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2010-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20100921010110

確かに賛否両論のやり方だよな>占いコーナー

本来であれば「クラス全員で順番に平等にやる」という事を身につけるための「○○係」なんだよね。

みんながやりたがらない仕事に対して「みんなで平等に分担してやろうぜ」という発想を身につけて欲しい所が、「占い(籤)で決めようぜ」となってしまう。

それよりも問題なのが、この問題をタブー化しちゃった親の方だろう。

俺には文脈からは「教師に解決出来ないなら仕方がないし学級崩壊よりはマシだから黙認すっか」みたいな印象を受けるんだけど、だとしたらそれは違うだろうと。

先生、私たち保護者学級崩壊阻止のため(ひいては我が子のため)に協力しますから、『占いコーナー』のような変則的なやり方はやめる方向でお願いします」じゃないのかと。


http://anond.hatelabo.jp/20100921020124

教師と連帯して解決策を模索するという(俺の認識内では)当たり前の手順を保護者最初から放棄しているように読める点が問題だと言いたかったんだ。描写されてないだけで実際は違うのかも知れないけど。

とりえあずベストを尽くしてそれでも駄目なら、占いコーナーなり木刀シバき倒すなり何でもやればいいと思う。その時点で教師も保護者も一定のコンセンサスは得られてるだろうし。


http://anond.hatelabo.jp/20100921020224

その判断は最終的には保護者がするものだと思う。保護者以外に我が子の教育責任を持てる人間なんて実質いないわけだし。

2010-08-18

お気に入りにしてた人が喧嘩を始めた

その人はいろいろマニアックネタを拾うので、お気に入りにしていると面白かった。

ほどなく向こうからもお気に入り登録が来た。

その人はお気に入りお気に入られよりだいぶ多く、相互を作法とする人かもしれなかった。

その後、その人の特に面白いブックマークには感謝をこめた星を送ったりするようになった。


ところでその人には文才があまりない。

ダイアリーも結構熱心にやっておられて

エッセイレビューセルクマで流れてくるんだけれど

ちょっと文体過剰と言うか芸風過剰が目に付く感じで

内容や文章力いまいち

つくブックマークも一桁から10前後が多い。


その人のブックマークコメントが不穏な感じになってきたのは数ヶ月前からで、

たまに「人の書いたものに好き勝手いうクズども…」みたいなコメントを見かけるようになった。

あまりブクマコメントを書かない人なので、生々しい感情が伝わってきて「おや」と思っていたが、

最近になって、そのような発言の原因らしき物を知った。


私がたまたま見落としていたその人のダイアリーのとあるレビューで、

その人としては珍しく100を越えるブックマークを得て、しかも賛否両論だったのだ。

ホッテントリに大量につくような「バカ」クズ」的な激しい非難はほぼ無い。

単純に、賛成と反対。褒めてる人もちゃんといた。


しかしその人はこの反響に強いショックを受けて、一種心を病んだらしい。


というのも、

よほど変な記事でなければ10前後ブックマークでは無言か同意のコメントしか付かない。

ブクマが3桁に入った辺りから反論や否定のコメントが様々付き始めて世界が変わる。

その人は剛毅というか無頼な感じのする文体や口調に反して

かなりナイーブな人なのだと言うことに私は今頃気が付いた。


私もダイアリー匿名ダイアリーホッテントリを出したことが十数回はあり

賛同コメントだけでなく、反論、批判、間違いの指摘、バカ呼ばわり、人間やめろ、

性的コンプレックスプロファイル有村さんの強引な自分語りと、あらゆるDisコメントも付いた。

と言ってそんな挑発的なエントリなどは書いていない。それでもこのようなものだった。

元々ネット中毒のケがある私はこれも反響のうちとして楽しんだ。

ご批判も罵倒レスポンスのうち。無反応が一番辛い。

中には本当に鋭いミスの指摘、的中プロファイルなんかがあり、これもギクリとしながら楽しんだ。

私より高い頻度でホッテントリを量産するような人達は皆もう

Disコメントから何かのフィードバックや自省を得ることはあっても

感情的意味では眉も動かさないだろう。


ただこれは本当に正しいのか。

ネットで文を発表する人全員にこのスタンスや厚い面の皮を求めるべきなのか。

私自身、過去この問いかけに「批判が怖けりゃ何も書くな」なんて言ったことがある。

が、顔も知らないとはいえ、自分が好意を持っていた人が傷つき、

現在進行形で狂を発しているのを見て、今更図々しいが、疑問を持ち始めた。



その人は今も喧嘩ブクマコメントの量が減らず

「敵」と見なした相手に手広く敵意のコメントidコールを撒き散らしている。

パッと見ギョッとするような好戦的な人物に見えるだろうが

怒りと興奮ばかりが見えるその人の口汚さは拙く、あまりネットで口で戦ったことが無さそうで、

私にはむしろ傷心の深さとしか見えない。

2010-08-15

CASSHERN~なぜキャシャーンは人を激怒させるのか?

 なぜキャシャーンは人を激怒させるのか?

 単に、紀里谷和明監督への嫉妬か、妬み・嫉み・恨みなのか。

 しかし、例えば僕などは日記をみてもらえれば判るようにキリキリ監督尋常ではないレベルの妬み・嫉み・恨みを抱いているが、それとこれとは別で、「CASSHERN」という映画じたいは素晴らしく面白い!と手放しで絶賛してるし、一発目でいきなりこんな凄い映画を作れてしまう紀里谷監督リアルに天才なのでこれからも凄い映画を作り続けてほしいです!と応援してしまうのである。

 つまり嫉妬の要素というのは、この際、さほど重要ではない。

  CASSHERNは、人間感情の、何かこうクリティカルな部分を直撃する映画なのだ。それゆえに、そのクリティカル・ヒットを受容できる人はハマるし、受容できない人は切れるのだろう。(受容はできるけど、もうこの手の話は飽きた、という人もいるだろう。しかしそのような人は、呆れ果てることはあっても、切れたりはしない)

 CASSHERNクリティカルさというのは、そう、ブライセリフに集約されている。

「つまり、憎しみとは、人間也!」

 さらに、キャシャーンキャシャーンで、「人間が生きていることじたいが、人を傷つけることになる」という意味モノローグを語っている。

人間の性は、悪だ(人間性悪説

人間は、生きていることそれじたいが罪悪だ(原罪論)

 これはキリスト教的な「罪」の論理であり、無神論が主流の日本では受け入れられる余地の少ないテーマといえる。性善説ベースとなっている日本でいきなり「お前の存在じたいが罪だ」といわれれば、切れる人が多いのも当然だろう。しかもこれ、漫画映画である。「敦煌」とか「砂の器」じゃないのである。アニメだよ、キャシャーンだよ。なんで漫画映画で、そんな説教されんといかんねん!という人もたくさんいるはずだ。

 しかも、紀里谷は、これらの作品のテーマを、役者にセリフとして語らせてしまうのである。これがまた、この類のテーマを受容したくない人にとっては、許しがたい行為なのである。セリフで語りさえしなければ、スルーできたはずだからだ。人間は、自分の見たいものしか認識しない。従って、通常、映画を観ていても自我を脅かすようなテーマが提出されても、その部分を認識せずにフィルターをかけて消してしまうことができる。しかし、「言葉」で投げつけられてしまうと、そうはいかない。紀里谷は確信犯的にこの映画を観た全ての人間

「憎しみとは、人間也!」

 というテーマを強制的に植えつけることによって、この映画テーマを曲解される可能性をふさいでいるわけだ。

 このテーマを容認できない人にとっては、監督独善、ということになるのだろう。

 

 さて、この映画は、キリスト教的な救世主の受難を描いている。

 伊勢谷友介が演じる東鉄也は、一度死ぬが、LCLのようでもあり命のワインのようでもある赤いプールに肉体を沈められることにより、再び復活する。この赤いプールの中で行われる復活劇は、あたかもパプテスマのヨハネによる洗礼儀式のようでもある。この復活により、鉄也は自らを救世主キャシャーンと名乗ることになる。もちろん、上月博士三橋達也演じる老医師、鉄也の母みどりの幻影などが、復活した鉄也に「君の復活には、何か意味があるはずだ」「この街を守れるのか」「人々の争いを止めるのです」と、鉄也を救世主の道へと導こうとアシストするわけである。

 しかし、鉄也は救世主キャシャーンとなっても、奇跡を起こすことはできず、人々はみな挫折して死ぬ。そして鉄也自身も傷つき、血まみれとなっていく。鋼鉄の扉の隙間からバラシンに刀で心臓あたりを抉られるシーンは、あたかも十字架にかけられたイエスのごとくだ。

 しかもキャシャーン抽象的に人類の業を贖罪するという存在ではない。鉄也自身が生前、殺人という罪悪を犯しているのだ。「反戦映画」ともうけとられがちなこ映画は、実は、戦争だけに反対している映画ではない。「人間存在そのものが罪だ」というテーマをもっとも端的に表現できる場こそが戦争という極限状態なので、戦場における戦闘の結果としての殺人という光景が何度も繰り返されるのだ。

 最後に鉄也は戦場で犯した自らの罪業を認識して、懺悔する。

 が、この映画の恐ろしいというか念入りなところは、懺悔したはずの鉄也がさらにダメ押しともいうべき父殺しという罪を背負うことである。母親を寝取り、父を殺すというのは、いうまでもなくエディプス・コンプレックスなのだが、鉄也は最終的に父殺しを達成することによって、人類の原罪をことごとく背負って自殺することになる。

 では、鉄也の懺悔無駄だったのか? そう、無駄だったのだ。この映画テーマは「憎しみとは、人間也!」なのだから。従って、鉄也は、キリストの如く原罪を背負って血に塗れ、死んでいくしかないのだ。キリストと違う点は、人類の原罪を肩代わりしたのではなく、自ら原罪を犯して死んでいくという点だけだろう。もちろん鉄也は単なる殺人犯というわけではなく、「戦争」や「愛する人を殺した殺人犯への復讐」といったどうしようもない事情がある。決して、悪意で殺人を犯したわけではない。人間存在そのものが悪なのだから、生きる限り、どうにもならない、どうしようもないのだ…したがって、救世主になるべくして復活させられた鉄也の地獄巡りは、ドアーズ「The End」の如く、母を寝取り、父を殺して完結する。「地獄の黙示録」を参照するまでもなく、フロイトの絶対的な影響下にある現代のキリストは、エディプス・コンプレックスの持ち主でなければならない。フロイトによれば、エディプス・コンプレックスこそが、人類の原罪意識の大本にあるのだから。

 さらに、鉄也の父親・東博士が下層階級の出身であったことも最後に明らかになる。東博士は下層階級出身でありながら、政府側について少数民族を抑圧する側にまわり、最終的には鉄也の最大の敵となる。このあたりも、なにやらイエスキリスト物語を髣髴とさせる。

 だから、キリスト教圏では、この映画日本からやってきた現代の救世主譚として評価されるかもしれない。

 過去に、日本アニメ映画では似たようなテーマが何度も描かれている。いうまでもなく「イデオン」と「エヴァ」がそれだが、エヴァでは、主人公のシンジ救世主となるべく人類の原罪を背負う……という流れの物語だったはずが、最後にシンジ人類の原罪を背負わずに話が途切れてしまった。「エヴァ」は、「人間の性は、悪だ」という自らのテーマに向き合うことができなかったのである。キャシャーンは、エヴァと非常に似た構造映画であるが、主人公の手を父親の血に染めさせることによって、エヴァが途中で放棄したテーマを完結させた作品であるといえる。

 もう一つ、近作で似たような映画がある。それは「マトリックス」だ。この作品は3部作だが、それぞれ救世主ネオ誕生・生・そして死を描いている。ネオもまたキリストの如く、一度死んで復活する。だが、最後には人類の原罪を背負って死ぬ道を選ぶのだ。終盤、ネオは目を焼かれて失明し、エディプス王の如く盲目となる。機械触手に支えられて死んでゆくシーンは、やはり十字架にかけられたイエスを髣髴とさせる。

 ただ、マトリックスは「何も語らない」「観客に考えさせる」というスタイルを貫いたのに対して、キャシャーンは「全てをセリフで語りつくす」「観客に議論の余地を与えない」というまったく逆のスタイルで作られている。このスタイルこそが、一種の押し付けがましさ・説教臭さ・青臭さ・傲慢さと受け取られ、反発される一因になっているのだろうと思う。だが、この説教臭さ、愚直なまでの必死さこそが、かつての邦画ひとつの魅力だったのではないだろうか。邦画黄金時代には、説教映画が多数製作されていた。「新幹線大爆破」の宇津井健のウェットな説教や、「ノストラダムスの大予言」や「人間革命」で丹波哲郎が繰り出す強引極まりないオレ流説教。かつて、日本人はこれらの説教映画で感動して泣いていたはずである。みんな、かつては馬鹿だったのだ。

 80年代以後、邦画から泥臭さが消えていくとともに、邦画の魅力は失われていった。特に、角川春樹逮捕ホイチョイ・プロダクション的なテレビ局誘導の企画映画のブーム化以後は、有能な監督には集客力が無く、大作はどれも質を伴わない、という状況が長らく続いていた。例えば、世界レベルで評価されている黒澤清三池崇史が、「デビルマン」を監督させてもらえないのである。宇多田ヒカルの夫であるということ以外、ほとんど映画界では実績が無く、世間にもあまり知られていなかったPV監督が従来の邦画システムとはまったく無関係なところで突然作り出した「CASSHERN」は、そういう硬直した邦画とりまく閉塞構造をいきなり破壊した作品といえるのだ。

 無論、システムの面だけではなく、愚直なまでに真剣かつ本気というそ姿勢もまた、古くて新しいスタイルではないかと思われる。むしろこちら(熱さ)のほうが重要で、80年代から長らく続いていたシラケ世代は2001年あたりを境に終息しつつあり、70年代を最後に滅んでいたはずの愚直な熱さが求められる時代が復活しているのだ。アントニオ猪木が「馬鹿になれ」というフレーズカリスマ化したのも単にジャイアント馬場がいなくなったからというだけではない(主にプロレスと関係ない人たちに猪木が評価されているのだから。むしろ保守的プロレスファンは旧来のプロレスシステム破壊する存在である猪木を嫌っている。このあたり、CASSHERNの評価とも重なってみえる)。「馬鹿になれ」という熱くて愚かで泥臭い姿勢こそが、閉塞しつつあった日本の気分にマッチしていたのではないか。

 従来なら「大人げのない幼稚な愚直さ」と嘲笑のネタにされるような熱いキャラクターカリスマ化していく作品としては、「最強伝説黒沢」というコミックもある。この漫画の主人公の黒沢は、中学生と本気で決闘するようなどうしようもない中年なのだが、その必死さ、熱さが、周囲の人間(主に、シラケきった若者世代)の心をわしづかみにしていく、というストーリーのようだ。

 すでに我々には、冷笑や嘲笑で生きていけるほどの余裕が無いのだろう。すべてから距離を置き、自我を脅かすものすべてを嘲笑して生きていくライフスタイルは、「勝ち組」「負け組」が明確化されてしまった現代日本ではもう限界なのだ。そうなれば、道は二つ。「感動など、無い」「自分には何の値打ちもない」という悲惨な現状に気づいて、馬鹿になり、泥にまみれて足掻く道。もう一つは、「自分がこうなったのは、すべて、外部に責任がある」と犯人探しの旅に出る道だ。

 僕がCASSHERNを支持するのは、紀里谷監督製作姿勢そのものが、前者の道を示しているからだ。紀里谷の才能を持ってすれば、もっとソツなく、映像美とアクションに徹した娯楽映画を作ることだって可能だったはずだ。だが、あえてこんな熱くて泥臭くて人に嫌がられる映画を作ってしまった。というより、作らざるを得なかったのだろう。その過剰ともいえる熱さが、CASSHERN賛否両論喧々諤々と騒がれる原動力となっていることは疑いない。こんな熱い邦画は、しばらく見なかった。いったい、いつ以来なのだろうか。

 そしてこの映画テーマもまた、後者の道…「犯人探しの旅に出る道」を遮断するべくして設定されている。そして紀里谷は、それでも「犯人探しの旅に出る道」への抜け道を探そうとする人間に、抜け道すら与えない。テーマをそのままセリフとして喋らせることによって。つまり紀里谷にとっては、作品の映画としての完成度よりも、テーマを訴えることのほうが重要だったわけで、紀里谷はここでも熱い。

 このCASSHERNがどうしようもなく発散させている愚直さ、熱さこそが、実は人々に求めらていたのではないか、と思われるのだ。この映画は、冷笑させることを観た人間に許さない出鱈目な熱さを持っている。いやまあ突っ込みどころはあまりにも満載なんですが…あちこち破綻しまくってるし。だが、それだけでは絶対に済まされない映画なのだ。だからこそ、嘲笑で片付けられる人間よりもマジ切れする人間のほうが圧倒的に多いわけなのだ。僕は紀里谷監督に、もっともっと熱い映画を作り倒してもらいたい。僕自身は、熱さは持っていても、作品を作る社会的能力が皆無なので……。

(04/5/1 本田

2010-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20100727124429

賛否両論あるが、大学教授は生徒を指導するのなんか二の次だと思うよ。

自分研究をする場として大学があり、それらの基礎研究は多方面に影響がある。

2010-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20100719184911

誰も、納税番号が悪いなんて一言もいっていないわけだが?むしろ納税番号は導入されるだろ。長期的に見て。

消費税増税による、貧困層救済のために、負の消費税を行なおうとしているが、コレに対する、納税番号による全国レベルの納税管理が、

消費税増税に間に合うか?って話は、全体的に長すぎて無理だと思うって話をしているのであって

間に合うんなら、いいよ。コストっていうのは、時間コストな?政治的な時間から導入までの時間、末端の事務の教育までの時間があって、そこに、負の所得税実施までの時間な?

つまり、納税番号施行までの時間負の所得税実施までの時間-共通部分の時間 だが、これが大きいと思ってるって話。

科目別消費税は、あくまでも消費税という枠組みの中の話だからな、局所コストは大きくても、総合的なコストはあり得る範囲だと。

消費税は具体的には次の衆議院選で争点になるだろうし、かなりの高確率増税は来るだろうけど

還付されるかどうかは疑問だからなぁ。

それに、科目別消費税は、広く全部の国民メリットがあるので賛同されやすいが、負の所得税はそうではない。

事務手続きについても、賛否両論だと思うよ。民間での利用が禁止されている住基ネットの番号を企業管理することにも賛否両論だろうし。

住基ネットがもめているのも、システムじゃなくて、個人情報の側面だからな。企業利用となると、個人情報の側面の側面から反対が予想される。

それ自体はかまわんのだが、時間コストが多い。

 

争点はあくまでも、消費税増税と、負の所得税であって、納税番号はコストの1つでしかない。納税番号の導入が簡単であれば話はスムーズだが、すくなくとも簡単ではないし。

争点である、負の所得税そのものが、広く認められていないし。最終的には、BI含め、そうなるとしても 消費税増税に間に合うんかねぇ。

2010-07-02

賛否両論あるしフェミとオタの争いに巻き込まれたくないからあえて

増田で語るけど愚痴なので意味が通らない人がいてもまぁそれはそれで。

私は今で言う義父からの性的虐待を受けて育った。

おかげでというか未だに男が恐いしSEXとか気持ち悪い。

でも別にレイプ本を見て自分の体験と重ねて恐怖を覚えたりはしないし

AVレイプものを見て実際レイプを受けた人の気持ちを考えろ!とか思ったりもしない。


フィクションフィクション


そんなん言ったら、虐待経験がある人の気持ちを考えて虐待テーマの作品やめろ、

虐めを受けた経験がある人の気持ちを考えて虐めテーマの作品やめろとか何でもアリになってしまう。

単なる個人の『気持ち悪いから』っていう主観を、私みたいな被害者を盾に

「ほら、こういう人の気持ちを考えてやめてください」

とか言い張るのはやめて欲しい。

目に入れたくなければ見ないだけだし、

執拗にそのレイプされた事実を思い出させようとするのは

あなた達の『私たち』を自己満足偽善のために利用しようとする心だ。

こっちから言わせて貰えば『お前らの方がこっちの何が分かっているんだよ』と言いたくなる。

私がひねているだけって言われたらそれまでだけど

「貴女の気持ち私達は分かってますよ~辛かったですね~大変でしたね~」

っていうのは同情心とか不幸な誰かを救っている陶酔感

諸々の感情が透けてみえてそっちの方が不愉快


こっちが何も同情されるような事は無いと胸を張って生きていても、

常に私を貶めようとするのは『私は不幸な女性を理解している女性』の方が多い。


現実にこう言うと『私たちのような人』を救おうとしている人は

「貴方たちのためにやっているのに」

「貴女は自分のような犠牲者を増やしたいのか」

などと言ってくる事が多い。

だからなんで女性の権利を訴えたり、

そういうポルノ漫画が無くなれば被害が減ると思っているの?

そもそも私が子供の頃に性的虐待を受けた理由はそんなところに無いんですけど?

「貴女は違うかもしれない、でも実際それが理由で苦しんでいる人、将来苦しむ人がいるから協力を」

とかさ、じゃあ貴方達が私に協力を要請する事によって思い出して苦しむのは良いの?


手段と目的を取り違えてる人たちに協力なんかしたくないし、

そもそもそれが根絶に繋がるとは思えないから協力なんて絶対にしない。

自分達がやっている事が絶対に正義で、従わないやつは悪」

っていう姿勢で結論ありきで議論するつもりが無い人たちじゃあ話にならない。

不幸な子供を無くしたいならもっと別にやる事あるんじゃないの?

レイプ被害を無くしたいならもっと別にやる事あるんじゃないの?

自分目的のために人の同情心を煽るようなものを持って来て、したり顔で語らないでください。


自分達がやっている事もセカンドレイプの一環だって気付いてよ。

2010-06-12

http://anond.hatelabo.jp/20100612101811

コストテレビ局検査受ける本人が負担するなら別にいいんじゃないの?っつー気がするが。

コストお金だけではなく、スクリーニングで陽性と指摘されたことによる心理的不安や、精密検査のための不愉快検査や、過剰診断による不必要な手術を含みます。

死ななきゃ良いって訳じゃないしねえ。

その通りです。米国予防サービス委員会は、検診群で乳がん死亡率の低下があるにもかかわらず、40歳代のマンモグラフィーによる乳がん検診は「推奨せず」としてます。まさしく、「死ななきゃ良いって訳じゃない」のです。40歳代のマンモグラフィーによる乳がん検診については、専門家の間でも賛否両論ですが、20~30代のスクリーニング検診を推奨している専門家は私の知る限りはいません。

真の陽性者が少ない集団をスクリーニングして癌死を減らそうとすることは、金銭的以外のコストも多くかかります。例えばの話、スクリーニングで癌死を減らせるとして、20歳代の乳癌を1人を減らすために、1万人を検査して、100人に不安と余分な精密検査の負担を負わせ、10人が針生検され、1人に不要な乳房切除術が行われるとしましょう。これを無条件に善しとするのは、「死ななきゃ良い」と考える人だけです。20代の女性が胸がなくなるのは心理的負担が違うのでしょう?

増田さんは、癌検診の問題について不勉強であるようにお見受けしますが、にもかかわらず、「理系専門家の議論は欠けている部分があるように思う」といった発言は、いささか勇み足ではないでしょうか。多くの専門家がこの問題について議論していますが、その全ての専門家が見落としている部分を見つけるほど増田さんが賢いなら別ですが。ちなみに、専門でないのでよく知らないのですが、乳癌放射線治療で髪が抜けたりするんでしょうか?まさか、賢い増田さんは、「放射線治療なんだから髪が抜けるはず」という杜撰な素人の思い込みで発言していたりしませんよね?

2010-05-21

なぜ自分腐女子にならなかったのか

「なぜ自分腐女子になったのか」分析はたくさんあるけど、「なぜならなかったのか」分析はあんまり見かけないので、ひょっとして何らかの意義があるんじゃないかと思い、書いてみました。

私は、文化系非モテ非コミュオタクです。どう考えても腐女子まっしぐら環境にあったにかかわらず、そうならなかったということは、自分に何があったからなのか、あるいは何がなかったからなのだろう、と。

ジェンダーについて>

・性別に違和感を感じたことはない。

・同性に対して性的関心はない。

・「女らしさ」を押しつけられることに対して反発したことはある。でも、男だって「男らしさ」を押しつけられているので、特別自分の性別が虐げられているとかは思わない。

・男にはモテたい。そして、モテたいという感情が醜いと思ったことはある。ただ、男が女にモテたいと思う感情も同様に醜いので、やはりイーブンである。

自分アイデンティティについて>

・絵を描くのが好きとか、音楽聴くのが好きとか、他にもいろいろ一言では言えないけど、「これが私だ!」というものはあるつもり。

・「女らしく振る舞う」コードの中には、「これが私だ!」に接触するものと接触しないものがある。たとえば「女はガンダムなんて観るな」というコードがあったとしたら到底受け入れられないが、「女はスカートを履け」だとしたら、服装は私のアイデンティティに影響しないので別に反発しない。

・接触しないコードは、どっちでもいいので基本守る。わざわざ波風を立てる理由もない。

・接触するコードは、破っていいことにしている。

・破ることで、私を否定する人もいるけれど、否定しない人もいることを知っている。たとえば、「女なのにガンダムに詳しい」を好ましいと思ってくれる人もいる。だから、「アイデンティティに接触しない範囲内で女として振る舞う、基本そのままの私」は、社会の中で賛否両論あれど、全否定されることはない、と思っている。

<女として性的な目で見られることについて>

・女として性的な目で見られることに、抵抗がなくはない。でも女だって、男を性的な目で見てるわけで、女だけがモノ化されているとは思わない。

・100%の友情が存在しないのと同様に、100%性的な目だけで見られることはないと思っている。人によって割合は違えど、たとえば「10%友情、90%性欲」だったり、「60%友情、40%性欲」だったりするはず。

・異性を性的な目で見ることは、人間動物である以上、絶対に避けられない宿命だと思う。そして、1%でも性的でない友情が含まれているなら、それでいいじゃんと思う。

<男同士の友情の絆について>

腐女子は男同士の友情に憧れる傾向にある(あくまで私の観測範囲で)と思うのだけど、私は憧れを飛び越えて、むしろ嫉妬してしまう。強烈なジェラシーを覚える。

・私は、本来は好きな男子と「親友になりたかった」という思いがある。女であるが故に親友にはなれず、その代替として「恋人」になろうとしているのだと思う。

・私は、普段は「親友にはなれないから恋人になる」という構図を許容している。しかし、「男同士の絆」を見せつけられることにより、自分の選んだ「恋人」という選択肢があくまで第二希望であるという事実を思い出してしまう。それで嫉妬する。

・この嫉妬に対する根本的な解決法は分からない。「友達とばっかり遊ばないでもっと私に構ってよ!」と言うことで、暫定的に怒りを沈めている。

<まとめ>

1 「男同士の友情」に特別な価値を見いだしているという点では、私も腐女子も同様である。

2 私は自分が女として振るまい、女として見られることで、自分が貶められているとは思わない。

3 女として(アイデンティティに接触しない範囲内で)振る舞っている私には、誰かの恋人になれる程度の価値があると思っている。

4 故に、代替手段として「恋人」を目指すことに、抵抗はない。

5 「恋人」を最終目標に設定している限り、801は必要ない。(ただし、あくまで代替手段であるので、時々嫉妬することはある)

腐女子はひょっとすると、2や3のあたりで引っかかってるのかもしれませんね。

また、「男同士の友情」はなぜ特別なのか?という謎が未だ残されています。これについてはいつかまた考えます。

<最後に>

上記のようなことを書くと、「分析するな! 失礼だ!」と腐女子に怒られるけれど、分析するのは決してバカにしたいからではなくて、むしろ好意です。友達になりたいから、そのためには理解したいから、分析するんです。

「分析するな! 失礼だ!」と言うのは、他人の好意を拒絶して「あなたとなんか友達になる気はない」と宣言しているわけで、それこそ失礼だと思う。

それとも腐女子は、腐女子仲間以外とは友達になる気がさらさらない、ということなのでしょうか。だとしたら寂しいなあ。

2010-05-14

政策に向き合うということ

http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100514/p1

BewaadさんのエントリーTwitterとかで盛り上がっていた。こういう良いエントリーを読むと自分も何か書いてみたくなる。とは言え、氏の議論への反応ではなく、氏の議論への反応を見ての感想なのだが。

twitterをつらつらと眺めていて、ある種いわゆるリフレ派の最大公約数的な意見だなと思ったのが以下のコメントだ。

個人的にリフレ派諸氏に言いたいのだけれど、開き直ってもいいと思うんだよ俺。「gdgd言わないで全部ボタン押せ、学術的な決着はその後だ」と。俺は少なくともこの立ち位置立脚してるし、この立ち位置が「ただの素人リフレ派」にとって最も強いと少なくとも俺個人は思っている。

http://twitter.com/kumakiti2ch/status/13936833688

感情論としては、正直同意せざるを得ない。不況長すぎ。いらだつ気持ちは自分にもある。そもそも、経済政策理論に先行したことは今まで何度もあった。むしろその方が多いんじゃないだろうか。ならば、限られた情報能力選択肢の範囲内で、最良のものを選んでいく、そういう割り切りは必要なはずだ。

ただ、この割り切りは我々外野人間がするものじゃない。それは為政者仕事であり、責務であって、我々が出来る事じゃない。残念ながら。もちろん、全部ボタン押せと言ってはいけない、とは言わない。それをやりたい人は政治活動・宣伝活動として大いにやればいい。でも、外野の我々にとってもっとも意義深い仕事はそれではないと思う。

本当に大切な外野仕事は、ボタンを用意すること。そしてそれを磨くこと。政策の選択肢を提案し、そのコストも、ベネフィットも、考え得る全てのリスクも、全てが出尽くすまで叩いて叩いて叩きまくる。もう鼻血も出ないほどに叩き合ったその末に出来たコンセンサス為政者の前に積み上げること。それこそが外野仕事ではないだろうか。

もちろん、いくら完璧に鍛え上げた最良のボタンを用意しても、それが採用されるとは限らない。ユーロ通貨統合の直前に、どれだけの学者が議論を積み上げ、賛否両論ボタンを用意してきたか。30代以上の人なら覚えているはずだ。そして、過半数の経済学者(と記憶している)が提出した反対意見は結局為政者達に却下されて、今の惨状に至ることになる。それでも、例え捨てられるとしても、政策オプションというボタンを磨き上げる行為が無駄だと思っている経済学者などいないはずだ。今は捨てられても、一度磨き上げられたボタンはいつか必ず何かの役に立つ。

翻って、過去5年間、いや10年間、リフレ派の論者の人たちは自分たちのボタンを磨き上げてきたのだろうか。自分にはそうは思えない。「インフレターゲットデフレ脱出」、という意見に「いや、コミットメントの問題が解決されてないでしょ」とツッコミが入った。それに対してリフレ派の人たちはどれだけ真っ向からの反論をしてきたのか。財政政策だってあるじゃん、みたいな議論に逃げてはいなかったか。それは「このボタンじゃ機能が足りないんじゃない?」という客の質問に、「その機能は別のボタンについてるから大丈夫です」というようなものだ。それじゃぁ意味がないんだよ。一つのボタンじゃ機能が足りないなら、その半端なボタンはさっさと捨てて、二つの機能を統合したボタンを客に見せるべきだ。客のツッコミに耐えられるようなボタンが出来るまで、スクラップアンドビルドを繰り返すべきだ。

それを怠り、自分ボタンケチが付けば「いつまで文句ばかり付けるんだ」「ぐだぐだ言ってないでボタンを全部押せ」と叫んでみても、それが為政者に届くわけがない。未完成品のボタンを山ほど差し出して、時間がないからとにかく全部押せと。国に大してそんな押し売りが出来るほど我々は強くもなければ偉くもない。我々に出来るのは、地道にボタンを改良していくことだけだ。いつか、どこかでそのボタンが役に立つことを信じて。

本来は、そのボタンは役に立つはずだった。リーマンやベアスターンズが破綻したときに。でも我々はその議論には殆ど貢献できず、結局似たような議論がアメリカブログで繰り返されて、あっという間に向こうの議論が先に進んでしまった。これは本当に恥ずかしく、悔しいことだった。少なくとも、自分にとっては。

最後に、ひとつだけリフレ派に提案したい。リフレ派は今すぐ内部抗争をするべきだ。インタゲインタゲと繰り返す人と、財政政策重要だという人が、同じ意見のはずがない。例えアイデアの95%が同じでも、残りの5%が違うなら、そこを徹底して叩き合うべきだ。そうしないと、お互いの前提条件に違いがあることに気づけない。自分が(多くの場合無意識に)仮定している前提条件を明らかにして、再検討して、その上で始めて政策オプションというボタンを改良することが出来るのだと自分は思う。そこを怠るから、インフレターゲット時間的不整合性を問う意見に「財政政策があるからいいじゃないか」というような議論のすり替えを行って、そのおかしさに気付けないのではないかと思う。

2010-05-01

若者、アウト!

餃子の王将」の新人研修ネット反響、公式コメントにもまた賛否両論 (ITmedia ニュース) | エキサイトニュース

URLhttp://www.excite.co.jp/News/it/20100428/Itmedia_news_20100428059.html

これに寄せられたエキサイトつぶやき

大声を出せない人多いから、絶叫とか良い訓練になりそう。販売員だけでなく役者のくせに張りのない声だとがっかりする。そういう恥ずかしがり屋さんは他の仕事すればいい。 次郎 [2010-04-30 18:24:32]

この程度でなんだよ、昔は大手でも、数年間組合員にしてもらえるまでは、犬猫扱だったw Disibasi

新入社員なんて会社側からみれば、仕事を覚えが良いのか分からない、直ぐに辞めるかも知れない、でも入れた以上は給料を払わなくちゃならない訳だし、それなら最初から厳しく篩いに掛けて残ったのを改めて育てるって言う方が効率良いわな。何かあれば辞めて次探せば良いと言うバイト感覚が抜けてないのも多いみたいだし sasa15337 [2010-04-28 23:33:47]

こうやって鍛えられて、賞味期限を無視したりとか素材の偽装も平気で出来る人間が作りあげられるんだろう。組織力って言うのはスゴイな。 無駄消失 [2010-04-28 22:40:39]

これTVで見てたけど確かに厳しいなとは思った。でも、こう云う会社もあって良いんじゃない? 新入社員も良い経験が出来たと思うよ。 ひあるろん [2010-04-28 22:00:34]

苦労しないで生きていける人間なんていない。でも、苦労する会社を選ぶことはできるんだからいいんじゃないの。 keroonn [2010-04-28 21:36:31]

株主じゃないし経営者じゃないからね・・・ hatimanntarou [2010-04-28 21:27:54]

王将見解は正しいと思う。そして新人ベテラン感謝においても平等で、ライバル競争は「共存のため競争」ならば大いに結構!蹴落としても拾い上げる器のある王将ならいいんじゃない? SIKKEI [2010-04-28 21:23:44]

流行ったけど今じゃねえ・・・ daisaku1201 [2010-04-28 20:48:33]

どこの企業だって似たり寄ったり。学生が一度は通る道だ。まあ、程度の差はあるけどね。 気弱ないやみおやぢ [2010-04-28 20:38:33]

いいんじゃないの。番組観てたけど、結局は全員が合格すようにしてるんだから。もし不合格にしても、会社を辞めさせるわけにはいかないし・・・・・会社新入社員も困っちゃうもんね。結局は、SMごっこみたいなもんだよ。 pizza21 [2010-04-28 20:36:13]

はやく辞めるきっかけになるからいいんじゃない? 0100010110 [2010-04-28 20:19:28]

職業選択の自由はあるんだから、嫌なら他を選べって事でしょう。たとえ高学歴で一流といわれる企業就職できても苦労はいっぱいあるよ、社会に出ることは厳しいよ。 pekopeko [2010-04-28 20:07:08]

まぁ、最後の最後は執念だからね。自己啓発だから、といってしまっては何の研究発明も生まれないよ。大体外食産業なんて参入障壁が非常に低いので圧倒的資本力で寡占か、他人がまねできないくらいの執念しかないだろ。 m16a1 [2010-04-28 19:56:26]

社外の人間がどうこう言う問題じゃないと思うが。 yattalan07 [2010-04-28 19:47:16]

ああいうセミナー経営トップが嵌る、ありがちなパターンだね…。 ぼやっきぃ [2010-04-28 19:34:48]

だから、自己啓発セミナーでしょ。 TaKa-sun [2010-04-28 19:30:27]

2010-04-30

サイエンスクラッシャー」の元ネタは、たぶん壮大な釣り

いま一部で大流行の「サイエンスクラッシャーネタなんですが、実は壮大な釣りプロモで、内田さんの狙い通りにコトが進んでる気がしてきた。

なお、私は決起集会の動画は見ていて、内田さんの関連blog記事は読んでいるけれど、内田さんの新著は読んでいない状況。

元ネタ: 「サイエンスクラッシャーhttp://anond.hatelabo.jp/20100429013047

引用元: 「新著「疑う力を阻害するもの『科学教の狂信が思考停止に』」掲載」 http://ameblo.jp/marika-uchida/entry-10518383971.html

ちょっと引用してみましょうか。

そのとき、ある新聞社から以下のような質問が出ました。

科学技術の大切さは誰しも理解していると思う。しかし、国民の素朴な疑問として、スパコンになぜ多額のお金がかかるのか? というものがある。これをどう説明しようと思うか?」

 それに対し、あるノーベル賞受賞者が、「まず1つは、マスコミにもっとしっかりしてもらいたい」「メディアの力は大きい。メディアがもっと科学技術を理解しないと、国民には伝わらない」と。

このシチュエーションで、たぶん回答者が言いたかったことを私なりに翻訳すると、

情報の1次発信者が、どれだけ正確かつ丁寧に説明したとしても、情報の最終到着地である一般読者に到達するまでに、*必ず*マスメディアフィルタが入ってしまう。このことは、科学者に限らず、一次発信者がどんな者であっても言えることだ。

そして、このマスメディアフィルタの掛かり方次第で、情報はどうにでもなる。繰り返すが、一次発信者がどれだけ正確かつ丁寧に説明したとしても、マスメディア記者編集部がそれを理解することができなかったり、本意・不本意を問わず歪曲したり、勝手画角フォーカスを調整したりしてしまえば、一般読者には「そういう」情報しか伝わらないのだ。

だから、我々1次発信者も一般読者に分かりやすいように努力はするし、しているけれども、マスメディア記者編集部もまた1次発信者意図を理解し、それに応えられるような努力をして欲しい。

このような意図になる。違うかなぁ…、僕はそう思うし、常々そういう主旨のことを思っているけれど。

その上で、内田さんの、あなたの立場を考えてほしい。

あなたはサイエンスコミュニケーターを標榜しているけれど、あなたの立場は上記のコメントでいう「マスメディア」に該当するはずである。職業はともかく、「本を出版する」(まさにマスメディア)行為をしているからだ。

そして、決起集会を見て(一次発信者の主張を取材して)、本を出版し(マスメディア行為)、それを読者(きっと一般の方が主たる想定顧客だろう)に伝えようとした。

このとき、内田さんは「内田さんの」マスメディアフィルタを掛けてしまった。

(追記)

それは、回答者の発言に、こういう解釈を与えたことです。

私は、そのノーベル賞受賞者が、「国民スパコン重要性をわからないのは、マスコミが悪いせいだ。勉強不足だ」と言うのには、まったく納得がいきません。

これでは、一般読者は、「ノーベル賞受賞者って、自分(たち)がエライと思ってるのね。イヤなヤツらだ」という、否定的な印象しか持たないと、私は思います。そして、後でも少し触れますけれども、私には内田さんのこの態度に、内田さんのいう「『疑ってかかる』のが科学的態度」を感じられないのです。もし「『疑ってかかる』のが科学的態度」ならば、「ほんとにこのノーベル賞受賞者は、そういう意味で言ったのかなぁ。他にも解釈があるのではないか、言いたいことはあるんだけど結局こういう言い方をしてしまっただけではないのか、そして、その理由はなんだろうか?」などと、いろいろな思索をめぐらすはずだと、私は思うのです。

そして、「賛同の嵐」「科学教の狂信者集団」「その新聞社に向かって、自己責任を放棄したこの発言。」「ノーベル賞受賞者らの発言に対し、会場がいちいち拍手を送り、twitterでも賛成の一色だったこと(もちろん、100%その賛成意見で占められていたわけではありませんでしたが)。」「科学教の狂信が思考停止に」などという、科学者に対するレッテル貼りの行為です。

もちろん、内田さんの記事を丁寧に読めば、「(もちろん、100%その賛成意見で占められていたわけではありませんでしたが)」「でも、反対意見は容易にかき消され、ほとんど賛成の声しか見えてこない、この全体主義のような雰囲気は何だろう、と私は不思議に思ったのです。」「念のため、その場にいた人の中にも、「あの様子に居心地の悪さを感じた」と言っていた人がいたことも、申し添えておきます。」などという、反対意見もあったということに触れて、「公平さ」を装っているわけです。

しかしそれでも、内田さんの書き方では、熱狂的な賛同者の意見抽出とその強調に始終していて、反対意見を持った人がどれくらいいて、その人たちはどういう意見を持っていて、どういう反応を示したのか、ということに、決して具体的には触れていないのです。このことに、私は「『公平さ』を装っている」という同情を示せても、「公平に記している」という同意までは示せないのです。

なぜ私が、このblogに対して批判的にコメントしているかといえば、このblogの内容から、内田さん自身の、内田さん自身が「サイエンスライターマスメディアの一端にいることを自覚していることを示唆するモノの見方・言い方・考え方を、垣間見ることができないからです。

上述のように、私は、あのblogの内容は公平さに欠けていると思っています。そして、その公平さに欠けた主張が、blog出版物を通じて一般読者に波及していくことで、「あぁ、あいつら科学者は、やっぱり権威主義なんだ。だから、現役の間は好きなことだけやって、説明しようなどという熱意は微塵にもないし、定年後に私立大とかに天下りして平然としているのだ。エラソーにしやがって。」などという、悪意に満ちた理解が拡がっていくこともまた、恐れているのです。

(追記2)

このような危惧を過激な一言で言い捨てた表現が、「サイエンスクラッシャー」という称号じゃないかと、私は思うのです。これまで説明してきたように、少なくとも私には、どうも内田さんのblogの文だけでは、「やっぱ科学者って傲慢だよねー。でしょ?サイエンスコミュニーターから見てもそう思うよ、うん。」という、科学者の態度を批判する内容しか伝わってこないです。その上、科学者の態度が感じられない程度の考察しかできていないのに、科学者の態度についてのご高説が書かれている。ちょっと待て、その科学者の態度とやらで自分の態度・考察を振り返ってみ?と。

じゃぁ、内田さんの今後に、どういうことを期待したいか、ということですが...

サイエンス」の「コミュニケーター」を標榜するならば、しばしば言われる、「科学者コミュニケーションが苦手」であることをフォローするような解説をすべきではないでしょうか?(たとえば、上で述べたように、なぜノーベル賞受賞者マスコミに注文を付けたのか、ということの解説。「あれは科学者が職務放棄した、ゴネだよ」というコメントは、科学者の気持ちやマスコミの取材事情を知らない、一般人と同程度の認識に留まっていて、考察が全くなされていないようにしか見えません。)

もしも科学者の態度を身につけているならば、賛否両論のどちらもを取り上げて議論し、それを補強するデータを示すべきではないでしょうか?(たとえば、Twitterニコ動ustタグ付発言でのpositive/negativeコメントの、tweets数およびtweeter数の統計でも、いいんじゃないですか?それなら、個人に迷惑かかることなく実施できると思います。)

サイエンスコミュニーターはともかく、あくまで「物書き」だとしてもいいです。それでも、賛否両論とは、「賛否『両論』」を取り上げるからこその賛否両論なのですから、両論をきちんと取り上げましょう。そして、twitterに必要以上に頼らず、実際に本人や学内外の科学者に取材してみて、その声も聞いてみてはどうでしょう?たとえば、あのノーベル賞受賞者は、果たしてどういう意図マスコミに注文を付けたのか、本人に取材しましたか?


こんなことを思いながら読んでいくと、最後に書いてあるんですよ。

 「それはどうか?」とか「なるほど」とかのご意見をお持ちになる方がいらっしゃいましたら、ぜひ拙著科学との正しい付き合い方』 を手にとって頂けたら、と思います。

 全体を読んでの、ご感想、大歓迎です!

やられた!と思いましたね。

上で述べてきたように、本文では散々、情報リテラシーを持った読者や、科学者の心を持った読者が持っている「『疑ってかかる』のが科学的態度」という、ある種の正義倫理観を煽っておく。しかも、そんな彼らが持っている「やっぱり原文を読んでからでないと、ちゃんとした批判はできないよね」という良心をも煽っておく。

そして最後に、「賛否両論、どっちでもいいから、何か思うことがあったら買ってね!」と落とす。

はい消えた!僕のサイフから千円札が消えた!(大学生協で1割引くらいで千円)

2010-04-22

私は悪女ですか?

それはあまり周りに話さないほうがいいよ、と言われたのでひた隠しにしてたけど

私って悪女ですか?何をもって悪女っていうんですか?

どの辺がわるいのか教えてください。

とりあえず自分ビッチなのは認める。しょうがない。SEXもいい男も好きなんだもん

友達が難色を示していた部分をピックアップします。

婚約してる本彼氏がいるのに、上司浮気、さらに美容師さんと関係もって1年。

・前彼とのトラブルで背負ってしまった借金彼氏が返してくれた

・元元元元彼氏引っ越し祝いに家電を買ってくれた。お願いしたらなんでも買ってくれる。数百万とかじゃない限り。(SEXは別れて以来してない)

・公言彼氏が2人いる。2人で引越しを手伝ってくれた

・昔の彼氏がいつでも遊んでくれる。とりあえずおごってくれるので、申し訳ないので半分払う。それでも返される。

・他に遊べる相手を探している。今候補は2人くらい。

趣味は友達の彼氏とこっそりSEXすること。こっそりやるのがいいんだ。ばれたことないよ。

・あと、むかつく女の彼氏を奪うこと。

・女が嫌い。

・別れるときは次の彼氏を作ってから

・別れた男とも基本的には仲がいい。

何が悪いの?ビッチヤリマン?もてない女のヒガミ?

わざと書いてるんじゃないよ、とにかく、どの辺がダメなのか

世間一般の常識ってやつを教えて欲しい。

こんな私の内情を知ってても、結婚してほしいっていう男が3人くらいいる。

多分、1人1人に対して従順だからだと思う。

セックスは気持ちいいし、妊娠しないし、後腐れないし、お金トラブルがあるわけじゃないし。

どうせ老けてオバサンになるんなら、若い今の内に若さを謳歌しなきゃだめだと思う。

友達は私を悪女といいますが、

どの辺が悪いのか、私にはさっぱりわかりません。

もっと悪い女いっぱいいるのになぁ

イヤミとかじゃなくて、どの辺がまずいのか具体的に教えてください。誰か。

>TB

それが、おっさんじゃないんです。27歳です。27にもなって、しょうもないと思うんですけど、

結婚して早々に子供生んで愚痴ばっかり言ってる同級生を見てると

とても結婚したくないし、ましてや子供なんてありえなくて。

もう少し遊んでいたいです。

というわけで、フツーの女です。


2010/04/23 追記

反響多くてびっくりしました。ありがとうございます。

簡単にまとめると、

婚約中の不貞がまずい

・その友達は大事にしなさい

ってところでしょうか。

ちなみに上司結婚して子供います。婚約者は2才年上ですが、どうも頼りなくて。

みずから別れを切り出して一騒動起こすほうが面倒。誰かも指摘してたけど、

婚約者っていう現実から逃げ出すために他の男に走るのかもしれません。

親が面倒な人間で、婚約者以外でまた親が気に入る人間を捜すのも面倒だし。


以下個別TB返し

悪女ってほめ言葉だとおもうのでありがたく受け取っておいたらいいんじゃないですか

→そうします。半分ほめ言葉で半分はそうじゃないですよね、

・歳をとると辛くなってくるよ。

→そんな気がします。朝までセックスした翌日の仕事が辛くなった。歳かな。

・別にそのままでかまわないと思っているならそれでいいけど、心配してくれる友達は大事にした方がいいよ。

→友達大事にします。中学からの幼馴染です。そして、別にここままでいいと思っている。

・うらやましいな

→その分自分磨きしてますよ。ジム行ったりエステいったりお菓子食べないようにしたり。不摂生はしないようにしてます。

性的意味以外での堕落した生活って嫌いなんです。

・どの辺がまずいのか、というのはとりあえず法律的な観点でみればどうでしょうか。~

ということで、あなたを明確に「悪い女」と言える要素は、婚約中の不貞のみだと思います。

→長文TBありがとうございます。嬉しいです!じっくり読ませてください。

婚約者にバレないように気をつけます。

・ちょっと元カノに似てるなーと思った~都合のいい所だけつまみ食いする関係しか持ちたくない

→多分コレですね。全員の利害関係が一致してるからいいと思います。

別に全員とセックスするわけじゃないし。飲むだけの関係も多いし。大抵相手のほうが酒に酔うんだけど。

東北出身なので、酒には強いです。

・それはあまり周りに話さないほうがいいよ、と言われたのでひた隠しにしてたけど 俺って悪い男ですか?何をもって悪い男っていうんですか? どの辺がわるいのか教えてください。 ...

→男に変えてもしっくりくるのが現代ですね。

人間として自立してない感じがするからだ。 ジェンダーを取っ払ったら何の価値もない

人間を判断するときの価値基準ってところに、こういう情報だけが与えられたら、そりゃそうなる。

実家でやろう。

実家は閉鎖社会って感じがして帰りたくないです。もう5年くらい帰ってません。

叔父とか親戚関係が面倒くさくて、なるだけ実家には近寄りたくない。

・今は楽しくていいかもしれないけれど、後で皺寄せが来る気がする 法的な意味で、そして金銭的な意味

→その辺がどうなるか、増田投稿してみました。

金銭的には、頑張って貯金してあとお金増やしてるので大丈夫です。

ダメな人たちの堕落さ加減を見て嫌になり、金銭関係はしっかりするようにしました。実家の御世話にはなりたくないし。

・女が嫌い。ストレートで良いね。お前の視界に入る女全てを不幸にしてやる勢いで頑張ってほしい。あと、やらせろ。

→頑張ります。 病気持ちじゃなくてかつ人間としてつきあってからにしてくださいね。セックスしかしない関係って嫌です。前戯でいいからお話して、あなたっていう人間がどんな人か見てからじゃないと。

女は嫌いです。自分以外の女はみんな嫌い。

・この辺が悪女

→きましたね。女のレス

女に嫌われるんですよね・・・私は。

「嫌いな女とマラ姉妹になりたい>女なんて、女として終わってる。私だったら、ぜーーーーーーったい、お断り。生理的に受け付けない。だって、私の大嫌いな女に入っ>てた奴だよ? ばっちいじゃん。」「「元増田は、生まれてこのかた、人を好きになったことはおろか、実は嫌いになったこともないんじゃないかなあ。元増田が「感情だ」と>思っているものは、ただの幻なんだと思うよ。」

→凄く普通女の子らしい返答。TBこれだから女は嫌いなんだ。

「嫌いな女とマラ姉妹になりたい>女なんて、女として終わってる。」

→バカだなぁ。その女の穴からメスとしてオスのち○こ奪えたわけなんだから。勝ちだよ。精神的にもこちらに依存させたら最高だね。

 私も十分バカだと思いますが、メスとして、嫌いなメスからオスを奪えたらそりゃ嬉しいです。

・全然悪女じゃないよ。 むしろ友達が間違ってる。どんどん公言すべき。 婚約中の彼氏にもあなたの本当の姿を知ってもらうべきだよ。

彼氏はここまで関係してることは知らないと思うけど、男友達が多くて、飲みに行ったりしてることは承知の上です。彼氏は「好きなようにしなよ。今しかできないんだし」と言ってくれる。ま、彼氏もそういう時代があったからほほえましいんだろうな。

需要供給が合っているなら別にどうでもいいと思うけど、

もしも治したいのなら、某ゴルファーと同じ治療を受ければよろしいのでは。

→治す気がないのでなし。

お金トラブル時間の問題、運よく結婚しても石女と呼ばれ、浮気されて離婚コースですね。

→石女ってなに?? 浮気されて離婚コース→最初から割り切って結婚するんじゃないの? 結婚墓場なんじゃないの? 墓場だから墓場行く前に遊んでるだけです・・・。

悪女というより、 性格の悪いただの馬鹿 だね。 悪女じゃなくて、良かったね。

性格は悪いと思います。ほめ言葉に聞こえるのでありがとうを言っておきます♪

・わたし、これ以外近いものがあるなあ。周りには悪女と言われ続けてるけど。

→みんな公言しないだけで、結構エグいことやってる一般女は多いと思う。常識の面かぶってみんな大変そう。

・改めて見て思ったが、それ彼氏じゃなくてセフレって言うよね。普通

セフレだよ? 彼氏は一人。

・長文だけあって、矛盾点がある。 さて、考証の足りないフィクションか、事実を文章に起こせないバカか、どっちだろう?

事実事実そのままに書くと、バレた時がこわいので若干お茶を濁して書いてます。嘘は書いてないけどね。

考証の足りないフィクション、って、うん、フィクションよりよっぽどリアリティがあって面白いノンフィクション

「バカ」ってほめ言葉だと思ってます。

・「TB」「フツーの女です」って書くあたりがオッサン

→おっさんくさい27歳でスミマセン。立ち飲み屋大好きです。

これくらいでおっさん認定されるのか・・・

はてブしてくれる人が多くてびっくりしました。みなさんありがとうございます。

とりあえず月夜はやめておきます。


4/24追記

沢山のはてブ、TB嬉しいです。普通じゃ聞けない色々な話が聞けてよかったです。

賛否両論、どんな意見であれ、書き込んでくださった方、読んでくださった方ありがとう。

こんな人間もいるんだって思ってくれれば。釣りじゃないです(;;)

明日から沖縄旅行に行ってきます。

皆さんの書き込みを読んで、ちょっとオフラインで色々考えてきます。心からありがとうを。

※23番目のTBに、はてなブックマークへのコメント返しをしました。

明日起きなきゃだし、さすがに眠いのでもう寝ます。

2010-04-01

ゆとりについて、現役大学生が思うこと

私は、ゆとり教育をしっかりと受けてきたいわゆるゆとり世代大学生です。

色々と思うことがあるので書きたいと思います。

  

文部科学省による検定を受けた教科書についてのニュースを見ました。脱ゆとりの傾向が顕著に現れているということです。

ゆとり教育については、賛否両論あります。しかし、何らかの問題があったから脱ゆとりの方向に向かっていっているのだと思います。

もちろん、脱ゆとりは良い方向だと思います。私も大学勉強していて基礎的なことをしらない事が多いと実感しています。

  

テレビなどでいわゆる有識者官僚などといわれる人の多くは「ゆとり教育は失敗だった」と言っています。

上にも書いたように、問題点はあったと思います。

しかし、失敗という表現がちょっと引っかかる。

  

ゆとり教育を受けたゆとり世代は、政府によって作られた失敗作なんですか?

 

ゆとり教育を受けたゆとり世代は、他の世代と比べると勉強のできない問題児なんですか?

  

また、私たちの世代が問題を起こすと「ゆとり世代だから」、「ゆとり世代か・・・。」で片付けられる。

もちろん、他の世代と違う教育を受けてきたのだから違いはあるとおもう。ゆとり世代と理由だけで片付けるのをやめてもらいたい。

 

長々と書いてきたが、私たちの世代はそういう教育を受けてきたという事実は変えられない。

私は、今大学生です。大学生活、就職してからも「ゆとり」で片付けられないように人一倍努力をしようと思っている。

  

ゆとりを失敗だったと言わないでください。

 

何事も「ゆとり」だけで片付けないでください。

 

以上、「脱ゆとりについて、現役大学生が思うこと」でした。

最後までよんでいただいてありがとうございました。

2010-03-31

続_大切な人に別れを告げてきた

増田です。

先ほどのエントリーの続きです。

http://anond.hatelabo.jp/20100330173554

多分、前の記事の決断賛否両論あると思います。

私自身が悩みに悩んだ結果、あの方法しか考え付きませんでした。

あの後の話です。

私は増田に記事を書いた後、考え事をしていました。

自分の行動は自分にとって大切な友人を傷つける結果に至った訳ですから、自分自身なんとも思わないわけはありません。

それを思い出せば思い出すほど、涙が溢れて堪らなくなりました。

結果的にはあの後、好きな人(彼)の家に行ってしまい、部屋で告白されました。

もともと彼の家は仲間内のたまり場ということもあり、入ることに抵抗はなかったです。

むしろ第2の家と言わんばかりに落ち着ける場所でもあります。

彼とのスキンシップはやはり他の人とは違う安心感がありました。感覚的なもの…なんですかね。

彼はしばらくして、外せない用事があると言い、仕方なく離れました。

その時に「付き合ってください」と言われました。答える前に「ゆっくり考えていいから」と言われました。

それから彼と一緒に外へ出て、家まで送ってもらいました。

その後、先ほど別れた友人からメールが来ました。

「直接話がしたい」とだけ書いていました。

ダメだと送り返すと「なら電話でいい。1分でもいいから」

最後の情けだと思い、かけていい時間を伝えました。

それから時間になり、電話がかかってきたのですが

……結果、明るくなるまで夜中の間ずっと、その友人の話を聞いていました。

友人は私の好きな人のことも知っていました。

なぜ俺はこんなにも好きなのに伝わっていないんだとか、君なしじゃ生きられないとか

今まで人を好きになったことがある、だけど君は人生初の大波なんだとか。

今はまだ好きな人ではないのかもしれないけど、いつかそこにたどり着けるように時間がほしいということ。

そのために、ちゃんと俺自身の存在を見て確かめてほしいとか言われました。

一番不安定なときに言われたことは、

「まず俺と付き合えばいいじゃないか。それからだって好きになってもらえるように頑張るからさ」

「君が選んでくれないなら、俺は死んでしまう」

と言われました。

その友人を放っておくとどうなるかわかりませんでしたが、

友人の条件を飲んだらそれこそ、人形のように私自身が押し殺して生きなければなりません。

泣きながら「私の想いはどうなるの」と言ってしまいました。

「それも俺が全部受け止める」と言われました。

自分の思いの悲しみで涙が止まりませんでした。

話を聞くだけにとどめました。

しばらくして、彼は落ち着いてきたのか。

「ごめん」といい、電話を切りました。

やはり、この友人とは付き合えないけど

大切な友人であるのは間違えないと再認識しました。

嫌いだから諦めてくださいと言えば何もかも終わるはずなのに、言い出せませんでした。

恋愛対象ではないけど、好きな人物…つまりは大切な人の1人に違いないと。

正直、私の心もかなり不安定です。

2010-03-27

はてなブックマーク - 痛いニュース(ノ∀`):「月8万円」を国が無条件支給、所得税45%で財源確保 「ベーシック・インカム」に賛否両論

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1445561.html

所得税45%って、すごい減税だよ。高所得者にとっては。日本高所得者の実質限界税率は所得税40%+住民税10%+社会保険税16%=66%で、追加的に1万円稼いでも手取りは3400円しか増えないもん。

2010-03-26

働かざる者食うべからず

痛いニュース(ノ∀`):「月8万円」を国が無条件支給、所得税45%で財源確保 「ベーシック・インカム」に賛否両論』(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1445561.html)を見てたんだけど、

働かざる者食うべからず

「金が欲しければ働け」(…よって、ニートに金を支給するなんてとんでもない)

というようなことを金科玉条のように言ってる人が予想以上に多い。すごい。(挙げ句の果てには「強制労働させろ」とか…)

まあ、ざっくりした倫理観という意味ではわかるし、自分自身もそんなように教えられてきたわけだけど、

こういう主張してる人の「働く」ってどういうものを指してるんだろう?

どうも「汗水垂らして…」みたいなイメージしかないような気がするんだけど、そういうイメージだと富裕層不労所得のたぐいはまったく外れるよね。例えば不動産賃貸収入とか、有価証券の配当とか。この国は資本主義だから金を持ってるところには自然に金が集まってくるわけで。

さらにいうと、生業としての市場取引とか、一般的には頭脳労働だけどそれを「マネーゲーム」と呼んでまともな労働とみなさない人がけっこういるよね。

なのに、この件に関してはニート(金を持たない人)ばかり犯罪者のように非難を受ける。金を持って生まれるかどうかなんて選べないのにさ。

結局のところ、「働かざる者食うべからず」っていうのは家庭や学校で標語のように用いるなら意味があるけど、それをベーシックインカムのような国家レベルの政策議論のときに持ち出すのは不適切だよ。

ところで、良くも悪くもここまで浸透しちゃってる「働かざる者食うべからず」って、出典は何だろ?

2010-03-19

欲しいのは情報ではなく経験

ttp://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20100317/1268772687

情報は編纂されなければ意味を持ちにくいものです。ダイヤも磨かなければ価値はありませんし、石油も精製しなければ役に立ちません。情報においても意志、意見をもって編纂することで読み応えのあるものに『変化』させることが可能です。論理が飛躍している部分や欠けている部分があるかもしれませんが、その熱い意志や意見が記事に滲み出しているそんな記事が読まれるのだと思います。つまり『心の底から出た言葉』、『頭で汗をかいた言葉』こそが、読者を引きつけるのだと思います。


無論、それらの本気の言葉には自然人間性が表に出たりしやすいもので『好き嫌い』が出来きやすいことは確かです。賛否両論意見にこそ人が集まるのです。どちらともいえないものを深く掘り下げていく行為こそがその賛否両論に関わった人全体に高い価値を生み出すのだと思うのです。

2010-02-21

3分で読める2010新春アニメ批評(iphone書き下ろし版)

もうすぐ新しいアニメが始まりますね!ということで、気の早い感想ですが、2010冬期アニメ15作品を簡潔にそして恣意的に紹介します。ストーリーなどの詳細は省略しましたので気になった方は各自Google先生に聞いて下さい。 

評価は

S  最高!  

A  もう一度みたい  

B  まぁ面白い  

C  暇つぶし  

D  時間の浪費  

F  測定不能

オープニング曲やエンディング曲が気にいったものには印をつけました。(だいたい放送曜日順,月→日)




ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

評価B end◯

近景アニメ?『けいおん!』風。軍服萌えノエル俺の嫁Amazing Grace

刀語

評価?

化物語』に続く西尾維新作品のアニメ化。なんと月1話の12ヶ月放送。『School Days』の監督。作画は賛否両論。まだ、2話しかない。

ちゅーぶら!!

評価 F

派手な下着の小学生アニメ1話で切った。私もまだまだオタクではないなと確信。今期2位のヤバさ。

ヘタリア

評価C

短いから見れる。イタリア人に怒られないのか心配。

君に届け

評価B  op◯  end◯

言わずとしれた「風早くん最強神爽やか爽快coolアニメ。ちなむと爽子は俺の嫁。名文句は「そんなの笑えない」

れでぃ×ばと

評価C  op

今期3番目にヤバイアニメ。ぱいおつ丸だし乳首あり。もう一度言う。「乳首あり」。ただし、フレイムハートさんのドリルは幼虫みたいで不快。大地薫役はみんなのくぎみーなので、くぎゅぅぅぅぅぅぅってなりたい人は是非見よう。

バカとテストと召喚獣

評価C

召喚戦争学力がものを言う日本社会の縮図。秀吉は男。

おおかみかくし

評価C

もう「ひぐらし」は飽きたんだよ、おなかいっぱいだよ。って言うそこの貴方!この作品のキャラデザはローゼーメイデンの人だぜ!へい!

ひだまりスケッチ×☆☆☆

評価B

来たぜ!僕等のひだまり壮!動物化された僕にはタマラナイ!新入生が2人加わってひだまり壮はさらに賑やか!ちなむと智花役もくぎみーだよ!

デュラララ!!

評価B  op

池袋を巡るサスペンスアクション小野大輔福山潤中村悠一という男性声優陣に腐女子発狂確定。

ダンスインザヴァンパイアバンド

評価C

吸血鬼アニメ。『ひだまりスケッチ』、『化物語』の新房監督ネリー役は喜多村英梨

戦う司書

評価B

ここに来て盛り上がってきた世界と戦う図書館司書アニメ。27日にはテアトル新宿オールナイト上映があるそうな。ハミュッツの胸に注目しがちだが、軍服のミレポがかあいいポ!!主要人物かと思われた人がバタバタ死ぬ。

とある科学の超電磁砲

評価B op◯(1期>2期) end◯

インデックススピンオフ作品。私はこっちのが好きですの!御坂美琴も佐天さんもいいけど、木山先生理想女性超電磁砲レールガンと読みます。

COBRA THE ANIMATION

コブラかっこよす!ってなる。

聖痕のクェイサー

今期最高の変態アニメ。主人公は母乳を飲んで力を得る。女の子がぱいおつを吸わせるシーンは圧巻。声優陣は豊崎愛生茅原実里平野綾日笠陽子川澄綾子と意外に豪華。

と抜けがあるかもしれませんが、もう終盤なので今期見ているアニメを振り返って見ました。

もちろん他にも色々と作品があるので、みなさんの感想もお待ちしております!

2010-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20100218105417

「郷に入っては郷に従え」という言葉もあるけどな。

国母がいるのは日本じゃなくてカナダ、それもオリンピックという国際的な場なんだから、そっちの感覚に合わせるべきだろ。

少なくとも、日本から一歩も出たことがないお前よりも、海外活躍して何度も国際的な試合に出ている選手のほうが、よっぽど国際的な場での振舞いについて心得てるだろうよ。

当然、現地における「衣服と礼儀文化」もな。

欧米では受け入れられないとかいう話をした後に、いや受け入れられてるけど?って言ったら、今度は日本限定の話を始めるとかwww

 

スノーボードオリンピック競技に採用したってことは、IOCスノーボード文化を受け入れることに決めたってことだろ。

スノーボードオリンピック競技にするかどうか賛否両論あったっていうのはつまり、ああいうモヒカンドレッド腰パン文化オリンピック競技として受け入れるかどうか、って話だったの。

受け入れるという決定をした以上は、責任持ってスノーボードという文化を尊重しなければならない。

2010-02-01

時の試練に耐える作品、消える作品。ちょっと前のスレイヤーズのアレ

http://anond.hatelabo.jp/20091215072940

外山滋比古の思考の整理学本屋平積みになっていた。家に帰り、久しぶりに件の本を棚から引っ張りだしてパラパラと捲った。その中の一段、時の試練という項目で取り上げられている、当時は天才と持て囃されたけれども時代とともに忘れ去られた島田清次郎と、当時賛否両論であったのに現代は国民作家となった夏目漱石との対比の例を見て、ふと脈絡なくスレイヤーズのことを思い出した。

富士見ファンタジア系、といってもそこまで詳しくないのだけれど、当時見ていて覚えているのは、スレイヤーズ、天地無用、セイバーマリオネットとかだろうか。確かに面白かったし、同じ文脈を持った同年代と出会うと大抵話題に上る。けれども、そこで終わり。懐かしむ以上のものはない気がする、といったら傲慢だろうか。

順調に年を取り、或いは40年後、擁護老人ホームで溜め込んだオタクコンテンツを消費する生活になったとして、何を見るか、何が残っているか、みたいなのを夢想する。もしかしたら、その頃にはアニメをみていないのかもしれない。今でさえもうリアルタイムで追っていない。もしくは、アニメという産業自体が存在しているかどうかも分からない。

近年で言うと、DVD,BDともに一番売れた化物語が数年後どうなっているのかとか。個人的に西尾維新は好きだけれども、数年後は分からない。空の境界などはどうだろうか。こちらもDVDが売れているみたいだけれども。と思ったら、ニコニコ動画のチャージマン研ブームのように、局地的に意外な視点で取り上げられることもある。SFが好きなため、ハルヒは一巻の頃から追っていたが、あそこまでブームになるとは思わなかった。突然話がずれるけど、書痴は何でも読むから書痴なのであって、当然ライトノベルも読む。そこで、当時図書館スレイヤーズと一緒に借りたのが・・・記憶曖昧だが、それが確か島田清次郎の何かだったかも・・・というのを思い出した。いや、出来すぎだから多分記憶違いだろう。

今年も様々なアニメ作品が放映されるけれども、どれだけの作品が残るのか、というのも興味深い。ちなみに、掲示板の質問で、どんなアニメをみたらいいか、という内容のときたまに上がるプラネテスだけれども、あれは正しいと思う・・・みたいな感じで作品は語り継がれていくのかな、とも思ったり。

2010-01-25

自分意見は正しい」という自信はどこから来るんだろう

賛否両論が出そうなエントリを時々見る。

ブコメを見ると、思った通り意見が割れている。

意見が割れるのはいいんだけど、同意派と不同意派とが殴り合っている。

互いに「こっちが正しい。お前は間違っている」と主張している。

この「自分意見は正しい」という自信はどこから来るんだろう。

相手の言い分も一理あることを隠したプロレスなのか、支持者を増やしたい宣伝なのか。

利害関係者が主張するのはわかるんだけど、そうじゃない人も結構いる。

自分のような、「俺はそう思わないけど、そう思う人もいるんだな」で済ませてしまう人にとっては不思議でしょうがない。

2010-01-17

欺瞞と実態

【IT】深刻な情報処理技術者の不足、社会基盤を支える人材の育成を急げ--東洋経済 [01/14]

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1263458599/

1 名前ライトスタッフ◎φ ★[] 投稿日:2010/01/14(木) 17:43:19 ID:???

賛否両論の渦巻いた事業仕分けの中でもとりわけ注目を集めたのが次世代スーパー

コンピュータだろう。学界、産業界からの強い反発を受けて、鳩山首相から

「凍結見直し」が示唆されたが、現政権国家戦略・百年の計のなさをはしなくも

露呈する結果となった。

民主党マニフェストにも「科学技術の育成」はうたわれている。しかしターゲット

不明なうえ、育成のために何をすべきかすらもまったく見えない。政策の骨格が見えず、

予算削減という目先の目的一つで政策自体がぐらつく。この政権に対する産業界

不信は根深い。

開発が中断し、ロードマップが途切れると、その遅れは二度と取り戻せない。単にその

期間分の遅れにとどまらない。産官学の共同研究は、いったん解体されると二度と同じ

メンバーを集められない。

さらに、スーパーコンピュータ開発の遅れは、他分野の研究にも多大な影響を及ぼす。

医療宇宙、気象など、さまざまな分野での解析・シミュレーションに不可欠な

インフラだからだ。インフラ脆弱では、世界のトップをうんぬんする以前の話で、

国際競争の中で生き残ることすら難しい。

資源の乏しいわが国にとって、唯一の資源人材であり、中でも「ものづくり」を

中核とした科学技術の力は、最も期待の大きい分野といっても過言ではない。しかし

科学技術開発のタイムスパンは長い。ハイビジョンテレビという民生技術でさえ、

技術方式が考案されてから一般に普及するまで30年の歳月を要した。量子コンピュータ

開発ロードマップも30年計画だ。長期にわたる技術開発だけに、現在科学者技術者

だけで終わる話ではない。研究開発の継続性を念頭に置いた、教育による人材の育成も

また、計画の中に織り込まれねばならない重要な要素だ。国家単位での長期的視点からの

下支えがなければ、企業努力だけではどうにもならない。

人材確保に苦しむ情報産業

国の財政支援によって育成すべきは、スーパーコンピュータのような最先端技術だけ

ではない。表面的には見えにくいが、今や情報産業経済社会インフラというべき

重要な存在だ。資金、生産・販売、コスト、労務人事、決済に至る企業活動のすべてが

情報化され管理されている。鉄道、航空など輸送の運行制御、高速道路ETCシステム

銀行オンラインシステムお財布携帯など電子マネー自動車家電製品電子シス

テムなど機器組み込みソフトに至るまで、情報産業バックグラウンドなしに経済

社会も生活も成立しえない。

IT産業のうちシステムソフトウェア開発等サービス関連の市場規模は5兆円(IDC調べ)。

自動車産業の十分の一にすぎないが、重要性において他産業に決して劣るものではない。

にもかかわらず、人材の確保が非常に厳しい環境にある。

情報処理技術者試験を管轄している独法情報処理推進機構IPA)の集計によれば、

情報大学出身者の半数以上が情報産業以外に職を求めている。卒業生数自体、年間

わずか2万1000人にすぎないのに、である。一方で情報学生新卒求人情報産業

一般企業を合わせると、毎年7000人の供給不足だ。

※続く

ソース 週刊東洋経済

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100114-00000000-toyo-bus_all

686 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/17(日) 01:25:53 ID:rK1wYYKs

ピンポンパンポ~ン 定期的にお知らせします。

>>1-2の記事の「人材不足」とは「新卒不足」のことです。

新卒でなければ人材にあらず(>>143)だそうです。

143 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/14(木) 20:42:03 ID:J4ojKbk3

だからさぁ、不足してるのは人材じゃなくて新卒の間違い。これがFA


320 名前名無しさん@毎日が日曜日[] 投稿日:2009/11/17(火) 14:23:09 ID:XvIqWccI

既卒という言葉がある。

既卒とは、就職内定がないまま大学卒業してもらったことを

一般的に人事部ではそう呼ぶ。

(中略)

はっきり言ってしまえば、殆どの企業で「既卒者は門前払い」となる。

それは、本人の学歴がどんなに素晴らしくても変わらない。

「計50社ぐらいは送りましたね。履歴書と送料で3万円は払ったかな」

近藤君は28歳のフリーターだ。現在は都内で進学塾講師バイトをしながら暮らしている。

月収は15万円ほど。家賃が6万だから、けして楽な暮らしではない。

実は、彼は東京大学法学部卒業という学歴を持っている。

(中略)

ネット企業就職説明会でエントリーしても、その後なかなか呼び出されないんです。

 でも、ネットで調べてみると同じ時にエントリーした人は内定を貰っている。

 10社以上回ってみてからですね、ようやく変だな、と思ったのは」

私自身、人事部に配属されて最初にやった仕事は、新卒応募者の中に紛れ込んでいる

既卒者の履歴書をチェックして引っ張り出すことだ。

取り除けた履歴書は、オフィスの隅の箱に入れられたまま、二度と人の目にすることは無かった。



・出典

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本未来城繁幸

これは記事の文脈を読めば気付くはずですが、皆さんはボケレスされていることと思います。

奴隷が不足してるってことだろ?というのも違います。

下っ端の奴隷はむしろ余ってるので言及する必要すらないだけです。

本当に高度な技術者はITに限らず育成で何とかなるものではないので、やはり言及なしでしょう。

足りないのは新卒です。奴隷たっぷりいます。

新卒が不足すると困る理由は、大手IT企業年功序列を維持できないからです。

そして肝心の、新卒不足の理由は>>116、キャリア・パスに全く希望・魅力が無いということです。

ちなみに実質人材余りの理由は>>294の後半。これが奴隷化への意図的な布石意図まであったとしたら悪魔戦略でしょう。

116 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/14(木) 19:20:32 ID:J4ojKbk3

262 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/17(木) 01:34:58 ID:Lf+iFfjd0

IT系の会社は、社員がある程度歳を取ったら 『自発的に』 辞めてくれるような環境を作る。

みんな 『愛想を尽かせて』 辞めたり、『仕事苦痛になって』 辞めたりするんだけど、これ実は会社の意向なのよね。

この手の会社は平均年齢を若く保たないと駄目だから。

IT系は若い頃は他の業種より多少収入がいいんだけど、 これ実は未来自分の財布から(不効率な方法で)現金をくすねているだけに過ぎない。

新卒100人が独立系の上場IT企業に入ったとしよう。



     会社に残る 中小ITに転職 零細ITに転職 異業種に転向 独立開業 無職

35歳     40人       20人       10人        20人     5人  5人

40歳     20人        15人       20人       30人     5人  10人

45歳     15人        10人       15人       40人     10人 15人

50歳     10人       5人       10人          65人     10人 10人

定年        5人       0人       0人        75人    10人 10人

IT業界20年の俺が見た所、人数の推移はこんな感じ。

加えて言うなら、定年まで会社に残れる5人の中に、経営者親族が3人くらいは入っているw

独立して最終的に食えるのは、業界の1割ほどに過ぎない。

残りはほとんど未経験の異業種で恐ろしく低賃金で働かざるを得ない人生負け組として人生を終える事になる。

若い頃のプログラミング楽しいものだが、それを仕事にしてしまうと、かなりの高確率負け組が確定する。

この業界に入るなら、能力が上位1割(独立開業できるライン)に入る自信がなければ止めといた方がいい。


270 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/17(木) 01:43:12 ID:ZfD4e96GO

262の言う通りだべ。何か読んだが、ITは30までに管理職になれないと辞めさせられる環境らしいしな。


342 名前名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2009/12/17(木) 03:37:05 ID:miR7gPpU0

本当はアメリカと比べたくないけど、アメリカの場合は職種が専門家されていて、デベロッパー(あえてプログラマと書かない)だったらデベロッパーとして、ITプロとしてだったらITプロとして食べていけるけ。

日本の場合は、管理職にならないと給料が上がらない仕組みだから、ある程度の年齢になると、希望する/しないに関わらず管理職にならざるを得ない。(それが嫌なら独立するか)

これが日本にIT職が根付かない理由だと、個人的には思っているんだけど。


↑↑↑

だれがせっかくの新卒カード切ってこんな業界に就きたいと思うのかw

294 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/15(金) 04:39:15 ID:5gPqY2Sw

>>160,167,226

人材不足じゃなくて新卒不足w

新卒でなければ人材にあらず、だってさw

>>172,206,228

その通りなんだろうが、記事の文脈では人材不足じゃなくて新卒不足を言ってますw

新卒を湯水のように使い捨てたいらしいですw

>>242

ピンって1割って意味だったらしいよw

1割ならすっごくすっごく良心

この国をダメにしたのは>>273

さらに日本のIT業界ダメにしたのは>>116と↓

165 名前名無しさん@毎日が日曜日[sage] 投稿日:2009/10/26(月) 20:13:06 ID:/5Ruvz1N

ほんの少し前まで未経験30男を採用する企業が実際にあったのよ

ブラック限定だったけど

で、その頃の情報ネットに飛び交ってるし、職安馬鹿職員共の頭にもこびりついてて、

こいつらは職安でその当時の情報を吹き込まれてるわけ・・でそれを鵜呑みにしちゃってるの

何故ITは一時的に極度の人手不足になったのか?

それは急激にIT化が進んだ為であり、あくまで一時的に人が大量に必要になった為。

今はIT化の波が一段落して逆に人余りの状況になっている。

そして、その人余りの状況に、この大不況がぶつかってしまった。

だから仮に何年先かわからないが、景気がよくなっても、残念ならITの需要はかつてのようには増えることはない。

そして人余りの状況に変わりはない。当然、30代の未経験者が仕事にありつけることはない。

ITなら就職できるというのは、情報として古すぎる。

457 名前:非決定性名無しさん[sage] 投稿日:2009/10/27(火) 00:40:22

顧客にものすごく工数がかかると錯覚させるのが元請けの戦略なんだよ

100人規模のプロジェクトで本当に必要な人材は上位20人のみ

他80人はいてもいなくても関係ない人材だからね

これで1人月100~200万×100人を顧客に請求していたわけ

その他80人に対して50~100万×80人を払えば差分は丸儲けの仕組みだったんだよ

このその他80人を埋めるための人材を提供していたのがIT人売りと言われる企業

スキルあろうがなかろうがどっちでもいいから未経験でも受け入れてもらえてたんだよ

466 名前:非決定性名無しさん[] 投稿日:2009/10/27(火) 07:56:43

多重下請構造の生み出した、無駄無駄のヒダの間で生きていたのが、人売り会社フリー

業界スリム化して、入り込む隙間が小さくなれば、そりゃ生き残れる奴は少なくなる

でもこれが本来の姿

二度と戻る事はない



奴隷から抜け出せない現象は、手配師やタコ部屋、“型にはめる”などのヤクザの手法が応用されているかもしれませんね。

一見カオスですが、不完全情報ゲーム下での均衡状態の一つなような気がしますが如何でしょうか。

IT業界に限らない日本低迷の理由は、硬直した年功序列新卒至上主義+ピーターの法則、一段階正義パターナリズム、そして>>273ではないでしょうか。

273 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/15(金) 03:36:03 ID:PYTcTri7

日本下士官は優秀だ。

 下級将校は熱狂的に戦う。

  しかし、将軍は無能である。

 特に金モールを吊った高級将校は低能としか いいようがない。」

    ゲオルギー・ジューコフ



以上、詳細は引用先をご参照ください。 ピンポンパンポ~ン。

2010-01-08

ゲーム業界における日本海外の間に立ちふさがる壁

海外HD機向けゲームが色々とローカライズされるようになって、初めて触れる人が多いのか知らんけど

日本ゲーム会社は遅れてる」みたいなことホザく人が増えてきた。


日本とは違う進化を辿ったゲームに触れてカルチャーショックで頭おかしくなっちゃったり、

宗教戦争に加担していたりするんだろうけど、本質が見えてないよね。


はっきりいうと、日本ゲーム会社海外ゲーム会社で決定的に違うのはプロジェクトに付く予算。それだけ。


才能の限界にたどり着く前に予算限界が来ちゃって作り手がフルでがんばれる環境ができてない。

なぜそうなるかっていうと、HD機にユーザーが期待するゲーム(要はグラフィックキレイボリュームのあるゲーム)を

作るために必要な予算をかけちゃうと国内だけじゃペイするのが難しいっていう現実があるから。

もちろんぺいできてるソフトたちもあるけど、圧倒的にペイできてない方が多いよね。


国内だけでペイできるように作ろうとすると予算規模が縮小され、PS2でもいいんじゃねーの?みたいなゲームしか作れない。

でもわざわざHD機買っといてPS2みたいなソフトをやりたい人なんてそんなに居ないよね。

高い金払って新しいゲーム機買った以上はその性能を最大限まで生かしたゲームやりたいんだよ、誰でも。

作る側だってそういうの作りたいよね。

でも無理なんだ、商売だから。慈善事業じゃないから。


市場規模のデカイ海外海外で、調子に乗って金かけすぎてヤバくなってるけどww

でもやっぱ市場規模がでかいってのはいいよね。ニッチ市場でも絶対数がある程度あるからペイ出来る場合もあるわけだし。


日本HD機で冒険できるのはFFみたいにブランド確立できててどんな出来でも一定以上の売上見込めるソフトぐらい。

もしくは気前の良いパトロン見つけられた人たちぐらい。そんなの居ないけど。

FF13賛否両論あるけど、安牌狙わずに冒険したってのもすごいし戦闘に緊張感を持たせるってのに成功してる感があっていいよね。

序盤はまぁ、アレだけど。


グダグダ余計なことも書いたけど、日本ゲーム会社能力で劣っているわけじゃない。金と時間と余裕が無いだけだ。

でもそれをどうすれば得られるかはわからんね。景気が良くなれば多少はあぶく銭がゲーム業界にも回ってくるかな?

でもゲーム投資するぐらいなら他に投資した方がまだ回収の見込みあるよね。難しいねぇ。


だれか予算の壁を才能の壁の向こう側に蹴飛ばせるぐらいの金をゲーム業界につぎ込んでくれないかな?

まぁ、予算の壁を超えてもその先に文化の壁があって、なかなか簡単に海外でも売れるようなゲームが出来るわけじゃないんだけどね。

2010-01-06

インタビュー署名サイトを運営した東京大学科学研究所病院・湯地晃一郎氏

ttp://www.yakuji.co.jp/entry17692.html

――今回、事業仕分けに端を発した一連の漢方薬保険外し問題について、どのような感想を持っていますか。

 湯地 電子署名に関して言えば、歴史的な革命的事象が起こったと思っている。患者さんにとどまらず、漢方薬を服用していない10~40歳代のインターネット利用者が,危機感を共有し、自分の住所、氏名という個人情報を、自発的に善意で第三者である漢方薬署名サイトに提供し、意見表明したという行動が、厚生労働行政に対し大きな力となったことは、今までの日本の政治史上に見られなかった動きだ。

 ――電子署名の約9万5000通という数字については、どう見ていますか。

 湯地 約10日間という短期間で,10万通近い電子署名が集まったことは、かつてなかった事象であり、画期的な数字だと思っている。

 今回の特徴として、漢方薬を服用している患者さん・ご家族に加えて、漢方薬医療と全く関係ないと想定される一般のインターネット利用者層から,多くの署名があったことが、署名数の爆発につながったと想定される。インターネットの巨大掲示板2ちゃんねるまとめサイトハムスター速報)、SNSmixiミニブログtwitterなどのメディアが大きく寄与した。

 医療漢方薬に対する市民の関心の高さ、あるいはネット利用者への情報提供が、医療漢方薬に対する関心を高めたことを反映していると考えられる。

 ――その中で、最大の牽引力となったメディアは何だったと見ていますか。

 湯地 起爆剤となったのはtwitterである。11月27日金曜日早朝(木曜日深夜)、午前1~3時に署名数・署名サイトアクセス数が急増したという,極めて特異な現象が生じた。漢方薬保険外しに危機感を持った患者さんのブログをきっかけに、一気にtwitterで話題が広がり、署名の起爆剤となった。twitterの高いリアルタイム性、伝播性が遺憾なく発揮されたと考えられる。その後、掲示板SNSブログメーリングリストでの署名呼びかけなど、様々な電子媒体が大きな推進力となって、約9万5000通の署名につながった。

 なお、漢方署名運動に先立ち、twitter内で勝間和代氏がデフレ脱却署名運動を11月4日に開始していた。これは、twitterアカウント(@anti_deflation)に賛同者のフォロー(追従)を募るものである。12月17日現在、3000人強のフォロアー(賛同追従者)を数えているが、漢方署名運動は、9万5000人という圧倒的数、そしてネット利用者が、住所・実名という個人情報を提供したという点で、質量とも全く異なる。ネット世界が、現実世界に大きな影響を与えたのである。

 ――有名ブログによるデマ説も出ました。

 湯地 11月28日に某有名ブログに、漢方薬保険外しはデマとの記事が出た。この記事が,電子署名撤回につながるのではないかと,事務局は危機感を持った。ところが、その後にすぐ良識を持ったブロガーが反論して,デマ説を一蹴するという揺り戻しも来た。ネット上では賛否両論意見が寄せられたが、読んでおかしいと思った人が,逆に署名してくれたという要因もあり得る。それだけ,今回の漢方問題は大きな現象になった証である。

 ――今回のネット市民による電子署名の盛り上がりを通じて得た教訓については,どう考えていますか。

 湯地 今回事業仕分けで様々な項目が,予算の削減、廃止対象になり、多方面で反対運動が行われた。この反対運動の方法は、大きく二つに分けられると分析している。

 一つは、ノーベル賞受賞者オリンピックメダリストなどによる有名人を動員したトップダウン式の反対運動。これはメディア報道され、大きな世論を盛り上げる影響力がある。仕分け関連団体が単に反対声明を出し陳情を行っても、全くメディアが取り上げないため,世論への影響力は乏しい。

 もう一つは、われわれが取ったボトムアップ方式である。以前から財務省漢方薬保険外しを狙い、そのたびに署名を集めたという歴史的な経緯もあり、民意を総集する手法を取った。その結果、わずか10日間で約27万人、3週間で約92万人という署名数を集め、厚生労働大臣宛てに提出することができた。さすがに政権与党民主党も、これは無視できないということで、役員会で漢方薬保険継続を正式決定し、12月17日に与党3党の予算要望の3項目に盛り込まれた。

 われわれはボトムアップの手法で民意を総集したため、最終的に政権与党を動かすことが可能となった。漢方薬保険継続使用したいという患者さん、ご家族、一般市民の総意が政権与党政府に伝わったが、83万人弱の書式署名に加え、インターネットという媒体を通じた約9万5000通の電子署名活動も大きく寄与したと考えられる。

 ――今回、改めて漢方医療のあり方がクローズアップされたわけですが、一連の署名活動を通じて、漢方医療の進展にどう生かしていったらいいとお考えですか。

 湯地 民主党はそもそも,マニフェスト統合医療漢方を推進するとうたっており、財務省の意向で保険から外すという文言が入ったが、そこから強力な押し戻しが起こり、約92万通という多くの民意が集まった。逆にこの民意が、政府国策として漢方医療を推進する後押しとなれば幸いである。<<

2009-12-05

科研費が当たったから使わなきゃ」と言っていた先生

学生のとき、よく分からないことを先生が言っていた。

先生は、「科研費が当たってしまって雑用が増えた」と嘆いていたのだった。

嘆くくらいだったら申請書を書かなきゃいいじゃんと思っていた。

この前、学園祭のついでに久々に研究室に顔を出したときに、その裏側の事情を教えてくれた。

なんでも、科研費の申請をしないと、大学からの研究室への研究費が減らされるのだそうだ。

「変なシステムですね」と俺が言ったら、「学内でも賛否両論あるよ」と先生は言った。

「ほかの大学でも研究費獲得は業績になるからね」と言っていた。

本当は、まともに大学から研究費がおりてくれば、それで十分なのだそうだ。

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