「ファウラー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ファウラーとは

2024-08-22

面白かったころのITを書いてみる

単体テストというのは、画面を手動で操作してスクリーンショットを撮る仕事だった。エクセル仕様書を書き、レビューをしていたが、レビューアーはテストケースよりも、枠線の整え方に気を配っていた。

誰かが自動テストを導入しようと言い出した。「再現性がある」「保守性が高まる」「もっと良くなる」と口々に言われていた。

でも、テストコードを開発する工数はどうするのか、開発コードが増えればさらに大変になるのではないか不安があった。

それでも、これが実現すれば、何かが大きく変わる予感がした。

 

アプリケーションフレームワークStrutsだった。フォームポストする瞬間にカオスが生じ、50行の無駄コードを書き、100行の読みにくいコード理解することが技術者の条件だった。

ある人が「レイヤリング」という概念を持ち出し、別の誰かが「DI」と言い出した。アプリケーションアーキテクチャという言葉も登場し、ファウラーという人物名前も聞こえるようになった。

新しい構造提案され、それに影響を受けながら、「いつかは美しいアプリケーション構造が生まれるのかもしれない」と夢を抱いていた。

 

当時、PerlCGIを作っていたが、PHPRubyが登場した時は、正直Web"サイト"を作るためのものだと侮っていた。

しかし、次々と洗練されたWebアプリケーションフレームワークが生まれStrutsJavaEEよりもはるかに使いやすくなっていった。

数多くのWebフレームワークの中で、どれを選ぶべきか悩みながら、「いつか完璧Webフレームワークが現れるかもしれない」と期待していた。

 

サーバー冗長化され、ReversProxyを使い、セキュリティのために構成を変更してきた。そしてクラウドが登場し、Dockerなんて本番で使えないと言っていた時代から

気がつけばどこに存在するのかもわからないクラスターの中で、コンテナアプリが動いている時代になった痛快だ。

かつてLinuxマシン一台を「鯖」と呼んでいた時代から世界は目まぐるしく変化し続けるとかと思っていた。

 

誰かがAjaxと言い出し、別の誰かがReactと言い出した。「こんな方法HTMLを作って良いのだろうか?」と疑問に思いつつも、「Webアプリケーションだ」という感覚が強まっていた。Webアプリケーションがどう進化していくのか、未来を感じることができた

 

私たちは、ソフトウェアを開発すること自体に大変さを感じていた。新しい技術フレームワークが次々と登場し、その都度課題解決される一方で、新たな課題生まれる。これほど面白いことはなかった。そしてエンジニアたちには一体感があり、誰もが自分なりの方法課題解決し、そのフィードバックループ世界を動かしていた。だからこそ、今は少しつまらない。変化は穏やかになり、「お金を稼ぐ」という目標けが共通となり、課題は個々の事象に閉じ込められている。しかし、それが悪いことではない。ただ、私たち時代が変わったのだ。

 

かつては、私たちの目の前には普遍的課題があり、それぞれがそれぞれの場所課題解決し、そのフィードバックループ世界を動かしていた。

生成AIで例えると、それをどう使うかではなく、エンジニア一丸となって生成AIチューニングしていた。世界情勢で例えると、世の中の飢餓を全世界の人がアイディア出して、解決しようとしてたいた。

今でも、普遍的課題世界中に転がっているが、それらは高度で、私たちには手が届かないものが増えてしまった。

IT面白かった。プログラミングが分かるだけで、世界課題を一緒に解決できる時代だった。それぞれが自分場所で働くだけで、世界を動かしていた。そんな時代が終わってしまったと感じる。

  

老害といえば昔話だろ!

2023-10-19

ブリットポップ期のアーティストが集まって来夏にUKで公演を行うことが決定←おっ!?

参加するのはオーシャン・カラー・シーンサイモンファウラーキャスト/ザ・ラーズのジョン・パワー、レヴェラーズのマークチャドウィック、ザ・ブルートーンズマークモリス、リパブリカのサフロン←おぉ…うん…

いやさ、バンド単位で来ると思うじゃん

オアシスブラーは無理でも再結成したパルプスウェードくらいはさぁ…

でもジョンパワーとマークモリスはちと見たいぜ

2016-08-11

そのソース自体芸術と言っていいプログラムって何だろう

ボブおじさんかテンガロンハットおじさんにこれ聞きたい

あっよく見るとマーチンファウラーのあの帽子テンガロンハットじゃないっぽいな。

なんなのあれ。

インディ・ジョーンズ帽子みたいな奴。

って今ググったら少なくともインディ・ジョーンズの被ってるあの帽子インディ・ジョーンズ・ハットって言う事知って驚いたよ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/インディ・ジョーンズ・ハット

こういうのおじさんとかに言ったら「今の子インディ・ジョーンズ・ハットも知らないのか…」と絶句されるのかな。

2013-11-16

武蔵をお迎えして、艦これをきっぱり辞めると決めてから

初めて迎えた土曜日が暇で暇でしょうがない。

はてぶの記事を上から読んでいくのにもすぐに飽きた。

コンビニ飯ももういいや。

モルモットみたいに部屋をうろうろして使ってない2Kの倉庫部屋を開け放したら、

それだけで空気が淀んだ。

部屋の片隅にはここ二年間まともに開いてもない蔵書の山。

一瞥しただけでは分厚い埃が積もって何の本かわからず、

拭ったらそれだけで咳が出た。結城浩さんのデザインパターンの本にマーチンファウラー氏のリファクタリング

ここ最近、参画するプロジェクト業務はテスターばかりで、そんな概念があることすら忘れていた。

PMになってもおかしくない歳で、テスターばかりやっている自分が今更読んで何になるんだよと思いつつ、ぱらぱら捲ってみる。

「このコンストラクタにpublicがないのは同じパッケージ以外からの参照を防ぐため」←ここ使えるっ!

『使える』かよ。ひどく気に障るメモだった。

この本を読んで、いつか設計することを夢見ていた頃の残滓だった。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん