はてなキーワード: 涼宮ハルヒの憂鬱とは
まあ、どのくらいの数のちょいケルオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「オタではまったくないんだが、しかしちょいケルの童貞臭さを肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らないちょいケルの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、アニメのことを紹介するために
見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。
(要は「the most relaxing feel」「iamge」の正反対版だな。彼女にアニメを布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うイベント、「芸能山城組ケチャまつり」「Sound Horizon Live Tour - 領土拡大遠征」などの参加は避けたい。
あと、いくらちょいケル的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。
ちょいケル好きが『JVC WORLD SOUNDS』もちょいケルだ!と言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
ちょいケル知識はいわゆる「テレビまんがから流れてくる劇伴」を除けば、菅野よう子程度は聞いている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「Enya以前」を濃縮しきっていて、「Enya以後」を決定づけたという点では
ただ、ここで「Enyaの姉がClannadというアイリッシュ・トラッドグループに参加して……」と言ってしまうと、「エロゲーオタ超キモイ!」と彼女との関係が崩れるかも。
この多重録音過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の癒しポイントを彼女に
伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力(ニューエイジ臭くなりがちなちょいケル暗黒部をできるだけスルーするという意味合いにおいて)」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなヒーリングミュージック(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「ちょいケルオタとしてはこの二つは“音楽”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のちょいケルオタが持ってる自然への憧憬と、エリック・ムーケとミシェル・サンチェーズのオタ的なサンプリングへのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもDeep Forestな
の二要素をはじめとして、オタ好きのする要素を音楽にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「Hallucinogenだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、このアルバムに収録されていた「Divine Moments Of Truth」がFlash作品となって大人気になったこと、
アメリカなら亜流が大量に発生して、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、
ちょいケル界隈でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱりちょいケルはアニメによく収録されているよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「地球少女アルジュナ」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける原の思いが好きだから。
ガムラン使いてーと言ってAKIRAで先につかわれくそー!と思ってもアルバムに収録されている「逃走」で使っちゃうっていう所が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
クゥの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが
宮崎アニメの久石譲だったらきっちり自分の音楽の枠内にしあげてしまうだろうとも思う。
なのに、若草恵に頭下げて東南アジアの楽器を取り入れた劇伴を作らせてしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ原がそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今のちょいケル若年層で生のそのままのブルガリアン・ヴォイスを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
菅野よう子よりも前の段階で、ちょいケルの哲学とか女性ヴォイス技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品が民俗音楽として大昔にかかっていたんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくちょいケル好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる「Zone of the Enders Beyond the Bounds - Theme from Anubis」でしかブルガリアン・ヴォイスを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
KOKIAの「声」あるいは「歌詞づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない祭を毎日生きる」的な感覚がちょいケルオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそテイルズ オブ イノセンスの主題歌はKOKIAや姫神以外ではあり得なかったとも思う。
「祝祭化した日常を生きる」というちょいケルオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「ちょいケルオタの気分」の
源はKOKIAなどの女性ヴォイスにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。彼女がカネダーテツオーと騒ぎ出すか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうむき出しのエスニックミュージックをこういうかたちでアニメ劇伴音楽化して、それが非オタに受け入れられるか
ナカマーハシルーを誘発するか、というのを見てみたい。
サンホラとかルルティアくせーハルヒのキャラソンとかあればゲラゲラ笑いながら聞きてーなぁ。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本より
まあ、どのくらいの数の白泉男子がそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない少女マンガの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、花とゆめコミックスのことを紹介するために
見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に少女マンガを布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う40巻、80巻越えのマンガは避けたい。
できれば文庫版10巻、長くても単行本20巻にとどめたい。
あと、いくら白泉社的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。
24年組好きが『綿の国星』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
少女マンガ知識はいわゆる「児童向けまんが」的なものを除けば、ちびまる子ちゃん程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ぼく地球以前」を濃縮しきっていて、「ぼく地球以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。長さも21巻だし。
ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな少女マンガ(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「白泉男子としてはこの二つは“マンガ”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種の歴史マンガオタが持ってる平安への憧憬と、氷室冴子原作のオタ的な考証へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも氷室冴子な
「童貞的なださカッコよさ」を体現する高彬
の二人をはじめとして、オタ好きのするキャラを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「あ〜るだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これが文化系サークルでは大人気になったこと、
サンデーならOVAになって、それが飯田線を舞台にしてもおかしくはなさそうなのに、
白泉社内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり少女マンガは乙女のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「桜蘭高校ホスト部」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける高屋奈月の思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも23巻、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
フルバの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが
日高万里や武藤啓だったらきっちり13巻にしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて23巻を作ってしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ高屋奈月がそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層で銀ロマ見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
笑う大天使よりも前の段階で、カーラ教授の哲学とかマンガ技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品が隔週誌でこの時代に載っていたんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく少女マンガ好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる黒歴史実写映画でしかカーラ教授を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
那州雪絵の「目」あるいは「絵づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない寮生活を毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそアニメ版『赤ちゃんと僕』最終話は修学旅行以外ではあり得なかったとも思う。
「祝祭化した日常を生きる」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の
源はグリーンウッドにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうコスプレ風味の恋愛をこういうかたちでマンガ化して、それが非オタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
ぼく地球から始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、打ち切り以降の黒歴史時代の先駆けと
なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの白泉男子は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
追記
まあ、どのくらいの数の非モテがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「モテではまったくないんだが、しかし自分の説教癖を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないモテの世界とはとはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、モテの都合のいい妄想の中に出てきそうな非モテに、モテのことを紹介するために見せるべき10原則を選んでみたいのだけれど。(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。非モテにモテを布教するのではなく 相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「説教」なので、知性的に過大な負担を伴う論理性・普遍性を求められる文章は避けたい。できれば一方的罵倒、長くても勝手に勝利宣言をして去っていくレベルにとどめたい。
あと、いくら罵倒的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。モテが『要は勇気が無いんでしょ?』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
非モテの設定は
モテ知識はいわゆる「オタクファッションガイド」的なものを除けば、花とみつばち程度は見ている
サブカル度も低いが、頭もけっこう悪い
という条件で。
■■■1.まずインターネットするな。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「そもそもそれを言うのかよ」を濃縮しきっていて、
「それを言ったらお前もダメじゃねえか」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。罵倒としても手頃だし。
ただ、ここでモテトーク全開にしてしまうと、非モテとの関係が崩れるかも。
この上から目線過多な罵倒について、どれだけさらりと、嫌味にとらず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を
非モテが受け止められるかということは、非モテ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
■■■2.ゆっくりしゃべれ。目を見てしゃべろ。
アレって典型的な「モテが考える一般的なモテるための条件(そうモテが思い込んでいるだけ。実際は全然関係ない)」のイメージそのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを非モテにぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。「モテとしてはこれぐらいは“人間”として当然と思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
■■■3.運よく女性とお知り合いになれたら、メールするな。わかったか。とりあえず電話しろ。電話して直接コミュニケーションをしろ。
ある種の懐古的モテが持ってるメールへの嫌悪と、俺監修のモテ的な電話へのこだわりを非モテに紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもリア充的な
「モテ的に美しい展開」を体現する行動力
の二つをはじめとして、モテが好む方法論を世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
■■■4.自分のことを話すな
たぶんこれを見た非モテは「彼女を作らない奴には価値が無いんですね、わかります」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。この系譜の理論が最近知られていないこと、これがリア充には大人気になったこと、世間なら実写テレビドラマになって、その理屈が非モテに内面化されてもおかしくはなさそうなのに、非モテ達の中でこういうのが理解されないこと、なんかを非モテと話してみたいかな、という妄想的願望。
■■■5.奇跡的にデートに誘えたら、最初の段階で 私はあなたに興味がありますと宣言しろ。
「やっぱりデートは徒労のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「ミジンコ以下だな、お前」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この理論にかける俺の思いが好きだから。断腸の思いで譲りに譲ってそれでも命令口調、っていう表現が、どうしても俺の口をついてしまうのは、その「デート」ということへの諦めやすさがいかにも非モテ的だなあと思えてしまうから。
俺の口調を俺自身は上から目線とは思わないし、もう譲れないだろうとは思うけれど、一方でこれが並みの増田やはてなーだったらきっちり「そういう生き方もあるよね」にしてしまうだろうとも思う。なのに、各所に腹立てて迷惑かけて増田でエントリを作ってしまう、というあたり、どうしても「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないモテ」としては、たとえ俺がそういうキャラでなかったとしても、優越感を禁じ得ない。説教自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
■■■6.彼女は君の事をどう思っているのか?
今の非モテ層で彼女作ったことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。セックスよりも前の段階で、俺の哲学とかモテ技法とかはこの発言で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの作品が匿名ダイアリーでこの時代にかかっていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに思索してなくとも、なんとなく女好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆるオタク御用達アニメでしか彼女を知らないミジンコどもには見せてあげたいなと思う。
■■■7.可愛い子がいないんです。
非モテの「は?」あるいは「ふざけんな」をモテとして直したい、というお節介焼きから罵る、ということではなくて。「終わらない独身を毎日生きる」的な感覚が非モテには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそ増田版『非モテ話』最終話は俺の説教以外ではあり得なかったとも思う。「祝祭化した日常を生きる」というモテの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「モテの気分」の源は俺の理論にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
■■■まとめ■■■
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうカンチガイ系中年親父風味の説教をこういうかたちで増田化して、それが非モテに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
8つ目まではあっさり決まったんだけど9-10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
説教から始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、YouTube以降のアニメ時代の先駆けと
なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい9-10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
インスパイヤ元 - アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本
まあ、どのくらいの数のアートアニメオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「アートアニメオタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないアートアニメの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、アートアニメのことを紹介するために見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にアートアニメを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うような2時間アニメは避けたい。
できれば15分、長くても1時間にとどめたい。あと、いくらアートアニメ的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。映画好きが『くもとちゅうりっぷ(1939年)』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
アートアニメ知識はいわゆる「テレビまんが」的なものを除けば、ジブリ劇場用アニメ程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ハリーハウゼン以前」を濃縮しきっていて、「ハリーハウゼン以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。長さもちょうど良いし。
ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなアニメ(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。「アートアニメオタとしてはこの二つは“映画”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のSFアニメオタが持ってる宇宙への憧憬と、JAXA監修のオタ的な考証へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもメリエスな
の彼らをはじめとして、オタ好きのするキャラを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「椅子のデザイナーだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これがアメリカでは大人気になったこと、アメリカならCGになって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱりアニメは子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「話の話」、「頭山」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるバルタの思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも55分、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
笛吹き男の長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれがトルンカやゼマンだったらきっちり20分にしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて55分を作ってしまう、というあたり、どうしても「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえバルタがそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層でマッケイ見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
昭和よりも前の大正時代の段階で、ジャーナリズムの哲学とかアニメ技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの作品が1枚1枚 紙で描かれて作られていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくアートアニメ好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆるセルとかCGで作られたアニメしか知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
ヤンの「目」あるいは「絵づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない罠を毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそ『死刑執行中脱獄進行中』は「部屋」以外ではあり得なかったとも思う。
「何者かに仕組められた罠から逃れられない」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の源は「部屋」にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう難解小説風味の内容をこういうかたちでアニメ化して、それが非オタに受け入れられるか、気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
ハリーハウゼンから始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、YouTube以降のアニメ時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。ズビグニュー・リプチンスキの「タンゴ」が入ってないのはおかしい!とかね。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
追記
via アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本
まあ、どのくらいの数のTwitterオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らないTwitterの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、Twitterのことを紹介するために
Followすべき10ユーザを選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にTwitterを布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う挨拶botは避けたい。
あと、いくらTwitter的に基礎といってもTwitter開発者の外国人アカウントは避けたい。
アニメ好きが『秒速5センチメートル』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
Twitterはアカウントを持ってるだけ、ふぁぼったー程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ふぁぼったー」を運営してて、「ふぁぼったー以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。戦闘力も53万だし。
ただ、ここでふぁぼったーネタ全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多なふぁぼったーについて、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなTwitter-er(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「Twitterオタとしてはこの2人のユーザは“ネタ”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のロリコンが持ってる幼女への憧憬と、2次元オタ的なネタへのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも宮崎駿的な
「ちょいペドなださカッコよさ」を体現するネタ
をはじめとして、オタ好きのするロリネタを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「botだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これがアメリカでは大人気になったこと、
アメリカなら実写テレビドラマになって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、
日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱりTwitterは童貞のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「nonoriri」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、このユーザにかけるザマソニの思いが好きだから。
断腸の思いでかっこつけてもそれでも童貞くさい、っていう様が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにも童貞的だなあと思えてしまうから。
ありがみんの童貞クサさを俺自身は冗長とは思わないし、もう一生捨てられないだろうとは思うけれど、一方でこれが
なのに、発言の端々で童貞臭を漂わせてPOSTしてしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられない童貞」としては、たとえありがみんがそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。写ツの表情の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の新規ユーザ層で猫メンテ画面見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
2007年前半で、Twitterの不安定さとかはこの時期ですでに頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティのサービスがこの時代によくやっていけるな、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくTwitter好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる捕鯨画像でしかエラーを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
otsuneの「してはどうか?」あるいは「lang:ja」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらないネットを毎日見てる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそひたすら女のケツをたんぶるのはotsune以外ではあり得なかったとも思う。
「仕事中にもTwitterを見てる」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の
源はotuneにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは爆弾だよなあ。爆弾が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうdisをこういうかたちでbot化して、それが非オタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
ふぁぼったーから始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、YouTube以降のアニメ時代の先駆けと
なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたFollowingリストを作ってやる」という反応は大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
追記
私だったらハンドル選んで紹介されるより、一緒にはてダ行って「どのへんいけそう?」とか聞いて自分で選ばせてほしいな。誰選んでもバカにしないで、内容解説してくれたら彼を尊敬する
最終的に狙うのは、まさにその状態ですね。
このセレクションのキモって、「ono_matope」のところで書いているように、あくまで
「オタクが非オタのためにどこまでオタ臭を出さずにTwitterを説明できるか」
『脱オタクファッションガイド』と方向性は真逆だけど、狙っていることは同じ。
それができそうなのが私の場合この10ユーザということであって、シチュエーションとしては彼女の方が
「ちょっとTwitterのことが聞きたいんだけど、誰をFollowしたらいい」と聞いてきた場合を想定しています。
おま
そう言いたくなる気分はわかる。けど、ここで目指しているのはそこからの脱却。
可能か不可能かはこの際おく。できると思ってるから書いた。
「Twitterはアカウントを持ってるだけ、ふぁぼったー程度は見ている」元設定の無理度が一連のシリーズの中で最もクリティカルに出てきた改変だと思うwwww これありならどんな設定も通るわ!
この場合、どちらともとれるような書き方がいいのかなと思いまして。
自分が時かけ、東京ゴッドファーザーズのポジションになって笑った
全部好きなユーザからのチョイスですよー。
「実用のため」だったら『jihou』が確実に入るし、そんなリストはそもそも表に出せるものじゃないです。
arigaminがはまりすぎていて改変かどうかなんてどうでも良くなってしまった。
全くです。返す言葉もありません。
だから、捨てることなくありがみんが墓場まで童貞を持っていく結果となってしまってもいいんです。
オチは変えない方向で定着するのかw
だからハルヒじゃない10本目、いいものあったら教えてくださいと書いたわけで。
night16はどうしても「AIceとセット」になるので、先入観のないものを。
絶対箱の人が書いたろ?wと思ったら、やっぱり箱の人だった。
はてブがまさにその確認をするための作業なんですよね。
もしそこで「黙っておいた方が良い」と思いこんでもあとでしゃべっちゃたら、たぶん破局一直線だろうし。
むしろ、セルクマであることを認めてこそ、ネタが誤解されずにうまくやっていけるんじゃないかと
そういう期待はあるんですけどね。増田とは、匿名を徹底することではないと思ってます。
アホやwwwww
そいつは素敵すぎるぜベイベ。その狂気に触れ共感しつつ、あくまで正気を保ちたいぜ。
追記で全レスとか忠実すぐる
まとめエントリを作ってみました。
あわせてお読みいただければ幸いです。
まあ、どのくらいの数のアニオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らないアニメの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、アニメのことを紹介するために
見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にアニメを布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う3クール、4クールのアニメは避けたい。
あと、いくらアニメ的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。
映画好きが『カリガリ博士』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
アニメ知識はいわゆる「テレビまんが」的なものを除けば、ジブリ劇場用アニメ程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「エヴァ以前」を濃縮しきっていて、「エヴァ以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。長さも2クールだし。
ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなアニメ(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「アニオタとしてはこの二つは“映画”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のSFアニメオタが持ってる宇宙への憧憬と、JAXA監修のオタ的な考証へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも谷口悟朗な
「童貞的なださカッコよさ」を体現するハチマキ
の二人をはじめとして、オタ好きのするキャラを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「ルパンIII世だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これがアメリカでは大人気になったこと、
アメリカなら実写テレビドラマになって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、
日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱりアニメは子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「あらしのよるに」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける原の思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも2時間20分、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
クゥの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが
宮崎や富野だったらきっちり1時間40分にしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて2時間20分を作ってしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ原がそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層でコナン見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
ナウシカよりも前の段階で、宮崎の哲学とかアニメ技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品がテレビアニメでこの時代にかかっていたんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくアニメ好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆるジブリ劇場用アニメでしか宮崎を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
押井の「目」あるいは「絵づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない学校祭を毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそアニメ版『らき☆すた』最終話はビューティフルドリーマー以外ではあり得なかったとも思う。
「祝祭化した日常を生きる」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の
源はビューティフルドリーマーにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうジュベナイル小説風味の恋愛をこういうかたちでアニメ化して、それが非オタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
エヴァから始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、YouTube以降のアニメ時代の先駆けと
なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
追記
私だったらタイトル選んで紹介されるより、一緒にツタヤ行って「どのへんいけそう?」とか聞いて自分で選ばせてほしいな。
何選んでもバカにしないで、内容解説してくれたら彼を尊敬する
最終的に狙うのは、まさにその状態ですね。
このセレクションのキモって、「エヴァンゲリオン」のところで書いているように、あくまで
「オタクが非オタのためにどこまでオタ臭を出さずにアニメを説明できるか」
『脱オタクファッションガイド』と方向性は真逆だけど、狙っていることは同じ。
それができそうなのが私の場合この10本ということであって、シチュエーションとしては彼女の方が
「ちょっとアニメのことが聞きたいんだけど、何を見たらいい」と聞いてきた場合を想定しています。
そこをディープさを感じさせずに見せられなかったら、なんのためのオタクだよと。
『千年女優』は頻繁な場面転換が人を選びそうなので、それよりは正統的なカット割りのゴッドファーザーズを。
女性原作者のファンタジーアニメはいいと思うんですね。守り人は最終候補に残しましたし、『彩雲国物語』も
チャングムとの比較という点で、長くなければぜひ入れてみたかった。
(10本目から守り人を外したのは、07年テレビアニメで一番非オタにとっても見応えのあるものだと思うがゆえに、
逆にここに入れなくてもいいかなという理由で)
あえて『ハルヒ』以外は原作のないアニメを並べたんですけどね。
プラネテスも時かけも押井うる星も、オリジナルの範疇でしょう。
だからハルヒに乗り気じゃなかったのかな俺は。
連続ものについては、なにも短期集中でなくともいいと思う。
興味がなくなれば自然と見なくなるし、逆に興味が出れば自分からみたがるもんだろうし、
そこそこなら忘れないうちに続きをゆっくり見ればいいんだし。
後段については、それ故に「彼女の方から言い出した」という設定にしているというのもありますね。
彼女が積極的に興味のないものを、いかにオタ的暑苦しさ鬱陶しさを抜きにして、かつ
オタ世界の魅力をあっさりと受け入れてもらうか、そのセールストーク的コミュニケーション訓練が主眼ですから。
基本は「脱オタ」方向なんですよこれ。
これってまさにその確認をするための作業なんですよね。
もしそこで「差がない」と思いこんでしゃべったら、たぶん破局一直線だろうし。
むしろ、差があることを認めてこそ、オタと非オタが相互に肯定しあってうまくやっていけるんじゃないかと
そういう期待はあるんですけどね。脱オタとは、オタをやめることではないと思ってます。
そいつは素敵すぎるぜベイベ。その狂気に触れ共感しつつ、あくまで正気を保ちたいぜ。
そんなパーフェクトジオングみたいな珍妙な生き物居るわけ無いでしょ?
10本程度では酒に慣れる程度で酒の味が分かるようになるかというとどうか?
普通に好奇心が強いだけなんだけどな。そして染まりはしないが理解しようという気はあると。それだけの話だよ。
それに、誰も10本で酒の味をわからせようなんて言ってはいない。だから「軽く紹介」なんだし、きっかけ、入口。
『美味しんぼ』で偏食を直したカツ丼みたいなもん。あるいは今の漫画なら『神の雫』。
基本目が細くて等身が細めのアニメが中心だな。
まあ、萌えに踏み込む必要はないしね。後半はそれこそ「おめでとう」だよな。
お勧めされると逆に引く
いや、レコメンドでは全然ないのだけれど。
「オタが考える非オタのためのアニメ十選」っていう企画じゃない。
……なんでハルヒ?
カリオストロの城くらいで。
つーかムリにアニメなぞ媒介にせんでもええやん。
だからハルヒじゃない10本目、いいものあったら教えてくださいと書いたわけで。
カリ城はどうしても「ルパン」という枠があるので、先入観のないものを。
別にアニメでなくとも、漫画でもなんでもいいと思います。今回はたまたまアニメだと。
…(^ω^;) ((((((^ω^)
そう言いたくなる気分はわかる。けど、ここで目指しているのはそこからの脱却。
可能か不可能かはこの際おく。できると思ってるから書いた。
b:id:fuldagap 愚の骨頂
オタ世界的読解を捨てるわけじゃない。けれどそれは俺個人のもので、彼女にそれを知ってもらったり
まして共有してもらう必要もないだろ。
けれど、彼女がそういう俺の存在を許容してくれるなら、彼女に理解できる範囲で、俺という人間を
彼女がオタじゃあ意味がない、けれどせっかく自分と違うものの見方をしてるのに見守ってくれてるだけじゃ勿体ない。
彼女の感性を汲み取り、俺のコミュニケーション能力を向上させたい。
それくらいの貪欲さは持っていたいものだなと思ってる。
結果として彼女によって俺のコミュニケーション能力が引き上げられたらいいな、という期待を
もつくらいには貪欲でありたいなと思っている。
(tekitousphere - wideangle Weblog 2008-07-23「コミュニケーションの目的は……!」ということ。
での御指摘を受けて、改めました)
むしろそういうほうがアリかも。ありがとうございます。
あと、http://anond.hatelabo.jp/20080723070944にお返事を書きました。
http://twitter.com/wideangle/statuses/865446462
うへー……。
http://twitter.com/wideangle/statuses/865447639
結局「俺の」「能力」なのか。
お気持ちはよくわかります。私の書き方が悪かったですね。
そこで期待しているのは所詮は反射的効果に過ぎません。
そこに期待してもいいだろう、程度のもので、それを得ようという強固な目的意識まではない。
そこであえて「これってSF読みが女の子に贈ってしまう地雷なんだよね」と前置きして贈るってのは
どういうもんなんだろうなと。
そこでそういう風俗を面白がることのできる人もいるだろうけど、それがどういう面白がり方かと
考えてみると、あんまりいい結果になりませんよね。
全部好きな作品からのチョイスですよー。
「勉強のため」だったら『天使のたまご』が確実に入るし、そんなリストはそもそも表に出せるものじゃないです。
種明かし……だよね?天然で書かれたものならあまりにも狂気。ネタ文なら種明かしなしの方が完成度高い。
この場合、どちらともとれるような書き方がいいのかなと思いまして。
そりゃそうです。だから「俺の10本」でしかあり得ないし、「他人の10本」が知りたいです。
そして、女の子が主人公のアニメで女の子が感情移入できるものって、かえって少ないような気がしています。
そこの議論こそ、大切ですよね。
全くです。返す言葉もありません。
だから、見せることなく脳内に入れたまま墓場まで持っていくアニメのリストに結果としてなってしまってもいいんです。
順番に意味はないって書いたじゃん/あんなもん「話せばわかる」なんて思ってるやつの方が希少でしょ。
あれこそ正に「見て感じてしゃべる」ためのアニメだし。だからここに入ってるんだし、話せそうもないなら打ち切ればいいだけ/
もっと単純に言うと「マイナー作品に金が流れることで、市場は以前よりも多くの作品で溢れかえる」という事です。同人、商業市場どちらにおいてもです。
具体的な根拠は無いですし、風が吹けば桶屋が儲かる的な話なので、「まあそんな考え方もあるか」位に読んでもらえると幸いです。
まず、前提としてP2Pファイル共有が有っても無くても個々の消費者の可処分所得は変わりません。また、仮定としてファイル共有があってもなくても同じようにコンテンツの消費額もほぼ変わらないと仮定します。タダで済ませた分を食費にする人はそんなに多くないでしょう。最初から無くても生きていけるコンテンツを、食費を削ってまで買わない。
さて、問題はこの限られたパイの配分です。
P2Pファイル共有が無かった場合、人気のある作品を(友人間の貸し借りはあるかもしれませんが)多くの人が買うことになり、マイナーな作品に流れるお金はそれらの「おこぼれ」になります。結果として人気のある作品にばかりお金が流れます。
逆にP2Pファイル共有が社会により深く浸透した場合。やはり人気のある作品は沢山売れるのですが、ある一定数以上売れるとP2Pファイル共有にコンテンツが流れはじめ、それ以降はあまり売れなくなります。その結果その分のお金は今まで買っていなかったマイナー作品へ流れ始め、打ち切られる、あるいは絶版になっていたような作品も市場で生き残れるようになるでしょう。したがって、市場で生き残る作品の数はP2Pファイル共有が無かった時に比べ増えると思われます。
ですから、人気作品の売り上げは下がる一方、マイナー作品の売り上げは地味に上がっているのではないでしょうか。個々のマイナー作家の収入増はそれほど大きくないはずで、大きな減収のあるだろう前者よりも「目立ちにくい」かもしれませんが。
もちろん、この結果が「良い」かどうかは人によるとは思います。ある意味社会主義的なこのシステムでは、人気のある作品を作っても消費されている分の収入は得られない(*1)訳で、市場経済的な考え方が深く根付いている現在の日本では「悪い」と思う人も多いかもしれません。また、人気作品やそれらを生み出す事が出来る大企業の方が社会的な声は大きく、そうした意見はさらに強調されているでしょう。
ですが私は、そういった人気作品だけが生き残る社会よりも、もっとマイナーな、ほかの人から見れば駄作であるような、そんな作品も含めて市場がにぎわっている社会の方が好きです。そっちの方が豊かな社会だと、私は思います。
「P2Pやニコニコ動画の違法アップロードは作品の宣伝になる」みたいな話はよく聞き、これはおそらく「涼宮ハルヒの憂鬱」に関する記事が大本だと思いますが、著作権関連の議論ではそれこそ「涼宮ハルヒの憂鬱」のようなメジャー作品の話題ばかりだと思ったので書いた次第です。
法律的にどうのとか、道徳的にどうのと言った話題はこの話題と関係ないので勘弁してください。あくまで市場がどうなるかという話です。
*1:それでも人気の無い作品に比べれば格段に多いのは間違いないのですが。
大作が売れない分マイナー作品は売れやすくなるのではという話。 たしかにそういう話題って見たこと無いな…いつもヘッドの話ばっかり。 音楽の保証金制度とかを見る限り、本当に同人やインディーズに流れるかも
やはり売れている作品の方が話題になりやすいですし、減収額も大きいですからね。
保証金制度は大多数の人間が知らないので今のところあまり影響は無いと思いますが・・・。
「マイナーな作品はファイル共有で済まされて売り上げがより落ち込んでいる」みたいな話も聞きますが
マイナー作品は現在手に入れにくいですからね。「Amazonで送料掛けて買う位なら、頑張ってファイル共有で落とすか」となってもおかしくないかもしれません。
今後ネットのダウンロード販売等が普及しマイナーもメジャーも同じくらい買いやすくなれば、この話も説得力を持ってくるかもしれません。この場合、「メジャー作品はファイル共有で済ませて、ファイル共有で流れていないマイナー作品は買う」という判断が一番合理的だからです。
今一番この話が成り立っているのは、コミケだと思います。コミケの場合、一般とは違って人気作品の方が手に入れにくいからです。壁サークルの(ほかに比べ高い)作品に二時間ならんで作品を買うくらいなら、壁サークルの作品はファイル共有で済ませて、人気の無いサークルの(壁に比べれば安めの)作品を沢山買う方が効率的に思えます。
ライセンス:GFDL
先日、ニワンゴ取締役の西村博之氏が将来的にはニコニコ動画から著作権違反コンテンツは完全になくしたいと発表し、また、テレビ局に著作権違反動画を全部削除することを宣言したらしい
また、ひろゆき氏によれば著作権違反動画を全て削除してもニコニコ動画はたいして変わらないということなので、ここで著作権違反動画を削除した場合に消える動画・残る動画をまとめておきたいと思う。
ただし、以下のような条件があるという前提で書いているものとする。
言わなくても分かると思うが残る。
有名どころでは、新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師、
Candy☆Boyなど。
また、4月からはアニメチャンネルというアニメ専門の公式動画が配信される。
オリジナル、著作権が消滅している作品もしくはJASRAC曲ならば消されることはない。
ただし、かなりこった編曲は著作人格権で消される可能性がある。
よく分からないのが、メドレー形式の曲。
MySoundでは禁止みたいなのだが・・・(http://mysound.jp/help/detail/3162/)。
どちらにしろ、組曲『ニコニコ動画』や思い出は億千万はJASRAC管理外の曲が含まれているので削除される。
上と同じでオリジナル、著作権が消滅している作品もしくはJASRAC曲ならば消されることはない。
ただし、JASRAC管理曲でも替え歌は著作者人格権に値するので削除される。
また、CDやテレビ、カラオケなどの音源を使用している場合も削除される。
追記:もちろん、映像がアニメやゲームなど、著作権侵害の映像を用いていたら削除される。
歌ってみたや演奏してみたに同じ。
また、キャラクターの映像の利用もクリプトン社から認められているので特に問題はないと思われる。
ちなみに、以下にミクを使うさいの注意がまとめられている
http://chikura.fprog.com/index.php?UID=1192519943
ただし、利用規約と著作権は直接的には関係ないのでボーカロイドの利用規約に違反しているからといってニコニコ動画の運営が削除するということはない・・・はず。
オリジナル、またはボーカロイドのように著作者(漫画家など)から描画の許可がでている絵のみ残る。
よく分からないが、JASRACが漫画の著作権を守るとかいう話を去年聞いたが、
もしそうなると、漫画キャラクターの絵を描いた動画は残る可能性がある。
ねこ鍋などの動物動画は著作権侵害のBGMを使ってないかぎり残る。
他に、料理動画なども残る(ただし、有名なニコニコキッチンは著作権違反のBGMや音声を使用していることが多いため、消される)。
今のところ、著作権違反な動画が多いが、ニコニコ専用ラジオも残る。
また、d:id:rahorahoなどの日記タグの動画も残るものが多い。
ハイポーション作ってみた。も残る。
今のところ、アンケート動画は音源が著作権違反なものが多いが、音源が著作権違反でなければ残る。
また、最初の条件にも書いたようにニコニコ住民が権利を持っている作品は削除しないというようにすれば、週刊ニコランやボカランなども残る(というより、存続可能)
テレビ、映画、ラジオやCDなどの映像や音源を利用したものは言わなくても分かると思うが、消える。
エアーマンが倒せないはオリジナル曲ではあるが、映像がカプコンに権利がある映像なので消える(ただし、音源じたいは大丈夫なはず)。
次に、個人的な予想を書いてみようと思う。
結論から言うと、ひろゆき氏もいっていたように著作権違反コンテンツ動画をなくしたとしてもそんなに変わらないと思う(ソース→http://www.4gamer.net/games/015/G001538/20080301003/)。
今までも、ねこ鍋やハイポーション、ミクとか著作権に違反していない動画が人気になったぐらいだし
後は、オリジナルキャラがほしいところ(弱音ハクとかの派生キャラじゃなくて)。
くちばしPさんの森之宮先生、alohaさんのところのルルとかはいるけど、まだまだオリジナルキャラは汎用していない印象広まっていない印象(もしかして、汎用の使い方間違えた?)。
まだVIPでうまれたロリ校長のほうが汎用しているような気がする(テレビにもとりあげられたぐらいだし)。
他に名前はないが、ゆのみPさんのコンビニPV、てつくずおきばさんのSylpheedなど。
ところで、32人のキャラから合成して生まれた平凡たんにはKAZEさんの著作権はあるのだろうか?
それとも、著作人格権で違法なのかな?
まあ、こういうこと書いてますが、個人的にはできるだけ著作権違反コンテンツ動画の削除はやめてくれというのが正直なところ。
ほんと、アニメすらもニコニコ動画で見てるやつが何言ってんだという感じですが・・・。
ピカチュウでウッーウッーウマウマ(゜∀゜)とかヤヴァい、かわいすぎて萌え死にしそう。
最後に、こんなこと書きましたが実はいうと著作権を完全に理解できているわけではないので、間違い等あると思います。
そういう場合は、ご指摘ください。
意見もご自由にどうぞ。
http://anond.hatelabo.jp/20071222201004 のコメントでファミ通文庫とスーパーダッシュ文庫は?というのがあったので、http://anond.hatelabo.jp/20071223134946 に追加してみた。(*のタイトル)
順位 | K | J | 計 | ||
1位 | 涼宮ハルヒの分裂 | 7,398 | 4,219 | 11,617 | |
2位 | 彩雲国物語 青嵐にゆれる月草 | 5,338 | 2,679 | 8,017 | |
3位 | 彩雲国物語 白虹は天をめざす | 4,907 | 2,602 | 7,509 | |
4位 | キノの旅 10 | 4,997 | 2,378 | 7,375 | |
5位 | 涼宮ハルヒの憂鬱 | 4,803 | 2,386 | 7,189 | |
6位 | 彩雲国物語 緑風は刃のごとく | 4,249 | 2,086 | 6,335 | |
7位 | 涼宮ハルヒの溜息 | 3,702 | 1,981 | 5,683 | |
8位 | フルメタル・パニック つどうメイク・マイ・デイ | 3,343 | 1,647 | 4,990 | |
9位 | 涼宮ハルヒの退屈 | 3,261 | 1,722 | 4,983 | |
10位 | 涼宮ハルヒの消失 | 3,212 | 1,691 | 4,903 | |
11位 | 涼宮ハルヒの暴走 | 2,976 | 1,583 | 4,559 | |
12位 | グイン・サーガ 110 快楽の都 | 3,270 | 1,228 | 4,498 | |
13位 | グイン・サーガ 113 もう一つの王国 | 3,229 | 1,193 | 4,422 | |
14位 | グイン・サーガ 111 タイスの魔剣士 | 3,152 | 1,255 | 4,407 | |
15位 | グイン・サーガ 112 闘王 | 3,199 | 1,200 | 4,399 | |
16位 | 涼宮ハルヒの動揺 | 2,837 | 1,552 | 4,389 | |
17位 | 涼宮ハルヒの憤慨 | 2,835 | 1,536 | 4,371 | |
18位 | グイン・サーガ 114 紅鶴城の幽霊 | 3,127 | 1,232 | 4,359 | |
19位 | 灼眼のシャナ 14 | 2,637 | 1,682 | 4,319 | |
20位 | 涼宮ハルヒの陰謀 | 2,733 | 1,511 | 4,244 | |
21位 | ゼロの使い魔 10 | 2,306 | 1,778 | 4,084 | |
22位 | 時をかける少女 | 2,920 | 1,149 | 4,069 | |
23位 | グイン・サーガ 115 水神の祭り | 2,778 | 1,161 | 3,939 | |
24位 | 学園キノ 2 | 2,530 | 1,363 | 3,893 | |
25位 | ゼロの使い魔 11 | 2,085 | 1,621 | 3,706 | |
26位 | 今日からマ王!? | 2,444 | 1,180 | 3,624 | |
27位 | リリアとトレイズ 5 | 2,300 | 1,283 | 3,583 | |
28位 | 創竜伝 13 | 2,347 | 1,098 | 3,445 | |
29位 | 灼眼のシャナ 15 | 2,005 | 1,378 | 3,383 | |
30位 | リリアとトレイズ 6 | 2,121 | 1,249 | 3,370 | |
31位 | グイン・サーガ 外伝21 鏡の国の戦士 | 2,405 | 917 | 3,322 | |
32位 | 少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え | 2,105 | 1,181 | 3,286 | |
33位 | 少年陰陽師 翼よいま、天へ還れ | 2,088 | 1,186 | 3,274 | |
34位 | 星界の断章 2 | 2,096 | 1,150 | 3,246 | |
35位 | ゼロの使い魔 12 | 1,795 | 1,310 | 3,105 | |
36位 | 新ロードス島戦記 6 | 2,044 | 1,025 | 3,069 | |
37位 | 少年陰陽師 真実を告げる声をきけ | 2,004 | 1,036 | 3,040 | |
38位 | ミミズクと夜の王 | 1,774 | 1,151 | 2,925 | |
39位 | マリア様がみてる あなたを探しに | 1,714 | 1,093 | 2,807 | |
40位 | ゼロの使い魔 | 1,653 | 1,065 | 2,718 | |
41位 | ゼロの使い魔 9 | 1,461 | 1,200 | 2,661 | |
42位 | タバサの冒険 | 1,411 | 1,175 | 2,586 | |
43位 | 彩雲国物語 はじまりの風は紅く | 1,718 | 837 | 2,555 | |
44位 | とある魔術の禁書目録 12 | 1,487 | 1,064 | 2,551 | |
45位 | とある魔術の禁書目録 13 | 1,489 | 1,043 | 2,532 | |
46位 | マリア様がみてる クリスクロス | 1,635 | 835 | 2,470 | |
47位 | 狼と香辛料 | 1,316 | 1,109 | 2,425 | |
48位 | マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵 | 1,593 | 806 | 2,399 | |
49位 | 学園キノ | 1,579 | 798 | 2,377 | |
50位 | ハヤテのごとく!春休みの白皇学院に、幻の三千院ナギを見たbyハヤテ | 1,593 | 767 | 2,360 | |
51位 | 彩雲国物語 紅梅は夜に香る | 1,566 | 782 | 2,348 | |
52位 | とらドラ! 4 | 1,347 | 990 | 2,337 | |
53位 | 鋼の国の魔法戦士 | 1,509 | 708 | 2,217 | |
54位 | 狼と香辛料 3 | 1,260 | 944 | 2,204 | |
55位 | 彩雲国物語 黄金の約束 | 1,459 | 684 | 2,143 | |
56位 | マリア様がみてる フレームオブマインド | 1,459 | 680 | 2,139 | |
57位 | とある魔術の禁書目録 SS | 1,236 | 895 | 2,131 | |
58位 | 狼と香辛料 4 | 1,107 | 930 | 2,037 | |
59位 | 彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計 | 1,339 | 612 | 1,951 | |
60位 | 彩雲国物語 漆黒の月の宴 | 1,330 | 620 | 1,950 | |
61位 | 彩雲国物語 花は紫宮に咲く | 1,365 | 566 | 1,931 | |
62位 | 彩雲国物語 心は藍よりも深く | 1,322 | 607 | 1,929 | |
63位 | 彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ | 1,313 | 585 | 1,898 | |
64位 | 彩雲国物語 光降る碧の大地 | 1,315 | 579 | 1,894 | |
65位 | 彩雲国物語 藍より出でて青 | 1,294 | 552 | 1,846 | |
66位 | 神曲奏界ポリフォニカ ストラグル・クリムゾン | 1,159 | 677 | 1,836 | |
67位 | 彩雲国物語 朱にまじわれば紅 | 1,280 | 546 | 1,826 | |
68位 | とらドラ! 5 | 1,048 | 777 | 1,825 | |
69位 | 狼と香辛料 5 | 987 | 765 | 1,752 | |
70位 | とらドラ・スピンオフ! | 918 | 668 | 1,586 | |
71位 | 乃木坂春香の秘密 5 | 916 | 632 | 1,548 | |
72位 | 神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン | 951 | 592 | 1,543 | |
73位 | らき☆すた殺人事件 | 917 | 590 | 1,507 | |
74位 | “文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) | 607 | 789 | 1,396 | * |
75位 | 乃木坂春香の秘密 6 | 791 | 584 | 1,375 | |
76位 | まぶらほ じょなんの巻・いち | 767 | 566 | 1,333 | |
77位 | 護くんに女神の祝福を! 9 | 782 | 532 | 1,314 | |
78位 | “文学少女”と繋がれた愚者(フール) | 623 | 634 | 1,257 | * |
79位 | まぶらほ さらにメイドの巻 | 702 | 513 | 1,215 | |
80位 | 護くんに女神の祝福を! 10 | 709 | 499 | 1,208 | |
81位 | “文学少女”と穢名の天使(アンジュ) | 586 | 552 | 1,138 | * |
82位 | れでぃ×ばと! 2 | 579 | 496 | 1,075 | |
83位 | “文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト) | 453 | 597 | 1,050 | * |
84位 | 護くんに女神の祝福を! 12 | 605 | 437 | 1,042 | |
85位 | 神父と悪魔 | 546 | 387 | 933 | * |
86位 | テイルズオブジアビス 5 | 548 | 314 | 862 | * |
87位 | 狂乱家族日記 7さつめ | 490 | 370 | 860 | * |
88位 | “文学少女”と慟哭の巡礼者 | 476 | 383 | 859 | * |
89位 | テイルズオブジアビス 6 | 493 | 310 | 803 | * |
90位 | 狂乱家族日記 番外そのいち | 445 | 333 | 778 | * |
91位 | お狐サマの言うとおりッ! | 359 | 399 | 758 | * |
92位 | Nana 2 | 601 | 155 | 756 | |
93位 | 狂乱家族日記 8さつめ | 425 | 327 | 752 | * |
94位 | 影〓光(シャドウ・ライト) 激突編 | 425 | 327 | 752 | * |
95位 | モンスターハンター魂を継ぐ者 1 | 445 | 282 | 727 | * |
96位 | モンスターハンター | 360 | 364 | 724 | * |
97位 | 金の王子と金の姫 | 400 | 321 | 721 | * |
98位 | 封縛師 | 389 | 300 | 689 | * |
99位 | モンスターハンター 英雄の条件 | 353 | 319 | 672 | * |
100位 | モンスターハンター 狩りの追憶 | 313 | 336 | 649 | * |
101位 | モンスターハンター 長の資格 | 307 | 335 | 642 | * |
102位 | 紅 | 390 | 252 | 642 | * |
103位 | 金の王子と銀の悪魔 | 317 | 312 | 629 | * |
104位 | テイルズオブジアビス 真白(しろ)の未来(あした) | 344 | 271 | 615 | * |
105位 | まじしゃんず・あかでみい 8 | 340 | 264 | 604 | * |
106位 | 神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと | 345 | 253 | 598 | |
107位 | 紅 ギロチン | 368 | 230 | 598 | * |
108位 | ラブ・ゆう | 346 | 251 | 597 | * |
109位 | まかでみ・らでぃかる 5 | 325 | 268 | 593 | * |
110位 | 神父と悪魔 銀の森の人狼(ワーウルフ) | 331 | 251 | 582 | * |
111位 | 学校の階段 4 | 322 | 260 | 582 | * |
112位 | お狐サマのから騒ぎッ! | 280 | 299 | 579 | * |
113位 | ラブ・コン | 377 | 199 | 576 | |
114位 | 緋色の欠片 1の章 | 340 | 234 | 574 | * |
115位 | 学校の階段 3 | 317 | 257 | 574 | * |
116位 | 学校の階段 | 291 | 278 | 569 | * |
117位 | 金の王子と黒の魔導士 | 303 | 252 | 555 | * |
118位 | バカとテストと召喚獣 | 318 | 235 | 553 | * |
119位 | 吉永さん家のガーゴイル 11 | 331 | 220 | 551 | * |
120位 | ドラゴンクライシス! | 302 | 244 | 546 | * |
121位 | 学校の階段 5 | 302 | 237 | 539 | * |
122位 | 銀盤カレイドスコープ vol.9 | 309 | 227 | 536 | * |
123位 | 影〓光(シャドウ・ライト) 暴走編 | 296 | 239 | 535 | * |
124位 | 銀盤カレイドスコープ vol.8 | 305 | 223 | 528 | * |
125位 | ラブ・コン 恋の歯車、回したろかー編 | 377 | 142 | 519 | |
126位 | 円卓生徒会 | 296 | 216 | 512 | * |
127位 | バカとテストと召喚獣 2 | 288 | 211 | 499 | * |
「このライトノベルがすごい!2008」の、とらのあなとくまざわ書店では入っていないのは、ランクインしなかったのか無視されていたのか。「文学少女」シリーズが入らないのは納得いかないと思われたが74位止まり。
http://anond.hatelabo.jp/20071222201004 に某Jの売上も追加。
順位 | K | J | 計 | |
1位 | 涼宮ハルヒの分裂 | 7,398 | 4,219 | 11,617 |
2位 | 彩雲国物語 青嵐にゆれる月草 | 5,338 | 2,679 | 8,017 |
3位 | 彩雲国物語 白虹は天をめざす | 4,907 | 2,602 | 7,509 |
4位 | キノの旅 10 | 4,997 | 2,378 | 7,375 |
5位 | 涼宮ハルヒの憂鬱 | 4,803 | 2,386 | 7,189 |
6位 | 彩雲国物語 緑風は刃のごとく | 4,249 | 2,086 | 6,335 |
7位 | 涼宮ハルヒの溜息 | 3,702 | 1,981 | 5,683 |
8位 | フルメタル・パニック つどうメイク・マイ・デイ | 3,343 | 1,647 | 4,990 |
9位 | 涼宮ハルヒの退屈 | 3,261 | 1,722 | 4,983 |
10位 | 涼宮ハルヒの消失 | 3,212 | 1,691 | 4,903 |
11位 | 涼宮ハルヒの暴走 | 2,976 | 1,583 | 4,559 |
12位 | グイン・サーガ 110 快楽の都 | 3,270 | 1,228 | 4,498 |
13位 | グイン・サーガ 113 もう一つの王国 | 3,229 | 1,193 | 4,422 |
14位 | グイン・サーガ 111 タイスの魔剣士 | 3,152 | 1,255 | 4,407 |
15位 | グイン・サーガ 112 闘王 | 3,199 | 1,200 | 4,399 |
16位 | 涼宮ハルヒの動揺 | 2,837 | 1,552 | 4,389 |
17位 | 涼宮ハルヒの憤慨 | 2,835 | 1,536 | 4,371 |
18位 | グイン・サーガ 114 紅鶴城の幽霊 | 3,127 | 1,232 | 4,359 |
19位 | 灼眼のシャナ 14 | 2,637 | 1,682 | 4,319 |
20位 | 涼宮ハルヒの陰謀 | 2,733 | 1,511 | 4,244 |
21位 | ゼロの使い魔 10 | 2,306 | 1,778 | 4,084 |
22位 | 時をかける少女 | 2,920 | 1,149 | 4,069 |
23位 | グイン・サーガ 115 水神の祭り | 2,778 | 1,161 | 3,939 |
24位 | 学園キノ 2 | 2,530 | 1,363 | 3,893 |
25位 | ゼロの使い魔 11 | 2,085 | 1,621 | 3,706 |
26位 | 今日からマ王!? | 2,444 | 1,180 | 3,624 |
27位 | リリアとトレイズ 5 | 2,300 | 1,283 | 3,583 |
28位 | 創竜伝 13 | 2,347 | 1,098 | 3,445 |
29位 | 灼眼のシャナ 15 | 2,005 | 1,378 | 3,383 |
30位 | リリアとトレイズ 6 | 2,121 | 1,249 | 3,370 |
31位 | グイン・サーガ 外伝21 鏡の国の戦士 | 2,405 | 917 | 3,322 |
32位 | 少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え | 2,105 | 1,181 | 3,286 |
33位 | 少年陰陽師 翼よいま、天へ還れ | 2,088 | 1,186 | 3,274 |
34位 | 星界の断章 2 | 2,096 | 1,150 | 3,246 |
35位 | ゼロの使い魔 12 | 1,795 | 1,310 | 3,105 |
36位 | 新ロ??ドス島戦記 6 | 2,044 | 1,025 | 3,069 |
37位 | 少年陰陽師 真実を告げる声をきけ | 2,004 | 1,036 | 3,040 |
38位 | ミミズクと夜の王 | 1,774 | 1,151 | 2,925 |
39位 | マリア様がみてる あなたを探しに | 1,714 | 1,093 | 2,807 |
40位 | ゼロの使い魔 | 1,653 | 1,065 | 2,718 |
41位 | ゼロの使い魔 9 | 1,461 | 1,200 | 2,661 |
42位 | タバサの冒険 | 1,411 | 1,175 | 2,586 |
43位 | 彩雲国物語 はじまりの風は紅く | 1,718 | 837 | 2,555 |
44位 | とある魔術の禁書目録 12 | 1,487 | 1,064 | 2,551 |
45位 | とある魔術の禁書目録 13 | 1,489 | 1,043 | 2,532 |
46位 | マリア様がみてる クリスクロス | 1,635 | 835 | 2,470 |
47位 | 狼と香辛料 | 1,316 | 1,109 | 2,425 |
48位 | マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵 | 1,593 | 806 | 2,399 |
49位 | 学園キノ | 1,579 | 798 | 2,377 |
50位 | ハヤテのごとく!春休みの白皇学院に、幻の三千院ナギを見たbyハヤテ | 1,593 | 767 | 2,360 |
51位 | 彩雲国物語 紅梅は夜に香る | 1,566 | 782 | 2,348 |
52位 | とらドラ! 4 | 1,347 | 990 | 2,337 |
53位 | 鋼の国の魔法戦士 | 1,509 | 708 | 2,217 |
54位 | 狼と香辛料 3 | 1,260 | 944 | 2,204 |
55位 | 彩雲国物語 黄金の約束 | 1,459 | 684 | 2,143 |
56位 | マリア様がみてる フレ??ムオブマインド | 1,459 | 680 | 2,139 |
57位 | とある魔術の禁書目録 SS | 1,236 | 895 | 2,131 |
58位 | 狼と香辛料 4 | 1,107 | 930 | 2,037 |
59位 | 彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計 | 1,339 | 612 | 1,951 |
60位 | 彩雲国物語 漆黒の月の宴 | 1,330 | 620 | 1,950 |
61位 | 彩雲国物語 花は紫宮に咲く | 1,365 | 566 | 1,931 |
62位 | 彩雲国物語 心は藍よりも深く | 1,322 | 607 | 1,929 |
63位 | 彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ | 1,313 | 585 | 1,898 |
64位 | 彩雲国物語 光降る碧の大地 | 1,315 | 579 | 1,894 |
65位 | 彩雲国物語 藍より出でて青 | 1,294 | 552 | 1,846 |
66位 | 神曲奏界ポリフォニカ ストラグル・クリムゾン | 1,159 | 677 | 1,836 |
67位 | 彩雲国物語 朱にまじわれば紅 | 1,280 | 546 | 1,826 |
68位 | とらドラ! 5 | 1,048 | 777 | 1,825 |
69位 | 狼と香辛料 5 | 987 | 765 | 1,752 |
70位 | とらドラ・スピンオフ! | 918 | 668 | 1,586 |
71位 | 乃木坂春香の秘密 5 | 916 | 632 | 1,548 |
72位 | 神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン | 951 | 592 | 1,543 |
73位 | らき☆すた殺人事件 | 917 | 590 | 1,507 |
74位 | 乃木坂春香の秘密 6 | 791 | 584 | 1,375 |
75位 | まぶらほ じょなんの巻・いち | 767 | 566 | 1,333 |
76位 | 護くんに女神の祝福を! 9 | 782 | 532 | 1,314 |
77位 | まぶらほ さらにメイドの巻 | 702 | 513 | 1,215 |
78位 | 護くんに女神の祝福を! 10 | 709 | 499 | 1,208 |
79位 | れでぃ×ばと! 2 | 579 | 496 | 1,075 |
80位 | 護くんに女神の祝福を! 12 | 605 | 437 | 1,042 |
81位 | Nana 2 | 601 | 155 | 756 |
82位 | 神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと | 345 | 253 | 598 |
83位 | ラブ・コン | 377 | 199 | 576 |
84位 | ラブ・コン 恋の歯車、回したろか??編 | 377 | 142 | 519 |
「このライトノベルがすごい!2008」に載っていた書店売上ランキングを某最大手チェーンのPOSデータサービスで検証。
1位 | 涼宮ハルヒの分裂 | 7398 |
2位 | 彩雲国物語 青嵐にゆれる月草 | 5338 |
3位 | キノの旅 10 | 4997 |
4位 | 彩雲国物語 白虹は天をめざす | 4907 |
5位 | 涼宮ハルヒの憂鬱 | 4803 |
6位 | 彩雲国物語 緑風は刃のごとく | 4249 |
7位 | 涼宮ハルヒの溜息 | 3702 |
8位 | フルメタル・パニック つどうメイク・マイ・デイ | 3343 |
9位 | グイン・サーガ 110 快楽の都 | 3270 |
10位 | 涼宮ハルヒの退屈 | 3261 |
11位 | グイン・サーガ 113 もう一つの王国 | 3229 |
12位 | 涼宮ハルヒの消失 | 3212 |
13位 | グイン・サーガ 112 闘王 | 3199 |
14位 | グイン・サーガ 111 タイスの魔剣士 | 3152 |
15位 | グイン・サーガ 114 紅鶴城の幽霊 | 3127 |
16位 | 涼宮ハルヒの暴走 | 2976 |
17位 | 時をかける少女 | 2920 |
18位 | 涼宮ハルヒの動揺 | 2837 |
19位 | 涼宮ハルヒの憤慨 | 2835 |
20位 | グイン・サーガ 115 水神の祭り | 2778 |
21位 | 涼宮ハルヒの陰謀 | 2733 |
22位 | 灼眼のシャナ 14 | 2637 |
23位 | 学園キノ 2 | 2530 |
24位 | 今日からマ王!? | 2444 |
25位 | グイン・サーガ 外伝21 鏡の国の戦士 | 2405 |
26位 | 創竜伝 13 | 2347 |
27位 | ゼロの使い魔 10 | 2306 |
28位 | リリアとトレイズ 5 | 2300 |
29位 | リリアとトレイズ 6 | 2121 |
30位 | 少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え | 2105 |
31位 | 星界の断章 2 | 2096 |
32位 | 少年陰陽師 翼よいま、天へ還れ | 2088 |
33位 | ゼロの使い魔 11 | 2085 |
34位 | 新ロ??ドス島戦記 6 | 2044 |
35位 | 灼眼のシャナ 15 | 2005 |
36位 | 少年陰陽師 真実を告げる声をきけ | 2004 |
37位 | ゼロの使い魔 12 | 1795 |
38位 | ミミズクと夜の王 | 1774 |
39位 | 彩雲国物語 はじまりの風は紅く | 1718 |
40位 | マリア様がみてる あなたを探しに | 1714 |
41位 | ゼロの使い魔 | 1653 |
42位 | マリア様がみてる クリスクロス | 1635 |
43位 | マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵 | 1593 |
44位 | ハヤテのごとく!春休みの白皇学院に、幻の三千院ナギを見たbyハヤテ | 1593 |
45位 | 学園キノ | 1579 |
46位 | 彩雲国物語 紅梅は夜に香る | 1566 |
47位 | 鋼の国の魔法戦士 | 1509 |
48位 | とある魔術の禁書目録 13 | 1489 |
49位 | とある魔術の禁書目録 12 | 1487 |
50位 | ゼロの使い魔 9 | 1461 |
51位 | マリア様がみてる フレ??ムオブマインド | 1459 |
52位 | 彩雲国物語 黄金の約束 | 1459 |
53位 | タバサの冒険 | 1411 |
54位 | 彩雲国物語 花は紫宮に咲く | 1365 |
55位 | とらドラ! 4 | 1347 |
56位 | 彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計 | 1339 |
57位 | 彩雲国物語 漆黒の月の宴 | 1330 |
58位 | 彩雲国物語 心は藍よりも深く | 1322 |
59位 | 狼と香辛料 | 1316 |
60位 | 彩雲国物語 光降る碧の大地 | 1315 |
61位 | 彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ | 1313 |
62位 | 彩雲国物語 藍より出でて青 | 1294 |
63位 | 彩雲国物語 朱にまじわれば紅 | 1280 |
64位 | 狼と香辛料 3 | 1260 |
65位 | とある魔術の禁書目録 SS | 1236 |
66位 | 神曲奏界ポリフォニカ ストラグル・クリムゾン | 1159 |
67位 | 狼と香辛料 4 | 1107 |
68位 | とらドラ! 5 | 1048 |
69位 | 狼と香辛料 5 | 987 |
70位 | 神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン | 951 |
71位 | とらドラ・スピンオフ! | 918 |
72位 | らき☆すた殺人事件 | 917 |
73位 | 乃木坂春香の秘密 5 | 916 |
74位 | 乃木坂春香の秘密 6 | 791 |
75位 | 護くんに女神の祝福を! 9 | 782 |
76位 | まぶらほ じょなんの巻・いち | 767 |
77位 | 護くんに女神の祝福を! 10 | 709 |
78位 | まぶらほ さらにメイドの巻 | 702 |
79位 | 護くんに女神の祝福を! 12 | 605 |
80位 | Nana 2 | 601 |
81位 | れでぃ×ばと! 2 | 579 |
82位 | ラブ・コン 恋の歯車、回したろか??編 | 377 |
83位 | ラブ・コン | 377 |
84位 | 神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと | 345 |
今、日本国外でアニメなどの日本のサブカルチャーが大人気だと騒がれている。それ自身はなぜか俺も嬉しい。
日本のサブカルチャーが世界に認められつつある。アジアの極東からそんなものが発信されて世界に広がるなんて嬉しいじゃないか。
日本以外でもアニメの掲示板は活発に議論され、「ここは面白い」「ここは格好いいよなぁ」などと言われているそうだ。
日本のアニメは日本にしかない独特の考え方が表現されてて面白いらしい。
しかし、その影響は大体違法なファンサブから出てきたものだ。
日本国内の人は世界で大人気とだけで満足してしまっているような気がする。
ここまで人気が出てきたんだこれからももっと人気が出てどんどん日本アニメが栄えていくだろうと・・・
しかし、ちょっと待ってもらいたい。
本当に栄えていくのだろうか・・・
アニメの製作現場はものすごい重労働で、成長するには大きな罠が待ち構えているということを認識し、改善していかないといけないと思う。
聞いた話だが製作者側の労働はひどい。製作者側には何も入ってきていない。それはアニメーターの独白から伺えた。
http://anond.hatelabo.jp/20071203135201
俺、ここまで簡単に書いてにしかも共感できる文章始めて見た・・・というのは言い過ぎかもしれないがそんな心境。
最後の2行がとても秀逸だった。希望が絶望に変わる心境が手に取るようにわかってしまった。
日本のサブカルチャーは人気があるけど中身はこんなもんか・・・どれだけ人気があっても製作者に何も返ってこないと、これそのうち廃れるだろうなぁ。
日本国内で、TV放送するときに中抜きされお金は製作者側に戻ってこない。製作の下請けの下請けばかりがスタンダードになり、アニメの質が保てないところもある。
中国韓国に仕事にとられ、アメリカがアニメや漫画・ゲームの映画化をして大儲けし、そして日本は物語を作るだけで何にも残らなくなる未来が待っている。
流石に 「海外での日本のアニメ人気はすごい。日本この調子だ。」とは言えなくなってきた時期だと思う。
どこかを根本的に直さなくてはならないだろう。
去年涼宮ハルヒの憂鬱がYoutubeと共に北米でも大ヒットした。誰もがEDテーマを踊り出し、アニメの内容を知っている。
しかし、1年遅れで北米でDVDが発売されてからハルヒの熱狂度はトンと聞かない。
ほとんど全員YoutubeやP2Pソフトでアニメを見た人が騒いでるだけだと日本にいるだけでも理解できた。
たしかにとてつもない宣伝になった。アメリカのアニメ人口を増やした。しかし、"アニメ市場"は全くといって広がっていない。逆に今減ってきているそうだ。(ココ半年そういう記事ばかりみた)
AskJohnふぁんくらぶ - ジェネオンUSAの撤退はANIME市場衰退の始まりでしょうか
http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/usaanime_fca2.html
ここで、「ANIME市場の伸びが2003年と2004年で頂点に達したことは業界ウォッチャーなら既に何度も気が付いています。」と述べられている。
ハルヒ人気これだけ出ているのにこれだ。ちょっとやばい。
・日本とアメリカの放映時差が大きすぎ、現れたものをすぐ見たい日本国外の人はBitTrrentというP2Pソフトで流れたものを見ている。
・一方ちゃんと翻訳して(宗教や社会に)重大な問題が出ないように修正したおかげで、発売が遅れてしまったDVDが売れずにいる。
もっとあるだろうがもう思いつかない・・・
この手の反論に
日本でもP2Pがあるじゃないか。同じことをしてるんじゃない?という人もいる。実際北米の人から反論された。(そして、だから俺らもやってるんだと言っている。)
日本ではそれでもアニメDVD買う人がいっぱいいる。その人が買い支えてくれている。違法のネット配信が宣伝効果もあるかららしい。しかし向こうは宣伝宣伝とかいいつつ、ファンサブ”だけ”になっている。ほとんど誰もDVDを買っていないそうだ。 BitTrrentではDVD並みの映像がごろごろと流れている。
(ファンサブ製作者は「俺らは日本のアニメを広げてやったんだ。だからこれからもこの行為はやめない。もっと広めていく」と言っている)
日本国内でもう海外進出やめて日本だけにしようぜ。と言っている人がいるが
若者の体力を限界まで削って成り立たせている状況の国内市場ではいずれ限界がくる。どうしても海外市場が必要だと考えている。
日本はどうするべきだろうか?
企業体力のない中小企業のアニメ会社に配信をチャレンジさせるべきだろうか。
ファンサブを取り締まるべきだろうか。
しかしどれも一番の解決策はない。 どんなことをしても、早くそして無料のファンサブには勝てないからだ。
ファンサブは素早すぎる。そして、翻訳間違えているらしい。(その間違い翻訳にYoutubeで見てる人は翻訳ありがとう!とコメントしてる。)
いろいろなグループが翻訳の早さを競っていて、日本で放映されて2.3日で出回るそうだ。
それなら、ファンサブにアニメの公式翻訳を頼めばいいと、言う人もいるが翻訳が重大な欠陥を持っているリスクが伴う。社会的宗教的に相容れないものを翻訳してバッシングを受ける可能性もある。
どうしてもニュアンスを伝えるのが難しいものがある。ファンサブは名声がほしいがためスピードを優先しそこをどうしても考えない場合が多い。
今のファンサブは間違いが必ずあるといって良いそうだ。
取り締まるとアニメなんか見なくても生きていけるや、など言う人が出てくる せっかく日本のアニメに興味を持ったんだからその人を離れさせないようにはしたい。
だからずるずるとココまで来たんだろうとは思うが・・・
まぁでもファンサブは自重させないと際限なく広がっていくからどこかで攻勢には出たほうが良いとは思う。
いいたいことがごちゃごちゃになってしまったけど、声を高くしていいたいことは「アニメ業界は人気があるけどこのままじゃやばい。どうにかできないか」ということだ。
もしサブカルチャー好きの麻生太郎が政策でどうにかしてくれても、根本的な解決にならない。上から指示が来るのを待っているだけじゃ何も解決しない。自分たちが変えていかないと、また新たな問題が出てきたときに迅速な対応が出来なくなり、すでに手遅れという状態になりかねない。
何か自分たちで出来る改善方法はないだろうか?ということだ。
ニコニコ動画で電子マネー(Felica)での支払い方法によるアニメ視聴をやってくれたら俺は払うと思う。
(通販でもFelicaやってくれないかな・・・代引き面倒くさい。代引きのときにFelicaでも可)
(ていうか電子マネーまとめて・・・)
・アニメ!アニメ! - 違法アニメのファイル交換 BitTorrentだけで週600万話
http://animeanime.jp/biz/archives/2007/12/bittorrent600.html
・AskJohnふぁんくらぶ - 日本のANIME業界はファンサブ撲滅のためにも新たな配信方法を確立すべきではありませんか(その1)
http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/anime1_4716.html
現在シリーズ化されているが、それは一作目の「憂鬱」が当たったから。したがって、「憂鬱」はきちんと完結しており、これ一冊でハルヒというライトノベルの構造を語ることができる。
視点はキョン。流れはこんな感じ.
見事に起承転結があるだけでなく、3人の脇役のエピソードが構造化されて配置されている。トップダウンに書いたのではないかと考えるくらい。この流れの中でキョンはグイグイと脇役の意見を納得させられ、最後は行動を起こす。読みはじめる前には分からなかった「涼宮ハルヒの憂鬱」というタイトルの意味が、読後にははっきり分かる。
結局、膨大なオタク知識にごまかされそうになるが、この小説のおもしろさは基本構造の確かさの上に構築されているということ。アクロバティックな話を支えるためには基本が大事、というのはラノベでも同じかもしれないぞ。
共通点は「アニメの監督が同じ」であるが、アニメ「もえたん」とマンガ「ハヤテのごとく!」には直接的な関係はない。
並べるとこう。
もえたん(アニメ)=ハヤテのごとく!(アニメ)=ハヤテのごとく!(原作)
なぜ、3話しか放送されていない、この早いタイミングで「もえたん」ネタなのか。
元々下衆なパロディで成り立っていたマンガなのでスルーされてしまう可能性があるが、
この作者は以前にもニコニコ動画ネタ(しかもその時その瞬間だけ流行っていた「俺ヴォイス」ネタ)を
巻頭カラーで「らき☆すた」の真似事のような日常会話に終始する話をしてしまう作者である。
そう。事は単純に、ハヤテの作者がもえたん一話を見て「萌えた」からである。
「らき☆すた」と「涼宮ハルヒの憂鬱」の共通点は言うまでもなく、制作会社が同じである事。これを並べるとこう。
らき☆すた(原作)=らき☆すた(アニメ)=涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)=涼宮ハルヒの憂鬱(原作)
らき☆すたのアニメでハルヒネタをやる事が叩かれる昨今。まったく関係ないはずのハヤテのごとく!のマンガで
もえたんがこんなにも超速度でネタにされる事が“歓迎されてしまったら”こんなに笑える事はない。
言うなら、アニメ「らき☆すた」とマンガ「ハヤテのごとく!」の格の違いか。
その年を代表する名作となってしまったアニメ「らき☆すた」の注目度は半端ではない。些細な事で叩かれてしまう。
対してマンガ「ハヤテのごとく!」は…、それだけ、どうでもいい存在なのであろう。
話題1つとっても、作品の「格」が如実にオタク層に反映される。実に面白い現象であった。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm500873
公式解説が出たので修正。作曲者でとる(一部除く)のがさすが音楽の人だなあと思った。
異論はあると思うけどとりあえず自分が貼るときに使ってるリスト(最後のアレ除く)。
まだ上の動画みてない人はネタバレ注意。ちなみに貼り用なので,歌手名とかがあんまり長いのは省いてます。
かなりの誤字・曲名間違えして注意されては直した現在形。でもまだ多分変なのがある。一応公式を受けて直したので多分大丈夫。
or のところは特定できないので気分で貼り替えてる。or のとこ,原曲っぽいけど例によってアレンジの方でした。ちなみに自分も東方はあまり詳しくないです。あとたまに嘘曲名をつける(ガラスの十代 / 光GENJI とか)。
「人形裁判」と「魔理沙は」は、自分は分けるのが好き。でも本当かは知らない。やっぱ分けないらしい
(わーい初増田)
(けっこう間違えてたなあ)
何を読んだのかを書くんだ!(anond:20070424113931)と言われてしまったのでちょっと晒してみよう。
anond:20070424113931で名前が出てた人も一部読んだよ! ちなみに読んだ順。
総評:やっぱり「フライライトノベル」と「ヘビーライトノベル」は、例えばレーベルとかで分類して欲しい! でも先の人が「ライト」と書いてた谷川流の小説に読み辛さを感じたり、所詮は好みでもあるのかなとも。あとやっぱりイラスト恥ずかしい。カバーは掛けてるけど挿絵はビビる。電車の隣の人もビビる。
ちなみに普段の読書傾向は幅広くSFや海外サスペンス、軽く西洋系歴史物、ミステリーは古典、といった感じの男性がお届けしました。
あまりの反響に腰をすえて色々なご意見にお答えしなければと思いつつ、議論の焦点がぼやけているためにアニメやらイラストやら消費形態やらいろんなものの系譜を頭の中で整理していたらとてもじゃないけどすぐ書ける様な話でなくなってしまったので、脊髄反射で思ったことだけ書き記しておきます。
本文のクオリティは保証しないので、君はこのエントリを読んでもいいし、読まなくてもいい。
さて、元エントリ「なぜ作画の評価は割れるのか?」では、あえて“脚本・演出”の評価と“作画”の評価を切り離しています。これは、最近みられる“作画崩壊”に対するネット上のアニメファンの反応における問題点を明確にしたかったからです。
『グレンラガン』#4は脚本がダメだったから叩かれているのに、小林作画を擁護しているのは検討違い。本当にグレン観てるの?という批判については、上記の理由より「いやそんなこと申されましても…」としかいえません。
ちなみに、今回シナリオにも小林治の手が入っていますが、自分としては小林演出と、氏の描く女子の可愛い表情、仕草は大好物ですので、ふつうに楽しめてしまいました。
ゆえに「ふつうのアニメファンには見向きもされない」と『BECK』を評された増田様におかれましては、「じゃあふつうのアニメファンって何を観てるんだ?!」と激しく抗議申し上げたい。
冗談はさておき『グレンラガン』#4はあくまで元エントリを書くことになったキッカケに過ぎず、各人にとってそれが面白かったかどうかは、今回述べたかったことではありません。
「作画崩壊祭り」に限らず、「トレス祭り」「パクリ祭り」など、ネットでの炎上事例は枚挙に暇がありませんが、本来、非難されるべきでないものまで含めて祭りの対象となっている様に思われるケースが多々みられます。
祭りに参加している人には「わざと叩いてる」荒らしもいますが、中には、ブログのエントリやまとめサイトに煽られて、かなり真剣に批判的な書き込みをしている人がいる様に思います。
例として適切かどうかわかりませんが、『涼宮ハルヒの憂鬱』における「晴レ晴レユカイ」の振り付けはトレスである(パクリである)というエントリが一部で話題になったことがあります。このダンスについては、京アニの山本寛がアイドルユニットBerryz工房の大ファンであり、作画スタッフは絵コンテとともにPVを幾度となく見せられたというエピソードが公開されていて、“盗用”ではなく“オマージュ”と見るのが正しい受け取りかただと思うのですが、このエピソードを知らなかったとしても、ハルヒのEDとベリ工のPVから同じ動きのカットをならべて「トレスだ!」「パクリだ!」と言うのは、ちょっと違うんじゃないのといいたくなるわけです。
教養主義や世代論でこの問題を解決したいとは思いませんが、クリエイターや著作権に対する無知・無理解、あるいはリテラシの欠如が、こういった祭りを加速する要因のひとつだととらえると、元エントリのような教科書的にジジむさい説教も書かずにはいられないのです。
実際のところ、自分もアニメーターブーム直撃世代ではなく、その後のキャラクターデザイナー、イラストレーターが注目される時期に、アニメにはまっているので、キャラ萌え、ビジュアル重視という傾向にむしろ拍車をかける様な消費形態をとってきました。ゆえに、作画やアニメーターに関する知識においては半可通であるという負い目もあって、あえて増田で書いているわけですよ。出来ることならばタイムリープして自分に説教したい!
そんなこんなで、誰かを突き放したり、権威ぶったりするのではなく、消費する中で自分が獲得した視点とか面白ポイントを、Web2.0的に共有したり継承したりできればいいのになと思って頑張って書いてみたのをご理解いただけると増田うれしい。
あと、anond:20070424113453の増田さんはおそらくバランスのとれたアニメの観かたをできている人だと思います。「あー、おいしかった」というアニメの観かたの中には、知識の有無は関係なく「アニメーターの凄い仕事」に対する感動が含まれているハズだと思います。「作画崩壊祭り」の輪の中にいる人たちの言動が、あまりにも極端に「絵の美麗さ」と「キャラクターの一貫性」を非難の根拠としていることから、元エントリも極端な反論になっているので、実際バランスをもっている人にとっては、そんなことないよと反論されるものだと承知しています。
「さすが京アニ」を「さすが京アニ」にとどめず、ちゃんと理解することが、理想的な状況につながる突破点だと考えているのですが、それを記すには膨大なリソースが必要となるので、いつかまたどこかでやりたいなと思ってます。あるいは某アルファブロガーとか某アニメライターとかがやってくれないかと思います!!たりきほんがーん!!
キャラクターの一貫性に対する寛容・不寛容については、同人におけるキャラクター消費の盛況から、実際は若いファンほど寛容であるという意見があったのですが、公式キャラクターグッズのひとつとしてのアニメ、DVDという観点からより強力に一貫性が求められる傾向にあるという理解です。この議論につっこんで「データベース概念」や「キャラとキャラクター」という話を始めると、「批評うざい」といわれるので、あまり掘り下げることはしません。というかこれ以上、泥沼に足を突っ込みたくありません!
最後にひとつだけ、ガイナックスというスタジオは、少なからずその出自を“オタク”に持つ、あるいは持っていると思われることで、アニメオタクから支持されてきたはずなのに、なぜ今回のような事件を起こしてしまったのかが、残念に思えてなりません。
もっとも、エヴァの時点で庵野秀明がいろんなことを言っちゃってますが、そのフラストレーションのアウトプットとしてそれ相応の作品ができてくることで、むしろ根源的な部分で切っても切れないオタク性みたいなものを炙りだしていたので、自分としてはほほえましく思いました。
しかしながら、ガイナックスの内部スタッフがキモオタ氏ねというコメントを(意図的ではないにしろ)発表してしまい、そこに赤井孝美が乗っかってるというのは正直どうよと。いつからそんな風になっちゃったの!と。オタク目線をわすれないガイナックスというのはもはや幻想なのかもしれないと感慨にふける14の夜(嘘)でした。
簡単に言っちゃうと、「ufoテーブルが時代に適応できてなかった」の一言に尽きる。
かつて「住めば都のコスモス荘」や「ニニンがシノブ伝」で注目を集めたカリスマ制作会社だったufoが
「フタコイ」と「コヨーテ」の失敗を挽回すべく、今まさにカリスマとして称えられている京都アニメーションの大ヒット作
「涼宮ハルヒの憂鬱」を猛烈に意識し、参考にし、ufoの全力を持って作り上げたはずの「まなび」だったが
この「時代適応力」のなさですべてが空回りしたと言える。
この時代適応力のなさがufoに発現してしまったのは言うまでもなく、フタコイ1話放送時のインパクトと、
それ以降との差異による視聴者の落胆であり、同じくコヨーテ1話Bパートと、それ以降の視聴者の落胆によるものだ。
では「まなび」はどうであったか。
まず最初に、ロリオタ受けを狙ったつもりだったのに、ドン引きされたキャラクターデザインが1つ。
そして極め付けが、文化祭のメインイベントでライブをやってしまう空気の読めなさ。
ハルヒと同じ事をやった、でも痛々しいが、問題なのはufoが文化祭=ライブと言う発想しかなかった事。
ここが、近い時期に同じ文化祭ネタをやったコードギアスだと「巨大ピザ」なのである。
(「ハルヒ」自身が文化祭=ライブなのは原作がそうなんだから仕方ないとして)
細かい部分の脚本や構成の未熟さは突っ込んでも突っ込み切れないので省略するとして
一言で言っちゃえば「時代に適応できなくなったオッサンたち」が無理して作ったアニメなのである。