2023-11-13

社畜になって学んだ20のこと

学んだというか、社畜生活を通して思ったことですが。

サラリーマンって書くと文字数が多いので社畜と書きました。

なので、社畜サラリーマンと読み替えてください。

基本的思い込みです。

1)2年間働けば何かしら身に付く

僕は社畜生活が2年間だった。

時間に換算すると、8時間×365日×2年で5840時間になる。

5000時間集中して取り組めば何かのエキスパートになれる説があり、

僕も、自分体験上、この説を支持している。

2)残業するのは効率が悪い証拠

3)ただし効率が良くても残業することになる

基本的に、社畜残業するのは効率が悪い証拠だと考えている。

残業お金目当ての意図的ものであることもあるし、

本人のスキルが足りてないからかもしれないし、原因はいろいろ。

もちろん情状酌量余地はあるものの、残業は悪だ。

ただ、効率が良いからといって、残業せずに済むほど社会は甘くない。

効率が良くても誰かに足を引っ張られて、残業することも多々ある。

僕も、50代のおっさんが頻繁にタバコ吸ってるせいで残業したことがある。

「いい加減にせい、お前は」とキレそうになった。

4)お金時間は両立しない

お金があったら、時間がない。

時間があったら、お金がない。

それだけ、はい

5)社畜になることは楽をすること

社畜になるというのは楽なことだと思う。

線路の上を走っている限り、何も考える必要がない。

意思を捨てれば良い。それだけで楽な人生が待ってる。

6)学生とは比較にならないほどの責任感が身に付く

社畜は、お金をもらって何かをしている以上、責任感が違う。

ある日職場放棄することなどしてはいけない。建前上は。

仕事責任もって完遂することで次の仕事が手に入る。

途中で投げ出したり、適当にやったりする奴に仕事はない。

ただし、責任感が身に付いたと思ったら、

残念ながら、それはあなた社畜になった証である

7)飲み会楽しいものとは限らない

忘年会送別会幹事だといろいろ気を使うのである

めんどくさいルールはあるし、話の合わない人とも話さなきゃいけない。

ただ、うちの会社は、上司が払ってくれるのでタダ飯は食えた。

それを差し引いても、決してすべての飲み会楽しいわけではない。

8)金曜日希望に満ちている

土日という社畜にとって至福の時間を前にした金曜日

頭の中は、業後のことでいっぱいである。

ただし、社畜には休日出勤というオプションがあるのでこの限りではない。

9)歯向かう相手は慎重に選ぶ

干されます。気をつけましょう。

10会社に使われるのではなく、会社を使う

僕が前職で一番尊敬していた人の言葉

自分はどうなれるのか。その過程会社をどう使えるのか。

それを考えて、会社を利用することが、社畜にできる数少ない抵抗

逆に、これを考えないと、本当の意味での社畜に成り下がる。

11)デキる人ほど辞めていく

12)ただし辞めた人がデキるとは限らない

経験則的に、これは正しい。

今の時代、デキる人なら転職やすいから、

より条件の良いところを見つけて移る。

しょうもないのばかりが残るので、中途採用を行う。

ちなみに、前述の尊敬する人も、僕の入社後数ヶ月で辞めた。

一方、僕のように、デキないのに自分能力を過信して辞める人間もいる。

しかし、これは、あながち間違った選択ではない、たぶん。

デキないのにデキないことを自覚せずに残るよりはマシだと信じてる。

どんなダメ人間でも、外に出ることで、自分ダメさ加減を認識できる。

13)資格なんて役に立たない

~検定1級持ってます

で?

TOEIC~点です!

で?

ごく一部の難関資格でない限り、持ってるだけじゃ役に立たない。

資格セルフブランドするためのツールツールは使えてなんぼ。

14)社畜には仕事を選ぶ権利がない

15)ランチ自分の想いを伝えるチャンス

社畜特に若年層の社畜仕事を選ぶ権利はない。

試しに「その仕事ちょっと…」と言ってみると良い。

その仕事をやってくれる中国人インド人は世の中に五万といる。

仕事ベースは信用。嫌な仕事でもやらないと信用は得られない。

逆に、信用を得られれば仕事をある程度選択できるようになる。

とは言え、自分のやりたいことがあるのが普通社畜である

その想いは、ランチ時間に伝えるのが正解だと思う。

業務時間中に言ってもスルーされるし、

飲み会中に言っても忘れられることが大半。

酔ってないけど砕けて話せるのが、ランチなのである

16)自分だけ特別扱いされることはない

これは、自分退職する時に陥りそうになった罠。

僕がFPとして働きたいと役員おっさんに言ったら、

好きな部署プロジェクトに移してやると言われた。

退職するって言って好きに異動できるなら、皆やってるわい。

よほどのことでない限り、自分けが特別扱いされることはない。

17)親の喜ぶ顔が見れる

思いつき。社畜=安定と考える親にの通用する。

少なくともニートになるよりかは親孝行になる。

18)中途採用の人は出世できないけど能力が高い

うちの会社の決定的にダメな部分。

新卒入社中間管理職層はしょうもないのが多かった。

一方で、中途の人は優秀であることが多かった。

なのに新卒の方が出世するスピードが速い。

もう少し一般化して考えてみる。

経験値というものは、社会通用するものとその会社固有のものに分けられる。

そして、その経験値というのは、1:2くらいの割合で貯まっていく、たぶん。

新卒で入った場合は、会社固有の経験値がかなり貯まる。

中途で入ってきた人は、社会通用する経験値がそれなりにある。

から新卒は社内で出世やすい。

が、結果的に年を経るほどに新卒は自社にしがみつくしかない。

一方で、転職数回の中途の場合、固有の経験値が少ないものの、

そもそもその固有の経験値バラエティーがあるから

気がつくと社会通用する経験値に転換されている。

19)社畜は格好の搾取対象

源泉徴収という制度がある限り、搾取は避けられない。

年金未納が増えたからって、未納者の保険料増額は非現実的

なら、確実に納めてくれる社畜保険料を増額すれば良い。

世の中にたくさんある所得に関する税制もすべてそう。

20社畜になることは不安定な道を選ぶこと

会社がなくなったら、どうするの?

社畜生活ほどリスキーものはない。

自分の腕一本で食えるようになるのが安定というもの

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん