はてなキーワード: アフリカとは
そのとき家族友人はどうするんだろ?
行け行け言ってる人は家族とも疎遠で友人もいない人なんだろうか?
そもそも外国語もろくにできず現地の習慣とかも知らず、人脈もないのにいっても日本にいるより経済的にも精神的にも苦しくなりそうな気がするんだが。
少子高齢化で人口が減る日本と違って海外市場は伸びるといっても消費者だけでなく労働者も増えるわけだから、パイも大きくなるがパイを分ける人数も多くなるので、別に増えてる場所に行くほうが有利ってわけじゃないだろうに。人口増える地域ほど儲けれるなら中東アフリカにでも行けばいいのに、なぜか世界的に見れば出生率の低い欧米や中国に行くことばかり推奨されてる。不思議なものだ。
日本ユニセフ協会に電凸!・詐欺師アグネスチャンと日本ユニセフ協会の詐欺行為を糾弾!・危険なソマリアに行くと虚偽宣伝し、実際には安全で美しい観光地ソマリランドのハルゲイサに旅行・日本テレビと毎日新聞にも電凸
ttp://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-3749.html
本丸の日本ユニセフ協会(0120-88-1052)に電凸した!
相手は●田さんという男性で、対応は丁寧だった。
――――――
俺
2月16日にネットでアグネスチャンがソマリアに視察しに行くというニュースを見て「凄い!」と思いました。
ところが、その後、日本ユニセフ協会の「お知らせ」を見たら、アグネスチャンが行ったのはソマリアではなくソマリランド共和国だと判りました。
ネットのニュースというのは日本テレビやスポーツ報知のニュースなのですが、「危険度最高レベルのソマリア」とか「アグネスチャンは遺書を書いた」などと報じていましたが、ソマリアではなくソマリランド共和国ならとても安全な所ですし、遺書を書いたなどと宣伝する必要もありません。
アグネスチャンの行動は募金集めの宣伝の一環として行っているのですから、嘘の宣伝はやってはならないことです。
少々お待ち下さい。
(2分)
「ソマリランド」というのは間違いです。
俺
えっ?!
では、アグネスチャンは、ソマリランドではなく、本当に超危険なソマリアに行ったんですか?
はい。
「ソマリランド」という表記そのものが間違いでした。
正しくは「ソマリア」で良かったのです。
俺
でもね。
私が2月16日夜に見た日本ユニセフ協会の「お知らせ」には、アグネスチャンの到着先として具体的にソマリランドの「ハルゲイサ」という都市名やソマリランドに関する説明までしてあったんですよ。
あそこまでソマリランドに関する具体的説明をしていたのですから、「ソマリランド」の表記自体が間違っていた」ということは考えられません。
それと、私は2月16日夜に見た日本ユニセフ協会の「お知らせ」を見た後も、「ガジェット通信」というネットのニュースサイトで、治安が悪化し危険度最大レベルといわれ、外務省が「退避を勧告」しているほど危険な状態のソマリアに行くと言っておいて、実は驚くべきことにアグネスが渡航したのはソマリアではなくソマリランド共和国だった、と非難する記事を掲載していますよ。
日本ユニセフ協会は、自分のHPの「お知らせ」を訂正すると共に、ガジェット通信などにも抗議して訂正させますか?
少々お待ち下さい。
(5分)
お待たせしました。
先ほど私は「ソマリランドの表記自体が間違いだった」と申し上げましたが、「ソマリランド」は間違いではありません。
「ソマリランド」で良いのです。
俺
そうでしょ。
それと、「ソマリアのソマリランドに行った」と仰いましたが、ソマリアとソマリランドは違いますよ。
募金集めの宣伝活動として「危険な所に命がけで行く」と宣伝しておいて、実際にはアフリカで一番治安の良い安全な観光地に行くというのはおかしいでしょ。
俺
そんなことはありません。
・・・・・
俺
ソマリアは外務省が「退避を勧告」しているほど危険な状態ですが、ソマリランド共和国はアフリカで一番治安の良い所で普通に旅行会社が観光ツアーなども募集しています。
私の近所の旅行会社も「治安も良くて食事も安全なソマリランドで楽しいバカンス」などと勧誘しています。
「ソマリアのソマリランド」というのは詭弁で、昔一時期に同じ国だったことがあったというだけであり、現在ソマリランドはソマリアから完全に分裂し独立宣言し、事実上の政府が存在しています。
カネ集めと売名行為のために、危険なソマリアの行くと宣伝しておいて、実際にはアフリカで一番安全なソマリランドに行くのは、詐欺です。
少々お待ち下さい。
(5分)
アグネスチャンは当初は本当に危険な方のソマリアに行く予定でした。
ところが、現地の国連安全管理担当局がソマリアには入らないようにと要請してきたのです。
俺
それは事実として有り得ることですが、では、危険なソマリアに行くことを断念して、安全なソマリランドに行くことに決定したのは何時ですか?
それは良く調べないと分かりません。
俺
少なくとも、日本テレビやスポーツ報知などの報道があった2月15日や16日以降ではなく、もっとずっと前に決まっていたことでしょ?
・・・・・
俺
アグネスチャンが2月15日に羽田空港を出発するより、ずっと前にソマリアではなく、ソマリランド共和国に行くと決まっていたのに、日本ユニセフ協会はマスコミに「危険なソマリア」に行くとプレスリリースしたんでしょ。
実際に日本テレビやスポーツ報知は、「危険度最高レベルのソマリア」とか「アグネスチャンは遺書を書いた」とか報道したのですよ。
それと、アグネスチャン自身が、「アグネス・チャン オフィシャルサイト」とかいうブログかHPで一言も「ソマリランド」とは述べずに、「危険なソマリア」を強調して「遺書を書きました」などと悪質な宣伝をしているのですから、やはり詐欺でしょう。
いや、ソマリランドだって絶対に100%安全とは言い切れないのですから、遺書を書くことには問題ないと思います。
俺
「100%絶対安全じゃない」とか言い出したら、東京だって100%絶対安全じゃありません。
・・・・・
俺
日本ユニセフ協会やアグネスチャンは募金活動のために「ソマリアに行く」と宣伝しているわけです。
善意の人々に対して「アグネスチャンが命がけでソマリアに行っているんだから自分も募金に協力しよう。」と思わせて寄付させようという意図がアリアリです。
これは犯罪です。
日本ユニセフ協会とアグネスチャンは、自分達のHPで今までの虚偽宣伝を訂正し謝罪するべきです。
更に、マスコミに対してもこれまでのプレスリリースに虚偽があったことを伝えて訂正するようにしてください。
はい、分かりました。
俺
広報担当だけはなく、アグネスチャンにも伝えて、必ずこれまでの誤解を招く宣伝を謝罪して訂正してください。
そうでなければ、然るべきところに告発することを検討しています。
分かりました。
日本が嫌いなら・・・
ttp://copipe.info/archives/11068
日本が嫌いな奴は、アメリカ陸軍 グリーンカード兵士で検索しろ
いまイラクで兵が足りないから軍は35〜40才ぐらいまで取るぜ
外国人が志願すれば事務所でグリーンカードもらえて、兵士終えれば市民権もOK
日本人も結構いる
日本と違うから男女差別無しに意思あれば女も前線兵士として取るぜ。
こないだのタクシー雲ちゃん刺したアフリカ人は現地採用のグリーンカード兵士
そういうDQN男でもとるってこった
大統領変わってイラクが落ち着きそうなところで志願したら?いまんところ、月に死ぬのは数人らしいし
低学歴・在日・氷河期・混血いずれにしても現状から抜け出し日本人をやめるチャンス
ここ何年かでアメリカの軍艦がしずめられた話は無いし、今後もないだろうから
絶対に死にたくなければこちらがオススメ
海に出れば長期にわたり休暇もなく酒も飲めないし娯楽もないので日本で逃げたんだろう
ちなみに
留学生がアメリカの大学在籍中に州兵に志願すれば市民権がとれるだけでなく学費は只になり
アグネス・チャン「ソマリアの夜明けはまだ来ません」 アパーム!弾もってこーい!!
ttp://netouyonews.net/archives/2682389.html
11 名前: 目打ち(アラバマ州)[sage]:2010/02/19(金) 17:41:39.49 ID:ruGKKDiY
»5
>無政府状態の続く東アフリカ・ソマリア北西部のハルゲイサ
上手い事書いてるなww
6 名前: 鍋(catv?) []:2010/02/19(金) 17:39:31.23 ID:p8Th2qvA
18 名前: プリズム(アラバマ州)[sage]:2010/02/19(金) 17:44:46.74 ID:GePDucpj
24 名前: カンナ(関東・甲信越) []:2010/02/19(金) 17:48:47.76 ID:1EMkAvL5
いいからチベットいけや
25 名前: 平天(東京都) []:2010/02/19(金) 17:49:06.26 ID:eTyABMs/
国際的に承認されてないからって
さすがに卑怯なんじゃないだろうか
36 名前: 修正液(長屋) []:2010/02/19(金) 17:55:46.42 ID:YIjjUkSV
巻き込まれて、苦しむ子供たち。
ソマリアの夜明けはまだ来ません。
ソマリランド民「はぁ?」
ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1229272158/
18 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 01:49:59 神 ID: ???
前スレ>996 ケイレイたん
実際問題として、現代科学文明にイスラム法学者が適応不全を起こしてしまっているのが、ムスリムの貧困化の最大の原因でもあるのですねい。そのために女性の労働生産性が低いままに抑えられ、また農耕などの一次産業への投資が軽視されやすい、という。
特に時間概念があまりに大雑把過ぎるのと、責任意識や義務意識の特異性が、近代産業の導入の最大の障害であるという。そういう連中が世界にはびこっているわけで、そりゃ現代社会にとってお荷物にもなるわな、という。
25 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 01:51:40 神 ID: ???
とりあえず、イスラムを敵とみなしているロシア人に、中東を任せ、西側メディアを5年ほど入れなければ、全て上手くいくと考えている私(w
87 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:23:07 神 ID: ???
日本は、こういう形で鬱憤をぶつけても、へらへら笑って受け流すから、よけいかさにかかって突っかかっているだけではないかと思うのですが。というか、基本的に日本人は、敵役にされても平気な顔をしていられる癖を持っていますし。
悪役みたいな存在感を要求される役は、座長の様な貫禄のある役者じゃないとできない、みたいな歌舞伎以来の伝統も背景にあるのでしょうが。
まあ、勝者ゆえの余裕というのがあるのではないかと。そしてそういうのが、彼らにとっては憎たらしくてならないのかもしれません。なにしろ白人は神に選ばれた民族であり、世界を文明化させる指導者のはずだったのですから。
で、実際にはそちらでは営農指導その他で日本に完全に水をあけられてしまっている、という事実があるわけで。
サマワの一件が、欧米に与えた衝撃がどれほどのものであったか、日本では報道されませんが、新たな日本脅威論に繋がったりしていますから。
111 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:33:05 神 ID: ???
>91 七猫伍長たん アメリカ民主党内には、そういう意味で、新たな日本脅威論が持ち上がっていたりします。
つまり、アメリカが世界秩序のために陸軍部隊を派遣する際、もはや単独での派遣は無理なくらい国力が低下しておりますが、最大の同盟国である日本にも出兵させると、日本に現地でのイニシアチブを奪われ、結果的にアメリカの影響力が低下し、日本の影響力が増大するだけなのではないか、という。
実際、今ロシアとトルコが日本にありとあらゆる形でモーションをかけてきていますが、それもサマワの一件と、今回の金融危機での被害の少なさもあっての事ですし。トルコが名指しでキルクーク周辺の石油利権を日本に独占させようとしたり、ロシアが北方領土四島変換その他、日本がかつて出した条件を全て飲む、と水面下でカードを切ってきたのは、アメリカのイラク撤退後の中東の混乱の収束に日本を引きずり込もうとしての事ですし。
ちなみに、今の陸自の規模は、縮小されたとはいえ、欧州各国と比較するならば十分に大きな規模を維持しており、かつ錬度は高く、能力はサマワで折り紙つき、装備も優秀、ですし。そしてロシアとしては、自国と共同防衛協定を締結すれば、アメリカの核の傘と同時に自国の核の傘を日本にかざすから、陸自の他国への転用も可能になる、と、そういうアプローチまでしてきております。
121 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:36:53 神 ID: ???
>96さん 簡単に言えば、現地の宗教的なタブーに干渉しないようにする、現地の文化を尊重する、それを陸自が心がけたためです。そのために、事前に地誌情報その他の収集に全力を挙げていましたし、昔から続けられてきていた対アラブ営農指導の関係者から情報の提供を受けたりしていますから。
そうした、現地住人を尊重する姿勢と、現地のインフラの復旧や、金銭的支援、各種復興事業による職の提供といった諸々が、現地住人との友好関係の構築に役に立ったわけです。
131 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:42:00 神 ID: ???
>100さん そんな皮相的な話じゃないです。当時、サマワの部族長らと自衛隊の関係は非常に友好的であり、逆にイランの支援を受けた武装組織がサマワに侵入しようとするのを、部族長らの私兵が実力で排除したり、と、報道されない所で激烈な戦闘が発生していたりしていました。
ところが、自衛隊が撤収したとたんにサマワでは浸透した武装勢力が交代で入った英軍部隊への攻撃を行い始め、治安状況は一気に悪化しました。
つまり、白人ではできない事を、黄色人種である日本人はやってのける、という実力を見せたわけですね。
そして、日本がその経済力、技術力背景に、再軍備を行っての軍事力の展開による秩序維持活動を行えば、EUの世界に対する影響力は一気に失われかねないわけです。
そして、それは白人富裕層の支持者が多いアメリカ民主党にとっても共有される脅威なわけです。
134 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:44:38 神 ID: ???
>114さん メドは、北方領土四島返還を、条件として提示していますよ? この前のコミニュケでそう明言しましたでしょう?
実はそれに一番抵抗しているのが、麻生さんと陸自だったりします。つまり、四島返還の裏にある、ロシアの安全保障上の日本側からの保障の確約である、共同防衛協定締結に、麻生さんと陸自が難色を示しているのですね。
137 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:46:00 神 ID: ???
>124さん
まあ、書き込める情勢になりつつある、と、そういう事だと思ってください。
日本にとっては、かなり追い込まれつつある情勢である、ということで。
142 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:51:28 神 ID: ???
>125さん まあ、30日のオフ会で、質問があったら話すかもしれません。その後の裏側で進んだ諸々については。
>126さん そうした事前の研究がしっかりしていたから、というのは、当然ありますね。やはり失敗は一番の参考資料ということで。
>129さん 他国の軍隊であるオランダ軍は、実はおかざりで、実は現地の部族長らの私兵を高給でやとってボディーガードとして使っていたんです、陸自は。それは新聞には出ませんでしたが。なので、当時、ちょこちょこ迫撃砲弾が打ち込まれたのは、あれは現地住人のやらせで、こういう事もあるからボディガードとして雇い続けてね、というメッセージだったりするのでした。実際、結婚式があるから金が必要なので、一発打ち込んで、ボディーガード料をちょっと色つけてもらった、とか、そういう話は実際にありましたから(w で、陸自も判っていて、御祝儀代わりにボディーガード料を色つけていたりしたわけで(w
144 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:53:10 神 ID: ???
>130さん
それをやろうにも、やはり白人ならではのムスリムとの抗争の歴史や、植民地支配の歴史が邪魔するんですよね。
実際、カンボジアPKOでの白人関係者の傍若無人な振る舞いは、日本国内では報道されませんでしたが、相当酷いものでしたから。
まあ、日本のマスコミ関係者の傍若無人と傲慢ぶりも、全世界的に有名ではありますが(苦笑
150 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:56:48 神 ID: ???
>140さん 麻生さんは、逆にそこで落としたいとしています。ただ、ロシア側が切ってきたカードが、日本国民にとってもあまりに魅力的過ぎて、おおっぴらに出来なかったりしますし。長期的には、とんでもないヤバイ話なんですが。特に今後四年はアメリカは民主党政権なわけで。
実はロシアは、アメリカが日露土の関係深化に対して、特に妨害できないと、オバマ政権成立で見切って、今外交的攻勢をしかけてきているのですね。
154 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 02:59:03 神 ID: ???
>141さん
それは無理です。今EUは主要エネルギーをロシアに握られていて、しかもこのままですと、散々いじめたトルコとロシアに中東の石油まで押さえられそうなわけで、なりふり構っていられませんから。しかも今回の金融危機で受けたダメージと、この10年での製造業のダメージで、国内経済ががたがたですし。なんとしても、地歩を回復しないとならず、しかし自力ではそれは無理なので、ロシアや日本の足を引っ張るためなら、なんでもやりかねなかったりしますし。
163 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:04:00 神 ID: ???
>145さん
いえ、あの石油の暴騰の時期にも、日本に安定して中東から石油が供給され続けた、その事実に日本人はなんら疑問を差し挟んではいませんが、あれは福田さんが行った中東外交の成果なのですね。
あと、ロシアとの平和条約締結の流れも、小泉さんから始まって、福田さんが確実化させたわけで。
ただ、まさかオバマが大統領になるとは、当時の自民党は考えていなかったですし、なったとしてもここまでアホだとは、予想もできなかったわけで。なにしろヒラリーを国務長官にするなんて、予想だにできなかった事態でしたから。
それをみて、逆にロシア側がイニシアチブをとって、外交攻勢に出てきているのですねい。
>146 七猫伍長たん
G8で三番目の人口大国で、二番目のGDP大国で、そして最も安定した金融市場を持ち、最も安定した製造業を持ち、極めて高度な産業技術を持つ国です。評価されないわけがないです。
169 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:07:21 神 ID: ???
>151さん です。日銀砲といい、日本は金を使って揉め事を上手く片付ける国、という評価であり、それは今の世界各国のどこもまねできない事ですから。つまり、金をばら撒く先を上手く見極め、やらずぶったくりをさせないノウハウがある、という事ですし。そこが中国と日本の、世界からの評価の差ですね。
インドネシアの大津波の時も、なんだかんだで支援金額の競争になりましたが、その額を約束どおり支払ったのは日本だけというのも、後進国にとっては日本に対する信頼の背景あったりします。
175 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:10:28 神 ID: ???
>155さん いえ、マケインが大統領なら、日露共同防衛協定は、日本にとっては絶好の妙手なんですよ。
日米安保と日露防衛協定と、この二つが働いて、米露は事実上の軍事同盟国同士になれるわけですから。
そして、国力や軍事力の実力差からいっても、その中でイニシアチブを握るのはアメリカであって、そうなれば、アメリカを日露でサポートする形で、ユーラシア大陸と、その周辺の洋上交通網の安全確保がなされたわけで。
ところが、よりにもよってオバマが大統領に選ばれてしまったために、その流れが今大きく混乱してしまっているのですね。
178 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:12:18 神 ID: ???
>161さん まさかムスリムファシストとユーロマフィアが結託して、ここまで世界秩序を混乱させるとは、当時の誰もが予想もできなかったわけで。まあ、フリーマントルは、予想していましたが。
というわけで、ユーロマフィアという巨大な犯罪共同体を野放しにしてきたEU構成国の怠慢が、今のこの状況を招いたとも、私は考えております。
182 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:13:49 神 ID: ???
>165さん それも、水面下でメドは提示してきています。で、麻生さんも陸自も真っ青になって、その情報の流出を抑えてきました。私が知ったのも、ごく最近の事です。
194 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:18:31 神 ID: ???
>180さん だから、小泉さん以来、ずっと水面下で話をプーチン帝と続けてきていたんですよ。で、今回の金融危機で中国が破綻するのが確実視できるようになったので、ロシア側が一気に日本側に主軸を移して外交攻勢をかけてきたわけです。
ちなみに>182ですが、私が聞いたのは、樺太全島割譲案です。四島込みで。
198 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:20:04 神 ID: ???
>190さん 魅力的なんですよ。実際、自民党内でも、改憲も含めてそれを呑んでよいのではないか、という動きもあるくらいですから。ただ、現状オバマ政権がどうなるか全く先が見えないので、逆にロシアに日本がからめとられかねないわけで。
212 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:24:16 神 ID: ???
>199さん
その代わり、日露土で中東の安定化、対中政策におけるロシアとの協調、この二つで軍事力の行使も含めた協同が義務付けられるんですよ?
ロシアマフィアが暴れまくっている樺太と、住人がどんどん逃げ出しつつあって、インフラ維持もままならない四島と引き換えに、日本をシベリアも含む沿海州経済圏にリンクさせてしまえるならば、それは今のロシアにとっては願ってもない事なわけで。
今のシベリアにおけるロシア人人口は700万人でしかないわけです。そこに中国人の人口圧力がかかっているわけで、それに対抗するために日本を巻き込もうとしているわけで。
225 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:28:34 神 ID: ???
>216さん というか、ロシアの長期的戦略は、日本の経済的植民地になって、逆に日本経済にリンクして、経済基盤の復興、というものですから。で、その負担を抱え込めるかどうか、これまで散々日本は考えてきて、アメリカのサポートがあるならば、と、小泉さんの時に決断したのですね。
でも、それはアメリカがまともな判断力と、最低でも決断力のある大統領が続くことが前提であって、まさかオバマが、というのが現状なわけです。
235 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:31:51 神 ID: ???
>220さん だから、今、必死になって麻生さんが二島返還で、軍事協力義務の無い形での平和条約締結と経済協定を落としどころにしようと、がんばっているわけで。
でも、四島返還は長年日本側が主張してきた、平和条約締結の条件なわけで、それを全面的にロシア側が呑む、場合によっては樺太割譲も行う、とまで交渉材料に出してきた場合、これをどうやって拒否するのか、というのがあるのですね。なにしろ、戦後対露外交の全面否定になりますから。
だから、これまで極秘裏に話を進めてきたわけで、ですが、オバマ政権のせいで、そうも言っていられなくなりつつある、ということなわけです。
241 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:34:01 神 ID: ???
>226さん 当然、日本国籍とロシア国籍と、どちらを選ぶか選択させる事になるでしょうね。
>227さん だから、協同防衛協定なんですよ。ロシアにとっては、戦略核原潜の展開海域であるオホーツク海への出入り口を日本に割譲するわけですから、共同防衛協定の締結は絶対に譲れないわけで。それは麻生さんもわかっているんですね、国際的な外交上の常識から考えて。
251 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:38:20 神 ID: ???
>240さん 逆です。中国は経済的には全く信用の置けない国だというのが、今回の金融危機でばれましたから。
なんで今になってこれだけ石油をはじめとする各種原材料が暴落しているかといいますと、中国が高値の時に抑えた分を、今になって一方的にキャンセルしまくったせいなんですね。で、中国人は、キャンセルしても、その担当した公司が解散して、別人名義でなら、また資源は買えるし、もしくは欧州にペーパーカンパニーを立ち上げてそこが買って転売すればいいや、と、その程度の認識でしかいないという。
というわけで、ロシアは完全に中国を見限ったのでした。ロシアも資源輸出国ですから。
263 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:44:30 神 ID: ???
>253さん 韓国は今国内的に大混乱状況にあって、実はいつ戒厳令が発令されてもおかしくない状況なんですよ。
でも、戒厳令が発令されないんですよね。何故か最近になって判ったのですが、アキヒロ大統領が軍を統制できていない上、軍も含めた韓国上層部の相当深いところまで北に浸透されていて、下手に戒厳令を引いて軍を出動させてしまうと、北と呼応してクーデターを起こしかねない恐れがあるんだそうです。
なので、今日本がそれなりに韓国を支えざるを得ないのも、下手に韓国軍が動いて、北が南進し始めたら、大動乱になってしまうからで。
271 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:47:44 神 ID: ???
>262さん 違います。日本を人質にして、アメリカにユーラシアでの絶対的覇権、特に中東における覇権を認めさせよう、というのがロシアの対米外交目標でしょう。そのために、日本に自国経済をがっちりリンクさせて離れられないようにしようという。
アメリカと日本が、絶対に別れられない関係なのを判っていて、その日本をアメリカに対する人質にしようとしているのですよ、ロシアのツァーリは。さすがはプーチン帝です。勝負どころを見切っています。本当に惚れ惚れしますね。
278 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:50:34 神 ID: ???
>265さん まさか、そんなちんけな話じゃないですよ。ロシア全土への日本企業の展開を要求してきますし、そのための特別待遇も約束してきています。というか、サンクトペテルスブルグにトヨタが工場を建てたのと同様に、ロシアの各地に日本の企業の下請け工場が、中国から移ることになるのを、ロシアは狙っているわけで。
282 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 03:51:34 神 ID: ???
>272さん その追放されたのが、アメリカ留学組、日本留学組で、今残っているのは、国内純粋培養組だけなのです。
303 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 04:00:26 神 ID: ???
>277さん
中国の国内状況を知りうるならば、むしろ中国から急いで足抜けして、関係を切らないとならない状況にあるのが、明白なわけですが。しかもここ10年20年のスパンでいうならば、中国に対する沿岸封鎖すら考えねばならない時期に今来ているわけで。とてもじゃないですが、中国との経済関係の強化なんて、絶対にやってはいけない選択です。
理由としては、今中国の季節労働者という流民が2億人を超えた事、中国の水資源の70%が重度の汚染状態にある事、中国の地方軍閥のコントロールが中南海には出来ていないこと、農民暴動の発生件数が、とうとう発表できなくなってしまった事、そして全世界的に中国製品に対する忌諱意識が構成されてしまった事、があげられます。
そして韓国は、既に短期外債の償還すら日本から円ウォンスワップで得た金でドルを買って行わざるを得ない状況にあり、いつ各種外債がデフォルトするか判らない状況にあるわけです。そして、今度はIMFが関与してくれるかどうか
さえも判らないわけで、日本は今回の円ウォンスワップは、前々からの協定で出しただけで、あれは実質香典であり、その事は日銀内部の人間も、自民党内部の人間も公言しているわけで。
韓国の対外的信用は、日本経済が韓国経済を下請けにしている、というただその一点のみにあり、それを日本が放棄する事が決定されている以上、もう韓国は自力救済以外の道はなく、そのノウハウが彼らに残っているかというと、極めて悲観的にならざるを得ないわけです。
そして、その中韓両国の状況を見切って、ロシアが両国に代わる日本の下請け工業国になろうと、今回思いっきり外交攻勢をかけてきているわけです。
309 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 04:02:52 神 ID: ???
>284さん
違います。日露協同防衛協定が締結されたら、もうアメリカは日本を拠点にして対露戦争はできないんですよ。
日本が協同防衛協定に従ってアメリカへの軍事協力を拒否する義務を有することになりますから。同時に、ロシアも太平洋方面では対米戦争は起こせないわけですが、それは元々ロシアにとっては不可能ごとですから、別に痛くも痒くもないんですね。極論言うならば、カムチャッカの戦略原潜基地さえ維持できれば、国防は可能なわけで。
313 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 04:06:43 神 ID: ???
>298さん >299さん
重要なのは、日本の生産工学や産業技術のロシアへの移植であり、それに基づく国内産業の建て直しなんですよ。
あの韓国が、100年で成し遂げた事を、ロシアは後追いするつもりなんです。そういうタイムスパンでロシアは対日政策を決定したのです。で、ロシアというハートランドを抑える事で、ロシア周辺の産業用資源への優先的アクセスの権限を日本に許す事で、日本を一層ロシアに深入りさせよう、というのが、ロシアのたくらみなんですよ。
320 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 Mail: sage 投稿日: 2008/12/15(月) 04:10:43 神 ID: ???
>311さん そういう事です。いい加減、日本の産業界も自民党も、際限ない韓国の金寄越せ要求に愛想を尽かしたのです。
>312さん だから、日本企業という、世界で最も労働者を勤勉に働かせるシステムを有する集団を、国内に誘致しようとしているわけです。なんだかんだで、ロシア人は元々はやるときはやる民族ですから。そういう意味で、 Permalink | 記事への反応(1) | 21:13
http://ja.wikipedia.org/
未来年表 : 生活総研
http://seikatsusoken.jp/futuretimeline/
http://www.tanken.com/yosoku.html
みんなが望む方向に未来は変わっていくのかも、と思ったため。
10/30 ② 欧米式援助は「飼い殺し」
ttp://nihon9999.blog77.fc2.com/blog-entry-129.html
530 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2008/10/30(木) 02:23:35 ID:c3pCRCcs
あるNGOの人の話。
その人はアフリカとかいろんな所へ
寄付や慈善活動を行ってたが
かなりの苦労をしていた。
その人がペルーに行った時のこと。
「貧民街で支援物資を配るから」と、
いろんなものを用意していった。
支援物資を配るのに、
大人には米や塩、といった感じで配ってたが
フジモリはそんなのお構いなしに
べらぼうに支援物資を配っていた。
「なんでそんなテキトーに配るんですか?」と聞くと、
フジモリは
「とにかく渡せば知り合い同士で
足りないモノを物々交換する。
大事なのは自分自身の手で、
人々に現物を配るということ。
でないと物資を横流しされて終わる。
そして金なんぞ渡しても形として残らないから、
物々交換どころか奪い合いが始まるだけだ」
と。
それ以来そのNGOの人は、
現地に赴いて物資を全て手渡し、
しかも明細書も作らせ、現地に関係者を残し、
その後の経過もチェックするようにした。
結果的に物資横流しやワイロ要求などが
ウソのように無くなったそうな。
気がついたら、アフリカがあつい。一時、アフリカに滞在していた身としてはどうにもスルーできない言説が多いので、ここに少し考えを。
アフリカの問題はとても複雑でシビアです。特に日本人にはよくわからないことだらけ。国際協力関連で3年ぐらい彼の地で生活をしていましたが結局よくわからないまま、未だに理解できないことも多いです。知らないことに関しては口を出さない方が良いと思うのだけど、やはり生活していた土地に愛着もあり、この思いを伝えたいとも思ったので、長文になりますが興味のある方には読んで戴きたいです。
まず、ちきりんさんのこのエントリーは読んでいて悲しくなりました。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100207
よくわからないけどただこれだけはわかった、といって再植民地化が良いのじゃないかなあ、なんて暴力的すぎるんじゃないかな。アフリカの開発支援に関わった人がもしこのエントリーを読んだら、多くの人は悲しみや怒りを感じたりするのではないかと思いました。
そしてこのエントリ。
アフリカ大陸在住中 : http://anond.hatelabo.jp/20100209065146
この方は西アフリカ方面にいらっしゃるのかな?そう思ったのもヨーロッパという言葉がとても多く出てきたからだけなのですが、宗主国を限定されないようそういっただけなのかもしれません。自分がいた南部アフリカとは違う感じもありますが、通じるところもとてもあります。とても共感できました。
増田さんも仰ってますがアフリカと一言で言っても国や地域によって気候も言語も文化も種族も宗教も政治も経済も何もかもが異なります。この点については日本人感覚からは最も離れている、アフリカの現実の一つだと思います。アフリカ大陸の国や人々を一括りでアフリカと呼ぶことは、私たちが一括りでアジア扱いされるのと同じくらい乱暴なことかもしれません。私が関わっていた国には民族が2,3しかない国もあれば、100近くある国もありました。後者には公用語だけで10近い言語あり、同じ村にいるのに部族が違い、間に翻訳できる人が立たないと話し合いがスムーズに進まない場面に出会うこともあり、外部の人間としては国と呼ぶのも躊躇してしまうくらいでした。
そうした彼らですが、欧米先進国や日本、そして中国に対する考えや感情は一筋縄ではいかないとても複雑なものを持っていると思います。というのも、彼らの多くはこんな風に思っているように感じたからです。今現在生活できているのは多くがODAなどの開発援助や外国資本のサービスや製造品のおかげだ、だけどそのせいで国の一部の権力者や有力者が私腹を肥やしているのを知っている、でも彼らは独立の英雄だ彼らはすばらしい、だけど自分たちが貧しいまま生活しなければいけない、だから、おまえら外国人がもっとカネやモノを俺たちにくれればいいんじゃね。
そして、こちらのエントリーについてです。
「発展」と「アフリカ」 : http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20100208/p1
難しいこともいろいろいわれていて、よくわからない点もありますが、結論はおおむね賛同いたしました。
自分もそうですが、本当に私たち日本人はアフリカの問題についてよくわかっていないと思います。アフリカ大陸の歴史背景や今おかれている政治力学、そして国際開発・援助ビジネス。当然それらのことは今の私たちにとって無関心な事柄でしょう。しかしそれは同時に多くのアフリカの人々にとっても、理解しがたいものであるようにも思えます。
私は某セクターで日本などからODAで落ちてきたお金を有効に活用するため、現地組織に入り込んで様々なプログラムの支援を技術的に行っていました。多くの貧しい人たちとも関わってきましたが、現地のプログラムコーディネーターやその上司のマネージャーやディレクターなどとも関わってきました。彼らの中で政府組織に属しているぐらいの立場の人は多くが代々の権力者であったり、裕福でコネがあったりとった特権階級に近い人たちでした。ただ単に政治家的にその地位にいる人もいれば、本当に優秀で頭の回転も速く常識もあり、その地域と国の未来を考えて行動している人もいました。しかし彼らと話し一様に驚き残念に思ったのは、そうした人を動かす立場と責任にある人でさえ、まずお金が外国から貰えることが当然だと考えていることでした。そして、その支援国や団体のいうなりのままだということでした。しかしそのことについて、支援する側の人間が彼らを非難できないとも思いました。
例えば、その地域の人たちに有効にサービスを提供するためどうしたらよいか、現地スタッフは様々な議論や調整をして企画を立てます。しかし、支援者はその支援理由や報告責任やさまざまな政治性やビジネスなどが関わって、現地スタッフの企画をそのまま受け入れることができないケースが多々あります。そしてその支援団体がそのような活動にお金をだせないといったらそこで支援は打ち切りです。サービスを提供できないだけでありません。彼らの給料さえなくなってしまいます。なので現地スタッフは当然いわれるがままになります。そういうことが何十年と続くうちに、自発的に地域や住民のことを考えて意見を押し通すような気概のなるエリートは段々少なくなってゆくでしょう。どうしても「支援する・される」という一方的な力関係が開発支援には生まれてしまい、現地の人々の自助努力が生まれがたい土壌になっていることは否定できないと思います。
そういう反省を含め開発支援業界自体も、「持続性」というキーワードの下、非支援国の自発的な活動を助長するような支援ができるよう工夫し続けています。しかし、持続性が形成されるためには社会の様々なセクターが有機的に関係し合いよい影響を与えあう必要がありますが、実際そうした広い視野を持って支援することはとても難しいのが現状です。例えば、田舎に学校を建てるということは、その地位の子供に教育を施すだけではなく、同時に教育者を育成するということでもあり、教育教材を作るということでもあり、教育そのものの内容を作るということでもあります。しかし、そのような広い視野での支援体制を長い時間をかけてじっくり進めるプロジェクトが始まったとして、果たして成功するのでしょうか。教育という国の根幹に関わるようなことに対して、じっくりと腰を据えて政治的にも経済的にも向き合っていける支援者が存在するでしょうか。私の想像する限りでは、存在するようには思えません。
まず、ODAなどは税金ですし、NPOやNGO、企業であっても、支援する側はその活動内容をきちんと報告しなければなりませんし、成果と結果が必要になってきます。なのであまりに大規模な支援はその先行きが読めない分、そのようなプロジェクト自体成立しがたいでしょう。また、以前に比べればあからさまではなくなってきましたが、支援側も多かれ少なかれ見返りというか利益を計算して支援しているところがあります。ODAであっても、その国の開発支援団体にその予算の一部が当然ゆきますし、都市インフラであれば自国に関わる土建屋や製造関係へお金が落ちるようになっていたり、保健セクターであれば薬剤などを通して自国の製薬会社にお金が回るでしょう。また被支援国の資源に関わる利権を求めるケースもあるでしょう。また専門分野の人材開発や研究などもそうした特殊地域でなければできないことも多々あると思います。そうした開発支援にかかわる政治性やビジネスがあっての支援でもありますので、あまりに大規模な支援はマネージメントしづらいので、やはり成立しにくいでしょう。
結局、アフリカの人々はそうした先進国の支援に振り回され続けているというのが現状なのではないでしょうか。なぜ今、自分たちが支援を受けているかといえば、かつて植民地化され支配された代償だというでしょう。代償なのだから貰って当たり前、求めて当たり前です。今まで奪う立場だったものが、与える立場になっただけ。今まで奪われる立場だった者が与えられる立場になっただけ。なのに、貰うばかり、ほしがるばかりで働かない、自発的に国が機能しないと責められても、自分たちが作った国でもないのになぜそんなことをいわれればいけないのか、彼らにはよくわからないのではないでしょうか。そもそも独立したときに勝ち取った国は彼らにとって必要なものだったのでしょうか。そしていま、代償として先進国のカネやモノをうけとっていますが、実際彼らは何を失ったのでしょうか。そしてそれは私たちが代償として払わなければいけないモノなのでしょうか。正直わからないことだらけです。アフリカの様々な地域の人々のそれぞれがそれぞれに、様々なことを思っているというのが現状なのではないかと今は思っています。
先日、島田紳助さんが司会をする番組で外務省を辞めNGOをたちあげ、スーダンへ渡り、現地で医療を施している川原さんという方が紹介されました。島田紳助さんのボランティアや支援に対する熱い思いが放送され続ける中、川原さんが二つとても心に残ることを仰いました。一つは治療などを現地の人にしても必ずお金を取ること。二つ目は正直むかつくことも多いけど、ここには小さいけれど未来を照らす明るさのようなものがあるということ。曖昧ですが、そのようなことだったと記憶しています。
長く紛争の続いたスーダンは未だに危険な地域と聞いています。そのようなとても限界度の高い地域にいても、医療サービスに対してきちんとお金を取るという根本的なことをやり続けることはとても大変だと思います。しかし、支援という名の下にモノとカネを垂れ流すことの無意味さ空しさを理解しているからだと思いますし、現地の人ひとりひとりと対等に向き合っているからだと思いました。払う払うといって逃げ続ける人、借金を踏み倒す人、そんな人もたくさんいるかもしれません。それでも、川原さんがそんな人々に未来を見いだしてしまうのは、なぜでしょうか。アフリカに限らず、東南アジアや太平洋州、南米などの貧しく何もないけど、ただただ自然はある、というような土地で暮らしたことがあるような方なら、具体的に思うところは違うかもしれませんが、この川原さんの言葉のいわんとするところはどこかわかるのではないでしょうか。
わたしの場合は、どんどん閉塞してゆく日本での生活を突き破り得るモノをアフリカで感じました。素朴さやふてぶてしさや狡賢さ、モノやお金や歴史なんてなくても何とかなるさ、生きていけるさ、死んだら死んだで悲しいけど仕方ないさと本気で思わせてしまう力。そうしたものを彼らから学びました。日本というか、先進国のフレームの内部でそんな意見をきいても単に痛い発言にしか聞こえないでしょう。でも仕方ないです。そう思ってしまったのだから。
最後にここまで読んで戴いた方に感謝します。そして、ここに述べたこともまた一増田の偏った意見でしかないと思ってください。まだまだ考慮しなければならない事や、語られなければならない事はたくさんあると思います。私が見てきたものもアフリカの一面でしかありません。そして結局のところ、世界がアフリカをアフリカという大きなフレームで見ている限りこの問題はどうにもならないと思います。なので、すこしでも彼の地に対する理解を深めてほしいと思い、自分の経験をこうして書きました。しかしやはり、狭い業界、特定されるのを避けるため、時や場所を明示せずに増田で語ったことを許してください。
アフリカでは今急激にインターネットインフラが整いつつあります。といってもまだまだISDNレベルの速度でも速いほうだし、利用できる人はアフリカ全体ではまだ1割もいないかもしれませんが、それでも彼ら自身の言葉がブログやソーシャルメディアを通して、彼ら自身の手によってどんどん世界に発信されていってます。私たちがインターネットを介して意識や社会が様々に変化していったように、彼らのそうした言葉を通してまた私たちと彼らの関係や、彼ら自身が変わってゆけば良いなと思うのはあまりに楽観的でしょうか。
よくやるよね
同情するふりしたって、未来を考えてるふりしたって、そんなのアフリカ人には関係ないよ
せっかく日本に生まれたんだから、自分の周りのことだけ考えて、おもしろおかしく生きてけばいいじゃん!
アフリカ人はみんな思うと思うよ
「アフリカとは」みたいな宙ぶらりんな話はもうええわい!
・・と思ったものだが、しかし、これは考え直してみると、
日本の援助とよく似通っている。
またマスタープランかい!また調査かい!
もう調査はええわい!はよ水ひいてくれや!
http://anond.hatelabo.jp/20100209065146
ヨーロッパに行った時に思ったのが、アラビア系もアフリカ系も、
日本という国は小さい国土だけど戦争吹っかけるわ電化製品とか作っててすごいわ、なんかアニメ作っててすごいわ。
とは思ってるみたいだけど、それは努力と言うよりもどちらかというと運で掴んだ物だと思ってるみたいだった。
同時にそれだったら自分たちの方が数倍エラくて憧れてもらえる対象だと思ってる。歴史もあるし。
王様はこんなに長い間いてエライんだぞ!という事を言ってくる人も居る。
(天皇家の事を話すと少し静かになる。日本ではエンペラーは居るけど彼らは政治に関与しちゃダメ、って話をすると凄いビックリする。)
だからちょっとでも邪険にするとアジア人やヨーロッパ人ビックリの勢いで自己主張から入る。
間違いを訂正すると、まず自分が正しい!という主張から入るので、
論理の筋道立てて、どうやって相手に間違ってると気付いて貰えるかの
ルートを組み立ててからじゃないと、間違いの訂正するのも一苦労。
という人が多かった。マスター所持者とか何年も働いた後でもこうなのだから現地の小学校とかカオスなんじゃなかろうか。
意識差は男女でも隔たりがあって、女子にも同じ様な感覚の人も勿論沢山いるけれど、
20代くらいで外国に来てまで勉強しようというのは親の意識と財力と社会的立場がデカイ上に
更に婚期を逃してたり、勉強することが人生の生き甲斐だったりと、やる気に満ちあふれた人の方が多い。
ので自己主張は強いけど、自己責任力も結構しっかりしてる精神的マッチョが多かった。
そして彼女たちは口を揃えて上手い事ヨーロッパに残りたいと言う。
故郷は世界で一番素敵な所だけれど、帰りたい場所ではない。わがままな人多いし。社会が上手く廻ってないし。
日本に帰ってきて気付いたのは、自分一番で悪い事は皆人のせいという考え方の人は世界中どこにでも結構居る事。
ヨーロッパにいるアフリカ人とかだと、こっちが笑っちゃう程明るく、後ろ暗い事何も無く
鼻につく位自分の事が大好きで、もしかすると或意味お前本当に一番かもしれないと思うような話っぷりの人が多いのに、
日本のそういう考え方の人は普段は全くそういう自己主張が無いのに、ある日の日記の文章に突然現れたり、
酔っぱらってる時の言葉の端々にいきなりそういう思想が見え隠れしたりする。
自分が実は悪いって本当は分かってるのに、目を逸らしてるだけの人も居るし、自分が悪いって事を認識出来ないって人も居る。
でも普段は、他のルールに沿って、シチュエーションに従って他人を立てる事を知っていたりするから、戸惑う。
反対に日本を出てしまうと自分が自己主張すれば勝ち!間違ってても勝ち!という責任回避!勝ち!みたいな発想の人に出くわす。
出くわす率で言ったら日本の数十倍とか数百倍だと思う。
日本の社会ではそういう考え方は受け入れられない、かっこ良くないのは分かってるから大っぴらに言えないんだろうけどね。
反対に自分の知ってる北アフリカとアラビア系の人だと、そういう考えでも言ったらスバラシイという所があると思った。
利己的になりたい人は居るんだろうけどそれを表に出すまでの筋道が
アフリカ(まあ北部の人しか知らないが)やアラビックの人と、日本人だと大分異なるから、
今のアフリカ諸国の様にならないんじゃないかなあ。
まあこんな事書いている自分だって、
悪いコトは他人のせいにしたら楽ちんって思うようなそういう所あるんだろうけれど、
今が頑張れるならいいじゃないかと思う。
その今がこの社会ではあまり頑張れないような気もしてきてるけど、これは又別の話。
http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20100208/p1
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100207
アフリカ大陸在住中(2年と半年)の身としてちょっと記録を残しておきたい。
論を構築するほどには、まだ深く関われていないので、雑が気程度として以下にメモを。
ただし、あるように「アフリカ」と一括りにするのは無理がありすぎる。
東西南北・中央で事情が全然違うし、各ブロック内でも国によって全く違う。
もっというと、国の中でも事情が全然違う。
ということで、私がいる国の特定地域の事情における日々雑感程度、ということで失礼。
彼らの言葉も借りながら、書いて言ってみよう。
なんとかして行きたい、と思う人は多い。あるいは、ヨーロッパの生活スタイルを自国で手に入れたい、と思っている人も多い。
というか、両方併せて大半がそう。
大体何処でもヨーロッパの衛星放送を観る事ができるので、そこから垣間見る、生活スタイルに憧れている。
なんとか同じ物を手に入れたい、という気持ちはもの凄く強い。
ヨーロッパと同じ生活をできないなんて、不公平だ!
ずるい!ダメだ!許せない!
と声高に叫んでみたりする。
それは、憧れの裏返しなのかもしれない。
良く文句言ってる。みんな。「大臣はあのプロジェクトで、不当な利益を得ている」なんて新聞報道はザラ。
でも、文句言っている自分も、取引の場では袖の下もらっていたりする。
狡いことは許せない。でも、自分が狡いのは全くもってOK。
こちらも人を使って仕事をしている以上、生産性の高い人間の給与が高くなるのは必定。
でも、
それに、あの人と私は、同じ大学の同じコースを同じように出ていて、同じインターンも経験しました。
だから、あの人の方が、私より給料が高いのは不公平です。
という人も多数。
でも、こちらとしては、同じ資料を一日で仕上げる人と、一週間かける人に、同じ給料は払えない。
不公平が嫌だ。
だから、ヨーロッパに行きたい。あそこは、文明が栄えていて、全てが公平なはずだ。
だから、テレビで見ているような生活ができるんだ。そう、公平なはずのヨーロッパに行けば、無条件であの生活が手に入る!
...........と短絡的に思い込み、ヨーロッパに不法入国、というパターンは少なくない。
あいつらが、全部搾取したんだ。
だから、俺たちは今こんなに貧乏で、テレビで見るような生活は出来ないんだ。
と、威勢のいい台詞は帰ってくる。
でも、ヨーロッパの業者が理詰めで説明すると、色を無くして全て言いなり。
あれだけ反対していた日本人の説明と、違うところは何処にも無いのに。
ともあれ、プライドは高い。
だから、俺たちは凄い。アジア人なんかよりもずっと優秀だ。
アフリカに国はたくさんあるけれど、その中でも俺たちが一番だ。
隣の国?観光客は多く来ているみたいだけど、大したことないよ。
プライドばっかり高いけど、中身と根性のひねくれ曲がった最低の国だよね!
と、ここの人たちは言う。
ちなみに、近隣国には休暇を利用して二カ国ほど旅行に行ったのだけど、全く同じような台詞が帰ってきた。
政府高官が中国との友好関係をアピールすると、「あいつら、絶対金をもらってるからそんなこと言うんだ」という。
日本製品は凄い。
品質100%だ。で、なんでもくれる。兎に角くれる。(恵んで)くれる。
...............そうだった昔は。
最近は全然親切じゃない。
何もくれない。ちょっと大きな家に住んで、車も買って、一年に2ヶ月くらい休みたいだけなのに、日本人は何もしてくれない。
おまけに、最近の日本製品は高いばっかり。品質も性能も中国製と変わらない。
もう、日本は凄くない。昔凄かっただけだ。
そうさ、結局俺たちの方が凄いんだ!
だから、俺たちアフリカの民のために、日本人は泥水を嘗めて、汗水垂らして働きやがれ!
それについて、曰く。
私たちは、そういった組織運営や社会システムの作り方を全然教わらなかった。
だから何も出来ないんだ。街にゴミがあふれているのはそのせいだ!
ヨーロッパは何も教えてくれなかったんだ!
そうだ、俺たちはナンバーワンなのに、出来ないのはそういうことだ!
俺たちには凄い能力があるんだ!だけど何もくれないし、教えてくれないのが悪いんだ!
だから、日本人、クレ!
仕事で失敗したのは、あなたが仕事の仕方を一から百まで教えてくれないから。
今日遅刻をしたのは、寝坊をしてしまった可哀想な私のことを、道行く車の誰もがピックアップして連れてきてくれなかったからです。
私が採用されなかったのは、他に採用された人が何か狡いことをしたから。
日本人は豊かだから、私に物を恵んでくれて当然。恵まないあなたは悪い人。
本当に豊かな人は、物を盗まれたって、「施しを与えた」とむしろ喜ぶはず。だから、盗んだ私は悪くなくて、盗まれた事を怒るあなたのほうが悪い。
街がゴミで汚いのは、教育を受けていない人たちが散らかすからで、教育を受けた私はそんなことはしない。だから私のせいじゃない。
私は教育を受けています。教育を受けた人は街のゴミ掃除なんかしません。だから、私が道に投げたゴミをひろうのは、学歴の無い彼らの仕事です。彼らが自分たちの仕事を怠けているだけなのです。
そんな、無教育・無教養の人が多いのは、ヨーロッパが愚民政策をしたから。私は悪くない。悪いのはヨーロッパ。
この決済は私の権限ではない。私の上司の権限だ。だから、決済遅れは私のせいじゃない。私の上司に直接聞かなかった、あなたが悪い。
私と同じ学歴・資格なのに、彼と給与に差を付けるあなたは、とっても悪い人だ!
私に仕事をさせようなんて、とんでもない!おかげでプライドを傷づけられて精神的被害をこうむった!精神被害は仕事をさせた、あなたのせいだ!
この事業が期日に終わらなければ、それだけ私は長い間給料を貰える。なのに、急いで片付けようとする日本人、あんたは私の仕事を奪う悪い人だ!
と、ここまで書いてきて思った。
外からネットを通じて日本を見ていると、随分こんな言説が目につくような気がするよ。
勿論、上に書いた事を、僕が住んでいる地域の人たち全員が言っているわけではないし、ネットで流れている言説が日本の全てではないのも分かっている。
でも、日本にもアフリカにも、同じような考え方や行動パターンの人たちが目につくところに、相当数いるということに確かなのかもしれない。
だとして、今の日本はいろんなストックを持っているけれど、そのストックを消費しきってしまったときはどうなるんだろう。
案外、今のアフリカ諸国は、そう遠くない将来の日本の姿なのかもしれない、などと思ってみた。
もっと書きたいけど、あんまり書くと特定されそう。なので、この辺で。
(てか、知ってる人の目にとまったらもうバレバレかもだけど)
ttp://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.html
神話その1
膨張した世界人口を養うだけの食糧が足りない。だから食糧増産が必要だ。
* インドでは、2億人の国民がお腹をすかせていたとき、6.25億ドル分の小麦・小麦粉と13億ドル分の米が輸出されていた(1995年)。
* 典型的な飢餓地域のバングラデシュでは、国民全員に2,000カロリーを供給して充分な量の米が生産されている。野菜・果物・豆類など他の食品を加えると、全国民を余裕を持って養うことができる量の食糧が生産されている。また肥沃な沖積土と水資源に恵まれたバングラデシュでは米だけで2倍も3倍も収穫量を増やす可能性があると推測されている。
* ブラジルでは、7,000万人の国民が充分食べられなかったときに、130億ドル分の食糧が輸出された(1994年)。
* アフリカでは、2億1,300万人が飢えるサハラ地方の国々が盛んに食糧を輸出している。1960年代末から70年代初頭に西アフリカ諸国が史上最悪の干ばつに襲われたときも、12.5億ドルもの食糧が輸出され続けた。1982~85年の干ばつのときもこれらの国からの食糧輸出は続いた。
* 先進国のアメリカでは、3,000万人が充分な食糧を確保できず、アメリカの子供たちの8.5%がお腹をすかせており、20.1%が飢餓に面している。一方、代々アメリカ政府と農家は過剰生産に頭を痛め、1995年にアメリカ政府は300万トン以上の穀類を海外に輸送するのを援助している。
世界の食糧供給事情は「過剰」の一言につきる。今日の世界では小麦や米などの穀類だけで全人口に毎日3,500カロリーを提供できる量が生産されている。野菜や豆、ナッツ、根菜、果物、草食の家畜肉、魚など他の食品も加えると、一人当たりに毎日4.3ポンド(約1.95キログラム)の食べ物がある。穀物と豆とナッツが2.5ポンド(1,133グラム)、果物と野菜が1ポンド(453グラム)、肉と牛乳と卵も1ポンド(453グラム)ぐらい。毎日食べていると太ってしまうほどの量だ。問題は多くの人があまりにも貧しくて、食べ物が目の前にあるのに買うことができないこと。世界で一番「餓えた」国にも国民全員が満腹になるだけの食糧がある。それでも飢餓が続き、餓えた国々から食糧や他の農産物が輸出されている。
(Hunger is real; scarcity is not.)
ボノは偽善者か?
ttp://meinesache.seesaa.net/article/26806761.html
U2の母国であるアイルランドでは、これまで作曲や作詞により得た印税に対して税金がかかりませんでした。それは貧しいアーティストを保護するために30年前に導入された税制だったのですが、U2を含む富豪アーティストに税の抜け穴として利用されていることが判明し、来年から50万ユーロ以上の収入に対して税金がかかるようになります。
するとU2は今年、版権を管理する会社を、アイルランドから、税金の安いオランダに移してしまったのです。年に数百億円を稼ぎ出すU2は、これにより、恐らく数十億円規模の税金を浮かせることになります。
製薬会社のパテントを糾弾する一方で、自分のパテント料はしたたかにガードしようとするボノ。決して裕福とは言えないアイルランド政府に圧力をかけ、アフリカへの政府支援額を二倍に増額させておきながら、自分はその政府に税金を払いたくないというボノ。これでは偽善と言われても仕方ありませんね。