2021-04-19

不登校対処メモ(ADS)

今回はなんとかしたのはどうやったかの話を伝えたいとおもいます

以前も投稿したのでカブるかもしれません。再投稿じゃないから甘えじゃないけど。

 

・1つめ、まずは登校しない子を否定しないようにしました。

とくに、体調が悪いということを、本当に体調が悪いとしてうけとめます

発達障害のせいかわかりませんが、体の調子や心の調子にとても鈍いところがあるんで、聞いても伝わりません。

「どこがいたいの」「どういうふうにつらいの」というのが詰問になってしまうので、とりあえずは「じゃあ今日は休もうか」とせかさずに言えるようにして、家を味方のいるシェルターにしてあげないとまず話になりませんでした。まあ高校2年半それがほぼ毎日つづいてしまったわけですが。

の子父親はずっとこの子といろんなとりひきをしてなだめすかそうとしていました。

今日休んだらテストの日は学校にいけるのなら今日休んでいい」。

「いい成績をとったら希望通り○○してあげる」。

学校いかないのなら小遣いなんか、旅行なんか、動画なんか、オフ会なんか全部いらんだろう。」

でも体調が悪いのは本人のせいじゃないんですよね。

人間とは病気とは取引できないんです。

なので全部基本的人権としてかんがえ、娘が(思い切って)何か希望したらそれは生きるのに必要なんだと考えてなんでもOKにするよう少しずつでも説得しました。

今も留年就職活動ができないとつたえるたびに父親は渋い顔をしますが、子供が怯えていたよ!嫌われるよ!病状が余計悪化するよ!と伝えています

・次に、この子はなんとか病院につれていって適応障害によるうつ病発達障害と診断されました(それも1・2件目の精神科では門前払いされたので、3件目のメンタルクリニックで。精神科はすごいお年寄医者でその後すぐに廃業したところと、重症しかみていない大学病院でした)。

発達障害といっても薬を飲むほどではないので、うつ病の薬をのみました。でも未成年のうちはつかえる量が少なすぎて全然効かないのですが、

うつ病・発達診断の診断書がもらえたことはものすごく助かりました。いろんなところに提出しました。

まずは父親にこれは医者のいうとおりの病気からうるさくいっても治らないということをいってガミガミをやめさせました。

そして学校先生学年主任)には診断書といっしょに、「発達障害(ADS)ってなぁに?」という絵本も買ってわたし先生はその診断を出した医者面談してうちの子発達障害理解してくれ(ウルサイのが本当に死ぬほどダメだということ)卒業までの特別な利便をはかってもらいました。

また父親お金のことをうるさくいわれたため、娘は「余計なお金がかかるのなら疲れる病院になどいかない」といいはって家で泣くか寝るかしていたので、市から自立支援医療補助というのをもらいました。これでメンタルの薬も医者無料になりました。骨折治療とき受診料は払っていません。

また大学受験ときも、センター一次については診断書をそえることで発達障害配慮というのをもうしこんでうけてもらいました。静かな部屋で個人うけられ、親がつきそいでき、テスト中は別室だが、休憩時間飲食物や薬をあたえてよい。本人の手足が動かないほどぐったりしている場合車椅子ではこびこみができるし、車も校舎にじかづけしていい。(ただ、やっぱり志望校には一次でさえ点数がたりなかったので二次はうけていないのですけどね。)

さら最近ではn級障害者手帳をとったので電車などの市内移動に交通費がかからず、障害者年金を月にm万もらって小遣いがわりにしています動画にでてくる人のグッズ(同人誌かばんなど非常にひかえめに)買って、あとは貯金すればといっています若いだけにいろいろ欲しくてネットでしっかり検索して安いところで買うように工夫してもギリギリみたいです。アルバイトができない大学生活、リップクリーム一本も、新しいかばん1つも買えないなんて辛いにちがいありません。

旅行代金や服をちゃんと親にねだってくれるようになりました。水商売犯罪に1回も手を出さないでいてくれてありがたいとおもっています

話がそれましたが、うつ病の薬は今かんがえれば最初から対象外未成年でも怖がらずにもうすこし飲んでおいたほうがよかったのかな?とはおもいます

・3つめ。人とのつながりが大事なのでそこは切らさないようにしました。

本人には高校時代にも何度も「転校しようか」「退学して大学検定にしようか」という話をしました。でも本人にとって命より大事なのが中学出会った気の合う友達カラオケにいく時間でした。ですので、無理をして同じ高校卒業させて、大学でも友達をさがさせました。

ちなみに、成人式にも出場させました。2次会もでられればでたいといっていましたが、やはり体力的に無理でしたが、親としては子供が成人したと一緒にみとめられてうれしかったです。

・4つめ 薬に頼る

20歳までは少なめのうつ病薬+貧血の鉄剤(生理が重いとき生理を止める低用量ピルも)+39種類のビタミン剤ディアナチュラストロング」でだましだましやっていました。鉄剤、ビタミン剤は自腹です。20歳をすぎてうつ病の薬を増やしてから目に見えて心の調子がよくなってますとはいえ筋力を超えるほどの肥満があるので体の疲れはどうしようもないとおもっていたのですが、それもメンタル医者からすすめられて動かなくてもやせるGLP-1という食欲をなくすホルモン糖尿病専門のクリニックで受けています。これはどうしても自家診療なのでかなりお金が高いのですがうちの場合はよくきいていて必要経費とおもっています。(骨折血液検査による脂肪肝などですぐ処方してくれた)

でもこれは息子さんの場合肥満への対処ではなく痩せへの対処必要だとおもいますが、ずっと寝ているとどうしても体の不調はでがちなので、プロテインザバスのだとビタミン剤も兼ねられます。うちの子チョコシェイク味が好きです)を足すなどしてあげてほしいです。

・5つめ

なにか得意なことをみつけてほめる。

うちの場合は車の運転です。色々習い事をしたいといいだしてはやはりやめることの繰り返しもありましたが、友達も通っているということで普通免許をなんとかとらせたところ、自動車運転だけは疲れが少ないようです。薬をのんでいて反応もやや鈍いはずなのですが、慎重さは運転にはとても向いていたようです。

 

実はこれはママ友へのメールから抜粋です。

私と仲良くしてくれるママ友はたいていが真面目かつ正直すぎてお子さんの対処もいい加減にできなくてひたすらに困ってる人が多いので世の中の私と仲良くできるタイプママさんんのお役にたてばいいなとおもいます

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