はてなキーワード: 松沢病院とは
服薬効果が限定的な治療抵抗性の統合失調症(当時の診断)だとカウンセリングどころじゃないので、まずは電気けいれん療法などが試されると思うんだけどなあ。
刑務所にそんな設備はなさそうだし、クロザリルの投与ができる環境でもなさそう。
アンガーマネジメントだとか認知行動療法はあくまで回復期の治療の補助であって、統合失調症(当時の診断)治療のメインはやはり薬物療法だよ。
カウンセリングをさせない医者を想定するほうが難しいっていうけど、あの都立松沢病院ですら状態の悪い急性期の統合失調症患者に認知行動療法は行ってない。
私の近親者にも統合失調症患者がいて、地域移行のための精神医療チームが組まれてたのだけど、本人が希望していたのにも関わらずカウンセリング(認知行動療法)は受けられていなかった。カウンセリングをするなら自費でと言われていたようだ。
不自然だとまで言うってことは、よほどカウンセリングに力を入れてる自治体(東京都ではない?)に住んでいるってことかな。
治療は支援者のためのものに過ぎないというのは流石に物の見方が偏りすぎでは。治療は本人のためでもある。
精神神経学雑誌1978年12月号に、松沢病院の藤森英之先生が書いた「精神分裂病における妄想主題の時代的変遷について」という論文が載っている。この論文、明治、大正、昭和のそれぞれの時代に、松沢病院とその前身である巣鴨病院に入院した2435人の分裂病患者のカルテを調べ、妄想の主題について調べたという労作。
この論文によれば、「電波」の妄想は明治大正には存在せず、出現したのは昭和初期のこと。「電波」のかわりに明治大正期に多かった表現は「電気」。まあ、明治期にはこういう系統の妄想よりも「狐憑き」みたいな憑依妄想が多かったのだけれど。時代が下るにつれて、妄想の内容もどんどん多様化していって、昭和36-40年には、「テレビ」「光線」「X線」「電子頭脳」「超音波」「空中放電」などが登場しているとのこと。テクノロジーの進歩を露骨に反映してるわけだ。
ってことは、「イリジウムから自分に命令する声が降りそそいでくる」とか「インターネットで世界中に自分の考えが知られる」いう妄想もそのうち出てきそうだなあ。楽しみ楽しみ(不謹慎である)。
サイコドクターあばれ旅 読冊日記98年12月中旬
で、今は5Gとワクチンに至ると。
中身は見れないけど、出典。
藤森 英之, 1978, 精神分裂病における妄想主題の時代的変遷について, 精神神経学雑誌, 80(12), p669-703, https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3358905
ついでに。なんか反ワクチンとかコロナは風邪を主張する集団って、ヒョロガリさんが多いよね。
体重の個人差と関係する遺伝子多型と、他の疾患と関係する遺伝子多型が共通するかどうかを検討する研究も進み、精神疾患においては、統合失調症と低い体格指数(BMI:Body Mass Index)値が相関するという知見が報告されています。
本研究では、日本人データと白人データを用い、BMIと精神疾患の遺伝的相関性を再解析・統合的に検討し、統合失調症と低いBMI値(生まれ持ったやせ傾向)の遺伝要因が相関することを確認しました。
藤田保健衛生大学 精神疾患と体型. 〜遺伝学的には、生まれ持ったやせ傾向と統合失調症は相関する~
http://www.fujita-hu.ac.jp/~branding/media/2018052-093025-972.pdf
精神神経学雑誌1978年12月号に、松沢病院の藤森英之先生が書いた「精神分裂病における妄想主題の時代的変遷について」という論文が載っている。この論文、明治、大正、昭和のそれぞれの時代に、松沢病院とその前身である巣鴨病院に入院した2435人の分裂病患者のカルテを調べ、妄想の主題について調べたという労作。
この論文によれば、「電波」の妄想は明治大正には存在せず、出現したのは昭和初期のこと。「電波」のかわりに明治大正期に多かった表現は「電気」。まあ、明治期にはこういう系統の妄想よりも「狐憑き」みたいな憑依妄想が多かったのだけれど。時代が下るにつれて、妄想の内容もどんどん多様化していって、昭和36-40年には、「テレビ」「光線」「X線」「電子頭脳」「超音波」「空中放電」などが登場しているとのこと。テクノロジーの進歩を露骨に反映してるわけだ。
ってことは、「イリジウムから自分に命令する声が降りそそいでくる」とか「インターネットで世界中に自分の考えが知られる」いう妄想もそのうち出てきそうだなあ。楽しみ楽しみ(不謹慎である)。
サイコドクターあばれ旅 読冊日記98年12月中旬
で、今は5Gとワクチンに至ると。
中身は見れないけど、出典。
藤森 英之, 1978, 精神分裂病における妄想主題の時代的変遷について, 精神神経学雑誌, 80(12), p669-703, https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3358905
ついでに。なんか反ワクチンとかコロナは風邪を主張する集団って、ヒョロガリさんが多いよね。
体重の個人差と関係する遺伝子多型と、他の疾患と関係する遺伝子多型が共通するかどうかを検討する研究も進み、精神疾患においては、統合失調症と低い体格指数(BMI:Body Mass Index)値が相関するという知見が報告されています。
本研究では、日本人データと白人データを用い、BMIと精神疾患の遺伝的相関性を再解析・統合的に検討し、統合失調症と低いBMI値(生まれ持ったやせ傾向)の遺伝要因が相関することを確認しました。
藤田保健衛生大学 精神疾患と体型. 〜遺伝学的には、生まれ持ったやせ傾向と統合失調症は相関する~
http://www.fujita-hu.ac.jp/~branding/media/2018052-093025-972.pdf
よく「アスペルガーは天才」などと言って、アスペルガーを自称し、特別視したがる人もいますが、
これは愛着(こだわり)が一方向に固定されやすいために一部分が特化してしまう事が多いのです。
アスペルガーに限らず、本当に頭が面白くなった奴に憧れる奴ってこういう行動よくとるよ。
自分がハンデ持ちだって事実にすがって、それを逆手にとって世間から注目を浴びるための道具にもするし、時には免罪符にもする。
糸柳たちがそうじゃん。「松沢病院に居た」ってだけで彼にとってはブランドなんだろうね。よく自分でその話を持ち出しているし。
世の中、本当のアスペルガーや精神がおかしくなってしまった奴って本当に少ないと思うよ。気狂い願望のある奴はごまんと居るけど。