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2023-04-27

差別人権侵害はやっている当人は「正当」だと思っている説(水ダウ風に)

https://anond.hatelabo.jp/20230427000424

これを見て思ったのは、差別かいじめのような人権侵害行為ってやっている人はそれが正当な行為だと思っているということなんですよね。

どこぞのハカイダー(95年版)のように「貴様正義なら俺は悪だ!」という認識いじめ人権侵害)やっている人なんてほとんどいないと思います

これは他の差別女性差別)とかでも軒並み同じです。

例えば今も差別扇動を続けている暇アノンの連中も「俺たちは身の程知らずの女性にこの世の摂理を叩きこむ」みたいな虚妄を信じ込んで仁藤さんなどへの人権侵害を続けていますし。

アノン自身女性差別を「正当」だと思っているのは火を見るよりも明らかです。

 

それにいじめとか人権侵害理由などというのも理屈と膏薬は云々でしかないんです。

仮に元増田バッシングしている「被害者」の人格が変わり聖人君子になったとしても、多分増田の娘とかは新たな理屈をつけていじめを続けると思います

特に学校教室人間関係というのは一度固定化されるとそれが覆ることはないですし。

 

身もふたもないことを言うと、どんな理屈があれ集団相手を痛めつけた時点でもう言い逃れができないレベルでアウトです。

世の中には自分とは全く合わない人も大勢ますが、そういう人と時には自制とかもしながらなんとか落としどころを探ることが必要ですな。

まあすべての人がそういう処世術を身につけるようにするような方法を体系化して、それを教育現場提示するのが必要だと思います

本当は「クラス制度解体」が一番いいのは論を俟たないですけども(内藤朝雄氏か荻上チキ氏のどっちかが指摘していた)。

2022-05-19

anond:20220519185452

かに不合理だよね

盲目ファン逆恨みもいるだろうけど、Aのイメージ低下も気にせず喚いてるような奴の心理状態最近話題になってたこれに近いと思ってる

悪い意味共感性と仲間意識が強いというか、 トレパク疑惑を突っ撥ねられたのを自分が反撃されたように思い込んでるんじゃないか

閉鎖的な集団で起こりがちなやつ

 

被害者が、いじめられるのを拒否すると、多くの場合加害者のほうが、このような「態度をとられた」ことに、独特の被害感覚屈辱感、そして激しい憤怒を感じる。そして、全能の自己になるはずの世界を壊された「被害」に対して、復讐をはじめる」

内藤朝雄いじめ構造講談社現代新書、P79)

2022-05-14

anond:20220514141818

https://twitter.com/honnoinosisi555/status/1525035509642211328

被害者が、いじめられるのを拒否すると、多くの場合加害者のほうが、このような「態度をとられた」ことに、独特の被害感覚屈辱感、そして激しい憤怒を感じる。そして、全能の自己になるはずの世界を壊された「被害」に対して、復讐をはじめる」(内藤朝雄いじめ構造講談社現代新書、P79)

女性に「キモい」と拒絶された弱者男性は何故いっそう女性に執着するようになるのか?その答えは「弱者男性自分被害者だと思っている」からだった。

被害者が、いじめられるのを拒否すると、多くの場合加害者のほうが、このような「態度をとられた」ことに、独特の被害感覚屈辱感、そして激しい憤怒を感じる。そして、全能の自己になるはずの世界を壊された「被害」に対して、復讐をはじめる」(内藤朝雄いじめ構造講談社現代新書、P79)



弱者男性につきまとわれ(加害)た女性防衛のために「キモい」という言葉弱者男性の拒絶を試みるが、弱者男性はそれを「被害」だと思っているんだな。

そもそも弱者男性女性に付きまとうこと自体が加害であり虐めだという一般常識が全くなく、「自分はいきなり女性キモいと言われた被害者だ」という認知の歪みがある。

弱者男性存在自体害悪という根拠がまた一つ。

2021-02-26

anond:20210225124344

t-tanakaです。気がつくのが遅れました。

別人が答えてくれたのを私の返事として反論されているようなので。私も書いておきます

文部省定義は確かにそうかもしれませんが,いじめ本質集団行動であり,単なる犯罪行為集団理論肯定される状況である,というのは多くの教育学者や社会学者が指摘しています。たとえば,内藤朝雄著「いじめ構造―なぜ人が怪物になるのか」とかがわかりやすい本なので,このへんに興味があるかたはおすすめです。

これが事実であることは,多くのイジメ被害者体験談を聞いていただければわかると思いますいじめられていることそのものよりも,誰も助けてくれなかった,特に先生が助けてくれなかったことに傷ついた,というのを多くの人から聞けると思います

2013-05-19

@naitoasao

内藤朝雄

@naitoasao

社会学者

こういうチンピラたちの酷い振る舞いを、裏で繋がっている、あるいは腹の中では同じことを思っている自民右翼派の票を減らすことに結びつけるのです。すごいヘイトスピーチをしているネット右翼にも自民サポーター多いですよ。

2012-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20120723210710

いじめ」を犯罪と呼び直したとところで何がかわるのか。

逆に犯罪行為いじめと称する事で、行為の悪質性が隠蔽されているだろ。そんな事も分からないのかバカ。

仮に呼び直したとして、では、犯罪でない「いじめ」は許されるのか。

許される訳がないだろう。犯罪いじめは許す許さないで対偶関係な訳がないだろ。

「今回のような『いじめ』は犯罪」という主張は、より軽度ないじめは許されるという点が内在していることを指摘しておきたい。

悪質な犯罪いじめの2つがあればそれは両方とも許されない行為。それだけだ。何が指摘しておきたい(キリッだ。

バカならバカなりに内藤朝雄とかの本を読むとか真面目にやれ。

2009-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20090614125556

それが本当に非難に値する暴力ばかりだったかと言われると、果たしてそうだろうか。

元増田が言ってるのは、ある種の社会規範から逸脱した人間を制裁して善導してやってるんだ、というのがしばしば「いじめっ子」が自己正当化を図るときのロジックだという話だよね。

その手の話は、内藤朝雄の近著「いじめ構造」(講談社現代新書)とかに詳しいから、一度読んでみると良いよ。

2008-12-23

ロリコンセクシュアリティとしての特殊性と、その措置の妥当性

http://anond.hatelabo.jp/20081223010218

まとめると、前提として、「幼児性愛者と、幼児性愛行為による加害者は全く別物」というごく当然の常識を置いた上で、

a.合意形成した場合の、合意主体間の非対称性の問題と、

b.一般的な規範システムとの齟齬:「法律上」「社会通念上」

c.他のセクシュアリティよりも、性犯罪に至る実質的な危険性が高い

の問題の3つの要因から、ロリコンは他のセクシュアリティとは区別されるべきである。という話な。

[a].合意主体間の非対称性の問題について:非対称性があるというのはホントか。

性行為そのものに同性愛全般や、異性愛全般よりも、当事者間に非対称性が発生する可能性が高く、それが問題となりうる可能性が高い、というのはその通りだと思う。

ただまあ、ロリコン一般ってもけっこう含意がひろいからある程度、グラデーションなのよね、そこは。

性行為については「被害者」「加害者」のくっきりとした色分けが難しい場合があるからなぁ

a1.相手が性行為について十分な知識と判断能力を持ち、かつ行為を行った相手に対して一定以上の性的欲望を抱いていており、合意した子の場合。(これはOKではないか、と)

a2.相手が性行為について十分な知識と判断能力を持つが、行為を行った相手に対して合意をしていない相手の場合。(これは大人のレイプと同じ扱い)

a3.相手が性行為がどういうことであるのか、理解が中途半端な場合。(いちばん微妙

a4.相手が性行為の意味を理解していない場合。ただし、被性行為に対して被害者感情を抱かず、実質的な被害(妊娠など)がまったく起こらない子の場合。(これも扱いが微妙

a5.相手が性行為の意味を理解しておらず、かつ、被性行為に対して被害者感情を抱く、あるいは実質的な被害(妊娠など)が起こる子の場合(これはわかりやすくアウト)

現行の社会通念や、法律との衝突さえなければ、「a1」に関してはOKだと思うけどね。

a3」「a4」はめんどくさいけど、まあ、グレーだから、黒ということにしたほうがラクなので、1と2の間で、白と黒の境界線を引くのがいいかなぁ。

[b].合意形成の非対称性を認定する規範システムについて:法秩序に反するとまずい、という説明はどこまで妥当か

「現行の法秩序に反する」からダメ、という議論については以下のような反論がありうる。

「現行の社会通念にはまったく反しない(むしろ推奨される)が、現行の法秩序には残念ながら反する」行為があった場合、それは法秩序のほうの変更が要請されると思われ。「法的にまずいから、まずいんだ」式の議論は、個人の利得を考えた上での行動基準としては妥当だと思う。だが、一般論としてそれを言ってしまうと、いかなる悪法もそれが法である以上、それに背く全ての議論がだめだと言うことになってしまうのできまずい。よって、「法に反するから」はそれ単体では責めを追うべき十分な理由とは言えない。

同様に「社会通念に反する」からダメという議論については以下のような反論がありうる。

現行の社会通念に反するとしても、様々なことを鑑みると、社会通念からするとよくないことになってしまうが、社会通念から外れた考え方をしたほうが、意外とみんながみんな幸せになれる解決法に近いもの、というのがある。よって、社会通念に反するから、ということだけでは十分な理由とは言えない。

ただ、もちろん。「十分な理由」ではないだけで、「一定程度、説得的な理由」だとは認められるべきではある。考慮されるべき指摘ではあるが、それで議論をすべて終了させてしまえるほどに強い理由ではない。

まあ、そのことを確認した上で

 [a]で確認したグラデーションは、どうやって認定するのか、という問題がある。たとえば、

b1.年齢

b2自己申告

b3.周囲の大人10名程度

b4.性知識にかんする常識チェックテスト

b5.精神科医等によるチェックシステム

b6.一般的な知能検定

 などが考えられる。いずれか一つかの認定基準だけでは、不完全だと考えられる場合が多い。

 (例えば、IQ160で性知識豊富な15歳の女の子が、1年以上悩む期間を与えられた上、あきらかな自発的合意の上で行為に至ったと認められる場合に、子の親が被害届けを出したとき)

 現行は、「1:年齢」の基準が適用されているが、

 あたりまえだが、年齢という基準だけでは、「a1」「a2」に類する事例も含んでしまうので、現在の法システムはかなり不完全ではある。なので、「ほんとにまずいロリコン」と「別に実質的にたいして問題がないと考えられるロリコン」とがかなりおおざっぱに放り込まれている。よって、「ロリコンは悪いのか」といったとき「ロリコン全般」の問題が迷路に迷い込んでしまう。「現行の法的基準上、問題になってしまう」ということではおそらく、議論が難しい。

c.ロリコンが他のセクシュアリティの持ち主よりも、強硬手段に及ぶ可能性は本当に高いのか

 わからん。

c1. じゅうぶんに妥当と認められる程度において小児への性的犯罪」を犯した者の人数 ÷ 一定の小児性愛志向を有する者の全て

c2.じゅうぶんに妥当と認められる程度において同性愛への性的犯罪」を犯した者の人数 ÷ 一定の同性愛志向を有する者の全て

c3.じゅうぶんに妥当と認められる程度において異性愛への性的犯罪」を犯した者の人数 ÷ 一定の異性愛志向を有する者の全て

c4.じゅうぶんに妥当と認められる程度において両性愛への性的犯罪」を犯した者の人数 ÷ 一定の両性愛志向を有する者の全て

c5....じゅうぶんに妥当と認められる程度においてその他の性的犯罪」を犯した者の人数 ÷ 一定のその他の性的志向を有する者の全て

 の割合を比べた場合に、c1が、c2,c3,c4,c5...と比べて有意に高いと言えるのかどうかを調査した研究があればそれに従う。

 しかし、グーグルスカラーでさらっと論文検索してみても、この問題をきちんと正面から調べてるっぽい研究みつからず。

 確かに、理屈的に言えば、13歳以下のロリコンの人とかは、13歳以下と行為に直接に及ぶというのが最大の性欲求達成行動にはなる。

 しかし、チャイルドポルノロリコン向けエロマンガ等による代理的機能がどの程度でかいかも、わからず。結論:わからない。

 よって、たぶん、現在までのところ、「ロリコンが異常で犯罪に及ぶ率が明らかに高いセクシュアリティである」は出ていないと思われる。

 あるいは、たとえ、ロリコンが他のセクシュアリティよりも、多少危険だったとしても、

 「酔っぱらって、レイプしちゃうオヤジ」とかの危険率を上回るかどうかとかいう議論に応じて、議論にはかなりグラデーションが出るはず。

ということで全体の結論:

 改めて議論をまとめると次のようになる、

1.深刻な小児性愛者の一部が、他のセクシュアリティの持ち主よりも、当事者の合意を得ない性行為を行ってしまう可能性はある。だが、そうでない可能性ももちろんある。

2.現在小児性愛犯罪を認定する法的基準がじゅうぶんに妥当であるとは言えない可能性がある。

3.小児性愛者は、他のセクシュアリティの持ち主よりも危険であると推測される理由は存在するが、実証的に示しうる根拠はない。

 つまり、

 小児性愛者が、他のセクシュアリティの持ち主よりも危険である可能性はありうる。

 だが、ほんとうに危険かどうかはさっぱりわからないので、それは可能性の議論にすぎない。

 小児性愛者を犯罪予備軍として扱うのに十分妥当と言いうるだけの根拠はない。

 よって、

 小児性愛者を犯罪予備軍として扱うのは早計であるばかりでなく、セクシュアルマイノリティへの妥当ではない社会的差別や抑圧として働く可能性がある。

 少なくとも現時点では、小児性愛者全般を、深刻な犯罪を犯す可能性が高い人々だと考えるのは積極的には認められるべきではない。

補:新たな論点・性犯罪から子供を守ろう運動の妥当性

 はあると思う。

 ロリコンの人全体が非難されるべきではないけれども、

1.レイプセクハラが防止されるべきなのと同じ理由で、その運動は妥当な運動である

2.しかも、レイプセクハラよりも、被害を受ける側がより一方的に無力な被害者となりうる可能性は高い。

 なので、レイプセクハラよりも重点的に行われるに足る理由がある

 しかし、

3.子供性犯罪から守る運動が、小児性愛者を抑圧する形で展開された場合、それは過剰な社会的差別や抑圧として働く可能性がある。

 子供性犯罪から守る運動が、小児性愛者への攻撃として行われているのはなんともなぁ。

補2:

この記事では、ロリコンペドフィリア小児性愛者といった用語をあまり厳密に区分して使っていません。すみません。

補3:

fromはてブ

「家庭内DVみたいなものとして、ロリコンが問題になりやすい」点も要考慮とのことです。

これは、統計とかで出してくるのが難しいからなぁ…

被害者がだまってしまうだろうし。でも、たいへん重要な指摘。

 ただ、これも「ロリコンセクシュアリティとして禁止すること」によって積極的に解決ができるタイプの問題というよりは、「非公共圏(親密圏)における暴力の解決」という枠組みで処理したほうがいいように思われる。セクシュアリティそのものを抑圧しても、問題が目に見えなくなるだけで被害は増えると思うので。

 非公共的な空間における暴力発生メカニズムについては、最近まで積ん読して放置しておいた内藤朝雄の『いじめ社会理論:その生態学的秩序の生成と解体』は評判通りけっこうおもしろかった。でも、どういった介入が効果的か云々って話はむずかしいよなぁ。そこから先は専門家の領域になるんだろうなあ。ただ、「専門家」においても、ロリコンを、セクシュアルマイノリティとして認めるよりも先に、「犯罪者予備軍」的な先入観から入る人が多いから、なんかあんま会話にならない場合とか多いよね。この領域こそ、まさしくフーコー的な話の出番っつーか、いや、まあ専門でやってる人たちはおそらくそこのディスコミュニケーション状況とかにとっくにげんなりしたままはや数年とかっていうような世界なのだろうけれど。漏れも、知り合いの福祉関係仕事やってる人にロリコン擁護的と受け取られる発言するたびに、白い目で見られるものなぁ。

 あと、人に教えてもらったがこのページも問題提起的ですた

 http://www7.plala.or.jp/vitamin/p/sub01.htm (昔懐かしの、トップページでいきなり音楽がながれるページなので要注意)

補4

→続き的なエントリを書いたよ。

ロリコン」の論点整理2

http://anond.hatelabo.jp/20081224223749

2007-10-02

Re: http://anond.hatelabo.jp/20071002000654

と考えたときに、その国や地域の現時点での政治体制から見て左と右が決まることになるからでしょう。例えば社会主義の国で資本主義を標榜すれば、現体制から革新しようという態度ですから、それは左翼に位置づけられます。

さらに日本左翼右翼については、内藤朝雄が次のように述べています。

右派左派も、自分がコミットすると称するコア価値(たとえば人権)によって個々のトピックに賛成したり反対したりしているのではない。そうではなくて、右派左派の線引きの後に所属の論理によって「どういう信念を持つか。どういう論理採用するか」の内容が決まってくる。だから日ごろ人権が大嫌いなはずの右派が、北朝鮮政府加害者とする被害者人権擁護を担当し、「人権派」を称する左派が無視し続ける、といった不思議なことも起こる。

いじめと現代社会――「暴力と憎悪」から「自由ときずな」へ――

ということで、「????主義ならば右翼」「????主義ならば左翼」という区別が事前に存在するのではなく、何らかの問題に対して、右翼集団がとるような対応をとれば右翼左翼集団がとるような対応をとれば左翼、ということになります(なんとも歯切れの悪い)

2006-12-20

本を連続して読んだときの相乗効果を考える

城繁幸「若者はなぜ3年で辞めるのか?」+本田由紀内藤朝雄後藤和智「「ニート」って言うな!」

効果:マスコミや、特に年配者に対する不信感や敵意、および社会体制や自身の現状に対する絶望の大幅な増幅

 
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