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はてなキーワード: ストップワードとは

2020-12-25

anond:20201224204327

あっしもそんなに詳しいわけでは無いが、いくらなんでもはてな検索システム一般的全文検索から大きく外れた思想で作られているとは思えない。

まずもって検索システムつうのはどういうものかというと、通常のRDBの通常の検索の話だと、表の特定の列のデータ対象データがあったらその行を返すっつうものだ。

COL1COL2COL3
春麗回し蹴り
サガットタイガーアッパーカット
ベガキャミィグヘヘ
キャプテン沢田キャミィ澤田スペシャル'95

これでCOL2に索引をつけた場合検索条件に「隆」を入れたら行1と行2が返るつうのな。

全文検索だとちょっと面倒でこのCOL1とかCOL2に入るデータが「アストラギウス銀河を真っぷたつに分けた、バララントギルガメスの二つの星系が砲火を交えて、100年。」とかになるわけなのよね。

となると検索する人は「アストラギウス銀河」とか「バララント」とかで検索するわけで、それを想定して分割した「トークン」つう単位単語的なもので分割して索引を作るわけ。

そのトークン分割のやり方がいろいろあってそれで索引の出来方がかわって検索の使い勝手が変わってくる訳なんだけど、日本語場合、まず「てにおは」とかの「ストップワード」で分割して、それぞれのトークンをそれぞれ分割する・・・みたいなのは一般的なのね。

上の文章だと「アストラギウス銀河」 「真っぷたつ」「分けた」みたいに分割して、更に「アス」「アスト」「アストラ「スト」「ストラ」・・・みたいな。

もちろん索引サイズバカみたいになって全部スキャンした方がはやいやんけみたいになったら馬鹿馬鹿しいのでどのくらいのトークンを作るかはさじ加減なんだが、普通の仕組みなら「回し蹴り」はトークンとして入るので元記事の指摘はちょっと違うと思うのだ。

2020-01-22

松江哲明さんと加賀賢三さんの言い分を比べてみた

松江哲明氏の声明が出た。

今までとは違いそれなりに内容があるので、加賀賢三氏のインタビュー記事比較してみたい。長くなるので「口淫強要問題」の部分だけ抜き出してみる。

童貞。をプロデュース監督松江哲明より

https://note.com/tetsuakimatsue/n/n7761229283cd

童貞。をプロデュース強要問題の“黙殺された12年”を振り返る 加賀賢三氏インタビュー

https://getnews.jp/archives/2308598

いつからAV現場に行く話が出ていたのか?

松江『「童貞。をプロデュース企画の初期段階で「AV撮影現場へ行く」ということがコンセプトの一つであり共有されていた。そして初期の打ち合わせ段階で、作品の大きな二つの軸「AV撮影現場に行く」「好きな子告白する」という話を共有しました』

加賀『ある日、松江さんが「AV現場取材に行こう」と言い出しました。』

はっきり言い分が違っている。松江氏はAVについて初期の話合いの段階ででていたと。加賀氏はある程度撮影が進んでからいきなりとのこと。

この部分は松江氏によるとカメラを回していたとのことなので松江氏が証拠を出せるのではないかと思われる。

どっちにしても撮影現場に行くのはともかく性行為をする的約束はなかったんだろうという印象。

撮影前日の話

松江『そこでしばし私達は談笑した後、その場を盛り上げようと加賀さんに「明日撮影を実行するかしないかコイントスで決めよう」と提案しました。作中の該当シーンでは、コイントスの結果が明示されるギリギリタイミングで次のカットへ切り替わってAV撮影現場当日へ繋がっていますが、実際の撮影現場ではコイントスは「撮影をやめる」という結果を示していました。しか企画内容として私は「AV撮影現場へ行くシーン」は絶対撮ろうと決めていたこと、コイントスはその場の雰囲気を盛り上げるための演出手法の一つでしたので、私は「やっぱり明日撮影現場へ行こう」と説得しました』

加賀松江さんが「AV現場に行く」と言い出したときにも、「行きたくないです」とずっと断っていました。すると、松江さんは「じゃあ、コイントスで決めよう」と言い出しました。これは映画の中にもあるくだりです。結局、コイントスもぼくが勝ったんですが……なぜか、松江さんのゴリ押しで行くことになりました。映画では、コイントスして、手を開いて、「あっ」って言うところで映像は切られていて、次の画ではもうAV現場にぼくがいる、という流れに編集されています。本当はぼくが勝ったから行かなくていいはずだったんですが、本編では松江さんが勝ったことになっているんです』

ここは面白い! 

AV現場に行く、行かないの話合いを「しばし談笑した」と表現する松江氏。

コイントスをその場を盛り上げるためと語り、負けたにもかかわらず「撮影現場に行くシーンは絶対撮ろうと決めていた」ので「コイントスはその場の雰囲気を盛り上げるための演出手法」とごまかし『「やっぱり明日撮影現場へ行こう」と説得しました』

これは卑怯だよね。松江監督発言を最大限受け入れるとしても「説得」ではないだろ。

加賀さんは『松江さんは、本当にゴリ押しが酷い』と語っている。

もしコイントス松江監督勝利していた場合絶対約束しただろー」とか「男と男の勝負の結果だろ」とか言ってAV現場に連れて行かれただろうし、もう詰んでる。

れいじめっ子がよくやるやつだと思う。

撮影現場での話

松江『“約束事の共有”があったと思った幾つかの理由は「青年加賀ドキュメンタリー監督ビンタする」シーンでは、加賀さんは現場で「今のビンタは音が小さかったので、もう一度撮り直してもいいですよ」と私に提案しました。彼が作品演出意図について理解している発言であったと認識しています

加賀ビンタされるのはいいんですけど、まず“ヤラセ”が嫌だし、「AV女優は汚い」と言うことも嫌でした。でも、これでオチをつけてくれるんだろうと思ったんです』

ビンタさえ我慢すればそれで終われる(オチがつく)と思い前向きに協力した加賀さんと、ビンタシーンで撮り直しま提案してくるので、とてもやる気があるのだろうと勘違いしてしまったらしい松江さん。

悲しいすれ違いではある。

加賀『「これでオチがついたから、やっと終わる」と思っていました。ところが、部屋に戻ったらまた押し問答が始まりました。松江さんは、「お前待ちなんだよ」「やるまで終わらねえぞ」「松尾さんを待たせるなんて。お前、いい度胸してんな」と、脅しも入れるようになりました。「カンパニーさんって、そんなに怖い人なんだ」と想像を巡らせて、また怖くなりました。初めて会う方でしたし、「AV業界だし、怖い人たちがバックにいるかもしれない」と、さらに色々と想像して、どんどん怖くなりました』

ここも松江監督的には「ドキュメンタリー監督青年加賀を脅かす」という演出であるってことになるのだろう。でもそれ言っちゃたらやばい部分は全部演出って言えちゃうからなー

打ち合わせがあったのか

松江作品性質上「嫌がっているように見える演出」と「本当に嫌がっている現実」をうまく分けるために役者さんにお伝えするもので、例えば女優さんがお芝居で「嫌よ」「やめて」といっても、芝居か本心なのか判断つきません。なので「その流れで発せられない」ありえない言葉を「ストップワード」として設定し、その警報の効力は絶対的で、発せられたら何があっても撮影現場の全てはストッします』

『「ストップワード」を、「お弁当」にしますと決めてお伝えしました』

加賀さんは覚えて無いとのこと。

松江『「明日、あらかじめシャワー浴びてきてね」「もしかしたら絡み(セックス)のシーンあるかもよ」と言葉で伝えました』

これも加賀さんのインタビューでは出てきてない。

このへんは言った言わないの話になるんで難しい。

一応AV撮影現場のくだりはこんな感じ。今後松江監督の側から裁判を起こすらしく、今回書いてない言い分もあるらしい。

感想

私の感想としてはやはりこれはパワハラに当たるだろうと思う。松江監督も認めている「コイントス」の下りが決定的。こんなの無理を押し通すってことは松江さんは加賀さんの意思なんか尊重する気は無かったのだろう。

松江監督

『私はまるで「いじめている自覚のないいじめっ子」だったのか、と気づかされました』

と語っているが「まるで」って部分いらないよなーと、完全にただのいじめっ子でしょう。そして自覚がないってのも怪しいと思う。

お互いの立場の差を自覚した上で安全場所から加賀さんをいじって楽しんだであろう、松江監督が長い時を経て逆襲にあったってのが今回の件の本質かなと思った。

 
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