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2020-03-25

トイレ陶器日本で作ってるけど

部品中国製で、それが入ってこないから家を建ててもトイレが完成しなくて建築主に引き渡せないらしい。

住宅販売件数は景気に影響大きいからそれが激減して不況がくるって。

Youtuberが言ってた。

2020-01-17

建築士は男(がなってはいけないはず)の特権職業

ようやく合点がいきました。

デザイナー物件が済みにくいというのはもう昔から言われてることですが、なぜなのか。

なぜ建築のことを勉強し続けてる人たちが作った家が住みにくいのか。

デザインステータス全振りしたらそりゃ住みにくいだろうというなんとなくふわっとした理由づけにみんな納得してきましたよね。

でもデザイン物件に住みたい。高くておしゃれな家は住んでて気持ちいい。

でもトイレ風呂が妙な位置についてたり、ほかの部屋に行くのにいったん外に出ないといけなかったり、子供部屋が鬼のように狭かったり暑かったり、プライバシーがなかったり、ベランダ洗濯物を干すには狭すぎたり、でかすぎて物置になっていたり…まあとにかく妙なことになっています

テレビ番組で「突撃!隣のスゴイ家」というのがあります

田中卓志遼河はるひ仮装夫婦になって人様の建てたばかりの家を見に行く番組なんですが、私はずっと引っかかっている回がありました。

その回で紹介された美容師夫婦の建てた家は、建築素人の妻が家の設計をして建てた家でした。それに遼河はるひが食いついた。

設計したのが素人と知る前から、家に入った時から彼女はくいついていました。いつもとは違う熱量だったのが印象的でした。気に入ったんだなあと誰もが思ったでしょう。

そして見終わって、遼河はるひが言った言葉は「この家を真似しよう、このままの家が欲しい」でした。

そこまで?私は正直思いました。

おそらくその場に立ってみないと見えないところがあったんだと思いました。

個人的には今まで番組で紹介された家の中にはもっと素敵であこがれる家はたくさん出てきていました。でも彼女が食いついたのはその家だったんです。

その後も毎週、建築にこだわりがあり、趣味にこだわりぬいた家が紹介されていきます

そしてある回で二階にプールのある家を紹介したときのことです。

その夫婦の奥様が中国人だったためでしょうが、どの夫婦も濁してきた「住んでみての失敗点」のコーナーで、彼女は住みにくくて不満ですとはっきり言ってしまいました。

やはりデザイン性を追求すると住みにくくなるのか……、そう思いながらも、あの美容師夫婦の家を思い出していました。

そして、すべてバラバラだった事象が突然ぽんと腑に落ちた。

陳腐言い回しだがパズルピースがはまるように突然わかりました。

それは理由としてはごくごく当たり前のことでした。

普段家事をしない男がデザインした家が住みやすくなるわけないだろう」。

いわんや、「士業の男」をや、です。世の中建築デザイナーの妻が10歳以上年下で専業主婦でなかったためしがありません。そこに見える男のロマンといわれるような傲慢思想ブラジャーを作っている大手企業幹部が全員男だった時と同じ構図です。

主人よりずっと長く家に住む女子供を思いやれる建築士の顔が浮かびません。彼らは良い服、靴、時計自分趣味に興味があるだけで、妻や子供自分の家にも住まわせてやってるという意識が働いているのです。代々木上原にあるような賃貸デザイナー物件などに至っては「俺の設計した賃貸に住まわせてやるよ」という傲慢が見えるようです。

彼らの設計する家は、デザイン性によって生じる利便性の悪さをすべて自分居住区以外に押し付けており、表から見える場所はきれいでも裏方がぞんざいです。

子供部屋は狭く、暑かったり寒かったり、子供が大きくなったら壁を作って狭い部屋をさらに二つに、とリビング二の次、三の次の扱いです。私が子供なら成長につれ狭くなるような子供部屋は嫌です。

そして自分のこだわりのために毎日家で長時間家事をする妻の動線無視されています自分の金をつぎ込みたいところにつぎ込み、自分が使わない場所への節約が顕著にでた家の数々。そんなもの「家族」にとって住みやすいわけないのです。

そしてデザインに大きな権限を持つ建築主はこう言った番組で必ず言うセリフがあります

キッチンは妻の希望に任せてこのようにしました……」

丸投げなのです。そして換気扇が恐ろしく遠い位置だったり、キッチンの規模に対して小さすぎたりするのです。料理をしないからわからないのでしょう。

日中は家におらず家事なんかするわけない、家事がどういう流れで行われるかなんて考えたことも実践したこともない人間が、特に家事労働時間の長い家族の住み心地になんか元より考えられるわけないのです。

彼らが立てているのは実物大玩具プラモデルなのです。

家の建築士には家事労働時間の長い人こそがなるべきだったのではとおもいました。(日本では女性になるでしょう。)

いわゆる男の特権職業。それが家の建築なのだなと諦観とともに腑に落ちたのでした。

2015-07-28

青い屋根瓦を選んだ自分はそんなにセンスが悪いのか

実家リフォームにあたり、両親の希望屋根瓦も新調することになった。

「何色が良いと思う?」と聞かれたので「青」と答えたら「もっと真面目に考えて」と文句を言われた。

充分真面目だっつーの。青瓦とか青いタイルとか好きなんだよ。綺麗じゃんか。

と主張したら、親以外の家族から馬鹿にされた。

曰く、青瓦なんてダサイ、いかにも昭和臭い、いまどき新たに青瓦を葺く家なんてある訳ない、と。

そうか?青瓦ってそんなダサイもの

ちょっとレトロな印象が漂うのは認めるが、なんだか可愛い色じゃんよ。

住宅街の中に青い屋根の家があったらつい見ちゃわない?

納得できなくてネットで「青瓦」とか「青い屋根」とかで検索してたら「青い瓦と景観」という宝塚造形芸術大学教授が書いた論文に行き当たった。そこでは、

つのまにか相当の良質の邸宅に堂々と青瓦を葺く人が現れてきた。建築家でこんなことをする人はまずいないので、たぶん建築主の好みであろうがセンスのないことである

http://ci.nii.ac.jp/naid/110000469250

とまで書かれていた。

まじか。

別に自分のことをハイセンスなお洒落人間だとは思っていなかったけど、そんなに青瓦を選ぶのってアホなことなのか。

なんかショックだ。

 
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