そういうレベルの不利益なら「結婚して姓が変わりましたが、仕事の上で不便なので職場では旧姓を引き続き使わせて下さい」と周囲に一言言えばいいだけな気がする。そういうケースは個人的にゴロゴロ知ってる。
仮にそこで頭の固い上司が「それはダメ。たとえ不便でも戸籍の名前に変えろ」と言ったら、損害賠償とかそういった形で裁判に持ち込む、という流れにすれば良かったんじゃないかな。それなら世論の理解も得やすかったろうし。
え、やだよそんな未熟モンこっちに回さないでもらえるかな。
似合う人だけに着てほしいんだろ。
細かいこというけど、それは例外的夫婦別姓といいますねん。過去に自民党内で頓挫した案だけどね。
・5分待たせるときは、「2分でできます」じゃなくて「5分かかります」って言いましょう。
5分かかってはダメな人を騙して引き止めたら駄目です。
一般的には、叱られまいと少なく見積もるより、余裕を持った時間を伝えたほうが相手にとって有益です。
そういう時は何より正直に、必要な時間を伝えて相手に選択を委ねましょう。
・レジに並んだ人はよほどでなければ注文せずに店を出ません。
そうなっている人は簡単にマクドナルドやファミマに浮気しません。
5分じゃ間に合わない時は別のものを注文するから心配しないでください。
そんなことよりも2分が5分かかってしまったことのほうがよほどよっぽどです。
確かにチキンを2本頼みました。
1本が足りなかったために揚げたてを用意してくれたようですが、そういう時は2本とも揚げたてを入れましょう。
だって、大の大人なんだから2本ともぼくが食べるに決まってるじゃないですか。
うっかり揚げたてから食べてしまった後の2本目の味気なさといったら悲劇でした。
比較がなければ優劣なんてなかなか付けられるものではありません。
・大切なお客様は誰かを考えて下さい。
たまのクリスマスに沢山予約していくお客様と、いつものようにランチに利用してくれるお客様のどちらが大切か考えて下さい。
クリスマス予約の忙しさでないがしろにされると、普段使っている人間はとても悲しくなります。
クリスマス早く滅びろ。
呼ぶ呼ばないはともかく、「改姓によって不利益がある」という点をもって夫婦別姓を唱えるならば、
ただ「改姓によって被る不利益を少なくする」ことが、必要にして最小限の方策じゃん。
よく言われる夫婦別姓にしたときの子供の姓などは、単に手続き的な問題だけじゃなくて
「家族」というものをどう捉えるかということまで踏み込んだややこしい問題なわけじゃんか。
これについて新しい家族像についての有力な代替案もなければ、当然そのコンセンサスもとれてない。