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2018-12-14

2018年末になるので「なろう系」の今後のアニメ化話を少し……


一年上前に書いたのをたまたま読み返したら「そう言えばこれを書いた頃は『転スラ』はアニメ化決定していなかったのに、今はもうアニメ放送されているな」と思い返したので、つらつらまた書いてみることにしました。

前に書いた時には期待を込めた予想・想像でしたが、本当に『転スラ』がアニメ化された上に、更にもう放送されているという現実の展開の早さに吃驚です。

わず一年程度の間でこの現状です。

しか適当に描いた予想・想像でしたが、実際に2クール制作され、今のストーリー展開のペース、そしてOPから読み取れる予想では前に書いた通り書籍である6巻か7巻あたりのところで終わる展開になりそうです。

予言ではないですが、適当なことを予想して書いておくと(本当に正解した場合の時だけは)自慢できるから、書いておくもんですね。

まあ本編を読了済みで、ある程度は知見のある人なら予想できるであろう範囲のことでしょうけど。

とりあえず『転スラ』のことはこれぐらいにして、前に書いた時以降に「なろう系」と呼ばれそうなウェブ小説からアニメ化されることが発表された作品に注目して、今の現状を整理してみましょう。

もう数日で年末年始、つまりコミケになるのでこの時期には色々なアニメ化の情報が公開されると思われ、その中には「なろう系」のアニメ化もあるかもしれません。

そのコミケ前になってしまますが、年末年始バタバタしてしまう人も多いので、その少し前に情報を整理してみましょう。

まずは前に書いた時にはもうアニメ化の発表がされているものをチェックしてみましょう。


これらは最近色々な情報が解禁されましたが、『盾の勇者の成り上がり』がまさか2クール制作されるとは思いませんでした。

これは『転スラ』の予想はほぼ正解したのに対して、こちらの予想は反対にハズレました。

書籍版が結構長々と刊行されていてまだまだ終わる気配がない作品なので、博打……なのかはお金を出すスポンサー制作側の判断なのでなんとも言えませんが、前にも書いたとおり私の考えでは2クール制作するとは思わなかったです。

ただ書籍版が20巻を超える大長編なので、アニメ化を機に動けば大きいリターンはあるかと思います

「なろう系」と呼ばれる作品の多くは大長編なので、今後のアニメ化の試金石になるのかもしれません。

同じ会社から出版され、そして同じ雑誌コミカライズを展開している『無職転生』のアニメ化に繋がる流れの一環なのかもしれませんしね。

もう一つのアニメ化の『賢者の孫』。

こちらはネット民的な視点からウォッチ対象になりやすネタ枠的な存在ですが、「ED主題歌アーティストの “女性バーチャルタレント限定オーディション」というのを開催し、斜め上なのか斜め下なのか分からないですが、予想するだけ無駄方面ネタを散らしつつ、2019年4月放送が決定していることを知ることになりました。

前に書いた予想では強引に1クール……とか書いていましたが、『盾の勇者の成り上がり』が2クール制作されるならこちらもワンチャン……とかそんな想像も頭の片隅に。

さてどうなるでしょうか?


そして今回の本題ですが、前に書いた時以降にアニメ化が発表された順番にリストアップしてみます



最近は本当に多いので、ここに挙げた以外での「抜け」があるかもしれません。

あったらごめんなさい。

まずは上には挙げませんでしたが、アニメ化が告知され、そのわずか数日後には制作中止となった『二度目の人生を異世界で』を取り上げないと、今年は語れないのかもしれません。

中止になった経緯は余りにもイレギュラーパターンなので言及するにも難しいですが、(なろう系には出版からデビューした現役の作家さんもいますが)素人が下手に残すログって怖いですね。

チャイナリスク」という本来言葉意味とは違うのか違わないのか微妙なところですが、今の時代アニメ海外配信も当たり前の時代なので、色々と各方面に向けてのチェックというかフォローが難しくなってきています

そしてそれとは別パターンですが、『ありふれた職業世界最強』はアニメ化と放映時期を発表してわずか一か月程度で、TVアニメ放送延期を告知するというよく分からない流れでした。

以降は動きをほとんど確認できないので、アニメ化がキチンと動いているのかは自分業界人でもなんでもないのでその辺りはよく分かりません。

『私、能力平均値でって言ったよね!』はアニメ化の発表がありましたが、今のところ特に追加情報ほとんどないのでよく分かりません。

出オチな系なコメディ色が強い作品なのでアニメ化した場合は、最終回をどうするんだろう?ってシリーズ構成の人の苦労を想像して出来上がりを楽しみにしたいと思います

異世界チート魔術師』。こちらもアニメ化の発表以降は追加情報ほとんどなし。

少年エースコミカライズが連載されているので、ヒーロー文庫よりももしかしたら、KADOKAWA方面から情報公開があるのかもしれません。

最近よく分類されやすい、チート&イキリなキャラカテゴライズされる系統作品なので、主人公に変な呼び名が付く可能性が高いかもしれません。

蜘蛛ですが、なにか?』は既にショートPV存在していて、それを観る限りはもしかしたら(大迷宮内での描写は)全編フル3Dアニメ作品可能性も。

PV以外はこちらも追加情報ほとんどないので、展開待ちでしょうか。

書籍版はKADOKAWAからコミカライズヤングエースUPと、KADOKAWAが表立って展開している作品です。

なろうの本編は今の展開に区切りがつけば完結の可能性が高いと思われますが、なろうと書籍版に展開の違いがみられ、それを並行で進めようとしているからか、最近ではなろうも書籍版も進みがスローになっているのが難点でしょうか。

作品の人気的には大迷宮での成長・進化テンポの良さが売りの一つだったと思われ、それが失われる後半のストーリーアニメ化には不向きな印象があるので、個人的には1クール強敵連戦危機・成長・進化連続で怒涛のハイペースがどう描かれるかが注目と思っています

魔王様、リトライ!』は「モンスター文庫」という双葉社から出版で、「モンスター文庫からは初のアニメ化になります

「なろう系」としては余り際立った特長を感じるタイプ作品ではないですし、固定ファンが多いというわけでもない作品なので、アニメオリジナルラスボスが終盤に登場する展開もありそうな気がする作品です。

乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は「なろう系」としては、女性向け作品アニメ化としてはお初のモノになるのかもしれません。

基本的女性読者向けの作品ですが、内容的には恋愛コメディになるので、メインキャラの男女比率も同数程度ですし、アニメの仕上がり次第では男性にも幅広く楽しめる作品として受け入れられる可能性は高いです(最近女性向けのアニメ作品が、男性にも受け入れられる程の人気を得るような作品が出ていないので、久しぶりにそういう作品を見てみたいという期待を込めて)。

原作イラスト担当されている方がそのままコミカライズ作画をやっていて、コミカライズも評判が良いので、個人的には何気に期待している作品だったりします。

『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』は「小説家になろう」ではなく、KADOKAWAの「カクヨムからまれ作品になります

まあ色々と面倒なので「なろう系」と大別しても余り問題はないと思いますが、そういうことにうるさい人も多いので注意しましょう。

この作品成功するかどうかは分かりませんが、KADOKAWAとしては「小説家になろう」(株式会社ヒナプロジェクト)にアクセス数と、最終的な公開管理権的なものを握られるのは悔しいことと思われるので、「カクヨム」でのヒット……はともかく、アニメ作品があるんだよという実績は欲しいでしょう。

『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』は転生・転移系ではなく、VRによるMMORPGもの

転生・転移系とは違う「なろう系」の定番パターン舞台設定で、簡単に言えばSAOからデスゲーム要素を抜いたもの説明するのが正解でしょう。

あれ?そう言えば今回リストアップしたアニメ作品は、この『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』を除けば、全て異世界転生・転移系になりますね。

そして巻数・売上的にも妥当とは思いますが、別要素の問題があったので、『八男って、それはないでしょう!』がアニメ化の発表にはまさかと吃驚しました。

作品のものは内容的に特に問題はないと思うのですが、同じ作者の別作品が「チャイナリスク」がありそうな状態だったのでアニメ化はないなと自分は考えていたのですが、いつの間にかその作品はなろう上から削除されたので、リスク管理した上でアニメ化の動きを進めていたようです。

個人的に注目は、『乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』と『蜘蛛ですが、なにか?』ですね。

乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は「悪役令嬢モノ」とも分類される系統作品で、これがヒットすると他の女性向けの作品アニメ化への追い風となるかもしれません。

蜘蛛ですが、なにか?』はショートPVの出来が良かったので、これならアニメ映えしそうだなあと思いました(大迷宮編は好きなんですよ……)。




という感じでアニメ化が発表されている作品を軽く紹介してみました。

整理して見直してみると、多いですね弾数が。

実際どれがヒットするのかはアニメ本編の出来次第なところもあるので予想は難しいですね。

そうなると今後アニメ化しそうな作品を予想してお茶を濁すのが一番でしょう。

自分としては、コミカライズが(一応は)少年向けの限界突破な『異世界迷宮ハーレムを』を挙げてみたいと思います

なろうの方の原作更新がほぼ止まっていますストーリーストックはありますし、エロ系は一定需要があるので(笑)、これはアニメ化するんじゃないかなあと予想しておきます

あと2019年は「カクヨムからアニメ化をKADOKAWA積極的に展開しようとするのではないかと思わるので、『豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい』あたりも候補に挙がっているんじゃないかと予想しておいてみます



そして今年『転スラ』がアニメ化されたことで、残る超大物は『無職転生 - 異世界行ったら本気だす -』と、「このライトノベルがすごい!」では単行本ノベルズ部門で2年連続1位と圧倒的な強さを誇る『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』ぐらいになるでしょうか。

本編そのものはどちらも完結していますが、そのどちらも超大長編なので1クールでのアニメ化はまずないかと思われます

4クール用意しても多分完結しない可能性が高いですが、かつてはNHKでは『彩雲国物語』や『ログ・ホライズン』など分割になりますが4クール以上放映したこともあるので、『本好きの下剋上』はNHK枠でのアニメ化ならありえそう……と予想してみます

そうなると『無職転生』に関しては、先行している『転スラ』のメディアミックス展開の成功具合次第でしょうか。

あとはPV数と売上的には、『とんでもスキル異世界放浪メシ』と『転生したら剣でした』あたりが候補に挙げられるかと思います

「なろう系」の書籍化の際には「絵師ガチャ」で当たりを引けないとヒットしないみたいな話がネットに転がっていますが、更にアニメ化まで繋げるには「漫画家ガチャ」で当たりを引くと倍率ドン!のような気がしますので、『とんでもスキル異世界放浪メシ』と『転生したら剣でした』の2作品に関してはコミカライズの出来が良いので、そういう意味アニメ化に近いような気がしま(笑)


さて他に識者の意見を参考にしたいと思うので、ブックマークした上でアニメ化される作品を予想してみてコメントしてくれたらありがたいですね。

「あ、この作品もあったな」みたいなこともあるかと思いますので。

2018-12-12

アニメ涼宮ハルヒの憂鬱』の流行を振り返る

再考・『涼宮ハルヒの憂鬱』のどこが新しかったのか - シロクマの屑籠

p_shirokuma氏に記憶を刺激されたので、『涼宮ハルヒシリーズのいちファンとして、個人的にも振り返ってみたいと思う。

ハルヒ』に新しさはあったか

大ヒットした作品には「総決算タイプと「新開発」タイプがあると考えている。

すなわち、過去流行を上手くまとめたものと、新しい流行提示するものである

原作の『ハルヒ』はまさしく総決算タイプだと言えるだろう。

80年代90年代ジュブナイルSF超能力ものベースに、

きわめて表面的かつ類型的な萌え要素を配置したものが『ハルヒである

西尾維新のように、萌え理解した上で過去作品換骨奪胎するのではなく、

ベタに古いものをやりたいので萌えをまぶして新しくみせかけた、といった印象を受ける。

ハルヒ』にフォロワーはいるか?

2000年代に猛威を奮った『月姫』や『戯言シリーズ

Web小説でVRMMOもの流行させた『ソードアート・オンライン』などと比較すると、

ハルヒ』はヒットの規模のわりにフォロワーの少ない作品と言っていいだろう。

ライトノベルの「萌え化」「学園ラブコメブーム」の原因とみなされることもあるが、

ハルヒ』の大ヒット以前からMF文庫Jなどにはその傾向が見られたし、

直接的には2000年代前半に全盛期を迎えていたエロゲの影響のほうが大きい。

ちなみに『ハルヒフォロワーなら『いでおろーぐ!』がオススメだ。

アニメ化からハルヒ』はヒットしていたか

難しい問題だ。

アニメ化から巻割10万部を突破しており、これは当時の出版状況からしてもヒットではあったが、飛び抜けた大ヒットだったとは言い難い。

スニーカー文庫エース格」とは言えても、「業界代表するエース」ではない、といった感じか。

そもそもスニーカー文庫落ち目だったし。

第一巻の『憂鬱』は話題になったものの、『溜息』『退屈』がいまいちだったため、作品評価としては賛否が入り交じる状態

憂鬱』は当時の2ch人気投票で21位(そのときの1位は『撲殺天使ドクロちゃん』、2位は『バッカーノ!』)。 

消失』は同じく2ch人気投票で6位(1位は『ALL YOU NEED IS KILL』)であった。

ただし、2004年11月発売の『このライトノベルがすごい!2005』で『ハルヒ』は1位を獲得しており、

(この結果は少々の驚きをもって迎えられたと記憶しているが)やはり一定の人気は獲得していたことがうかがえる。

動画サイトとの関係

勘違いされることが多いが、アニメハルヒ放送時(2006年4月7月)には、まだニコニコ動画2006年12月12日〜)は存在しない。

ニコ動によってヒットしたアニメ」を考えるなら『らき☆すた』(2007年4月9月)のほうが適当だろう。

ハルヒ』の場合、本編を動画サイトで視聴するというよりも、「ネットで話題になったシーンだけを確認する」という使い方がまだ多かったのではないか

当時のYouTubeでは、動画の長さに10分の制限が設けられていたことも考慮したい。

(このあたりは個人的YouTube敬遠していたという理由もあり、実際には本編をまるごとYouTubeで観ていた人も多いかもしれない…)

ただ、ニコ動の開設時に真っ先にハルヒ動画投稿され、

その視聴体験をみんなで「共有」したという点については、ニコ動(のコメント機能)の果たした役割は大きいと考える。

ブログとの関係

2006年といえば、我らが梅田望夫の『ウェブ進化論』が発売された年で、「Web2.0」ブームの真っ盛りである

はてなダイアリー2003年1月livedoor Blog2003年11月アメーバブログ2004年9月FC2ブログ2004年10月。Yahoo!ブログ2005年1月

2004年ごろのブログブームを経て、2006年にはすっかり普及しており、オタクたちも盛んに長文を書き散らしていた。

この頃は、ちょっと気合を入れた記事を書けば、

カトゆー家断絶」「かーずSP」「ゴルゴ31」に代表される個人ニュースサイトが、それを拾って拡散してくれるサイクルがあった。

また、いわゆる「2chまとめブログ」も2005年ごろから増加しており、考察話題拡散を手伝うこととなった。

(ただし現在有名な「やらおん!(今日もやられやく)」「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報@刃」などが台頭してくるのは2007年以降である

ついでに2005年2月には「はてなブックマーク」も開始している。「mixi」のブーム2005年くらいか

ちょうど『ハルヒ』の放送直前に、これらのツールが出揃ったわけである

京アニとの関係

アニメハルヒ』のヒットに最も貢献したのが京アニの超絶作画だったことは疑うべくもない。

自主制作映画完璧再現した第一話、EDでの滑らかなダンス、『射手座の日』の艦隊戦、『ライブアライブ』における楽器演奏

時系列シャッフル公式サイトの作り込みなどと併せて、とにかく話題性が抜群に高かった。

(当時はヤマカン天才扱いだったなあ)

私は作画オタクではないので明言は避けるが、

2006年の『ハルヒ』、2007年の『らき☆すた』、2009年の『けいおん!』で京アニブランド確立されて以降は、

他のアニメでも異常に作画クオリティがアップしていったことだし、

やはりアニメハルヒ』の特徴を挙げるならキャラデザよりは作画だと思う。

アニソンとの関係

アニソンあるいはキャラソンについては、2005年アニメネギま』の主題歌ハッピーマテリアル』の影響が最大で、

ハルヒ』の「ハレ晴レユカイオリコン1位にしよう」などはその後追いにすぎないという印象が強い。

ただ、『けいおん!』をはじめとして「作中で歌われるキャラソン」が増加したことについては、

ハルヒ』のそれが売れた影響は大きいのだろうな。

ラノベブームとの関係

1997年アニメスレイヤーズ』のテレビ放送が終わり、そのブームが落ち着きを見せて以降、

世間的な注目度でいえば「谷間」の時期を迎えたライトノベルが再び注目を集めるようになったのは、

2004年に相次いで発売された『ライトノベル完全読本』『このライトノベルがすごい!』などの「解説本」がきっかけとされる。

それを追うようにアニメ化も増加し、2004年に3本しかなかったラノベ原作アニメは、2005年に8本、2006年には18本にまで膨れ上がった。

まり、『ハルヒ』の大ヒットはアフターバーナーのようなもので、ラノベブームの「きっかけ」そのものではなかった。

とはいえハルヒ』によってラノベブームが一気に拡大したこともまた事実である

まとめ

ハルヒ』の内容から流行理由を探るのは難しい。

原作面白かったというのは流行の最低条件であって、

あとはSF設定によってファンによる考察がはかどったというくらいだろう。

やはり外的な要因に求めるべきだと思う。

京アニの台頭、キャラソンの増加、動画サイトの登場、ブログの普及、ラノベへの注目…

これらがちょうど上手いタイミングで噛み合ったからこその流行だったと言えるのではないか

あ、『ハルヒ』の流行が終息したのは「エンドレスエイト」のせい。

これだけは間違いない。

2016-12-15

anond:20161215185207

下位作品投票が被ったならともかく、上位作品が被るのは十分にありうるだろ。

いくらなんでも5枠しかない投票権のうち、3つが丸かぶりするっていうのは、相当なことだと思うし、過去の「このマンガがすごい!」でも「このライトノベルがすごい!」でも、ここまで被った投票ってみたことないぞ。

具体的にどんな問題があるの?

「一番すごいマンガをきめよう」の本で、自然に票集めたら一位が3つできちゃったってこと。

ランキング番組で一位が3つ合ったらしらけるやろ。

2015-12-23

http://anond.hatelabo.jp/20151223001730

おまえが求めてるのは「ランキングだけどランキングではないもの」であって、そんなもの存在しないと言っている。

ランキングの影響が大きすぎるからランキングを変えればコミュニティも変わるに違いない、というのがまず間違い。

ランキングコミュニティの反映でしかない。

それをいじるとコミュニティとは関係のない「運営オススメリスト」になるだけで、

そうすると「ランキング」としての影響力の大きさも消え失せる。

あるアニメ子供たちに悪影響を与えているからと言って、

アニメ権利を買い取って自分が考える善良な物語に改変したら、

それはもう子供たちが求めるアニメではない、という話だ。

ちなみに実際にランキングの改変をやってるのが「このライトノベルがすごい!」だけど、

ランキングとしての信頼性が低下しただけでまったく成功したとは言えない。

そういう意味で言えば、結局はランキングなんてもの劇薬なのであって、

初心者向けの良い指標になると同時に、そもそも影響力が大きすぎて扱いづらい代物なのだ

その問題を克服しようと思ったらランキングのものをなくすしかない。

それこそ「運営オススメリスト」と称して毎日オススメ作品を並べた方がいい。

追記。

いちおう「なろう」の運営もセカンドランキングとか用意して、

出来る範囲改善を試みようとしてるけど、やはり上手くいってるようには見えない。

本気で改善を考えるなら客の8割を捨てるくらいの覚悟必要だと思うし、

そうでないなら現状のままで妥協するしかない。

個人的にはテンプレが隆盛することは良いことだと思っているので、

客の8割を捨ててまで改革を断行する必要性を感じないんだけどな。

自分で探せば」、テンプレ以外の作品もあるんだし。

2015-07-21

ラノベ読みが選ぶこれを読め

好きなライトノベル投票しよう!! という企画がある。今のところ毎年二回やっていて、ライトノベル読者がおすすめしたい作品投票するというものだ。ちょうど上半期の結果が出たところだ。最近ラノベからないし、面白い作品なんてないんでしょというおまえらおすすめライトノベルが揃っているから載せておく。

http://lightnovel.jp/best/2015_01-06/vote.html

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVII

ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー

戦うパン屋機械じかけの看板

深海ソラリスII

まらん! メチャクチャ青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。

下読み男子投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。

エイルン・ラストコード架空世界より戦場へ~

薬屋のひとりごと(3)

ひとつ海のパラスアテナ

我がヒーローのための絶対悪

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02

独創短編シリーズ 野崎まど劇場(笑)

ランキング上位は基本的ラノベ読みの間で話題になった作品だな。読んでおけば通ぶれるし、それでいてマイナーすぎないという狙い所だ。

「終末なにしてますか?」は、例えば アニメ・ラノベファンタジーの”呪い”を描くメタライトノベル「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」 - 主ラノ^0^/ ライトノベル専門情報サイトとか取り上げている人も多い。野崎まどもいまやだいぶ出世したが、当初から独創的な作品を書くことで話題だった (ファンタジスタドールとか)。下読み男子投稿女子とかは作品として出す前に一般的に行われる下読みという校閲に近い作業を話題に取り上げていて、ラノベ作家を書くメタ的なラノベから派生が伺える感じ。ラノベ作家ものいうと平坂読たんの最新作「Amazon.co.jp: 妹さえいればいい。 (ガガガ文庫): 平坂 読, カントク: 本」がおすすめだ。作家同士の交流とか、編集との絡み、作品制作の苦労がギャグ風味で書かれている。

ひとつ海のパラスアテナ」は電撃文庫新人賞作品で、女主人公百合風味な海洋ものという異色な作品ライトノベルの懐の深さを示してくれた。ラノベでも女主人公いるんやんで。

「たまらん」とか「アルデラミン」、「ソラリス」も同様の傾向がある。

トップラインナップをみれば分かるけれど、メジャーどころがないのが特徴的。前述したよみたんの「妹さえいればいい。」もないし「俺ガイル」もないしね。すでに有名なのはおすすめしてやるかという意思が感じられる。その偏向したポジションが、このライトノベルがすごい!とかのランキングを良い意味でも悪い意味でも混乱させるんだけどね。

上位だけじゃなくて下位の方にも面白い作品が入っているのでぜひ本家のほうで見てくれ。票数は少ないものの、その作品を押したいというラノベ読みの意思が反映されている。

同時期に行われているライトノベルツイッター杯2015年上半期概要 - ライトノベルツイッター杯募集が終わって、1、2週間後の土曜日に結果が発表されるはずだがそっちにも注目だ。そして次の機会にはおすすめ作品投票してくれると助かる。それじゃあ、良いライトノベル生活!!!

2012-01-06

2012年初頭でのライトノベル関連のニュースサイト考察雑感


ライトノベル総合情報サイトラノベニュースオンライン
http://ln-news.com/

ニュース更新頻度は、まあ普通レベルな印象。今のところオリジナルの企画としては、インタビュー記事が多い。(だが角川系レーベルへのインタビューができていないので、今後はMF文庫Jインタビューもできなくなる可能性も?この辺りは「このライトノベルがすごい!」あたりと事情が重なっている?)

今までのニュース更新を見ている限り、中の人ニュース更新スキルは(まだ慣れていないからか)中途半端な印象が強い。それにライトノベル全般の知識量も半端な印象があり、サイト構築に使っているブログツールの「WordPress」を上手く使いこなしていないようにも思える。せっかく「WordPress」を使っているのにスマートフォン対応用のページが用意されていないようだし。

あと正直なところ、単価が高いアニメ関連商品を除いて考えた場合、1冊の単価が安いライトノベルで商用サイトとして(Amazonアソシエイトだけで)儲けを出すことができるのか微妙ではないかと思うのだが、実際のところどうなのだろう?儲けが出なければ運営が先立たないので、長期間に亘る運営は難しいのではないと思うのが……。

どこかの小金持ち趣味で運営されていることを期待して、それなりに長くは続いて欲しいとは思っています


かつくらWEB(試行錯誤中)
http://katsukura.xxxblog.jp/

こちらもある意味では商用サイト的な存在。元「活字倶楽部」、現在は「かつくら」の編集部が運営されているブログ

ラノベニュースオンライン」と比べると商売気がかなり少なく、雑誌かつくら」を作る上での情報収集的なログみたいな印象が強い。その分、長く安定して運営してくれるようにも感じる。

情報はかなり多め。ただし少年向けライトノベル以外の情報も多く、というか少女向けのライトノベル情報や、若い人に人気の高い作家情報なども多いので、少年向けのライトノベル情報けが欲しい人には、やや不向きなところもある場合も。

しか現在のところ、更新頻度は高いので、チェックしていて損はないところだと思います


ライトノベルを書こう!!
http://lightnovel.jpn.org/

ライトノベル公式サイト更新情報を見るだけであれば、便利なところ。

ニュース過去ログはないみたいなので、情報を遡って探すというのには不向き。


リココのLieと述べる記憶
http://d.hatena.ne.jp/niconico_licoco/

ニコ生ライトノベル関連の放送をやっている方。

ブログ的にはライトノベルニュース専門でもないようだし、情報収集更新不安定なところがあるので、今のところは微妙な印象。


新装版 ライトノベル速報中
http://raitonoberusokuhou.blogspot.com/

更新頻度は高め。ただ公式情報というよりは、個人ブログまとめサイトなどの情報経由でのニュースが多い印象。


最後にこちらを。


気が向いたらのライトノベル週報
http://d.hatena.ne.jp/latio/

年末での更新終了が悔やまれます

自分の中では、ライトノベルのニューサイトスタンダード的なところでした。安定したニュース更新シンプルな記事構成、他では取り上げていない公式サイトからニュースを見つけてくる情報力の高さなど、ライトノベル情報を扱っているところとしては、トータルバランスの高さで隙がなく、非常に優秀なところでした。

ニュース記事のカテゴリー分けも細かく、はてなダイアリー機能を上手く活かして運営されていたので、過去記事の一覧性も良く、便利で完成されていたところだったと思います

下手なライトノベル感想サイトログよりも、大変貴重と思われるニュースログなので、是非ともプライベートモードの解除をお願いしたいところ。まだログの削除をしていないことを期待します。

長い間お疲れ様でした。



自分としては長く見ていた分、「気が向いたらのライトノベル週報」はライトノベルニュースサイトとして完成度の印象に非常に強いです。

ページを開けば、数日分の何個かのニュース記事を閲覧できるシンプルな構成で見れましたし、カテゴリーけがしっかりとされていて、レーベルごと、アニメ情報ドラマCD、部数情報など、キチンと分かれていていました。

基本的にはシンプルな記事構成でしたが、何気なく「関連記事」や「関連リンク情報も加えられていて、その記事で取り上げられていた作品や作者情報の中から関わりの深い最近記事などをピックアップしていたので、これらは他のところでは余りされていない付加情報でしたので、丁寧さを感じるある種の職人的な仕事ぶりだったと思います

復活、または後継サイトの登場を期待したいところです。

2007-12-29

ライトノベル書店売上ランキングレーベル追加)

http://anond.hatelabo.jp/20071222201004コメントファミ通文庫スーパーダッシュ文庫は?というのがあったので、http://anond.hatelabo.jp/20071223134946 に追加してみた。(*のタイトル

順位 K J
1位 涼宮ハルヒの分裂 7,398 4,219 11,617
2位 彩雲国物語  青嵐にゆれる月草 5,338 2,679 8,017
3位 彩雲国物語  白虹は天をめざす 4,907 2,602 7,509
4位 キノの旅  10 4,997 2,378 7,375
5位 涼宮ハルヒの憂鬱 4,803 2,386 7,189
6位 彩雲国物語  緑風は刃のごとく 4,249 2,086 6,335
7位 涼宮ハルヒの溜息 3,702 1,981 5,683
8位 フルメタル・パニック つどうメイク・マイ・デイ 3,343 1,647 4,990
9位 涼宮ハルヒの退屈 3,261 1,722 4,983
10位 涼宮ハルヒの消失 3,212 1,691 4,903
11位 涼宮ハルヒの暴走 2,976 1,583 4,559
12位 グイン・サーガ 110 快楽の都 3,270 1,228 4,498
13位 グイン・サーガ 113 もう一つの王国 3,229 1,193 4,422
14位 グイン・サーガ 111 タイスの魔剣士 3,152 1,255 4,407
15位 グイン・サーガ 112 闘王 3,199 1,200 4,399
16位 涼宮ハルヒの動揺 2,837 1,552 4,389
17位 涼宮ハルヒの憤慨 2,835 1,536 4,371
18位 グイン・サーガ 114 紅鶴城の幽霊 3,127 1,232 4,359
19位 灼眼のシャナ  14 2,637 1,682 4,319
20位 涼宮ハルヒの陰謀 2,733 1,511 4,244
21位 ゼロの使い魔  10 2,306 1,778 4,084
22位 時をかける少女 2,920 1,149 4,069
23位 グイン・サーガ 115 水神の祭り 2,778 1,161 3,939
24位 学園キノ  2 2,530 1,363 3,893
25位 ゼロの使い魔  11 2,085 1,621 3,706
26位 今日からマ王! 2,444 1,180 3,624
27位 リリアとトレイズ  5 2,300 1,283 3,583
28位 創竜伝  13 2,347 1,098 3,445
29位 灼眼のシャナ  15 2,005 1,378 3,383
30位 リリアとトレイズ  6 2,121 1,249 3,370
31位 グイン・サーガ 外伝21 鏡の国の戦士 2,405 917 3,322
32位 少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え 2,105 1,181 3,286
33位 少年陰陽師 翼よいま、天へ還れ 2,088 1,186 3,274
34位 星界の断章  2 2,096 1,150 3,246
35位 ゼロの使い魔  12 1,795 1,310 3,105
36位 ロードス島戦記  6 2,044 1,025 3,069
37位 少年陰陽師 真実を告げる声をきけ 2,004 1,036 3,040
38位 ミミズクと夜の王 1,774 1,151 2,925
39位 マリア様がみてる  あなたを探しに 1,714 1,093 2,807
40位 ゼロの使い魔 1,653 1,065 2,718
41位 ゼロの使い魔  9 1,461 1,200 2,661
42位 タバサの冒険 1,411 1,175 2,586
43位 彩雲国物語  はじまりの風は紅く 1,718 837 2,555
44位 とある魔術の禁書目録  12 1,487 1,064 2,551
45位 とある魔術の禁書目録  13 1,489 1,043 2,532
46位 マリア様がみてる  クリスクロス 1,635 835 2,470
47位 狼と香辛料 1,316 1,109 2,425
48位 マリア様がみてる  大きな扉小さな鍵 1,593 806 2,399
49位 学園キノ 1,579 798 2,377
50位 ハヤテのごとく!春休みの白皇学院に、幻の三千院ナギを見たbyハヤテ 1,593 767 2,360
51位 彩雲国物語  紅梅は夜に香る 1,566 782 2,348
52位 とらドラ!  4 1,347 990 2,337
53位 鋼の国の魔法戦士 1,509 708 2,217
54位 狼と香辛料  3 1,260 944 2,204
55位 彩雲国物語  黄金の約束 1,459 684 2,143
56位 マリア様がみてる  フレームオブマインド 1,459 680 2,139
57位 とある魔術の禁書目録  SS 1,236 895 2,131
58位 狼と香辛料  4 1,107 930 2,037
59位 彩雲国物語  欠けゆく白銀の砂時計 1,339 612 1,951
60位 彩雲国物語  漆黒の月の宴 1,330 620 1,950
61位 彩雲国物語  花は紫宮に咲く 1,365 566 1,931
62位 彩雲国物語  心は藍よりも深く 1,322 607 1,929
63位 彩雲国物語  想いは遥かなる茶都へ 1,313 585 1,898
64位 彩雲国物語  光降る碧の大地 1,315 579 1,894
65位 彩雲国物語  藍より出でて青 1,294 552 1,846
66位 神曲奏界ポリフォニカ  ストラグル・クリムゾン 1,159 677 1,836
67位 彩雲国物語  朱にまじわれば紅 1,280 546 1,826
68位 とらドラ!  5 1,048 777 1,825
69位 狼と香辛料  5 987 765 1,752
70位 とらドラ・スピンオフ 918 668 1,586
71位 乃木坂春香の秘密  5 916 632 1,548
72位 神曲奏界ポリフォニカ  ビギニング・クリムゾン 951 592 1,543
73位 らき☆すた殺人事件 917 590 1,507
74位 “文学少女”と死にたがりの道化ピエロ)  607 789 1,396 *
75位 乃木坂春香の秘密  6 791 584 1,375
76位 まぶらほ  じょなんの巻・いち 767 566 1,333
77位 護くんに女神の祝福を!  9 782 532 1,314
78位 “文学少女”と繋がれた愚者(フール)  623 634 1,257 *
79位 まぶらほ  さらにメイドの巻 702 513 1,215
80位 護くんに女神の祝福を!  10 709 499 1,208
81位 “文学少女”と穢名の天使(アンジュ)  586 552 1,138 *
82位 れでぃ×ばと!  2 579 496 1,075
83位 “文学少女”と飢え渇く幽霊ゴースト)  453 597 1,050 *
84位 護くんに女神の祝福を!  12 605 437 1,042
85位 神父と悪魔  546 387 933 *
86位 テイルズオブジアビス 5 548 314 862 *
87位 狂乱家族日記 7さつめ 490 370 860 *
88位 “文学少女”と慟哭の巡礼者  476 383 859 *
89位 テイルズオブジアビス 6 493 310 803 *
90位 狂乱家族日記 番外そのいち 445 333 778 *
91位 お狐サマの言うとおりッ!  359 399 758 *
92位 Nana 2 601 155 756
93位 狂乱家族日記 8さつめ 425 327 752 *
94位 影〓光(シャドウライト) 激突編 425 327 752 *
95位 モンスターハンター魂を継ぐ者 1 445 282 727 *
96位 モンスターハンター  360 364 724 *
97位 金の王子と金の姫  400 321 721 *
98位 封縛師  389 300 689 *
99位 モンスターハンター 英雄の条件 353 319 672 *
100位 モンスターハンター 狩りの追憶 313 336 649 *
101位 モンスターハンター 長の資格 307 335 642 *
102位 紅  390 252 642 *
103位 金の王子と銀の悪魔  317 312 629 *
104位 テイルズオブジアビス 真白(しろ)の未来(あした) 344 271 615 *
105位 まじしゃんず・あかでみい 8 340 264 604 *
106位 神曲奏界ポリフォニカ  ぱれっと 345 253 598
107位 紅 ギロチン 368 230 598 *
108位 ラブ・ゆう  346 251 597 *
109 まかでみ・らでぃかる 5 325 268 593 *
110位 神父と悪魔 銀の森の人狼ワーウルフ 331 251 582 *
111位 学校階段 4 322 260 582 *
112位 お狐サマのから騒ぎッ!  280 299 579 *
113位 ラブ・コン 377 199 576
114位 緋色の欠片 1の章 340 234 574 *
115位 学校階段 3 317 257 574 *
116位 学校階段  291 278 569 *
117位 金の王子と黒の魔導士  303 252 555 *
118位 バカとテスト召喚獣  318 235 553 *
119位 吉永さん家のガーゴイル 11 331 220 551 *
120位 ドラゴンクライシス!  302 244 546 *
121位 学校階段 5 302 237 539 *
122位 銀盤カレイドスコープ vol.9 309 227 536 *
123位 影〓光(シャドウライト) 暴走編 296 239 535 *
124位 銀盤カレイドスコープ vol.8 305 223 528 *
125位 ラブ・コン  恋の歯車、回したろかー編 377 142 519
126位 円卓生徒会  296 216 512 *
127位 バカとテスト召喚獣 2 288 211 499 *

2006年10月1日-2007年9月30日

このライトノベルがすごい!2008」の、とらのあなくまざわ書店では入っていないのは、ランクインしなかったのか無視されていたのか。「文学少女シリーズが入らないのは納得いかないと思われたが74位止まり。

2007-12-22

ライトノベル書店売上ランキング

このライトノベルがすごい!2008」に載っていた書店売上ランキングを某最大手チェーンのPOSデータサービスで検証。

1位 涼宮ハルヒの分裂 7398
2位 彩雲国物語  青嵐にゆれる月草 5338
3位 キノの旅  10 4997
4位 彩雲国物語  白虹は天をめざす 4907
5位 涼宮ハルヒの憂鬱 4803
6位 彩雲国物語  緑風は刃のごとく 4249
7位 涼宮ハルヒの溜息 3702
8位 フルメタル・パニック つどうメイク・マイ・デイ 3343
9位 グイン・サーガ 110 快楽の都 3270
10位 涼宮ハルヒの退屈 3261
11位 グイン・サーガ 113 もう一つの王国 3229
12位 涼宮ハルヒの消失 3212
13位 グイン・サーガ 112 闘王 3199
14位 グイン・サーガ 111 タイスの魔剣士 3152
15位 グイン・サーガ 114 紅鶴城の幽霊 3127
16位 涼宮ハルヒの暴走 2976
17位 時をかける少女 2920
18位 涼宮ハルヒの動揺 2837
19位 涼宮ハルヒの憤慨 2835
20位 グイン・サーガ 115 水神の祭り 2778
21位 涼宮ハルヒの陰謀 2733
22位 灼眼のシャナ  14 2637
23位 学園キノ  2 2530
24位 今日からマ王! 2444
25位 グイン・サーガ 外伝21 鏡の国の戦士 2405
26位 創竜伝  13 2347
27位 ゼロの使い魔  10 2306
28位 リリアとトレイズ  5 2300
29位 リリアとトレイズ  6 2121
30位 少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え 2105
31位 星界の断章  2 2096
32位 少年陰陽師 翼よいま、天へ還れ 2088
33位 ゼロの使い魔  11 2085
34位 新ロ??ドス島戦記  6 2044
35位 灼眼のシャナ  15 2005
36位 少年陰陽師 真実を告げる声をきけ 2004
37位 ゼロの使い魔  12 1795
38位 ミミズクと夜の王 1774
39位 彩雲国物語  はじまりの風は紅く 1718
40位 マリア様がみてる  あなたを探しに 1714
41位 ゼロの使い魔 1653
42位 マリア様がみてる  クリスクロス 1635
43位 マリア様がみてる  大きな扉小さな鍵 1593
44位 ハヤテのごとく!春休みの白皇学院に、幻の三千院ナギを見たbyハヤテ 1593
45位 学園キノ 1579
46位 彩雲国物語  紅梅は夜に香る 1566
47位 鋼の国の魔法戦士 1509
48位 とある魔術の禁書目録  13 1489
49位 とある魔術の禁書目録  12 1487
50位 ゼロの使い魔  9 1461
51位 マリア様がみてる  フレ??ムオブマインド 1459
52位 彩雲国物語  黄金の約束 1459
53位 タバサの冒険 1411
54位 彩雲国物語  花は紫宮に咲く 1365
55位 とらドラ!  4 1347
56位 彩雲国物語  欠けゆく白銀の砂時計 1339
57位 彩雲国物語  漆黒の月の宴 1330
58位 彩雲国物語  心は藍よりも深く 1322
59位 狼と香辛料 1316
60位 彩雲国物語  光降る碧の大地 1315
61位 彩雲国物語  想いは遥かなる茶都へ 1313
62位 彩雲国物語  藍より出でて青 1294
63位 彩雲国物語  朱にまじわれば紅 1280
64位 狼と香辛料  3 1260
65位 とある魔術の禁書目録  SS 1236
66位 神曲奏界ポリフォニカ  ストラグル・クリムゾン 1159
67位 狼と香辛料  4 1107
68位 とらドラ!  5 1048
69位 狼と香辛料  5 987
70位 神曲奏界ポリフォニカ  ビギニング・クリムゾン 951
71位 とらドラ・スピンオフ 918
72位 らき☆すた殺人事件 917
73位 乃木坂春香の秘密  5 916
74位 乃木坂春香の秘密  6 791
75位 護くんに女神の祝福を!  9 782
76位 まぶらほ  じょなんの巻・いち 767
77位 護くんに女神の祝福を!  10 709
78位 まぶらほ  さらにメイドの巻 702
79位 護くんに女神の祝福を!  12 605
80位 Nana 2 601
81位 れでぃ×ばと!  2 579
82位 ラブ・コン  恋の歯車、回したろか??編 377
83位 ラブ・コン 377
84位 神曲奏界ポリフォニカ  ぱれっと 345

2007-05-12

このライトノベルがすごい!」は「このSFがかわいい!」ぐらい的外れ言葉だと思ってる。

http://anond.hatelabo.jp/20070512161648

ミステリSFは横溝賞や小松賞っていう「取ったら世間に認められる賞」がある。

でもライトノベルって(商業デビューのための新人賞以外に)それに該当する賞はない。

これはライトノベルが「親しまれる」のが目的

第3者に「あんたはエライ!」って言われるのが興味ない、

むしろ書き手と読み手の間に壁が出来て邪魔だから。

ポケモンがすごい物語というわけではないけど子供への親しみでは圧倒的なもの。

ライトノベルの良さはそういうものに近いんじゃないのかな。

(もちろんすごいものはあると思うけど「1番の褒め言葉じゃない」だけ。)

 
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