2020-09-07

行動の動機の話

おすすめされた作品面白くない

これは誇張しすぎですが、基本的にそう思っています

 

作品を受け取るとき、どのような経緯でその作品出会うかは作品の中身より大事だと思います

例えば、本屋が選んだベスト1の本と、親しい友人からおすすめされた本。

どちらが読みやすいか

僕なら後者です。

しかし、できるだけ人から勧められて読むのではなく、自分が新しい畑を開拓したい。

何をするにしても人から勧められて始めるのではなく、自分第一人者になり、人にすすめる側になりたい。

自分が読んで人に勧めた結果面白かったと言われたら自分まで肯定されている気がする。

一番嫌なのが世間流行っているから聞く音楽

世間とは。なんか巷でやたら耳にする音楽はいつでもあります

たぶん僕がこじられて性格が曲がっているだけなのですが、自分が知らないうちに流行って自分がまるで取り残されているように感じてから聞いた曲はいくら聞いても好きになれません。

なんでこれが?って斜めから見てしまうのは自分が変な生き方をしているからだと思います

例を上げていいものかわかりませんが、ドルチェ&ガッバーナの香水の曲も、自分が知らない間にみるみる流行してどこのどいつかもよく知りません。

ちゃんと聞いてみましたが、良さがわかりません。万人受けするから流行っているはずなのに自分には刺さりません。

対して、Official髭男dismはついこの間まで全く興味をそそられませんでした。流行っっているのは知っていたので手を出さないようにしてました。

しかし、コンフィデンスマンJPを見てから180°変わりました。やたら好きになったのです。

流行っているから聞く。みたいな曖昧理由自分の中ではNGが出ているのです。

コンフィデンスマンJP面白いから、その主題歌からという理由では自分の中でOKが出ます

変な脳内ですが、心理的にそうなってる気がします。

コンフィデンスマンJPを見た後に聞くOfficial髭男dismコンフィデンスマンJPを見たことがないのに「ヒゲダンサイコー」とのたまっているミーハーどもを下に見ることができる気がします。

そもそもミーハーなやつが嫌いなのかもしれません。いや、ミーハーになるのが怖くて流行ものを避けているのかもしれません。

コンフィデンスマンJPを見るきっかけはミーハーの友人から勧められたのがありますが、結果的にとても良かったです。

いや、違うな。勧められてもしばらく見なかったのですが、テレビでやっているのを知り、映画版を録画していたのがきっかけでした。



そもそも好きな映画音楽漫画や本を人にすすめるという行為自己開示だと思っています

自分はこういう作品が好きだと人に伝えることは自分はこういう人間だと言っていることと同義なのではないでしょうか。

その作品を受け取り、摂取するとその人の感性が伺えます。少なくとも作品を受け取る前、後はおすすめしてくれた友人の顔が浮かびます

好きな人が聞いていた音楽を久しぶりに聞くとその人を思い出すように。

作品とその人が結び付けられます

対して、自分が新しく開拓した作品ならば自分のものになります

まり自己紹介で書いても恥ずかしくない。

人に勧められた作品をこれは自分も好きなどど言えるだろうか。果たして本当に自分が好きな作品なのだろうか。人に勧められたからその作品を見たのであって、内容が良いから好きなのだろうか。

一番ダメだと思っているのが世間的に「一番」流行っている曲、映画自己紹介で書く行為自分をあえて殺しているのだと思っています

ミーハーに成り下がってはいけない。

今、「一番」流行っているとされている物を自分が一番好きなものと言った時点で自分はそこにいないのです。

流行ものが好きな自分。つまり大勢の中に紛れてしまうただの人に成り下がる。

お笑いで言うなら、「EXIT」など第7世代と言われている芸人や「ミルクボーイ」がそれに当たると思います

音楽で言うなら「米津玄師」「瑛人」「RADWIMPS」などがそう。

ドラマなら「半沢直樹

よく売れてない頃は好きで売れたら好きじゃなくなる心理がありますが、あれはまんまこのことだと思っていて、ボカロPの「ハチ」は好きだけど「米津玄師」はそうでもないがこれにあたります

米津玄師も「MADHEADLOVE」あたりまでは好きでした。

アニソン総選挙があったみたいですが、LiSAが紅蓮華で2位だそうです。

LiSAは好きですが、流行っている紅蓮華はそうでもない。さら鬼滅の刃流行っているからという理由で見ましたが、全く楽しめませんでした。

流行っている流行っていないをさしおこうとして見ましたが、内容だけみても僕の感想は「面白くない」でした。(アニメ11話まで視聴しましたが、つまらなすぎて視聴をやめた)

僕にとってアニソン総選挙などと言うものは心底つまらなくて、アニメ好きが選んだアニソンには興味はないのです。

自分が好きなアニソンが好きなので順位をつけられて初めて知る曲でも自分は好きになれないと思います

逆に自分が好きな曲がランクインしていないとなんでや!になるのでわざわざランキングしてしまうことは悪いことしか生まないと思ってしまいました。

AppleMusicが選んだウィークリーベストは全く信用していません。

自分の中では、得意分野と言うものがありその分野は譲れないというものがあると思います。僕は比較映画には疎くて大した映画を見てこない人生でした。

そこでこれ面白いよ、と言われ見てみてもああ、これが面白映画なのか。と思うだけで映画を得意分野とする人が勧めて自分はこれが面白いということか、と納得するのでWinWinです。

ところが得意分野同士ならどうでしょう

僕は音楽が好きです。特にアニソン

自分よりもアニソンを聞いてこなかったであろう人からアニソンを勧められても刺さるでしょうか。しか自分が知っているアニソンを勧められたらどうでしょうか。

自分が知っている好きなアニソンがどっかのランキングで上位に上がっているのをみると抱くこの気持ち、親元を離れる小鳥のようではないでしょうか。

Dアニメストアというオンデマンドサービスを利用しているのですが、そこで今日アニメランキングがあります。そこにあるアニメはすべて自分の好きなアニメではなく、不特定多数一般が好きなアニメなのです。

見てみて面白いな、と思ってもそれは自分が選んだアニメではなく、人気のあるアニメなのです。

数ある中からいかにだれも見てないようなマイナーな中から自分好みなアニメを見つけられるかが自分さがしになるのではないでしょうか。

最近三月のパンタシアというグループ音楽をよく聞いています

その中でも「街路ライトの灯りだけ」という今日が異様に気に入りました。そんなこと言っている人は今の所周りにいません。これが良いのです。

検索すれば、同じようにこの曲が好きな人いるかも知れませんが、それではだめなのです。自分じゃなくなってしまます

それを知った時点で自分はこの曲が好きを言えなくなります

好きな食べ物を決めるのにも子供の頃からずっと悩んでいます

中学生の頃、好きな食べ物を書く欄に「みたらしだんご」と書いたことがあります

その後、クラスに同じように「みたらしだんご」を書いた女子がいました。

その時点で僕の負けを感じました。今後「好きな食べ物はみたらしだんご」はそのクラスメイトのものです。

好きな食べ物は未だに模索しています

今の所、「ハラミ」「どて焼き」で妥協しています

これを好きと公言できるライン自分の中に知らぬうちに決められています

ギャル恐竜漫画が連載されていた頃から読んでいたので好きと公言できますアニメが始まった今も好きと堂々と言えます

流行ってから見たソードアート・オンラインは好きと言えません。実際好きじゃないです。

LiSAライブに言ったので好きと言えます幻影ヲ駆ケル太陽を見ていた頃からLiSAが好きだったので好きと言えます。紅蓮華は言えません。

幻影ヲ駆ケル太陽テレビで録画してみていたので好きです。ダエモル。

そろそろ結論に行きます

流行っているから初めて知ったものダメ

友人からおすすめされたモノは内容による

自分で選んで見たものOK

流行っているからと言って見たもので内容がよく感じたものはほぼない

自分の専門分野でなければおすすめされたものも良い





最近SEKIROというPS4のゲームをしています。これはゲームオブザイヤーという名誉ある賞をとったすごいゲームだそうです。

ダクソライクというジャンルゲームらしいのですが、全く触れたことがありませんでした。つまり専門分野外のゲーム。結果めっちゃおもしろい。

ただ、僕がこれおもしろゲームだよと布教するのは違います。僕の好きなゲームじゃないから。発売日に買ってないから。

最近映画好きの友人からジョン・ウィックおもしろいよと言われ見ました。面白かったです。洋画は全く専門外なのでおすすめを見ることに抵抗はありませんでした。

結果これが洋画面白さなのか。と思ったくらいでちゃんと楽しめました。

ゲームでいうとFallGuysが流行っていますが、すでに遅いので出来ません。

PUBGは流行り始めのころやってましたが、Fortnite、荒野行動、APEXあたりはもうダメです。流行りすぎたから。

今度発売される3Dマリオコレクションは全部原作クリア済みなので堂々と発売日に買おうと思います

僕の生きにくそうなこだわりわかっていただけたでしょうか。

最後にもう一つ変な考え



流行りのワード検索するとき、他にもたくさんの人が検索しているであろうからその中のひとりになるのが嫌なので検索を躊躇う。



周りと違うことをしたいことがすでに普通

以上です。

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