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2011-04-08

会津に行ってみた

会津観光旅行に行った。会津地方観光客が激減しているというニュース月曜日にみて、折よく暇だったため翌日朝一の電車に飛び乗り2泊3日の観光旅行、昨日7日夜東京の自宅に帰り着いた。せっかくなので、一観光客が見聞きした会津の現状や観光したうえで感じたことを書きたい。無計画性が災いし時間が足りず磐梯には行っていないので、会津若松喜多方のみの話となります

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1.地震の被害

会津若松駅前の地下道が冠水、未だに復旧せず通行止めであったり、マンホールが隆起していたり、蔵の土壁が壊れていたりと、地盤のよい会津地方も少なからぬ被害を受けており、極一部の観光スポットが休業している。とは言えその数は少なくまた有名どころはたいてい営業しているし、会津内での交通インフラも問題ないので、観光への影響は少ない。

2.原発の直接的影響

大気中の放射線測定値についてはさすがに東京より高く毎時0.2マイクロシーベルトあたり(健康には問題のないレベルだが野菜や水からほとんど検出されていない。

http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/index_php/info_hazard/view.php

ちなみに、現地の某ラーメン屋に入ったら使用している野菜の原産地をしるす貼り紙があったんだけど、そのなかに福島産の文字がない。つまり暗に福島産は使ってないですよと言うアピールをしていて、なんかすごい切ない気持になった。

3.観光産業の現状

機会があればなるべく現地の人と話すようにしていたんだけど、異口同音さっぱりお客さんが来ないとのこと。前年比で95パーセント減と具体的に数字を挙げてくれた方もいた。これから景気は悪くなるだろうし、外国人観光客も減るだろうから地震前に戻るというのは何年たっても無理かもしれないが、さすがにこの減り方は異常事態。しかゴールデンウィークの予約もキャンセルが相次いでいるということもあり、その異常事態のおわりが見えないことが怖い。しばらく続くとバタバタとお店が倒れてしまうかもしれない。

4.今観光すべきなのか?

しかし、このような惨状を見聞きしながらも、会津を助けるために今すぐ観光すべしと人に強く勧める気に僕はなれない。理由はふたつ。今一番困っているのは被災民なのだから観光する暇と金があるならボランティアしろよ寄付しろよという正論がそのひとつ。そして会津地方は避難民を多く受け入れているというのがもうひとつの理由。関係ない所で自粛だの不謹慎だのと言うのはバカらしいが、さすがに避難民の目の前で呑気に観光と言うのは気がひける。じゃあどうすればいいのか? 現地の人にいろいろ話を聞いてみて思ったのは、今観光客が激減していることよりも、その異常事態のおわりが見えないというところに不安を感じている様子だった。ならば、被災者難民に配慮しつつ、会津人の不安を解消するには、この異常事態には終わりがあるんだよというメッセージを送ればいいのではないかと思う。それにはちょっと先、例えばゴールデンウィークホテルの予約を入れるというのがいいんじゃなかろうか。先が見えれば会津の人も安心すると思う。もちろんそこまで被災者難民に配慮する必要はないよと言う人は、空いている今が好機だと思うので、どんどん行った方がいい。じっくり見学ができるし、スタッフさんと話し込むことができるし、サービスしてくれる店もあったし、写真も撮りやすいし。酒造りはほとんど終わっており、桜はまだと言うことでオフシーズンなのが残念ではあるが。

5.アクセス

東北新幹線東北本線が運転見合わせで、東部鉄道だと時間がかかり、高速バスはキャパが少ないということを考えると、現状では車で行くのがベターかなという印象。車がなければバスにするか、新幹線東北本線の復旧待ち。郡山会津間を結ぶ磐越西線現在間引き運転中。まあゴールデンウィークまでには意地でも復旧するでしょう。

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以下蛇足ガイドブックではそれほど注目されてないが印象に残ったところをいくつか、ご旅行のご参考までに。

A.さざえ堂(会津若松

平面六角形の木造二重螺旋建築。前々から見に行きたいと思っていたもので、今回会津旅行即断したのもこれがあったから。世界に類をみない奇妙な建築物でありながら、中を廻れるというのが魅力。ずいぶん痛んでいるが、昔から多くの人が入ったという証左であり、歴史の重みを感じる。10年くらい思いを熟成させかなりハードルが上がっていたが、それをはるかに上回る感銘を受けた。

B.長床(喜多方

新宮熊野神社の拝殿。イメージとしては木造パルテノン神殿(ただし規模は劣る)といった感じの、壁のない建物70年代解体修理復元工事をしており、建材は再利用しているものの建物自体は古くはない。しかし、中にのぼれるという魅力には抗しがたいものがある。また木造大鳥居も時代がついていていい。

C.甲斐本家階段喜多方

蔵座敷で有名な甲斐本家だけど、注目は売店のなかにある螺旋状の吊階段。彎曲した側桁が一枚で、しかも曲げたのではなく削り出したのだという贅沢なつくり。店主が話好きのおじさんで、面白い話が聞けた。

D.割烹田季野(会津若松

名物輪箱飯(わっぱめし)の元祖。値段は高いが当然のようにうまいカウンターの隣には、とある形をした黒塗りの木造が鎮座ましましている。珍妙なことに、その木造には色々な国の紙幣が貼ってあった。訊くと、賽銭感覚外国人観光客が貼っていったものらしい。ちなみに、2泊3日の旅行外国人を一人も見かけなかった。

2010-02-26

曇っている街


 大学時代親友とふたりで裏磐梯へ行った。

 大宮に集合して、東北本線郡山経由、磐越西線で磐梯へ。

 男ふたり。

 たしか青春18切符だった。

 大学ではいいことなくて、親友も沈んで電話で話す。

「なあ、18切符でどっかいかない?」

「え? いいけど、涼しいところがいいな。どっかある?」

 夏だった。

「裏磐梯とか、考えているんだけど」

 それを聞いたとたんに心が弾む。うきうきして鞄を探す。

「なあ、今からでれる?」

「当たり前じゃん」

 そうやって、大宮から東北本線に飛び乗って、ふたりで車窓をぼんやり眺めながら、算段する。途中下車できるから、喜多方まで行ってラーメン食うか、一応ガイドブック買ってきた、お、用意周到じゃん。

「なんか探しておいてよ、任せるよ」

 そういってぼくは車窓を流れる畑と建物を見る。送電線を見る。びゅんびゅんと遠ざかっていく東京をただ眺めていると、ふしぎと心が軽くなっていく。暗い薄曇りの街を飛び出して、陽が差す田舎がものすごい速度で流れていくのをただぼんやりと、片肘突いてペットボトルお茶を飲んでいると陽が差してくる。

「なんかさ、都会って暗いよね」

「あ? あー、ビル多いからな。このへん何もないから」

 そうか、太陽を遮るものがないからか。

 がたごとびゅんびゅんそれは実に爽快だった。

 それが始まりだったか、ぼくは何か暗く雲がわいてきたようなときには、いつも電車に飛び乗る。どこでもいいから場所を決めて、朝早く起きて電車に飛び乗る。それで、自分の住んでいる街から一時的に避難する。

 長距離列車はいつもご機嫌で、陽の差すところを突っ走る。

 東海道本線東北本線高崎本線、宇都宮本線。

 まばらな建物の中を、都会の私鉄に慣れた人間には驚くほどの距離を、あっという間に走ってしまう。

 片肘突いて、お茶を飲んで、音楽聞いて、小説読んで。

 それであっという間に目的地にたどり着く。

 新幹線はもっとすてきだ。

 宇都宮だろうが、高崎だろうが、三島だろうが、浜松だろうが、ぼくは新幹線に乗る機会があれば、それを逃さない。

 改札をくぐって、重厚なホームへ行けば、そこには八戸山形からの新幹線が滑り込む。スキー客やら、帰省客やら、馬鹿でっかい旅行かばんを抱えた飛行機組やらの間を抜けて、その広いシートに腰を下ろす。

 ベルが鳴って、滑るように新幹線は走り出す。

 ぐんぐんとした加速が始まり、街が遠ざかっていく。

 それが東京でも、品川でも、宇都宮でも、三島でもいい。

 通常ではあり得ない速度で、ビルびゅんびゅん駆け抜けていくのを見ているだけでいい。自然に心が弾み始め、爽快な気分になっていく。時速三百キロで移動するのは実に心が弾む。

 いやなことなんて、そのビルと一緒にどっかへいく。

 きっとこうなんだとぼくは思う。

 ぼくは長距離列車で、曇った自分の街を逃げ出し、陽の差す所へ行き、そして超高速で新しい自分の街へ帰ってくるんだって。行って帰ってくると、一皮脱皮した、別の街になっているだって。

 そう書いて気付く。

 やはり曇っていたのは、街じゃない、自分なんだ。

2010-02-04

去年読書中に遭遇した未知ないし理解が曖昧だった単語

ちなみに読んだのは小説や思想書。

【行状】人の普段のおこない。身持ち。品行。 「―を改める」 ※ぎょうじょう

隠退】一切の社会的仕事を辞め、静かに暮らすこと。退隠。 「郷里に―する」

【駐屯】軍隊がある地にとどまっていること。 「―部隊」「―地」「一個師団が―する」

【要綱】根本的な、重要な事柄。また、そのような重要事項をまとめ上げたもの。 「政策の―」

【眼目】(1)物事のたいせつな点。要点。主眼。 「教育の―は人間形成にある」 (2)目。まなこ。

【獄門】(1)牢獄の門。 (2)〔斬罪になった囚人の首を (1) にさらしたことから〕江戸時代の刑罰の一。斬首のうえ、その首を一定の場所または悪事をした場所にさらすこと。獄門台にのせ、そばに罪状を記した立て札を立てた。梟首(きようしゆ)。晒首(さらしくび)。「――に懸ける」

【当座】(3)(あることから)しばらくの間。一時(いつとき)。「結婚した―は生活も苦しかった」

【おさおさ】(1)(下に打ち消しの語を伴って)どんな面からみても十分に。全く。ほとんど。「準備―おこたりなし」「―おとらない」

【大儀】(1)手間のかかる面倒なこと。骨の折れること。また、そのさま。「―な仕事」(2)くたびれてだるいこと。何をするのもおっくうなさま。「体がだるく起きるのが―だ」

【芬々】においの強いさま。多くよい香りにいうが、悪臭にもいう。「香気―たり」「酒気を―と匂はせつつ/鉄仮面(涙香)」

【荒涼】風景などが荒れ果てて寂しいさま。また、精神がすさんでいるさま。荒寥。「―とした枯れ野原」「―たる寂寞感」「―たるその景色/或る女(武郎)」

【胴震い】寒さや恐怖・緊張・興奮などのために体が震えること。

【怖気】こわがる気持ち。恐怖心。おぞけ。「―がつく」

【嘶く】馬が声高く鳴く。 ※いななく・いなく

【人好き】多くの人に好かれること。人が好くこと。「―のする顔」

【掛け金】(1)戸・障子などが開かないようにかける金具。

【按排】(4)ほどよく物事を処理すること。ほどよく物を並べること。「九個が整然と同距離に―されて/草枕漱石)」

【進捗】(1)物事が進みはかどること。「工事の―状況」※しんちょく

【皓々】(3)光るさま。明らかなさま。「―たる月/緑簑談(南翠)」

【銘記】しっかりと心にきざみこんで忘れないこと。「心に―すべき言葉

【徴発】(1)強制的に物を取り立てること。特に、軍需物資を民間から集めること。「民家から食糧を―する」(2)強制的に人を呼び集めること。「堤防工事に人員を―する」

【口伝】(1)口で伝えること。くちづたえ。(2)奥義・秘伝などを口伝えに伝授すること。(3)奥義を書き留めた書。秘伝の書。

【前哨】敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。

【矮人】背の低い人。 ※わいじん

翻刻】(1)写本や刊本を、そのままの内容で、新たに木版または活版で刊行すること。翻印。(2)外国の刊本を、そのままの内容で新たに刊行すること。

拙劣】へたであること。まずいこと。また、そのさま。「―な文章」

【縞瑪瑙】縞模様の特にはっきりした瑪瑙。

【稠密】多くの人家・人間などがある地域に密集している・こと(さま)。「人口が―な地域」「人家の―する日本橋区の中央(まんなか)へ/花間鶯(鉄腸)」 ※ちゅうみつ

【立役者】(1)芝居で一座の中心になる役者。立役(たてやく)。立者(たてもの)。(2)ある方面で中心となって活躍する者。中心人物。「優勝への―」

【いくたり】「いくにん(幾人)」に同じ。「―来たかわからない」「―かは成功した」

【成算】物事をやりとげることができるという見込み。成功する見込み。「―がある」「―が立たない」

馬力を掛ける】精を出して仕事にはげむ。馬力を出す。

【尖塔】細長く先がとがった形屋根をもつ建物ゴシック建築教会などに多く見られる。

【拱廊】アーケード建築用語。円柱などの柱によってささえられたアーチの連続,または片側がアーチをのせた柱列からなる廊。ローマ時代以降盛んに用いられ,中世にはバシリカ式教会堂の身廊と側廊を仕切る内部構成の重要な要素となる。

【重畳】(1)幾重にもかさなっている・こと(さま)。「―たる山脈」(2)この上もなく喜ばしいこと。きわめて満足なこと。感動詞的にも用いる。「―の至り」「御無事でお帰りなさるは何より―/色懺悔紅葉)」※ちょうじょう

【はかばかしい】(1)物事が順調に進んでいる。望みどおりの方向にいっている。うまくいっている。また、はかどっている。「病状が―・くない」「―・い返事が聞けない」

【奇態】風変わりなこと。不思議なこと。また、そのさま。「予言したのがちやんと適中してゐるから―だ/うづまき(敏)」

【風雪】(1)風と雪。(2)風とともに降る雪。吹雪。(3)きびしい試練や苦難のたとえ。「―に耐える」

【以遠】ある地点よりさらに遠いこと。また、その場所。「東北本線宇都宮―が不通」

【鷹揚】ゆったりと振る舞うこと。余裕があって目先の小事にこだわらないこと。また、そのさま。ようよう。「―な態度」「―にかまえる」

【物堅い】実直である。律義である。まじめ一方である。「―・く信用できる人」

【暗影】(1)暗いかげ。(2)不安・不吉なきざし。「前途に―を投げかける」

【暗影を投ずる】不安を投げかける。「国際情勢に―・ずる出来事」

【模糊】はっきりしないさま。ぼんやりとしているさま。「曖昧(あいまい)―」「四辺(あたり)は―として霧の中に隠れるが如く/あめりか物語荷風)」

【戦慄く】(1)寒さ・恐怖・発熱などのために体が小刻みに震える。おののく。「恐怖に―・く」 ※わななく

【空恐ろしい】これから先のことを考えると、なんとなく不安で恐ろしい。「ゆく末が―・い」

【稀覯】〔「覯」は見るの意〕めったに見られないこと。「―の古書

稀覯本】めったにない珍しい本。古写本・古刊本・限定出版本などのため、数がきわめて少ない本。稀覯書。稀書。珍本。

【蔵書】書物を所蔵していること。また、その書物。蔵本。

【悪鬼】(1)たたりをする魔物。「―のごとき形相(ぎようそう)」

【染む】(3)打ち消しの語を伴って、自分の気持ちになじまない、気にいらない意を表す。「意に―・まぬ結婚」 ※そむ

【総身】からだじゅう。全身。満身。そうみ。

【悠久】はてしなく長く続いている・こと(さま)。「―な営み」

【繁茂】草木が生い茂ること。「夏草の―する野原」 ※はんも

【閲する】(1)よく調べる。検査する。「此編を綴るに至りて或一書を―・せしに/近世紀聞(延房)」(2)年月を経過する。「諸邦を遊歴して多年を―・し/花柳春話(純一郎)」 ※けみする

【霊廟】(1)先祖など、人の霊をまつってある建物おたまや。みたまや。(2)卒塔婆(そとば)のこと。 ※れいびょう

【蕭然】がらんとしてもの寂しいさま。「沈々たる孤灯に対(むか)ひ―として窓下に縫衣す/世路日記香水)」 ※しょうぜん

【冷徹】冷静で、物事の根本まで深く鋭く見通している・こと(さま)。「―な目」「―に事の推移を見通す」

【瞥見】ちらりと見ること。ざっと目を通すこと。一瞥。「―すると女が四人でテニスをして居た/趣味の遺伝(漱石)」

【新緑】初夏の頃の、木々若葉のつややかなみどり。[季]夏。

【壮麗】大きく立派で美しい・こと(さま)。「―な会堂」

【興趣】楽しく愉快に感じること。おもしろみ。「―が尽きない」「―がわく」

【古雅】古風でみやびな・こと(さま)。「古代の人像は―にして奇(くし)く/慨世士伝(逍遥)」 ※こが

【円蓋】半球形の屋根ドーム

【着意】(1)気をつけること。気をとめること。注意すること。「然るにこれに―するもの、甚だ少なし/西国立志編(正直)」(2)思いつき。着想。

【刻限】(1)指定した時刻。定刻。「―に遅れる」(2)時刻。時間。「日の暮れる―」

【蒼枯】古びていて深みがあるさま。「太い幹は―として白い粉をふいている/わが愛する山々(久弥)」

【遠戚】血筋の遠い親戚。

【純朴】素直でかざりけのないこと。人情が厚く、世間慣れしていないさま。「―な気風」「―な人」

【購う】(1)買い求める。「最も価(あたい)低き入場券を―・ひたれば/ふらんす物語荷風)」(2)ある物と引き換えに別の物を得る。「汗と涙で―・われた成功」

【贖う】罪の償いをする。「死をもって罪を―・う」

【和毛】やわらかな毛。うぶ毛。 ※にこげ

意趣返し】仕返しをして恨みを晴らすこと。報復。意趣晴らし。

【譴責】(1)不正・過失・失敗などをとがめしかること。「怠業のかどで―する」※けんせき

【ひとかたならず】ひととおりでない。普通でない。たいへんである。「―ぬお世話になりました」「―ず驚いた」

【峻厳】(1)いかめしくきびしい・こと(さま)。「―な態度」「―に自己を難詰した彼も/彷徨(潤一郎)」

【難詰】欠点を挙げ、厳しく相手を非難すること。「失態を―する」 ※なんきつ

【懐郷】故郷をなつかしむこと。「―の念抑えがたし」

【往時】昔。以前。「城跡に―をしのぶ」

【顔容】顔かたち。容姿。容貌(ようぼう)。

【突兀】物が高く突き出ているさま。山や岩などの険しくそびえているさま。とつこつ。「英雄の鼻柱が―として聳えたら/吾輩は猫である漱石)」 ※とっこつ

【刻苦】自らを苦しめ努力すること。「蛍雪(けいせつ)の窓に―して/慨世士伝(逍遥)」

【登攀】高い山などをよじ登ること。とはん。 ※とうはん

【闃然】ひっそりとして静かなさま。人気がなくさびしいさま。「―として空家の様に見えるのは/琴のそら音(漱石)」 ※げきぜん

【凛然】(1)寒さの厳しいさま。「―として寒冷(さむさ)膚へに徹り/竜動鬼談(勤)」(2)りりしく勇ましいさま。凛乎(りんこ)。「―たる態度」「精神爽(さわ)やかに意気―として/復活(魯庵)」

【凛乎】きりっとして勇ましいさま。りりしいさま。凛然(りんぜん)。「―たる態度」「彼方(かなた)を睨(にら)みし有様は、―として四下(あたり)を払ひ/慨世士伝(逍遥)」 ※りんこ

【篤実】情にあつく誠実であること。他への思いやりがあり、また、まじめであること。また、そのさま。「温厚―の好青年」「―な人柄」「―家(か)」

【惻隠】かわいそうに思うこと。あわれむこと。 「―の情」

【碩学】〔「碩」は大きい意〕学問が広く深いこと。また、その人。 ※せきがく

【詰屈/佶屈】文字・文章が堅苦しく難しい・こと(さま)。

【遺愛】死んだ人が、生前に愛用していたもの。「亡父―の万年筆

【先考】死んだ父。亡父。

【先妣】死んだ母。

【粛然】(1)静まりかえっているさま。また、かしこまり静まるさま。 「恩師の前に―と控える」「此満堂―として鎮静し/経国美談(竜渓)」(2)礼儀正しく、おちついたさま。また、おごそかなさま。「彼等は…火の気のない室(へや)に―と坐つてゐた/門(漱石)」

【酔歩】酒に酔って歩くこと。また、その足どり。千鳥足。「阪東君が―蹣跚(まんさん)として這入(はい)つて来る/続風流懺法(虚子)」

【蹣跚】よろめき歩くさま。「―として定めなき足を引摺り/緑簑談(南翠)」 ※まんさん

【憂愁】うれえもだえること。悲しみなげくこと。うれい。「―の色が濃い」「享楽し、―する人間らしき行為言動を/文学評論漱石)」

【幽愁】深い物思い。深い憂い。「―を催す」「―の美に酔ふばかりであつた/ふらんす物語荷風)」

【幽囚】捕らえられて牢などにとじこめられること。また、その人。囚人。「―の身となる」「ブリグハム、ヤングを―せり/八十日間世界一周(忠之助)」

【有終の美】物事を最後までやり通し、立派になしとげること。 「―を飾る」

【虚心坦懐】心になんのわだかまりもなく、平静な態度で事にのぞむ・こと(さま)。「―に話し合う」

【沈滞】(1)一つところにとどこおって動かないこと。(2)活気がなく、積極的な動きのみられないこと。「全体に―した雰囲気だ」

私生児法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子をいった語。民法旧規定では父の認知を得ていない者をいい、認知された子は庶子として家籍に入れられた。現在民法では「嫡出でない子」という。私生児

【分限者】金持ち財産家。 ※ぶげんしゃ

【手練手管】人を思うままに操りだます技巧。「―の限りを尽くす」

【籠絡】うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。「主君を―するに至れば/日本開化小史(卯吉)」

【不倶戴天】〔「礼記(曲礼上)」から。ともに天をいただくことはできない意〕この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。「―の敵」

換骨奪胎】古人の詩文の発想・形式などを踏襲しながら、独自の作品を作り上げること。他人の作品の焼き直しの意にも用いる。

【機微】表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣。「人情の―に触れる」「人生の―」

【機微を穿つ微妙な心理や趣を巧みに言い表す。

【恵投】人から物を贈られることを敬っていう語。恵贈。恵与。 ※けいとう

【看取】見て、それと知ること。事情などを察知すること。「人に由りて其の―する処の事実なり/欺かざるの記(独歩)」

【看過】見過ごすこと。大目に見て見のがすこと。「決して―できない不正

【指弾】つまはじきすること。転じて、人を非難・排斥すること。「―を受ける」「偽善者を―する」

瑕疵】(1)きず。欠点。(2)法的に何らかの欠陥・欠点のあること。

【謙抑】へりくだって控え目にすること。

【宥和】相手の態度を大目にみて仲よくすること。

面従腹背】うわべは従順にみせかけ、内心では従わないこと。 ※めんじゅうふくはい

【附和雷同】自分にしっかりした考えがなく、他人の意見にすぐ同調すること。

【威武】威光と武力。武力が強く、威勢のあること。武威。「―を示す」

【威光】自然に人を服従させるような、おかし難い威厳。「親の―をかさにきる」

【断案】最終的な考えを決めること。また、最終的な考え・案。「―を下す」

【存否】(1)存在しているかいないかということ。「詩人の生家の―を問い合わせる」(2)健在であるかないかということ。安否。「両親の―を問う」 ※そんぴ

【出立】(1)旅に出ること。旅立ち。「早朝―する」(2)物事を始めること。「此(この)根本義から―した代助は/それから漱石)」 ※しゅったつ

根本義】根本の意義。原理。「人生の―を悟る」

【零落】おちぶれること。「―して今は見る影もない」 ※れいらく

【落魄れる】以前の身分や財産を失い、みじめなありさまになる。零落する。「―・れて今は見る影もない」

【布置】物を適当な位置におくこと。配置。

【鬼胎】(1)心中ひそかに抱くおそれ。「―を抱く」(2)〔医〕「胞状奇胎(ほうじようきたい)」に同じ。

【胞状奇胎】妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し、葡萄(ぶどう)状の嚢胞(のうほう)になって子宮腔を満たすもの。大出血を伴って流産したり、癌が発生する確率が高い。俗に「ぶどう子」と呼ばれる。葡萄状鬼胎。

【阿る】気に入られようとする。へつらう。「大衆に―・る」「時流に―・る」 ※おもねる

【腑分け】解剖のこと。「手医師何某といへる者、千寿骨ヶ原にて―いたせるよしなり/蘭学事始」

【流謫】罪により、遠地へながされること。島流し。謫流。「―の身」 ※るたく りゅうたく りゅうてき

貴種流離譚】〔折口信夫の命名〕説話の一類型。若い神や英雄が他郷をさまよいさまざまな試練を克服し、その結果、神や尊い存在となったとするもの。在原業平(ありわらのなりひら)の東下り伝説かぐや姫伝説、また、源氏物語須磨流謫(るたく)の条などがこれにあたる。

【局外】(1)当面の事柄に直接関係のない立場。「―に立つ」

【局外者】その物事に関係のない人。。

蛭子記紀神話で、伊弉諾命(いざなきのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)の子とされる。古事記では伊弉諾・伊弉冉が日本の国土を生み成す際、国土とは認定し得ぬ失敗児、日本書紀では統治者の資格を欠く不具児としてそれぞれ位置づけられる。中世以降、恵比須(えびす)として尊崇された。ひるのこ。

ゲリマンダー】自党に有利になるように選挙区の区割りをすること。

【斜交い】ななめ。また、ななめにまじわること。「―にまじわる道路」 ※はすかい

博覧強記】広く書物を読みよく覚えている・こと(さま)。「―で鳴る男」

【惑溺】まどいおぼれること。夢中になって、正常な判断ができなくなること。「古習に―する者は/文明論之概略諭吉)」

糜爛】(1)ただれること。「―した歓楽/悪魔(潤一郎)」 ※びらん

【歓楽】(1)喜び楽しむこと。喜びと楽しみ。快楽

【瀰漫】(ある風潮などが)広がること。はびこること。蔓延(まんえん)。「退廃の気が―する」 ※びまん

【頑迷】頑固でものの道理がわからない・こと(さま)。「―な人」

【頑迷固陋】考え方に柔軟さがなく、適切な判断ができない・こと(さま)。

【疎隔】関係がうとくなること。遠ざけること。「妾を―せんと謀りしなり/妾の半生涯(英子)」

独立独歩独立して他から支配も影響も受けずに自分の思うとおりにやること。独立独行。

【宿痾】前々からかかっていて、治らない病気。持病。痼疾(こしつ)。宿病。

八紘一宇】天下を一つの家のようにすること。第二次大戦中、大東亜共栄圏建設意味し、日本海外侵略を正当化するスローガンとして用いられた。

【侏儒】(1)こびと。一寸法師。 (2)見識のない人をののしっていう語。

【深更】夜ふけ。真夜中。深夜。「激論は―に及んだ」

【黒暗々】まっくらなこと。「―日光も穿ち得ぬ森林の裡(うち)/日光山の奥(花袋)」

【波濤】大波。高い波。

【炯々】(目が)鋭く光るさま。「眼光―として人を射る」「―たるまなこ」

【盲滅法】何の見当もつけずにむやみに事を行う・こと(さま)。やみくも。 ※めくらめっぽう

【文質】〔「文」はあや・かざりの意〕文華と質朴。また、外見と実質。

【彬彬/斌斌】(1)文章の外形と実質とが共に備わっているさま。「文質?其宜を得る/明六雑誌 21」 (2)文物が盛んに興るさま。「大宝の令は制度儀文全く備り―として観る可し/新聞雑誌 40」 ※ひんぴん

【文質彬彬】外見と実質とがほどよく調和していること。「文質彬彬としてこそ君子というものである」

【赫赫】(1)はなばなしい功名をあげるさま。「―たる戦果」(2)光り輝くさま。「―たる南国の太陽」 ※かっかく

【墨守】〔墨子がよく城を守り通し、楚軍を退けたという故事から〕昔からのしきたりや自説を固く守ること。「旧習を―する」

【旧習】昔からの習慣。古くから残っているならわし。

【旧慣】古くからの習慣。昔からのならわし。旧例。

唯唯諾諾】何事にもはいはいと従うさま。他人の言いなりになるさま。「―として命令に従う」

【係争/繋争】当事者間で争うこと。特に、訴訟を起こして法廷で争うこと。「―中の事件」

擬制】〔法〕〔fiction〕相異なる事実を法的には同一のものとみなし、同一の法律的効果を与えること。失踪宣告を受けた者を死亡とみなし、電気を有体物とみなすなどの類。

【緒言】(1)論説の言い初めの言葉。(2)前書き。序文。 ※しょげん

【徴表】その事物のあり方を特徴的に示し、他の物と区別する性質。属性メルクマール

【骨絡み】(1)梅毒が全身に広がり、骨髄にまでいたってうずき痛むこと。また、その症状。ほねうずき。(2)悪い気風に完全にそまっていること。

抹香臭い】抹香のにおいがする。転じて、いかにも仏教的な感じがする。ぼうずくさい。「―・いお説教

【可及的】できるかぎり。なるべく。「―速やかに撤去せよ」

【通暁】(1)夜を通して朝に至ること。夜通し。(2)すみずみまで知ること。「その分野に―している」

【掉尾】〔尾をふる意〕物事・文章などの終わりになって勢いを奮うこと。また、終わりごろ。最後。「―を飾る」 ※ちょうび

【掉尾の勇を奮う】最後の勇気を出して奮闘する。

【囲繞】周りをとりかこんでいること。「山々に―された地」 ※いにょう・いじょう

【畏友】尊敬している友人。

【言下】相手が言い終わったすぐあと。言い終わるか終わらないうち。「―に断られた」 ※げんか・ごんか

【淫奔】(女性が)性的享楽におぼれやすい・こと(さま)。多情。 ※いんぽん

【知解/智解】知識によって悟ること。 ※ちかい・ちげ

【哀訴】相手の同情心に訴えること。なげき訴えること。哀願。「彼は地主に―して/土(節)」

【充溢】満ちあふれること。「気力が―する」 ※じゅういつ

【釈義】文章・語句などの意味を解きあかすこと。また、解きあかした内容。解釈

【蹉跌】つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折。「研究は―をきたした」「出立点から、程遠からぬ所で、―して仕舞つた/それから漱石)」 ※さてつ

【逢着】出あうこと。でくわすこと。「難関に―する」「屡々此の問題に―した/彷徨(潤一郎)」 ※ほうちゃく

【衡平】(1)つりあうこと。平衡。(2)〔法〕 一般的規定である法を、その適用において具体的事例に適するように修正すること。

語の意味はここからコピペ http://dictionary.goo.ne.jp/jn/

2009-12-27

駅でマスク男とトラブって殺されかけた

忘れないようにするため、昨日の出来事を話したい。

昨日のお昼頃の出来事。

 

東北本線蒲田から川崎に向かう途中、俺の座席前に、マスクをした男が対向する形で座席に座っていた。

ここでは、マスク男と呼ぼう。

こんな感じ

=ドア===窓===

     。|_男●|

 

     。|O俺_|

=ドア===窓===

 

 

マスク男の格好はスーツコートサラリーマン風。

しかし、ネクタイはダラっとして、曲がっているし、靴下は、真っ白のスキーで履く分厚い靴下。

どうみてもサイズが合わずブカブカ。

少し変なヤツだと思った。

年は30代半ば。俺と同い年くらいか。

背格好は長身痩せ型。

マスクの上にある目はギラギラ

 

マスク男は、おもむろにバンドエイドを取り出し、薬指にバンドエイドを巻き始めた。

 

 ケガでもしたんだろうと思ってみていた。

 

すると、バンドエイドを巻いた後のゴミをいきなり座席に捨てるではないか。(@@)!

 

俺は、こういうのを見ると、ムショウに憤りを感じる。

 

乗り換えのため、川崎駅で降りると、マスク男も降りようとした。

 

 俺は、ゴミを拾えと指でゴミを指してやった。

 

 内心 このゴミ自分で始末しろ と思いながら。

 

マスク男は俺をにらんだ。 そして、ゴミを拾わず、そのまま降りた。

 

 

ホームから改札階へのエスカレーターに乗ると、マスク男は俺の後ろに張り付いた。

 

ぴったりと。

 

 そして、ゴホっと咳をしやがった。

 

 マスクを通しての音ではなく、かなりはっきりとしたゴホっとした音。

 

 マスクを外してわざとセキをしやがったにちがいない。

 

 いやがらせだ。

 

 こんなやつは相手にするべきでない。

 

 無視していると、後ろから「何だお前は!」「お前は何様だ!」ドスを聞かせた声が。

 

 かなり、ゾッとした。殺意背中に感じる。

 

 「お前は俺に何をした」

 

 やばいヤツを相手にしてしまったな・・・。

 

 改札階に上りおわると、マスク男が俺の前にたちはだかる。

 マスク男「お前は俺に何をした」

 

 俺「あのゴミはあなたが捨てた。あなたのやったことは正しいことですか」

 

 (何を相手しているんだ! 受け答えしたことを、激しく後悔 orz

 

 マスク男「お前に指図される覚えはない。お前は誰だ」

 

 かなりヤバイ。

 

 

 周りの人間は、俺ら二人を無視して通り過ぎる。

 

 

  俺は、相手にしないで、行こうとすると、後ろからついてくる。

 

  「お前は誰だ」

 

 背中殺意を感じる。

 

 横に目をやると、警備員がいた。

 

 俺はマスク男の言葉を無視して、警備員のところに向かった。

 

 年恰好はかなり年季の入ったおじいちゃん警備員

 

 マスク男もついてくる。

 

 俺「警備員さん、すみません。この人につきまとわられて困っています」

 

 するとマスク男は、警備員の前で「俺はお前と話をしているんだ。こいつは関係ない。お前は誰だ」

 

 俺はおじいちゃん警備員に助けの目を送る。

 

 おじいちゃん警備員、オロオロしながら、「いや私は警備をしているんで・・・」

 

  逃げの姿勢

 

 (なんのための警備なんだ!)

 

 相手にならん。俺は駅員がいる改札に向かった。

 

 マスク男もついてくる。

 

 駅員のいる改札に着いた。

 

 後ろを振り向くと、マスク男は、いなかった。

 

 遠くでこちらを睨んでいる。

 

 駅員さんに事情を話した。

 車中でゴミを捨てた男に注意したところ、逆上され、つきまとわられていること。

 

 駅員さんはすぐに事情を察知して、こちらを睨んでいるマスク男を発見

 

 駅員「かなりヤバイですね。」

 

 駅員「どちらまで行かれます」

 

 俺「東海道線で○○(横浜方面)まで」

 

 もう一度、振り向くと、マスク男はいなくなっていた。

 

 二人であたりを探すと、どうも、品川方面行きの東海道線ホームを降りたようだ。

 

 「○○行きの電車が来るまで守りましょう」

 

 東海道線横浜方面行き)のホームに行き、マスク男がいないことを確かめた。

 

 二人であたりを確認。

 

 マスク男はいない。

 

 電車が来た。

 

 扉が開き、俺は乗った。

 

 駅員さんは、周囲を見回し、マスク男が乗っていないことを確認。

 

 車中にマスク男がいないことも確認。

 

 電車が発車。

 

 無事、マスク男から、離れることが出来た。

 

 あのまま、俺はマスク男を相手にしていたら、どうなっていただろう。

  

 この場をお借りして、最後まで見守った川崎駅の駅員さんに感謝したい。

 

 ほんの短い時間ではあるが、マスク男につきまとわされて、ストーカーに遭う恐怖を味わった。

 

 警備員からは見放され、どこまでも男が睨みながら、どこまでも、ぴったりとついてくる。

 

 とても気分がいいものではない。

 

 殺意を感じさせ、睨みをきかせながらついてくるマスク男。

 

 「何だお前は」

 

 「お前は誰だ」

 

 マスクをし、ギラギラした眼光で、睨みつける。

 

 ヘタに注意すると、逆上され、ヤバイ経験をする。

 

 この日記を読んだ人に注意を促したい。

 

 注意する相手は選ばないといけない。

 

 いや、変な怪しいヤツもいるので、注意はしない方がいいのかもしれない。

 

 

 用事が済み、家路に帰る途中、交番のおまわりさんに、今回の件について、相談した。

 結果、わかったことを追記しておきたい。

 

 

 まず、ストーカーをされた時点で、軽犯罪被害者になること。

 

 ストーカーには、軽犯罪が適用。

 

 今回のようなつきまとわされる事例もストーカー犯罪

 

 ストーカーにあったら、駅員さんのいるところに飛び込むこと。

 

 川崎駅の場合、交番が駅前にあるため、すぐに警察官が来ること。

 

 似たようなケースでは、手すりにつかまって、ヒジがぶつかっただけで、ホームに出ろと呼び出され、殴られる事例。

 

 目があっただけで、ホームでつき飛ばされる事例。

 

 中には、ドライバカッターで、顔を切られる事例もあるとのこと。

  

 やった犯人は、すぐに逃げる。

 

 監視カメラがあっても、切られてしまっては元も子もない。

 

 世の中、まともな人間ばかりでなく、怪しい人もいる。

 

 あまり相手にしない方がいい。

 

 注意されると、逆切れしたり、逆恨みする人間もいる。

 

 こういう世の中は、悪いことに注意する人がいなくなるのも、仕方がないことなのかもしれない。

 

 今回は、たまたまドライバーナイフをもった男じゃなかったので、幸いであった。

 

2008-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20080715214913

常磐線は昔から。

長距離だからだね。

高崎線宇都宮線東北本線)もそのケがある。

常磐線は、朝の上りは茨城から野菜売りのおばあちゃんなんかがいっぱいで

たくわん交換したり和気藹々。

ぜひ1回乗ってみることをオススメする。なごむ。

2008-04-14

首都圏鉄道の遅延発生率

って、乗り入れが増える度に増加するよね。

例えば湘南新宿ラインだと、

のどれかが遅延すると連動して遅れる可能性がある。さらに東武日光線も影響するかもしんないけど本数少ないから関係ないかなぁ。

その東武日光線も、

のどれかが遅延すると連動して遅れる可能性がある。

実際遅延が発生したとき、どうやってダイヤを切り分けてんだろう・・

2007-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20070211181911

Wikipedia秋葉原>略史)

2006-12-14

川崎駅で、マスク男につきまとわされた

忘れないようにするため、今日の出来事を話したい。

今日のお昼頃の出来事。

 

東北本線蒲田から川崎に向かう途中、俺の座席前に、マスクをした男が対向する形で座席に座っていた。

ここでは、マスク男と呼ぼう。

こんな感じ

=ドア===窓===

     。|_男●|

 

     。|O俺_|

=ドア===窓===

 

 

マスク男の格好はスーツコートサラリーマン風。

しかし、ネクタイはダラっとして、曲がっているし、靴下は、真っ白のスキーで履く分厚い靴下。

どうみてもサイズが合わずブカブカ。

少し変なヤツだと思った。

年は30代半ば。俺と同い年くらいか。

背格好は長身痩せ型。

マスクの上にある目はギラギラ。

 

マスク男は、おもむろにバンドエイドを取り出し、薬指にバンドエイドを巻き始めた。

 

 ケガでもしたんだろうと思ってみていた。

 

すると、バンドエイドを巻いた後のゴミをいきなり座席に捨てるではないか。(@@)!

 

俺は、こういうのを見ると、ムショウに憤りを感じる。

 

乗り換えのため、川崎駅で降りると、マスク男も降りようとした。

 

 俺は、ゴミを拾えと指でゴミを指してやった。

 

 内心 このゴミ自分で始末しろ と思いながら。

 

マスク男は俺をにらんだ。 そして、ゴミを拾わず、そのまま降りた。

 

 

ホームから改札階へのエスカレーターに乗ると、マスク男は俺の後ろに張り付いた。

 

ぴったりと。

 

 そして、ゴホっと咳をしやがった。

 

 マスクを通しての音ではなく、かなりはっきりとしたゴホっとした音。

 

 マスクを外してわざとセキをしやがったにちがいない。

 

 いやがらせだ。

 

 こんなやつは相手にするべきでない。

 

 無視していると、後ろから「何だお前は!」「お前は何様だ!」ドスを聞かせた声が。

 

 かなり、ゾッとした。殺意も背中に感じる。

 

 「お前は俺に何をした」

 

 やばいヤツを相手にしてしまったな・・・。

 

 改札階に上りおわると、マスク男が俺の前にたちはだかる。

 マスク男「お前は俺に何をした」

 

 俺「あのゴミはあなたが捨てた。あなたのやったことは正しいことですか」

 

 (何を相手しているんだ! 受け答えしたことを、激しく後悔 orz

 

 マスク男「お前に指図される覚えはない。お前は誰だ」

 

 かなりヤバイ。

 

 

 周りの人間は、俺ら二人を無視して通り過ぎる。

 

 

  俺は、相手にしないで、行こうとすると、後ろからついてくる。

 

  「お前は誰だ」

 

 背中に殺意を感じる。

 

 横に目をやると、警備員がいた。

 

 俺はマスク男の言葉を無視して、警備員のところに向かった。

 

 年恰好はかなり年季の入ったおじいちゃん警備員

 

 マスク男もついてくる。

 

 俺「警備員さん、すみません。この人につきまとわられて困っています」

 

 するとマスク男は、警備員の前で「俺はお前と話をしているんだ。こいつは関係ない。お前は誰だ」

 

 俺はおじいちゃん警備員に助けの目を送る。

 

 おじいちゃん警備員、オロオロしながら、「いや私は警備をしているんで・・・」

 

  逃げの姿勢。

 

 (なんのための警備なんだ!)

 

 相手にならん。俺は駅員がいる改札に向かった。

 

 マスク男もついてくる。

 

 駅員のいる改札に着いた。

 

 後ろを振り向くと、マスク男は、いなかった。

 

 遠くでこちらを睨んでいる。

 

 駅員さんに事情を話した。

 車中でゴミを捨てた男に注意したところ、逆上され、つきまとわられていること。

 

 駅員さんはすぐに事情を察知して、こちらを睨んでいるマスク男を発見。

 

 駅員「かなりヤバイですね。」

 

 駅員「どちらまで行かれます」

 

 俺「東海道線で○○(横浜方面)まで」

 

 もう一度、振り向くと、マスク男はいなくなっていた。

 

 二人であたりを探すと、どうも、品川方面行きの東海道線ホームを降りたようだ。

 

 「○○行きの電車が来るまで守りましょう」

 

 東海道線横浜方面行き)のホームに行き、マスク男がいないことを確かめた。

 

 二人であたりを確認。

 

 マスク男はいない。

 

 電車が来た。

 

 扉が開き、俺は乗った。

 

 駅員さんは、周囲を見回し、マスク男が乗っていないことを確認。

 

 車中にマスク男がいないことも確認。

 

 電車が発車。

 

 無事、マスク男から、離れることが出来た。

 

 あのまま、俺はマスク男を相手にしていたら、どうなっていただろう。

  

 この場をお借りして、最後まで見守った川崎駅の駅員さんに感謝したい。

 

 ほんの短い時間ではあるが、マスク男につきまとわされて、ストーカーに遭う恐怖を味わった。

 

 警備員からは見放され、どこまでも男が睨みながら、どこまでも、ぴったりとついてくる。

 

 とても気分がいいものではない。

 

 殺意を感じさせ、睨みをきかせながらついてくるマスク男。

 

 「何だお前は」

 

 「お前は誰だ」

 

 マスクをし、ギラギラした眼光で、睨みつける。

 

 ヘタに注意すると、逆上され、ヤバイ経験をする。

 

 この日記を読んだ人に注意を促したい。

 

 注意する相手は選ばないといけない。

 

 いや、変な怪しいヤツもいるので、注意はしない方がいいのかもしれない。

 

 

 用事が済み、家路に帰る途中、交番のおまわりさんに、今回の件について、相談した。

 結果、わかったことを追記しておきたい。

 

 

 まず、ストーカーをされた時点で、軽犯罪被害者になること。

 

 ストーカーには、軽犯罪が適用。

 

 今回のようなつきまとわされる事例もストーカー犯罪

 

 ストーカーにあったら、駅員さんのいるところに飛び込むこと。

 

 川崎駅の場合、交番が駅前にあるため、すぐに警察官が来ること。

 

 似たようなケースでは、手すりにつかまって、ヒジがぶつかっただけで、ホームに出ろと呼び出され、殴られる事例。

 

 目があっただけで、ホームでつき飛ばされる事例。

 

 中には、ドライバカッターで、顔を切られる事例もあるとのこと。

  

 やった犯人は、すぐに逃げる。

 

 監視カメラがあっても、切られてしまっては元も子もない。

 

 世の中、まともな人間ばかりでなく、怪しい人もいる。

 

 あまり相手にしない方がいい。

 

 注意されると、逆切れしたり、逆恨みする人間もいる。

 

 こういう世の中は、悪いことに注意する人がいなくなるのも、仕方がないことなのかもしれない。

 

 今回は、たまたまドライバーやナイフをもった男じゃなかったので、幸いであった。

 

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