2007-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20071201195720

ラノベ読んだことないけど、結局キャラインパクトがあってキャッチーなエピソード集みたいな感じなんじゃないの?

ハルヒみたいな。

増田の書いたやつはちょっと小説としても起としても、キャラの印象付けにしてもちょっと弱いように感じるな。

文章の流れは悪くないけど最初はもっちょっと荒っぽくていいと思うよ。

他の増田とかが書いてたプロットは悪くないし、もう少しキャラたてていこうよ。

って言ってみる。

例えば、

第1回 ヒロコの苗字は → 第1回 あんた童貞なんだろ?

の方がインパクトがあるし話しはおこしやすい。

主人公の設定はできるだけ早く読者にしらせたほうがいい。

それに主人公が38歳で童貞というおとなしめの路線でいくなら、

ヒロインは荒っぽく強引な性格じゃないと話しがまるですすめられないとおもう。


例えば導入だけ適当にかいてみると....



第1話 あんた、童貞なんだろ?



3時間かけて並んでいた求職相談はわずか5分で終わった。
「あー・・・、38歳で、職歴なしだとねぇ・・・」
薄く開いた唇を動かさずまるで鼻で喋るかのように担当官は短く言った。
「・・・。」
僕と担当官の間の沈黙は10秒も守られなかった。


「そうですね。何かいい求人があったらこちらから連絡します。」
何が”そうですね”なのかさっぱりわからないが、先ほどとはうってかわって言葉を区切るように明瞭に発声すると、僕に立つようにゼスチャーで促した後、
「次のかたー」
と、ベル押してしまった。
無機質な合成された女性の声が番号を呼び出す。


僕は反論することもできずに呼ばれてきた次の人のために席を譲るのだった。
呼ばれて立ってからわずか5分の出来事だった。


公共職業安定所の外にポールの上についている大きな時計はあと10分ほどでお昼の12時になるところだった。
もしかしたらあの職員はお昼休みを取るために急いでたのかもしれない。


だったら、しかたが、ないよな・・・。  (←主人公は諦めやすい性格でいいの?



職安の傍にある中華屋からいいにおいが漂ってくる。
お腹すいたな…、ご飯食べたいな。
職安の建物の影から中華屋に向けてまぶしい日差しの中に足を踏み出した。


その時視線の先にいささか異様な光景が飛び込んできた。
若くかわいらしい女性と猫が談笑していたのだ。  (←若くかわいらしい女性じゃなくってもっと印象的に描写したほうがいいよな 要改善
肩の高さほどの塀にもたれかかりながら立っているその女性は、
その塀の上に座っている猫と笑いながら”喋って”いた。


一瞬目を疑った。


1人と一匹がこちらに気付いた。1人と一匹と視線があう。
視線をこちらに向けたまま1人と一匹は今度は相談しているかのように見える。

目線を逸らせず身動きにいる僕に女性がツカツカと近寄ってきた。
近くでみるととても綺麗だ。
軽く微笑んでから女性の口がすこし開く。


かわいらしい声で挨拶でもされるのではないかと少し予想した。
期待した。
そう自分は何か期待してしまったのだ。
38年間生きていて女性から声を掛けられること事態が稀有だった僕だけど、
何か素敵なことがおこるんじゃないかと淡い夢を描いてしまったんだ。

あの時の僕にいってやりたい。  (←未来主人公視点
ヒロコさんに見とれずに構わず反対側から逃げろと。
その”二人”に関るな!と。  (←読み手相手にフラグを立ててみた

あぁ!早く逃げろ! ”それ”を言われたら立ち直れないぞ!
逃げろ僕・・・!!



ぼくまで60cmの距離に近づいたところで、ヒロコの口が開いた。
驚くほど通る声だ。



「あんた、童貞なんだろ? いい仕事があるんだ。やらないか?」




ほれ、こんな感じなんか小説っぽいべ?

こういうほうがテンポよく読めると思うよ。

ちょっとへたくそだけどさ。

主人公一人称は僕でいいの?ボク?

一人称、二人称は統一しておいたほうがいいよ。

ボク、あなた。

わたし、あんた、とか、

記事への反応 -
  • (注:これは古いバージョンです。) 第1回 ヒロコの苗字は 「・・・でもねぇ、すっごくすてきなことも言ってるの。」 と、彼女は言った。たぶんヒロコという名前なのだろう。...

    • ラノベ読んだことないけど、結局キャラにインパクトがあってキャッチーなエピソード集みたいな感じなんじゃないの? ハルヒみたいな。 増田の書いたやつはちょっと小説としても起...

      • なるほど。 文章になやんでたんだが、そういう感じか。 解説がわかりやすいな。 とりあえず、導入は、それでいきたいな。

      • 「涼宮ハルヒの憂鬱」発表時は、「普通の人間に興味はありません」の下りは痛々しく受け取られていたからね。でも、読んだ奴が次々発狂して支持者に回った。 ちょっとくらいキャッ...

      • すまん、あれはラノベではないかもしれん。 http://anond.hatelabo.jp/20071201211950 こっちを参考にしてくれ。

      • 3時間かけて並んでいた求職相談はわずか5分で終わった。 「あー・・・、38歳で、職歴なしだとねぇ・・・」 薄く開いた唇を動かさずまるで鼻で喋るかのように担当官は短く言った...

    • 実際に文章になってみると、38歳って設定にびっくりするな。 元増田は書かなくていいのか?w

    • ラノベと携帯小説って紙一重だな、って思った。

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