はてなキーワード: ナイーヴとは
元ネタ記事はこちら。「女は楽でいいな」が変わった 灘、洛星…男子校でもジェンダー教育: https://digital.asahi.com/articles/ASQCD45TBQC9OXIE03S.html?pn=7&unlock=1#continuehere)
先に書いてしまうと俺は挙げられてる中高一貫男子校の中の一校出身で今は曲がりなりにも家庭を持った身。その目線から言うとジェンダー教育おおいに結構なんだけど、男子校だから均質な集団で育っていて、異性への偏見が強いだろうって記事の観点自体が偏見まみれですっごい嫌。たぶん、共学の人が思う中高男子一貫校というのは「そういうイメージ」なんだろうけど、実態とかけ離れすぎている。ぶっちゃけ、中高一貫男子校の生徒は女子慣れしていないから社会的な意味での「女子的なもの」に無知なところはあるのだけど、知らないゆえに「女はこうだろう」て偏見は少なめ。知らない故に「女子にとってはNGな言動」を取ってしまい易いというデメリットはあるのだけど、これはむしろ男女が平等で対等であるという発想から来る行動だったりする。
たとえば、記事中だと「女は楽でいいな」とか「男みたいに学歴や人の上に立つことを求められないから」という思い込みを覆されたみたいな記事があるけど、中高一貫男子校だとむしろそういう視点って育ちにくい。高校受験もないから六年間のんびりしてられるし、周囲に女子が居ないから「女は楽でいいな」とか思わない。そんなどうでも良いことを考えるよりそれぞれの趣味に没頭してるよねーという。そういう生徒も中にはいるだろうけど、女は楽も何も同年代の女子がどういう生活様式かとか知る機会が少な過ぎるので、特殊例だと思う。
一応、出身校の話をすると、同年代女子への接点が少ないことから興味が少ない生徒が大半だったなあというのが正直な感想。上みたいな話がそもそも生徒同士の間で話題にならない。エロ話は思春期男子なりにはあったけど、それも実在女性よりも二次元エロに傾倒したやつの方が多かった。
他方で中高一貫男子校の生徒が世の中に疎いかというと、マクロ視点での問題には元々関心持ってる層が多い。だから、社会問題を扱う文脈では「女は楽でいいな」みたいなのが禁句ってのはむしろわかる方だし、そういうことをナイーヴに授業で公言すりゃむしろ内輪だと「アホか」と叩かれるのが必至。ピュアな思春期男子の意識を変革しよう!みたいな気持ちかもしれないけど、割と男子校の生徒舐めてるなーと思った。
元食品業界に勤めてた50代だが(今は親の世話をするため退職)、思うところを書いてみたい。
業界最大手の日清食品だって、過去の製品を改めて出したりしている。タイミング次第で以前売れなかったものが売れたりする事はある。商売でやっている以上、ラーメンハゲの「いいものなら売れるなどというナイーヴな考え方は捨てろ」と言わざるを得ない。「じゃあ売れる売れないって何で決まるの?」なのだが……
他社のパクリ。もうこの際だから言ってやろう。自分もほかの社員も、いかに他社(特に名門大手)からパクってくるかを心がけている感がある。その方が効率がいいのだろう。
「他社で売れてるものを真似る」は、売れるという根拠として手っ取り早いわけだ。それよりより売れるという強い根拠を示す事ができなければ、通らないのも当たり前だ。
ここは言いたい事がよくわからない。「もっと製造技術が高い会社に転職すれば、試作品→現場製造がスムーズにいくはずだ(だから転職したい)」なのか? こういう事思ってる奴は、どこの現場でも嫌われるぞ…… 現場の能力に見合った設計をするべきだと思う。
で、今後どうするかは
ひとつめは弊社に残って耐え続ける道だ。
現在手持ちの設備でなるべくコストをかけずにそれなりに売れる商品をいくつもつくる事ができれば、順当に出世して多少金がかかる開発でも許される身分になれるだろう。そこまで我慢できるかやね。
後は、転職の道だ。
まず転職できるか、という話から始まるし、さらにできたとしても最初から恵まれた環境でやってる人と勝負するわけで、打ちのめされて終わるかもしれないよ。まあ、現場力の乏しさに絶望してるのであれば、これをひとつの判断かとは思う。
ですな。ノンフライ麺より油揚げ麺がうまいと感じる(人が多い)のは麺から脂が供給されるからだが、それで足りなければ何かしらの脂を足すのはありかもね。
https://anond.hatelabo.jp/20220605112751
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あーゴメン(苦笑)
https://anond.hatelabo.jp/20220430203312
まずキャラが良い。
話が進むごとに一部のキャラを除いてどんどん没個性化していく原典を先に読んでると「マジかよ!」て思っちゃうもん。
特に最強キャラ人気投票で見事1位を獲得した林冲はやっぱ最高だね。
心の弱さを抱えたままで、作中でいい歳したオッサンになってもまだナイーヴさの残る繊細なオッサンだ。
それだけ聞くとなんかウジウジしてめんどくさそうなオッサンだと思うかもしれないが、そのとおりなのだが、そのくせして本当に強い。
もうめちゃくちゃ強い。個人としても最強キャラの一角だが騎兵隊指揮官としても水滸伝では最優秀指揮官だろう。
北方水滸伝を読んだらお前は精鋭騎馬隊突撃最強厨になること請け合いだが、大丈夫だ、問題ない。
他には、途中から戦場で林冲の相棒っぽくなってる索超なんかもいいし、定番の九紋竜史進なんかもクソ生意気で最高だ。
梁山泊を革命勢力だと定義して思いっきりカストロとゲバラに寄せてるのだが、それがまたカッコいい。
もう革命最高、腐敗した権力は打倒せよって思っちゃうもん。クソ皇帝とかクソ宦官とか本当にブチ殺したくなる。
それくらい悪役もしっかり悪役として描いているってことなんだ。悪役が憎たらしいって良いぞ。最高だ。
拷問描写とかこれ絶対狂うよなと思う。俺だったら2時間でゲロっちゃうわこんなん。
で、国vs革命勢力ってことで、梁山泊の財源をちゃんと描いてるのも最高だ。
だいたいこういうのの主人公側って「資金はどこからともなく出てくる」か「作中でご都合主義的に金持ちになる」もんだが、北方水滸伝では何故金持ちなのかがしっかり描かれる。最高だ。
その財源を巡っての特殊部隊同士の暗闘も最高だ。
正規軍とは別に諜報活動とか暗殺とかする特殊部隊がお互いにいて、お互いに闇の中でめっちゃやり合ってる。
主人公を引き立たせるために不自然にアホにさせられる悪役みたいなのに辟易しているお前、心配するな。
悪役側も一部を除いてちゃんと優秀だ。お互いに優秀だからこそ緊迫した戦いになるのだ。
無能な悪役もいるが、無能な悪役としてぶち殺される役回りを完璧に演じてくれるから最高だ。
まあこれ以上俺が語るのも無粋だろう。読め。
1巻だと中盤までひょっとしてちょっとダルいと思うかもしれないが、長編の導入部だ。そこは我慢してくれ。
全巻読んで物足りないなーと思ったら大丈夫だ、続編がちゃんと用意されている。
楊令伝を読んだお前は聞煥章最低だなと思いつつ勃起せずにはいられないだろう。
オッサンになった呼延灼に悲哀を感じ、そして勇気づけられずにはいられないだろう。
それでも満足できなければ岳飛伝がお前を待っている。