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2014-01-12

学会誌の表紙がアニメ調?な女性ロボットだったせいで話題になった。

乱暴に要約しちゃえば、このデザインパブリックな刊行物の表紙にはふさわしくない! これにGOを出した編集委員無知すぎる、ということっぽいのだが、さて、お話はその問題提起の是非でも問題そのものでもなく、どうして、そういわれるとイラッとくるのか、ということだ。

ぶっちゃけったところ問題提起自体は、ああ、そうかもしれんね、と簡単に流せるようなもののはずだ。

「こども」の表記を「子供」とするか「子ども」とするかの違いみたいにジェンダーに関心がなければ、どうでもいいレベルの話のはず。でも、現実にはジェンダーに関心がなくても熱くなったひとがいるように見えた。いやいや、その女性ロボット女性蔑視とか短絡的すぎじゃね? みたいな反抗を生んだ。

この反抗したくなるイラつきの原因は、適当に歩いていたらいきなり「お前、馬鹿じゃね?」と言われたようなものからだと思う。

問題提起から当たり前なのだけれど、提起されるまでそこに問題は存在しなかった。だれもそれが問題だとは考えていなかったし、それを取りあげて問題にするとも思えなかった。だけれども、指摘は黒船のように唐突にあらわれて、鼻息あらく問題だ! と指摘された。キーワードは「海外」だ。海外では、学会誌でこういうイラストが起用された非難されるという指摘。もうね、それはどうしようもない言われ方だ。なぜなら海外ではこうなんです、と言われると、それが本当なのか嘘なのかを確かめることもできないうえに、ステロタイプみたいに海外日本より優れているという劣等感が少なからず(ガラパゴス化という言葉があるぐらい)あるものから、神経を逆なでにされる。ついカッとなって、反論したくなる。そうじゃないのだ、と。しかし、その反論はとどかない。なぜなら、問題を提起した人間も「海外」は日本より優れていると考えていて、海外を知っているという点で優越感を持っているから、ガラパゴス化した思考をした人間の反論は子供の戯言と流すことができる。

かくして、両者は平行線をたどり、指摘された側はうちにイライラを溜めていくのだ。

指摘した側はこれだから日本人は……と肩をすくめて、指摘された側はその指摘が理解できないんだけれど、とイラつく。


じゃあ、どうすればいいん? となると難しい。

ただ、「海外」が優れているという視点に立っての問題提起は、おそらく問題提起になっていない。問題を突きつけられた側は、その「海外」を知らないから問題を理解できない。歩みよりが必要なのだけれども、優れていると考えている人間は、みんなが自分と同じ過程をへて、ここに至ると考えているから歩みよってこない。手は差しのべた、あとは掴めばいいとか考えている。

伸ばした先には誰もいないのに。

2013-12-27

http://anond.hatelabo.jp/20131227174727

横だけど、これに関しては学会誌から購買意欲とか全く関係ないと思う。どちらかと言うと学会作成側の趣味の問題。

(基本的に他の学会誌なんかでも表紙は編集委員趣味みたいなものだし)

2013-09-13

どうする原発汚染水問題

拙者匿名の卑怯者なれば増田にて。

「どうする原発汚染水問題」なるtogetterまとめ(http://togetter.com/li/563302)を読んだ。

二点指摘したい。

から再生可能エネルギーに国力を傾けるべし。

朝日新聞編集委員といえば、日本語プロのはずだが、理系のおれでさえこ言葉かいおかしいと思う。

まあ、意味はわかる。しかし、「傾く」というのは漢詩の「一顧傾人城 再顧傾人国」で使われるように低下するというニュアンスを含む言葉である。こういう不適切単語を選択してしまセンスというのはどうなの。「再生可能エネルギーの開発に注力すべし」でいいだろこんなの。

そしてもう一つだが、このまとめは「どうする」と言っておいて現状を記述するだけで終わっている。どうするかは自分で考えてくださいね、とでも言うのか。むろんこれは朝日新聞のいつもの手口であるが、責任あるエネルギー政策などと書きながら自分無責任まりない。いかにも野次馬根性、騒げればいいという下劣な品性が丸見えである

断っておくが品性下劣なのを非難しているのではない。おれだって品性下劣だから増田に書いているのだ。だが、己が品性下劣を恥じる気持ちはないのか(おれにはある。恥ずかしくて匿名アカウントですら書けないか増田に書いているのだ)。

ようするに、@Nao_Maeda_Asahiは一体何をやりたいのか。実名肩書き丸出しでアカウント名にも_Asahiと入れるアピールっぷりでありながら、「投稿は個人の考え」と予防線を張った上で、内容は毒にも薬にもならない、知ってました、としかコメントしようのない情報の羅列。

投稿は個人の考えだというならもっと踏み込めよ。「再生可能エネルギーに国力を傾けるべし」って、小学校の学級会じゃあるまいし、今さらそんなスローガンを書いて何したいの。消費税増税して全部ぶち込め、とか毎年国債1兆円ずつ積み増して充当しろ、とかもうちょっと何か書くことあるだろ。まあ、サンシャイン計画の惨状を考えると注入した資金に対して充分なリターンが得られるとは考えにくい、というかこれ以上資金を増やしてもまったくのムダ使いだと思うが。

新聞記事が、ある程度どっちつかずの記述になってしまうのは仕方がない。だが新聞記者が個人の責任の上で書きたいことを書いたときに、その内容が「どうすればいいのかみんなで考えましょう」というのはお粗末すぎる。そんな情報、発信する意味あると思ってんのか。セルフまとめしてるんだからあると思ってるんだろうな。おれ今いいこと呟いちゃった!もったいないからまとめようそうしよう!みたいな考えなのか。

増田ではよく「意識が高い(笑)」みたいなことが言われるが、この朝日新聞記者はいくらなんでも意識が低すぎることであるなあ、と思う秋の夜であった。詠嘆。

2009-12-14

http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/tohonseiso/news/20091212org00m020005000c.html

鳩山政権は緩やかな崩落過程に 統治能力が疑われる普天間問題(1/2ページ)

 ◇古賀攻(こが・こう=毎日新聞政治編集委員

 国民に「格差の是正」を訴えてきた「友愛」の騎士が、実母からの湯水のごとき資金提供に「驚いている」と他人事のようにのたまうのは笑止千万、滑稽そのものだ。

 華麗なる閨閥がもたらした巨万の富に支えられながら、カネの出所に無頓着でいられる人物の存在を、格差と呼ばずして何と呼ぶのか。

 世間には「汚いカネに手を出したわけではないから」との同情論もある。しかし、国民政党に年間300億円超もの税金政党交付金)を出しているのは、政治資金の透明化と引き換えであったことを忘れてはならない。カネの清濁にかかわらず、政治資金規正法精神を理解できないのなら民主党は即刻、交付金を国庫に返納すべきである。

 ◇オバマにすれば「鳩山が嘘をついた」

 100日間のハネムーン期限を待たずして空気は一変した。鳩山由紀夫政権は、国民官僚叩きの快感を味わわせた「事業仕分け劇場」の終了(11月末)をもって、緩やかな崩落過程に入ったと見るべきだろう。

 政治資金スキャンダルだけではない。景気の2番底が迫るなかでの予算編成や、2010年1月からの通常国会を通じて、政権へのストレスは格段に高まる。その圧迫に耐え得るだけの知力も体力も決定的に不足していると思われるからだ。

 とりわけ鳩山政権の統治能力不足を見せつけたのが、沖縄県宜野湾市の中心部を占拠する米軍普天間飛行場の移設案件だった。

 鳩山首相は「時間をかければかけるほど解決が難しくなる」と自ら表明しておきながら、党首選を目前に控えた福島瑞穂社民党党首が「重大な決意」を振りかざすと、慌てふためいて「越年決着」へと舵を切った。そして今さらのように「名護市辺野古以外の候補地はないのか」と、岡田克也外相や北沢俊美防衛相に対案の検討を指示したのである。

 社民党参院にわずか5議席しかない少数党だ。しかし、この5議席なくして民主党参院で過半数を確保できない。同じく参院議席国民新党も発言権確保を狙って社民党同調したため、首相は連立維持を最優先して米国を裏切った。

 調整に翻弄された外務官僚が事態の深刻さをこう解説する。

オバマ大統領にすれば『鳩山が嘘をついた』ということになる。首相は『私を信用してほしい』と伝えたのだから、大統領との阿吽の呼吸を破ったのは確かだ。米国は表立って厳しいことは言わないだろうが、首脳同士の信頼関係はなくなった。これから日本外交の多方面に影響が出てくるのは避けられない」

 社民党の党首選がこの時期に予定され、党内の沖縄県選出議員から突き上げが強まるのは初めから分かっていたことだ。しかも、鳩山首相は12月上旬辺野古への移設方針を正式に表明しようとしていたとの有力情報もある。ならば、綿密な根回しに動くのがプロというものだ。

 ところが、結果として判明したのは平野博文官房長官をはじめ首相周辺の誰1人として汚れ役を担い、必要な合意形成に努める「アヒルの水かき」をやっていなかったという事実だ。小沢一郎民主党幹事長も、突き放したように静観を決め込んだ。

毎日新聞からも正論吐かれて見放され始めてやんの…。

2009-12-13

日高義樹ワシントンリポート091213

BSジャパン19日土曜日16:00)

日米関係基地問題では揺るがない~全米商工会議所ドナヒュー会長ほか

番組内容

第1部「普天間は政治問題に過ぎない」・第2部「景気に二番底危険がある」・第3部「オバマ労働組合政権保護貿易に向かう」・第4部「日米関係アメリカ外交の基本だ」・第5部「オバマ大統領は敵よりも味方を困らせる」

出演者

司会者日高義樹ゲスト】全米商工会議所会長トム・ドナヒュー、ブルンバーグ放送ワシントン総局長アル・ハント、「ナショナルレビューワシントン編集長ケイト・オバーン、ブルンバーグニュース編集委員マーガレットカールソン

番組概要

鳩山政権の登場で沖縄普天間基地問題が紛糾している。アメリカの代表的な新聞ニューヨーク・タイムズ』が、日米関係第二次大戦後、最悪になっていると伝え、アメリカの軍事専門家鳩山政権を攻撃している。いま日米関係全体がどうなっているのか、アメリカ経済界指導者、全米商工会議所のトム・ドナヒュー会長に聞くとともに、ワシントンのトップジャーナリスト達と話し合う。

2009-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20090912152651

レスありがとう。偉そうな言い方で悪いけど、元増田がえらく落ち着いていて、冷静に受け止めていて、そして謙虚であることに脱帽しています。私がオススメ、といいますか、私が実際に読んで役に立った本は、下記の3冊です。定番なので、すでに読まれているかもしれません。

そだちの科学

発達障害子どもたち / 杉山登志郎 (講談社現代新書)

http://detail.booklog.jp/asin/4062800403

発達障害かもしれない 見た目は普通の、ちょっと変わった子 / 磯部 潮 (光文社新書)

http://detail.booklog.jp/asin/4334033016

大人のアスペルガー症候群 (こころライブラリー イラスト版)

http://detail.booklog.jp/asin/4062789566

そだちの科学(や、こころ科学)は、確かにそういうことを特集記事で組んでいますね。1冊1冊が高いのと、扱っている書店が少ないので立ち読みしにくい、などのバリアはありますが。アスペルガー特集号は読んだことがありません(手元にあるのは自閉症特集)。

そだちの科学編集委員にも杉山先生が入っていますが、なんだかんだで杉山先生磯部先生の著書に行き着くと思います。

2009-06-20

差別発言はあったのか、なかったのか

政治コラム 政態拝見   編集委員 坪井ゆつる

麻生首相 差別発言はあったのか、なかったのか

 なんとも気になる本が、先週から書店に並んでいる。元官房長官野中広務氏と人材育成コンサルタント辛淑玉さんの対談集「差別日本人」(角川書店)だ。そのなかで、野中氏はみずから被差別部落出身であると語ったうえで、麻生首相の暴言を指摘している。

 「野中やらAやらBは部落人間だ。だからあんなのが総理になってどうするんだい。ワッバッハッハ」と、麻生氏が言ったというのだ。

 現場は8年前、01年3月12日麻生氏の派閥の会合。次の党総裁候補に野中氏の名前もとりざたされていたころだ。

   ■

 実は、この発言は国会で真偽をただされたことがある。ジャーナリスト魚住昭氏が『野中広務 差別権力』(04年刊、講談社)で「発言内容」と、それに激怒した野中氏が後に自民党総務会で麻生氏を面罵(めんば)したことを紹介。05年2月衆院総務委員会で、民主党議員がその本を読み上げながら質問した。麻生氏は「そのような発言をしたことは全くありません」と否定した。

 録音されていない発言の有無を確かめるのは難しい。なのに、野中氏はあえて改めて世に問うた。その根拠を聞くと野中氏はこう断言した。「人づてに発言を知り、その場で聞いていた3人の国会議員から確認した」「AもBも実名だったが本では伏せた」

 真相を知りたくて、現場居合わせた約10人の議員を取材した。すると、2人が「差別発言はあった」と認めた。

 ひとりは「野中さんや別の衆院議員名前もあげて『表に出てはいけない連中が表に出て大きな顔をしている』という趣旨で、明らかな差別発言だった。その後、あの発言に野中さんが憤っていることが派閥で話題になり、『野中さんにわびを入れた方がいいのでは』と話した議員もいた」と述べた。「麻生さんが国会で否定したのなら、国会ウソをついたことにならないか」とも指摘した。

 もうひとりは「雑談の中で麻生さんは大声で話したんだ。その場のみんなが聞いたはずだ」と繰り返した。

 しかし、ほとんどの議員は否定した。「麻生さんが野中さんの総裁選出馬に否定的だった話に尾ひれがついた」という解説が多かった。

   ■

 麻生首相の村松一郎秘書官は、こう反論する。「野中さんは当時、党の幹部で麻生を呼んで確認できたはずなのに、なぜしなかったのか。確認もせずに一方的に言い募るのはひきょうだ。なかったことは立証できないから、この種の話は流された側が損をするばかりだ」

 総選挙が迫るいま、野中氏の狙いは差別問題の糾明より、政治的な麻生批判だと見ることもできよう。だが、差別発言事実なら、野中氏個人ではなく、すべての被差別部落出身の人々への言葉として許されるはずがないのも確かだ。

 総選挙が迫るいまだからこそ、真相がなんとも気になる。

朝日新聞、2009年6月20日)

2009-04-11

麻生新聞記者となれ合う事を少し学習すべき

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6713246

  • 橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
    • 解散は成立させた後と、ということで確認、理解をしてよろしいか、という事が最初の質問です。よろしくお願いします。
  • 麻生
    • 総理大臣の、ぶら下がり会見というのを、毎日やっとるんですけれども、その質問のレベルというものは、経済の話をしても、国際金融の話をしても、マクロ経済の話をしても、最初の質問は『解散はいつですか』
      (周囲から笑い声)
      このレベルですと、『まさか経験豊かな方はそんな事ないでしょうね』と言ったら、最初にそれが出ましたんで、やっぱり先輩がこれなら現役も止むを得ないかな、と思って改めて今現役の諸君に、『ああ、先輩を見習っただけなんだ』と思って、ちょいと、正直残念な気持ちをしましたけれども、今のお答えに対しては、私が昨日、ぶら下がりで答えた質問と同じ答えしか申し上げられません。

よっぽど新聞屋の顔に泥を塗るのが好きなんだろうな。こんな事を公然と同業者雁首揃った所で言われて、橋本某とやらが紙面で麻生の事を良く書くわきゃねーだろに。

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