はてなキーワード: 聲の形とは
例えばアメコミなんかだと「黒人ヒーローや女性ヒーローを出せ」と言って、実際にそういう作品も増えてきている訳で。
日本の作品だって聴覚障害なら「君の手がささやいている」や「聲の形」、車椅子なら「パーフェクトワールド」や「ジョゼと虎と魚たち」、自閉症なら「光とともに…」、など障害を扱ったフィクション作品は色々ある訳で。
感動ポルノとか揶揄されながらもそういうものに励まされたという当事者もいるんだよ。
「統合失調症に対する偏見を助長するな」とフィクションに対して言うのなら
「統合失調症の人が普通に学校に通って青春したり恋愛したり、仕事をして生活していったりヒーローとして活躍したりするようなフィクションを増やして欲しい」
という主張では何故ダメなのか。
いや実際需要あると思うけどね?
大暮維人とかやべえやつもいるけど
全体とおしてみると構成とか考えてんだなと思う
でもそれ踏まえても面白かったのは序盤、というか、最初の男の子、次のマーチ、ギリギリでマスクかぶったグーグーの話までだった
次のトーナメント?監獄島?の話から長くなってきたのとあんまりおもしろくなくなってきた
おぼっちゃん王子がでてきてから第一部の最終決戦あたりまではほんとしんどかった
長さとつまらなさで
もーそっからはgdgdでひどすぎる
一部みたいに章もわかれてなくてずっとだらだら続くから読むのがしんどい
一部でおわらせといてよかったと思う
触れた方がいい娯楽なんて何一つない(触れるか触れないか自分で好きに選べばいい)ので別に何も見なくていいんだが、2020秋アニメに限定すると「100万の命の上に俺は立っている」と「神達に拾われた男」のプレゼンをしたい。というか、友達がいないので無に向けて語りたい。
先に言っておくと「語りたい」だけで「面白い」とは一言も言ってない。「神達に拾われた男」は退屈といえば退屈(好きだけど)。「100万の命の上に俺は立っている」は面白いけど、別に2020秋アニメの中で1番だとは思っていない。
それはそれ、これはこれで、この2つの作品はテーマが「ありきたりなように見えてありきたりでない」ので、この微妙な部分について語りたくなった。
ちなみに2020秋で1番好きなのは「魔王城でおやすみ」です。理由は可愛いから。
なろう系のテンプレ、「現実で冴えなかった俺が異世界で無双する」話。だと思った?
大きく間違ってもいないんだが、微妙に違う。この作品は、「現実で周りに馴染めなかった俺が、異世界で評価されてみんなに受け入れられる」話。なんだよな。
最近のなろう系では「追放されて復讐する」系が流行ってるらしいが、この作品は「元の土地を追放されるも、別の土地では追放されず、優しい人に囲まれながら上手く生きていく」話なんだな。
この作品において、主人公を褒める周囲の人間というのは、「神輿を担ぐ下っ端」ではなく、「偉い偉いと褒めてくれる親戚のお爺さん」なんだよな。
そしてだからこそ、主人公は周囲の期待に応えようと頑張る。見ていて心があったまる話だよ。
「本好きの下克上」っぽさもあるけど、それより「けものフレンズ」に近いかもしれない。
設定だけ見ると「異世界GANTZ」とでも呼ぶのが妥当なのかもしれないが、この作品の1番の見所は「主人公(達)がダークヒーロー”ではない”」ところだと思う。捻くれた倫理観に固執してはいるけれども、決してそれが直接的に「かっこいい」ものとしては描かれていない。どちらかといえば、それは彼らの未熟さの一部なんだよな。
こういう描き方はある意味「聲の形」辺りに通じるところがあるかもしれない。
彼らは弱い。この世界に対して全く無力だ。でもそんな世界で自分を守るために、必死で強がって周囲を威嚇している。そういう姿が丁寧かつリアルに描かれている。
そんな必死で我武者羅に生きる姿が、最高にかっこ悪くて、かっこいい。
面白いよ。