2020-10-23

無職中年男が若くてきれいな女性失望した話に反論してみたい

anond:20201021210748

こんなに反論掻き立てる増田釣り才能に嫉妬するものの、素直に反論を書いてみたい。

できれば元増田から回答もらえたらとても嬉しい。

〈約3300文字/約6.6分で読了

価値観非対称性をわかっていない

発言その1

 ところがである指名回数が数回を数えた頃、みゆさんから唖然とするような言葉が出てきた。

みゆ増田さんなら工場労働ならできるよ!」

 私はうつ病になる前はある専門職だったのだが、まだ以前の職に戻ることは諦めていなかった。その職では第一線で活躍していたわけではないが、そこそこの功績があることはみゆさんも知っていた。

 なのにこの発言である。これは、私はもう以前の職には戻れないという意味なのか? しかもそれだけではなく、工場労働のような3K非正規仕事しか就けないと言っているのか? いや、工場労働に就いている人は大変ご苦労様で立派だと思う。しかし私は痩せ型で体力がないし、運動音痴だし、オタク気質でおとなしい文化系で、ブルーワーカーと話が合うとは思えない。工場労働自分に向いているとは思えなかった。

無職であることの地位を不当なまでに低く見積もっている人、そういう価値観をもった人は多く見かける。みゆさんの発言から無職というステータスに対して、非常にネガティブな印象を持っていることが、増田の書いた文章から明確に見て取れる。それに対して、増田自身自分ステータスに対しては全く違う見方をしていることもまた明確だ。「無職あくま仮の姿であり、本来自分ではないのだ」という自己認識だろう。しか面白いことに、お互いの価値基準が異なっていることに、お互いが気づいていないのだ。でもそれはそのはず。年齢も全然違えば、お互いが同じ未来を目指しているわけでもなんでもないから、すり合うはずも、ズレている事に気づくはずもないのだ。

から

みゆ「今まで出会った、よく社会生活が送れてるな、と思うような人に工場労働者が多かったから、増田さんにも出来ると思った」

この発言も、現状の地位ステータスに最重要価値を置いているみゆさんから見ると増田ステップアップの話になり、職業の貴賤を軸に自分が属する職を考える増田から見るとステップダウンの話になるのだ。

なので、「困惑していること」を伝えても全く意味がないのだ。

情報の非対称性に気づいてない

発言その2

 工場労働の話に関連して、私が病気のために体力がないということを伝えるため、こういう話をした。

増田動く歩道自分けが立ち止まっている。他の人はみんな歩いている。お年寄りさえ自分を追い抜いていく。自分はお年寄りより体力がない」

 するとみゆさんはこう言う。

みゆ「他の人は出歩いた距離が短くて元気が余ってるのかもしれない」

このコミュニケーション齟齬から工場労働に対して持っている情報(印象)は全く異なるものであることが見て取れる。

増田工場に対する印象を簡潔に3Kだと、しかし明確に捉えている。しかし一方で、みゆさんも同じように3kだと思っていたのだろうか。20そこそこの小娘に、はたして、工場労働ハイパーメディアクリエイター仕事の中身の業務の違いが想像できるだろうか。もっというと、工場労働に対するイメージは、年齢が近いであろう私と増田とでさえ、どれ程一致するだろうか。

このような、前提知識が大きくズレている話題にあって、さらに歩く歩道の話で婉曲的な体力の話をしても、彼女にとってはもはや工場労働の話とは全く結びついていない別の話であり関連しつつも違う話題だと捉えられていた可能性が高い。

これも発言1と同様に、お互いがズレた話をしていることに、お互いが気づいていない。

相手への理解の無さ

発言その3

 これが一番こたえた。

増田「知り合いの50代~の女性は奥手な自分によく話しかけてくれるんだけど、なぜ若い女性は話しかけてくれないんだろう?」(冗談っぽい口調)

みゆ自分からしかけずに相手からしかけて欲しいなんて、都合が良すぎるよ!」

 そんなこと言ってないのに~~~

 なんで年代で態度が変わるんだろう? って言ってるのに~

期待していた答えは「えー、なんでだろー、増田さんかっこ悪くないのにねー不思議ー」とかなのだろうか。

年齢で態度が変わる、ということを伝えるには、

若い女性を主体として

若い女性⇔50代男性

若い女性⇔若い男性 

を例示するべきだったかもしれない。そうすれば、求めた答えを手に入れられただろう。「増田さんいい人なのにねー」とかね。

けど、増田はこのように伝えた。

増田主体として、

増田⇔50代女性

増田若い女性 

これでは焦点は増田に集まり、頭に浮かぶ答えは1つ「え?お前がオッサンからだろ?」でしかない。

しか彼女は頭に浮かんだその答えをちゃんと飲み込み、あなたへ応援に変換して伝えている。

満点ではないにしろ、厳しさある言葉の中にも「自分からしかければ女性から否定されるわけじゃないよ」というニュアンスをなんとか含ませた高得点の返答ではないだろうか。

 

さて、こういったやり取りの中でのズレは、増田みゆさんだから起こった事ではない。

この程度の認識の違いから生まれ齟齬は多くの人のコミュニケーションにおいて、日常茶飯事だ。

そして、皆ズレたことに気づいた段階で、「確認修正する」か「受け流す」かを選択している。それが通常のコミュニケーションだ。

ところが今回、せっかくのズレに気づいた増田は違う反応をしている。

相手に「期待し」「察する」ことを求めたあげく、勝手に「失望」しているのだ。

そこに根本的な問題がある。

 

なぜ「期待しすぎ」たのか。それはあなた彼女商品だとみなしているから。

お金を払って会っている自分は、それに見合う対価を得る権利がある」という思いが根底にあるのだろう。

しかしそうだとしたら、自分の期待に添わないリアクションが返ってきた場合相手評価すればいいだけなのだ

アマゾンのレビューを書くように相手に伝えるなり、減額要請するなり、別の女性に替えるなり。

しかあなたは、それをせず、期待を続け、そのたびに失望している。それは明らかに商品に対する失望ではなく、人として失望しているのだ。

それ、矛盾していないか商品として期待したのに、人として失望してまっては出口のない闇だぞ。

もちろん相手も悪いかもしれない。客のあなたに、人として答えているシーンが多いのだろう。

あなたきれいな女性に対して自分偏見を持っていた事には気付けたものの、残念ながら偏見を取り去ることはできていない。

彼女は、完璧女性を演じれるわけではなく、オッサンが嫌いな普通若い女性としてのボロが出ているのだ。

それはそのはず。しょせんは20そこそこの小娘なのだからしかあなたはなかなか偏見を振り払えず、期待を続けてしまうのだ…

あなたが、今回気付けた事は、本当に1つの前進だと思う。今後、そこから迷宮に迷い込まず、偏見を拭い去れることを切に祈る。

勝手に同士と思っているKKOより

  • このみゆ嬢の発言ふつーに人を馬鹿にしてると思うが…

  • なぜ「期待しすぎ」たのか。それはあなたが彼女を商品だとみなしているから。 「お金を払って会っている自分は、それに見合う対価を得る権利がある」という思いが根底にあるのだ...

  • Q. なぜ「期待しすぎ」たのか。 A. 元増田の自己申告によると、 「KKO」や「おじさんLINE」など、ネット上で中年男は嫌われ嘲笑される風潮がある。女性にモテず無職の自分はその「駄...

  • それは反論ではない。 そもそも元増田の結論は下記の2点なのだから、それを否定しないと反論ではないでしょ。 「若くてきれいな女性だからといって中身が伴っているわけではない」...

    • 横だけど 「若くてきれいな女性だからといって中身が伴っているわけではない」 かどうかはその会話からはわからんやろ。 「中年男は劣等感を感じることはない」 かどうかはおまえの...

      • わからん、わからん、知らんけどってどんだけ自信ないんだよお前

        • 自信たっぷりに嘘いうヤツよりまし とかいうと急に自信なくなってだれのことかわからんとかとぼけるんだろうな

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