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はてなキーワード: 松本とは

2010-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20100107112615

結局、ノンスタイルの優勝につきまとう「残念な感じ」って、要は「彼らは未来に種を蒔ける人材じゃない」という感じがしちゃうところだと思うんだよね。


お笑いが今後も栄えていくには何が必要かって考えたとき、やっぱ強烈な才能をもって下の世代をお笑いに引きずり込むような存在って欠かせないと思うんだ。「○○さんを見て、自分芸人になるって決めたんです」って言われるような、まぁ現在活躍中の芸人で言ったらダウンタウンウンナンとんねるずビートたけしとか。東京コント勢にとってはさまぁ~ずもそんな感じなのかしら。

toroneiは「次代の阪神・巨人/カウス・ボタンを輩出するのがM-1」て言ってるけど、それで漫才って栄えるのかね。だって、阪神・巨人とかカウス・ボタンってさ、ずーっと漫才をし続けてたんでしょ?そんで彼らが漫才を続けてる期間に、漫才は大金つっこんでド派手な大会やらなきゃ滅びるぞくらいの存亡の危機を迎えたわけでしょ?つまりさ、阪神・巨人とかカウス・ボタンて、存亡の危機に瀕するような状況下でも漫才をやってた粘り強い人たちっていうだけなんであって、彼らがいれば漫才は安泰であるみたいな人らじゃないわけだよね。しかも今の芸人なんて、好むと好まざるとに拘わらず「バラエティ」っていう荒波に放り込まれて、そこでそこそこやれないとあっという間に淘汰されるわけで。そんな今時のやつらが、バラエティ殆どやんない阪神・巨人だのカウス・ボタンを「将来に向けてのあるべき姿」と捉えるかね?第一、阪神・巨人とかカウスボタン漫才って、若い人=お笑いの客としていちばん厚い層の大半にとって「今TVで観てるお笑い」とか「毎年M-1で見る漫才」と同じ括りにないと思うぜ。正直「新喜劇」あたりと一緒でしょ。つまり、もう立派な伝統芸能、見れば笑うけど、古臭くてド真ん中からはだいぶズレてるっていう。

例えば松本にヤられて芸人世界に足突っ込んじゃった人らが、今のTV看板番組持ったりひな壇を賑わしたり、M-1活躍したりしててさ。今の若い芸人松本呪縛から完全フリーな奴なんていないだろと自分は思うんだけど、で、そういう意味では松本罪深えなとかも思うんだけど、逆に言ったら松本っていう超ド級の才能がガキ共を引きつけたお陰で現状のお笑いの肥沃さが生まれてるわけで。そいつらのビジョンておよそ「ネタやって受けて認知される→TV活躍冠番組→どんどん大物に」ってとこでしょ。そりゃそうだよ、それが紳介や松本内村や、今の大スターたちの姿でさ、人気も金もTV劇場になることなんてあると思えないもの。


M-1から「松本人志のように、見たことのないようなネタを引っさげて登場し、いずれ漫才は全然やらなくなるけどTV活躍して後進に大いに憧れられるような芸人」と「阪神・巨人のように漫才流行ろうが廃れようが劇場漫才をし続けて、オーソドックス漫才第一人者となる芸人」が排出されたとしたら、長期的に観てお笑いを盛り上げ繁栄を長持ちさせるのは前者だと思う。で、結局お笑いで「この人に憧れて芸人目指した」って言われるような人たちって、何かしらのイノベーターなんだと思うよ。こんなこと言っていいのか!こんな視点があったのか!こんなバカなことやるなんて!なんでもいいけど、今までの芸人が見せてくんなかったものを見せられた人。それは、ゲームでも漫画でも料理でもクルマでも音楽でも映画でも、どこの世界もそうなんじゃないか。

M-1に新しさを求める人が多いっていうのは、つまりその辺なんじゃないすかね。新しいものに飛びついて持て囃して目利きぶってるサブカル(笑)野郎なんじゃなくて、ある視点でもって真剣お笑い界に「今後益々の御発展御清祥」を願ってる人たちが、切実に求めるのが「新しさ」なんじゃないかと。で、ノンスタイルには見たこともないような何かはなかったと。


面白フレーズを並べただけじゃM-1は勝てないっていうのを論拠にノンスタイルを擁護してるみたいだけど、それどーかなー。アクションでも言葉でもいいけど、やっぱ見たことないようなものって見たら頭に焼きつくよ。ま、新しいが言いすぎだったら「自分にはアウトプット不可能」と思うようなことってさ。「すげえ!」っていう驚きと共に鮮烈に残ると思うのよ。自分に関して言えば、07年のサンドまでの優勝者は全員、鮮烈に覚えてる場面があって、ボケにしろツッコミにしろ今でもすぐ出てくるくらい頭に残ってるセリフがある。それは、自分にとってそれが新鮮だったから。で、ノンスタは何も覚えてねえ。あ、ウソ。太もも叩いてたことは覚えてる。でも、そんな感じ。

2009-12-28

ギャップが激しすぎる

IPPONグランプリ、参加しているメンバーとか実況とかはいい感じなのに、MEGUMI茂木健一郎というアシスタントと解説がダメすぎる。MEGUMI松本コメントオウム返しするだけだし、茂木健一郎は「いい感じですね」しか言ってない。もはや存在意義がない。まー、この2人に関してはどの番組でも同じだから仕方ないんだろうけどさ。

2009-12-15

日米関係は本当に壊れるかも - 松本徹三

ttp://agora-web.jp/archives/832256.html

オバマ大統領にとって、鳩山首相は、極言すれば「詐欺師同然」ということになり、「同盟国の首相として頼りになるか?」という以前に、「人間として信用できるか?」ということになってしまうのですから、まさに、「日米間は最悪の状態になる」事を意味します

2009-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20091120120348

こういった戦前漫画スタイルの模倣から始まって、今の漫画スタイル昇華させて、そのスタイル漫画界でも連載持ってたってだけで充分に神だぞ。

漫画の始祖」でもなければ「漫画エリート」でもなければ「漫画創造主」でもない。あくまで「漫画の神」なんだって。

石ノ森とか赤塚とか松本とか永井とか、初期はそりゃすごかったが、今の漫画界で連載を持つのは無理だ。ネームバリューだけで連載持てるかも知れないが。

2009-11-16

256 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 20:43:52 ID:uv4oTNxaO

前半終了。一時間リアルに笑いが一つもねぇww

ひどい素人トークだな…

257 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 20:51:15 ID:ZB8mvX6m0

乙!

258 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 21:19:57 ID:39FC8JDG0

引き続き報告ヨロ

259 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 22:01:58 ID:Od8U91LL0

kwskしたい!

内容も聞かせて欲しい

260 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 22:50:12 ID:uv4oTNxaO

終わった。一応客席は満員。

前半はラリーとトロで笑いがまったく無い、くそつまらない一時間

司会から「何言ってんだかよくわからないです」みたいなことを2、3回言われてた。

後半は大谷が来てようやく盛り上がった。トロちゃんは張り切って大谷に絡みに行くが、

大谷の相づちがそっけなさすぎて笑った。大谷にしてみりゃ「おまえ誰だよ」って感じだったんだろうなw

おまえらのために後でトロちゃんネタだけ投下してやるよ!

261 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:03:56 ID:zfzrxsBz0

thx!

トロ様はやっぱりリアルでもトロ様だったのだろうか?気になるぜ

262 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:14:07 ID:vFfpPIF/O

大谷さん、あれだけ話遮られて、よくキレなかったなと思う。業務用菩薩は、前半終了まぎわには、頭はてなマークだらけにしてたぞ。

263 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:36:16 ID:39FC8JDG0

wktk

264 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:54:44 ID:ke2Yxm1H0

トロ様だけでなくラリーもひどかったのかが気になる。

業務用菩薩って人は確かオードリー周りの人だよね?

265 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 00:27:34 ID:3GG104SU0

先生って確かポッドキャストもやったことないよね。

それで、いきなり金取るトークライブに「特等席」とは言え参加するなんて、

無茶なんだよなあ。あの性格だから、「特等席」に徹しないだろうしさ。

先生的には、「昨日の風」をトークライブ的にやってきて、

これだけ人気を博してきた俺なんだから、みたいな自信があるんだろうけど。

266 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 00:53:35 ID:vDVywY6H0

結局、ラリー遠田とトロのいちゃいちゃ見せられてたのが前半だな。菩薩の怒りゲージが溜まっていくのが見所。

菩薩って3600とか山里ラジオ伊集院ラジオ葉書職人だったわけで、そいつの前で「オードリーではなくてNON STYLEを推す俺たち素敵」で押し切ったのが前半。そらああいう空気になるわな。

267 :260:2009/07/03(金) 00:56:38 ID:7wNIkN+00

ラリーは後半ほとんど喋ってない。

なんであれでトークライブやろうと思ったんだろう?

誰かに担ぎあげられただけなのかな?

後半は大谷5割、トロ3割、ラリー2割くらいの喋り量。

トロは事あるごとに自分の知ってるエピソードを

挟み込むんだけど、それまで大谷が話してた話と

繋がりそうで繋がらないエピソードばっかりw

「…で何なの?」という空気が会場全体を包んでいたよ。

オタキングトークライブ空気読まずに悪目立ちしてたっていう

エピソード、あれホントだったんだなって思った。

リアル空気読めないのな。

268 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 01:07:19 ID:72qa5KQD0

報告乙!

269 :260:2009/07/03(金) 01:19:28 ID:7wNIkN+00

全体のトークの流れはどこか違うとこで読んでくれ。

お前らのためにトロ様がやらかしてたところだけ押さえてきたからw

自己紹介

ファンという立場から、いつの間にか裏方の方も…

みたいな濁し方で、あくまでファン目線w

デリートの名前は出さず。ブログ名前も出さなかったけど、

菩薩に突っ込まれてようやく言っていた。しかし特に客の反応無しw

●PLANETS

NON STYLEを巻頭に推した俺達凄い」というスタンスで延々と語る。

トロ「QUICK JAPANとかは、お笑い通が好きであろうラーメンズ笑い飯なんかを…」

ラリーラーメンズは例えが古いんで…」w

トロ「僕らはバナナマンオードリーも否定してませんよ!」

菩薩自己弁護から入るの止めてもらえますか」www

●(流れ忘れたけど)

トロ「一般論の方がマイナーになってる」

菩薩「なんか言い方がアレですけど…」


270 :260:2009/07/03(金) 01:23:52 ID:7wNIkN+00

ラリーの「この芸人を見ろ!」(だっけ?)について

ラリーいわく、あの連載は

「あそこから議論が始まるような、基点になるような」ものを

意図して書いているとか。

トロ「わざと石投げられようとしてる感じありますよね。

  誰とは言いませんけど、松本人志(の回)とか」

ラリー「(あの回)割と評判良かったですけどね」wwww

この「誰とは言いませんけど、●●とか」って、ウケを狙ったんだろうけど、全くウケてなかったwww

●トークテーマ松本人志とは何だったのか?」にて

等身大松本を見ろ!と熱く語るラリーとトロ。

トロ「(松本は)織田信長でも豊臣秀吉でもないんですよ!」

  (大声で)「マイケル・ジャクソンじゃないやん!」

菩薩「…最後の、ピンとこなかったんですけど」wwww

この流れで

トロ「もうすぐ松本TVで“この間おつむっ、おつむっ、、、おむつ換えてめっちゃクサかったわ”とか言うんですよ!」

用意してきたネタも噛み倒して全くウケずwwww

ここまで前半。何回も書くけど、全然笑い声が起きない。かといって感嘆の声があがる訳でもない。

ラリーはトロほど痛くはないけど、気の利いたことも言わず。菩薩が次第にイライラしていくのがよくわかってワロタ

椅子やテーブルを動かす音や厨房の音があんなに目立つトークライブは初めてだよ。

271 :260:2009/07/03(金) 01:28:36 ID:7wNIkN+00

以下、後半。

大谷のトロへの相槌

・あーそうなんだー、へー

・なるほど

殆ど生返事だった。

松本人志の話

大谷松本さんってビートルズとかブルーハーツみたいなもんでしょ」

さっきまでの論説の真逆を言われて黙りこむトロwww

キングコング西野の話(だっけ?)

トロ「(西野は)追随者でも、アンチでもなくて…」

大谷アンチだよ!アンチなんですよ!」

トロ「(小声で)あーそうか、アンチか…」wwwww

272 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 01:31:27 ID:vDVywY6H0

でも大谷とのやりとりはもっとギスギスするかと思って期待してしまった。大谷は大人だね。

273 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 01:37:03 ID:DrerfiAE0

スネークの皆さん(とりわけ>>260氏)、禿しく乙です

飲み食いがなきゃその場にいれたもんじゃなかった事でしょう

大谷にトロちゃまの「さんまさんほどの偉人音楽界にいるのかよww」の無防備発言を聞かせてやりたいw

274 :260:2009/07/03(金) 01:40:39 ID:7wNIkN+00

●S-1

おもしろ映像を撮ってきて見せるという手法は『?マジっすか!』という番組で既にあって…と主張。その流れで

トロ「だからS-1の決勝は小枝師匠が司会すればいいんですよw」

大谷「?ああ、小枝さんがやってたんだ…」

うまいこと言ったみたいな顔してたのに全く伝わらずwwwww

先に小枝の話しとけよw

大谷の「他事務所も出れるの?」という疑問から

トロ「松竹芸人さんに聞かれたんですけど、“いや、俺に聞くなって~”って言いましたよ」

だから何www

ちょいちょい挟み込む「俺様業界に片足突っ込んでます」エピソードがウザいウザい。去年のM-1敗者復活戦のステージ裏で見た話とかを自慢げに語ってたw

●関ジャニ

(何きっかけか忘れたけど)

トロ「関ジャニC-1があったら必ず出るって言ってたのに去年出なかったんですよ!裏切られたって思いましたよ!!」

大声で熱弁するも客席無反応www

大谷アイドルってのは嘘を売る商売ですからね」w

275 :260:2009/07/03(金) 01:51:54 ID:7wNIkN+00

M-1

M-1の話になってからが無駄に長かった。特に着地点も無くダラダラ喋ってた感じ)

トロ「M-1は終わった後が忙しいんですよ!(ネット上で)見るものが一杯あるし!」

ここ俺的にピークwwwww

このスレ住人全員に聞かせてやりたいと思った。興奮気味に語ってるのがリアルキモかった。

トロ「吉村智樹さんが(敗者復活戦があれば)ロックフェスはいらないって言ってましたよ」

これ、そんな風に言ってたっけ?

「敗者復活戦はお笑い版のロックフェスだ」って言ったんじゃなかったっけ?

どっちにしろ、ロックフェスDJやってる大谷の前で、よくそんなこと言えるなと思ったw

NON STYLEが今年決勝に進んだことについて

トロ「このタイミングで行くか!っていう」

大谷「いや、このタイミングしか無いでしょ(即答)」

トロ「そうですよね」

大谷「…君、どっちなの?」wwwwwww

場内も爆笑。大谷も「おもしれえな」って言ってたけど、皮肉だよなあ。

276 :260:2009/07/03(金) 01:57:31 ID:7wNIkN+00

すべらない話について

大谷は「すべらない話」を大絶賛。

大谷さんまさんは嫌いらしいけどね」

トロ、自分の主張と真逆のことを言われて黙りこむwwww

すべらない話の構成など、そのパッケージ能力の高さを評価する大谷

トロ「あと、何が凄いって松っちゃん(※この辺からエキサイトしてきたのか、松本さんと松っちゃんがごっちゃになる)の声と、喋り方が面白いんですよ。身体能力の高さというか」

(その後ぐだぐだ喋るも)

大谷「いや、それもパッケージでしょ」

一刀両断wwwwww

●今年のM-1予想

大谷が「こういうの楽しいよね!じゃあ一組ずつ挙げていこうか」って言ってるのに

トロ「じゃあ僕から行きますね。ノンスタイルオードリーナイツ、…」

話聞いてねえwwwwwww

お前の予想誰も知りたがってねえよwww

277 :260:2009/07/03(金) 02:02:36 ID:7wNIkN+00

こんなところか。

あと一個気になってるのが、トロが「2004年準決勝を(両方)見たんですけど

僕は10$とダイノジは絶対行ったと思ったんですよ!一番ウケてたし」とか

言ってたけど、トロちゃん行ってないよな??

今、はてなログ確認したけど。

ttp://d.hatena.ne.jp/toronei/20041129

準決勝会場で見たお客さんには一番受けていたようだし」って伝聞が、

時を経て自分で見に行ったという記憶にすり替わってるのか…凄すぎるなw

278 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 02:21:38 ID:5fyw2KUq0

乙でした。本当に乙でした。

しかしトロ様一刀両断されすぎwww

279 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 02:48:52 ID:rbWZ47bB0

レポ乙です。

トロさんが一刀両断されてる時はおわライターさんは

どんな反応してるんですか?

280 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 03:12:38 ID:dLXn000s0

先生の絵に描いたようなトロネイっぷりに感動

>トロ「あと、何が凄いって松っちゃんの声と、喋り方が面白いんですよ。身体能力の高さというか」

↑この発言だけ、意外感があった

しかし、松っちゃんの声と、喋り方ってそんな特別面白い?

281 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 03:23:32 ID:7EHH7VXj0

さすが大谷、トロ様の一を聞いて十を知ったんだろうな

282 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 10:22:16 ID:WD/rQsc+0

大谷さんのブログの「お笑いトークラリー」の記事に一切名前出ず。トロ様残念w

283 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 10:34:29 ID:pAJwZ7yS0

大谷やさしいな

あくまで表向きだが、嫌味の一言すらないんだから

284 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 11:02:39 ID:kelBc4mR0

トロさんのことだから、大谷ブログ読んで自分も含めたお笑い批評する人間に対するエールだと都合よく解釈しそうw

そういえば、サンキュータツオ氏の笑いのアカデミー最近あったんだよね。

行ってきた人達ブログによれば盛況で、概ね大好評だったみたいだけど。

「俺のほうが手数論については一家言ある」とかサンキュータツオに噛み付いてたトロさんごときが

張り合える相手じゃないってことだよね、やっぱり。

トロさんが「こっちはあくまで素人だから」という言い訳するのは目に見えてるけど、

目の仇にしているもう一人・吉田豪もトークのプロじゃないのにベシャリはソコソコたつわけで。

そもそも、場の空気読めないのとしゃべりの巧い下手はまた別問題だし。

285 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 11:40:00 ID:hbF6bq4gO

レポ乙。自分も行ってきた。

なんつーか別の意味で期待してたトロ様が、あまりに期待どおりすぎて

後半頼むから帰ってくれって思った

あとラリーに関して自分の見方は少し違って

トロ様の代弁が全然的外れで、否定するわけにもいかないから

黙りこくっていたんじゃないかと。

大谷が何か言うと食い気味に割り込むトロ様・・・

286名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 22:00:31 ID:ex/+rKPg0

容姿はどんな感じの人なの?

リアルスネ夫という話が前に合ったけど。

287 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 22:31:23 ID:Zu1/NMoqP

リアルスネ夫

容姿以上に良くも悪くも空気の読めないオタク的な雰囲気が強烈に残った

288 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 23:28:59 ID:VX5aaQEL0

行ってきた人、乙!

詳細レポは先生過去ログとの検証もあって保存版だね

芸人板のおわライタースレでも「トロネイのウザさ半端ねぇ」とか言われてて笑ったw

大阪ではどう軌道修正してくるのやら

ゲストが歯に衣着せなそうなかわら長介氏だから、舌禍避けて表に出ず裏方に徹するのかもね

出演者も「ラリー他」になってるし

289 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 23:29:26 ID:OKmYIjBA0

客は一応、おわライターの話を聞きたがっているんでしょ?

なのにトロネイトークライブという最悪の時間なっちゃったんだな。

次回は満席は厳しいだろうな。

290 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 23:53:08 ID:ZtIa31B10

「考え方はかなり特殊だ」と書かれる織田聡史さん

全体的におだやかなトーンだけど、何気に結構な言われようだと思った

291 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/04(土) 00:35:58 ID:PlXQFs1v0

>なんか出演者に不穏な名前もありますが、

ラリーさんと大谷さんの生のやり取りを特等席で僕も観覧してきます。

観覧???不穏な名前って自分のこと???

292 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/04(土) 11:12:04 ID:3w7lnByc0

260さんのレポ文体が某ヨ○○○メの管理人さんっぽいと思った

顔見たこともないのに状況が目に浮かぶようなナイスレポでした!

293 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/04(土) 12:04:47 ID:pTyO2N0Y0

ライブ自体はあれだったのかもしれないけど、

レポ読むと面白いなw

312 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/06(月) 12:50:56 ID:61OLSfld0

このスレ見つけたから遅れたけど俺もレポ

正直トロ様のことは全く知らず、ラリーに興味があったので行った。

もう一人のうぜえメガネ何者?と思って調べてここにたどりついたよ

話の内容自体は、おもしろかったよ。いや、トロもね。

擁護みたいになるから癪だけど、お笑い素人の俺からすると斬新な話もあった。

ただもう口数と態度がうざいうざい。

ラリー芸人みたいに喋れる人ではないけど、少なくとも空気は読める人だった。

だから二部で、大谷にうざくからんでいくトロという構図ができたときに

割っていけなくなっちゃったんだと思う。

自分ライブなのにトロにつぶされてかわいそうだ。トロは完全にこの手のイベントから干されるね。

だいたいトロは大谷を見下してたからな。大谷だって一応M-1ファイナリストじゃねえか。

それだけの実績の人がしゃべってるのに、その途中でバサバサ資料を見はじめたり、

肘をついてけだるそうに聞いてたり、すげーむかついたわ。

2009-11-14

[blog][music]学校で教えてくれない、芸術を評価するための6つの視点

http://d.hatena.ne.jp/showgotch/20091025/1256479650

はてブクマしてほっといたがコメントを後から読んでみた感想増田に書きますよ。

あ、先に断っとくとブログ主じゃないですよ。

主さんの考え方とはおそらく明らかに違うことをざっと書きますので。

さて、センス至上主義の人たちってのはことごとく残念な方が多いですね。

僕も頭は悪いけど、どんなことでも自前で考えることを辞めてはいませんから、

この人たちと比べりゃ少しはマシかなと思っています。

なぜマシかな?と思っているかを書きましょう。

芸術に限らず物事を見るっていう行為には、必ず束縛されるものがあります。

物事を見るヤツの脳みそです。

脳みそ(全身の神経、肉体を含んでもいいです)にはそいつが生きてきたあらゆる経験が蓄積されています。

全部喋るワケにはいかないので、芸術鑑賞に限りますが、

鑑賞するにも当然経験というものが大きなファクターを占めることになります。

生来のセンス、なんてものはここでは殆ど意味を成しません。

というか、芸術における生来のセンスなんてものは人間には備わっていません。

しいて言えば、生まれた環境、育った社会で目にし耳にしてきた事、この蓄積が異なるくらいでしょうか。

ですが、肉体の素質の差というのは、確実にあります。

有名な話ですがピカソは10歳ごろには既にものすごく達者な写実絵を描かれていたそうです。

そんなに幼いころにすばらしい絵を書けたという事はものすごいセンスの持ち主ということじゃないか!と言われるかもしれませんが

残念ながら全くの早とちりから来る誤りです。

写実絵というものは、インプットアウトプットの精度の問題であり、センス云々は全く関係しない分野なのです。

つまるところ、肉体性能…筋力とかじゃないですよ。この場合は目の力、空間把握能力、そして手の器用さです。

これが達者だったからピカソは幼くしてすばらしい絵がかけたんですね。

あ、こういうとまた文句を言うヤツが出ますね。

写実絵というのもセンスは必要ですよ。

構図のとり方、ライティング、描くものの配置など、考えなければならないことはたくさんあります。

ま、これはセンス至上主義者、才能至上主義者信仰するような

生まれ持ってのセンスなどではなく(そもそもそんなものは存在しないといいましたね)、蓄積されたセンスですがね。

ピカソの絵はルールを破っているということを理解できてはじめて意味がある。守破離と言うヤツですね。

ルールが無いヤツは最初から型破りなんて出来ないんです。ルールが先にあってこそ、型破りを実行することが出来る。

美においてルールとは、観察と経験の蓄積と人間の肉体感覚によってのみ規定されるものなのです。

かつては文化圏文明圏ごとに感覚が分かれていましたが、ネットによってある程度統一化されてきているなぁと感じます(脱線)。

精巧な写実絵を幼くして書くことが出来たピカソは、それまでの画法と異なる彼独自の画法で表現を行っていく道を行った。

何故かと言えば、それが彼が伝えたいことを彼が伝えたい人に一番伝わる方法だとピカソが結論したからでしょう。

優秀な表現者というものは、ここでは芸術家のみの例を挙げていますが、文筆家にしろ、技術者にしろ、あるいは一個人でも同じですが、

自分が伝えたいことが自分が伝えたい相手に、どうすれば伝わるのかを常に考えているはずなのです。

純粋芸術なら、当然、芸術家本人が持つ問題意識(単純に環境破壊とかそういうものでなく、

赤ちゃんをどうやって可愛く描くか」のようなライフワーク的なものも考えられますね)からなるテーマがあり、

それに対する回答が作品となるでしょう。受け手は問題意識を理解してほしい鑑賞者であり、作者自身でもあります。

商用芸術では昨今では仔細なマーケティングが行われていることは周知の通りです。

それがたとえアウトサイダーアートだとしても、自覚的に商売としてやるのであれば

自分が何をしているのか、自分はそれをどうしたいのか、どう売り込みたいのか、考えているはずです。

それが理解されるかどうかは別として、自分が伝えたいことを自分で明確に出来ない芸術家は大成するはずがありません。

伝わるアテの無いものを創ることは幼い子供や、本当の趣味人に与えられた特権と言えるでしょう。

「そんなこと一切考えて物を作ったことなんて無いけど芸術で暮らしていけているよ!」という方は

きっとダウンタウン松本氏における浜田氏の様な素晴らしい相方と出会えたのですね。おめでとうございます。

さて、問題は伝わる方です。

自分の見たことの無いものを鑑賞するとき、人はどうするでしょうか?

生来のセンスがあれば、ちゃんとした評価が下せるのでしょうか?

それとも、間違っていてもセンスで感じたことが正しいのだと言い切れるのでしょうか?

順を追って考えれば、殆どがまずそのものをちゃんと見ようとするはずで、

目にした瞬間エレクトリックサンダーが全身に走るような至福の体験を得るなどということはありえないはずです。

人間なんてもんの見た瞬間に出る感情は、自分がそれまでに見てきたものから割り出すように出来ているんです。

人は完全にわからないものと触れる時、評価を下すには多少の時間を要するのです。

生来のセンスなるものがあるなら、そんな時間は必要ないでしょう。何も考えずその場でパッと決めてしまえばいいのです。ゲド戦記はクソ、とか。

ま、ゴッホみたいに死ぬまで放置されてから評価される画家もいますから、そんなヤツはセンス0の大馬鹿者であると断じてしまえるわけですが。

ちょっと古いですが、アイフォーンをはじめてみたとき、

「ああ、ついに完全タッチパネル携帯が発売されるのだな。人類革新だ」って思った人は先に記事を読んでる人だけで、

そうでない人は「キーパッドないの?」「液晶DEKEEEEEEEEE」「なにこの□」のように、

見た目からはこれまでの携帯とは形が違うから、どういうものなのかを判断しようとしたと思います。

芸術だって同じです。見たことが無いような作品、バックグラウンドがわからない作品を理解することは出来ないのです。

ゲルニカを最初に見た時、僕はこの絵が壁画として作成されていることがわかりませんでした。

あと感じたことは、「ちょ先生教科書に微グロ入ってるんですけどこれ」くらいのもんです。

だってなんか変な生き物が人を食んでいるんですから。

戦争の絵って言われても戦争まんがははだしのゲンしか知らない僕からしても大いに差があり(だって人間しか出て無いですからゲンは)、

戦争関係なくね?マジキチ」としか考えられなかったことを思い出します。

今ではこの絵がどういう背景で、どういう意図を持ってかかれたものかわかります。

だから、あの大きな絵に描かれた一つ一つの人物、動物にどんな意図があるのか、

それがピカソという偉大な画家の考えと一致するかはわかりませんが、僕なりに思いをはせることは出来ます。

即断即決で評価を下す必要なんて無いのです。時間がたてばわかることだってあります。それが蓄積されたセンスの成長なのです。

一つの作品を前に、作者とその時代、昔の自分、今の自分、そして作品そのものと触れ合う体験が出来るのが芸術鑑賞なのです。

同じような体験として、聴かなくなった音楽を久々に聴いたときの感覚があるでしょうね。

卑近な例で示したとおり、自分自身というものは変らないように思えて、

仕事学校人間関係を経ることで常に変化しているものなのです。

センスなんて言葉確信的に使ってはいけない理由はこの一点なのです。

使っても問題ないのは人を褒めるときくらいでしょう。それ以外の場面では、使わない方がいい。

人間のセンスはある程度のブレ幅までは抑えられるが、完全に固定できない。

それなのに、センスなどという曖昧模糊なもののみを後ろ盾にし、

他に根拠の無い好き嫌いを強弁するなどという子供じみたマネは

魔術的盲目さすら感じる薄ら寒い行為と断じるほか無いのです。

それとも、共感できれば、自分が根拠なく、しかし好きだ、正しいとは感じることが出来ればそれでいいのでしょうか?

僕はそうは思わない。

勿論経験によるセンスは人それぞれなんで、好き嫌いはあります。

見たものをそのまま感じ取ってそれがよい体験となる芸術作品もたくさんあります。

ですが、感情にそのまま訴えかける芸術というものは、やもすれば危険物にすらなりうる可能性を捨ててかかってはいけないのです。

人類歴史は、いかに肉体欲求をコントロールしてきたかの歴史でもあるわけです。

人間のしくみが生命機械であるとわかっている以上、感情もまた肉体欲求の一つです。つまり、制御出来うるのです。

オカルトなんかじゃありません。

あなたがメディアを通してあなた自身とかかわりの無い人間に対してどれほど多くの感情をもっているかを想像してみれば、わかるはずです。

MMRに書いてあったサブリミナルみたいなヨタなんてメじゃない恐ろしさです。

で、メディア芸術の違いは、僕からみれば非常に曖昧です。

出自や成り立ちは芸術大学なんて出てませんから知りませんし、教養も無いからわかりませんが、

聴覚(場合によっては他の感覚)を通して物事を伝え、感情を伝えるという共通点があります。

もしあなたがメディアになにかしらの違和感を感じ、それが問題であると考えるのであれば、

芸術に触れた違和感を感じたら時にも問題意識を持たないといけません。

あなたの友達がそう訴えてきたら、ちゃんと話を聞いてあげないといけません。

(ま、友達の感じたことも受け入れられないのであれば芸術鑑賞そのものの否定をしていることと同じと言えなくも無いですが)

そんな窮屈な思いはしたくないと言うなら、好き嫌いすら語らないことです。

それならセンスが似たもの同士で集まればいいじゃないかと思われるかもしれません。

それが良くないとは思いませんが、しかしその集団に居続け他の意見を聞かないことは、

徐々に感覚麻痺させ自分たち以外の感覚への無理解をはぐくみ、閉塞へ向かって突っ走ってるだけであり、

スイーツ(笑)」やらなにやら言って喜ぶ人間に成り下がるだけのよろしくない行為と言えましょう。

現に今の社会は閉塞したコミュニティの複号体になってしまっており、

その要因の一つが芸術メディアの受け取り方だとすれば、

表現という形でコミュニケーションを図る物自体の存在意義が変化していることの表れなんでしょうか。

(テレビみねー、ゲームとか興味ねぇ、美術館とかブルジョアか!などいろんな派閥がいるでしょうな)

その変化が感覚や感情のような曖昧でふわふわしていると思われているものに密着しているなら、危惧すべきことだと思います。

なんかとっちらかっちゃいましたが、つまるところ、

センス至上主義者は考え直せ、頭を使え、鑑賞してる時の楽しみ方に文句をつける気は無いから。

と、言いたいわけです。

僕としては、こんなクソ長くクソ面白くもなく他人人を完全に否定するようなシャドーボクシング的文章を最後まで読んでくれたあなたが

自分の考えもオンリーワン世界に一つだから思想修正主義絶対反対とか言いながら

芸術作品に対して自分の考えのみを誇示し続け、異論をことごとく無視し自分と同じセンスの持ち主だけで結託して外に出ない、

あるいは自分と異なるセンスは認めず叩き潰すことに快感を覚えるようなサイコパスでないことを祈るばかりです。

だって、芸術の感じ方なんて、人それぞれでしょう?

これはひどい

http://d.hatena.ne.jp/toronei/20091017/M

ダウンタウンナイナイが粉まみれにならないとか,どんだけテレビ見てないんだこの人.

普通になっとるよ.ダウンタウンがひどい目に遭うことも多々あるよ.

少なくとも年末の笑ってはいけないシリーズだと松本だろうが浜田だろうが容赦ないだろうが.

売れてる芸人は皆いじめっ子とか,どんだけ偏見なんだ.

問題なのは,世の中にはいじめられっ子よりもいじめっ子(もしくは傍観者)の方が多くて,

結果的にいじめっ子側向けにテレビ番組を作った方が視聴率が取れるっていう構造なんでわ.

番組を作るのはテレビ局なわけで,そいつらが視聴率を求めるから

若手いじめが起きてるんですよ.

確かに下克上いじめはおもしろいけれど,恐らく世間一般的に

下克上いじめ<若手いじめ

の関係で視聴率が取れるから,現状の番組構成になってる.

とはいえ,志村が露骨に叩かれるのを嫌がってるのをテレビで見たときは

こいつは芸人じゃないなぁ,と思ったなぁ.

そりゃみんな嫌いやわ.

2009-11-08

エンタメ小説の書き方を考える(私論・Ver0.2.1)

小説を書こうとしているが、なかなか長編が書けない。

色々、本を読んだり、試したりしているが、難しい。

今までやってきた方法論と考え方をある程度、整理するために、自分の考えを書きながらまとめていこうと思う。

議論はしたくないが(ハイ、チキンです)、ご意見をいただけると嬉しい。

正直、純文学は俺自身よく分かっていないので、エンタメ小説の話という事を前提に読んでいただければ、と思う。

まず、物語パターンに対する有名な言説として、『村上龍の「穴に落ちた主人公が、穴から這い上がる」「 穴に落ちた主人公が、穴の中で野たれ死ぬ」の2つしかない』というのがある。おそらく、これはエンタメ小説の基本形だと思う。「そもそも穴はどうしてできたのか?」「主人公は本当に穴の中にいるのか?」「そもそも主人公はなぜ主人公なのか?」のようなことを延々と逡巡するのが純文学かも知れない(純文学は読まないので、間違っていたらごめんなさい)。純文学は、(面白い/鋭い/ビビットな/より本質的な)問題提起自体が重要であって、それを読者に考えさせることが主題である……様な気がする。ただ、純文学の作者にせよ、物語の基本を踏まえたうえで、あえて外すからサマになるのであろう、とは思うが。

話を元に戻すと、エンタメ小説の基本を俺なりにさらに単純化させると、「主人公が問題を解決するか/しないか」であると思う(以前、増田の「5分で物語を作れるにようになるコツ(p://anond.hatelabo.jp/20091002081424)」が話題になっていたが、この増田の考え方はそれほど間違っていないと思う)。ただし、エンタメ小説は、エンターテイメントである以上、読者を楽しませなければいけない。問題が解決するにせよ、しないにせよ、きちんと納得の行くオチにすべきであろう。そうしないと、読者は満足感を得られないだろうし、満足度が低い店に行かなくなるように、ファンもまた離れていくと思う。

もちろん、将来のファン離れを心配する前に、やる事があるのではないのか?というのはごもっともな意見だと思うが、やはり、自分でも読んでいて面白い物語を書きたいし、途中まで書いていて、自分でも面白くないなあ、と思った事がたびたびあるのでその辺を考えていきたい。

では、面白さとは何か、という話になる訳だが、「主人公が問題を解決するか/しないか」に絞って下に挙げてみよう。

(1)基本的に、読者は「主人公が問題を解決するか/しないか」分からないから、ハラハラドキドキする。サスペンス性(→suspense 不安感。特に、映画小説などで、観客や読者が危機的な場面にはらはらする感情)。あるいは、大抵のエンタメ小説の場合、「主人公が問題を解決してしまう(読者も基本的には楽しむために読むので、ハッピーエンドも望んでいるはず)」ので、どのように解決するのかという点が重要

(2)問題設定の面白さ(舞台設定/キャラクター設定/問題の大きさと主人公の能力バランスなど)。”奇(変わっている事)”であり、”妙(巧妙さ。全体のバランスも含めた緻密な設定)”なほど、評価が高いのではないか?ジャンルSFミステリの場合、いかに凝った問題設定と解法を用意するかがキモになると思われる。ただし、あまりにもぶっ飛びすぎていると、読者が感情移入できなくなる問題も発生するような。

(3)間口の広い感情移入の仕組み。感情移入できない主人公の小説というのは、エンタメ小説の”てい”をなしていないのではないだろうか。主人公に感情移入出来なければ、他人事と捉えられてしまい、熱中して読んでもらえなくなる。想定している読者になんらかの”共感”を持たせるような主人公を用意すべきではないだろうか?(例えば、何らかのコンプレックスを持たせる)

(4)展開のドラマチック性。(1)の”サスペンス性”にもつながってくる話だが、「読者が想定している期待度を超えるという意味で、予想を裏切る」展開が重要になるのではないか。展開が二転三転して、劇的な勝利(問題解決)をするというのが理想かも知れない。もちろん、より読者にドラマにのめり込んでもらうためには、(3)の”間口の広い感情移入の仕組み”が必要でないかと思われる。

(5)主人公の精神的成長によるカタルシス

つまり、教養小説ビルドゥングスロマン)的側面。通過儀礼イニシエーション)としての小説。これこれこういう理由で、彼は”強く””大人に”なったのさ、というお話としてのエンタメ小説

また、面白さとは何か、を追求していくと、以下のような視点も考えられはしないだろうか?

(1)読者の想像力を喚起させる事

例えば、文章レベルで言えば、情景が浮かんでくること。読者に、痛み/恥ずかしさ/快感などの感覚を想起させ、リアリティを持って受け止めさせ、疑似体験させる事。”体験的なもの”として、読者に受け取ってもらえるか。文脈レベルで言えば、展開の読めない”不安”感、手に汗を握る”緊張”感、問題解決による”達成”感などを過去の展開の蓄積により実現しているか?

(2)読者の欲望を刺激する事

例えば、女の子の描画。ポルノでも萌えでも女の子かわいらしさをどういう風に表現し、読者の想像力を喚起させるか。あるいは、食べ物の描画。うまそうな食べ物をうまそうに(文章で)描画できるか。カッコイ戦闘機をどう格好良く(文章で)描画できるか。外には、ファッションなど。粋なファッションを粋に表現できるか。読者が関心がある事柄に対して、いかに”幻想”を抱かせ、”欲望”を感じさせるか、という点。

(3)教養としての側面

さりげなく、”うんちく”を混ぜる。例えば、中世ファンタジー物だったら、朝食は貴族しか取れなかった事を説明しながら、朝食を要求する元貴族商人の心理を読者に想像させるなど(ライトノベル狼と香辛料」にそんなネタがあったはず)。個人的には、少々苦手。資料用に読んだ本で気に入った設定はメモっておくなどしているのだろうか?

(4)虚構と現実の境界性

例えば、伝奇ものの面白さ。現実の実在の人物(や場所?)がファンタジーで出てくるというハイブリット感。あるいは、2chのどこまでネタか分からない感というか。

(5)比喩表現の面白さ

暗喩と直喩。村上春樹は独特の比喩表現で有名になった訳だが。(1)の”読者の想像力を喚起させる事”や(2)の”読者の欲望を刺激する事”に密接に関わってくる。例えば、「彼女の組んだ腕の上には双丘が気持ちよさそうに並んでいる」の様な表現などはどうだろうか。

(6)気の利いた会話

最近流行りの会話劇だが、コント漫才ネット上のやりとりなど、トレンドの文脈をある程度押さえつつも(気に入ったネタストックしておくべきか)、表面だけの真似に留まらないために、自分言葉による体験的要素も問われるのではないか。

(7)説得力のある説教

ガンダム富野氏の説教くらいに説得力がありつつ、面白い説教するためには、独自の価値観を持っている必要がある。大抵の人は人生経験を積めば、それなりの一言を持っているはず。一人の人間としての成熟性が問われる、のかも知れない。

(8)笑いの要素

ギャグユーモアパロディ言葉遊びなど。個人的に苦手な要素である。自分の場合は、どうも野暮ったくなってしまう。センスや基礎教養が問われるからかも知れない。とにかく面白いと思う話を大量に読み、小話を書いたりして、自分にあったやり方を発見するしかないのではないか。自分の場合は、実にどうでも良い事を真剣に議論していく話がウケが良いようだ。

(9)恐怖の要素

笑いと恐怖は近いものがある、と言われている。(8)の”笑いの要素”がうまく書ける人は、恐怖もうまく書けるのではないか。これも個人的には苦手な要素だ。ホラー映画も苦手だし。単に読者のトラウマを刺激しても、嫌われるだけだろうし……。ただ、最近トレンドにはこの要素が絡んでくる作品も多いのではないか。また、サスペンス性を上げるという面でも重要な要素であろう(ジェットコースターのようなスリル快感の関係というか)。それから、演出技法としては(1)の”読者の想像力を喚起させる事”と関連性が高いと思う。スティーブン・キングなどを読んで勉強すべきかも。

(10)恋愛的な要素

いわゆる一つの萌え要素、と言う訳でもないが(ほら、スベった)、自分の中にある理想ヒロイン像を具現化して駆け引き思考実験するという意味では、裸になって踊るようなものだと思う。慣れれば快感になるのかも知れない。ただ、個人的には最近食傷気味。

(11)バイオレンス

闘争本能を刺激する要素。”読者の想像力を喚起”させ、重みのあるリアリティとして受け取ってもらえないと、単なる茶番になるような気がする。

……ひたすら要素を羅列してきたが、要するに、”読者の感情や価値観を揺さぶる”という点が重要なのかも知れない、と思った。

(文字による心理操作によって衝撃を与える、という意味では、詐欺師に近いものがあるというか。嘘をつくのがうまい人間お話を作るのが上手、というのも頷ける。本来、エンターテイナーというのはそういうものなのかも知れないが。ヤクザ業界というか。現在最強の任天堂さえ。というか、任天堂こそが勝つべくして勝っている”名博打打ち”なのではないか。そもそも、経営という概念自体が(ry

あと、話題になっている、うまい=面白いでない、という件について。

これに関しては、下のWeb引用本質に近いかも知れない。

テクニックは描いた量に比例する(作品の)魅力は考えた量に比例する



物語の中だるみについて。

Webより引用タイトルは、「物語の推進力」。

途中からなんだか間延びしている、なんだか乗れない、と感じたとき、物語の推進力が低下している。

主人公を追い込んだり、障害を増幅したりして、推進力を高める必要がある。すなわち障害やクリア条件を上げていくのである。

主人公は最後のゴールに簡単に到達してはいけない。ハードルが最初よりも下がってはいけない。敵が最初よりも弱くなってはいけない。

考えてみれば、続刊の出ない、あの小説やあの小説も、すでに、主人公を危機に陥れる「強い敵(難しい問題)」が取り除かれてしまったのではないか。あとは、シミュレーションゲームの終盤局面のように力押しで何とかなる状態というか。主人公がリアルに死ぬ/臨死体験するくらいの危機が常にある状態で、最後の最後で、”おおかた”の問題が片付くのが理想かも知れない。

文章力の磨き方。

基本かも知れないが、自分の好きな作家の文章を写す(タイプする)。良さが理解できない作家の文章を写しても多分、意味は無いと思う。文章を写すだけのヒマがない場合は、ラインを引きながら読むだけでも違うような気がした。逆に思ったのだが、好きな作家の文章をラインを引きながら読んでいると、作者の認識力の限界を見切る事がたまにある(例えば、そもそもの問題設定の矛盾とか、作者のルーツ(根源)はどこにあるとか)。その辺が大切なのではないか。また、好きな作家は最低二回読むべきかも知れない。

(Webより引用

正しく見るためには二度見よ。

美しく見るためには一度しか見るな。



努力不足について。Webより引用

スクラップビルドの不足。

実は、優れたツリーの裏側に何十枚もの「デッサン」がある。

書いちゃ捨て、拾っては直しのスクラップビルドが必要なんだが、

フツーの指南本はそこを省く。本書には「デッサン」の線が沢山見えてくる。

ダウンタウンコントの作り方。

まずはオーソドックスネタを考える、と。

例えば医者コントってテーマを決めたら、オーソドックス医者コントを、だーっと全部考える。

それだけでも充分おもしろいっていうネタにしておきつつ、更に松本がやった作業って言うのは、 部分部分で、どれだけ予想できる笑いを裏切るかって作業。確かにこれでもおもしろいけど、ここはこうやったらもっとおもしろい、こうやったらもっと裏切ってる…そういうのを延々繰り返していって、どれが一番ベスト裏切りかなぁってことを積み上げて、ネタを磨き上げていくんだって。

例えば、小説創作手法にシミュレーション的手法を取り入れるということなのかも知れない。つまり、何回も思考実験を繰り返して、ドラマチックな展開のものだけを商品化する、という考え方。確かに、小説は元々、思考実験的な物を含んでいると思う。

その他。

ハッカー的に小説を書くとするとどうなるか。

「最初からフルスクラッチすると、効率が悪すぎる(1から作るのは大変であり、ベーマガプログラムを改造しながらプログラミングを覚えていったように、まず改造する)」「問題を小さく切り刻む」「リファクタリング」的な要素を考えると、二次創作のSSをとにかく大量に書き、慣れてきたら、規模を増大させていく、徐々に設定も作り込んでいく、の様な方向になるのではないか。

まだよく分かっていない事。

あかほりさとる新書に、「見たいシーンを書け」と書いてあったが、全く別のWeb上の指摘で、「最近ドラマは、脚本家が見たいシーンだけ繋げていった感じで、物語的な山場や整合性が軽視されているのではないか?」のようなものがあった。その辺の解決法。

次に、再読に耐える小説とはどういう小説か、という問題。

文章の勉強以外であまり再読をした事がないので、よく分からない。

最後に、まだ消化できていない、村上春樹言葉

何かを創り出そうというタイプ人間には多かれ少なかれ、精神的な「欠損」があります。

その欠損を埋めようとするところから、何かをクリエイトしたいという欲望や欲求が生まれてくることが多いのです。

もちろんそれだけじゃないけど、そういうケースはしばしば見受けられます。

問題はその欠損をどこまで「普遍的なもの」にまで高めていけるかということだと思うんです。

中にはその欠損の欠損性にいつまでも拘泥しているという人もいます。

それでは本当の芸術にはなりませんよね。そのためには、人はもっと広く世界を見なくてはなりません。

 人生は長期戦ですから、ゆっくりとしっかり息をしながら、前に進んでいってください。



まとまらないけど、以上。

補足。

(1)確かに、とりあえず、稚拙でも一作書き上げるという考えもありかも知れない。試してみるか……。

(2)色々本の紹介、ありがとうございます。

(3)Webからの引用元を書かないのに、他意はありません。面白いと思った文章は個人的にスクラップしているのですが(ローカルメモ帳コピペするだけ、のようなもの)、URLまでは保存していませんでした。申し訳ないです。

(4)確かに、あるパターンの繰り返しや場面転換の組み合わせというのは、あまり考えた事がなかったですね。なるほど。……少し見通しが立った感じです。ミクロレベルマクロレベルの視点を重視しすぎて、中規模レベルパターン認識がうまくいっていなかったようです。皆さん、ご意見ありがとうございました。(さらに追記すると、これは上に書いたあかほりさとる新書の話にも繋がってきますね。それなりに問題意識を持っていたけれど、もう一押し足りませんでしたね>自分

2009-10-26

秋からの新メンバー

【2年生部員

(外)内野 聡 (京都)(京都シニア

(投)岡田尽平(奈良)(天理シニア

(外)井上昇亮(兵庫)(兵庫三木シニア

(内)亀澤英晃(兵庫)(兵庫三木シニア

(内)関口 和 (東京)(東練馬シニア

(内)安田絋規(大阪)(ジュニアホークスボーイズ

(投)沼田優雅(大阪)(生駒ベースボールクラブボーイズ)左

(外)松本澄人(奈良)(葛城ボーイズ

(内)岩崎亮太奈良)(オール高田ボーイズ

(内)坂倉侑起(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(内)中村奨吾(兵庫)(三田ヤング

(投)長倉弘和(京都)(全丹波ヤング

(投)桑村和匡(大阪)(下福島中学・軟式)

(捕)柴田崇彦(大阪)(月州中学・軟式)

(投)西浦健太(奈良)(五條西中学・軟式)

(内)泉本和重(奈良)(五條中学・軟式)

(投)金田 崇 (滋賀)(水口中学・軟式)

【1年生部員

(投)今井亮典(奈良)(天理シニア)      

(捕)吉田亮太奈良)(天理シニア

(内)岡部 遼(兵庫)(姫路西シニア)     

(投・外)長谷川頌磨(大阪)(オール枚方ボーイズ

(捕)伊達星吾(大阪)(オール枚方ボーイズ) 

(外)柳本啓佑(大阪)(オール枚方ボーイズ) 

(内)坂本孝太(大阪)(忠岡ボーイズ)     

(投)森口雄貴(兵庫)(鳥取クラウンボーイズ

(内)西浦丈司(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(外)東田幹啓(奈良)(オール高田ボーイズ)  

(内)金田佑介(奈良)(葛城JFKボーイズ

(内)舛岡史朗(和歌山)(和歌山岩出ボーイズ

(投)澤井悠哉(奈良)(南都エンゼルスボーイズ

(投)林 直文(徳島)(徳島レイダースヤング

(内)清水康永(奈良)(奈良ウィングヤング

(投)竹島貫太(奈良)(奈良サンマリーンズ)

(投)大西洵輝(奈良)(香芝東中学・軟式)   

(投)西口 輔(奈良)(都跡中学・軟式)

(内)立川 駿(奈良)(天理中学・軟式)

(捕)上林洋介(滋賀)(秦荘中学・軟式)

強制わいせつ逮捕された選手リストからはずされていました。

2009-10-23

2009年夏のメンバー

【3年生部員

(外)徳山 靖 (兵庫)(尼崎シニア

(内)西川大地(兵庫)(尼崎シニア

(外)立花允夫(奈良) (天理シニア

(内)権藤翔平(奈良)(天理シニア

(外)山崎耕平(奈良)(大和高田シニア

(内)井上侑亮(京都)(京都田辺ボーイズ枚方シニア

(捕)大西康太(奈良)(香芝ボーイズ

(投)上田祐輝(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(内)西浦直亨(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(投)田渕達也兵庫)(尼崎ボーイズ

(内)奥村友哉(大阪)(全羽曳野ボーイズ

(内)原田拓実(大阪)(忠岡ボーイズ

(外)林薫太郎(京都)(京都ヴィクトリーボーイズ

(投)大槻拓也(京都)(全丹波ヤング

(外)橋本茂樹(奈良)(御所南都クラブヤング

(内)野添一貴(奈良)(奈良サンマリーンズ)

(投)吉村翔太(奈良)(奈良サンマリーンズ)左

(投)中山貴博(奈良)(飛鳥中学・軟式)

(内)西山大地(奈良)(真美ケ丘中学・軟式)

(捕)波多野優(奈良)(橿原中学・軟式)

【2年生部員

(外)内野 聡 (京都)(京都シニア

(投)岡田尽平(奈良)(天理シニア

(外)井上昇亮(兵庫)(兵庫三木シニア

(内)亀澤英晃(兵庫)(兵庫三木シニア

(捕)中尾幸二郎和歌山)(有田シニア

(内)関口 和 (東京)(東練馬シニア

(内)安田絋規(大阪)(ジュニアホークスボーイズ

(投)沼田優雅(大阪)(生駒ベースボールクラブボーイズ)左

(外)松本澄人(奈良)(葛城ボーイズ

(内)岩崎亮太奈良)(オール高田ボーイズ

(内)坂倉侑起(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(内)中村奨吾(兵庫)(三田ヤング

(投)長倉弘和(京都)(全丹波ヤング

(投)桑村和匡(大阪)(下福島中学・軟式)

(捕)柴田崇彦(大阪)(月州中学・軟式)

(投)西浦健太(奈良)(五條西中学・軟式)

(内)泉本和重(奈良)(五條中学・軟式)

(投)金田 崇 (滋賀)(水口中学・軟式)

【1年生部員

(投)今井亮典(奈良)(天理シニア)      

(捕)吉田亮太奈良)(天理シニア

(内)岡部 遼(兵庫)(姫路西シニア)     

(投・外)長谷川頌磨(大阪)(オール枚方ボーイズ

(捕)伊達星吾(大阪)(オール枚方ボーイズ) 

(外)柳本啓佑(大阪)(オール枚方ボーイズ) 

(内)坂本孝太(大阪)(忠岡ボーイズ)     

(投)森口雄貴(兵庫)(鳥取クラウンボーイズ

(内)西浦丈司(奈良)(橿原コンドルボーイズ

(外)東田幹啓(奈良)(オール高田ボーイズ)  

(内)金田佑介(奈良)(葛城JFKボーイズ

(内)舛岡史朗(和歌山)(和歌山岩出ボーイズ

(投)澤井悠哉(奈良)(南都エンゼルスボーイズ

(投)林 直文(徳島)(徳島レイダースヤング

(内)清水康永(奈良)(奈良ウィングヤング

(投)竹島貫太(奈良)(奈良サンマリーンズ)

(投)大西洵輝(奈良)(香芝東中学・軟式)   

(投)西口 輔(奈良)(都跡中学・軟式)

(内)立川 駿(奈良)(天理中学・軟式)

(捕)上林洋介(滋賀)(秦荘中学・軟式)

黄金世代天理高校応援スレpart30【完全制覇】

http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/hsb/1251011017/l50 より

2009-09-15

なぜ僕は「しんぼる」を面白いと思ったか

なんとなく独り言をつぶやいてみたくなって、なぜ「しんぼる」に僕は感動したかについて書いてみます。ちょっと長いから興味無い人はスルーで。

まあ言うとくと、一作目の「大日本人」も「しんぼる」も、いつも「ガキ使」や「HEY」で見ているような松っちゃんを期待すると肩透かしくらいます。特に「大日本人」はそれが顕著。

まず「大日本人」ですが、「え?これって笑うところなの?」みたいなシーンがいくつも続きます。

スタッフの笑い声みたいなものが一切ないために、つられ笑いもできません。メイキング見て初めて「なぜここで笑わなきゃならんのか」ということがわかる、もうわかるやつだけついてこいという、ものすごい閉鎖的で排他的映画です。

「ごっつええかんじ」から「ビジュアルバム」へと続く、松本が自著で説いた「演者は客を選べる」という思想に基づいて、観客をふるいにかけているようなコント作品の集大成が「大日本人」。

これらの作品は「わけわからん」と言って切り捨ててしまっていいと思います。「大日本人」を観て爆笑しているような人間には近づかんよーに。

まず間違いなく「オレだけが松本の笑いを理解できるんだ!」病をこじらせてしまっている松本信者です。中二病と言い換えてもいいかも。肥大した自意識をこういったもので武装してるんですな。

だから僕は「大日本人」を観て、「ああ、松っちゃんはこれから信者引き連れて信者のための映画を作っていくのかなあ・・・」なんて思ったりしました。

で、「しんぼる」ですが・・・

正直言って面白かったです。感動さえしました。

今までずっと閉鎖されたコミュニティに向けて自分の本当の笑いを発信してきたあの松本が、プライドを捨てて一歩を踏み出してくれたのだと思っています。

「突如挟まれるアメコミ調」 「天丼」 「大声や奇声を張り上げる」などといったギャグが「しんぼる」には大量につぎ込まれています。

これって、電波少年の企画で撮った「サスケ」というコントで特に外人ウケがよかったギャグなんですよ。つまり、「しんぼる」の下敷きは「サスケ」です。基本的にこれの延長線にあります。

でもこういうギャグって別に外人に限ったわけじゃないんですよね?我々日本人にとってもわかりやすく、笑いやすいギャグだと思うんです。

つまり、万人に向けての笑いだと。

しんぼる」って、映画単体で観ると、まあ色々酷評されているように、よくできた映画とは言えないかもしれません。

しかし、僕みたいな元松本信者からすると、ずっと閉鎖的だった松っちゃんが外に、万人に向けて発信してくれた!ってただただ感激しちゃうんですよねえ。

こういった面から観ると、「しんぼる」は非常に革新的な映画だと思います。「映画」というフォーマットに対してではなく、「松本人志」に対して、ですが。

2009-09-13

松本人志はやはり時代に愛されてる人なんだろう

大日本人」に続き、「しんぼる」を公開した松本さんはやはり凄い。

おそらく、2作品とも、「笑いで天下を取った」松本さんでなければ公開すらできない映画だったんじゃないのかな。

芸人さんでいうならば、「すべり芸」のポジション松本さんお気に入り山崎邦正さんのポジション映画だ。つまり、つまらなすぎる所を笑うタイプ

 

TVサイズであればすべり芸芸人さんというのは、コストもかからず、周りの演者さんも助けてくれるので、非常にお手軽に実行できる(それなりに腕はいるのだろうけど)。

しかし、映画スケールで滑ろうと思ったらこれはなかなかできない。スケールが大きすぎて予算がつかないのが普通。人入らないと、普通に会社傾くからね。

ところが「松本人志」というビックネームとなると事は違ってくる。予算を決定するポジションや、広告を打つポジションには、かつてのTV時代の松本さんの天才ぶりを目の当たりにし、「笑って」きた世代が付いており、「あの松本なら」という事でゴーサインがでてしまうんだろうね。

考えてみると、「すべり芸」という、なんだか妙な笑いを広めたのも、もとはと言えばダウンタウンの影響が大きいのかもしれない。

 

この映画スケールすべり芸をできるのは、松本さんしかいないだろう。

現に、あの大日本人でも赤字ではないというのが恐ろしい。

 

さらに追い風になってるのが、インターネットの普及による、情報伝達・集積のスピードスケールだろう。昔なら一個人が「つまんなー」といっておしまいだったのが、現在では「いかにつまらなかったか」をアピールする、うまい事言った奴が優勝選手権のような風潮があるからね。

 

本当に、天の時(情報化社会)・地の利(芸能界での地位)・人の和(予算や意思決定を握る世代の元カリスマ)と、三拍子そろった稀有な位置にいる人なんだろう。

あとは、本当に面白い映画を作る才能さえあれば文句ないんだけど。

 

でも、映画を核にして話題や場を作れたり、金銭的にあまりけが人の出ないすべり芸として成立するところが、やはり時代に愛されてる人なんでしょうなあ。

しんぼるをもっと笑える映画にするためのたった一つの変更点

957 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:2009/09/13(日) 01:09:02 ID:s1+ADMUm

でもこの映画松本じゃなくてダチョウの上島辺りが主演ならもうちょっと

面白かったかもな。松本リアクション芸が下手だし、最後の神になるところ

がハマりすぎてて笑えなかった。竜ちゃんが神になったら笑うだろ。

2ch映画板であまりにも輝いていたレスなのでメモ

2009-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20090910093239

増田のような意見を読むと(なるほど)と思うんだけど、

逆に韓国経済礼賛とか韓国躍進!という連中の中にも、上っ面だけで判断しているのが多いからね。

ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080917/170797/

なんて読んだ後に嫌韓

サムソン?中の部品日本製じゃないか」

なんて意見を読むと、オセロゲームみたいに印象がひっくり返るわけで。

Espresso Diary信州松本なんて現代自動車のバイタリティについてエントリ書くことあるけど、

その後楽韓Webで現代自動車の実売数見て、また混乱するとか。

2009-08-17

勤労の義務と兵役の義務

http://anond.hatelabo.jp/20090817000118

消滅した兵役の義務の流れで、公への献身の義務という文脈で出現し、左翼にもその労働至上主義的な観点から受け入れられた、という経緯みたい。

発想に徴用みたいなものがあるとしたらいやな感じだな。

そういえば、形骸化しているとはいえ、官憲別件逮捕の便利ツールとしても悪名高い浮浪罪なんてのもあったな。

9)また、この、衆議院での審議の過程で、第二七条第一項の「勤労の権利」を「勤労の権利及び義務」に改めることも決まった。勤労の義務は第二弾として復活したのである。

 この、「勤労の義務」も奇妙なものである。大日本帝国憲法の改正に際しては、第二十条にあった兵役の義務の廃止が問題になった。ポツダム宣言で陸海軍解体約束したし、実際に解体が進行して、陸軍省海軍省も復員省になっているくらいだから、いまさら兵役の義務でもなかろうというところでは、廃止は必然であった。

 そして、この義務の廃止と引き換えのように登場してきたのが、国家のために兵役に代わる公務に参加する義務を定めよという議論であった。当時は、公務に貢献する義務とも言われていた。内閣憲法問題調査会案(甲案)は、その第二十条で「日本臣民ハ法律ノ定ムル所ニ従ヒ公益ノ為必要ナル役務ニ服スル義務ヲ有ス」と定めていたが、この考え方が、日本国憲法の審議においても繰り返し復活してくる。

 「勤労の義務」は「労働の権利」ととはまったく別のものである。この場合、労働とは、自己及び家族、友人らの健康で文化的な生活を支える自助の努力という意味で個人目的性の強いワークであり、逆に勤労とは、公共のために献身するという目的の役務提供のワークである。こういう勤労を義務付けるというのであれば、市民は、国家に対して、役務提供の憲法上の義務を負うことになる。したがって、この意味での勤労の義務は、労働の権利とは別の条文で、別個に規定されるべき筋合いのものであった。

 ところが、憲法草案が審議されていた当時は、社会主義思想の強い影響の下に労働運動が活発に展開され、「働かざる者は食うべからず」で、人間労働する義務があるのだという左翼的な主張もなされていた。左翼は、もし勤労が国家への役務の強制的な提供であると知っていれば反対したであろうが、そこで巧妙にも官僚たちは「勤労の義務」を「労働の権利」と結合させ、「勤労の権利と義務」にしてしまって左翼の支持も取り付けた。ここに、国家主義的なボランティアリズム左翼社会主義が合体してしまい、憲法の規定は、右と左で違った色彩に見える意味不明のものとなってしまった。

 戦後憲法学は、左翼的であったから、この条文に含まれている、国家緊急時における、兵役に代わる役務提供義務という本来の意味を無視して、働くことは権利にして義務であるという説明をしている。こうなると、しかし、「義務」の性格はわけが分からなくなる。義務は権利に対応する。市民は、誰に対して勤労する義務があるのか。これがさっぱり理解できない。そこで、憲法施行後の解説書では、「勤労の義務」というのは趣旨不明な言葉としてあつかわれた。そして、だれかが、この言葉があるので勤労の義務への意欲がない市民に対する国の福祉配慮義務は否定されるという理屈を立てると、それが広まって、またいつまでも影響して、今日までこのように解釈されている。

http://www.citizens-i.org/kenpo/paper/duty2.html

この規定の由来については諸説あるが、一番有力なのは、元農林大臣石黒忠篤や代議士の竹山祐太郎が、二宮尊徳の「報徳思想」の精神に則って、日本国民が自らの勤労の力で太平洋戦争で荒廃した祖国を再建させてゆこうという発想から提案されたものだと言われている(橋本伝左衛門・日本農業研究所石黒忠篤伝』(1969年岩波書店))。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%A4%E5%8A%B4%E3%81%AE%E7%BE%A9%E5%8B%99

詳細を書いてる人がいた。

「・・・貴族院農地調整法委員会石黒忠篤氏の「国民兵役義務に代わるものとして平和国家建設のための労働義務を課する意思はないか」との質問に対しては、「国家の為に労役に服することを想像して規定し置くことは必要であるが、その規定の方法は憲法に明確に定めることは困難で、臣民の権利、自由に制限を加へ或ひは義務を課するには法律による必要があると云ふ様に広い意味で謳って置きたい」と[松本国務大臣]は答へたのであつた。」

http://d.hatena.ne.jp/kenkido/20090218

2009-07-22

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090715-00000000-sbunshun-pol

鳩山政権」のブレーンは政策オタクの「二本松コンビ

 鳩山政権の政策を作るキーマンは誰か――。官界や経済界ではいま、これが政治談義のあいさつ代わりとなっている。

 自公政権は、地方選で連敗街道を驀進中。もはや麻生太郎首相が粘ろうが、「ポスト麻生」に代わろうが、衆院選での敗北は動きそうにない。早々と民主党政権誕生を見越し、鳩山由紀夫“次期首相”の政策に影響力を持つ、有望株の「先物買い」が始まっているのだ。

 有名どころでは、「鳩山側近三人衆」、平野博文役員室長、小沢鋭仁(さきひと)国民運動委員長松野頼久幹事長や、「次代を担う四天王」とされる、長妻昭馬淵澄夫細野豪志衆院議員と、福山哲郎参院議員などの名前が挙がっている。

 いっぽうで、地味でもすでに「鳩山代表ゴーストライター」を務めているのが、松本剛明政調会長松井孝治参院議員。「ペーパーを書いて議論するのが三度の飯より好き」(同僚議員)というオタク系、人呼んで「二本松コンビ」だ。

 肌合いが近く大の仲良し。そんな二人が今、密かに作成中なのが「政権交代・百日改革プラン」。説明を聞いた同僚議員によると、まず選挙後直ちに「政権移行チーム」を発足させ、二週間で首相官邸スタッフや全官庁の幹部人事を見直す。組閣は急がず、主要閣僚が兼務して、民間からの大胆な登用を目指す。

「最大のポイントは、秋の臨時国会は開かず、年内は予算編成を通じて霞が関業界の陳情体質を見直すという点。質疑ができないから、自民党は手も足も出ない。鳩山首相”の政治資金問題も、追及の場がない」(鳩山側近議員

 鳩山代表も「フムフム、おもしろいじゃない」と乗り気だとか。でも実はこれ、四年前の郵政選挙の時、岡田克也代表の下で松井氏が作った原案が下敷き。お蔵入りしていたが、「今度こそは」と引っ張り出した。

 元々、松井氏は前原誠司元代表のグループ松本氏は野田佳彦グループに属していたが、「反小沢」を鮮明にした前原野田両氏を見限り、今ではすっかり「鳩山ブレーン」に。「親分・子分の関係よりも、自分の政策を生かしてくれる人に付く」と割り切る。

 但し、共に政策は強くても政局オンチ松野頼久氏は自分も加えた「三本松トリオ」の呼び名に、「一緒にするなよ」が本音だという。

週刊文春2009年7月23日号「THIS WEEK 政治」より)

今年いっぱいは質疑しねえってさ。

2009-07-21

平川哲生「川の光リアルタイムtwitterコメンタリーまとめ (2)

http://anond.hatelabo.jp/20090721004027 から続く

  • 09:28 タータが川の指差して「ほら」というカットの次に、180度切り返して川を映すカットになります。撮影監督枝光さんから「この間に、子供たちのアップを挟んだ方が自然につながる」と指摘されました。そのとおりだと思ったのですが、ラッシュチェック中だったので、時すでに遅し、であります。
  • 09:28 監督をやっていると、みなさん大人の対応をするもので、これはこれでありがたいのですが、だんだん不安がつのり、孤独を感じることがあります。そんなときに枝光さんの建設的な指摘・批判がとてもうれしかった。色指定の横井さんからも、建設的な指摘・批判をいただきました。
  • 09:28 建設的でない、罵倒のような批評にたいしても私が「くだばれ評論家」と思わないのは、そういう事情があり、またそういう性格だからかもしれません。むしろ「ちゃんと見てくれて、どうもありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいくらいです。
  • 09:29 スズメの雛の役は、ゆきじさんですよ。前にも書きましたが http://tinyurl.com/l7z227] いっしょにお仕事ができてうれしかったです。声優になるしかない、というぐらい個性的な声、演技、すばらしいです。
  • 09:30 公園はかなりの部分の原画が一居一平さんです。うまいし早いし、助かりました。ありがたや。
  • 09:31 スズメ母を演じた藤原さんはCG映画シュレック』で声優経験があることは知っていたのですが、ご覧のとおり(お聞きのとおり)、すばらしいですね。勇ましい演技がちょっとだけヅカっぽくて(?)、キャラクターにも合っていました。
  • 09:32 原田さんも、尻に敷かれてるスズメのお父さん役にばっちりでしたね。ニュースにもなったように、銃刀法違反でいろいろありまして、こちらもいろいろあったのですが、いろいろのすえに、放映で原田さんのお声を聴くことができて本当に安心しました。私から言えることはこれで限界です。
  • 09:33 しかし展開が早い……。まったくもって、コメンタリに向かない作品です。
  • 09:34 ネズミが三匹そろったところで、ヒナが飛んできて助かる、というのも「3の均衡」です。ご都合主義っぽい展開には、こういうやんわりした画面上の伏線をはる、というスタイル細田守さんから学びました。
  • 09:36 駅やバスのGパートから、クレジットにはないですがA.I.という作画スタジオ原画担当していただきました。
  • 09:37 駅は、吉祥寺阿佐ヶ谷をミックスした架空の場所です。「阿佐祥寺」でしょうか。
  • 09:38 公園、駅あたりの美術はムクオスタジオさんです。大変なところを担当していただき、助かりました。ありがたや。
  • 09:39 バスの中は、五日市街道営業所の方にお願いして、写真を撮らせてもらいました。レイアウトは、椅子が並んでいる構図など、写真トレスしているものが多いです。
  • 09:40 山寺さんの長台詞、すてきやわー。
  • 09:41 バス天井に反射する川の光現実的にはありえませんし、ネズミたちの場所から見えるわけがないですね。もちろん、おかまいなし、ですけど。
  • 09:43 バスの運転手の声は、松本和也さんですよ。英語でしゃべらナイトが終わっちゃって残念でした。松本さんはふだんからキャラが変わらず、アフレコ後はプロ声優にまじって演じるのは申し訳ない、「もう二度と来ません!」と言って、笑いをとってました。
  • 09:44 三匹がいる場所は、フリスビーの下なんですけど、わかりづらいですね……。
  • 09:44 原作はタータが主人公っぽい活躍をしますが、やっぱり、アニメはチッチの活躍が目立ちますね。もうひとつタータの逸話を入れたかったんですが、プロット整理の都合で泣く泣く切ってしまいました。原作を読んだ方、これから読む方には、ちがった印象になるので、結果的によかったのかもしれません。
  • 09:45 三匹が雪の上に「川の字」になって語らう場面、アフレコのときに泣きそうになりましたよ。いやあ、プロ声優さんはすごい。
  • 09:46 最後の場面は雪の中で死んだ三匹の夢じゃないかという感想をちらほら見ました。視聴者の私は、いい解釈だなぁと思いつつ、反対の意見です。この作品は、夢、幻、見まちがいのカットがなく、フラッシュバックもなく、時間の流れる方向が一定です。最後だけそのルールを破って「夢」にはしないだろうと。
  • 09:46 しかし最後の解釈は、監督の私の意見はちょっとちがいます。三匹はここで何らかの形で死を通過する必要がある、と考えていました。雪=白=母に包まれて死を経ないうちは、新しい家、家族をつくれないんじゃないかと。肉体的・精神的な「死」を描くつもりでした。
  • 09:46 「雪に包まれて三匹は死んだが、仲間の助けで蘇生した」と解釈すれば、視聴者の私と監督の私のちがいが矛盾なくすっきり収まりますかね。もちろん、これは公的な解釈ではないですよ。視聴者の方はこんな解釈を気にせずに、自由に見るべきだと思いますので。
  • 09:48 長い長いPANで季節が巡るカット、すごい背景だったんで、持ってかえって額に飾ろうと思ったんですが「要返却!!」と書いてありましたw。
  • 09:48 中国語感想でも「近親相姦なんて信じられる?!」なんてことが書いてありましたがw、チッチが弟であることは劇中で4回ほど語られるので、近親相姦ではありません。タータとチッチの妻は、ちらりと登場します。見分けづらいですが、何度か見ればわかるんじゃないかと。
  • 09:48 ラストHパートは、スズメのFパートや、バスのGパートより先に絵コンテを上げています。まだ尺には余裕があったのですが、実にあっさり終わらせてますね。視聴者の私は、もう少しじっくり見たいなぁという気もしました。
  • 09:49 遊佐未森さんの曲、内容にもばっちり合っていて、うれしかった!
  • 09:50 番組、終わりました! いやー早いもんです。
  • 09:50川の光監督の私、視聴者の私、脚本家の私、コンテマンの私、演出処理の私、公人としての私、私人としての私。それぞれ同じ一人の私ですが、少しずつちがっていて、ひじょうにこんがらがった私がtwitterコメンタリを書きました。お粗末さまでした。
  • 09:51 うう、太ってる……
  • 09:51 私はいったい何枚のファミチキを食べたのか、もはや覚えていません。いまはダイエット中です。
  • 09:58 おわったー。少し休んでから、あらためて@リプライしますね。みなさん、ありがとうございます。
  • 11:50 私の『川の光コメンタリー発言ですが、まとめてアップしたり、改変して遊んだり、いろいろ自由にやっちゃってください。
  • 12:57 あらためて自分コメンタリを読むと、挙げ忘れたスタッフが多くて、びくびくしますね。時間制限があったので他意はありません、すいませんがご了承ください。書きたかったこと、書けないこと、いろいろありますが、コメンタリはとても楽しかったです。

(この後、大量の@返信)


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see also http://search.twitter.com/search?q=%40bokuen

2009-07-18

オナ禁4日目

増田で全レスってどこに書いたかわけわからんくなってくるのな。まあいいや。

オナ禁より、主目的としてはエロ断ちをして有意義な時間を過ごしたいってのがあるんだが、日頃染みついたエロ習慣はなかなか取れず、昨日はAV女優ブログを眺めてた。

我ながら中途半端だと思う。

アイドルブログはもっぱらゴーストライターが書いているってまことしやかに言われてるけど、どうなんだろうな、さすがにAV女優にそんなん雇う金なんかなさそうだけど、特に企画単体メインの娘たちだと。そいや「名前のない女たち」って企画単体女優インタビュー本は面白かったな、てか泣けた。

そのうち素人強姦面接3を見ながら、余命一ヶ月の花嫁を読んで、涙と精液を絞りだそうと思ってるんだが、ってダメだ。すぐエロいことばっか考えちまうな。

それにしても、景気の浮き沈みで女の価値ってのは大きく変わるよな。

バブルの頃は飯島愛レベルでもてはやされてたし、オレは買ったことないけど、きったないおばちゃんの無修正マンコの裏本が万ガネで取引されてたらしいんだよな。そいや裏本サイトから落としまくったあの辺は探せば残ってるのかな。焼いたDVDが読めなくなってたりしてな。懐かしいけど、まあ消えててもいいや。

それが今じゃ企画単体でも、マジかよってくらい可愛い娘多いし、探してみると風俗とかけもちしてる娘も多くて、金さえあればビデオのあの娘とするのもそんなに難しくないわけだ。にわかに信じられないぜ。美人安すぎだ。ブサイクでもパンツみせればお立ち台で崇められてた頃から20年も経ってないよな。

デリヘルって言うと、ごっつで浜田デリヘル呼んだら松本扮するいつものババアが来てチェンジすると、サラリーマン今田がアッーを迫ってくるコントくらいのイメージしかないよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090716102107

2009-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20090703223730

石ノ森とか水木とか松本とかのなんちゃらロードと同じじゃねえか。

ヲタは喜ぶかもしれんけど地元は恥ずかしいよ。

恥とナントカはこっそりかいて欲しいんだが。

巡礼系も大々的にやっても迷惑行為しか生まないから、自重してほしい

2009-07-02

http://anond.hatelabo.jp/20090701173016

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090701k0000e010067000c.html

鳩山代表:個人献金5.9億円、匿名が6割 友政懇関連

 民主党鳩山由紀夫代表の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)が政治資金収支報告書に虚偽の記載をしていた問題で、友政懇が98~07年の10年間に受け取った個人献金は総額約5億9000万円に上ることが分かった。このうち「5万円以下」の条件を満たす匿名献金が6割を占めている。鳩山代表は30日の会見で、虚偽記載の背景について個人献金の少なさを挙げたが、説明に矛盾が生じている。

 政治資金収支報告書などによると、友政懇は98~07年に年間約2700万~1億1000万円の個人献金を受けていた。匿名献金は毎年約560万~8200万円献金されており、10年間の総額は3億4000万円に上る。特に03年(8200万円)は個人献金全体の約74%を占めていた。政治資金規正法では、年間5万円以下の献金については、氏名などの個別記載の必要がない。

 鳩山代表は30日の会見で、秘書が05~08年の収支報告書に、故人や実際には献金していない約90人から計2178万円の個人献金を受けたとの虚偽の記載をしていたことを認めた。理由について「私への個人献金が少なかったので、それが分かったら大変だったという思いがあったと推測している」と釈明した。しかし個人献金、とりわけ匿名献金の総額は他の国会議員に比べて突出して多い。【杉本修作、松本光央】

ポイント
  • 10年間で匿名の個人献金は合計3億4000万円
  • 5万円以下だと氏名報告の必要なし

つまり、全ての匿名献金者が上限ギリギリの額を献金していたと仮定すると、3億4000万÷5万円=6800人。

これが10年間の延べ人数なので、一日平均で6800人÷(365日×10)≒1.86人。

全員が上限一杯の5万円を献金したとは限らないから、少なくとも毎日平均2人程度の献金者が現れていたという事になる。

事務所に保管してあるであろう匿名献金者達の名簿が気になってくるな。週刊誌によると、存在しない住所に住んでる人とかもあるらしいが。

2009-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20090701020501

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090701k0000e010067000c.html

鳩山代表:個人献金5.9億円、匿名が6割 友政懇関連

 民主党鳩山由紀夫代表の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)が政治資金収支報告書に虚偽の記載をしていた問題で、友政懇が98~07年の10年間に受け取った個人献金は総額約5億9000万円に上ることが分かった。このうち「5万円以下」の条件を満たす匿名献金が6割を占めている。鳩山代表は30日の会見で、虚偽記載の背景について個人献金の少なさを挙げたが、説明に矛盾が生じている。

 政治資金収支報告書などによると、友政懇は98~07年に年間約2700万~1億1000万円の個人献金を受けていた。匿名献金は毎年約560万~8200万円献金されており、10年間の総額は3億4000万円に上る。特に03年(8200万円)は個人献金全体の約74%を占めていた。政治資金規正法では、年間5万円以下の献金については、氏名などの個別記載の必要がない。

 鳩山代表は30日の会見で、秘書が05~08年の収支報告書に、故人や実際には献金していない約90人から計2178万円の個人献金を受けたとの虚偽の記載をしていたことを認めた。理由について「私への個人献金が少なかったので、それが分かったら大変だったという思いがあったと推測している」と釈明した。しかし個人献金、とりわけ匿名献金の総額は他の国会議員に比べて突出して多い。【杉本修作、松本光央】

2009-06-16

三沢の死について書いている平成一桁でプロレス知識が止まってる人へ

どいつもこいつも「三沢が死んで悲しい」とかブログとかmixi日記で書いてるけどさ、

お前、最後にプロレス見たのいつ?

ちゃんと今でも会場行ってるプロレスファンは、

こっから下は読まなくていいよ。

で、俺の話を聞いて欲しいのは、会場に行ってないお前だ。

今日、明日行けとは言わないからさ、来週でも来月でも来年でも何年後でもいい。

プロレス会場に行って、今のプロレスを生で見てくれないかな?

「今のプロレスはつまらない」って?

本当に見てるの?

YouTubeニコニコ動画とかでプロレス見た気になってるんじゃねぇの?

P2Pで落とした動画プロレス見た気になってるんじゃねぇの?

知り合いのmixi日記とかネット観戦記見て

プロレス見た気になってるんじゃねぇの?

2ちゃんねるプロレス板とか見てプロレス見た気になってるんじゃねぇの?

kamipro読んで、プロレスをわかったように語ってるんじゃねぇの?

お前、知らないかも知れないけどさ、

丸藤とかKENTAとかホント凄いんだぜ。

四天王プロレスとはまた全然違う、新世代のプロレスやってんだよ。

棚橋について、どうせ「女に後ろから刺された奴」ぐらいしか知識ないんだろうけど、

大化けしてさ、いい試合する様になったんだよ。

小島ってさ、劣化版長州力とか

ラリアートプロレスの象徴の様なイメージで止まってる思うけどさ、

とっくにその先にいっちゃってるよ。

大日本デスマッチの生の迫力すげ~よ。

ガッシャガッシャ蛍光灯割れて、

それ飛んでくるのも込みみたいな感覚日常じゃ味わえないよ。

大日本所属じゃないけど宮本とか若くてギラギラしたのが

信じられない様な試合やってんの。

マッスルって知ってる? ハッスルじゃないよ。

マッスルプロレスかどうかはともかくさ、

マッスル坂井という得体の知れない才能が今プロレス界にいるんだよ。

WWEは、たしかにストーンコールドロック様がいた時代と比べちゃうと

劣るかも知れないけどさ、あいかわらずビンスは元気だし、

次々と新しいスーパースターが出てきてる。

そうそう、今年のレッスルマニア

アンダーテイカーショーン・マイケルズ、最高の試合だったぜ。

女子プロレスはちょっと元気無いけどさ、

松本とか下の世代が少しずつ育ってきてるんだよ。

吉田万里子とか里村とかさくらえみとか甲田社長が、

一度、敗戦国の荒野みたいになった所から

新しい時代女子プロレスを作っている最中なんだ。

キリないから、この辺にしておくけどさ、

DRAGON GATEでもDDTでも、北都プロレス沖縄プロレスでもいい。

アイスリボン666でもかまわない。

もう一回でいいからプロレス会場に足を運んでくれないか?

橋本が死んだ時もエディが死んだ時もベノワが死んだ時も、

ネット上には「最近プロレス見てなかったけど」みたいな文章が溢れかえってたよな。

あの後、お前、プロレス見に行った?

まあ、今はその事はいいよ。

でも、会場に行かないで

「今のプロレスはおもしろくない」みたいに言うのやめてくんないかな?

プロレス会場行って、生でプロレス見て、

「やっぱり今のプロレスはおもしろくない」って言うのならしょうがない。

今のプロレスがそれまでってだけだ。

でも、俺は自信持って「今でもプロレスは面白い」って思っている。

プロレス見に行って

今日は面白かった。また見に行こう」って思ってくれる自信があるの。

そりゃつまんない興行もあるけどさ。

その時はその時だ。

地方だからなかなか見に行けない」とか、そういう言い訳もいいから。

とにかく、三沢の事を追悼の日記とか書いた奴はもちろん、

三沢の死について、何らかの気持ちを抱いたなら、

いつでもいいからさ、プロレスをせめてもう一回だけでいいから生で見てくれ。

2009-06-03

教えてください

http://anond.hatelabo.jp/20090602012124

このエントリの内容にいっぱい疑問が湧いたのですが質問させてください

これに付いたはてブは「何言ってるのコイツ」的なやつかと思ったら、なぜか皆同意してるし絶賛されている。

ラーメンお笑いが嫌いなんだけどその共通点が分かった」とか、「この二つが嫌いなのはこの辺が理由かも」とか書いてる人もいた。

何でこんな文章に引っ張られて納得させられてるの?

色んな批評に晒されている文化って腐るほどあるはずなんだけど何でこの二つにだけ共通点を見出したの?映画は?音楽は?

「あるときを境に、松本は笑いを語りだした」とあるけど、ほんとにそうなの?具体的にどういう発言をしていたの?松本以外の人はしなかったの?欽ちゃん松本の間って結構空いてるけどなんで飛ばしたの?

まずゲラゲラ笑ってから「これって何で面白いんだろ」と考える事もできるとは思えないのか?

この人はお笑いを見るとき「ここがこうなって、こうなって…あ、面白い」みたいな感じで見てるのか?

なんでこの人は「ゲラゲラ笑うこと」が一番お笑いを楽しんでるって決め付けてるのか?

ゲラゲラ笑えてたのは、単にあなたがガキだったからじゃないのか?

批評する人が増えた事によって何だかんだ言って昔と比べて(こんな表現はできるだけしたくないが)笑いのレベルが上がってるのではないか?

ドリフを見てゲラゲラ笑えるのか?僕達がエンタの神様を見て全員一致で「つまらない」と確認できるのもこの批評する文化のおかげだったりするのではないか?

このような疑問があります。皆さん教えてください

2009-06-02

笑えばいいと思うよ

http://anond.hatelabo.jp/20090602012124

 

ラーメンも笑いも、一周させてしまえばいいと思うよ。一周して、色々見てきた上で、元の場所に戻ればいい。もう一度純粋に面白いものに対して、語らずに笑えばいい。

 

芸人の誰の言葉だったか忘れたけど、松本言葉ではなかったと思うけど。

お笑いに対して片っぱしから「面白くない」「新しくない」「才能がない」とケチをつけていくことは誰でもできる。

 でも、どんなネタからでも「ここは面白いね」「この発想は新しいね」っていい部分を見つけていくことは、産みの苦しみを知るプロじゃないと、ただ難癖つけてるだけでお笑いを語った気分になれる素人には難しい」

そう思って今のジャンクお笑い番組でも見れば、「全体的につまらない」と思うより先に「このコンビのここは新しい、面白いよな」ってのが先に見えてくるはず。

実際今のお笑いってジャンクだとかショートだとか言われるけどその中でものすごい切磋琢磨してると思うよ。はんにゃとか絶対面白いもん。オリラジとか相当才能あるもの。

そういうのを全部「ダウンタウンラーメンズと比べて全然面白くない」とか言ってる人はすげーもったいないと思う。目が逆に腐ってるよって言ってあげたい。

ラーメン松本人志

会社のとなりのビルに新しいラーメン屋オープンして、さっそく食べに行ってみた。

はっきり言って、あまり美味しそうな店構えではないのだけれど、もし美味しければコンビニすき屋ばかりのランチ生活に彩りが加わることになり、それはたいへんに幸せだし、仮にあんまり美味しくなかったとしても、それなりに月給をいただく身分なので700円くらいなら惜しくない。というか、もともとぼくの舌に設けられたハードルはすこぶる低くて、しかもそのハードルをくぐられようが、倒されようが、それはそれとしてゴクゴク飲み込めるという、ぼくはそんな体質の持ち主なのだ。

さて、そのラーメン屋で、一杯700円のラーメンに海苔増し、それに半ライスを注文した。しめて900円とちょっと。ランチとしては破格の金額だが、まぁ新たなご近所さんへのご祝儀的な意味もありつつ。腹も減ってたし。

で、出てきたラーメンスープをひと口すすり、麺を吸い、そこでなにやら思索にふけってしまった。

いや、美味いんだ。普通に美味い。味としてはいわゆる“家系”と呼ばれるそれに分類されるのだろう。トンコツに、お魚のだしも入ってるのかな。しつこすぎず、あっさりしながらコクもあるし、チャーシューなんてとろとろだし、スープがしっかりからんだほうれん草も美味い。麺もしっかり太くてぼく好み

でも、「うまっ!」ではない。夢中になるほどではない。「ふむふむこれは“家系”だね」「トンコツにお魚のだしも入っているのだね」なんて、いろいろ考えながら麺をすする。

思索にふけったのはそのあたりから。

これは、お笑いに似ているぞ、と思ったんだ。ラーメンとはつまり、松本人志であると。

ラーメンなんて、別に美味いんだ。お笑いなんて別に面白いのと一緒で。ぼけーっと食って、ふひーっと爪楊枝などつかって、ぷかーっとタバコでも吸って仕事に戻ればいい。なのに、ぼくはいつしかラーメンを分析している。プロの調理人の作品に対して、批評をぶっている。

ぼくは「ごっつ」の世代で、今でも「ごっつ」は本当に面白かったと思っている。だけど、それが「どう面白いか」を考え始めたのなんて松本人志がそれを放り投げたずっとあとのことで、それこそ「VISUALBUM」や「一人ごっつ」を経たのちに時代を巻き戻って「トカゲは実に実験的な」とか「イカメシ殺人はどうだ」「AHOAHOマンこそが」などなど、そんなことを言い出すようになった。当時はただゲラゲラ笑っていただけなのに。

あるときを境に、松本は笑いを語りだした。あまりに大きくなりすぎたせいで、誰もがその禁忌を許してしまった。それは欽ちゃんにさえ許されなかったことなのに。松本は遅れてきた世代の芸人たちに大きすぎる影響を与えただけでなく、視聴者のあり方さえ変えてしまった。松本のように笑わせることはできなくても、松本のように芸人を評することならできる、あるいは、できるような気がする、できている気分になら浸れる、そんな視聴者を大量に生み出したのだと思う。その結果、ぼくたち視聴者は「ただゲラゲラ笑う」という行為に後ろめたさや劣等感を覚えるようになった。笑いが、笑うことに圧力をかけ始めた。そして笑いは大衆芸能からファッションになった。笑いに対するものの見方に、「オシャレ・わかってる」と「そうじゃない」が現出した。

同様に、誰かがラーメンを語りだした時期があったんだと思うんだ。ぼくたちはただ能天気にズルズルとラーメンをすすることが許されなくなった。ラーメンもまた、大衆のものから、ファッションツールになってしまった。

笑いもラーメンも、いつの間にか、気軽に賞賛することができなくなってしまった。「天下一品ラーメン美味いよね」「友近って面白いよね」まかり間違って初対面の人にそんなことを言ってしまったら、ぼくは即座に値踏みされてしまう。テレビの前じゃない場所で、ラーメン屋の外で、ぼくは一瞬にして他人に見通されてしまう。

さらに始末が悪いのが、たまにそういうパリパリに固まったぼくの舌や心を突き抜けてくるやつがあることだ。本当に美味いラーメンや、本当にゲラゲラ笑える漫才に出会ってしまうことがある。そのパリパリを突き破られる快感が忘れられなくて、ぼくはさらにパリパリを固くしようとする。より気持ちよく突き破られたいがために、ぼくは身を硬くして、ラーメンお笑いと対峙することになる。

だからどんどん、世の中に美味くないラーメンと笑えないお笑いが増えてゆく。

とても不幸なことだ。

ぼくはお笑いが好きだし、ラーメンが好きだ。基本的に、それらの全部が好きだ。あのころみたいに、何も考えずに、ただゲラゲラズルズルとその快楽に身を任せられる日がきてほしい。普通に美味いラーメンを食べながら、普通に美味いと言えないぼくは、そんなことを考えていた。

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