノが生まれた。英語で"the oldest profession"「最古の職業」と言えば、売春のことを指す。古くは版画やグーテンベルグの発明から映画に至るまで、あらゆるメディアにおいてポルノは存在した。ビデオデッキの規格戦争においてVHSが勝利したのも、その影にアダルトビデオがあったのは有名である。軍事的な目的のために開発されたインターネットを一般人に普及させたのもポルノサイトがあってのことだ。ありとあらゆる技術は、男性の性欲を満たすために使われてきた。人間の経済活動は、男性の性欲に由来している。いや、そもそも言ってしまえば経済活動も含めたあらゆる人間の活動は、究極的に突き詰めれば、この男性の性欲の限度の無さに由来するのだ。人間の無限の欲望も、背後にある原動力として性欲によっている。もし人間から性欲が無くなれば、あらゆる種類の人間の活動は全て無意味になる。
たとえば、車は分かりやすいステータスシンボルであり、セックスアピールである。移動手段としては不相応なまでの高級車を持ち、ガソリン代、車検と不必要なまでのコストを掛けることは、生物学でいうハンディキャップ理論の表れであると言える。食欲を満たすという目的のためにはあまりに高級すぎる、人気のデートスポットであるフランス料理店。これも性的な欲求を含めなければ説明がつかない。動きにくく実用的でない服装や、映画や絵画といった美術ですら、究極的に突き詰めれば性欲に由来する。男性が権力や高収入を求める欲求が女性より強いのも、それが歴史的に女性を得る手段に直結していたからである。歴史を紐解いてみればいい。権力者、独裁者はほぼ例外なく側室を持ち、多くの子を残している。アメリカの元大統領のクリントンのように、権力者が複数の女性と性的関係を持つことが倫理的に許されないことになったのは、ごく近代のことでしかない。日本ですら、戦前までは政治家や財界人が愛人を持つことは当然のことであったし、社会通念的にも認められていた。明治天皇や大正天皇ですら、嫡出子ではなく側室の子であった。「英雄色を好む」という言葉があるが、これは生物学的に見れば一種の逆転である。英雄と呼ばれる人間だけが好色なのではない。そうではなく、あくまで権力を得た人間は自身の欲求を実現する方法をも同時に得られるということでしかない。
しかし、人間は婚姻という他生物には見られない独自の制度を持っている。世界中どこを見ても、結婚制度が存在しない社会は存在しない。「交尾でオスの役割は終わり」という生物とは違い、どんな社会においても、人間の男性は自身の妻や子供を養育する義務を持っている。(蛇足だが、人間の男性が若い女性を好むのも、長期にわたって一人の女性と性的関係を築く婚姻制度によって生じたものである。その証拠に、交尾でオスの役割は終わりというチンパンジーの一種は出産、育児経験のある中年のメスを好む。なぜならそのほうが自分の子供が生き延びられる確率が高いから)それゆえ、近代のテクノロジーが発達する以前の社会においては、自身の限度の無い性欲を満たせるのは、社会的に成功したごく少数の男性だけだった。付け加えて言うならば、有史以前、人間が貨幣を持つ前の狩猟採取社会においては、どうやら一夫多妻制度はまれであったらしいと言うことが分かっている。多くの皮肉屋の主張とは違い、資本主義の発達により貧富の差が生まれたことによって、多数の妻を養うことが可能になったようだ
だが、大容量のインターネット回線と、テレイグジスタンス、バーチャルリアリティ、そして人型ロボットの研究が男性の際限の無い欲求を満たすことを可能にした。
月々数千円も出せば、海の向こうの幼い少女からディスプレイの中にしか存在しなかった理想の美少女まで、ありとあらゆる女性とのバーチャルな性行為が楽しめるのだ。お互いの性器に装着したネットワーク対応の性器具と、データグローブとボディースーツ、そしてヘッドマウントディスプレイによって、その場に存在するような臨場感を持って、バーチャルセックスを体験させるサービスが提供されていった。インターネットのサービスは、地理的な障壁や囲い込みがないため、常に、全世界が競争相手であるし、容易に相手のイノベーションを取り込めるので、リアルでは考えられないほどのすさまじい速度で進化していくのが常だが、ネット経由の売春も、その例外ではなかった。
そして、流れが決定的になったのは、前年に発売された女性型ロボットだった。
ちょっとした高級車を買うくらいのお金を出せば、文字通り女性を所有することができるのだ。しかも、現実の女性と違って妊娠することも浮気をすることも歳をとることもない。なにより、飽きて捨てたとしても何一つ文句を言わない。
しかも、簡易ではあったが会話もでき、(ちぐはぐな受け答えが、逆に幼さを感じさせるとして喜ぶ男性も居るようだ)食事や掃除と言った家事をすることもできた。妻を持ちたくない、または持てない男性にとっては正に福音であった。
いや、もてない男性だけではない。中間層の普通に交際相手が居る男性にとっても救いであった。彼らは常に女性のご機嫌を伺い、足代わりに使われ、食事を奢らされてまで、不確実なセックスにありつくことに疲れ果てていたのだ。彼らにとっても、女性型アンドロイドの登場は救済であった。何も要求せず、見返りの無い愛を注いでくれる、いつまでも無垢な女性。有史以来の男性の永遠の理想の体現であった。
だがしかし、その後不可解な面白い現象が起きた。一体何が起きたのか?
数年間のうちに、出生率がV字回復したのだ。ちょうどそれは、60年前の丙午の翌年に起きた出生率の回復のようだった。
例え人形であっても、女性と生活を共にする以上、身だしなみを整え、生活習慣もきちんとしなければならないという男性が多少は増えたのだ。現代の情報化社会の中で、不当に抑圧され、自己肯定感を失っていた若い男性が、たとえそれがロボットであっても、全面的に肯定されることで自信をとりもどしたのだ。不当にワガママな女性に対しては、いつでもアンドロイドに戻れる、ということをほのめかし、恋愛において男性が女性と対等な立場で渡り合えるようになったのも大きい。
そして、性欲は人間の本質的な欲求であるが、それと同じくらい、子供を持ちたい、家族を持ちたいという欲求も本質的なものであるらしかった。擬似恋愛という一種のカンフル剤で人間性を取り戻した男性が、次々に現実の恋愛、結婚へと戻っていったのだった。
しかし、再び恋愛市場の中に戻っていったのは、男性全体から見ればごく一部でしかない。彼らはもとから女性に相手にされるだけの財産なり顔なりを持っていた幸運な男性なのだとも言える。大部分の男性は、そのまま「戻ってこなかった」 なにせ、どれほどのキモメンであろうと、振られる事はありえないのだ。大部分の男性は、理想の彼女と一緒に、自閉的な生活を送るようになった。それでも彼らは満足しているようである。
こうして今や、少数の結婚市場に復帰した男性と、大多数の「降りた」男性たち、そして、理想の彼女との競争に晒される女性だけが残った。出生率が回復したと言っても、日本の出生率は世界最低レベルを走り続けている。どうやら経団連は、労働力不足を補うために本当に移民の受け入れを考えているらしい。このままでは1半世紀しないうちに日本人は消滅すると予測している学者も居る。
しかし、再び現実の恋愛へ戻っていった男性も、擬似恋愛を楽しんでいる男性も、それぞれに幸せなようだった。
だが、、、これは本当に人類の進歩なのだろうか? はたして、テクノロジーは本当に我々を幸福にしたのだろうか? 科学技術の進歩によって、最後に生み出されたものが「自由意志による断種」「幸福に包まれた自死」でしかなかったとしたら、数千年に及ぶ人類の歴史は一体何だったのだろうか? 今後の人類の未来を考えるにつけ、私は絶望的な気分になる。